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2019年12月の31件の記事

2019年12月31日 (火)

FREDDIE MERCURY & MONTSERRAT CABALLE BARCELONA

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

今年一年、大変多くの方にお世話になりました。

本当にありがとうございました。

みなさま良いお年を。

そして来年もまた変わらぬご愛顧、よろしくお願いします。

 

さて今年はやはりクイーンのボヘミアン・ラプソディの存在が大きかったと思います。

今年の締めくくりに相応しいと言える、フレディ・マーキュリーのソロ第2弾となった「バルセロナ」、入荷しました。

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スペインの歌姫、モンセラート・カバリエとの共同名義となったアルバムです。

 

オペラ界の超大物との共演は、フレディの念願が叶ったものとなり、彼の美学が集約された内容となっています。

 

彼の没後に開催された92年のバルセロナ・オリンピックのテーマ曲となったアルバム・タイトル曲は、まさにQUEENから地続きのドラマ性が美しく表現されています。

 

フレディの趣味性が非常に強く押し出された形となったため、ロック・ファンからは敬遠されがちなのかもしれませんが、メロディの端々にQUEENを見出す事ができるのが実に興味深いところです。

 

「LA JAPONAISE」では日本語歌詞が「Teo Torriatte」以来となる登場となり、日本のファンにとっては嬉しいナンバーとなりました。

 

「The Golden Boy」は「Somebody to Love」の拡大版とでも言うべきゴスペル・コーラスが炸裂するものとなり、フレディの面目躍如、またオペラとゴスペルの理想的な融合を見せている点が聴きどころとなっています。

 

本作中最もQUEENのバラード色が強い「How Can I Go On」ではジョン・ディーコンが参加しているのですが、メロディがジョン作のナンバーと思えてしまう程ポップなメロディを誇っています。

 

ほぼフレディの単独作となってはいますが、共同プロデュース、共作としてタッグを組んだのは、元イアン・ギラン・バンド、そして以降もプロデューサーとして活躍したキーボーディスト、マイク・モーランとなり、彼の貢献度も見逃せません。

 

 

 

 

2019年12月30日 (月)

ANTHRAX VOLUME 8 THETHREAT IS REAL!

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

アンスラックスの通産8作目となったアルバム、「ヴォリューム8 スレット・イズ・リアル!」、入荷しました。

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メジャー・レーベルとの契約を打ち切られ、マネージメントも移籍して心機一転、彼等の個性を取り戻したと言える快作です。

 

前作ではアメリカン・モダン・ロックの名手と言えるButcher Bros.のプロデュースにより、実験性に富んだ内容が彼等の意欲的な姿勢とは裏腹に、スラッシュ、メタル・ファンは遠のく事にもなったのでした。

 

脱退したダン・スピッツの代わりにサポート・メンバーとして参加していたギタリスト、ポール・クルックと共同によりバンドのセルフ・プロデュースとなった本作では、彼等の真骨頂とも言えるザクザク感が戻っています。

 

特に二代目ヴォーカリスト、ジョン・ブッシュのパワフルな声を生かすメタル回帰とも言える路線が目立ち、メロディアスかつキャッチーなメロディがかなり新鮮に聴こえます。

 

PANTERAの故、ダイムバック・ダレルが前作に引き続き参加、更にフィリップ・アンセルモも今回はゲストとして招かれています。

 

アンスラックス史上最もバラエティに富んだ内容とも言え、カントリー調、エアロスミス風、シークレット・トラックではしっとりしたバラードを聴かせてくれる等、かなり聴き応えのある1枚となっています。

 

スラッシュ然としたナンバー、「BORN AGAIN IDIOT」では、80年代の彼等を思い起こさせ、古くからのファンをも満足させる事請け合いです。

 

 

2019年12月29日 (日)

MEGADET RUST IN PEACE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは90年作、メガデスの通産4作目にして、ファンが未だに彼等の本領をここに見出す大名盤、「ラスト・イン・ピース」、入荷しました。

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マーティ・フリードマンとニック・メンザが加わった事で、メガデスがスラッシュから正統派メタル・バンドとしての風格をいよいよ身に着けた感もあり、実際グラミー賞ノミネートという栄誉まで得たのでした。

 

ダークな質感のミステリアスな小曲、「DAWN PATROL」を除けば、全ての曲がハイ・スピードで展開し、練られたリフが更にメガデスのインテレクチュアルな面に磨きをかけています。

 

戦争、宗教、犯罪と、人間のダークサイドを文学的に警告し続けてきた歌詞と、それを最適な表現方法で提示するテクニックとメロディ・センスが一気に融合、昇華した様なバンドの充実ぶりには本当に驚かされます。

 

メガデスが確立した個性は、メタリカやスレイヤー、アンスラックスとはまた違った、音としてのスラッシュ・メタルのダイナミズムに加え、そうした脳に訴えかける知的欲求心までもリフやメロディに内包していた事ではないでしょうか。

 

ただその個性がドラッグやアルコールによって支えられていたという事実は、やはりメタルらしい皮肉であったと言えるのかもしれません。

 

2019年12月28日 (土)

FIREHOUSE GOOD ACOUSTICS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ファイアーハウスの4作目として発表されたアルバム、「グッド・アコースティックス」、入荷しました。

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企画盤的な趣もあるのですが、彼等の自信が成せる業とでも言うべきアコースティック・アルバムです。

 

オープニング3曲は、新曲として発表されたナンバーで、このバンド特有の陽性のミドル・ポップ、そして少しアダルトなミドル・バラードが炸裂しています。

 

アメリカン・ロックの美味しい部分を吸収しながら、ハード・ロックの醍醐味を失わないセンスはBON JOVIに匹敵すると思うのですが、彼等の場合もっと南部臭が強い気がします。

 

これはきっとノースカロライナ出身というせいもあるのでしょうが、メロディの節々に懐かしさを覚えるのは伝統的なカントリーやフォークからの影響が強いからだと思います。

 

過去にリリースした3枚のアルバムから、それぞれ代表曲をアコースティック・バージョンで収録していますが、正確にはエレクトリック・ギターもプレイされています。

 

