URIAH HEEP OUTSIDER
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ユーライア・ヒープの2014年の通産23作目、メロディアス・ハード専門レーベルとして今や世界基準となったFRONTIERS移籍第2弾となったアルバム、「アウトサイダー 異端審問」、入荷しました。
70年代からバンドを支えてきたベーシスト、トレヴァー・ボルダーが2013年に他界、本作は彼に捧げられる形でリリースされました。
近作をずっと手掛けているマイク・パックスマンのプロデュース、ASIAやSTATUS QUO等との仕事で知られるこの人の手堅いサウンド・プロダクションにより、ヒープの伝統的なメロディとモダンなハード・ロック色が見事に融合しています。
すでに歴代ヴォーカリストの中では最長のバンド在籍率を誇るバーニー・ショウの安定したヴォーカル、ミック・ボックスとフィル・ランゾンによる熟練のソング・ライティング、加えてバンド・サウンドも無理をしない大ベテランの余裕と貫禄が漂っています。
メロディには懐かしさだけでなく、現在進行形のバンドのキャッチーな部分が透けて見えるのですが、約50年に渡るキャリア、ブランド・パワーにより、まぎれもないヒープ・サウンドとして鳴っているのがさすがです。
独特のコーラス・ワーク、印象的なキーボードのリフも健在、更に日本では82年の「魔界再来」以来の邦題が復活。
「異端審問」と冠せられ、各曲にも70年代的センスの邦題が与えられました。
ジャケットはモダン・アート界で注目されているポーランドのイゴール・モルスキー。
こちらも実に印象的なデザインで、かつてロジャー・ディーンがバンドのイメージを膨らませたのと同レベルの完成度と思われます。
DREAM THEATERが起用しそうな予想もされ、今後ロック界でも注目されていくイラストレーターではないでしょうか。
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