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2020年4月の30件の記事

2020年4月30日 (木)

CHEAP TRICK WOKE UP WITH A MONSTER

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

チープ・トリックの「ウォーク・ウィズ・アップ・ア・モンスター 蒼い衝動」、入荷しました。

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前作から4年近いインターバルを空け、古巣エピックを離れたチープ・トリックがワーナー移籍第1弾として94年に発表したアルバムです。

 

結局本作1枚で大手レーベルでのリリースは最後となりましたが、メジャー感たっぷりとなった派手な印象の強いサウンドです。

 

プロデュースは大御所、テッド・テンプルマン。
けっしてヴァン・ヘイレン風になったわけでなく、彼等の個性を生かしつつ、90年代的なヘヴィさも前面に押し出したものとなっています。

 

元サバイバーの職人的メロディ・メイカー、ジム・ピートリックの作曲での参加もありながら、ポップな作風も忘れていません。

 

シングル・カットされた「僕にすべての愛を」、「永遠の絆」等、忘れ難いメロディが揃う中、当時のグランジっぽいノリや、珍しくブルース寄りのナンバーも登場し、バラエティに富んだ内容が目立ちます。

 

 

2020年4月29日 (水)

DEF LEPPARD BEST OF

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

デフ・レパードにとっては2枚目のオフィシャル・ベスト盤となった、2004年リリースの2枚組、「ベスト デラックス・エディション」、入荷しました。

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95年リリースの「VAULT」はグレイテスト・ヒッツ集という名目でしたが、本作は2002年作の当時の最新アルバム、「X」までのシングル曲を中心に編集されてます。

 

お馴染みの曲がズラリと並び、目新しさこそないものの安定供給という意味では感心せざるを得ません。

 

通常盤としてリリースされた1枚組では、「On Through TheNight」、「Slang」、「Euphoria」からは1曲もセレクトされていませんでしたが、デラックス・エディションとなるこの2枚組ではしっかりと収録がされています。

 

各曲についてメンバーがコメントを出しているのですが、ファンにとってはこれが興味深いものとなっています。

 

新曲として収録されたのはKINKSのカヴァー、「ウォータールー・サンセット」でした。

 

ご存知の様に後に「Yeah!」という秀逸なカヴァー・アルバムを発表しますが、重複して収められる事となりました。

 

当時はこのカヴァー曲により、デフ・レパードという稀有なバンドの個性を改めて思い知らされたものでした。

 

彼等が「Where Have All The Good Times Gone」でも、「All DayOf The Night」でも、そしてもちろん「You Really Got Me」でもなく、「Waterloo Sunset」を選んだセンスに感心した人も多いのではないでしょうか。

 

原曲の素晴らしさが全てなのですが、これがデフ・レパード流の解釈で美しく蘇っています。

 

ベスト盤に関しては往々にして語る事が少なくなるのですが、このカヴァー曲がバンドの音楽性の幅の広さを物語っていたという意味では本作は重要だったのかもしれません。

 

また2枚組という事もありファースト・アルバムから2曲、セカンド・アルバムから4曲と、初期の彼等の名曲もセレクトされているのが嬉しいところです。

 

2020年4月28日 (火)

SAMANTHA 7 SAMNTHA 7

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

POISONを離脱していたC.C.デヴィルが、オリジナル・メンバーでの再結成POISONに参加すると間もなくリリースしたアルバム、「サマンサ 7」、入荷しました。

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C.C.がヴォーカルも務める3ピース・バンド、SAMNTHA 7のデビュー作にして唯一の作品となった本作、ほとんどの曲が3分に満たないポップ・チューンばかりといった快作です。

 

ハスキーながら甘酸っぱさを残すヴォーカルと、チープ・トリックやラズベリーズを彷彿させる正統派パワー・ポップ・メロディは、POISON時代には見られなかった彼のルーツが垣間見れます。

 

COLUMBIAのA&R、ジョン・カロドナーのサポートや、WOODSTOCK '99への出演等、かなりバンドとして期待されていたようにも思えますが、結局はPOISONの再結成活動によりバンドは自然消滅したようです。

 

プロデュースはNIGHT RANGERのジャック・ブレイズ、ミックスはHOUSE OF LORDS等を手掛けていたデヴィッド・ソーナー。

 

少し意外な人選にも思えますが、当時はPOISON本体もブルージーなハード・ロックへと路線変更、時代も完全にオルタナ以降のシーンとなっていたため、サマンサ7のポップな音楽性を昨今のポップ・パンク寄りのサウンド・プロダクションへと転換するために、ジャック・ブレイズの幅広いセンスが頼られたのかもしれません。

 

いずれにしても矢継ぎ早に繰り出される疾走系ポップ・ロック、間に挟まれるセツナ系のミドル・バラードは、現在のオルタナ・ポップ・シーンに完全リンクしていると思われ、そういう意味では時代の先取りをしていたとも思えます。

 

POISONを全く知らない方でも、FOO FIGHTERSやWEEZERが好きであればまず間違いなくお気に入りの一つとなるアルバムです。

 

2020年4月27日 (月)

PINK FLOYD DARK SIDE OF THE MOON

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

73年作、ピンク・フロイドの最も優れたアルバムとして知られ、ロック史に残る大名盤、「狂気」、入荷しました。

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本作の爆発的なセールスは、バンド自身の思惑をよそに、今も巨大産業である音楽業界の象徴として語り続けられています。

 

ロジャー・ウォーターズ表現世界がとうとう一般大衆の心を捕らえたと言ってもいい歌詞は、個人の世界に対する違和感、内なる狂気への不安感が描かれ、疎外感を持っている人々が予想以上に多かったと言い換える事もできるのではないでしょうか。

 

SEを多用した繊細なサウンドは、ロックのダイナミズムを備えながら、美しく激しく響き、これまでのフロイド・サウンドをよりドラマティックにしたメロディも優れた大衆性に溢れています。

 

まさに一家に1枚の歴史的大名盤です。

 

2020年4月26日 (日)

HAREM SCAREM B-SIDE COLLECTION

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ハーレム・スキャーレムの「B-サイド・コレクション」、入荷しました。

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ハーレム・スキャーレムが日本で人気絶頂期に企画されたコンピレーションで、これまでシングルやボーナス・トラックとして収録されていたレア曲のみを編集したアルバムです。

 

こうした企画盤ではやはりボツ・テイク的なナンバーが見られる事が多いと思いますが、彼等に限ってはそれは皆無、尽きる事の無いメロディ・センスを改めて感じさせてくれます。

 

その理由の一つとしてアコースティック・ヴァージョンが多く含まれているためでしょう。

 

これらはシングルとしてリリースされていた「WHAT I DO」、「TURN AROUND」に収録されていたアコースティック・ライヴ・ヴァージョンです。
あるいはまた「SO BLIND」や「CHANGE COMES AROUND」といった彼等の超高性能メロディアス・ハード・ナンバーがアコースティック・スタジオ・ヴァージョンとして収録されているのですが、原曲の持つメロディの良さがより際立っている事に気づかされます。