そのためロック・ファンなら飽きずに心地良さをずっと感じられる内容ではないでしょうか。

 

最終曲は70年代に活躍したカントリー・シンガー、スティーヴ・ヤングのカヴァー、「Seven Bridges Road」で、これは過去にイーグルスがライヴ・アルバムに収録していた事でも有名な曲です。

 

サラッと聴き流すにはかなり気持ちのいい1枚で、元歌のメロディの良さ、バンド・サウンドのまとまりの良さが、改めて強調された好盤となっています。

 

 

 

2019年12月27日 (金)

SHOW-YA OUTERLIMITS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

SHOW-YAの通産7作目にして、メタル・バンドとして今も語られる上で最もこの人達のエッジが利いた1枚、「アウターリミッツ」、入荷しました。

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オープニングのアルバム・タイトル曲からアクセル全開、卓越したテクニックとメロディが日本のロック・シーンに艶やかなな華を咲かせたとも言える快心のナンバーとなっています。

 

安藤芳彦を作詞家として迎え、ヴォーカリストとして更に一皮剥けたと思える寺田恵子の迫力としなやかさが目立ち、それに伴いバンド・サウンドも洋楽レベルに達する洗練されたメタル度合いを誇っています。

 

それまで女性らしさ、メロディアス・ハード、ハード・ポップ路線での試行錯誤を繰り返してきたと思われる迷いもここで一気に無くなり、特にシングルとなった「限界LOVERS」、「私は嵐」での突き抜けっぷりは痛快そのものです。

 

女性バンドとしてはもちろん、ジャパメタ勢でもこの手のロック・ソングをシングルに選んだケースはそうそうないのでは、と思えます。

 

未聴の方は是非先入観抜きで聴いてほしい1枚です。日本にもこんなバンドがいた事を多くの人に知ってもらいたい、と心の底から信じれる1枚です。

 

 

2019年12月26日 (木)

LYNCH MOB LYNCH MOB

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ジョージ・リンチ率いるリンチ・モブの92年作、セカンド・アルバムとなった「リンチ・モブ」、入荷しました。

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本作からヴォーカリストが、オニ・ローガンからロバート・メイソンに交代しています。

 

この人はジェイニー・レインを失ったウォレントに後に迎えられており、幅広いメロディを歌いこなせるシンガーで、本作でのバラエティに富んだサウンド作りに貢献しています。

 

大物ギタリストが独立して、ブルージーなハード・ロックを追及というスタイルは、最早当然の様な選択肢であるのは明白ですが、特にこの人の場合はドン・ドッケンという強烈な個性からの呪縛を解く事に必死であったのではないでしょうか。

 

LAメタル特有のフラッシーなギター・プレイヤーの第一人者としての限界は、ドッケンでは美麗なメロディへの帰結という点で集約されていたと思います。

 

前作で開放された様な70年代回帰は、本作ではQUEENの「TIE YOUR MOTHER DOWN」のカヴァーで象徴される通り、ブルースから一歩進んだオーセンティックなハード・ロック大会へと転化しています。

 

意外な気もしますが、ジョージ・リンチという人はメロディ・センスにおいては80年代型メタルのポップ・センスの持ち主というよりは、エアロスミスやヴァン・ヘイレン、キッス等への憧憬を基にしたソング・ライターだったのではないでしょうか。

 

キース・オルセンという天才的ポップ・メイカーを迎えた本作、キャッチーさという意味ではDOKKENとは違ったタイプですが、かなり聴き込みやすい1枚です。

 

 

2019年12月25日 (水)

FOREIGNER INSIDE INFORMATION

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

フォリナーの通算6作目、87年作のアルバム、「インサイド・インフォメーション」、入荷しました。

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バンドの状態はけっして良くなく、解散の噂がちらつく中ルー・グラムのソロ・アルバムがヒットし、その最中に本作もリリースされています。

 

前年にあたる86年にジャーニーがやはり3年ぶりに新作をリリースした後に大ヒット、そしてバンド崩壊をしていますが、フォリナーも似た様な道を辿る事になります。

 

それでもやはり彼等の不動のメロディは健在で、シングル・カットされた「SAY YOU WILL」は、フォリナー不在のシーンを全く感じさせない程きらびやかでキャッチーな旋律で大衆の耳を奪い、BON JOVI等の80年代組に明け渡した立ち位置を見事取り戻した感はあります。

 

前作で極められたエレクトロニクスとハード・ロックの融合は、ここでも理想的な音となり、メタリックなエッジとキラキラしたシンセの響きがバランス良く配置されています。

 

あくまでもハード・ロック・バンドであろうとするルー・グラムと、バラード、AOR化を促進させようとするミック・ジョーンズの確執が、後に明らかにされていきますが、本作はその両者の個性がギリギリのバランスで保たれ、それがフォリナーというバンドのミステリアスな部分を露呈させたのかもしれません。

 

メロディアスでありながら男臭く、疾走するロック・チューンでも哀愁を漂わせる個性は、残念ながら本作を最後にスポイルされてしまう事となります。

 

 

2019年12月24日 (火)

DAVID LEE ROTH CRAZY FROM THE HEAT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは85年作、ヴァン・ヘイレン脱退の理由となったデイヴのソロ活動第1弾となった4曲入りミニ・アルバム、「クレイジー・フロム・ザ・ヒート」、入荷しました。

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増殖する80年代メタルのポップ化の中で、「1984」でバンドが国民的人気を決定付けたにも関わらず、この人はハード・ロックを更にエンターテインメントとして更なる高みを極めようとしていたのでは、とさえ思えます。

 

エドガー・ウインター・グループの「イージー・ストリート」、ビーチ・ボーイズの「カリフォルニア・ガールズ」ではそれぞれエドガー・ウインター、カール・ウィルソンを招いた方法論も当時としてはド派手、奇想天外と言えたのではないでしょうか。

 

その他にもクリストファー・クロス等の豪華ゲスト陣の意外さ、スタンダード・ナンバーの「ジャスト・ア・ジゴロ」、ラヴィン・スプーンフルの選曲も見事でした。

 

ポップ・スターとしての地位の確立、そして以降のこの人の時代を的確に読むセンスをうかがわせる重要作であったと思われます。

 

