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2019年11月の22件の記事

2019年11月30日 (土)

SURVIVOR VITAL SIGNS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは84年作、サバイバーの通産5作目、「バイタル・サインズ」、入荷しました。

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彼等がジャーニーやフォリナーの次ぐ80年代産業ロックの代表格としての地位を確立した1枚です。

 

ヴォーカリストにジミ・ジェイミソン、プロデューサーにロン・ネヴィソンを迎えた新体制により、現在のメロディアス・ハードにしっかりと繋がるサウンドを展開しています。

 

「I CAN'T HOLD BACK」、「HIGH ON YOU」、「FIRST NIGHT」、「THE SEARCH IS OVER」のシングル・カットがされた点からも、コマーシャルなハード・ロックのお手本的な内容が証明されています。

 

哀愁感と爽やかさを表現するのに最適な声質を、ジム・ピートリックの天才的なメロディ・センスが最大限に活かしているのが、本作を成功に導いていると思います。

 

アレンジの節々にRAINBOWやJOURNEY、TOTO等のエッセンスが確認できますが、それを嫌味なくまとめているのが、次世代的感覚だったと思います。

 

とにかく飽きれる程の完成度は、全曲捨て曲無しとなっており、完全に「EYE OF THE TIGER」からの呪縛から解かれたと思われ、彼等は一時代を築く事になりました。

 

ポップ・バンドと揶揄するのは簡単ですが、勇気を持ってメロディアス・ハードの大名盤と言い切る事が強いられるアルバムではないでしょうか。

 

 

 

 

2019年11月29日 (金)

W.A.S.P. KILL FUCK DIE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

W.A.S.P.の通算7作目となったアルバム、「キル・ファック・ダイ」、入荷しました。

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オリジナル・メンバーであったクリス・ホルムズが復帰した事で初期のワイルドかつナスティな部分が際立った1枚です。

 

なんとクリスはあのリタ・フォードと結婚した事を機にバンドを脱退していた様で(結婚生活はすぐ終焉したそうです・・・)、その後沈黙を守っていましたが、ブラッキー・ローレスに本作制作前に連れ戻されたそうです。

 

近作ではシリアスなコンセプト・アルバムが続き、ブラッキーの知的な面が目立っていましたが、本作の強力なアルバム・タイトルのインパクトはデビュー時の衝撃を思い出させます。

 

どうも「K.F.D.」と略されて紹介される事も多いこのタイトル、歌詞の内容もそのまんまで、略称となるのも仕方の無いところかと思われます。

 

ギタリストとしてもシンプル、キャッチーなリフを得意とするクリスが戻った事により、サウンドも80年代のW.A.S.P.節が帰った感があります。

 

インダストリアル・メタル的な味付けや、プログレッシヴな香りのするミステリアスなナンバーもあるのですが、ブラッキーのヴォーカルが飛び出した途端にW.A.S.P.として機能してしまうのが見事です。

 

日本盤に収められた「TOKYO'S ON FIRE」は、日本のファンのために作られた特別なナンバーで、かつてBON JOVIやY&Tが見せてくれたTOKYOへの愛が感じられるものとなっています。
(バリバリのメタル・ナンバーですが)

 

実は地道な活動、そしてアルバム・リリースを続け、現在も尚ブラッキー・ローレスのライフワークとした続いているW.A.S.P.ですが、クリスの持つ粗暴な魅力、そしてセックス、死、ホラーといった題材をストレートにわめき散らすスタイルこそが、このバンドの最も魅力的なところだと思います。

 

本作ではかなり成熟した曲作りもされている気もしますが、バンドの原点でもあるそうした猥雑な魅力が現れている力作ではないでしょうか。

 

2019年11月28日 (木)

DANGEROUS TOYS HELLACIOUS ACRES

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

89年にデビューしたデンジャラス・トイズのセカンド・アルバム、「悪魔の遊園地」、入荷しました。

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ガンズ以降に出現した多くのハード・ロック系バンドが時代の大きな流れの中で、2枚目をリリースする事すら難しかった現状を考えると、彼等は恵まれていたのではないでしょうか。