 

その他にも「BELIEVE」のSpecial Editionに収録されていたCHEAP TRICKのカヴァー、「SURRENDER」、そして本作のために用意された唯一の新曲、「GOOD ENOUGH」が聴きどころとなっています。

 

特に新曲は穏やかなメロディが彼等にしては意外にも珍しいと言えるバラードとなっていて、この1曲のためだけでもファンは必聴と思えるアルバムです。

 

 

2020年4月25日 (土)

URIAH HEEP STILL 'EAVY, STILL PROUD

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90年にリリースされた、ユーライア・ヒープのコンピレーション盤、「スティル・イーヴィ―・スティル・プラウド」、入荷しました。

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元々は10曲収録のアルバムだったのですが、98年のリマスター化、リイシューに伴い、5曲が削られ、さらに9曲が追加され、全14曲で再編がされています。

 

一体何故この様な不思議な編集がされたのか不明ですが、ファンにとってはなかなか嬉しい内容にはなっています。

 

「GYPSY」、「JULY MORNING」、「LADY IN BLACK」は、彼等の70年代の定番曲と言えるもので、89年のライヴ音源(live at Central Television)となっています。

 

やはり代表曲の一つである「EASY LIVIN'」、そして「TOO SCARED TO RUN」、「CORINA」は、88年にリリースされた「LIVE IN MOSCOW」と同テイクと思われます。

 

聴きどころとなっているのは、サントラ提供曲とであったポップな「SPLIT IMAGE」や、オリジナル・アルバム未収録曲であった「PLAYING FOR TIME」、「VALLEY OF KINGS」、「I'M ALIVE AGAIN」等のスタジオ・セッション・ヴァージョンでしょう。

 

これは81年時の音源だそうで、4代目ヴォーカリストであるピーター・ゴールビー在籍時のものと思われます。

 

彼は80年代の3枚のアルバム参加したのみでしたが、バンド自体がポップ転換を狙っていた頃のナンバーになかなか合っていた声の持ち主でした。

 

「MR. MAJESTIC」は現在もバンドを支えてるキーボードのフィル・ランゾンがリード・ヴォーカルを務め、バーニー・ショウのコーラスが絡むポップなミドル・バラードです。

 

この曲と「CORINA」の2曲がライヴ・ヴァージョンとスタジオ・テイクでダブって収録されているのですが、そうした雑さを除けばファンにとってはなかなかユニークな編集盤であると思われます。

 

 

 

2020年4月24日 (金)

JAY GRAYDON AIRPLAY FOR THE PLANET

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ジェイ・グレイドンの93年作、「エアプレイ・フォー・ザ・プラネット <完全盤>」、入荷しました。

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スティーリー・ダンの参加で脚光を浴びたギタリスト、ジェイ・グレイドン。

 

彼が若きデヴィッド・フォスターとタッグを組んだプロジェクト、エアプレイは1枚のアルバムを残し終了してしまいましたが、その伝説はAOR界のみならず多くのロック・ファンの間でも語られ続けていると思われます。

 

TOTOとも比較されたエアプレイから10年、ジェイ・グレイドンは新たなプロジェクト、プラネット3を立ち上げ、よりプログレ・ハード色の強い名盤を1枚残しています。

 

グレイドン自ら、「Chicago Meets Def Leppard」と評していたPLANET 3のセカンド・アルバムとして制作されたのが本作なのですが、結局ソロ名義でリリースがされました。

 

TOTOの三代目ヴォーカリストとして名高いジョセフ・ウィリアムズ、CHICAGOで名を馳せたビル・チャンプリン等を迎え、極上のメロウ・サウンドを展開してくれています。

 

EARTH WIND & FIREの大ヒット曲であり、AIRPLAY時代にも収録していた「AFTER THE LOVE IS GONE」も再収録、キーボードに盟友、デヴィッド・フォスターも参加しています。

 

完全盤とされているのは、元々は6曲入りのミニ・アルバムとしてリリースされていたからで、ここでは6曲の追加収録がされてフル・アルバムとなっています。

 

全体的には完全なるAORアルバムと言っていい内容ですが、メロディック・ロック・ファンにもアピールする魅力十分な1枚です。

 

 

2020年4月23日 (木)

MONKEYHEAD MONKEYHEAD

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モンキーヘッドの2001年作、「モンキーヘッド」、入荷しました。

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フロンティア―ズ・レーベルよりリリース(日本発売はマーキー・インコーポレイティドより)、プロデュースはボー・ヒル、と聞いて期待感が煽られる方は相当の80年代メタル・ファンだと言えるでしょう。

 

その期待を裏切らないメロディアスなポップ・メタルをこれでもかと突き詰めてくれているのが、このモンキーヘッドです。

 

現在FIVE FINGER DEATH PUNCHのギタリストとして活躍しているジェイソン・フックがリーダーを務めていたバンドで、2001年に唯一リリースされたアルバムです。

 

彼は一時期再結成したBULLETBOYSやなんとあのヒラリー・ダフのツアー・メンバーとして活動していた事もあったらしいのですが、本格的にバンドとしてデビューとなったのがモンキーヘッドとなります。

 

RATTやWINGER、EUROPEやKIXを手掛けてきた分厚いサウンド・プロダクションを得意とする名手、ボー・ヒルの手腕により間違いの無い80年代型パーティー・ロック、パワー・バラードがバランス良く配置された良作となっています。

 

FIVE FINGER DEATH PUNCHはゴリゴリ、マッチョな哀愁メタル・バンドとして知られていますが、ジェイソン・フックの本質はこうした80年代メタルの影響下にあったようです。

 

前述したボー・ヒル作品、あるいはPOISON、SLAUGHTER、CINDERELLA等々、比較するのにいくらでもそうしたバンドの名前が出てきますが、適度な土臭さ、荒々しさのバランスも見事、優等生的な作りとは言えますが、素直に楽しめる1枚です。

 

 

2020年4月22日 (水)

44MAGNUM 44MAGNUM

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2002年に復活、多くのファンを喜ばせた44MAGNUMが様々な困難な状況を乗り越えて7年ぶりにリリースした通算7作目のアルバム、「44MAGNUM」、入荷しました。

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吉川”BAN”裕規が脱退、そして梅原”PAUL”達也が難病を患っている事を公表、衝撃的な展開に驚いた方も少なくないはずです。

 

そんな中再復活を果たしたバンドは、ベースに元La'cryma ChristyのSHUSE、そしてPAULの息子であるStevieを新たに加え、5人体制となります。

 

新生44MAGNUMとしてツイン・ヴォーカル、そして原点回帰と言えるバンド・サウンドを売りに、オールド・ファンを歓喜させるだけでなく、新たなファン層をも取り込む新鮮さを生む事に成功しています。

 

