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2019年10月の23件の記事

2019年10月23日 (水)

WHITFORD/ST. HOLMES WHITFORD/ST. HOLMES

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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81年作、「ウィットフォード/セント・ホルムズ」、入荷しました。

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ジョー・ペリーに続いてエアロスミスを一時脱退したもう一人のギタリスト、ブラッド・ウィットフォードがテッド・ニュージェントとの活動で知られるデレク・セント・ホルムズと結成したプロジェクトの唯一の1枚です。

 

ジョー・ペリーのソロ活動と比べると、あまり話題にならなかった気もしますが、これがなかなか聴かせてくれるキャッチーなハード・ロックを展開してくれています。

 

ブラッドのソツのない職人的プレイが見事なのはもちろんなのですが、後にMSGにも参加する事になるデレクのメロディ・メイカーとしての資質が優れていて、ハード・ポップ、メロディアス・ハードとしての魅力に溢れています。

 

80年代ハード・ロックとしての完成度は当時としてはかなり高かったと思います。

 

エアロスミス臭さを全く感じさせない、垢抜けたセンスが意外にも思える隠れ名盤です。

 

 

 

2019年10月22日 (火)

PRETTY BOY FLOYD LEATHER BOYZ WITH ELECTRIC TOYZ

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

89年作、遅れてきたグラム・メタルの申し子的バンド、プリティ・ボーイ・フロイドのデビュー作、「レザー・ボーイズ・ウィズ・エレクトリック・トーイズ」、入荷しました。

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これまでいそうでいなかったMOTLEY CRUEのDNAをそのまま受け継いだようなルックス、サウンドもまさに初期モトリー(特にファーストで顕著だったポップさを巧み再現した様な器用さを持っています。

 

黒髪3人、ブロンド1人という組み合わせもまさにモトリー譲りですが、このバンドのヴォーカリスト、スティーヴ・サマーズは黒髪、ベースのヴィニ―・チャスが金髪となります。

 

因みに英字表記ではスティーヴはミドル・ネームが芸名として付いていて、Steve "Sex" Summers という徹底ぶり。

 

本作でモトリーのレア曲でありながら隠れ名曲とされる「Toast Of Town」をカヴァーしているあたり、相当のファンであるのもうかがえます。

 

見た目から想像通りのサウンドを出してくれるバンドというのも実に気持ちがいいもので、ハード・ポップからパワー・バラード、LAメタル然としたキャッチ―な疾走感満載にキラキラ・ハード・ロック大会を繰り広げてくれています。

 

ヴィンス・ニールとブレット・マイケルズの中間を行く様なヴォーカル、メロディもまさにMOTLEY CRUE、POISONの良いとこどりといった節操の無さが逆にたまらなく愛おしく感じられます。

 

特にスロー・ナンバー系のメロディ・メイカーぶりは再評価がされていいと思われ、シングルとなった「I WANNA BE WITH YOU」、可愛いとせつないが同居した「WILD ANGELS」、パワー・バラード・タイプから一気に盛り上がって大合唱ハード・ポップとなる「ONLY THE YOUNG」等は、今聴いても胸ときめくものがあります。

 

残念ながら本作の完成度をもってしてもグランジ、オルタナの波を乗り越える事はできず、バンドは自然消滅したかに見えましたが、2000年代に復活、現在も変わらぬキャッチ―さで活動続行しているようです。

 

 

 

2019年10月21日 (月)

WILD HORSES THE FIRST ALBUM

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

R.I.P.、ミスター・ジミー・ベイン。

 

オリジナルは80年作、文字通りファーストとなったワイルド・ホーシズの、「ザ・ファースト・アルバム」、入荷しました。

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オリジナルは80年作、文字通りファーストとなったワイルド・ホーシズのアルバムです。

 

NWOBHMが光速の如く盛り上がろうとしていた時代、男臭い世界を華やかに彩ったバンドの一つです。

 

元THIN LIZZY、元RAINBOWのメンバーが結成したスーパー・グループ的な触れ込みで紹介されましたが、彼等の魅力はそういったキャリアとは別の所にあったと思います。

 