 

実際エアロスミス、モトリー・クルー直系のパンキッシュかつファンキーなサウンドは、インパクトはあったと思います。

 

2年ぶりとなった本作は、チープ・トリックやカーズ、フォリナー、クイーン等との仕事で有名なロイ・トーマス・ベイカー。

 

だからと言ってポップになったわけではないのですが、リフのキャッチーさが洗練された感があります。

 

引きの魅力も増していて、なかなか渋いバラードも聴かせてくれます。

 

 

2019年11月27日 (水)

ZZ TOP ELIMINATOR

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

83年作、ZZトップの「イリミネイター」、入荷しました。

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彼等が全米の国民的支持を受ける事となった大ヒット作で、彼等の通産8作目のアルバムです。

 

80'sポップを象徴する当時の最先端エレクトロの大胆な導入が、彼等独自のノリと見事融合し、時代に乗っかっただけでなく、80年代メタルを牽引する事にもなった意欲作です。

 

それまで汗と埃とビールの匂い、エンジンの大爆音にこそピッタリな彼等のサウンドは、ここで一気にターボ化したわけです。

 

基本はブギとブルースを強引にポップ・チューンにした様な豪快なハード・ロックなのですが、そこにシンセサイザーが乗っかるというけっして目新しい手法ではないのですが、これが実に気持ちがいいわけです。

 

アメリカ人大好き、というのも良く理解できるのですが、このシンプルなロックのダイナミズムは世界共通の快感でもあったと思います。

 

オープニングの「ギミ・オール・ユア・ラヴィン」でのアメリカン・ハードの王道節、ヒット・シングルとなったモダンなミドル・ポップ・チューン、「レッグス」のカッコ良さは今聴いてもウキウキしてしまいます。

 

 

2019年11月26日 (火)

DEF LEPPARD SLANG

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナル・アルバムとしては通産6作目となったデフ・レパードの「スラング~メガ・エディション」、入荷しました。

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彼等の問題作としても知られてる意欲作です。

 

前作から4年ぶりとなり、ヴィヴィアン・キャンベルが参加して初となったアルバムでもあり、新生レパードとしての実験的指向と、バンドにとって二度目の悲劇と言えるスティーヴ・クラークの喪失からのリハビリもあったのでしょうか。

 

ヴィヴィアン単独作の「ワーク・イット・アウト」がリード・シングルとなりましたが、このあまりのサウンドの変化に戸惑った方も多いのではないでしょうか。

 

DIOでかなりキャッチーなリフ・メイカーとして知られていた彼が、モダンなアプローチでのミドル・ナンバーの名手として全く別人と言えるセンスを開花させています。

 

クールなメロディとポジティヴな歌詞、メタルからは遠のいたニュー・ウェイヴ的サウンドは、このバンドの並々ならぬ雑食性をいよいよ見せ始めた瞬間だったと思います。

 

けっしてツイン・ギター・バンドとしてのブランドを捨てたわけではないのですが、サイケ、エスニック、ファンク、そして70年代ハード・ロックのエッセンスと、様々なスタイルを吸収ではなく、むしろ溜まっていたものを吐き出す様なナチュラルなスタンスで奏でています。

 

彼等特有のビッグ・サウンドも、個性的なバンド・ロゴも、ここでは惜しげもなく捨てられ、ミステリアスなジャケット・アートさながらダーク・ファンタジーの世界へ誘ってくれます。

 

ボーナスCDは「ACOUSTIC IN SINGAPORE」と題され、6曲のアコースティック・ライヴが収録されています。

 

実はこれがかなりの聴きもので、彼等の奥深さを堪能できるものとなっています。

 

特に「アニマル」のアレンジ、味わい深さは秀逸で、この曲を聴くためだけでも価値があると思われるエディションとなっています。

 

 

2019年11月25日 (月)