 

2019年12月23日 (月)

BECK BOGERT APPICE BECK BOGERT APPICE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは73年リリース作、ジェフ・ベック、ティム・ボガート、カーマイン・アピスによる、クリーム以来の最強ロック・トリオと言われたBBAの唯一のスタジオ・アルバム、「ベック・ボガート&アピス」、入荷しました。

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元々ヴァニラ・ファッジにいたリズム隊の二人をベックに紹介したのがジョン・ボーナムという事で、歴史が大きく動こうとしますが、様々な要因でこの3人がその時点では組む事はなかったそうです。

 

後に第2期ジェフ・ベック・グループの解体、そしてカクタスでの活動を終了したボガートとアピスが念願のバンド結成を果たします。

 

強力なヴォーカリストこそ不在ですが、アピスのドタバタしたパワフルなドラム、ボガードのグイグイ引っ張るベース、そしてベックのキャリア史上最もハード・ロック色が強いギターが絡む、壮絶なバトルは今聴いても震えが来ます。

 

大成功を収める事ができなかったため、バンドは短期間で解散してしまいますが、個人的にはブリティッシュ・ハードの大名盤の一つだと思います。

 

メタリックなリフと、凄まじいスピードで走るベースが印象的なハード・ロック・チューン「Lady」や、スティーヴィー・ワンダーの「迷信」をハードにカヴァー、エアロスミスがやってもおかしくない「Why Should I Care」、メロディの優れたバラード、「Sweet Sweet Surrender」、「I'm So Proud」等、名曲ばかりが詰まっています。

 

一体なぜこのトリオがこの1枚限りで終了してしまったのか、本当に謎で残念なのですが、これぞハード・ロックというダイナミズムは、優れたプレイヤー、しかも3人という最小人数で奏でられている奇跡的な1枚だと思います。

 

もしロッド・スチュワートがヴォーカリストとして本作に参加していたなら、想像できない位に恐ろしく破壊的なパワーを持っていたと思われます。

 

2019年12月22日 (日)

ANDY TAYLOR DANGEROUS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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アンディ・テイラーの90年作、「デンジャラス」、入荷しました。

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元デュラン・デュランという肩書きが不要になった程、前作「THUNDER」が高性能ハード・ロック・アルバムとして知れ渡ったアンディ・テイラーの第二弾アルバムです。

 

本当にこの人の完全なるハード・ロッカーぶりには驚かされたもので、アイドル人気を少しも利用しないストイックな姿勢にも男臭さを感じられます。

 

元ピストルズのギタリストであり、やはりハード・ロック野郎であった事が明らかになったスティーヴ・ジョーンズとの完全タッグとなった前作、「THUNDER」は、今も80年代ポップ・メタルの隠れ名盤として語られていると思いますが、3年ぶりとなった本作は全曲カヴァー集となりました。

 

THIN LIZZY、AC/DC、BAD COMPANY、MONTROSE、MOTT THE HOOPLE、KINKS、ROLLING STONES、ROD STEWART等、この人のルーツをハード・ロック・ヴァージョンで渋い声を聴かせてくれます。

 

特にオープニングの「甘い言葉に気をつけろ」では、知らずに聴いていればフィル・ライノットの声と間違えてしまいそうになるのでは、と思われます。

 

アレンジの妙として挙げられる、ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」で完全にハード・ロックにしてしまっているセンスは、最早恐れ知らずと言うしかありません。

 

バックでタイトなドラムを聴かせてくれるのは、意外な人と言っては失礼かもしれませんが、元ABC、そしてYMOのツアー・メンバーとしても知られるデヴィッド・パーマーです。

 

以降目立った音楽活動がないのが本当に残念なのですが、元アイドルという色メガネで見るべき人では絶対無いと思われます。

 

先入観抜きで聴いて欲しい1枚です。

 

 

2019年12月21日 (土)

RATT DANCING UNDERCOVER

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ラットの86年作、サード・アルバムとなった「ダンシング・アンダーカヴァー」、入荷しました。

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LAメタルの象徴として快進撃を続けてきた彼等の「Ratt'n Roll」が極まった好盤です。

 

時代は彼等の後輩格と言えるBON JOVIが大ブレイクし、同期と言えるMOTLEY CRUEがポップ展開をしていた頃で、最もグラマラスな存在と言えたラットはサウンド的にはけっしてブームに触発される事なく自らの道を追求していた気がします。

 

今改めて考えてみると、この点は実に意外なのですが、RATTはパワー・バラードにもラジオ向きのポップ・シングルにも目をくれず、独特のリフとつんのめる様なリズム・キープにより疾走を続けていました。

 

良く言われる様に、スティーヴン・パーシーのヴォーカリストとしての限界が確かに曲調の幅を狭めていた事もあるとは思うのですが、彼等は器用さよりもシンプルなものをセクシーでクールに聴かせる手腕を売りにしていたのではないでしょうか。

 

おそらく他のバンドがやったら凡庸なものになるであろう曲も、彼等にかかると途端にカッコ良くなっていた感があります。

 

「SLIP OF THE LIP」や「IT DOESN'T MATTER」等は、その代表例ではないでしょうか。

 

見た目の派手さと対照的なモノクロ、重厚なメタリックさが光っていた事が、今まであまり語られてこなかった気がしますが、そういう意味ではサウンド志向はキラキラした時代に逆行していたとも思えてなりません。

 

 

 

 

2019年12月20日 (金)

LOUDNESS THUNDER IN THE EAST

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは85年作、ラウドネスの通産5作目となった全曲英詩によるアルバム、「サンダー・イン・ジ・イースト」、入荷しました。

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海外ではATLANTICと契約を果たし、いよいよ本格的な全米進出を狙った1枚となりました。

 

結果日本が世界に誇るメタル・バンドとして、彼等の地位をアメリカで築く事に成功したヒット作です。

 

当時日本のアーティストがビルボードのチャート100位以内にランクされる事は異例の事として話題にもなりました。

 

一気に洗練されたマックス・ノーマンによるサウンド・プロダクションと、更なるメロディのキャッチー化が、完全な洋楽レベルとして響いています。

 