オープニングの「IN THE END」、続く「IT IS JUST SUCH A FEELING」では、誰もが望む80年代44MAGNUMが復活、このまま突っ走るかと思いきや、さすがに新機軸、あるいはポップ展開した頃の彼等の集大成とも言える展開も見せてくれます。

 

「IN MY MIND」は良質のAOR、シティ・ポップという言葉を思い出す程の爽やかなシーサイド・ミュージック、「Dear Mr.KING OF POP」は当時世界中が死を悼んだM.J.に捧げられたビートル・ライクなバラードと、HR/HMのジャンルを超えた音楽性の幅を披露してくれています。

 

コンパクトながらタイトかつアグレッシブなサウンドに、衰えを感じさせないヴォーカル、そして初期44MAGNUM特有のツンノメリ型のスタイルも健在。

 

セルフ・タイトル作に相応しい復活ぶり、そして現役感覚バリバリの貪欲な実験性も手伝い、今後の彼等に大きな期待を抱かせる意欲作となっています。

 

2020年4月21日 (火)

TANK THE RETURN OF THE FILTH HOUNDS-LIVE

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WOBHMシーンの名バンドの一つ、タンクの97年、ドイツで行われたライヴ音源とスタジオ・テイク2曲を収録した「ザ・リターン・オブ・ザ・フィルス・ハウンズ ライヴ」、入荷しました。

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彼等は89年に一度解散していますが、オリジナル・メンバーのアルジー・ワードを中心に、セカンド・アルバム以降バンドを支えた二人のギタリスト、ミック・タッカー、クリフ・エヴァンスを含む4人編成で再結成を果たし、本ライヴはそんな彼等の帰還ツアーでの収録となり、黄金期と言える80年代のアルバム4枚を中心としたセットリストを披露してくれています。

 

82年にデビューしたタンクは、元THE DAMNEDというキャリアを持つアルジーの個性、当時モーターヘッドのエディ・クラークのプロデュース、そしてパンキッシュなスピード感を強調したトリオ編成という事もあり、良い意味で小ぶりなMOTORHEADという強烈な印象を残しました。

 

ただサウンドの方かなりキャッチ―なリフ・メイカーぶりが目立ち、むしろ同時代のSAXONにも通じるNWOBHMの疾走感がバンドの魅力となっていました。

 

吐き捨てタイプのヴォーカルこそパンキッシュなイメージが残りますが、バンド・サウンドは極めてタイト、歌メロも80年代的な親しみやすさが見え隠れしています。

 

ドイツの熱いオーディエンスの手助けもあり、まるで80年代のライヴのような盛り上がりを見せているのが印象的です。

 

「Don't Walk Away」はエディ・クラークのプロデュースによるデビュー・シングルで、オリジナル・アルバムには未収録だったナンバー、スタジオ・テイクとしても収録されている「And The We Heard The Thunder」、そして「In The Last Hours Before Dawn」は、2002年にリリースされたアルバム、「STILL AT WAR」で再収録されています。

 

 

2020年4月20日 (月)

HELLOWEEN BETTER THAN RAW

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ハロウィンの98年作、通算8作目となったアルバム、「ベター・ザン・ロウ」、入荷しました。

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「Master Of The Rings」、「The Time Of The Oath」と続いたアンディ・デリス、ウリ・カッシュを迎えた新体制は、更なる進化をここで遂げています。

 

前述の2人の作曲面での貢献度は前2作でもすでに証明済みでしたが、本作でも異なる個性ながらHELLOWEENらしさをより強調する結果を残しています。

 

ハイスピードどヘヴィな質感をこれでもかと煮詰めようとするウリのアグレッシブなスタイルと、メロディ重視における哀愁感の権化であるアンディのセンス。

 

そして彼等が生み出したドラマ性に富んだパワー・メタル路線も従来通りなのですが、個性的な作曲者に恵まれているため一本調子にならないのが新たな強みとなったようです。

オープニングから荘厳なオーケストレーションが期待感を煽り、これまでにない程ヘヴィな展開を見せる「Push」へとなだれ込む構成は見事、以降起伏に富んだ曲群に圧倒される事になります。

 

硬質かつ高速になったリフが多用されるようになったものの、メロディはあくまでも最も彼等らしい旨味を残したものとなっているため、新境地と言うよりは安定感を増したイメージが強いのですが、ここは意見の分かれるところかもしれません。

 

シングルとなった「Hey Lord」と「I Can」のメロディアス・ハード色、「Falling Higher」や「Revelation」のパワー・メタル色、そのどれもがこのバンドの個性として両立しているのが奇跡的ですらあります。

 

 

 

 

2020年4月19日 (日)

JOHN WETTON & RICHARD PALMER JAMES MONKEY BUSINESS 1972-1997

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ジョン・ウエットン&リチャード・パーマー・ジェイムス名義の「モンキー・ビジネス」、入荷しました。

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70年代、80年代と多くのバンドで伝説を残してきたジョン・ウェットンの名と声は、プログレ・ファンのみならず、ブリティッシュ・ロック史を紐解こうとする人にとっては忘れ難いものでしょう。

 

彼のキャリアを追いかける事により、プログレ界、あるいはHR/HM界の一部にまで渡る人脈図が出来上がる程で、数々の名義における音源が残っています。

 

本作は70年代クリムゾン解散後からU.K.結成前後に残したデモ音源等を編集したコンピレーションで、98年に突如としてリリースされました。

 

リチャード・パーマー・ジェイムスとの共同名義となとなっており、全24曲、かなり興味深い内容ながら、ラフなデモ、90年代の未発表音源、ライヴ音源等、年代もバラバラで統一感は見られません。

 

キング・クリムゾンでピート・シンフィールドの後任として作詞家として参加したリチャードは、元々スーパートランプのオリジナル・メンバーにしてマルチ・プレイヤー。

 

ジョンとは学生時代からの友人だったそうで、クリムゾン参加もその関係で実現したようです。

 

コアなファン向けのリハーサル風景が覗える2人のやり取りや、ピアノの弾き語りによるジョンのスキャットのみのナンバーも含まれているのですが、やはり聴きどころとなるのはクリムゾンのオリジナル・スタジオ・アルバム未収録曲として知られる「ドクター・ダイアモンド」でしょう。

 

打ち込みによる軽やかなアレンジはリチャードによるものと思われますが、90年代プログレ・ポップとでも呼べそうなヴァージョンとなっています。

 

またクリムゾンの名曲、「スターレス」はシンセによる幻想的なアレンジで生まれ変わり、原曲の深遠な音世界がより具現化された感すらあります。

 

他にもビル・ブラッフォードが参加している未発表曲、「コンフェッションズ」、「グッド・シップ・エンタープライズ」、ジョンが珍しくストレートなロックンローラーぶりを発揮しているチャック・ベリーの「トゥー・マッチ・モンキー・ビジネス」等、ファンなら聴き逃せない曲が本作を秀逸なものとしています。

