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2020年8月の29件の記事

2020年8月31日 (月)

DAVID LEE ROTH THE BEST

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

VAN HALENとして見事復帰、日本に在住もしていた事も伝えられたデヴィッド・リー・ロスが97年にリリースしたベスト盤、「ザ・ベスト」、入荷しました。

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新曲として「Don't Piss Me Off」が収録され、85年作の初ソロ名義となったミニ・アルバム、「Crazy From The Heat」を含む5枚のソロ作からセレクトされています。

 

 

本家ヴァン・ヘイレンがどんどんポップ寄りになっていく中、この人は自身のルーツを掘り下げる様にして渋い路線を突き詰めて行くのですが、80年代前半のキラキラしていたロック・スターのイメージはやはり拭いきれません。

 

その一方でマッチョでダンディ、というヴォーカリストとしての新しい魅力も備わったのも、同時代のメタル組の中では珍しいケースだったと思います。

 

MTVシーンでのヒット曲の他に、名曲がかなり多いのも見逃せません。

 

 

2020年8月30日 (日)

METALLICA ...AND JUSTICE FOR ALL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

メタリカの88年作の通産4作目となったアルバム、「メタル・ジャスティス」、入荷しました。

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メタル・モンスターとして覚醒したかの様なビッグ・セールスを上げ、その名を一気に上げる事になった1枚です。

 

彼等が好む好まないに関わらず、スラッシュの拡大解釈、メタルとしてメインストリームへ躍り出た瞬間でもあったと思います。

 

その反面、彼等の問題作の一つともされ、以降のバンドの進化毎に付いて回る批判的な見方も生んだのも事実だと思います。

 

メタリカに知性とプログレッシヴな音楽性を持ち込んだクリフ・バートンを文字通り失ったバンドは、悲壮感を隠そうともせず、深遠な歌詞と複雑な曲構成を極めていきます。

 

その結果ベースの音が聴こえない、プロデューサーを途中で変える等、どこか薄く思えるサウンド・プロダクションが指摘されました。

 

ただ彼等のリフの集大成とも思える数々の印象的かつ攻撃的なメロディは、今聴いてもその場から離れる事を容易に許してくれません。

 

また80年代後半、最も真摯にメタルに取り組んでいたとも思えるストイックな姿勢は、彼等へのリスペクトを増加させたのも大きかったと思います。

 

近寄ればリフで切りつけられる様な冷酷さに溢れていたのにも関わらず、全米TOP10入りしたという事実は、名曲「One」の存在の他に、やはり彼等のアティテュードが支持されたのが要因だったと思えます。

 

 

 

2020年8月29日 (土)

WINGER Ⅳ

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

前作の「Pull」からなんと13年ぶりとなった復活作、アルバム・タイトル通りウインガーの4作目、「Ⅳ」、入荷しました。

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メロディアス・ハードの名門レーベル、フロンティアーズに移籍したのも当然の様に思えますが、大きく期待を裏切らない手堅い復活第1弾と言えると思います。
(アメリカ盤は、なんとあのシュラプネル・レコードからリリースされています。)

 

キップ、レブ・ビーチ、ロッド・モーゲンスタインのオリジナル・メンバーに加え、ジョン・ロス、センク・エログルを新たに迎え、ツイン・ギター、キーボードをメインにした再結成となりました。

 

当時からすでにWHITESNAKEでも活躍していたレブは、ここではあくまでもメロディアスなプレイに徹し、幾分アダルトになったサウンドながらもウインガーらしいドラマティックなアルバムとなっています。

 

時代に即したモダンかつダークな面も、それ程意外にも思えない転身と感じるのは、元々彼等が良い意味で強烈に固定されたイメージを持たれていなかったからでしょうか。

 

幅広い音楽性による大人のハード・ロック路線、情緒過多にならないメロディアス・ハード方式、が以降のウインガー・サウンドとなっていった気がしますが、本作ではそこに至る模索中の実験性も随所に見られるのが興味深いところです。

 

ポリリズムとも思えるプログレッシヴ的なアプローチが面白い「BLUE SUEDE SHOES」、80年代の彼等ならおそらく手を付けなかったであろうビートにこだわったモダン・ロック風の「FOUR LEAF CLOVER」等が、そうした新機軸と言えるでしょう。

 

個人的には21世紀版「HEADED FOR A HEARTBREAK」とでも言えそうなパワー・バラード、「ON A DAY LIKE TODAY」に胸キュンしてしまいます。

 

 

2020年8月28日 (金)

DAVID LEE ROTH A LITTLE AIN'T ENOUGH

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

91年作、前作から3年ぶりとなったデイヴ・リー・ロスの通算3作目のオリジナル・フル・アルバム、「ア・リトル・エイント・イナフ」、入荷しました。

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ジャケットは大分地味目になってしまいましたが、中身は前作に勝るとも劣らない大パーティー・ロック大会、まさにダイヤモンド・デイヴの名に相応しいサウンドとなっています。

 

スティーヴ・ヴァイ、ビリー・シーンのいたスーパー・テクニック集団と決別、本作ではベテランを交えた職人的バンドを従えています。

 

ギターにはかつてマーティ・フリードマンとCACOPHONYで活動していたジェイソン・ベッカー。

 

超速弾きで知られていましたが、本作では手堅いプレイに徹しています。
(尚、彼は本作レコーディング中、難病であるALS発症という悲劇に見舞われ、喋るのも立つのも困難になったそうで、以降闘病を続けながら現在も音楽活動続行中です)

 

更にはルー・リード、エアロスミス、アリス・クーパーとの仕事で有名なスライド・ギターの名手、スティーヴ・ハンター、リズム隊にはグレッグとマットのビソネット兄弟、キーボードにはフリートウッド・マックのツアー・メンバーのブレット・タグルという布陣になっています。

 

86年の「セ・ラ・ヴィ」の大ヒットで知られるシンガー、ロビー・ネヴィルとの共作になったファースト・シングル、「A Lil' Ain't Enough」はいかにもデイヴらしいキャッチ―なハード・ロック・ナンバーでしたが、PVはMTVでは一時放映禁止になってしまいます。

 

過激な衣装の美女の大群、コスプレした小人の出演、更には特殊メイクによる超巨漢に変身したデイヴ、といった内容がいけなかったのでしょうか。

 