シングル・カットされた「CRAZY NIGHTS」のLAメタル然とした変貌と、「RUN FOR YOUR LIFE」等に見られるそれまでの彼等のプログレっぽい構成とのバランスも見事で、80年代メタルという大きな流れの中で語る時、ギター・プレイ、メロディ、バンド・サウンド、全てが最高峰のものであったと思います。

 

 

2019年12月19日 (木)

UFO FLYING UFO2 ONE HOUR SPACE ROCK

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは72年作、UFOのセカンド・アルバムとなった「フライング」、入荷しました。

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初代ギタリスト、ミック・ボルトンが在籍した最後の作品で、マイケル・シェンカー加入前のサイケ、スペーシーな感覚に溢れた、ユニークなサウンドに果敢に挑むUFOの姿が堪能できます。

 

彼等が試みていたのは、それまでのブリティッシュ・ハードの流れを汲みながらも、ツェッペリン、サバス、パープルといった王道路線からいかに離れるかであったと思われます。

 

ブルース、ジャム・セッションという基本は確かに残っているものの、彼等が活動の拠点としていたジャーマンの香り、プログレッシヴな佇まいを見せているのが興味深いところです。

 

サブタイトルには「One Hour Space Rock」と冠せられているのですが、オリジナル盤収録は全5曲、約20分もの大作ナンバーを2曲含む構成となり、まさに60分間のスペース・ロックが展開されています。

 

「STAR STORM」では、同時代のHALKWINDにも通じる不思議な浮遊感と、ボルトンのイマジネーション豊かなプレイが一気に70年代の妖しい空気を醸し出し、当時のアート・ロックの影響を強くかんじさせます。

 

ハイライトとなるラスト・ナンバーのアルバム・タイトル曲は、フィル・モグ節全開のスロー・ナンバーなのですが、以降のUFOに通じる翳りと哀愁感はすでにここで完成されている気がします。

 

ブルージーなバンド・サウンドが冗長になることなく淡々と続いていくのですが、フィルが歌い出すと紛れもないUFOのバラードとなってしまうのが見事です。

 

バンドが個性確立のために躍起になっている様も見受けられるのも確かです。

 

ただこの1曲こそが彼等の真の姿である事にどれ程自覚的だったのかわかりませんが、マイケル・シェンカーという天才を迎える事によって彼等が一気に開花したのは自明の理だった気がします。

 

 

2019年12月18日 (水)

SLAYER REIGN IN BLOOD

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

86年作、スレイヤーの3作目にしてスラッシュの記念碑的作品となったアルバム、「レイン・イン・ブラッド」、入荷しました。

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全10曲、29分、その圧倒的速さだけではなく、ジャケットのまさに地獄絵図となった強烈な印象はそのまま音に反映されています。

 

イーヴィルかつアンソーシャルな内容は、彼等の以降のイメージを決定付けただけでなく、メタルの最も過激な部分を促進し、多くの批判や嫌悪の対象として槍玉に挙げられます。

 

それまでセックス、ドラッグ、バイオレンスを謳歌するとされていたメタルが、本作の政治的、宗教的に問題視された事実は間違いなくシーンの転機にもなっていったと思います。

 

その象徴的ナンバーが本作中最も最長の曲であり、オープニングでもある「ANGEL OF DEATH」でした。

 

複雑なリフと変速をしながら疾走していくカタルシスの中身は、実在したナチの医師をモデルとしたもので、その刺激的な歌詞が彼等をレイシストと呼ぶ声まで生んだわけです。

 

当然ファンは真意を汲み、その精神性と純度の高いメタルの完成度に敬意を払い続ける事によりバンドは神格化されていくという、実に逆説的な状況を生んでいます。

 

バンドは以降も反響をよそに独自の道を進み、メタリカ、メガデス、アンスラックスとは全く違った立ち位置をキープし続けるのは、本作における徹底した速さと何者も恐れぬ強い覚悟があったからでしょう。

 

ほとんどのナンバーが2分前後となり、一気に現実世界から引き離される得も言われぬ快感を覚える人も多いと思いますが、ラスト・ナンバーの「RAINING BLOOD」での血の雨と雷鳴の音がいつまでも耳から離れない後味の悪さこそが本作の最も恐ろしく、そして素晴らしいところだと思います。

 

本作では98年にリイシューされた際のボーナス・トラックが2曲「AGGRESSIVE PERFECTOR」、「CRIMINALLY INSANE(REMIX)」が収録され、更に音質が格段に向上、更に研ぎ澄まされ邪悪になった音で楽しめます。

 

2019年12月17日 (火)

THE FIRM MEAN BUSINESS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ザ・ファームの86年作、セカンド・アルバムにして最終作、「ミーン・ビジネス」、入荷しました。

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ジミー・ペイジとポール・ロジャースの合体が、多くのロック・ファンを沸かせながらも、聴かずして音が想像できたためか、かなり地味な印象のある1枚かもしれません。

 

前年のデビューではシングル・ヒットも放ち、派手な登場だっただけにまさか二枚目が出るとは思いませんでしたが、これがなかなかの力作ではあると思います。

 

アルバム・タイトルも「本気」という意味で、オープニングからツェッペリン節が全開、そしてジミー・ペイジがソング・ライティングに関わっていないナンバーはおもいっきりバッド・カンパニーしているという、まさにそのまんまの展開ですが、大物、そして本物しか出来ない技を軽々と見せられている様で、なかなか壮快な1枚です。

 

バックを支えているのは、後にジョン・サイクスのブルー・マーダーに参加するトニー・フランクリン、そしてAC/DCに参加するクリス・スレイド、というのも聴き所となっています。

 

 

2019年12月16日 (月)

LAST AUTUMN'S DREAM LAST AUTUMN'S DREAM

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

2003年作、ラスト・オータムズ・ドリームの「ラスト・オータムズ・ドリーム」、2003入荷しました。

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日本では安定した人気を見せている様に思えるメロディアス・ハード系は、海外からも重要なマーケットとして認識されていると思います。

 

