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2020年2月 8日 (土)

STRATUS THROWING SHAPES

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

84年作、ストレイタス名義でリリースされた唯一のアルバム、「スローイング・シェイプス」、入荷しました。

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NWOBHM、そしてメロディアス・ハード・ファンの間では長らく伝説的に語られていた1枚です。

 

「戦慄のマンティス」をリリース後、10年間も沈黙を守るプレイング・マンティスのメンバーが、アイアン・メイデンを脱退した美形ドラマー、クライブ・バーと合体、更にヴォーカリストにはやはり名バンドであったグランプリ、後にはマンティス、そして今ではユーライア・ヒープで活躍しているバーニー・ショウを迎え、このストレイタスが誕生しています。

 

いわばN.W.O.B.H.M.を代表するバンドが合体した、当時としては時代に先駆けたスーパー・グループであったわけです。

 

当時元メイデン組が次々と新バンドを結成した事も話題になっていましたが、そのどれもがポップ路線を歩んでいたのも興味深いところです。

 

やはりマンティスに後に合流するデニス・ストラットンのライオンハート、ポール・ディアノが立ち上げたハード・ポップの極地的バンド、ディアノ、それぞれ短命で終わってしまいましたが、まるでメイデンに反発するかの様なアメリカン指向が目立っていました。

 

このストレイタスも哀愁旋律メイカーのティノとクリスによるトロイ兄弟がメインとしては、かなり陽性のキラキラ節が目立っているため、ある意味異色作と言えるのかもしれません。

 

派手なキーボードと、アメリカナイズされたキャッチーなメロディ、爽やかなコーラス・ハーモニーは、アメリカン・プログレ・ハードの影響を強くを感じさせます。

 

特に「GIMME SOMETHING」や「EVEN IF IT TAKES」等のナンバーは、拍子抜けする程軽いシンセが印象的で、まるでジャーニーやフォリナーを聴いている錯覚をさせられます。

 

非常に興味深い路線であり、まさに時代の狭間で生まれた果敢な挑戦の記録であったのだと思いますが、残念ながら少し早すぎたアルバムだったのかもしれません。

 

メロディ・センスも高性能ではあるのですが、惜しむらくはサウンド・プロダクションの弱さによるサウンドの薄さもこのバンドの悲運を決定付けたとも思われます。

 

皮肉な事にリマスターにより、更に質感の弱さが強調された感があり、超B級としての独特のいかがわしさを演出してしまっています。

 

それこそがこの時代のバンドの魅力でもあるのですが、アレンジ、プロデュースに力を入れれば、本作はもっと有名になっていた気がしてなりません。

 

いずれにしても激動の時代に埋もれてしまった、まさに奇跡的な名盤の一つだと思います。

 

 

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