セカンド・シングルの「Sensible Shoes」のPVも、モノクロながらかなりの扇情的な内容により放映回数が少なかったのだとか。

 

グランジ、オルタナ旋風の中、80年代メタルの象徴であったデイヴはセールス的にはかなり苦戦したアルバムでしたが、各曲の完成度はかなり高く、今聴いてもウキウキできる好盤です。

 

当時からAEROSMITHの「Walk This Way」にそっくりの「Last Call」、そしてVan Halenの「Hot For Teacher」にしか聴こえない「It's Showtime!」が話題となりましたが、そんなご愛敬も含めて愛しい1枚です。

 

2020年8月27日 (木)

DOKKEN UNDER LOCK AND KEY

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

85年作、ドッケンのサード・アルバムとなった「アンダー・ロック・アンド・キー」、入荷しました。

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時代が完全に彼等に味方し始めたかの様に、勢いに乗ったナンバーが揃った大傑作です。

 

ラットやモトリーといった花形達とは違い、テクニック、そしてメロディの差で彼等が支持を得ていったのは、LAメタルという一過性のブームの中では特殊なケースだったと思います。

 

事実女性人気も大きな支えとなっていた多くのヘアメタル群とは違い、男性ファンがかなり多かったのではないでしょうか。

 

オープニングの「UNCHAIN THE NIGHT」から一気にメロディの高波に襲われる様なインパクトは、今聴いても十分刺激的だと思われます。

 

当時のポップ・メタル・バンドの多くがアンセム型のストロングなナンバーをアルバム1曲目に配していた事を考えると、本作の特殊性もわかろうと言うものです。

 

時代はまだまだヴィジュアルを重要視したキラキラ・バンドが隆盛期を迎えようとしていた頃で、ジャケットに映る4人の姿も実にそれっぽいのが改めて印象的に見てとれます。

 

ドッケンが果たした役割は実に大きかった筈で、彼等がLAメタル一派と呼ばれ続けたのは良く良く考えるとおかしい事に思えます。

 

ドン・ドッケンの欧州的なメロディ・センス、ジョージ・リンチの特徴的なギターという二大個性を軸に、これ程までに美しいHR/HMを力強く聴かせてくれたバンドがこの時点では他に皆無であった事を考慮すると、彼等は以降「メロディアス・ハード」という言葉でカテゴライズされていくバンドの初期モデルであったとするのが一番合っている気がします。

 

「IN MY DREAMS」や「WILL THE SUN RISE」の憎らしいほどのせつなさ、「LIGHTNIN' STRIKES AGAIN」や「IT'S NOT LOVE」のゾクゾクする様な高揚感は、この時代にあっては確かに奇跡的な完成度であったと思います。

 

 

2020年8月26日 (水)

IMPELLITTERI SCREAMING SYMPHONY

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インペリテリのオリジナル・フル・アルバムとしては、通産4作目となった「スクリーミング・シンフォニー」、入荷しました。

 

 

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デビュー当時からグラハム・ボネットとの合流、速弾き、音の多さ等で、イングヴェイと比較され続けてきたクリス・インペリテリが、開き直る様にしてネオクラシカル・メタルの王道路線を突き進んでいます。

 

ロブ・ロックの優れた資質を生かしながら、スピーディーでドラマチックなメタルを燃え上がる様な勢いで聴かせてくれます。

 

全体を覆うクランチーなリフは、明らかにインペリテリの個性を主張したもので、イングヴェイとのプレイに差別化を図っている感もあります。

 

スロー・ナンバーを一切廃し、疾走するメロディック・チューンが一気にメタルの醍醐味を教えてくれる本作は、時代やシーンに関係なく、最早普遍性を勝ち得たと思えるメタル独特の高揚感、陶酔感で詰まっています。

 

ネオクラシカルという言葉に先入観を持ってしまう方にとっても、まず入門編としてこの1枚をおすすめします。

 

とにかく各曲のメロディ作りが見事です。

 

2020年8月25日 (火)

BOSTON GREATEST HITS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

97年リリース、出るべくして出たボストンの初のベスト盤、「グレイテスト・ヒッツ」、入荷しました。

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76年の「幻想飛行」での衝撃的なデビュー以来、21年間の中でリリースされたアルバムは4枚という超寡作ぶりは最早このバンドの個性でもあると思いますが、いつの時代もアメリカを代表するプログレ・ハード・バンドであった彼等のブランドはさすがにベスト盤で聴くと豪華絢爛としか言いようがありません。

 

「幻想飛行」、「ドント・ルック・バック 新惑星着陸」だけで2000万枚以上のセールスを誇るだけに、この2枚のアルバムからのナンバーが9曲もセレクトされていますが、コアなファンにとっては嬉しい編集となりました。

 

まず96年にリマスターが施されている様で、全曲が時代に関わらず同レベルでの音質で統一されたのは大きかったと思います。

 

元々普遍性の高いポップ・センスが売りのバンドなだけに、違和感無く代表曲が並んでいます。

 

更に本作のために用意された新曲3曲が収録された事で、このベスト盤の価値が一気に上がっていると思います。

 

本作オープニングとなる「TELL ME」はいかにも彼等らしいパワー・バラードで、美麗なメロディ・センスが衰えていない事を証明してくれています。

 

2曲めの「HIGHER POWER」はメロディアス・ハードとして語られる事も多いBOSTONの余裕の一発と言えるナンバーで、別テイクでラスト曲としても収録されています。

 

KALODNER EDITなるその短縮ヴァージョンは、あのジョン・カロドナーが関わっていると思われ、おそらく名A&Rカロドナーのお気に入りの曲なのでしょう。

 

15曲目はアメリカ人の愛国心を煽る国民的唱歌のインストなっていて、こちらはアメリカ人にとっては最も嬉しい新曲になったと思われます。

 

本作は200万以上のセールスを上げ、根強い人気ぶりを見せつけてくれました。

 

尚、2009年には曲の入替えがされた上で再編集されリイシューがされていますが、そちらの新編集盤ではかなりの名曲となる「TELL ME」が外されていますので、オリジナル盤の方をおすすめします。

 

2020年8月22日 (土)

