フォト

ショップはこちらです

無料ブログはココログ
2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

PR


« 2020年2月 | トップページ | 2020年4月 »

2020年3月の31件の記事

2020年3月31日 (火)

LOUDNESS ENGINE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ラウドネスの1999年作、「エンジン」、入荷しました。

1_000000003809

ショップはこちら

 

インド3部作の完結編であり、20世紀最期のアルバム、そしてRooms RECORDSでの最終作、更に第4期ラウドネスの最期の作品となったアルバムです。

 

「GHETTO MACHINE」、「DRAGON」と続いた悟りと東洋的指向は、ここでは昨今のヘヴィ・ロックの潮流に接近した事もあり、古くからのファンを置いてきぼり状態にする事なく惹きつけてくれています。

 

考えてみれば「HEAVY METAL HIPPIES」から始まったミドル・テンポでの重低音路線は、本作までずっと貫かれていたわけですが、順を追って作品を聴き比べると音圧は徐々に増し、曲のウネリもパワー・アップしているの気づかされます。

 

ある意味必然と言えるメロディの進化、幅の拡大は、山田正樹という優れたヴォーカリストの表現力を知り尽くした上で成立していた事が再確認できるとも言えるかもしれません。

 

そう考えるとおそらく「GHETTO MACHINE」完成した時点で、高崎晃氏の頭の中では本作の基本路線はすでに出来上がっていたのではないでしょうか。

 

グランジへのオマージュとも思える「BAD DATA/NOTHIN' I CAN DO」でのキャッチーな展開、「SWEET DREAMS」や「BURNING EYE BALLS」でのメタルからの乖離、そして思想に基づいたメロディは、世界で活躍してきたラウドネスがとうとう孤高の地に立ったとも思えてしまいますが、モダン・ロックとして捉えるならばかなり優れていると言わざるを得ない点も特徴的です。

 

前2作が何度聴いても難解、あるいはまさにブッダの教えであった世俗から離れて聴こえたのに反し、本作ではかなりスムーズに体に入ってくるのは時流に擦り寄ったと言うよりは、バンド自体がこの路線へ向けて自然に進化した結果なのかもしれません。

 

ラスト・ナンバーであり、本作中最もメロディアスと言える「COMING HOME」では、奇しくも「I'M COMING HOME, EVERYTHING HAS GONE」と歌われていますが、当時のラインナップでの達成感や到達点を確かに感じさせてくれます。

 

ジャケットは9つ折りタイプとなっていて、これまでで最もセクシーなデザインと言えるのですが、広げて全貌を確認すると謎めいた女性にはしっかりと尻尾があるのも印象的です。

 

 

 

2020年3月30日 (月)

MEGADETH ENDGAME

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

2009年作、メガデスの通産12作目となった「エンドゲーム」、入荷しました。

1_000000006374

ショップはこちら

 

ロードランナー移籍第2弾、ギタリストに元NEVERMOREのクリス・ブロデリックが初参加となった1枚です。

 

デイヴ・ムステインとの相性も良く、このバンドの伝統でもある速く超絶で複雑なリフが復活しています。

 

デイヴ自身は、「MEGADETHはもうダメだと思っている連中も注目せずにはいられない」と本作を称していたらしいのですが、この言葉はそのままメタル・シーン全体にも向けられていたのでは、と邪推したくなります。

 

スラッシュ回帰とも思える潔さは、サウンドへの拘りだけでなく、多くの80年代組が時代と向き合う事で失いかけている初期衝動、信念、そしてメタルの美しさをここで復活させようとしていたのではないでしょうか。

 

特に知性と狂気をギリギリのバランスで保ってきたバンドだけに、ほんさくでの手法は十分有効なもものだったと思います。

 

 

2020年3月29日 (日)

UFO THE MONKEY PUZZLE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

2006年作、ヴィニー・ムーアを迎え入れた新体制での第2弾となったUFOの通算18作目のアルバム、「ザ・モンキー・パズル」、入荷しました。

1_000000006373

ショップはこちら

 

約10年ぶりにオリジナル・メンバーのドラマー、アンディ・パーカーが復帰、前作ではポール・チャップマンが復帰した事もあり、全盛期のUFOメンバーが4人揃った事になりました。

 

バンド・マジックは確かに復活した様にも思え、充実したメロディ集となっています。

 

90年代から続くブルージーなハード・ロック・スタイルは変わらないものの、ヴィニーのメロディ・センスもUFOに大分フィットしたものとなり、バンドのメロディ・メイカーの一人であるポール・レイモンドの作曲能力も相変わらず洗練されていると思われます。

 

ストロングで色気のあるギターと渋みにより磨きがかかるフィル・モグのヴォーカル、そして独特の間が復活したアンディ・パーカーの70年代UFO節は、マイケル・シェンカーが復帰していた数枚のアルバムよりもピンとくるナンバーが多いかもしれません。

 

特に近作ではサイモン・ライトやエインズレー・ダンバー、ジェイソン・ボーナムといったパワフルなリズムに頼っていただけに、タメのあるミドル・テンポが目立つ本作は70年代UFOに近い音色が目立つものとなっています。

 

ミドル・テンポ、ポップな歌メロが懐かしい「BLACK AND BLUE」、枯れた哀愁バラードの「DRINK TOO MUCH」、メロディアス・ハード時代のUFOのキャッチーさを彷彿させる「GOOD BYE YOU」等では、往年の彼等の輝きを確実に思い起こさせるものと言えるでしょう。

 

残念ながら本作を最後にフィルと共にバンドを支えてきたピート・ウェイが脱退というショッキングなニュースもありましたが、ここ最近のUFO作品としてはかなり聴き応えのある1枚です。

 

 

2020年3月28日 (土)

KROKUS DIRTY DYNAMITE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

スイスの超ベテラン・バンド、クロークスが2013年にリリースした通算17作目のアルバム、「ダーティー・ダイナマイト」、入荷しました。

4_000000006372

ショップはこちら

 

彼等は2019年にフェアウェル・ツアーを行い、40年以上という長いキャリアに幕を閉じています。

 

時流に合わせたサウンド・スタイルを展開してきた器用なバンドでもありましたが、彼等の基本はAC/DC譲りのゴリゴリ一直線。

 

但しキャッチーなセンスはピカイチで、リフや歌メロは実に印象的なものが多い、ある意味優等生的バンドでもあったと思います。

 

本作ではしばらくバンドを離れていたマンディ・メイヤーが復帰し、トリプル・ギターとなる6人体制となっています。

 

ASIA、KATMANDU、GOTTHARD、そして最近ではUNISONICと渡り歩いてきた手堅い職人的ギタリストのメイヤーのギターが心地良さ抜群、そして現在では彼の同僚と言えるPINK CREAM 69、UNISONICのベーシスト、デニス・ワードがミックスを手掛けています。

 

どこかで聴いた事のあるようなメロディが時折挟まれるのは彼等のご愛敬ともいうところですが、次々と繰り出される子気味良いバブルガム調のハード・ロック・マシンガンとでも形容できそうな快作ではあります。

 

唯一のバラード・ナンバーは、なんとBEATLESのカヴァー、「HELP」。

 

これが一聴した限りではカヴァーとは気づかない程の好アレンジ、完全なるパワー・バラード・スタイルで表現されていますので聴きどころとなっています。

 

 

 

2020年3月27日 (金)