TED NUGENT NUGENT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

テッド・ニュージェントの82年作、通産7枚目となるアルバム、「ニュージェント」、入荷しました。

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相変わらず間違いの無いアメリカン・ハードとして壮快なサウンドとなっていますが、この辺から80年代の喧騒にこの人も巻き込まれ、若干の迷いが感じられる気がします。

 

時代は産業ロックと揶揄されたキャッチーでメロディアスなハード・ロックがもてはやされ、野獣と言われたこの人でさえコマーシャルなサウンドを意識せざるを得なかったのかもしれません。

 

この迷いがカチッとまとまっスマートなハード・ロックへと向かわせたのでしょうが、結構これがイケてる気がします。

 

かなりポップになった印象はありますが、消化不良気味に時折暴走するテッドのギターがユニークです。

 

 

2019年11月24日 (日)

MOTLEY CRUE DR. FEELGOOD

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは89年作、とうとう全米No.1となったモトリー・クルーのアルバム、「ドクター・フィールグッド」、入荷しました。

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80年代の超お騒がせバンドとして数々のスキャンダルの末、メタリカのプロデューサーとして有名なボブ・ロックと組み、泣く子も黙る圧倒的な音圧のハード・ロック・アルバムになっています。

 

LAメタル、もしくは80年代メタルの総決算とも言える内容は、参加ゲストの豪華さも話題になりました。

 

スティーヴン・タイラー、チープ・トリックのリック・ニールセンとロビン・ザンダー、ジャック・ブレイズ、ブライアン・アダムス、スキッド・ロウ、と分厚いコーラスを盛り上げています。

 

パーティ・ロックからへヴィ・チューン、泣きメロが光るパワー・バラードまで、とにかくメロディの充実ぶりが見事で、彼等のピークともなった大名盤です。

 

 

 

2019年11月23日 (土)

EZO FIRE FIRE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

EZOのセカンド・アルバムにして最終作となった「ファイヤー・ファイヤー」、入荷しました。

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FLATBACKER時代を含めると、全4枚でバンドが解散してしまったわけですが、全米デビューしたキャリアは伊達ではなく、セールス的には大成功したわけではありませんが、本作の完成度には今でも驚かされます。

 

前作のプロデューサー、KISSのジーン・シモンズに代わり、本作ではスティーヴン・ガルファスが担当しています。

 

この人は、SAXON、STRYPER、SAVATAGE等との作品でエンジニアを務めてきた職人肌で、EZOのメタリックな側面を強調する事に成功しています。

 

メイクを捨て、正統派メタル・バンドとして生まれ変わった彼等は、洋楽レベルで戦える楽曲と実力で真っ向勝負をしています。

 

LAメタル直系のリフ、キャッチーさとアグレッシヴさが同居したクリアなサウンドは、今聴いても十分に震えが走る程カッコ良いと思われます。

 

LIONSHEARTの名物ヴォーカリスト、スティーヴ・グリメットがコーラスで参加しているのですが、かつてスティーヴのGrim Reaper時代の名曲、「Rock You To Hell」のPVにEZOが出演した事へのお礼とも思えます。

 

厳しい目で見るとすれば、良くも悪くも80年代的メタルの完全パッケージとなっているわけで、かつてのジャパニズムを個性としていた彼等の持ち味は薄れてしまったのかもしれません。

 

それでもジャパメタ・シーンから飛び出した存在としては、最早比類すべき相手はLOUDNESSしかいなかった中、ヴォーカル、ソング・ライティングの点で言えば彼等の方が優れていたとも思えます。

 

 

 

2019年11月22日 (金)

DEEP PURPLE COME TASTE THE BAND

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは75年作、ディープ・パープルの70年代の最終作となったアルバム、「カム・テイスト・ザ・バンド」、入荷しました。

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当時は酷評された様ですが、改めて聴くとこれがなかなかカッコいい1枚です。

 