実際日本ではメンバ-4人の整ったルックスと、親しみやすいポップ・センスにより、女性人気も高く一躍メタル界のアイドル的存在にまで祭り上げられたと思います。

 

サウンドとしてはシン・リジィからの影響が強かったと思いますが、ユニークな個性が確立されていたと思います。

 

ジミー・ベインのちょっと可愛いヴォーカル、ブライアン・ロバートソンのむせび泣くギターとクールな声、そして脇を固めるニール・カーターとクライヴ・エドワーズの職人ぶりも見事でした。

 

フィル・ライノットとジミーの共作となったポップ・バラード、「FLYAWAY」はNWOBHM隆盛期に残る名曲だと思います。

 

幅広い音楽性がこのバンドのイメージを曖昧にしていたのかもしれませんが、メタル・バンドというよりはブリティッシュ・ロックの集大成的なセンスが、ある意味通好みと言えたと思います。

 

あのポール・マッカートニーのWINGSにいたジミー・マッカロック、THE WHOのケニー・ジョーンズが一時在籍していたのも、そういったバンドの嗜好が関係していたのでしょう。

 

短命で終わった彼等ですが、その後の各メンバーはそれぞれ活躍する事を考えると、時代の過渡期の中で生まれるべきくして出てきたバンドだったと思います。

 

同時期の多くのバンドがメタリックな音に集約されていったのに対し、あくまでも英国的な引きの魅力を持ちあわせていたと強く感じます。

 

 

2019年10月20日 (日)

DLR BAN DLR BAND

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

前作から4年ぶりにシーンに復帰したデイヴ・リー・ロスの98年作のアルバム、「DLR バンド」、入荷しました。

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自身のレーベルからのリリース、DLR BANND名義という事もあり、あまり注目されなかった感がありますが、久々にデイヴがバリバリのハード・ロック・アルバムに取り組んだ快作です。

 

無名ながらも腕利きのミュージシャンを多数バックにし、かなり手堅いバンド・サウンドをデイヴがリードしていく形で、バラエティに富んだナンバーが並びます。

 

元々幅広い音楽性と、意外にも器用な歌い回しが個性でもある人だと思いますが、派手なパフォーマンスが目に浮かぶ疾走感に溢れています。

 

サウンドの感触としては、VAN HALENの「戒厳令」時代に近いと思われます。

 

アメリカン・ハードをヴォーカリスト別に無理やり大別しようとすると、スティーヴン・タイラーとこの人はやはり別格と思える貫禄があります。

 

 

 

2019年10月19日 (土)

SKID ROW SKID ROW

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

スキッド・ロウの89年のデビュー作、「スキッド・ロウ」、入荷しました。

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グラム・メタル、ヘア・メタルが飽和状態の80年代後半、ガンズの登場によりシーンが一変していった中、突如現われたのがスキッド・ロウでした。

 

89年という、言わばヘア・メタル飽和状態後の隙間で、その華麗なルックスとワイルドかつ魅力的なメロディを持ったメタル・アルバムこそ、本作であったと信じます。

 

BON JOVIのジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラの後押しにより、大型新人として鳴り物入りでデビュー、見事全米で500万枚以上を売ったビッグ・ヒットを記録しました。

 

男子を夢中にさせるワイルドでキャッチーなメタル・ソング、女子を虜にした華麗なルックスは80年代型メタルの最終モデルとでも言うべきレベルを誇っていたのでした。

 

「Youth Gone Wild」、「18 And Life」、「I Remember You」といったヒット・シングルはどれも個性豊かで、まるで別バンドの様に聴こえるバラエティに富んだ音楽性も魅力でした。

 

80'sの総決算と言える世代なのかもしれませんが、そのヴィジュアルと曲の端々にどこか終末観が漂っていたのも、それまでのキラキラしたLAメタル勢と違っていた気がします。

 

 

2019年10月18日 (金)

GREAT WHITE GREAT WHITE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは84年作、グレイト・ホワイトのメジャー・デビュー作となった、「グレイト・ホワイト」、入荷しました。

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LA出身、当時はまだキーボードレスの4人組、金髪のメンバーを含むヴィジュアルは、初期LAメタルの妖しさを伴い、完全にサウンドもその流れに沿ったものでした。