DREAMTIDE DREAMS FOR THE DARLING

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ドリームタイドの2003年作のセカンド・アルバム、「ドリームス・フォー・ザ・デアリング」、入荷しました。

6_000000006371

ショップはこちら

 

21世紀型メロディアス・ハード・シーン、それは例えここ日本でのみ通用するものであったとしても、FAIR WARNINGに託された希望は大きかったであろうと今でも思います。

 

4枚のアルバムを残し、解散、分裂をしてしまったわけですが、トミー・ハートのSOUL DOCTOR、アンディ・マレツェクのLAST AUTUMN'S DREAM、そしてこのヘルゲ・エンゲルケのDREAMTIDEの3バンドには確実にFAIR WARNINGのDNAが引き継がれる事になりました。

 

ヘルゲの天空へと舞い上がるスカイギターの美しさをより強調したデビュー作はFAIR WARNINGファンをもちろん満足させましたが、やはりトミー・ハート不在の大きさを埋めるのは並大抵ではなかったと思います。

 

元々リード・ヴォーカリストとしての目立つキャリアの無かったオラフ・ゼンクヴァイルは、このセカンド・アルバムではかなり作曲面で貢献度が強くなったようで、彼の個性的な声によりピッタリしている曲が目立つようになりました。

 

更にキーボードの効果的な導入により、明らかにFAIR WARNINGとの差別化が強まり、バンドの個性も確立された感もあります。

 

オープニングの「DREAM REAL」のイントロ、導入される華麗なギター、そして美麗コーラスへの昇華を耳にして胸躍らないメロハー・ファンはおそらく皆無でしょう。

 

この曲の完成度をアルバム全体で維持する事が課題ともなったのではと思えてしまう部分もありますが、あり余る高揚感がそこかしこで見つかる素敵なアルバムです。

 

 

2020年3月26日 (木)

IT BITES THANKYOU AND GOODNIGHT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

91年リリース、イット・バイツのライヴ・アルバムで、実質的にはバンド最盛期の最終作となってしまった1枚、「サンキュー・アンド・グッドナイト~ライヴ」、入荷しました。

4_000000006370

ショップはこちら

 

マリリオン、IQ、トゥエルフス・ナイト、パラス、ペンドラゴン等、英国でHR/HMシーンともリンクしながら発生したネオ・プログレッシヴ、ポンプ・ロックとも呼ばれた新しい流れのバンドが相次いで登場する中、このイット・バイツも86年にデビューしてます。

 

ピーター・ガブリエルを彷彿させるヴォーカル、YESの様な緻密さ、QUEENに通じるコーラス・ワーク、そしてポップ・センス溢れるメロディで、ASIAに継ぐ存在とまで見なされていました。

 

とりわけフロントマンのフランシス・ダナリーとキーボードのジョン・ベックの容姿端麗なヴィジュアルはアイドル的人気も促し、ここ日本でもかなり話題となったバンドです。

 

本作は3枚のスタジオ・アルバムをリリース後、89年にテレビ放映用に収録されたライヴ音源の様で、彼等の高度なテクニック、コーラス・ワークに改めて驚かされる内容となっています。

 

歌メロだけ聴いているとかなりポップで、時にはメロディアス・ハード、時にはAOR、時にはシンセ・ポップと、バラエティに富んだ音楽性がプログレ、そしてHR/HMファンにも愛された要因になっていたと思われます。

 

ピーター・ガブリエルを彷彿させるヴォーカルのせいもありGENESISと良く比較されてきましたが、フィル・コリンズ主導時のGENESISサウンドともかなり共通点がある事も興味深いところです。

 

本人達もGENESISからの影響を隠そうとしない姿勢からなのか、本作のミックスはGENESIS作品のエンジニアとして活躍していたニック・デイヴィスを起用しています。

 

スタジオ・テイクにも劣らないサウンド・プロダクションも、完璧なライヴとしての魅力となっています。

 

セット・リストはコンパクトながら、彼等のキャリアのベスト盤的セレクトであるのも嬉しいところです。

 

各メンバーの演奏力と優れたメロディ・メイカーとしての資質、そして見た目の華やかさとは対照的な欧州的な翳り、これらを全て兼ね備えていたバンドだっただけに以降の解散が実に残念でした。

 

フランシスの脱退後、彼等はジョン・ミッチェルを迎え2006年に再結成を果たしています。

 

 

 

2020年3月25日 (水)

W.A.S.P. W.A.S.P.

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

84年作、W.A.S.P.のデビュー・アルバムとなった「魔人伝」、入荷しました。

1_000000003869

ショップはこちら

 

彼等の登場はモトリー・クルーやトゥイステッド・シスターよりも過激、刺激的なものとして日本にも伝わってきました。

 

本作に先立ってリリースされたシングル、「Animal(Fuck Like A Beast)」は、メタルの最も猥雑な部分を象徴し、時代の徒花となる事を自ら背負って立つ様な開き直りっぷりすら感じさせる突き抜け方が痛快でした。

 

ブラッキー・ローレスの丸ノコ・ファッションが余計に彼等のイメージを決定付けましたが、苦労人であり、確かな音楽性と知性を持つ彼の素顔が晒される間もなく、バンドは一躍、LAメタル、グラム・メタルの先導者として祭り上げられた感があります。

 

本作を聴き直すと、改めて痛感するのですが、各ナンバーはキャッチーかつメロディが優れていて、けっしてサウンドは傍若無人、ましてや魔人を想起させるブルータル一辺倒のものではありません。

 

ブラッキーの理想的なメタル・ヴォイスは、アンセム型の 覚えやすい歌メロをしっかり聴かせてくれ、パワー・バラードにおいても表現力に優れているところ見せてくれています。

 

当時はかなりのクレイジーぶりばかりが話題となっていたギタリストのクリス・ホルムズも、ツボを抑えたプレイによりW.A.S.P.を正統派アメリカン・ハードのDNAと、80年代メタルとしてのトレンドを与えています。

 

アリス・クーパーやKISSが築いてきたショック・ロックの伝統と、恐らくは知能犯とも思えるブラッキーの優れた時代感覚が、極限にまで詰め込んだメタルのギャグ的側面、エンターテイメント性が見事に本作を名盤としていると思うのですが、音楽的にもっと再評価がされていい筈ではないでしょうか。

 

 

2020年3月24日 (火)

THE DOGS D'AMOUR LET SLEEPING DOGS...