ZIGGY HOT LIPS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

88年作、ジギーの「ホット・リップス」、入荷しました。

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ZIGGYのメジャー第2弾となったアルバムで、本作収録の「GLORIA」が当時のTVドラマ主題歌に使用され、けばけばしい彼等がお茶の間に進出するきっかけともなった1枚です。

 

ジャケットの雰囲気は完全にニューヨーク・ドールズで、いよいよ日本にもこんなにもグラマラス
で妖しいバンドが出てきた事に狂喜した洋楽ファンも多かったと思います。

 

前作で強かったエアロスミス風のノリと歌謡ロックのコントラストがここでも踏襲され、メロディ・メイカーとしてのセンスも冴えてきています。

 

中にはいかにも80'sポップ風のアレンジが目立つナンバーもあり、彼等が当初から旺盛な雑食性を持っていた事がわかります。

 

ロック・バンドとしてのしなやかさとセクシーさにおいては、最早比類すべき存在はいなくなっていたのではないでしょうか。

 

ラスト・ナンバーの「STARTIN' AGAIN」等を聴くと、その古典的な手法がハード・ロック、メタルとして聴くには少し意外だった気もしたのですが、ただやはりメロディ作りが巧みである事が重要だったのかもしれません。

 

 

2020年8月21日 (金)

EVANESCENCE EVANESCENCE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

前作から5年、堂々のセルフタイトルとなったエヴァネッセンスのメジャー第三弾となったアルバム、「エヴァネッセンス」、入荷しました。

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「FALLEN」は全世界で1700万枚を売り上げるモンスター・アルバムとなり、そのプレッシャーたるや想像もつかないのですが、当時まだ20代前半のエイミー・リーは押し潰される事なく「THE OPEN DOOR」で見事全米No.1を再び獲得し、その存在感をシーンに植え付けました。
(結果、本作も全米1位の大ヒットとなっています。)

 

完璧主義故なのか、あるいは徹底した独裁主義故なのか、メンバー・チェンジを繰り返し、最早エイミーのソロ・プロジェクトと化した感もありますが、本作も新メンバーを加えながら、圧倒的な音圧とメロディの説得力を獲得しています。

 

宇多田ヒカルがメタルを演ったら、という表現は確かに言い得て妙と、ますます思えてくるのですが、練りこまれたメロディと無駄の無いアレンジながらメタリックなエッジが強調されたサウンドは職人技の域に達しています。

 

ゴシック調と美麗ヴォーカル、ピアノと21世紀型メタル・サウンドという図式が、今やメインストリームとなった中、いかにメロディにインパクトを持たせるか、それだけに焦点が当てられた様にも思え、さすがに時間が掛けられた成果は間違いなくあったのではないでしょうか。

 

本作での確かなサウンドがいかに次へと繋がっていくのか、そこの気になるところですが、エイミーさえいればエヴァネッセンスは安泰と思える力強さと美しさにまずひれ伏すしかないと思います。

 

2020年8月20日 (木)

BRIAN ENO NEROLI

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ブライアン・イーノの93年作のアルバムで、全1曲57分となる一大アンビエント・アルバム、「ネロリ」、入荷しました。

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弟ロジャー・イーノが設立したレーベル、オール・セインツからの第1弾となったアルバムで、それまでのイーノの自主レーベルであったオーパルは機能を停止した様です。

 

極端なポップ展開、ジョン・ケイルとのコラボ、テクノへの接近と多様な音楽性を展開しながら、前作の「The Shutov Assembly」では王道アンビエントとも言えるアルバムとなっていましたが、本作では最早メロディの起伏無し、極端に少ない音により、ミニマル・ミュージックの極みを見せています。

 

まるで雨音や風の音にも聴こえるサウンドは、音の広がりによる残響こそ耳に残るものの、これまでイーノが確立してきた環境音楽としての機能性を全く無視したものとも言え、その意図はなかなかわかりづらいものとはなっています。

 

ただかけ流すだけのBGMにも、限られた範囲での用途を果たすものにもなりにくいのでは、と思いますが、これだけシンプルなシンセ音での実験には必ずイーノの思惑があったはずで、それを想像するだけでも音楽ファンは感慨深く聴けてしまうのではないでしょうか。

 

 

2020年8月19日 (水)

DIO THE LAST IN LINE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは84年作、ディオの「ラスト・イン・ライン」、入荷しました。

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炎のヴォーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオの最も輝いていたキャリアとしても挙げられるべき1枚、ディオのセカンド・アルバムです。

 

前作でほぼ確立されていた様式ハード・ロック、そしてスピーディーかつドラマチックな美しいメタル・スタイルは更に強化されています。

 

特にヴィヴィアン・キャンベル、ジミー・ベインという優れたソング・ライターとしてのセンスが大きな貢献をしています。

 

クレジットにはロニーが全ての曲を作った事になっていますが、名手ジミー・ベインもいる事ですし、そんな事はないと思うのですが・・・

 

おそらくここら辺に大人の事情、ヴィヴィアン脱退の秘密があるのでしょう。

 

オープニングのハイ・スピード・アンセム、「We Rock」、ドラマチックなアルバム・タイトル曲、そしてジミー・ベインのハード・ポップ調の異色作「Mystery」等、優れたメロディがズラリと並んだ大名盤です。

 

80年代メタルのお手本的な1枚でもあると思います。

 

 

2020年8月17日 (月)

BLUE MURDER BLUE MURDER

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

89年作、ブルー・マーダーの「ブルー・マーダー」、入荷しました。

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WHITESNAKE脱退後、その動向が注目されていたジョン・サイクスが初のリーダー・バンドを結成し話題となったブルー・マーダーのファーストです。

 

元々コージー・パウエルと活動を共にしていたジョンでしたが、すったもんだしたあげく、結局大ベテランのカーマイン・アピス、THE FIRMでの活動が有名なトニー・フランクリンとのトリオ編成となりました。

 

この強力なリズム隊をバックに、ジョンはヴォーカリストも兼任し、彼の意外にもセクシーで渋い声が初披露されました。

 

当時ジェイク・E・リーのBADLANDS、ヴィヴィアン・キャンベルのRIVERDOGS、あるいはジョージ・リンチのLYNCH MOB等の、80年代ギター・ヒーローの新たなバンドが続々と登場した事もあって、それぞれ比較される事もあった感がありましたが、ブルー・マーダーは他のバンドと違いブルース回帰では終わってないのが特徴的でした。

