PRAYING MANTIS THE JOURNEY GOES ON
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プレイング・マンティスの2003年作、通産7作目となったアルバム、「ザ・ジャーニー・ゴーズ・オン」、入荷しました。
N.W.O.B.H.M.が湛えていた叙情性、あるいは現代風に言うならばクサメロ的なエッセンスの終焉を感じさせるものとなっています。
実際ポニーキャニオン(Canyon International)からの最後のリリース、そして長らくクリス兄弟とバンドを支えてきたデニス・ストラットンが参加した最後のアルバムとなっています。
日本市場が主戦場であった彼等は本作リリース後しばらく活動を停止しますが、やがてFRONTIERS RECORDSと契約、日本ではKING RECORDSから新作を発表する事になります。
本作以降のアルバムが陽性のメロディとよりポップな展開をするようになったのは、そうした経緯もあったからだと思いますが、80年代から続いた欧州的叙情性は「旅は終わらない」と冠せられていながら、皮肉にもここで完結してしまった感があります。
誰もが望むマンティス節は健在、安定と信頼の泣きメロ・ブランドとしての完成度は保証されています。
専任ヴォーカリストがまたもや脱退、今回はRAINBOWやイングヴェイの作品に参加していたドゥギー・ホワイト、元LONE STAR、元URIAH HEEPのジョン・スローマンがゲストとして迎えられています。
また一部クリス・トロイのリード・ヴォーカル曲もあり、ファーストにして永遠の名盤、「TIME TELLS NO LIES 戦慄のマンティス」を思い出させる一場面も楽しめます。
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