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ザ・ドッグス・ダム―ルの「レット・スリーピング・ドッグス…」、入荷しました。

8_000000006369

ショップはこちら

 

英国バッドボーイズ界の酔いどれ詩人、TYLAが地味ながらも勢力的にソロ活動を続ける一方、バンド結成20周年を迎えた2004年から立て続けにDOGS D'AMOUR名義でリリースしたアルバムの一つです。

 

奥方のYELLAをバック・コーラスに従え、完全なTYLAのソロ・プロジェクト化をしていますが、サウンドの方もそれまでのソロ・ワークに近いインダストリアル系を多少残したものとなっています。

 

 

ドラム・マシーンがやけに目立つ打ち込み系に驚く方も多いと思いますが、残る楽器は全てTYLAが担当、ジャケットのイラストも変わらず自身が手掛ける多才ぶりを発揮しています。

 

 

ドックス・ダム―ルらしい枯れた味わい、ヤサグレ感、あるいはブリティッシュ特有のキャッチ―さも見られるものの、全体的にはダークな色彩で統一されています。

 

一時期のゴシック・パンク調を思わせるものの、TYLAのあの声が流れた瞬間、それはもうドッグス・ダム―ルになってしまうという、ある意味伝統芸的にすら思えてしまいます。

 

無骨ながら繊細な面も持ち合わせるメロディ・センスは相変わらずなので、例えサウンドの触感が変わっても昔ながらのファンを惹きつけるには十分なアルバムと言えるでしょう。

 

「LIFE'S A PAIN」のみTYLAとSPIKE(QUIREBOYS)の共作曲で、おそらく90年代後半にSPIKE AND TYLA'S HOT KNIVESとして活動していた頃のナンバーではないかと思われます。

 

ちなみアルバム最終曲は「寝た子を起こすな」の意味がある「LET SLEEPING DOGS LIE」ですが、アルバム・タイトルは何故かL「LET SLEEPING DOGS...」となっています。

 

ディスクのレーベル面にはタイラのイラストと共に「LSD...」という表記が。

 

この辺もこの人らしいというか、いかにもイギリス的なものを感じさせてくれます。

 

2020年3月23日 (月)

HEART DREAMBOAT ANNIE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

75年作、ハートの記念すべきデビュー作となったアルバム、「ドリームボート・アニー」、入荷しました。

1_000000006368

ショップはこちら

 

シアトル出身の彼等は当時活動の場をカナダとしていたため、バンクーバー録音、カナダで先行デビューを果たします。

 

地道なライヴ活動と魅力的なメロディによりシングルはスマッシュ・ヒット、翌年76年にはいよいよアメリカで本作がリリースされました。

 

当時20代半ばの美人姉妹、アンとナンシーを看板にし、ツェッペリンのフォーク、カントリーのサイドの遺伝子を引き継いだ美麗な音楽性は、確実にそれまでのロック・バンドにはない魅力を放っていました。

 

妖しいリフとモーグ・シンセが印象的な全米9位となったヒット曲、「Magic Man」、アコースティック調が先導するハード・ロックというハートの原点とも言える「Crazy On You」といった初期の彼等の2大代表曲を始め、美しくも儚いバラード群の「How Deep It Goes」、「(Love Me LikeMusic) I'll Be Your Song」やアルバム・タイトル曲が並びます。

 

あるいは本家ツェッペリンを凌駕する勢いもある「Soul Of The Sea」において、この時代のHEARTを愛する人も少なくないのではないでしょうか。

 

80年代のキラキラした彼等の姿こそがこのバンドの真骨頂というイメージが強いかもしれませんが、HEARTの原点、すなわちフォークをベースとしたピュア・ロックとしてのダイナミズムは、本作でこそ堪能できると思われます。

 

まさにアメリカ版、あるいは女性版ツェッペリンという形容は、けっして揶揄ではなかったと思える独自の個性がすでに確立されている感があります。

 

 

 

2020年3月22日 (日)

PUBLIC IMAGE LTD. FLOWERS OF ROMANCE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

81年作、P.I.L.のサード・アルバムとして名高い「フラワーズ・オブ・ロマンス」、入荷しました。

5_000000004667

ショップはこちら

 

本作が無ければ、ジョン・ライドンの今の名声も無かったと思われる重要作です。

 

すでに70年代の粗削りのパンクを遥か後ろにし、自らロックは死んだと言い切った彼の理想とする音が衝撃的な形で具現化される事になりました。

 

ジャー・ウォーブルが脱退した事により、ベース抜きという編成ながら煽情的なリズムの嵐は今聴いても震えが走る程です。

 

ポスト・パンク、ニュー・ウェイヴという呼び名を嘲笑うかの様呪術的なヴォーカル、和太鼓の影響を強く受けたであろうプリミティヴかつ単調なドラムの組み合わせは、この時点では誰も到達していない刺激的な音であったのではないでしょうか。

 

キース・レヴィンのギターは随所に効果的に仕様されてはいますが、むしろパワフルな太鼓と金切り声の連続が、恐ろしい程ロックを感じさせてくれる事に皮肉さと新鮮な驚きを感じます。

 

ジャケットに移るジャネット・リーなる、当時メンバーとされていた女性の存在が気になりますが、本作をいつまでも妖しい魅力を持ったアルバムとしているのは、薔薇を咥えた彼女の形相が美しい事も大きな要素であったと思います。

 

一体彼女は右手に何を持っていいるのでしょうか・・・

 

 

 

2020年3月21日 (土)

TYGERS OF PAN TANG LIVE AT WACKEN

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

99年、世界最大級のメタル・フェスとして名高いドイツのWACKEN OPEN AIR FESTIVALにヘッドライナーとして出演したタイガース・オブ・パンタンのライヴ、フル・セット音源、「ライヴ・アット・ヴァッケン」、入荷しました。

7_000000006367

ショップはこちら

 

彼等は当時10年以上解散状態にありましたが、デビュー20周年を記念して再結成、そのお披露目がこのヴァッケンでのステージとなったわけです。

 

なんと初代ヴォーカリストのジェス・コックスが復帰、オリジナル・メンバーでありリーダーのロヴ・ウィアーと共に復活しています。

 

残る3人のメンバーはこの日のために急遽集められた人選であったようですが、ジェス・コックスが唯一参加したデビュー・アルバム、「WILD CAT」からのナンバーを中心にライヴが繰り広げられています。

 

イントロとなるSEは「2001年宇宙の旅」でも有名な「ツァラトゥストラはかく語りき」。

 

否が応でも期待感で煽られる演出の後、80年代初期のN.W.O.B.H.M.特有のキャッチーなリフの連発となるセットリストは、往年の彼等を知る人にとっては鳥肌ものの展開となっています。

 

ジェスのパンキッシュでワイルドなヴォーカルも健在、絶頂期であったジョン・デヴァリル在籍時と全く違った魅力も聴きどころとなっています。

 

「TUSH」はZZ TOPのカヴァーで、リイシューされた「WILD CAT」のボーナス・トラックとしても収録されました。
(「ROCK & ROLL MAN」、「STRAIGHT AS A DIE」、「BURNING UP」も同様に収録されました)

 

ラスト・ナンバーはなんとジョン・デヴァリル時代のヒット曲となったサーチャーズのカヴァー、「ラヴ・ポーションNo.9」。

 

オーディエンスの熱狂ぶりも伝わる好ライヴとなっています。

 

 

2020年3月20日 (金)

REVOLUTION SAINTS LIGHT IN THE DARK

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

まさかと思えたビッグ・プロジェクト・バンド、レヴォリューション・セインツのセカンド・アルバム、「ライト・イン・ザ・ダーク」、入荷しました。

9_000000006365

ショップはこちら

 

前作から2年、その完成されすぎたと言えるメロディアス・ハードのクオリティは当然ながら不動です。

 

JOURNEYのドラマーとして活躍し、晴らしい美声の持ち主でもあるディーン・カストロノヴォ、NIGHT RANGERのジャック・ブレイズ、そしてWHITESNAKE脱退以降、その動向が注目されていたダグ・アルドリッチ。

 

そしてこのバンドのキーマンであるアレッサンドロ・デル・ヴェッキオは、前作に引き続きプロデューサーとキーボードを兼任しています。

 

スーパー・トリオの名に相応しいメロディ集は、JOURNEYやFOREIGNERの不在のメロディック・シーンを埋めるにはあり余る説得力を持っていると言えるでしょう。