特に欧州からのメロディック・ロック勢は、本当に質の高いものが多く、時代に取り残されようと美しく気高いメロディを職人気質で送り届けてくれています。

 

このラスト・オータムズ・ドリームのデビュー作も、ここ日本では歓迎された1枚となりました。

 

すでに北欧のメロディ・メイカー、ヴォーカリストとして人気の高かったミカエル・アーランドソンと、ドイツのメロディアス・ハードのメイバンド、フェア・ウォーニングのギタリストだったアンディ・マレツェクの組んだプロジェクトで、ここではヨーロッパの現役メンバー、ジョン・レヴィン、イアン・ホグラン、ミック・ミカエリがサポートとして加わっています。

 

このメンバーから想像できる通り、サウンドは手堅く高品質のものとなっています。

 

とにかく美メロが怒涛の如く押し寄せる1枚で、ハード・ロックとしてのダイナミズムも堪能できる、まさに高性能メロディアス・ハードとして完成されています。

 

2019年12月15日 (日)

SHY WELCOME TO THE MADHOUSE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは94年作、シャイの5作目となったアルバム、「ウェルカム・トゥ・ザ・マッドハウス」、入荷しました。

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大幅な路線変更をして80’sメタルの王道を行くキラキラしたサウンドとなった1枚です。

 

前作の「Misspent Youth」は、アメリカン・マーケット狙いの秀作でしたが、看板ヴォーカリストのトニー・ミルズが後に脱退、バンドはベーシストのロイ・デイヴィスが以前TROUBLEというバンドで一緒だったジョン・ワード(WARDI)を迎えます。

 

このワーディーなるヴォーカリストは、前任のトニーとは正反対のワイルドでストロングな声の持ち主で、曲のスタイルも彼の唱法に完全に合わせられています。

 

プロデュースはファースト・アルバムも手掛けたニール・カーノンが担当していますが、サウンド・プロダクションもド派手なものとなり、MOTLEY CRUE、BON JOVI、WARRENT等、一連の80年代のヒット作を踏襲したものとなりました。

 

ストーンズの「It's Only Rock 'N' Roll」のカヴァーも、当時のSHYにはピッタリで、おそらくこれが80年代にリリースされていれば大ヒットしていたと思われます。

 

バンドはやはり厳しい90年代を乗りきれず、本作を最後に一度解散をしてしまいますが、本作がけっして黒歴史ではないと個人的には思いたいところです。

 

イギリスのバンドらしからぬパーティー・ロック然とした全体像に、昔からのファンはがっかりしたのでしょうが、各曲の完成度はかなり高く、別バンドとして考えれば本作の魅力はなかなか捨て難いものがあります。

 

唯一バラードとして異彩を放っている「Tonight You're Mine」の翳り具合が本当に素晴らしく、この曲にSHYというバンドの本質を見てしまう人もいるでしょう。

 

ジャケット・デザインのチープさが、どうもこのアルバムの素晴らしさを邪魔してしょうがないと思えるのですが、それもSHYというバンドのマニアックな人気を高める事に貢献しているのかもしれません。

 

 

2019年12月14日 (土)

ACTION MOVIN' AND ROCKIN'

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは87年作、高橋ヨシロウ率いたアクションの通産4作目のアルバム、「ムービン・アンド・ロッキン」、入荷しました。

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ジャパメタ・シーンの中でも、一際キャッチーでグラマラスだった彼等が、そのヴィジュアル・イメージを黒に統一、ハード・ポップ・センスとグラム感覚に溢れた路線を突き進んだアルバムです。

 

歌謡ロックになる一歩手前のサウンドは、今聴いても胸がワクワクします。

 

当時アン・ルイスへ提供した、「HONEY DRIPPER」、「JOSHIN」も、ここでは更にカッコ良く響いています。

 

日本でもキッスやモトリー・クルーの様なロックを楽しく、妖しく聴かせてくれるバンドが存在したんだ、という事を思わせてくれるのに十分なメロディ、バンド・サウンドを持っていたと思います。

 

 

2019年12月13日 (金)

BLACK LABEL SOCIETY STRONGER THAN DEATH

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ブラック・レーベル・ソサイアティの2000年作、「暴挙王~ストロンガー・ザン・デス」、入荷しました。

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日本ではザック・ワイルド名義でリリースされましたが、ザックのニュー・プロジェクト、ブラック・レーベル・ソサイアティのセカンド・アルバムとなった1枚です。

 

前作同様、ドラムにはフィル・オンディッチを据えた他、ザックが全てのパートを担当するマルチ・プレイヤーぶりを発揮しています。

 

オジーの元を離れていた当時のザックは、更にサバスへのリスペクトを露にする様に超ド級のヘヴィなリフを展開しています。

 

一方で96年にソロ名義で発表した「BOOK OF SHADOWS」で見せた様なソフトな面も冴えていて、ピアノをバックにしたメロウなバラードも披露してくれています。

 

この辺も一時期のサバスを彷彿させますが、元々ザックが持っているロマンティックな側面なのかもしれません。

 

ギタリストとしては、豪快、無骨と言われ続けてきた人ですが、個人的には確かなテクニックでリフを一つ一つ紡ぎ上げる繊細さが底にある様な気がします。

 

もちろん資質として根っからのメタル野郎なわけですから、出てくる音はまさに暴挙王になるのですが、感情を丁寧なテクニックで解放するプレイヤーなのではないでしょうか。

 

当時ニューヨーク・メッツで活躍していたマイク・ピアッツァが「デス・ヴォィス」ゲスト参加している様なのですが、正直どこでスクリームしているのか良くわかりません。

 

 

2019年12月12日 (木)

AC/DC BALLBREAKER

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AC/DCの「ボールブレイカー」、入荷しました。

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ライヴ・アルバムを挟んで、前作から5年ぶりとなった95年作のAC/DCのアルバムで、やはりリリース時にはかなりの期待をされた1枚です。

 

ザ・カルト、ビースティ・ボーイズ等を手掛けたリック・ルービンがプロデュースを担当し話題になりました。

 

70年代のAC/DCを想定したというだけあって、かなりストイックで硬質なサウンドになっています。

 

ブライアン・ジョンソンの声もますます金属的になってきています。

 

