NEAL SCHON LATE NITE
全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。
ご存知ジャーニーのギタリスト、二ール・ショーンの89年作、初のソロ・アルバムでとなった1枚、「レイト・ナイト」、入荷しました。
当時ジャーニーはすでに解散状態、ジョン・ウェイト等と結成したバッド・イングリッシュがシーンを賑わせた年でもありました。
ハード・ロッカーとしての側面をバッド・イングリッシュで体現していたとしたら、本作は当時のニールのメロウな部分が全開したサウンドと言えるでしょう。
フュージョン、AORともリンクするギター・インストがほとんどを占める内容の中に、これまでには見られなかったルーツ・ミュージック的なナンバーや、ダンサンブルなポップ展開も興味深いものとなっています。
ニールはその渋めの歌声も披露、シェリル・クロウをバック・ヴォーカルに迎える等、シンガーとしてもなかなか聴かせてくれます。
プロデュースのボブ・マーレットは、アリス・クーパー、アンヴィル、ブラック・サバス、ロブ・ハルフォード等と仕事をしてきた名手で、ここではキーボード参加、ソング・ライティングでも活躍しています。
ジャーニー・ファンにとっては嬉しい事に、ジョナサン・ケイン、ディーン・カストロノヴォ、スティーヴ・スミス、ランディ・ジャクソンの面々が参加しています。
更にジャズ界の大物ドラマー、オマー・ハキムの名前も並んでいます。
クリアで伸びのあるハイトーン・ギター、滑らかで燃え上がる様なニールのギターがここまでフィーチャーされたのはサンタナ、あるいはジャーニー初期以来だと思われますが、元々持ち合わせていたプログレッシヴなセンスが爆発しているのも見逃せません。
10分近くに及ぶドラマティックな大作、「THE THEME」でその美麗プレイが爆発、おそらくジャーニーで表現しきれなかったストレスを思いっきり発散したのではと思える超絶ギターが展開されています。
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