 

正統派様式美ハード・ロックとも言える情緒過多にはならないドラマ性、また「サーペンス・アルバス」で見せたジョンのメロディ・メイカーとしての持ち味が、上品な味わいを見せているのが目立ちます。

 

時代はまだ80年代的な軽さを引きずっていた中、本作でのシリアスでストイックな姿勢は意外な程でしたが、しっかりとしたメロディと手堅いバンド・サウンドは一際異彩を放っていた印象があります。

 

メロディアス・ハードと呼ぶには剛健なサウンドで、正統派ブリティッシュ・ハードと呼ぶには叙情的すぎるといったところでしょうか。

 

徹底したブリティッシュの重厚さと、華麗なギターの音色が、圧倒的な個性を確立しているのですが、どうもジョンという人はその職人気質の強いところがある様で、統率力を発揮する事よりも自己の音楽追求欲が強かったのでしょう。

 

結局この最強のラインナップは、本作限りとなってしまったのが残念です。

 

 

 

2020年8月16日 (日)

MARI HAMADA RETURN TO MYSELF

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

浜田麻里ファンにとっては全盛期を象徴する1枚であり、シングル、アルバム共に1位を記録した最も有名な1枚、「リターン・トゥ・マイセルフ」、入荷しました。

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本作が中古商品として、今も市場に出回っている現実が悔しくてたまりません。

 

時代はバブル景気真っ只中、この人の華麗、ゴージャスなヴィジュアルと、華やかな声が、とうとうポップ・フィールドを制圧したのは、必然であったと思われます。

 

LA録音、一流セッション・ミュージシャンの起用、そして強力なタイアップと、当時の売れる手法を最大限に生かし、ハード・ポップやメロディアス・ハードにこだわらずAORよりの洗練されたメロディ、そして天性のルックスとセンスが加われば、それはもう完璧なものになるはずなのです。

 

メタル・クイーンからお茶の間の歌姫と転身、という見方もあったのでしょうが、歌唱力があってこその振り幅の大きさだったのだと考えます。

 

懐メロと言われても仕方の無い凄まじい浸透力を持ったキャッチーなアルバム・タイトル曲や、メロウなバラード、ダンサンブルなアレンジ等、確かに80年代ポップスのキラキラしたエッジが目立つのですが、本作の魅力はそこだけには留まりません。

 

プログレ・ハード的な展開を見せる「Separate Lives」、派手なホーン・セクションが時代を感じさせますがハード・ポップとしての完成度を誇る「Emotion In Motion」、同時代のアメリカン・メタル勢が競って鳴らしていたキャッチーなHR/HM路線の「Only In My Dreams」、「We Should Be So Lucky」等、この人ならではのナンバーも光っています。

 

豪華なデジパックの作りも凝っているのですが、とにかくフォトジェニックな彼女の魅力に参ってしまいます。

 

圧倒的なヴォーカルと優れた楽曲こそが敬意を以って語られてきた人ですが、アイドルとして崇められてきた事実は何故かおおっぴらにはされてこなかった気がするのですが、こうして写真を眺めていると当時を知る人にとっては甘酸っぱいものが全身を駆け巡る事必至、と思ってしまうのですが。

 

 

 

2020年8月15日 (土)

SCORPIONS LOVE AT FIRST STING

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは84年作、スコーピオンズの「ラヴ・アット・ファースト・スティング 禁断の刺青」、入荷しました。

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前作の「蠍魔宮~ブラックアウト」で確立した、ソリッドなリフとキャッチーなメロディ路線が更に強化されたスコーピオンズの通産9作目のアルバムです。

 

彼等の80年代型スタイルの極めつけとなり、本作の世界的大成功は多くのバンドをも刺激したのでした。

 

一気に洗練されたリフとメロディ集は、スコーピオンズというピークを何度も迎える特殊なバンドのキャリアの中でも最もキラキラしたものとなったのかもしれません。

 

メタリックな質感と疾走するスピード感を伴いながら、あくまでメロディは口ずさめる程覚えやすいというサウンドは、かつての翳りのある哀愁ハード・ロックを奏でるスコーピオンズとは別のものとなってしまいましたが、一大名バラード、「Still Loving You」にその名残りは残っています。

 

全9曲というコンパクトな構成ながら隙は全く無し、緩急を巧みに活かしたバランスも見事。

 

80'sメタルを語る時、絶対に外せない大名盤の一つです。

 

2020年8月14日 (金)

DEF LEPPARD ON THROUGH THE NIGHT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは80年作、N.W.O.B.H.M.の夜明けとなった1枚で、デフ・レパードの記念すべきデビュー作となったアルバム、「オン・スルー・ザ・ナイト」、入荷しました。

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当時平均年齢19歳という若き5人組は、アイアン・メイデン、サクソン、ガール等と共に、ヘヴィ・メタルの新たなヒーローとなったのでした。

 

ジューダス・プリーストやシン・リジィ、UFOの影響下にありながら、早くからアメリカン・マーケットを意識したサウンドは、同時代のバンドと比べると明らかにキャッチーさに長けていました。

 

元々ツイン・リードの魅力よりもキャッチーなメロディをスピーディーなリフに乗せるのが個性だった様で、初期の彼等は荒々しさの中で光る歌メロの良さが特に目立ちます。

 

パンキッシュにも思える疾走感は80年代初期の空気を感じさせ、ブルースに全く頼らず、グラマラスなコーラスを多用する点は、明らかに新世代と思われ、無限の可能性を確かに感じさせてくれました。

 

次作で彼等はとんでもない進化を見せていくわけですが、本作では多少の青臭さも魅力となっていて、今聴いても胸がときめくメタル・アルバムだと思います。

 

 

2020年8月13日 (木)

MICHAEL SCHENKER MS2000 DREAMS AND EXPRESSIONS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

前年リリースの「Adventures Of The Imagination」に続き、全編エレクトリック・ギター・インストとなったアルバム、マイケル・シェンカーの「MS2000 ドリームス・アンド・エクスプレションズ」、入荷しました。