デヴィッド・カヴァーデイル、グレン・ヒューズ主導によるファンキーなハード・ロック路線にとうとうリッチー大先生が耐え切れず脱退、バンドは解散かと思われましたが、アメリカ人のトミー・ボーリンを迎える事によってフレッシュさを取り戻しています。

 

全くの別バンドと言ってもいい土臭いハード・ロック・バンドとなっているのですが、トミーの色気のあるギターと陽性の高揚感が、新たなパープルの魅力として根付くには、このラインナップであと2、3枚のアルバムが必要だったのかもしれません。

 

ただポップでゴキゲンなノリは、以降のWHITESNAKEが受け継ぎ、リッチーはRAINBOWで様式美を追求する事となったという事実を考えれば、本作の意味もかなり大きかった気はします。

 

アメリカン・ハードのカラッとしたダイナミズムに溢れた「Gettin' Tighter」は、トミー抜きでは考えられラなかった名曲であったはずですし、「Love Child」ではそんなトミーに煽られる様にカヴァーデイル節が炸裂していて、かなりの名曲になっていると思われます。

 

アメリカンなセンスが目立つ中、ジョン・ロード一人がブリティシュの芳醇な香りをキープしているのも特徴的で、ユニークな作風になっていたのも見逃せません、

 

ご存知の様に本作リリース後、間もなくバンドは正式解散し、程なくしてトミー・ボーリンは帰らぬ人となってしまいました。

 

2019年11月21日 (木)

THE MICHAEL SCHENKER GROUP THE MICHAEL SCHENKER GROUP

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは80年作、押し寄せるNWOBHMブームの中、まさに満を持してリリースされたMSG第一弾アルバム、「神(帰ってきたフライング・アロウ)」、入荷しました。

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UFOのライヴ・アルバム、そしてSCORPIONSの「LOVEDRIVE」のゲスト参加を最後にシーンから遠ざかっていたマイケル・シェンカーが、自らビューティフル・ロックと呼ぶ美旋律と共に蘇り、ハード・ロックの大きな転換期にも貢献した1枚です。

 

メンバーは当時マイケルとゲイリー・バーデンのプロジェクト・バンド的なセッション・スタイルではあったものの、サイモン・フィリップス、ドン・エイリー、モ・フォスターという強者に支えられ、全曲捨て曲が全く無い完成度を誇っています。

 

「クライ・フォー・ザ・ネーション」のイントロ、「イントゥ・ジ・アリーナ」の高揚感、そして「ビジョー・プレジュレット」の美しさに当時のハード・ロック少年少女は胸を熱くしたのでした。

 

そして無名の新人、ゲイリー・バーデンの貢献度はもっと再評価がされていいと思いますが、どうも早い段階からライヴ・パフォーマンスの弱さばかりが指摘されたのが残念です。

 

インスト・ナンバーを除き、作詞、そして歌メロは全てゲイリーが担当し、その言葉の使い方やメロディ・センスは本作を大名盤にしている大きな要素になっています。

 

ロック的なエロエロ・ソングもあるにはありますが、かなりスケールの大きい歌詞世界もMSGの個性の一つになっていた気もします。

 

当時はUFOでのマイケルを知らずに、本作からHR/HMデビューをした人も多かったのではないでしょうか。

 

それだけこのアルバムは雑誌等で高評価、話題になった事でインパクトは強く、サウンドも日本人好みのメロディに溢れた親しみやすいものだったと思います。

 

 

2019年11月20日 (水)

JUDAS PRIEST TURBO

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは86年作、ジューダス・プリーストの通産10作目にして最もポップ色の強い問題作とされるアルバム、「ターボ」、入荷しました。

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80年代メタル界を象徴する「復讐の叫び」、「背徳の掟」で彼等が成し遂げたのは、様式美と大衆性を理想的に融合したメタルであったと思います。

 

加えて彼等の大仰とも言えるヴィジュアル・イメージが、見事時代とリンクしたのでした。

 

本作で彼等が目指したのは、果たして80'sという時代の波に更に乗っかろうとするポップへの迎合だったのか、今となっては意見がわかれるのではないでしょうか。

 