 

元々はメロディアス・ハード界を背負って立つレーベルとなったフロンティアーズの社長、セラフィノ・ペルジーニョが企画したバンドですが、最早パーマネントなバンドとして活動が続いてるのはメロハー・ファンにとっては朗報以外のなにものでもないでしょう。

 

メンバーの共作曲も増えている事からもバンドの結束がうかがえるのですが、前作よりダグのギターがより強調された感があるのも特徴的です。

 

特にバラード・ナンバーでは滑らかと燃え上がる様なメロディの流れは、それこそ全盛期のジャーニーのニール・ショーンを彷彿させます。

 

前作ではそのニールがアーネル・ピネダと共にゲスト参加していたのですが、本作は完全なるバンド単位での独自作、最早本家を超える勢いを持ったというところでしょうか。

 

アルバム・タイトル曲は本作中唯一メンバー全員による共作曲で、ディーンとジャックの掛け合いによるツイン・ヴォーカル曲で、この1曲からもスーパー・バンドとしての風格が強化されているように思えます。

 

全曲がシングル・カット可能、時代錯誤といった見方も寄せ付けない高性能アルバムです。

 

 

2020年3月19日 (木)

RED DRAGON CARTEL RED DRAGON CARTEL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ジェイク・E・リーがBADLANDS以降バンド名義で復活した事で話題になった、レッド・ドラゴン・カーテルのデビュー作、「レッド・ドラゴン・カーテル」、入荷しました。

6_000000006364

ショップはこちら

 

我等がジェイクは96年に初ソロ名義アルバムをリリース、その後2005年にカヴァー・アルバムを発表。

 

そしてなんと2009年にはENUFF ZNUFFのアルバムに参加、そのまま固定メンバーとして収まるのかと思われましたが、それ以降は目立ったニュースがありませんでした。

 

元々はソロ作品として制作が始まったようですが、その完成度にバンドを結成、そうして2013年にリリースされたのが本作となります。

 

オープニングからオジー時代のジェイクを思わせる独特のリフが炸裂、80年代の香りをプンプンさせる「Deceived」を聴いた瞬間胸躍らせるファンも少なくないでしょう。

 

ヴォーカルも完全にオジーを意識しているのもご愛敬といったところでしょうが、ヴォーカリストはなんとあのHAREM SCAREMのオリジナル・ドラマーのダレン・スミス。

 

彼は古巣のハーレム・スキャーレムにベーシストとして復帰した事もあり、このレッド・ドラゴン・カーテルでは器用なヴォーカリストとして活動を並行しています。

 

更にゲストとしてIRON MAIDENの初代ヴォーカリスト、ポール・ディアノ、サミー・ヘイガ―脱退後に後任としてエディとジャム・セッションをしていたとされるカナダの女性シンガー、サス・ジョーダン等が迎えられています。

 

そして最も意外なゲストは、「Feeder」で参加しているCHEAP TRICKのロビン・ザンダーとトム・ピーターソンでしょう。

 

元々チープ・トリックを思わせるダークでポップなメロディを持つこの佳曲、是非ロビンに歌ってほしいというジェイクの希望からこの合体が実現したそうです。

 

ツェッペリンや初期サバスのエッセンスを感じさせる70年代感覚、前述の80年代的アプローチも加え、モダンな王道アメリカン・ロックのテイストも交えながら、曲調はかなりバラエティに富んでいますが、ジェイクの元気なギターが縦横無尽に駆け回る様は圧巻です。

 

オジー時代、そしてBADLANDS時代を経て、ジェイクの第三の栄光がここから始まったと言っても過言ではないでしょう。

 

 

 

2020年3月18日 (水)

MAKE-UP ROCK LEGEND OF BOYS & GIRLS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

85年作、MAKE-UPの通算4作目にして最終作となったアルバム、「ロック・レジェンド・オブ・ボーイズ・アンド・ガールズ」、入荷しました。

3_000000006363

ショップはこちら

 

彼等は後に解散、山田信夫、河野陽吾の2人はGRAND PRIXを結成、アメリカン・ロック色を強めてよりメジャー感のあるサウンドへと転身しましたが、本作ではまだN.W.O.B.H.M.からの影響も覗えるメタル・アルバムとなっています。

 

ソウルフルかつパワフルなヴォーカル、洗練されたキラキラ感のあるキーボードが同時代のジャパメタ勢の中では一際目を惹く個性となっていましたが、残念ながらすでに他界してしまった松澤浩明のギターもここでは大活躍しています。

 

またソング・ライティングも上記3名がそれぞれ優れたセンスを発揮、全体的には欧州的な哀愁感をベースにしながら、プログレ・ハード、ニュー・ウェイヴ的な実験性も含めた意欲作となっています。

 

海外ではポップ・メタル隆盛期となっていた中、こうした作風はかなり勇気のいった事だと思いますが、MAKE-UPとしての可能性をここで試し尽くしたといったところでしょうか。

 

GRAND PRIXではハード・ポップ・サウンドを極めたとも言えると思いますが、MAKE-UPではメロディアス・ハード、哀愁メタルとしての路線を同時代のEARTHSHAKERとはまた違うアプローチを試していたのではないでしょうか。

 

アルバムを象徴するピアノ・インスト、「PASSAGE」は洋楽レベルの美しさを誇り、イントロ、アウトロとして印象深いメロディとなっています。

 

また冒頭の3曲、「KILL THE NIGHT」、「DIRTY MAN」、「MACHINE BABY」の震えの走る流れは、このバンドがいかに優れていたかを見事に証明していると思われます。

 

80年代のジャパメタと言えば、LOUDNESS、アースシェイカー、44マグナム、浜田麻里等がどうしても目立つ存在だと思いますが、このアルバムは同レベルでもっと語られても本当におかしくない傑作であるはずです。

 

 

2020年3月17日 (火)

DEEP PURPLE MADE IN JAPAN

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

72年リリース作、ロック・ライヴ盤の頂点とも言える歴史的大傑作となったディープ・パープルの代表的な1枚、「メイド・イン・ジャパン 25th Anniversary Edition」、入荷しました。

1_010001000070

ショップはこちら

 

当時はアナログ盤2枚組として発表されています。

 

日本の武道館を世界に知らしめたライヴ・アルバムとして、78年のボブ・ディラン、79年のチープ・トリックの来日公演を収録したものが有名ですが、いち早く武道館での音源を発表していたのはパープルだったわけです。

 

実際には大阪厚生年金会館での収録の音源が半数収録されているため、純然たる武道館ライヴではないのですが、音質、演奏共に高い品質を誇った1枚です。

 

日本でのみのリリース予定でしたが、「メイド・イン・ジャパン」の名前で世界リリースもされました。

 

それだけ彼等の人気があったと同時に、最大の個性である疾走感、ダイナミズムがわかりやすくコンパクトにレコーディングされていたからだと思います。

 

特に20分にも及ぶ「Space Truckin'」でのリッチー大先生と、ジョン・ロードのトリッキーな掛け合いは必聴ものです。

 

本作はリマスター化の2枚組となり、「The Encores」として「Black Night」、「Speed King」、「Lucille」の3曲が追加収録されています。

 

 

 

2020年3月16日 (月)

TEN SPELLBOUND

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

日本では安定した人気を誇るTENの98年作の通算4枚目のアルバム、「スペルバウンド」、入荷しました。

6_000000006362

ショップはこちら

 