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復活したUFO参加での「Convent」を挟み、精力的な活動が目立った時期のマイケルですが、テクニック、メロディ、共に衰える事がありませんでした。

 

前作での実験性に満ちた内容に対し、本作ではコンパクトなインスト・ナンバーが繰り出される、まさにマイケルの神業とメロディ・メイカーぶりが堪能できる構成となっており、特にギター・ファンには感涙ものだと思います。

 

バリー・スパークス、シェーン・ガラスのリズム隊は96年以来MSGを支えてきた人達で、トリオによるバンド・サウンドも聴きものとなっています。

 

アルバム全体がアルファベット一文字のタイトルが冠せられ、マイケルの録りためてきたリフのアイデア集をドラマチックに再現した、と言えるカラフルさは圧巻です。

 

流麗かつダイナミズムに溢れるプレイは、聴き手に大きな渦となって襲い掛かる様に迫ってきます。

 

この人のファンであり続けて良かった、と思える極上の1枚です。

 

2020年8月12日 (水)

CADDYSHACK Ⅱ ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

88年公開、コメディ映画「キャディシャック 2」(日本公開時のタイトルは「ボールズ・ボールズ 2 成金ゴルフマッチ」)のサントラ盤、「キャディシャック Ⅱ」、入荷しました。

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映画自体はチェビー・チェイス、ダン・エイクロイド等が出演、内容の詳細は知らないのですが、サントラとしての価値はなかなか侮れません。

 

80年代のヒット映画のサントラらしい内容、構成なのですが、ハード・ロック・ファンにとっては聴き逃せない数曲が含まれています。

 

まずは当時サントラ御用達バンドと化しそうだったCHEAP TRICKの「MONEY (THAT'S WHAT I WANT)」。

 

ビートルズがカヴァーした事で有名な、バレット・ストロングのクラシック・ナンバーです。

 

そしてエリック・マーティンの「ONE WAY OUT」。

 

この超ハード・ポップ・ナンバーは、MR. BIGのデビュー直前にレコーディングされたもの。

 

まだバンド名が決定ししていないまま、MR. BIGのメンバー全員が参加したテイクとされている曲です。

 

かなりライトなアレンジなので、それと気づかないまま聴いてしまえるのですが、メロディは印象的な佳曲と言えるでしょう。

 

その他にもCARSの故、リック・オケイセックがプロデュースしたパティ・スマイス(SCANDAL名義でWARRIORを大ヒットさせた女性シンガー)の「I RUN RIGHT BACK」、80年代サントラの帝王、ケニー・ロギンスの「NOBODY’S FOOL」等、爽やかなハード・ポップ調のメロディが満載となった好盤となっています。

 

 

2020年8月11日 (火)

STRAY DOG STRAY DOG

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ストレイ・ドッグの「STRAY DOG」、入荷しました。

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73年、エマーソン・レイク・アンド・パーマーが立ち上げた事で知られるマンティコア・レーベルからデビュー、現在でも70年代ハード・ロック名盤の一つとして知られるストレイ・ドッグのデビュー作です。

 

彼等は前身バンドでEL&Pの前座を務めた事によりグレッグ・レイクに見出され、グレッグがプロデュースを担当(アルバム前半のみ、後半はバンドのセルフ・プロデュース)、本作で改名、改編をしています。

 

アメリカ人2人にイギリス人が1人の英米混合のパワー・トリオ、EL&Pとは似ても似つかない大ハード・ロック大会を繰り広げるバンドです。

 

元々はテキサス出身、アメリカのバンドと言えると思いますが、当時としてはかなり異色のハード・ロックを展開していたと思います。

 

ギタリストのスナッフィはポール・コゾフに腕を買われ、FREEの「HEARTBREAKER」にも参加した人物で、ジミ・ヘンドリックスを思わせるプレイが個性の凄腕。

 

ブリティッシュ・ハード然としたサウンドとZZ TOPのカヴァー、「CHEVROLET シボレー」に代表される様なアメリカン・ハードのカラッとした大爆音がユニークな魅力となっています。

 

ブルース主体のハード・ロックと言えそうですが、ヘヴィ一辺倒ではなくメロウなセンスも秀逸、特にラスト曲となる「ROCKY MOUNTAIN SUITE」は8分を超える大曲ですが必聴ものと言え、メロディアスなオープニングから一気にハードな高揚感が待ち受ける展開は元祖プログレ・ハードとも言えそうな斬新さが秀逸です

 

NIGHT RANGER MIDNIGHT MADNESS

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オリジナルは83年作、ご存知ナイト・レンジャーのセカンド・アルバムにして、彼等の大ブレイク作となった「ミッドナイト・マッドネス」、入荷しました。

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時代がにわかにハード・ロック、メタルへの追い風を呼び始めた頃、まさにピッタリとはまったアルバムとなりました。

 

二人の個性的なギタリスト、派手なキーボードとダブル・ヴォーカル、そしてキャッチーなサウンドは、当時はジャーニー、フォリナーに代わる存在として位置づけられていたと思います。

 

実際「Sister Christian」の大ヒットが、パワー・バラードという言葉を定着させ、80年代メタルには必須となったバラード・ソングがロック・バンドにとって重要な意味を持つきっかけとなったと思えます。

 

確かに産業ロックと呼ばれていたバンド群には、バラードのシングルが多く存在していましたが、ナイト・レンジャーの様にメタル隆盛期における派手さを持ち合わせてはいなかったと思えます。

 

MTVを軸としたロック・シーンの大きな変化の中で、ボン・ジョヴィ登場前に提示してみせたポップさとドライヴィング・センスは、確かに新鮮でした。

 

以降はバラード・バンドとして揶揄される事の方が多かっただけに、彼等の最高傑作としてもっと評価がされていい1枚ではと思えるのですが、80年代ポップ・メタル創成期の名盤としては名高いアルバムであるのは間違いないでしょう。

 

2020年8月10日 (月)

LYNX SNEAK ATTACK

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オリジナルは78年作、カナダのプログレ・ハード系バンド、LYNXのセカンド・アルバム、「スニーク・アタック」、入荷しました。

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76年にデビューした彼等は、3枚のアルバムを残してほとんど無名のまま消滅してしまった様ですが、ロック・マニア心をくすぐる80年代を目前にした70年代的ハード・ロックの甘い部分を持ち合わせている魅力的なバンドです。