シンセ・ギターとキャッチーなメロディは当時新しいメタルの形ともされていましたが、氾濫したポップ・メタルの中でメタル・ゴッドと呼ばれたジューダスは、再び鋭利なリフが席捲する時を待っていたのではないでしょうか。

 

「信念を守り続ける者しかメタリアンの怒りからは逃れられない」と前作で宣言した彼等の向かう先は、すでに「ペインキラー」への布石をここで残していたのでは、と思うのは考えすぎでしょうか。

 

ガス抜きとも見れる本作の軽さの向こうに見える強固な信念を探りながら聴き直したい1枚ではあります。

 

アルバムを締めくくるラスト・ナンバー、「レックレス」にそのヒントは隠されている気がしてなりません。

 

 

2019年11月19日 (火)

KODOMO BAND POWER ROCK GENERATION!!

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは81年作、子供ばんどのセカンド・アルバム、「パワー・ロック・ジェネレーション」、入荷しました。

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うじきつよし率いる本格的ハード・ロック・バンドとして知られていますが、当時はユニークなバンド名、奇抜なファッション、キャラの立ったトータル・イメージが、正確に彼等の本来の魅力を伝えきる事を邪魔していた気もします。

 

前作の「WE LOVE 子供ばんど」ですでに完全な個性を確立、当時のジャパメタ・シーンの括りの中で語られながらも、元気でやんちゃなロック・バンドとして強烈なアピールをしていました。

 

本作でもストーンズの和訳カヴァー、「ジャンピング・ジャック・フラッシュ~サティスファクション」を交えながら、洋楽志向を見せながらも日本語によるハード・ロックを堂々と展開してくれています。

 

楽曲の充実ぶりも前作を遥かに超え、勢いだけでない器用さも見せてくれます。

 

和製AC/DCと呼ばれただけあって、シンプルでストロングなリフ作りは職人気質のものがあり、しょっぱなから体が反応してしまいます。

 

奇しくもAC/DCには「Rock'n Roll Singer」なるナンバーがありましたが、本作のオープニングは「Rock & Roll Singer」。

 

いかにもライヴ受けしそうなハード・ドライヴィン・ナンバーで、バンド全体の巧さも光る名曲となっています。

 

「アル中ロックンローラー」では、彼等特有のオトボケ感覚が炸裂、ここでもAC/DCばりのキャッチ―なリフでグイグイ引っ張ってくれます。

 

渋くてクールなうじきつよし像しか知らない人にとっては、このナンバーの後半でのはっちゃけぶりは驚きに値するでしょう。

 

本作中最もキャッチ―な「DREAMIN' (シーサイド・ドライブ)」は、80年代ポップ・メタルのグラマラスな部分も感じさせ、ポップ・センスの高さも窺わせます。

 

当時のラウドネス、アースシェイカー等が、有無を言わせぬテクニック、メロディ、カリスマ性を誇っていた中、子供ばんどはまさに街のパーティー・ロック・バンド然とした親しみやすさを持っていた事が良くわかる1枚です。

 

 

2019年11月18日 (月)

WINGER WINGER

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

80年代メタルの申し子の様なバンド、ウィンガーのデビュー・アルバム、「ウィンガー」、入荷しました。

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整ったルックス、確かなテクニック、そして完成されたメロディとアレンジ、あの時代売れない理由が見つからない程の完璧なデビュー作であったと思われます。

 

アリス・クーパー・バンドで活躍していたキップ・ウインガーとポール・テイラーが、当時スタジオ・ミュージシャンとして名の知れていた現ホワイトスネイクのレブ・ビーチと組み、更に元ディキシー・ドレッグスのベテラン・ドラマー、ロッド・モーゲンスタインを咥えた4人組は、すでに飽和状態であったポップ・メタル・シーンに新鮮な衝撃を与えました。

 

その象徴的なナンバーが、「Headed For A Heartbreak」であり、ドラマティックでスケールの大きいメロディアス・ハードという新分野を開拓したと言ってしまうのは褒めすぎでしょうか。