 

 

 

2020年4月18日 (土)

TALAS BILLY SHEEHAN: TALAS YEARS

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タラスの「ビリー・シーン: ザ・タラス・イヤーズ」、入荷しました。

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ビリー・シーンがDAVID LEE ROTHのアルバムに参加する以前、すでにスーパー・ベーシストとして名が知れていたのはこのTALASというバンドがあったからこそでした。

 

79年に「TALAS」をインディ―スでリリース、そして83年にメジャー・デビューを果たした事により、徐々にビリーはベース版エディ・ヴァン・ヘイレンの異名で語られるようになりました。

 

本コンピレーションは、その83年作の「SINK YOUR TEETH INTO THAT」、そして84年リリースのライヴ盤、「LIVE SPEED ON ICE」の2枚のアルバムをカップリングしたものとなります。

 

デイヴ・リー・ロスが後に取り上げた「SHY BOY」や、N.W.O.B.H.M.の影響下にあるメロディアスなスピード・ナンバー、「HIGH SPEED ON ICE」等を含むスタジオ・アルバムは、確かにビリーの超速弾きベースが強烈なインパクトを持っています。

 

ポール・ギルバートよりも一足早く、次世代の超絶プレイヤーとしてのビリーのイメージを決定付ける事ともなりましたが、むしろ曲の良さも負けずに目立っていたとも言えるでしょう。

 

元々インディーズ・デビュー盤はかなりポップな個性が強かったのですが、本作では当時のブリティッシュ・メタル色をベースとした哀愁路線が際立っています。

 

ほぼ全曲を作曲しているビリーのメロディ・メイカーとしてのセンスも、かなり聴き応えのあるものとなっています。

 

ご存知のようにビリーはこんなにもすぐ優れたアルバムを残しながら、86年のデイヴ・リー・ロスの「EAT 'EM AND SMILE」に参加、TALAS脱退によりバンドは自然消滅してしまったようです。

 

尚、スタジオ盤ではビリー、デイヴ・コンスタンティノ、ポール・ヴァ―がのトリオ編成、ライヴ盤ではビリー以外のメンバーが全交代、フィル・ナーロ、ミッチ・ペリー、マーク・ミラーとの4人編成となっています。

 

 

2020年4月17日 (金)

MARI HAMADA ANTI-HEROINE

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93年作、浜田麻里のオリジナル・アルバムとしては12作目となった「アンチ・ヒロイン」、入荷しました。

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デビュー10周年となった記念碑的な作品でもあり、結果的には「Return to Myself」以来のオリコンNo.1となったヒット作で、彼女の全盛期を代表するアルバムともなりました。

 

アートワークから歌詞世界まで、統一されたアダルトな雰囲気を強調しながら、メロディの充実度は更に強化され、本作のリリース前後かた定着し始めた「J-POP」というカテゴリー、概念にピタッとはまる事になったのも興味深いところだと思います。

 

プロデュースはNELSONやFIONNAを手掛けたマーク・タナー。

 

この人は70年代後半、やはりプロデューサーとして大成したリッチー・ズィトー等と共に、THE MARC TANNER BANDを率いて活躍したヴォーカリストで、ハードAORとでも言えそうなTOTOにも通じる作品を残した人で、80年代以降のポップ・メタルのセオリーも知り尽くしていたセンスの持ち主であったと思われます。

 

彼のコネクションと想像される多くのスタジオ・ミュージシャンの起用により、これまでの浜田麻里作品のライトなロック感覚をよりゴージャスに演出、キラキラ感とセクシーな大人の魅力を生み出しています。

 

抜群の歌唱力と世界基準とも言えるメロディにより、本作でも全曲中5曲がタイアップとして起用されたのは当然とも言える結果で、おそらく当時浜田麻里というヴォーカリストに業界が安定した信頼感を抱いていた証拠とも考えられると思います。

 

アルバム・タイトル曲では、「ポップ・アイコン」としてのキャリアからの決別宣言とも受け取れそうな歌詞が気になりますが、セルフ・プロデュース能力が非常に高かった人ですから本作を自ら転機作と考えていたのかもしれません。

 

いずれにしても80年代をアイドル的人気にも支えられながら、HM/HR界でキャリアを確立し、音楽シーンが様変わりする中でこうした説得力を勝ち得たという例は、日本の女性ヴォーカリストとしては他に比類すべき存在は皆無であるというのは確かな事だと思われます。

 

シングルとなった「Cry For The Moon」、「Company」はもちろん、突き抜ける様な高揚感を持った「Private Heaven」、バラード・シンガーとしての圧倒的な魅力を誇る「So Hart So Long」、「Border」等、優れたナンバーを多く含む傑作です。

 

 

2020年4月16日 (木)

ICON NIGHT OF THE CRIME

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アイコンの85年作、「彼女のすべてを歌に」、入荷しました。

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華麗なツイン・リードと欧州型の湿った翳りを持ったメロディが、当時のアメリカで珍しいとも思えた正統派メタル・バンド、アイコンが大化けしたセカンド・アルバムです。

 

前作ではインギーを発掘したマイク・ヴァーニーがプロデュースを務めていましたが、本作では大御所エディ・クレイマーを迎え、更にミックスはロン・ネヴィソンと、サウンド・プロダクションにお金も力も入っているのがわかります。

 

更にソング・ライターにボブ・ハリガン・JR.が加わる事により、本作の美麗メロディアス・ハード路線を決定付けています。

 

この人はJUDAS PRIESTの「叛旗の下に Some Heads Are Gonna Roll 」、「運命の鎖 (Take These) Chains 」の作者として有名ですが、実にツボを押さえたメロディ作りが巧い人で、一時期はメタル・ソングを一切書かなくなったそうですが、そのセンスは天才的だと思います。

 

当時伊藤政則氏がラジオで絶賛していたシングル、「DANGER CALLING」はBON JOVIの登場時位のインパクトがあり、間違いなく大ブレイクすると信じて疑わなかった人も多いと思います。

 

本作を最後に脱退してしまうヴォーカリスト、スティーヴン・クリフォードのせつないハスキー声が生かされたメロディと、キャッチーなバンド・サウンドが一体となり、時代がポップ・メタル一色になる寸前に咲き誇った毒花の様な妖しさが魅力的でした。

 

持ち前の欧州感は、本作リリース前にデビューを果たしたボン・ジョヴィより濃厚で、当時はまだメロディアス・ハードという言葉が浸透化していなかったと思われますが、まぁとにかく「DANGER CALLING」を聴いてみな、としか表現できなかったのではないでしょうか。

 

バンドののみで書かれたナンバーも秀逸で、前作に引き続きストロングなメタル・バンドとしての魅力を保持しています。

 

B級映画の様なジャケット・デザインもここでは理想的なものとなっていて、期待感を煽るのを手伝っていると言えるでしょう。

 

一体何故このアルバムが大成功しなかったのか、いろんな分析はできるかもしれません。

 