 

SAGA、PRISM、TROOPER等々、カナディアン・プログレ・ハード・シーンには実に興味深いバンドが多かったと思われますが、キャッチーなメロディ、キーボードとメタリックなギターによるスペーシーなアレンジ、華麗なコーラス・ワークと、共通項が多いからでしょう。

 

このリンクスもまさにそうした要素が見られるのですが、本作ではブリティッシュ・ロックからの影響も色濃く感じられるユニークなサウンドが展開されています。

 

次作であり最終作となった「WE ARE THE PEOPLE」ではカナダのSTYXとでも形容できそうなポップ・センスが開花していますが、本作ではUKプログレ的、そしてハード・ロック・バンドとしての個性が混在している感が強く見られます。

 

いかにも70年代的なシンセの多用、更にブリティッシュ・ハードのギター・リフの旨味を得意とするバンド・サウンドはありそうでなかったパターンにも思えます。

 

11分を超える大曲、「OLD MAN」はまさに圧巻、YESやRUSHを彷彿させながら懸命に独自のプログレ・ハードを紡ごうとするバンドの姿勢に感動すら覚えます。

 

 

 

2020年8月 9日 (日)

RATT INVASION OF YOUR PRIVACY

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85年作、ラットの「インヴェイジョン・オブ・ユア・プライヴァシー」、入荷しました。

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ラットが前作の大ヒットによりもたらした最大の功績は、グラマラスなルックスとポップなハード・ロックという、妖しくもウキウキする最強の組合せによるHR/HMを定着させた事でした。

 

日本でもその先見性には定評のあるロック少女達を巻き込み、LAメタルという言葉もすっかり浸透する事となります。

 

間髪を入れずにリリースされた85年作のセカンドである本作では、いよいよ80年代メタルの基礎ともなる、フラッシーなギターと色気のあるリフ、そしてキャッチーな歌メロの完成が見られています。

 

彼等自身がラットンロールと呼んだミドル・テンポをベースとした個性は、バンドのヴィジュアル・イメージと共に強烈な印象を残す事になり、同期と言えるモトリー・クルーの猥雑さとは真逆の良く整理されたサウンド・プロダクションが目立ちます。

 

彼等がLAメタルと共に衰退していったのは、逆にこれしかできなかったのではと思える程職人的な芸の細かさが感じられ、この辺は後にWINGERでも独特の音処理を施す事となるプロデューサーのボー・ヒルの手腕も大きかったと思います。

 

「ROUND AND ROUND」の様なキラキラしたポップ・メタルは影を潜めましたが、抑制された高揚感とでも言うべきクールなキャッチーさが目立つ様になっています。

 

「LAY IT DOWN」に代表される様な、地味ながらも確実に耳に残る心地良さは、スティーヴン・パーシーの一本調子とも思えるヴォーカルさえもスルメイカ的な味わいとなっています。

 

元々幅広い音楽センスを武器にしていないせいもあるのだと思いますが、ややもすると全曲が似た様に聴こえてしまう危険性もあるのですが、唯一メロディアスと言えるバラード・タイプのナンバー、「CLOSER TO MY HEART」がアルバムのアクセントとなっています。

 

 

 

2020年8月 8日 (土)

LOUDNESS GHETTO MACHINE

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97年作、ラウドネスの「ゲットー・マシーン」、入荷しました。

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ANTHEMより柴田直人が加入した事により、第4期と呼ばれるラウドネスのダウナー系、ドゥーム時代が本格的なものとなります。

 

MASAKIこと山田雅樹と、本間大嗣のE.・Z.・O組、そしてANTHEMとLOUDNESSの合体は、まさにジャパメタのドリーム・チームでもあったと思います。

 

このラインナップでしか出せない音は3年間で3枚のアルバムで完結される事となります。

 

3作共通項として、サンフランシスコ録音、ジャケットは女性に刺青、ブッダへの思い入れがそれぞれ託され、インド三部作と呼ばれる事となり、本作はその第1弾となりました。

 

ミドル・テンポでのへヴィかつダークなサウンドは、唯一のオリジナル・メンバーとなった高崎晃のソロ作でも明らかになっていた精神性と音楽性の高みが濃縮されたメタルとなって昇華されました。

 

最早それまでのラウドネスとは別バンドとなってはしまいましたが、高尚とも思える独特の空気感とヴァイヴは格別です。

 

90年代メタル・シーンにも確実にリンクしていた点も、やはりさすがだと思われます。

 

 

2020年8月 7日 (金)

THE STOOGES THE WEIRDNESS

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完全なオリジナル・フル・アルバムとしてはなんと34年ぶり、伝説的バンド、ストゥージズの復活アルバム、「ザ・ウィヤードネス」、入荷しました。

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これまでにもイギー・ポップの2003年作の「SKULL RING」での再編、そして来日公演を含む再結成ツアーもありましたが、本格的な活動を伴う全ロック・ファン待望の力強い1枚となっています。

 

スティーヴ・アルビニがエンジニアとして名を連ね、全編メタリックでタイトなバンド・サウンドが生々しく収録されているのですが、古臭さや老いは全く感じられず、むしろ研ぎ澄まされた感覚のみが聴き手を打ちのめす光景しか目に浮かばない程です。

 

アシュトン兄弟の荒々しいギターとドラム、「FUN HOUSE」に参加していたスティーヴ・マッケイのアバンギャルドなサックスに乗っかるイギーの縦横無尽に駆け回るヴォーカル。

 

危険である事を承知で近寄らずにはいられない妖しさ、カッコ良さが漂う様は、最早筋道立てて説明するのが不可能です。

 

彼等がパンク、ガレージ、あるいはハード・ロックの元祖とされるのも過激なステージのみのみならず、こうしたさうんどサウンド・スタイルをすでに60年代後半に確立していたからに他ならない事を改めて思い知らされます。

 

スタジオ・ライヴ一発録りがこれほど似合う人達もいないでしょう。

 

残念ながら本作リリース後、ロンとスコットのアシュトン兄弟が相次いで逝去、オリジナル・メンバーはイギーのみとなっていますが、伝説を汚す事の無い、新たな続章となった傑作です。 

 

2020年8月 6日 (木)