(帯には5thアルバムと明記されていますが、同年にリリースされたライヴ・アルバム「Never Say Goodbye」も数に入っていると思われます。)

 

フェア・ウォーニングと共に90年代のメロディアス・ハード・シーンを牽引してきたわけですが、そのFAIR WARNINGのデビュー作を手掛けたプロデューサー、レイフ・マッケンナとの初タッグとなっています。

 

レーベル移籍、ジャケットのイメージの大変貌が現すように、サウンドもこれまでの彼等とは幾分違い、よりメタリックなエッジが強くなり、アイリッシュ色が濃いメロディが目立っています。

 

ゲイリー・ヒューズの翳りのあるヴォーカル、ヴィニー・バーンズの艶っぽく美しいギターは、もちろんこれまで通りですが、壮大な世界観を描く歌詞と、更にこだわりを見せる英国魂がTENの重厚な美麗メロディを進化させたようにも思えます。

 

クサメロの極みとも言えるインストで幕を開け、彼等らしからぬヘヴィなリフも絡めながら、中盤のアイリッシュ、ケルトへの傾倒もアルバムのドラマ性の演出として機能しています。

 

基本はいかに印象的なメロディを紡ぎ出せるかがTENに求めらる最大の課題だと思うのですが、これが実に難しいのであろう事は素人でも容易に想像できます。

 

確かにところどころ聴いた事あるな的な印象は拭えません。

 

ただそれでもしょく職人的に美メロ追求を続ける姿こそが。「メロディアス・ハード」である所以ではないでしょうか。

 

マンネリ化を防ぎながら、一定のレベルを保つ事の美しさ、そうしたものをまざまざと見せつけられるアルバムです。

 

 

2020年3月15日 (日)

A TRIBUTE TO QUEEN DRAGON ATTACK

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

97年に企画されたクイーン・トリビュート、「ドラゴン・アタック」、入荷しました。

4_000000005840

ショップはこちら

 

70年代のクイーン・ナンバーが中心となっています

 

プロデュースはプログレ、あるいはプログレ・ハード・ファンの間では名高いビリー・シャーウッド。

 

90年代後半からYESのメンバーとして活躍する一方、元STONE FURY、UNRULY CHILDのブルース・ゴウディと共にWORLD TRADEを結成した事で知られるギタリストです。

 

集められたメンバーはHR/HM界の名立たる名手達。

 

個性的なヴォーカリストとギタリストの組合せと、カヴァーの選曲の妙が魅力となる、昨今パターン化した企画盤にはなるのですが、やはり原曲の良さと参加メンバーの豪華さに放っておくにはあまりにもったいない1枚になっています。

 

ヴォーカリストにはロビン・マッコーリー、ジェームス・ラブリエ、ジェフ・スコット・ソート、ポール・ショーティーノ、レミー、グレン・ヒューズ、マーク・ボールズ、ジョン・ブッシュ、マーク・スローター等。

 

フレディの美声からは程遠い、個性的な声の持ち主が多い事にまず驚かされます。

 

バック陣にはイングヴェイ、テッド・ニュージェント、ジェイク・E・リー、クリス・インペリテリ、マーティ・フリードマン、スコット・イアン等々。

 

リズム隊にもHR,/HMファンにとっては知らない人がいない程のテクニシャンが揃えられ、原曲のイメージを大きく壊さない程度にクイーン・ハード・ロック大会が行われています。

 

選曲もそうしたクイーンのハード・サイドが中心となっていますが、「Save Me」、「It's Late」、「Love Of My Life」当のバラードも心憎いセレクトがされています。

 

クイーンの熱心なファンにとっては、独自の美学の追求だされていない、選曲に偏りがある等の不満があるのでしょうが、元々個性的なアーティストによるカヴァー大会という大前提があるわけですから楽しみ方が違ってくるのは仕方ないところだと思います。

 

もちろんそれぞれのナンバーでクイーンへのリスペクトがあるのは当然ですが、持ち味を生かした新たなクイーン・ナンバーの解釈という点が興味深いと言えるでしょう。

 

特にイングヴェイが弾きまくる「Keep Yourself Alive」、レミーのヴォーカルによる「Tie Your Mother Down」等は、クイーン、そしてメタルの両ファンを満足させるヴァージョンだと思います。

 

また「Another One Bites The Dust」を歌っているアダムなるヴォーカリストは、LAのバンド、MOZARTのメンバー、母がオペラ歌手、QUEENの後継者とされた音楽性、そしてデビュー作がロイ・トーマス・ベイカーという点でも注目がされた人物です。
(もちろんあのアダム・ランバートではありません)

 

 

2020年3月14日 (土)

WHITE WOLF STANDING ALONE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

86年作、ホワイト・ウルフのデビュー・アルバムとなった「スタンディング・アローン」、入荷しました。

4_000000006361

ショップはこちら

 

カナダ産メロディアス・ハード・バンドとして知られていますが、キーボード、ツイン・リードを擁する5人組、サウンドはかなりN.W.O.B.H.M.の影響が強いものとなっています。

 

オオカミなのかネズミなのか、はたまた爬虫類なのか、B級センス溢れるイラストのジャケットが印象的で(オリジナルのアートワークは狼のコラージュとなっているようです)、日本でもそれなりに話題になったのですが、改めて聴き直すともっと売れても良かったと思える80年代初頭の勢いを感じさせるメタルの傑作と思われます。

 

同郷のトライアンフやラッシュもブリティッシュ色が強かった時期がありますが、このホワイト・ウルフは極端に欧州的な翳りを個性としていて、曲によってはTYGERS OF PAN TANGやSAXONを思わせるキャッチ―で鋭角的なリフ、またバラード・ナンバーでは初期のIRON MAIDENやPRAYING MANTIS、あるいはMSGがやっていてもおかしくないものとなっています。

 

キーボードの華やかさとコーラスワークの美しさこそカナダらしいものを感じさせますが、言ってみれば80年から82年前後の英国メタルの最先端サウンドを再現してみました的な頑固さは、アメリカのバンドでもこれ程の徹底ぶりは当時存在していなかったのではないでしょうか。

 

アルバム・タイトル・ナンバーの「Standing Alone」では初期BON JOVI風の盛り上がりを見せるメロディアス・ハードとなっているものの、N.W.O.B.H.M.を愛する人にとっては必聴と言えるリフ揃いのナンバーが豊富です。

 

バンドは以降86年にセカンドをリリース、その後解散をしていますが2007年に復活、より硬質なメロディアス・ハードへと変貌しています。

 

ジャケットが醸し出す独特の怪しさは伊達ではなく、懐かしさ溢れる欧州的美学を愛するメタル・ファンにとっては実に香ばしいアルバムと言えるでしょう。

 

2020年3月13日 (金)

ASIA ALPHA

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは83年作、衝撃的なデビューから約1年半、エイジアのセカンド・アルバムとなった「アルファ」、入荷しました。

1_000000001650

ショップはこちら

 

全米で9週連続No.1という記録的大ヒットとなった前作の勢いはそのまま、更にメロディ至上主義が貫かれたサウンドとなっています。

 

恐らく予想外のモンスター・アルバムと化した前作での大成功は、メンバーにとってはかなりのプレッシャーだったのでしょうが、全てのナンバーが奇跡的な完成度を誇っているのが見事です。

 

何度聴いても、ロジャー・ディーンの美しいジャケットさながら、透明感溢れる至福の時間が流れていきます。

 