ただ残されたこのたまらなく濃厚な美麗メタルの芳醇な香りだけは、未だ間違いの無いものとして漂っていると思います。

 

次作でタイプの異なるヴォーカリストが変わった事により、サウンドはより大仰なものへとなるため、本作こそが彼等の最高傑作と言い切ります。

 

 

2020年4月15日 (水)

JOURNEY JOURNEY

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75年作、ジャーニーの記念すべきデビュー・アルバム、「宇宙への旅立ち」、入荷しました。

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良く言われている様に、初期の彼等はインスト主体のテクニカルなロック・バンドとしての面が強く、スティクス、カンサス等と比較してもかなりハードなサウンドを展開していました。

 

たださすがにポップなメロディ・センスもすでに開花はしています。

 

そうした意味でも、アメリカン・プログレ・ハードという言葉が本当に良く似合う1枚です。

 

元サンタナの二ール・ショーン、グレッグ・ローリー、そしてすでに名手として数々の大物アーティストと共演してきたエインズレー・ダンバーのタイトなリズムの合体は確かにスーパー・グループと呼ばれる相応しい音楽性も持っていました。

 

叙情性溢れるメロディと、ロックのダイナミズムを忘れない構成は今聴いてもなかなかの傑作だと思います。

 

 

2020年4月14日 (火)

BRYAN ADAMS CUTS LIKE A KNIFE

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ブライアン・アダムスのサード・アルバムにして、彼のブレイクスルーとなった、「カッツ・ライク・ア・ナイフ -フロム・ザ・ハート‐」、入荷しました。

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ご存知のように翌年リリースされる「RECKLESS」は、本国カナダ、そして全米で1位となる大ヒット、世界的にも大ブレイクした80年代を代表する1枚となりました。

 

本作からは後のパワー・バラード・ブームの原型にもなったと言える「Straight From The Heart フロム・ザ・ハート」が全米トップ10入りする大ヒットを記録し、彼の名が一気に知れ渡る事となります。

 

カナダの名ベテラン・バンド、PRISMのメンバーだったジム・ヴァランスとの完全タッグによるソング・ライティングは、当時でこそポップなロック・ソングと認識されていましたが、今改めて聴き直してみるとやがて訪れる80年代ポップ・メタル隆盛期へと地続きに思えるメロディ集となっています。

 

事実ブライアンとヴァランスは82年にリリースされたKISSのベスト盤、「KILLERS」に参加、今は亡き当時のKISSのドラマー、エリック・カーと共作で「Don't Leave Me Lonely」を作っています。

 

結局ボツとなってしまったようですが、本作には無事収録されています。

 

またヴァランスはブライアンの大成功後、職業ライターとして大活躍、HEARTやAEROSMITH、OZZY、SCORPIONS、EUROPE等々、数えきれないくらいHR/HM系バンドに貢献しています。

 

尚、当時無名だったブライアンは「Let Him Know」を引っ提げて来日、YAMAHA主催の第13回世界歌謡祭にノミネートされています。

 

入賞等は無かったようですが、その後のブライアンの大ブレイクぶりをきっと想像すらしなかったコンテストだったのかもしれません...

 

いずれしにても全曲がシングル・カット可能な高性能メロディばかり、ライト・メタル的なハード・ポップからバラードまで、すでに天才的メロディ・メイカーの資質は露わになっている傑作です。

 

 

2020年4月13日 (月)

BRUFORD KING OF BELLS

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日本が誇るプログレ専門ブートレグ・レーベル、HighlandからリリースされたBRUFORDのライヴ盤、「キング・オブ・ベルズ」、入荷しました。

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1979年7月12日、ニューヨークのMy Father's Placeでの収録、どうやらラジオ番組用に録音されたサウンドボード音源となり、この手のものとしてはかなり音質は良好と思われます。

 

長らく日本ではブラッフォードとカナ表記がされてきましたが、ここでは昨今定着しつつある正しい発音表記となるブルーフォードで統一したいと思います。

 

当時U.K.に参加していたビル・ブルーフォードが、やはりU.K.の初期メンバーであったアラン・ホールズワースを引き連れソロ・アルバムをレコーディング、そのまま初のリーダー・バンドとなるバンド、ブルーフォードへと発展していきます。

 

ジャズ、フュージョン寄りのスケールの大きいインスト・ロックとして名盤を数枚残す事になるわけですが、未だに熱心なプログレ・ファンからの支持は高いバンドだと思います。

 

「FEELS GOOD TO ME」、「ONE OF A KIND」と2枚のスタジオ・アルバムに参加したホールズワースはここではすでに脱退しているようで、本ライヴのメンバーはビルを筆頭に、ギターのジョン・クラーク、キーボードのデイヴ・スチュワート、ベースのジェフ・バーリンの4人となっています。

 

セカンド・アルバムをリリース直後のライヴであるため、レパートリーは「ONE OF A KIND」が中心、超絶かつ幻想的な曲群が素晴らしいバンド・アンサンブルにより展開されています。

 

ビルのドラムはもちろん、各メンバーのスリリングなバトルがこのバンドの大きな強みであり、特にキーボードの革新的な音色、構成が耳を惹きつけます。

 

特にビル単独作ととなった「Travels with Myself/And Someone Else」は、メロウな前半のピアノ・バラードと後半のシンセとギターの爆発具合の対比が見事で、ライヴならではの盛り上がりを見せる鳥肌ものの1曲となっています。

 

 

 

2020年4月12日 (日)

NUNO BETTENCOURT BEST OF NUNO

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EXTREME解散以降、精力的にソロ活動を続けてきたヌーノ・ベッテンコートのベスト盤、「ベスト・オブ・ヌーノ」、入荷しました。

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97年にNUNO名義でリリースした初ソロ作、「SCHIZOPHONIC」、自身の甥っ子を含むトリオ編成のMOURNING WIDOWSでリリースした2枚のアルバム、そして再び完全なソロ・プロジェクトとなったPOPULATION 1名義でのアルバム、計4作品の中からセレクトがされています。

 

内6曲がリミックス・ヴァージョン、そして本作の為に用意された新曲2曲が含まれています。

 

エキゾチックなルックスと華麗なギター・テクニックは、特にEXTREME時代の90年代初期に次世代ギター・ヒーローとしての資質十分な人ではありましたが、彼の本領はその類まれなる作曲センスではなかったのかと思われます。

 

更にヴォーカリストとしての達者な振舞い、ギター以外のパートもそつなくこなすマルチ・プレイヤーぶりも大きな個性でしょう。、

 

オルタナ以降のモダン・ロックのメインストリームを行くメロディ・センスと、表情豊かなギターは80年代組のギタリストでは比類すべき存在がなかなか見当たりません。

 

BEATLESやQUEEN、NIRVANAやFOO FIGHTERS等からの影響を隠そうとせず、その下地に見えるのはギタリストとしてよりは多感なロック少年が吸収する甘酸っぱさや毒気といった要素が強かったのだと思います。