FRANK ZAPPA BROADWAY THE HARD WAY

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オリジナルは88年リリース、フランク・ザッパの「ブロードウェイ・ザ・ハード・ウェイ」、入荷しました。

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当初はフランク・ザッパの自主レーベルから発売されていた9曲入りのライヴ盤でしたが、ライコから全17曲として再発されたものです。

 

ライヴ盤とは言っても、やはりザッパ大先生のやる事ですから、バンド・サウンド、録音状態は
最高で、新曲、カヴァー曲中心のセットリストもかなり興味深いものとなっています。

 

ニクソンを皮肉った政治的メッセージの強い曲が並びますが、ザッパ作品としてはかなりポップなメロディが目立ちます。

 

ポリスの「マーダー・バイ・ナンバーズ」では、なんとスティングが飛び入り参加し、珍しい共演を果たしています。

 

ザッパ・バンドとして最後のツアーという事もあり、必聴の1枚です。

 

 

2020年8月 5日 (水)

PRIDE & GLORY PRIDE & GLORY

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オジーの現役引退騒動により、その動向が注目されていたザック・ワイルドは初のリーダー・バンドとして結成したプライド・アンド・グローリー名義の唯一のスタジオ・アルバム、「プライド・アンド・グローリー」、入荷しました。

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ご存知の様にザックの確固たるスタイルはここではっきりと明示され、以降Black Label Societyとして受け継がれていきます。

 

圧倒的な音量と強力なダイナミズムをもって炸裂するのはサザン・ロックへの熱き思い、という事になるのでしょうが、トリオ編成で繰り出されるバンド・サウンドは70年代ハード・ロックの良心とでも言うべきオーセンティックな魅力を誇っています。

 

ザックと合流したのは元WHITE LIONのリズム隊という意外な組み合わせでしたが、結局ベースのジェイムズ・ロメンゾのみが残り、ドラムにはブライアン・ティッシーが加わっています。

 

スティーヴィー・サラスやSlash's Snakepit、日本では松本孝弘率いるTMGでの活動で有名なドラマー、ブライアンの参加により骨太かつアグレッシヴなボトムをザックは獲得したと思います。

 

マンドリン、バンジョー、ハーモニカ、そしてピアノもプレイするザックのマルチ・プレイヤーぶりにも驚かされるのですが、やはりなんと言ってもヴォーカリストとしての男臭いカッコ良さが決定的だったと思います。

 

シングルとなった「Losin' Your Mind」や「Horce Called War」等はオジーのために書かれた様ですが、当時のオジーはピンとこなかったそうで、なるほどザックの声で歌われてこそ威力を発揮するアメリカン・ハード・ナンバーとなっています。

 

また意外なのが、エルトン・ジョンの「僕の歌は君の歌」のアレンジで有名なポール・バックマスターが本作で3曲のストリングス・アレンジャーとして参加している事です。

 

この人が編曲を担当した「The Chosen One」、「Sweet Jesus」、「Fadin' Away」では、ザックのメロディ・メイカーとしての新たな魅力が開花したとも思え、特に後者2曲での泣かせのテクニックは以降の彼の得意技ともなっています。

 

恐らくこの3曲に関しては、オジーもかなり嫉妬したのではないでしょうか。

 

尚、日本盤ボーナス・トラックとなっているのは、お約束とも言えるサバスのカヴァー、「The Wizard 魔法使い」で、ほぼ原曲に近い形で再現されています。

 

 

 

2020年8月 4日 (火)

PRETTY BOY FLOYD PORN STARS

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遅れてきたグラム・メタルの申し子的バンド、プリティ・ボーイ・フロイドの99年のアルバム、「ポルノ・スターズ」、入荷しました。

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彼等は89年にMOTLEY CRUEのいでたちにPOISONのキャッチーさをかぶせるという反則技を使いデビュー、その後すぐに解散してしまうのですが95年に復活。

 

本作は現NIGHT RANGERのギタリスト、ケリ・ケリーを加えての5人編成となっての全て新録となったアルバムです。
(このケリが一番カッコいいヴィジュアルなのがたまりません)

 

たった一人の金髪メンバーであったベーシストのヴィニ―・チャスが脱退していますが、基本は変わらず、グラム・メタル道を突っ走る姿には頭が下がる思いです。

 

約半数の曲が新体制でのリテイクとなった過去作からのナンバー、そして2曲のカヴァーを含む新曲5曲からなる内容となっています。

 

デビュー作の「LEATHER BOYZ WITH ELECTRIC TOYZ」収録の6曲、復活後の初リリースとなった98年のEP、「A Tale of Sex, Designer Drugs, and the Death of Rock n' Roll 」から1曲、デモ音源集としてリリースされた「Tonight Belongs to the Young」から1曲、この全8曲が再録されたものとなります。

 

KISSのカヴァー、「SHOUT IT OUT LOUD 狂気の叫び」、アリス・クーパーのカヴァー、「DEPERTMENT OF YOUTH 悪魔のささやき」は新曲として収録、両曲共いかにも彼等らしい選曲となっているのが憎らしいところです。
(ケリ・ケリーは後にアリス・クーパー・バンドにも参加しています)

 

残るし新曲3曲も80年代メタルそのもの、全く進化を求めていないどころか、きっとこの人達はヘア・メタル、グラム・メタルが好きで好きで仕方なくて、これしかできないのではと思えてしまうくらいです。

 

ヴィンス・ニールがポイズンのナンバーを歌っているような、あるいはまたブレット・マイケルズがモトリーをカヴァーしているような、このベタなノリを否定するのはかなり難しいのではないでしょうか。

 

 

2020年8月 3日 (月)

RICK SPRINGFIELD ROCKET SCIENCE

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スタジオ・アルバムとしては前作から約4年ぶり、通算16作目となったリック・スプリングフィールドの2016年のアルバム、「ロケット・サイエンス」、入荷しました。

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すでに70歳目前、その若々しいヴィジュアルと艶っぽいヴォーカルは最早美魔女ならぬ美魔男。

 

パワー・ポップの権化としてのメロディ・メイカーぶりも健在、いつ聴いても約束された爽やかウキウキ疾走感に溢れています。

 

