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カテゴリー「趣味」の記事

2017年5月 9日 (火)

VERTEX VERTEX

1_000000002563 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

RATTの看板ヴォーカリスト、スティーヴン・パーシーが結成したバンド、ヴァーテックスの唯一のアルバム、「ヴァーテックス」、入荷しました。

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ARCADE、VICIOUS DELITEと、徐々にラットからはかけ離れていったサウンドを追求してきましたが、このバンドはかなりユニークなものとなっていると思います。

サウンドの要はドラマーのヒロ・クレタニなる日本人となっており、プログラミングを中心にミクスチャー、あるいはプログレ・メタルとでま形容できそうな幅広い音楽性を展開しています。

元々は94年にデビューした日米混合バンド、W-XXIに在籍していたヒロ・クレタニが、アーケイド時代のスティーヴンと知り合った事から派生したアイデアの様です。

更にこの二人に加え、ギタリストとして迎えられたのは、あのアル・ピトレリ。

マイケル・ボルトン、アリス・クーパー、エイジア、サヴァタージ、そしてメガデスと渡り歩いたこの人のキャリアは、まさに多種多様な音楽性を誇っており、このバンドのコンセプトにピッタリ合っていたと思われます。

ご存知の様にスティーヴンはけっして器用なヴォーカリストではなく、むしろ強烈な個性とカリスマ性、そして生粋のロッカーとしてのセンスを持ち味に支えられた人だと思います。

混迷する90年代メタル・シーンの中で、彼が選択しなければならなかったサウンドであった、と言ってしまえば簡単なのでしょうが、技巧派プレイヤーが実験的な音を繰り出す中でも自身の個性はけっしてスポイルされないという事を良く知っている結果がこれなのだと思います。

昨今のニューメタルの様な趣きも強い中、「TIME AND TIME」で見られる80年代からのファンへのプレゼントとも思えるナンバーが光ります。

奇しくも「TIME AFTER TIME」とタイトルが似ていますが、まさにエレ・ポップ・バラードと、パワー・バラードの合体となった様な趣向に思わず反応してしまう方も多いのではないでしょうか。

RATTとは全くの別物ですが、どうしても無視できない魅力のある1枚ではあります。

日本語解説は、キャプテン和田誠氏、さすがに言い得て妙といったライナーも興味深いところです。

2015年3月19日 (木)

GARY MOORE A DIFFERENT BEAT

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ゲイリーよ何処へ行く第2弾となったアルバムで、97年の「DARK DAYS IN PARADISE」に続く打込み系に目覚めたサウンドを展開した意欲作、「ディファレント・ビート」、入荷しました。

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前作ではゲイリーとは70年代から馴染みのあるクリス・タンガリーディスがプロデューサーに迎えられながら、デジタル・サウンドへの急接近がファンを驚かせたわけですが、本作では89年作の「AFTER THE WAR」以来エンジニアとして活躍してきたイアン・テイラーが共同プロデュースを務めています。

このテイラーさんは実はかなりの凄腕エンジニアで、これまでAC/DCやSCORPIONS、SAXON、そしてCHEAP TRICKのプロデューサーとして、特にギター音をダイナミックに聴かせる音作りに長けた人です。

そのCHEAP TRICKの曲でも有名な「SURRENDER」、もちろん同名異曲になるのですが、ここではゲイリー版トリップホップと言えそうなミステリアスなバラードとなっているのが耳を惹きます。

前作では旺盛な雑食性が目立ったと言うか、消化不良気味だったと言うか、インパクトだけが印象強いものとなりましたが、本作ではバックに同じメンバーを揃えた事もあり、良く咀嚼ができていると表現できると思います。

イアン・テイラーとの合体により、ゲイリーのブルース色も程よく生かされ、ジミ・ヘンドリックスの「FIRE」のカヴァーは、少しテンポアップしながらもほぼオリジナルに近い再現がされています。

ファットボーイ・スリムのブレイクビーツを導入した、その名も「FATBOY」や、曲名に唯一BLUESと入った「HOUSE FULL OF BLUES」のデジタル・ハード・ロックと言えるアレンジ、モダン・カントリーとでも表現できそうな「BRING MY BACK」等は、ゲイリーの研究熱心な結果であったと思います。

本作を以ってゲイリーの大胆な音楽探検は終結を見たのですが、かなりのやり尽くした感は確かに感じられると思います。

端々で聴けるゲイリー節が、再び彼をブルースへと回帰していく事を予想させる点も興味深いところで、そうした意味では晩年のゲイリー作品を考えると本作はやはり必要な寄り道であったのでしょう。

2014年4月26日 (土)

KISS UNMASKED

1_000000001665_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年作、キッスの低迷時代の象徴として挙げられるアルバム、「仮面の正体」、入荷しました。

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やがて訪れるハード・ロックのポップ化を予見していた1枚として忘れ難い1枚です。

本作制作時にはピーター・クリスがすでに脱退、後にエースと共に活動を続けるアントン・フィグが前作に続き参加してますが、アメコミ調のジャケット・デザイン、アルバム・タイトルからはいよいよキッスが素顔を晒すのかが話題となり、バンドの現状はリリース当時正式発表されていませんでした。

前作よりも全体的な印象はハード・ポップ寄りになり、キッスらしさが薄れた事により、アルバム自体の評価が低いのでしょうが、「SHANDI」、「TOMORROW」等のポール・スタンレー色は、キラキラした80’sを確実に先行していたと思います。

実際ハード・ロックとしての彼等の個性は封印されたわけでない事は、以降のメタリック路線で明らかになっていますが、ここでのKISSは完全にパブリック・イメージを裏切る事に専念していたのでは、と思えます。

時代を意識してのポップ転換ももちろんあったのでしょうが、ナイト・レンジャーやボン・ジョヴィが登場する前に、彼等はすでにこの種のサウンドを確立していた事に驚かされます。

確かに人気に陰りが出始めた作品ともなりましたが、続くエースの脱退、初のコンセプト・アルバム制作、そしてLAメタルへの真っ向勝負とメイクを落としていくKISSのキャリアの過渡期でもあったと思います。

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