 

テクニックを延々とひけらかすギター・アルバムを作ってこなかった事が、それをはっきりと証明している気がします。

 

新曲の一つであるCHEAP TRICKのカヴァー、「サレンダー」のポップ・パンク然としたアレンジに、そうした彼の資質が見て取れる気がします。

 

EXTREMEは確かに特異なHR/HMバンドであったと思いますが、ヌーノのギターはもちろん、幅広い作曲能力があってこそと確信できるキャリアを一望できる内容となった好ベスト盤です。

 

 

2020年4月11日 (土)

COZY POWELL TILT

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81年作、コージー・パウエルのソロ第二弾となったアルバム、「TILT サンダーストーム」、入荷しました。

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今となっては不吉なジャケットが気になりますが、当時のコージーはMSGに参加しており、ここ日本でも絶大な人気を誇っていました。

 

ジェフ・ベック、ゲイリー・ムーア、バーニー・マースデン、ドン・エイリー、クリス・グレン、ジャック・ブルース、メル・コリンズ等々、コージーならではの人脈が活かされたゲストが多数参加しています。

 

またヴォーカル曲が4曲という構成も本作の特徴で、バラエティに富んだナンバーが飽きさせません。

 

ゲイリー・ムーア作の感涙にむせぶ事必至のインスト・ナンバー、「サンセット」がハイライトとなっており、ロック界の今は亡き巨人二人の共演が見事です。

 

この1曲を聴くためだけでも、必聴と言えるアルバムだと思います。

 

 

2020年4月10日 (金)

MASTERPLAN MASTERPLAN

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2003年作、マスタープランの「マスタープラン」、入荷しました。

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HELLOWEENの2000年作のアルバム、「THE DARK RIDE」は、大きな転機作となり、バンドそのものの解体にも繋がりました。

 

そのダーク化を推し進めていたローランド・グラポウはウリ・カッシュと共に脱退、MASTERPLANを結成します。

 

ノルウェーの渡り鳥ヴォーカリストして北欧のデヴィッド・カヴァーデイルと評されていたヨルン・ランデを迎え、HELLOWEENファンを始め多くのHR/HMファンの注目を集める事となります。

 

元同僚にして険悪の仲とも噂されたマイケル・キスク、CHILDREN OF BODOMのヤンネ・ウィルマンをゲストに迎えた本作、結果的にハロウィンよりもHELLOWEENらしい、ジャーマン・メロディアス・パワー・メタルと呼ぶに相応しいアルバムとなっています。

 

ヨルンの圧倒的な歌唱力も手伝い、ドラマティックなメロディ構成とローランドとウリによる超絶テクが牽引する完璧なバンド・サウンドはHELLOWEENのDNAが確実に受け継がれただけでなく、新たなジャーマン・メタルの魅力を拡げた事を確信させてくれます。

 

特にバラード・ナンバーにおける染み具合は奇跡的で、アコースティック調の「」「Into the light」や「When love comes close」、あるいは燃え上がる様な「Soulburn」では、かつてハロウィンはもとよりSCORPIONSがお家芸としていましたが、ソウルフルなヴォーカルで紡がれるMASTERPLANの底力は今後見過ごせないものがあると思われます。

 

抑制されたスピードこそ凡庸にも思えますが、美麗メロディと強力なエッジの組合せは、必ずしもスピードが共わなくてもいい事を改めて教えてくれる気がします。

 

 

 

2020年4月 9日 (木)

ANTHRAX WE'VE COME FOR YOU ALL

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前作、「VOLUME 8: THE THREAT IS REAL!」から約5年ぶりとなったアンスラックスの通算9作目、2003年作のアルバム、「ウィ・ハヴ・カム・フォー・ユー・オール」、入荷しました。

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その間、スコット・イアンとチャーリー・ベナンテは、ハードコア・メタル・プロジェクト、S.O.D.を復活させ、ジョン・ブッシュはARMORED SAINTの再結成を果たしながらも、アンスラックスでの活動は停止していました。

 

更に2001年、9.11の直後に起きた炭疽菌事件の影響を受け、彼等はバンド名の改名騒動に巻き込まれ、ファンをやきもきさせたのでした。

 

そうした経緯の中、彼等はそれまでサポート要因であったロブ・カッジアーノを正式ギタリストとして迎え、久々に5人体制で本作を発表します。

 

まさにファンに対する決意表明と取れるアルバム・タイトル、「俺達はスーパーヒーローではない ヒーローになるのはお前自身だ」と叫ぶ彼等の姿には、メタル・シーンにおける自分達の立場だけでなく、社会に積極的にコミットしている、しっかりと地に足を着けた感が感じ取れます。

 

ただサウンドの方は、けっして落ち着きを見せたわけではありません。
若返った様な気がするパワーに溢れています。

 

ブラスト・ビート炸裂のハイスピード・ナンバーから、ヘヴィ・グルーヴとダークな質感を彼等流にまとめた90年代的アプローチ、ブルージーなエクストーリム・メタルとでも言うべき手法、更には昨今のモダン・アメリカン・ロックの王道を行くキャッチーな展開等、かなりヴァラエティに富んだ内容となっています。

 

もちろんスピリットとして常に持ち続けてきたスラッシュとしてのマインドは随所に見られるわけで、この辺は聴き手がアンスラックスをどれだけ知っているかに委ねられるとは思うのですが、ファンとしては迷いの無い彼等の姿に晴れやかな気持ちになるのではないでしょうか。

 

生前のダイムバッグ・ダレル、そしてTHE WHOのロジャー・ダルトリーのビッグなゲストも華を添えています。

 

80年代スラッシュの幻影を彼等に見ようとする人もいるのでしょうが、元々節操が無い位の雑食性を持っていたバンドだけに、こうした展開はむしろ当然でもある様な気がします。

 

 

 

2020年4月 8日 (水)

BAD COMPANY RUN WITH THE PACK

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76年作、バッド・カンパニーのサード・アルバムとなった「ラン・ウィズ・ザ・パック」、入荷しました。

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派手なシングル・ヒット曲が不在なためか、地味に映りがちなアルバムですが、彼等の人気絶頂期を代表するアルバムで、ポール・ロジャース単独作のナンバーが増え始め、バンドが渋みを備えた作品でもあります。

 

ジャケットはCD盤では地味になってしまいましたが、アナログ盤でのオリジナルはシルバーのキラキラした鏡面加工のもので、以降もずっとデザインを手掛けていたヒプノシスは今回は関わってはいません。

 

本作のデザイン担当は、ビートルズやイーグルス、ザ・フーやキング・クリムゾンの大名盤を作ってきたジョン・コッシュです。

 

一見なんてことなく映るジャケットですが、妙に印象に残るのですが、アルバムの内容の方もそれと同様で、質実剛健、味わい深いナンバーが揃う好盤となっています。

 