前作から移籍したあのメロハー・ファン御用達レーベル、FRONTIERS RECORDSが欲した人材という意味でも、この人に求められているのは明快なキャッチ―さだと思われますが、本作ではカントリー・テイストを新機軸として取り入れています。

 

ペダルスティールやバンジョー等のカントリー・タッチは、かつてBON JOVIも積極的に取り入れていましたが、本作でもかなり似たアプローチがされています。

 

そのBON JOVIが昨今見せているアダルトな王道ハード・ロック節を彷彿させる「We Connect」、「Down」等は、改めて考えてみるとリックの方が先に展開していたセンスだと気づかされたりもします。

 

グレン・ヒューズと活動を共にしていたギタリスト、ジョージ・ナストス、元WARRIORのドラマーであったジョルジ・パラシオスの参加も、HR/HMファンには意外にも思えるかもしれません。

 

かなりレアと思えるブルース色の強い「Miss Mayhem」、アイリッシュ・パンク・ソング風の「All Hands On Deck」等、新鮮な響きも本作の魅力の一つとなっています。

 

「Let Me In」は前作の「SONGS FOR THE END OF THE WORLD」にボーナス・トラックとして収録されたナンバーの別ヴァージョン、ここではテイラー・スウィフト嬢にも通じるミドル・バラードとなっています。

 

更に嬉しいのは本作のボーナス・トラック、「ジェシーズ・ガール 2016」でしょう。

 

往年のファンにとっても驚くべき生まれ変わりよう、初めて聴く方にとっても原曲の良さが十分すぎる程伝わる好アレンジとなっています。

 

全曲に漲るみずみずしさ、つきぬけて突き抜けていくメロディの爽快感、まだまだ衰え知らずの奇跡に驚かされるばかりです。

 

 

2020年8月 2日 (日)

TERRA ROSA 刹那の甘露 -SASE-

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オリジナルは90年作、関西メタル・シーンから女性ヴォーカリストを看板にして様式美HR/HMバンドとしてその名を轟かせたテラ・ローザの、メジャー第3弾にしてラスト作となったアルバム、「刹那の甘露 -SASE- 」、入荷しました。

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オリジナル・メンバーの元X-Rayの岡垣正志(key)、和製ロニー・ジェイムズ・ディオとも評された元WIZARDの赤尾和重(vo)を中心にした5人組、本作ではギタリストのチェンジがありましたが基本路線は変わらず、最高傑作と言える楽曲の充実ぶりに今聴いても驚かされます。

 

性別を超えたカッコ良さ、情念の炎タップリのヴォーカルと、洋楽メタルに劣らない曲構成、バンドのスキルは、同時代のジャパメタ勢の中では比類すべき存在が思い当たらない程。

 

もしRAINBOWがロニー在籍のまま「DOWN TO EARTH」を作っていたとしたなら、あるいはもしDIOがモダン・ヘヴィネス化しないでヴィヴィアン・キャンベル在籍のままアルバムを作っていたとしたなら、そんな妄想をしてしまいたくなるサウンドかもしれません。

 

イントロのリフだけを聴いてそう思って頂ける様式美メタル・ファンは、けっして少なくないはずです。

 

唯一のインストとなる「A SNAKE IN ONE'S BOSOM」は新加入となったギタリスト、今井芳継の非凡な才能が爆発したナンバー。

 

こちらはマイケル・シェンカーのMSG初期を思い出す人も多いでしょう。

 

いずれにしてもこれだけの完璧な作品を作り上げてしまったバンドにとって、激変していく90年代メタル・シーンも手伝い解散しか待っていなかった事を考えると、実に残念な気がしてなりません。

 

ジャケットのコオロギに騙されてはいけません。

 

カブト虫級のパワフルかつ美しい傑作です。

 

 

2020年8月 1日 (土)

HOUSE OF LORDS SAHARA

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前作から2年ぶりとなった、90年作のハウス・オヴ・ローズ(バンド名のOFはオブともカタカナ表記されますが、本商品に倣いオヴで統一します)のセカンド・アルバム、「サハラ」、入荷しました。

 

 

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引き続きKISSのジーン・シモンズ、伝説的大物プロデューサー、アンディ・ジョーンズ、グレッグ・ジェフリアの共同名義でのプロデュースとなっていますが、GIUFFRIA時代からグレッグを支えてきたギタリスト、レニー・コードが脱退、本作ではあのダグ・アルドリッジがギターのほとんどを担当しています。

 

一時は正式メンバーとして迎えられたとう情報も流れたダグはLIONを解散したばかり、本作制作直後にHURRICANEに加入、そしてBAD MOON RISING結成直前という実に慌ただしい中での参加だったと思われます。

 

ジーンの強力なコネなのか、他にもクリス・インペリテリ、CHEAP TRICKのリック・ニールセン、ロビン・ザンダー、ASIA、KATMANDU、KROKUSのマンディ・メイヤー、WHITE LIONのマイク・トランプ、KEELのロン・キール、AUTOGRAPHのスティーヴ・プランケット、そしてジーンによってクビ同然で追い出されたとされる元GIUFFRIAのヴォーカリスト、デヴィッド・グレン・アイズレーといった面々がゲスト参加しています。

 

分厚いサウンドによる壮大なメロディアス・ハード路線は踏襲されながらも、ドラマティックでよりヘヴィなナンバーが並ぶ中、ポップな側面も強調されているのがユニークです。

 

「Heart On The Run」はリック・ニールセン作となったナンバーで、後にCHEAP TRICK自身が2016年作の「Bang, Zoom, Crazy... Hello」に収録しています。

 

また「Can't Find My Way Home」はご存知60年代のスーパー・グループ、スティーヴ・ウインウッド作のBLIND FAITHのカヴァー。

 

更に「Remember My Name」はシングルとしてスマッシュ・ヒットした名パワー・バラードで、前述のCHEAP TRICKの88年の全米No.1となった「The Flame 永遠の愛の炎」を手掛けたニック・グラハム(ex. ATOMIC ROOSTER)とボブ・ミッチェル作によるものです。

 

この3曲が浮いた状態にも思えますが、ゴージャスなメロディアス・ハード・サウンドとの対比が狙いだったのか、あるいはバンドとしての方向性を模索していたのか、いずれにしても各曲のレべルは当然高いため安心して楽しめる内容となっています。

 

 

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