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2020年2月25日 (火)

THE CULT THE CULT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ザ・カルトの通算6作目のアルバム、「ザ・カルト」、入荷しました。

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不安定なまま存続していたバンドが本作を最後に一度解散してしまう事にもなった節目の1枚です。

 

イアン・アストベリー、ビリー・ダフィーの2人のプロジェクト・バンド化していたバンドは、ここで元THE MISSIONのクレイグ・アダムスとスコット・ギャレットを迎え4人体制でのレコーディングを敢行しています。

 

SISTERS OF MERCYから発展したTHE MISSIONは、英国ゴス・ロックを代表するバンドであり、ツェッペリンへの急接近をも図ったハード・ロック・バンドでしたが、そのDNAがカルトに与えた影響は少なくなかったと思われます。

 

プロデュースは「Sonic Temple」以来となった名手、ボブ・ロック。

 

サウンドは一聴するとグランジ、オルタナの影響下にあるダークなサウンド、と簡単に言えてしまいそうですが、そうした安易な選択をしがちなバンドでなかったのが、カルトの立ち位置でもあったと思います。

 

かつての「Electric」を彷彿させるビッグなハード・ロック・ナンバーも確かに見受けられますが、全体的には80年代の喧騒を過ぎた後のクールな佇まいが目立ちます。

 

フィードバック・ギターとイアンの制御されたヴォーカル、ミドル・テンポでのミステリアスなメロディは、彼等がパンクを通過し、ゴスからメタルへと激動の時代を生き抜いてきたが故に出せるものではなかったのか、と思わせます。

 

粘りっこい「Real Grrrl」の様な、王道カルト節の様なナンバーが、むしろここでは浮いているのも興味深いところですが、「Joy」、「Star」といったナンバーではボブ・ロックの隙間を巧く生かしたサウンド・プロダクションが新たなバンドの魅力を生んでいます。

 

「Sacred Life」に至っては、ステレオフォニックスが2003年にリリースした大名曲、「Maybe Tommorow」をも思わせる程のメロウな完成度を誇っています。

 

彼等は以降不定期ながらも活動を続け、最新作の予定も昨今聞かれるだけに、今後も目が離せません。

 

 

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