 

同じ年にはRATTがデビューを果たしていますが、本作収録の「STICK IT」等は、そのRATTがやっていてもおかしくないキャッチーなリフを持っています。
(99年には、この「STICK IT」をアルバム・タイトルとし、ジャケット変更の上リイシューされています。)

 

当時はそうした経緯からLAメタル一派のバンドとして日本でも紹介されていましたが、本国アメリカではなんとセールス不振のためEMIから本作のみで切られてしまい、モトリーやラットの様な華々しいスタート・ダッシュができませんでした。

 

確かにMTVやラジオ向けのポップなキラー・チューンこそありませんが、曲の完成度は半端ではありません。

 

THE WHOのカヴァー、「SUBTITUTE 恋のピンチヒッター」の選曲センスやアレンジも見事で、市場に対する色気も十分なのですが、上手すぎるヴォーカリスト、ジャック・ラッセルの表現力は当時のシーンにはアダルト過ぎたのかもしれません。

 

以降のブルージーな味わいやツェッペリン色は一切皆無、メタリックなミドル・テンポのナンバーを主体に、メロディアス・ハードとしてのメロディも兼ね備え、キラキラした派手さよりも重厚さが目立つLAのメタルとでも言えそうなものとなっています。

 

本作中最も速いナンバーと思えるラスト曲、「DEAD END」にしてもかなりメロディアスなのですが、上品とも思える大人の香りが強いのがユニークです。

 

おそらくこの時期からかなり器用なバンドだったと思え、「こんな感じのが流行ってるんでしょ?」的な勢いだったんじゃないでしょうか。

 

いずれにしても80年代メタルの隠れ名盤の一つであるのは、間違いないと思います。

 

ちなみに大変残念な事なのですが、本作にももちろん参加し、バンドの80年代を支えてきたオリジナル・メンバーであるベーシスト、ローン・ブラックは2013年に他界しています。

 

 

 

2019年10月17日 (木)

KISS CRAZY NIGHTS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは87年作、ノー・メイクのKISSとしては4作目となったアルバム、「クレイジー・ナイト」、入荷しました。

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彼等の長いキャリアの中でも最もポップなサウンド・プロダクションとなった1枚です。

 

プロデュースには初顔合わせとなったヒット・メイカー、ロン・ネヴィソンが迎えられています。

 

ライヴでは変わらぬ狂獣としてのロック・スターぶりと、80年代に入ってからのメタリックな側面を強化していましたが、ここではクリアで洗練されたメロディを中心としたスタジオ作となっています。

 

オープニングはKISSらしいアンセム・ソングとなった「CRAZY CRAZY NIGHTS」で、そのままの勢いでポール色の強いナンバーが続いていきます。

 

ダイアン・ウォーレン、アダム・ミッチェル、フォリナーにも在籍したブルース・ターゴン、そして盟友とも言えるデズモンド・チャイルドを共作陣として揃え、シンセの大幅導入による80年代型ポップ・メタルという手法は、KISSのイメージを損なう事なく新鮮に聴かせてくれます。

 

JOURNEYにも聴こえてしまう「My Way」や「Turn On The Night」、BON JOVI顔負けのパワー・バラード、「Reason To Live」は、確かにやり過ぎの感も否めませんが、今までKISSがこういう路線を通ってこなかった方がむしろ意外にも思えました。

 

元々時代感覚の優れていた人達ですから、80年代後半にこういったキラキラ・ハード・ロックを無視する事はできなかった、という言い方が正確なのかもしれません。

 

いずれにしてもかなり優れたメロディ揃いの1枚となり、KISS作品の中では異色ながらも聴き逃せないものになったと思います。

 

 

 

2019年10月16日 (水)

SCORPIONS BLACKOUT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは82年作、スコーピオンズの通産8作目、「蠍魔宮~ブラックアウト」、入荷しました。

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彼等が全米制覇をとうとう果たした大躍進作です。

 

80年代メタルの快進撃の波もあり、時代もバンドに味方した事もあったのでしょうが、なによりも曲の良さが光っています。

 

以降のメロディアス・ハードの原型とでも言うべき路線と、スピーディーかつソリッドなリフは、それまでの湿った欧州的哀愁メタルとは違った魅力を生み出したのでした。

 