彼等自身が刺激したアメリカン・プログレ・ハード勢への接近がより計られたのか、産業ロックと揶揄される事にもなりましたが、本作がメロディアス・ロックのモデル・ケースとなったのは確かだと思います。

 

シングル・ヒットした「Don't Cry」のバラードとハード・ポップの融合とも思えるキャッチーさ、続く「偽りの微笑」の80年代的パワー・バラードの初期型と言える美しさの流れは、今聴いても胸ときめくものがあります。

 

バンドのピークとも言えた本作は、強烈な個性の集合体であるバンドの中に亀裂を生じさせるきっかけともなっていったわけですが、それだけに儚い美しさとでも言うべきアルバムであったのではないでしょうか。

 

 

 

2020年3月12日 (木)

APRIL WINE FRIGATE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

カナディアン・ハードの超ベテラン・バンド、エイプリル・ワインの94年作、通算14作目となったアルバム、「フリゲート」、入荷しました。

6_000000006360

ショップはこちら

 

80年代後半に一時的に解散していたものの、約7年ぶりに93年に再結成、本作は復活第2弾となっています。

 

最盛期は5人編成でしたが6人組となったバンドは、かつて売りにしていたトリプル・ギターも復活、アルバム全体もハードで分厚いサウンドとなっています。

 

これまでエルトン・ジョン、ビートルズ、キング・クリムゾン等のカヴァーをしてきた彼等ですが、ここではウィリー・ディクソン、そしてスティーヴ・ウィンウッドのペンによるスペンサー・デイヴィス・グループのナンバーを収録しています。

 

「Tonite Is A Wonderful Time To Fall In Lovel」はセルフ・カヴァーとなり、カナダで5位となった彼等のヒット・ナンバーでポップ・バラードの佳曲です。

 

70年代ハード・ロック的なダイナミズムを感じさせる前半と、メロディアス指向で80年代型パワー・バラードを含むソフト路線の後半の対比がユニークですが、ソロとしてもプロデューサーとしても活躍しているリーダーのマイルス・グッドウィンのメロディ・メイカーぶりが光る好盤です。

 

2020年3月11日 (水)

STRATOVARIUS INFINITE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

2000年作、ストラトヴァリウスの通算8作目となったアルバム、「インフィニット」、入荷しました。

5_000000006357

ショップはこちら

 

日本ではクサメタル、メロパワ、メロスピと愛されてき一定層の安定した人気に支えられてきましたが、イングヴェイ、ハロウィン以降のネオクラシカル・シーンの中ではB級的な扱いがあったのも否定できないと思われます。

バンド初期を支えてきティモ・トルキの強烈なキャラが音楽性意外の部分でも注目されてきたせいもあると思いますが、欧州、特に北欧勢のパワー・メタル群がに登場してきた事も原因であったのではないでしょうか。

 

 

そんな中でストラトヴァリウスが一つ頭が抜き出た印象を強くしたのが本作で、クサメロと揶揄されがちなメロディアス指向もここでは一気に洗練されています。

 

本国フィンランドではもちろん1位、日本やドイツでも変わらぬ人気を獲得しています。

 

スピードよりもメロディの充実ぶり、湿り気に加え陽性のポップ性も加わり、アルバム全体のキラキラ感がとにかくバンドの進化を感じさせてくれます。

 

オープニングの「Hunting High And Low」や「A Million Light Years Away」等は、北欧らしいメロディを残しながらサビ大合唱必至のキャッチ―さが耳を惹きます。

 

GAMMA RAY、あるいはQUEENを彷彿させる大曲の「Mother Gaia」や、ラスト曲となる壮大なバラードの「Celestial Dream」のメロディ・メイカーとしてのセンスも抜群です。

 

もうパクリ、にばん二番煎じとは言わせない、そんな気迫さえかんじ感じ取れる力作です。

 

 

 

2020年3月10日 (火)

HAWKWIND SILVER MACHINE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ホークウインドの「シルバー・マシーン」、入荷しました。

7_000000006356

ショップはこちら

 

70年代英国ロック史の中でも特異な存在として知られるホークウインド、現在も活動を続けている大ベテランだけに数種のコンピレーション盤が存在するのですが、これもその内の1つです。

 

女性ヌード・ダンサーをステージ・メンバーとして擁していた事からも、アート・ロック、グラム・ロック的なアプローチと、独特のスペーシーなサウンドにより、サイケ、プログレ、ハード・ロックともリンクしていた、実にユニークなバンドです。

 

本作のタイトルとなっている「シルバー・マシーン」は、モーターヘッド結成前のレミーが参加して発表されたシングルで、彼等の代表曲ともなる英国3位となったヒット曲です。
(本作ではライヴ・ヴァージョンで収録されています)

 

9曲のスタジオ・テイクと5曲のライヴ曲という変則的編集なのですが、内容はかなりヘンテコなものと言えそうです。

 

しかも80年作の通算10作目となったスタジオ・アルバム、「Levitation レヴィテイション 宇宙遊泳」からの曲がほぼ丸ごと収録されているという意味不明なセレクトが不気味です。

 

実はこのアルバム、あのじジンジャー・ベイカーが参加した唯一のオリジナル・アルバムで、かなり聴き応えのあるハード&プログレ・サウンドというべき傑作(英国21位)なので、これはこれでありがたいコンピになっているのです。

 

ライヴ・ヴァージョンに関しても、既発表のものばかりと思われますが、80年代に入ってバンドが実験的に方向性を模索している時期の彼等を知るには意外と好盤なのかもしれません。

 

 

2020年3月 9日 (月)

GOTTHARD ONE LIFE ONE SOUL BEST OF BALLADS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ゴットハードの「ワン・ライフ・ワン・ソウル ベスト・オブ・バラッズ +1」、入荷しました。

1_000000006355

ショップはこちら

 

スイスでは国民的バンドとして人気を博し、ここ日本でも90年代以降のメロディアス・ハード・バンドの優等生的存在として愛されてきたゴットハードの、バラード・ベストとなったコンピレーション盤です。

 

熱心なファンの方はご存知だと思いますが、結成時からほぼ20年もの間看板ヴォーカリストとしてバンドを支えてきたスティーヴ・リーが数年前に事故で他界しています。

 

バンドが新ヴォーカリストを迎え、現在も活動を続けているわけですが、このバンドの大きな魅力はスティーヴの声によるものだったと思います。

 

デヴィッド・カヴァーデイルとスティーヴ・ペリーの中間、と言ったら想像しにくいのでしょうが、まさに歌心を知り尽くしたハスキーでソウルフル、そして高音でのセクシーさもたまらなかったヴォーカリストだったと思います。

 

正統派ハード・ロックからソフトなバラードまで、実に器用な歌い回しも個性であり、本作では特に本領を発揮していたバラード・ナンバーばかりを集めただけに、今となってはせつなく響く内容となっています。

 

ソング・ライティングの巧みさも目立ったバンドだけに、バラード集と言ってもバラエティに富んだ曲が揃い、ストーンズのカヴァーを含め、HR/HMファンだけでなく多くの層にアピールするメロディに溢れています。

 

日本盤にはアルバム未収録曲、「TIME」がボーナス・トラックとして収録されていますが、このナンバーのみミディアム・タイプのハード・ポップ調となっています。

 

 

2020年3月 8日 (日)