 

摩訶不思議なジャケットの右下には、「SAHARA」の文字が残っていますが、これがバンド名としてそのまま残っていたら、ここまで売れていたんでしょうか。

 

 

2019年11月17日 (日)

KORN KORN

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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94年、衝撃的な登場を果たしたと言える、コーンのデビュー作、「KORN」、入荷しました。

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不安感を煽る怪しげなジャケットさながら、陰鬱とした世界観は、以降のヘヴィ・ロックのスタイルに大きな影響を与えました。

 

それまでのラップ・メタルが、流れ作業的に大量生産されて飽和状態にあった時、本作オープニングの「Blind」での第一声、「Are You Ready?」の絶叫により、全てを塗り替えてしまった感があります。

 

それまでミクスチャー・ロックという概念でくくられていた90年代以降のロックが、モダン・ヘヴィネス等の呼び名で一時的な喧騒とされましたが、すでに彼等はメタルとしての新たなスタイルとして普遍性を勝ち得ていた気がします。

 

ジョナサンの屈折したキャラクターから搾り出される叫びが、能天気とされていた80年代メタルを覆した瞬間がここにあります。

 

 

2019年11月16日 (土)

VINCE NEIL EXPOSED

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは93年作、ヴォイス・オブ・モトリー・クルー、ヴィンス・ニールの初ソロ作となったアルバム、「エクスポーズド +2」、入荷しました。

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モトリーの最もスキャンダラスな側面を体現していたと言えるヴィンスの脱退は、バンドにとっては結果的に大きな痛手となりました。

 

ジョン・コラビを迎えたモトリーはサウンド・イメージを大きく変え失速、一方のヴィンスは持ち前の派手さを振り撒きながら、イメージを変える事なく話題を集めます。

 

両者の比較は今となっては無意味ですが、LAメタルの華やかさは確かにヴィンスの声がリードし続けていた事を思い知らされました。

 

本作で彼の片腕となったのは、あのスティーヴ・スティーヴンス。
当時マイケル・モンローとのバンド、エルサレム・スリムで活動していたのですが、ヴィンス
と合流したわけです。

 

ハノイ・ロックスの80年代の悲劇に続き、ヴィンスはまたもやマイケル・モンローを苦しめる事となりました。

 

そういった事情を当人達はどう考えていたのかしりませんが、とにかくモトリーを更にキャッチーにした様な本作は、期待を裏切らない高性能アルバムとなっています。

 

能天気なパーティー・ロックからバラードまで、ソング・ライティングも見事です。

 

RAMONES、SWEET、ROD STEWARTのカヴァーのセンスの良さも見逃せません。

 

 

2019年11月15日 (金)

THIN LIZZY THUNDER AND LIGHTNING

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは83年作、シン・リジィの最終作となったスタジオ・アルバム、「サンダー・アンド・ライトニング」、入荷しました。

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レコーディングが始まる以前から、バンドは解散宣言をし、最後のアルバムという前提で参加した若きジョン・サイクスも本作を機に大ブレイクする事となります。

 

これが最後というのが実にもったいない程、優れた楽曲が充実しています。

 

NWOBHMシーンに乗り切れなかった感のあるリジィですが、それだけ個性が強かったとも言えるのではないでしょうか。

 

皮肉とも思えますが、解散宣言により再注目がされ、事実サウンドもスピード感、メロディの流れ、共にキャリア最高のレベルに達していると思います。

 

ジョン・サイクスの手による「コールド・スウェット」のドライヴ感は、まさに80年代メタルとリジィの合体と言える出来であり、「夕暮れにて」のせつなく響く哀愁感は超名バラードとなっています。

 

 

 

2019年11月14日 (木)

EUROPE SECRET SOCIETY

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

再結成ヨーロッパ第二弾となった通産7作目のアルバム、「シークレット・ソサエティ」、入荷しました。

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先頃亡くなったヒプノシスのストーム・ソーガソンが手掛けたジャケットが印象的で、サウンドの方もこれまでのヨーロッパのイメージを大きく変えています。