派手なポップさは無くなり、渋みの強いリフが中心ですが、ズシリと重い感触はさすがです。

 

2019年12月11日 (水)

ZENO LISTEN TO THE LIGHT

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98年作、ジーノの「リッスン・トゥ・ザ・ライト」、入荷しました。

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伝説的な美旋律集でデビューしたジーノは、あっという間にメロディアス・ハード・ファンにとっての愛聴バンドとなったと思いますが、その後バンドは紆余曲折の結果、12年もの沈黙を守る事なりました。

 

その間「Zenology」として未発表曲集がリリースされましたが、その内容があまりに素晴らしかったため、バンドに対する期待も更に高まったのでした。

 

後にWINGERに加入するロッド・モーゲンスタインや、ベースのウレ・リトゲンと共にFAIR WARNINGのトミー・ハートを擁しながらZENOは存続していましたが、本作はジーノ・ロートがほとんどの楽器を担当するというマルチ・プレイヤーぶりを発揮しています。

 

マイケル・フレクシグの美声との相性は変わらず見事で、前作を更にドラマチックにした様なサウンドが展開されています。

 

呆れる程の美しいメロディの波の飲み込まれる事必死の1枚です。

 

バンドは以降、再び長いブランクを空ける事になりますが、この寡作ぶりが更に伝説化させている理由になっている気がします。

 

 

 

2019年12月10日 (火)

DEF LEPPARD YEAH!

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2006年リリース作、デフ・レパードの「イエーイ!」、入荷しました。

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これまでにも様々なカヴァー曲により、そのセンスの良さが目立っていたデフ・レパードが、出るべくして出たと言える全曲カヴァー・アルバムです。

 

02年のオリジナル・アルバムである「X」ではポップ・フィールドへの超接近により、いよいよレップスが途方も無い迷走を本格的なものにしたのか、と思ったファンもいたのではないでしょうか。

 

彼等のポップ・センスは、あくまでHR/HMとしてキラキラと響かせるために用いられていたためで、けっしてポップ・ロック・バンドとして進化するためのものではないと、我々は信じているからだと思います。

 

このファンの特別な思い入れは、おそらく多くの層が支持率を重複していると思われるBON JOVIにも同じ傾向が見られると思います。

 

80年代のメタル隆盛期に登場した彼等は、バンドの進化と共にファンも進化してきたのでした。

 

ジョン・ボン・ジョヴィがスプリングスティーンやトム・ペティ、ジョン・クーガー等を敬愛してきた様に、ジョー・エリオットはKINKSやTHIN LIZZYやボウイへのリスペクトを隠そうとしませんでした。

 

両者は自分達のルーツを正しく認識、解釈してきた事で、優れたナンバーを現在も大量生産できているのだと思います。

 

ボン・ジョヴィがアメリカン・ロックのおおらかさを堅実に死守しているのに対し、レップスは英国ロックが70年代からドラスティックな変化を遂げてきた様をダイレクトに受け止めてきた気がします。

 

その差が両者の音楽性の違いを微妙に反映しているのも興味深いところですが、本作でデフ・レパードが軌道修正に間違いなく成功した事の方が意味深いのだと思います。

 

奇しくも本作では唯一と言えるアメリカン・ロックのカヴァー、「HANGING ON THE TELEPHONE」を取り上げていますが、(ブロンディのヒット曲として有名ですが、元々はTHE NERVESなるアメリカのパワー・ポップ・バンドのオリジナル曲でした)このフットワークの軽さと間口の広さこそが彼等の魅力であるという事も再認識できます。

 

 

 

2019年12月 9日 (月)

HANOI ROCKS TWO STEPS FROM THE MOVE

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オリジナルは84年作、ハノイ・ロックスのオリジナル・スタジオ・アルバムとしては、通産4作目となった、「トゥー・ステップス・フロム・ザ・ムーヴ」、入荷しました。

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アリス・クーパーやKISSと共にアメリカン・ハードの基礎を作り上げてきた巨匠、ボブ・エズリンをプロデュースに迎え、CCRの「Up Around The Bend」をシングルとして取り上げ、カヴァー・ブームの先駆けともなるヒット性を含んだアルバムとなりました。

 

本作によりいよいよ全米デビューをしようとしていた矢先、ご存知の様に予期せぬ悲劇により、バンドは解散に追い込まれてしまったわけです。

 

その悲劇の張本人であるヴィンス・ニールのモトリー・クルーが中心となったLAメタルは、ハノイの妖しいルックス、パンキッシュかつ弾ける様なポップ・センスを明らかに下敷きとしていたと思いますが、当時のハノイは一体どんな思いでメタルの隆盛期を眺めていたのでしょうか。

 

日本ではデビュー期からすでに熱い注目を浴びていたバンドだけに、その当時の事を想像すると感慨深いものがあります。

 

ただアルバムの内容は、今聴いても胸ときめくハード・ロック作品としてキラキラ輝いています。

 

ボブ・エズリンのコネにより作曲陣として加わったイアン・ハンターによるグラム感覚、彼等の名バラードである「Don't You Ever Leave Me」の再演等、元々持っていた甘いメロディ・センスが更に洗練された事により粒揃いのナンバーで構成されています。

 

疾走感と甘酸っぱい感触、ケバケバしていながら汗臭さを感じさせない美しさ、パンクとメタルの両ファンをも魅了する音楽性、そういった相反する要素が同居していたのも彼等の魅力だったと思います。

 

本作を彼等の最高傑作とする人はかなり多いと思いますが、80年代グラム・メタル名盤としても絶対外せない大名盤だと思います。

 

 

2019年12月 8日 (日)

SANDY DENNY RENDEZVOUS

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オリジナルは78年作、英国フォーク界、そしてプログレ・ファンの間でも伝説的歌姫として愛されてきたサンディ・デニーのソロ名義第4弾となったアルバム、「ランデヴー」、入荷しました。

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31歳という若さで亡くなった彼女の最後のスタジオ作品ともなっています。

 