シングルとしてもヒットした50年代のR&Bグループ、コースターズのカヴァー、「YOUNG BLOOD」こそポップに弾けていますが、ここでの魅力はロジャースの適度な枯れ具合とブリティッシュ・ハード然とした翳りのあるキャッチーさだったと思います。

 

「SILVER, BLUE & GOLD」や、「FADE AWAY」といった哀愁ソングは、この人でしか出せないものであり、この2曲のためだけでも必聴盤であると言い切っていいと信じます。

 

2020年4月 7日 (火)

MOLLY HATCHET DEVIL'S CANYON

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モリー・ハチェットの96年作、「デヴィルズ・キャニオン」、入荷しました。

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70年代サザン・ロックの第2世代として、そしてアメリカン・ハード史の中でも忘れ難いバンド、モリー・ハチェットが90年代に突如として復活、前作から7年ぶりにリリースからされた通算8作目のアルバムです。

 

86年リリースの「Lightning Strikes Twice」はKISSのカヴァー、「Hide Your Heart」を含むポップ展開をしていましたが、以降彼等はベスト盤のリリース以外目立った活動はありませんでした。

 

本作ではヴォーカリストの交代、サザン・ロックの代名詞とでも言うべきトリプル・ギター体制から、ツイン・リードへと、そしてキーボードの大幅導入がされています。

 

サウンドはむしろ原点回帰と言えるガッツ溢れるハード・ロック・スタイルとなり、パワー・バラード等の隠し玉も効果的なセンスも感じられます。

 

レーナ―ド・スキナードやオールマンと比較するには、やはりより粗暴なアメリカン・ハードのイメージが強い彼等の個性がそのまま反映されたアルバムと言えるでしょう。

 

バンド名は殺人鬼の売春婦から取ったという逸話、ヒロイック・ファンタジーで統一されたアートワークが象徴するコンセプトそのものです。

 

尚、本作のジャケットを手掛けたPaul R. Gregoryは、これまでSAXONやDIO、URIAH HEEP、BLIND GUARDIANのジャケ担当もしてきた人です。

 

 

 

2020年4月 6日 (月)

THE BLACK CROWES BY YOUR SIDE

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ブラック・クロウズの通算5作目となったアルバム、「バイ・ユア・サイド」、入荷しました。

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原点回帰とも言えるストレートなハード・ロック色が目立つ1枚です。

 

前作からは2年ぶり、COLUMBIAへの移籍、メンバー・チェンジという転機を経て、レイドバック感が強かった「Three Snakes and One Charm」から一転、年齢相応の元気とスピード感が感じられます。

 

ジョー・ペリーが推薦したというプロデューサー、ケヴィン・シャーリーの適格なサウンド・プロダクションも手伝い、ブルージーな彼等の魅力をスポイルさせ、アメリカン・ハードのダイナミズムをパッケージする事に徹したものと思われます。

 

シングルとなった「Kickin' My Heart Around」、「Go Faster」は、そんな事もあり70年代のエアロスミスを彷彿させるナンバーとなっています。

 

21世紀を目前にして、これ程までにけれん味の無いオーソドックスなハード・ロックを鳴らしていたのは、ある意味奇跡的とも思えます。

 

ギタリストがリッチ・ロビンソンのみとなる5人編成となった事により、バンド・サウンドがかなりシンプルになった気もしますが、その分表情豊かなギターが増え、バラエティに富んだ音色が見られます。

 

「Only A Fool」や「Diamond Ring」といったメロウなセンスが新たな魅力となっていて、このバンドの奥の深さに改めて気づかされます。

 

更にビッグ・バンド風のアレンジが盛り上げてくれる大合唱バラード、「Welcome To The Goodtimes」等は、ロッド・スチュワートあたりが羨む程の名曲になっていると思います。

 

2015年初頭、二度目となる解散宣言がされ、ロビンソン兄弟の苛烈を極める確執も伝えられているので、今後バンドの復活は望めないのかもしれませんが、実にカッコいいバンドであるだけに残念でなりません。

 

 

 

2020年4月 5日 (日)

RENAISSANCE CAMERA CAMERA

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81年作、ルネッサンスの「カメラ・カメラ」、入荷しました。

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「四季」、「藍の幻想」と、70年代後半にポップ化を図ったルネッサンスがいよいよ80年代型プログレのあり方を提示したとも思える意欲作です。

 

マイケル・ダンフォードとアニー・ハズラムは、ピーター・ゴスリングとテクノ・ポップ・ユニット、ネヴァダとして別活動をしていましたが、結局このメンバーで新生ルネッサンスとして本作をリリースします。

 

ダンサンブルなエレ・ポップの香りをさせている面は、ジェネシスやイエスの方法論に近づいたとも思えます。

 

ルックスもゴージャスになった永遠の歌姫、アニーの声もかなり軽やかなポップ性を強調しています。

 

裏ジャケに写るメンバーも、いかにも80's的なファッションなのがユニークです。

 

かつてのクラシカルな要素は全く見られませんが、それでも別バンドとして聴くに優れたポップ・アルバムだと思われます。

 

 

2020年4月 4日 (土)

DAVID LEE ROTH A LITTLE AIN'T ENOUGH

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91年作、前作から3年ぶりとなったデイヴ・リー・ロスの通算3作目のオリジナル・フル・アルバム、「ア・リトル・エイント・イナフ」、入荷しました。

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ジャケットは大分地味目になってしまいましたが、中身は前作に勝るとも劣らない大パーティー・ロック大会、まさにダイヤモンド・デイヴの名に相応しいサウンドとなっています。

 

スティーヴ・ヴァイ、ビリー・シーンのいたスーパー・テクニック集団と決別、本作ではベテランを交えた職人的バンドを従えています。

 

ギターにはかつてマーティ・フリードマンとCACOPHONYで活動していたジェイソン・ベッカー。

 

超速弾きで知られていましたが、本作では手堅いプレイに徹しています。
(尚、彼は本作レコーディング中、難病であるALS発症という悲劇に見舞われ、喋るのも立つのも困難になったそうで、以降闘病を続けながら現在も音楽活動続行中です)

 

更にはルー・リード、エアロスミス、アリス・クーパーとの仕事で有名なスライド・ギターの名手、スティーヴ・ハンター、リズム隊にはグレッグとマットのビソネット兄弟、キーボードにはフリートウッド・マックのツアー・メンバーのブレット・タグルという布陣になっています。

 

86年の「セ・ラ・ヴィ」の大ヒットで知られるシンガー、ロビー・ネヴィルとの共作になったファースト・シングル、「A Lil' Ain't Enough」はいかにもデイヴらしいキャッチ―なハード・ロック・ナンバーでしたが、PVはMTVでは一時放映禁止になってしまいます。

 

過激な衣装の美女の大群、コスプレした小人の出演、更には特殊メイクによる超巨漢に変身したデイヴ、といった内容がいけなかったのでしょうか。

 