 

前作ではへヴィ、ダークといったキーワードで語られ、21世紀型メタルへの積極的な接近が目立っていましたが、ここでは開き直ったとでもいうべきバンドの元々の持ち味であったメロディへのこだわりが復活しています。

 

ジョーイ・テンペストのヴォーカルもナチュラルになり、ギターの質感も時代に迎合するのではなく、あくまでも曲に最適な方法論を用いている様に聴こえます。

 

アダルト、モダンになったと言ってしまえば身も蓋もないのですが、メロディアス・ハード・バンドの理想的な歳の取り方と思われるバランス感覚が見事です。

 

整理されたサウンド・プロダクションでありながら、メタルとしてのエッジも損なわず、聴き流すにはあまりにもキャッチーな歌メロが目立つ、といった具合です。

 

前半の熟練者の力技とでも言うべき手慣れた仕事はやはり流石なのですが、それだけで終わらないのがこのアルバムの実に憎めない点だと思います。

 

全盛期の彼等の流麗さが滲み出る様にしてメロディに生かされている「A MOTHER'S SON」の美しさ、ジョーイ・テンペストがソロ活動で見せた幅広い音楽性を持ち込んだ「FOREVER TRAVELLING」、「DEVIL SINGS THE BLUES」等は、このバンドが凡百の80年代組とは違う事を思い知らせるパワーがあると思います。

 

 

2019年11月13日 (水)

UFO AIN’T MISBEHAVIN’

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

UFOの88年のミニ・アルバム、「エイント・ミスビヘイヴィング 殺気!」、入荷しました。

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85年、フィル・モグ、ポール・レイモンドはUFOを再始動させ、「Misdemeanor」をリリースします。

 

元THE DAMNEDという異色のメンバー、ポール・グレイ(Bass)、無名の新人であるアトミック・トミー・Mという凄腕ギタリストを得て、UFOはバンド史上最も派手なサウンドを確立します。

 

キラキラしたキーボードとフラッシーなギター、そして完全にアメリカナイズされたメロディによる「Misdemeanor」はかなりの傑作でしたが、時代に乗り遅れた大物というイメージは拭いきれず、UFOはそのまま失速、再び解散を強いられてしまいます。

 

本作はその解散直前に残された新曲音源を集めたEPとしてリリースされたものですが、幻の名盤的な名曲揃いとなっています。

 

ポール・レイモンドはすでに脱退している様ですが、前作に引き続きトミー・マックレンドン(アトミック・トミー・M)のメロディ・センスとギターが炸裂し、キャッチーな陽性のハード・ロックは健在です。

 

むしろよりポップになった曲も存在し、中にはジャーニーやフォリナーの様なミドル・バラードも存在し、フィル・モグのセクシーな声だけがUFOの面影を残しているといいた様相を呈しています。

 

結局はこの極端なポップ指向ですら、バンドを窮地から救えなかったわけですが、UFOがここまで取り組まざるを得なかった時代でもあったという事で、モダンなハード・ロックの影にどこかつきまとう悲壮感が本作をユニークなものにしています。

 

邦題のセンスにもそんなバンドの状態が現れているのでしょうか。

 

原題の意味するところは、「もう悪さなんかしない」的なところだと思いますが、そのまま解散というのも実に皮肉なものです。

 

ただ全7曲、捨て曲無しの美麗UFOサウンドは、捨てがたい魅力に溢れています。

 

 

2019年11月12日 (火)

ACE FREHLEY KISS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは78年作、キッスのメンバー4人がそれぞれソロ・アルバムをリリースという、かつてない偉業を成し遂げた中、結果的には4人中最も売れたアルバムとなったエースのソロ作、「エース・フレーリー」、入荷しました。

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そのクールなイメージとは裏腹に、メンバー中最も熱いロック魂を持っていた人だったと思います。

 