フェアポート・コンヴェンション、ストローブスという英国ロック史の中でも重要なバンドに在籍、ツェッペリンやピート・タウンゼントのアルバムでのゲスト参加も忘れ難いものとして記憶されていますが、本作はポップ・シンガーとも言える新たなフィールドへの挑戦とも思える意欲作でした。

 

スティーヴ・ウィンウッド、FREEのラビット等のゲストを迎え、当時の夫であったトレヴァー・ルーカスのプロデュースにより濃厚で味わい深いヴォーカル・アルバムとなっています。

 

エルトン・ジョンの代表曲、「キャンドル・イン・ザ・ウインド」、そしてアナログ盤ではラスト曲として収録されていた「悲しいリフレインはこれっきり」と歌った「No More Sad Refrains」等、翌年に不慮の事故で命を落とす自身の運命を悟ったかの様なせつない歌声は、聴く人の胸を打つ事必至です。

 

叙情的なメロディ、ゴージャスなアレンジが全編を覆い、アルバム全体が余計悲しく響きます。

 

隠れた名盤として、かなりおすすめの1枚です。

 

 

2019年12月 7日 (土)

KORN ISSUES

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コーンの通産4作目となったアルバム、「イシューズ」、入荷しました。

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前作ではミキシングを担当していたブレンダン・オブライエンが、ここでは全面プロデュースしています。

 

王道アメリカン・ロックを手掛けてきたこのプロデューサーにより、更に前作のコマーシャル路線が強化されると思いきや、ここではダークなサウンドが展開されています。

 

彼等のゴス指向がここで強化され、ジョナサンのヴォーカル・スタイルもメロディアスな方向性が確立されています。

 

ファンによる4種類のジャケットの採用も、話題となりました。

 

このバンドのアルバム毎の音の変化が、いよいよ極まってきた事に、ただただ圧倒されます。

 

ミニ・アルバム、「All Mixed Up」がボーナス・ディスク(5曲入り)として付属しています。

 

 

2019年12月 6日 (金)

BLIND GUARDIAN SOMEWHERE FAR BEYOND

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92年作、ジャーマン・メタル界でも特にファンタジックなストーリー性が強力な個性となっているブラインド・ガーディアンの4作目となったアルバム、「サムホェア・ファー・ビヨンド」、入荷しました。

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本作でもマイケル・ムアコックやJ・R・R・トールキンの作品をモチーフにした、壮大な世界が描かれています。

 

特に「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビットの冒険」からの影響を露わにしているのは、メタル界でもかなり早い存在だったのではないでしょうか。

 

盟友である当時ガンマ・レイで絶好調であったカイ・ハンセンのゲストもお馴染みとなり、ジャーマン・メタルの幅を拡げた両者の存在は日本でも熱い支持を受ける事となります。

 

メロディック・パワー・メタルという言葉をハロウィンと共に広めたのもこのバンドであったと思いますが、前者が正統派ブリティッシュ・メタルの影響が強かったのに対し、彼等はクイーンからの影響も隠そうとしていないのが特徴かもしれません。

 

ボーナス・トラックとして収録された「Spread Your Wings (永遠の翼)」は、クイーンのカヴァーとしてはかなり通好みのする選曲だと思われます。

 

この曲はジョン・ディーコン作のポップ・バラードですが、こうして聴くと違和感がないのは、元々クイーン節を所々で披露していたからでしょう。

 

本作でも1分に満たない小曲、「Black Chamber」で、その影響をうかがわせます。

 

流麗なギター、疾走するバンド・サウンドの中に、耳を惹きつけて離さないハッとさせるメロディ。
これがメタルが進化してきた中で、新たに生まれた様式美の一つでもあったと思いますが、ファンタジー、SFの世界をドラマティックに描くには、実に最適な方法論でもあるわけです。

 

ブラインド・ガーディアンが安定供給する現実逃避型メタルは、多くのファンがメタルに望むものを熟知しているだけでなく、メタルを愛して止まないピュアに精神性さえ透けて見えてくるのです。

 

それこそが80年代メタルの衰退によって台頭してきた、新たな波でもあったとするのは大袈裟でしょうか。

 

 

 

2019年12月 5日 (木)

JERUSALEM SLIM JERUSALEM SLIM

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マイケル・モンロー・アンド・エルサレム・スリム名義の「エルサレム・スリム」、入荷しました。

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マイケル・モンローがハノイ・ロックス解散後、ソロ・キャリアを経て初のバンドを結成した事で話題になりましたがたった1枚で消滅してしまいました。

 

ミックス・ダウンが完了する前にバンドは解散、そのままお蔵入りになったアルバムでしたが、日本でのみリリースされたという経緯を持つ、マイケルのキャリア上では黒歴史とも言えるバンドです。

 

ただ彼の関わった作品の中では、最もメタリックな質感を持ったものだと思えます。

 

偶然に同じスタジオで別々の仕事をしていたマイケルとスティーヴ・スティーヴンスが出会い、意気投合した勢いでそのままレコーディングされたそうですが、この両者の個性がなかなかユニークな形でぶつかり合っている力作です。

 

ベースにはハノイ時代からの盟友、サム・ヤッファ、ドラムには元SHARK ISLANDのグレッグ・エリスが参加し、バンドとしてもかなりまとまっていたと思います。

 

「DEAD, JAIL OR ROCK 'N' ROLL」を彷彿させるマイケル節全開のオープニング・ナンバー、「ROCK 'N' ROLL DEGENERATION」や、マイケルが敬愛するNAZARETHもカヴァーしたLITTLE FEATの「TEENAGE NERVOUS BREAKDOWN」では、パンキッシュな魅力も残っていますが、全編ハイパーなハード・ロックとして聴こえるのはスティーヴンスの貢献が大きいと思います。

 

ご存知の様にヴィンス・ニールがスティーヴを引き抜き、このバンドは崩壊、マイケルは再びヴィンスに悪夢を見せられる事となります。

 

幻と化したこのプロジェクトですが、重量級のバック・サウンドの中で跳ねまくるマイケルのヴォーカルも、いつもとはまた違った魅力があっただけに、本作があまり評判にならなかったのが残念です。

 

 

2019年12月 4日 (水)