JEFFERSON STARSHIP RED OCTOPUS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

75年作、ジェファーソン・エアプレインからジェファーソン・スターシップへと改変後のセカンドとなったアルバム、「レッド・オクトパス」、入荷しました。

4_000000006354

ショップはこちら

 

エアプレイン時代には成し得なかった全米チャート1位となった作品で、AOR化、プログレ・ハード化する前の彼等が残したゴージャスなバンド・サウンドとアート性が見事にポップ・フィールドで結実した名盤だと思われます。

 

71年にエアプレインを離脱したマーティ・バリンが復帰、グレイス・スリックとの二枚看板を売りにしたミステリアスかつ濃厚なロック・バンドのイメージを確立します。

 

後にソロで「ハート悲しく」の大ヒットを生んだマーティは、本作では彼の単独作となる「Miracles」がシングル・チャート3位となっています。

 

まさに「ハート悲しく」の予兆を感じさせる、アダルトなバラードの名曲です。

 

彼はやはり印象的なメロディを持つバラード、「Tumblin'」でも哀愁ヴォーカルを聴かせてくれています。

 

ミッキー・トーマスを擁したSTARSHIPではNo.1ヒットを連発したわけですが、ジェファーソン・スターシップとしては最大のヒット曲となりました。

 

「AI GARIMASU」は「愛がアリマス」と日本語と思われるタイトルが冠せられたグレイス作のバラードで、彼女のエキセントリックな魅力と大らかなメロディが印象的な佳曲となっています。

 

全体的にはバイオリン奏者を擁している強みを生かしたサウンドと、アメリカン・ロックらしい広がりを見せる高揚感が特徴的で、カントリー、ハード・ロックの要素も取り入れたバラエティに富んだ内容となっています。

 

ヒッピー文化の象徴となったサイケ・ロック・バンドから、一気にスケールの大きいロック・バンドへと昇華したサウンドと言うべきで、アメリカン・ロック史を語る上でも無視できない1枚だと思います。

 

 

2020年3月 7日 (土)

JIMMY PAGE & THE BLACK CROWES LIVE AT THE GREEK

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ジミー・ペイジ&ザ・ブラック・クロウズ名義の「ライヴ・アット・ザ・グリーク」、入荷しました。

2_000000006353

ショップはこちら

 

99年、LAのグリーク・シアターで行われたツェッペリン大会、なんとジミー・ペイジ御大がブラック・クロウズをバックに本家でもなかなか披露しなかったナンバーもプレイしてくれたライヴです。

 

この人の事だから例のごとく、クロウズのライヴに飛び入り参加しただけと思いがちですが、本格的なツェッペリン・カヴァーがほとんどを占めるものとなっています。

 

B.B.キング、ジミー・ロジャース、ヤードバーズ、エルモア・ジェイムス、ウィリー・ディクソン、フリートウッド・マックのナンバーを挟んでいるのですが、いかにもといったブルース系のカヴァーもマニアを唸らせてくれます。

 

ツェッペリン・ナンバーもそうした傾向のある曲が選ばれているのですが、「Custard Pie」や「Hey Hey What Can I Do」、「Your Time Is Gonna Come」等、実に渋いセレクトがされているのも泣かせてくれます。

 

これまでポール・ロジャース、あるいはデヴィッド・カヴァーデイルといった大物シンガーと組んできたペイジ大先生ですが、クリス・ロビンソンのロバート・プラントぶりをかなり相性の良いヴォーカリストとして信頼していたのではないでしょうか。

 

金属的な金切り声を必要とするツェッペリン・クラシックはあえて外していると思われるのですが、クリスのハマり具合は相当でこのまま永続的なプロジェクトとして活動してくれる事を望んだファンも少なくないでしょう。

 

コアなツェッペリン・ファンにとっても、聴き応えのあるライヴであったと思います。

 

 

 

2020年3月 6日 (金)

44 MAGNUM EMOTIONAL COLOR

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

88年作、44マグナムの通産5作目のフル・スタジオ・アルバム、「エモーショナル・カラー」、入荷しました。

7_000000005218

ショップはこちら

 

本作を最後にバンドは解散へと向かってしまいます。

 

前作の「LOVE or MONEY」での大胆なポップ転換は、昔からのファンを遠ざけ、まるでメタル・シーンを自ら否定する様なモダンなサウンドが、すでにバンドの運命を決めてしまったのかもしれません。

 

今だから思えるのですが、彼等のパワー・ポップ的展開、メタルからの脱却は、アメリカではガンズが世界を席捲していた事を考えると、少し早すぎた変化だったのかもしれません。

 

本作ではいよいよ打込み系のダンサンブルなポップ・・ナンバーが目立つ様になり、ドラムのジョーこと宮脇知史が脱退をしています。

 

ドラム・マシン、RX-5のプログラミングでのみ彼の名前がクレジットされているのが寂しいかぎりです。

 

まるでAORにも聴けるミドル・ポップ・ナンバーや、ブラス・セクションや女性コーラスを多用した派手なアレンジは、かつてのグラム・メタルの権化であったイメージはありません。

 

エレ・ポップ的なサウンド・プロダクションと、プログレ・ハードっぽいメロディの絡みは、時にはハード・ロック的カタルシスを得る事もできるのですが、いかにも80年代的な装飾過多なポップスとして成立している、というのが正しい見方なのかもしれません。

 

N.W.O.B.H.M.以降のジャパメタの歴史はそう長いものではなかったにせよ、彼等の様な変貌は極めて稀だったと思います。

 

時代の変化だけではなく、アーティストしてそれだけ創作意欲が強かったという事なのでしょうか。

 

いずれにしても44 MAGNUMとして聴く事をしなければ、早すぎたモダン・ポップ・サウンドとしてはかなり完成度の高いアルバムだったとは思えます。

 

 

2020年3月 5日 (木)

NAVY SEALS ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

1990年公開、チャーリー・シーン主演の映画、「ネイビー・シールズ」のオリジナル・サントラ盤、入荷しました。

2_000000006352

ショップはこちら

 

映画自体の詳細については良く知らないのですが、当時日本ではBON JOVI、MR. BIGの二大バンドが参加した事で話題になりました。

 

THIN LIZZYのカヴァー、「ヤツらは町へ The Boys Are Back In Town」は、BON JOVIがすでに89年のコンピレーション盤、「メイク・ア・ディファレンス」で発表したテイクと同じものと思われます。
(現在では「New Jersey」のデラックス・エディションに収録されました)

 

本作の目玉は、やはりMR. BIGの2曲でしょう。

 

両曲ともサントラ界、エレ・ポップ界の巨匠、ジョルジオ・モロダーを中心としたチームによるものですが、これが実にMR. BIGのハード・ポップ・サイドにしっくりくる名曲になっています。

 

「Strike Lightning」は2004年に「グレイテスト・ヒッツ」に収録されましたが、「Shadows」は国内では恐らく本サントラ盤のみでしか聴けないかもしれません。
(「Lean Into It」に収録されていてもおかしくないキャッチ―な佳曲です)

 

ファンににとってはこの「Shadows」1曲のためだけでも、必聴と言えるでしょう。

 

HR/HMファンにとって気になる他参加メンバーは、FOPREIGNERの初代ヴォーカリスト、ルー・グラム、現STYXのメンバーであるローレンス・ゴーワン(GOWAN名義)、ジェイ・グレイドン主導のハードAORバンド、PLANET 3でしょうか。