しなやかなギターと、他のメンバーとは異なったハード・ロック・センスが魅力的で、けっして上手いとは言えないヨレヨレのヴォーカルも味があります。

 

シングル・ヒットしたラス・バラード作の「ニューヨーク・グルーヴ」がやはり最もポップですが、独特の熱を持ったライト・メタルとでも言うべき個性が全編を通して楽しめます。

 

 

2019年11月11日 (月)

ALCATRAZZ DISTURBING THE PEACE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは85年作、グラハム・ボネット率いた伝説的バンド、アルカトラスのセカンド・アルバム、「ディスタービング・ザ・ピース」、入荷しました。

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83年作のファーストでは、イングヴェイを世に知らしめ、本作ではフランク・ザッパの門下生、スティーヴ・ヴァイの衝撃的な登場を手助けした1枚となっています。

 

グラハムの圧倒的な声量と、ハード・ロックに留まらない個性的なギターとメロディが、以前のアルカトラスとは全く違うサウンドが衝撃的でした。

 

ホワイトスネイクでの自己主張ぶりも凄かったですが、やはりここでのスティーヴ・ヴァイが一番インパクトがあったと思います。

 

80年代メタル史上においても、もっと再評価がされていい1枚だと思います。

 

 

 

2019年11月10日 (日)

GARY MOORE CORRIDORS OF POWER

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは82年作、ゲイリー・ムーアの全盛期を代表するアルバム、「コリドーズ・オブ・パワー 大いなる野望」、入荷しました。

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以降の80年代ハード・ロックのモデル・ケースとも成り得ていた大名盤です。

 

それまで一定の評価を受けていながら、ソロ・キャリアでのセールスには恵まれていなかった彼がVIRGIN移籍後の第一弾としてリリースされ、ここ日本でも人気はピークに達しました。

 

イアン・ペイス、二ール・マーレイ、ドン・エイリーという最強のメンバーをバックにして、メロディアス・ハードという言葉がまだ生まれていなかった時期に、泣けるハード・ロックの世界を完成させています。

 

とにかくメロディ、ギター、そして味のあるヴォーカル、と完璧な構成となったアルバムで、ゲイリーのハード・ロック期を知るには最適な1枚です。

 

 

 

2019年11月 9日 (土)

BON JOVI SLIPPERY WHEN WET

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは86年作、最早説明不要のボン・ジョヴィのサード・アルバム、「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」、入荷しました。

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ボン・ジョヴィがハード・ロック、メタルのカテゴリで語られていたのは、本作をピークとするポップ・メタル、LAメタルのブームの中だったと思いますが、普段ロックを聴かない人達をも巻き込んだ現象が以降世界的ロック・バンドへのし上げていったのでした。

 

ヴィジュアルが派手で、楽曲が覚えやすい、というバンドはなにも彼等が初めてだったわけではありせん。

 

このアルバムが非常に優れていたのは、ブルース・フェアバーン、デズモンド・チャイルドといったブレーンを採用し、80年代メタルの雛形とも言えるバラエティに富んだカラフルさを完成させた事だったと思います。

 

圧倒的に完成されたスタジアム型アンセム、従来のアメリカン・ハードの伝統を引き継いだ土臭さ、甘くとろける様なハード・ポップ、バラード・ソングの上手さ、それらがバランス良く配置されています。

 

けっして目新しい方法論ではないにせよ、ド派手なアレンジ、分厚いサウンド・プロダクションと共に、キラキラしていた時代を巧みに切り取ってみせたのだと思います。

 

特に日本人にとっては、デビュー期から今一つ突き抜けない彼等の現状を悔しく思っていた人も多かったと思われ、本作で大ブレイクした姿をとうとう見る事ができた事により、その感動も大きかったのではないでしょうか。

 

新たな産業ロックのお手本となった事により、揶揄される事も確かに多いとは思いますが、80年代の音楽シーンが彼等を中心に回っていた時期が確かにあったのは、誰も否定できないと思います。

 

 

 

 

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