THE DOGS D'AMOUR A GRAVEYARD OF EMPTY BOTTLES

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ザ・ドッグス・ダムールの89年リリース作、「グレイヴヤード・オブ・エンプティ・ボトルズ」、入荷しました。

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英国ではパブ・ロック譲りの酔いどれロック・バンド、日本ではガンズに対抗するイギリス産バッドボーイズ・ロック・バンドと、微妙な立ち位置にいながらも、マニアックとも言える支持を集めたドッグス・ダムールのミニ・アルバムです。

 

イギリスではアコースティック・アルバムとして8曲入りでリリースされ、日本ではボーナス・トラック2曲(オリジナル・アルバム未収録曲)を追加しています。

 

ガンズが「GN'Rライズ」で見せたアコースティック曲での泣かせっぷりとは対照的に、彼等は体の一部として染み付いている要素をそのまま音にした感もあり、不器用ながらもメロディ・メイカーとしての資質を見せつけています。

 

元々このバンド、というよりリーダーのタイラは、酒と煙草の香りの中でギターを爪弾いているイメージのある人で、グラマラスなヴィジュアルとは裏腹の枯れ具合が魅力でもあったと思います。

 

70年代ブリティッシュ・ロックの美味しい部分を詰め込んだ様な質感を、ヨレヨレのヴォーカルで聴かせる手法は、今考えるとキラキラしたメタル・ブームの中では正しく評価される事が無かったのが残念です。

 

グラハム・パーカーやイアン・デューリー、そしてストーンズ等が奏でてきたルーズなアコースティック・ナンバーの佇まいは、ハード・ロック・バンドのアンプラグドとはまた違った味があったものでした。

 

本作全編にそうした空気が蔓延しているのは、アーティストとしての感性と言うよりも、人間性そのものだったからという気もします。

 

ギミック無しでのこのいぶし銀の様な魅力は、陳腐な表現ですが、ワルしか出せない音なのだと思います。

 

 

2019年12月 3日 (火)

PAUL STANLEY LIVE TO WIN

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ポール・スタンレーの「リヴ・トゥ・ウィン」、入荷しました。

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78年にKISSのメンバーがそれぞれソロ名義でアルバムを一斉にリリースという前代未聞の快挙を成し遂げましたが、本作はポールが28年ぶりにソロ名義として発表したアルバムです。

 

各メンバーのソロ活動は個性が強く出た作風が目立ちましたが、やはりポールが一番KISSらしいという事が改めて証明されたアルバムになっています。

 

デズモンド・チャイルド、アンドレアス・カールソン、ホーリー・ナイト等、職業ライターの超大物が揃っていますが、元々キッスがそういった手法をエアロスミスやボン・ジョヴィよりも先に実践していた事を考えると、納得がいきます。

 

長年キッスを支えてきたブルース・キューリックがベーシストとして参加しているのも、嬉しい話題です。

 

モダンなハード・ロックから、キャッチーなKISS路線、ポールらしいパワー・バラードまで、間違いの無いナンバーばかり並んだ傑作です。

 

 

 

2019年12月 2日 (月)

DANGER DANGER SCREW IT!

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オリジナルは91年作、デンジャー・デンジャーのセカンド・アルバムとなった「スクリュー・イット!」、入荷しました。

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LAメタル衰退後の80年代後半デビュー組としては、ガンズ世代のバンドが多かった中、彼等はハード・ポップを軸としたパーティー・ロックを貫いていたの好感すら持てました。

 

遅れてきた80年代ポップ・メタル・バンドの筆頭格として名を上げましたが、彼等のピークも本作が最後であったのが残念でなりません。

 

初代ヴォーカリスト、テッド・ポーリー、そして今も技巧派ギタリストとして名高いアンディ・ティモンズが本作を最後に脱退してしまいます。

 

それでも彼等のポップ・センスは一貫してチープ・トリック、ボン・ジョヴィ譲りの路線を強化、どのアルバムも間違いの無い作りとなっています。

 

本作では伝説的なポルノ女優、ジンジャー・リンやエクストリームのゲスト参加もあり、かなり派手なハード・ロック・アルバムとなっています。

 

陽性のキラキラ・ハード・ロックを聴きたい方には、大満足の1枚になるのではないでしょうか。

 

 

2019年12月 1日 (日)

KISS KISS

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74年作、記念すべきキッスのデビュー・アルバム、「地獄からの使者」、入荷しました。

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ジャケットのインパクトこそ当時話題になったそうですが、キワモノ扱いされていたのも事実であり、それは凡庸なハード・ロックとしての内容が更に彼等の評価を決定付けている感が強いと思われます。

 

サウンド・プロダクションの弱さ、アレンジのシンプルさが彼等のダイナミズムを収める事に失敗、というよりはバンド自体が自身のスタイルをまだ確立していなかったのでは、と思えてなりません。

 

特にスカスカした音は、当時としては仕方のない事だったのかもしれませんが、以降ライヴ・バンドとして圧倒的な音の壁を作るキッス・サウンドとは程遠いものとなっています。

 

今改めて聴いても、もっとギターをギンギンに、ドラムをもっとパワフルに、とついついツッコミを入れたくなってしまうのですが、それこそが本作の楽しみ方なのかもしれません。

 

但し本作における重要な点は、「ビートルズのハード・ロック版」という当初のコンセプトの元で進められたサウンド、メロディが、ある程度成功している事だと思います。

 

ライヴの定番となったオープニング・ナンバー、「ストラッター」のポップな展開はそれまでのアメリカン・ハードでは見られなかったものであり、80年代メタルへの大きな布石ともなっています。

 

ハイライトになった「ブラック・ダイアモンド」のメロディアスな構成も後のキッス・サウンドの重要な要素となっています。
 
特に同曲のドラマティックな構成は、これもまた80年代メタルの強力な参考書となったのではないでしょうか。

 

荒削りながらも確実に新しいハード・ロックが生まれた瞬間だったのは間違いなく、アメリカン・ハード史上記念碑的な作品であったと思います。

 

ジャケットに映るメンバーの表情が、どことなく自信無さげに見えるのですが、これもまたKISSが向かうべき方向をまだ模索していたという事なのでしょうか。

 

 

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