 

ただいずれも各々オリジナル・アルバム収録曲となっていますので、レア度はそれほど無いと思われます。

 

 

2020年3月 4日 (水)

QUEENSRYCH EMPIRE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

90年作、QUEENSRYCHEの通算4作目となったアルバム、「エンパイア」、入荷しました。

6_000000006349

ショップはこちら

 

彼等最大の売上を誇ったヒット作です。

 

日本では当時、まだバンド名の表記が「クイーンズライチ」の頃で、本作のインパクトがあまりに強かったため、彼等の事を今だにライチとして記憶する人も多いのでは、と思われます。

 

前作の「Operation: Mindcrime」で、社会性に満ちたストーリーを、SF、サスペンス、そしてクールなメタル・サウンドで、見事にエンタテインメントとして昇華させた彼等は、本作では各曲が独立した短編小説の様な作りながらも、更に洗練されたサウンドを完成させています。

 

80年代メタルの喧騒を冷ややかな視点で尻目にしながら、キャッチーとも言えるメロディを惜しげも無く構築する彼等の手腕は実に見事でした。

 

大ヒット・シングルとなった「静寂 Silent Lucidity」は、まるでPINK FLOYDの「THE WALL」の収録曲の様な美しさを誇り、彼等のプログレッシヴ・メタルという側面の認知化を加速させる事になります。

 

アメリカの現状に対する社会的メッセージをあくまでもストーリーの副題としてのみ使用する文学性も優れていたと言え、本作のトータル・イメージを深遠なものにしていると思います。

 

日本ではかなり豪華なブックレットが付属する事になり、当時の彼等に対する期待がいかに大きかったかが伺えます。

 

伊藤政則氏の「ヘビイ・メタルという音楽は、まだまだ可能性をひめていることを、彼らは見事に立証した。(原文ママ)」という叩き文句がまさにピッタリで、混迷期に突入していくメタル・シーンに未来を見せてくれた1枚だと思います。

 

 

 

2020年3月 3日 (火)

KANSAS ALWAYS NEVER THE SAME

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

アメリカン・プログレ・ハードの名バンド、カンサスが前作から3年ぶり、通算13作目としてリリースしたアルバム、「オールウェイズ・ネヴァー・セイム」、入荷しました。

3_000000006348

ショップはこちら

 

出るべくして出たと言うべき、オーケストラとの完全タッグによるアルバムで、映画音楽界でも名門名高いロンドン交響楽団を迎えています。

 

バンドにはバイオリン担当のロビー・スタインハートが約16年ぶりに復帰し、ほぼオリジナル・メンバーが揃った5人編成となっています。

 

オープニングはいきなりビートルズの「エリナ―・リグビー」でスタート。

 

これがオリジナルのイメージを壊さない素晴らしいオーケストレーションとコーラスでカヴァーされ、以降の期待を煽りまくってくれます。

 

約半数が彼等の過去の代表曲のリメイクとなるのですが、元々こういうアレンジであったのではと思わせてくれる程オーケストラとの相性は抜群。

 

特に超名曲の「Dust In The Wind すべては風の中に」や、大曲である「Song For America」は、オリジナル・ヴァージョンよりもドラマ性が高いものとなっています。

 

「In Your Eyes」、「The Sky Is Falling」、「Need To Know」は、全てスティーヴ・ウォルシュ単独作による新曲。

 

どれもが黄金期の彼等を彷彿させるメロディ、構成で成り立っていて、特にバラード・ナンバーにおける洗練されたソフトなAOR感覚は少しも錆びついていません。

 

70年代アメリカン・プログレ・ハード勢の中でも、彼等ほどオーケストラとの融合がしっくりくるバンドもいなかったと思いますが、デビューから四半世紀経ってやっとその真価が証明されたというべきサウンドはなかなか感慨深いものがあります。

 

70分を超える長尺アルバムですが、最後まで飽きさせず鳥肌持続のまま聴かせてくれます。

 

 

2020年3月 2日 (月)

RATT RATT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナル・スタジオ・アルバムとしては9年ぶり、通算6作目となったRATTの復活作、「ラット」、入荷しました。

4_000000006346

ショップはこちら

 

97年には過去のアウトテイクや未発表曲をリアレンジしたコンピレーション盤、「コラージュ」がリリースされていますが、本作では復活に賭ける意気込みがかなり感じられる力作となっています。

 

その「コラージュ」以来となるスティーヴン・パーシー、ウォーレン・デ・マルティーニ、ボビー・ブロッツァーのオリジナル・メンバー3人に、ベースには元ヴィンス・ニール・バンド、TUFF、そしてスティーヴンのVERTEXにも参加したロビー・クレインを迎えての4人編成です。

 

あのジョン・カロドナーがA&Rとして参加し、プロデュースにリッチー・ズィトー、作曲陣にはマーティ・フレデリクセン、マーク・ハドソン、テイラー・ローズと、80年代メタル以降のヒット・メイカーが揃っています。

 

更にはGREAT WHITEのジャック・ラッセル、ご存知NIGHT RANGERのジャック・ブレイズも共作陣として並んでいます。

 

この面々からかなりポップ路線が強化されているのではと想像する人も少なくないと思いますが、20曲程のテイクから厳選されたというこのアルバム、地味ながらも味わい深い練られたメロディ集となっています。

 

かつてのRATT'N'ROLLと呼ばれたツンノメリ型のスピード感こそ減退していますが、ツェッペリン的アプローチや、ミドル・ナンバーにおけるメロディアスな展開は、新生RATTの魅力ではなかったのかと思います。

 

アルバム・タイトルがセルフ・タイトル作となっていますが83年のデビューEPの「RATT」の方が有名であり、またジャケットのイケテないセンスも手伝い、本作があまり知られていないのが残念でなりません。

 

全体的にはブルージーはハード・ロックと往年のLAメタルの中道を行くキャッチ―さに溢れ、「Live For Today」や「We Don't Belong」、「All The Way」等、シングル・ヒットを狙えるキャッチ―さもあったのですが。

 

ただモトリーやBON JOVIよりも早い時期で時代のしょう象徴となったバンドとしてのプライドみたいなものは、確実に感じられる好盤であるのは間違いないと思います。

 

 

2020年3月 1日 (日)

METALLICA KILL 'EM ALL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは83年作、記念すべきメタリカのデビュー・アルバム、「キル・エム・オール (旧邦題 血染めの鉄槌)」、入荷しました。

1_000000006344

ショップはこちら

 

旧邦題「血染めの鉄槌」というタイトルが、本当にピッタリな1枚です。

 

スラッシュ夜明け前の確かな勢いが感じられます。

 

良く言われる様に、NWOBHMの影響が色濃いアルバムですが、スピードと攻撃的なリフは今聴いても新鮮です。

 

故クリフ・バートンのグイグイ引っ張るベースに、この頃からメロディアスな展開を見せるギターが絡みつき、初々しさも感じられるジェームズのヴォーカルは今となっては新鮮です。

 

この荒々しさとスピード、そして愛想のかけらも無い冷酷さに、ただただ打ちのめされるばかりです。

 

化粧とキラキラしたサウンドがメタルの新しい波となっていた時代、一体どれだけの人がメタリカの進化を想像し得たのでしょうか。

 

改めて聴くと、実に感慨深いものがある1枚です。

 

 

 

« 2020年2月 | トップページ | 2020年4月 »