セカンド・シングルの「Sensible Shoes」のPVも、モノクロながらかなりの扇情的な内容により放映回数が少なかったのだとか。

 

グランジ、オルタナ旋風の中、80年代メタルの象徴であったデイヴはセールス的にはかなり苦戦したアルバムでしたが、各曲の完成度はかなり高く、今聴いてもウキウキできる好盤です。

 

当時からAEROSMITHの「Walk This Way」にそっくりの「Last Call」、そしてVan Halenの「Hot For Teacher」にしか聴こえない「It's Showtime!」が話題となりましたが、そんなご愛敬も含めて愛しい1枚です。

 

 

 

2020年4月 3日 (金)

KIP WINGER SONGS FROM THE OCEAN FLOOR

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WINGERでの活動停止中、2001年にリリースされたキップ・ウィンガ―のソロ第3弾、「ソングス・フロム・ジ・オーシャン・フロアー」、入荷しました。

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前作は彼のミュージシャン気質を露わにしたアコースティック・アルバムでしたが、本作ではストリングスの導入、そしてキップのキーボーディストとしてのセンスも目立つ、メロディック・ロック集となっています。

 

全体的にダークで内省的なトーンで統一されていますが、この人の独特のメロディ・センスや美意識により、HR/HMの枠を超えたアダルトなテイストが上品で重厚なイメージを強調しています。

 

翳りのある哀愁ヴォイスも手伝い、暗くなり過ぎない程度の言わば静の魅力がWINGER時代にも見受けられたのですが、ソロ・ワークではバック・トラックだけ聴けば、ピーター・ガブリエルやデヴィッド・ボウイとも通じるアーティスティックなサウンドに気づかされます。

 

レブ・ビーチ、ロッド・モーゲンスタイン、ジョン・ロスといったWINGER組、ファースト・ソロ作にも参加していた元DANGER DANGERのアンディ・ティモンズのゲストにより、バックはメロディアス・ハードとしてのエッジは保っています。

 

変わったところでは「Sure was a wildflower」でヴォーカルを聴かせるムーン・ザッパ(女優としても活動、フランク・ザッパの長女)のゲスト参加も見られます。

 

ミステリアスで深く美しいメロディ・メイカーぶりを発揮するのは以降のソロ作、あるいは復活後のWINGERでも踏襲されていく事になります。

 

静かにゆっくりと燃え上がる様な冷たい炎の様なドラマ性は、この人ならではの個性なのでしょう。

 

日本盤ボーナス・トラックはあの聴名曲、「Headed For A Heartbreak」のライヴ・ヴァージョンとなっています。

 

 

2020年4月 2日 (木)

RTZ RETURN TO ZERO LOST

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RTZの「ロスト」、入荷しました。

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もう1人のBOSTONサウンドのギタリスト、バリー・グドロー、ヴォイス・オブ・ボストン、ブラッド・デルプ。

 

この伝説的な2人が結成したリターン・トゥ・ゼロ、91年にリリースしたファースト・アルバムからは3枚のスマッシュ・ヒット・シングルを生みましたが、その後の彼等はけっして順調ではなかったようです。

 

93年にはセカンド・アルバムの制作は終えていたそうですが、大人の諸事情よりリリースされる事はなくお蔵入り、ブラッドは在籍していたBOSTONの「WALK ON」のレコーディングには参加できなかったもののツアーに合流、結果的にはRTZは分裂してしまったようです。

 

本作は98年に突如として陽の目を浴びた音源で、彼等のセカンド・アルバムとして知られる事となったアルバムです。

 

プロデュースはバリー自身、バンド体制は前作と変わらない5人体制となっています。

 

基本路線はファースト同様、アナザー・ボストンといったサウンドがベースとなっていますが、意外なのはブリティッシュ色が強くなっている面でしょうか。

 

ブラッドのさわ爽やかなヴォーカルを前面にした彼等特有の清涼感、高揚感はもちろん健在なのですが、ブルージーなハード・ロック色、あるいは哀愁感溢れるメロディアスな側面が強化されているのが目立ちます。

 

その一方でホーン・セクションや女性コーラスの導入もあり、本家ボストンとの差別化を積極的に図っているのも特徴的です。

 

プログレ・ハード、産業ロックとも呼ばれがちなメロディですが、やはりブラッドのヴォーカルの説得力に尽きるでしょう。

 

極上の声と極上のメロディ、この組み合わせに勝るものはないという事を改めて思い知らされる事でしょう。

 

フォリナーにも通じる硬派な哀愁メロハーとなった「When You Love Someone」、ヘヴィなエッジが印象的な「Change For Change」、これぞブラッドと言うべきアメリカン・ハード・ナンバーの「Someday」等、実に名曲揃いの1枚となっています。

 

 

 

2020年4月 1日 (水)

KIMBALL JAMISON KIMBALL JAMISON

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2011年作、「キンボール/ジェイミソン」、入荷しました。

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TOTOの初代ヴォーカリストであり、数々のヒット曲で強い印象を残し続けているボビー・キンボール、そして残念ながら近年他界してしまったSURVIVORの二代目ヴォーカリスト、ジミ・ジェイミソン。

 

このメロディック・ロック界では伝説的人物と言える2人の名ヴォーカリストのタッグによる唯一のプロジェクト・アルバムは、メロハー界ではすでに名仕掛け人であるフロンティアーズ・レーベルの社長、セラフィーノ・ペルジーノによって企画されたものだそうです。

 

プロデュースはSINNER、PRIMAL FEARのマット・シナー(本作ではベースシストも兼任)、フロンティアーズお抱えの職業ライター陣による高性能楽曲を配し、実に見事はメロディアス・ハード作品となっています。

 

2人の掛け合いによるツイン・ヴォーカルとなるわけですが、TOTO、サバイバーを彷彿させる事はもちろん、メロディは時にはJOURNEY、時にはFOREIGNER等々、おそらくこの両名に80年代黄金メロディアス・ロックを歌って欲しいというスタッフ陣の熱い思いが溢れ出ているかのようなメロディ集となっています。

 

当時ボビーは64歳、ジミは60歳という還暦過ぎのコンビであったにも関わらず、変わらない声の張り、艶っぽさは見事という他なく、彼等の影響を受けてきた後進組となる制作側の期待を上回る完成度ではなかったでしょうか。

 

「Chasing Euphoria」はサバイバー、PRIDE OF LIONSの天才的メロディ・メイカー、ジム・ピートリックの提供、「Shadows Of Love」はジョン・ウェイトの2011年のナンバーのカヴァー。

 

残る全ての楽曲も無駄は一切無し、言葉にするのも恐れ多いほど、瑞々しくカラフルそのもの。

 

絶頂期のTOTOややSURVIVORにも匹敵する美麗かつ、ハード・ロック的ダイナミズムを備えたネオ・プログレ・ハードとでも形容できそうなウキウキ感で統一されています。

 

 

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