改めて聴き直すと、バラエティに富んだ構成が見事で、パワー・バラード、光速メタル、パワー・ポップ風、そしてサバス風のヘヴィ・ナンバー等々、文句のつけどころの無い完璧な1枚です。

 

「ノー・ワン・ライク・ユー」のセクシーなミドル・ポップ調、「ダイナマイト」のメタル史上に残るカッコいいリフには、確かに時代を超えた普遍性がある様に思えます。

 

2019年10月15日 (火)

THE MICHAEL SCHENKER GROUP MSG

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは81年作、マイケル・シェンカー・グループのセカンド・アルバムであり、MSGというバンド名表記も定着する事となる大名盤、「MSG 神話」、入荷しました。

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何と言ってもコージー・パウエルの参加が大きな話題になり、神、マイケル・シェンカーの完全復活、そしてあの静と動のコントラストが織り成す美しいメロディが冴え渡っています。

 

メロディ・メイカーとしてのマイケルは、本作でそのピークを迎えたと言っても過言ではないと思います。

 

インパクトという意味では前作には敵わないのでしょうが、粒揃いとなった全曲の充実ぶりという点で、トータルでの完成度は、本作に分があるでしょう。

 

バンド・サウンドも、前作とは比較にならない程固まっているのも見事で、やはりコージーが持ち込んだ緊張感、ダイナミズムは、マイケルのキャリア史上でも名演として挙げられるものだと思います。

 

特筆すべきはゲイリー・バーデンの貢献度であり、あまり評価されていない感もあるのですが、実は彼の歌メロ作りが天才的であった事がより鮮明になった事も印象的です。

 

作詞家、そしてヴォーカル・ラインの全てを任されていたゲイリーは、本作で「ON AND ON 」や「LOOKING FOR LOVE」といった名曲を生み出しています。

 

彼がいなかったら、マイケル自ら評した「BEAUTIFUL ROCK」としての哀愁感は成立しなかったのでは、とさえ考えてしまいます。

 

また本作中唯一のバラード・ナンバーとなった、「NEVER TRUST A STRANGER」を単独で書き上げたポール・レイモンドのセンスも、もっと評価されていいと思います。

 

コンパクトながら名曲ばかりとなった本作、MSGの最高傑作として挙げる人も少なくないのではないでしょうか。

 

ちなみに同じスタジオにいたポール・マッカートニーとセッションをしていた、そしてそのポールがゲスト参加したのではという噂もありましたが、実際にはクリス・グレンのベースに差し替えられた様です。

 

 

2019年10月14日 (月)

RIOT ROCK CITY

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは77年作、今は亡きマーク・リアリ率いたライオットの記念すべきデビュー・アルバム、「ロック・シティ 怒りの廃墟」、入荷しました。

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初期の彼等のイメージ・キャラクターであったアザラシの様な生物と、邦題のセンスがインパクト大ですが、何よりもそれまでのアメリカン・ハードとは違い、ブリティッシュ・ハードに影響された哀愁節とスピード感は衝撃的でした。

 

この印象的なジャケット、そして本作に収められた突然変異とも思える新しいスタイルは、以降80年代メタルの隆盛と共に語られる機会が減っていく事になりますが、77年という時代を改めて考える時、RIOTがいかに先駆的なバンドであったかがわかると思います。

 

 

独特の哀愁節は、まずはアメリカよりも欧州で彼等の人気が増していったわけですが、結果的にはアメリカ勢のポップ・メタルがチャートを賑わす頃には、ライオットは時代遅れ的な受け入れられ方をされたのが実に悔しいところです。

 

パーティー・ロック然として底抜けの明るさ、あるいはキラキラとしたヴィジュアル等とは無縁なバンドだっただけに、ライオットの人気はストイックでコアなメタル・ファンによって支えられていく事になります。

 

その人気の最も大きな要素は、やはりインパクトのあるメロディであったと思われます。

 

特に日本人にとっては忘れ難い超名曲「Warrior」は、アイドル歌手、五十嵐夕紀が「バイ・バイ・ボーイ」としてカヴァーした事で有名です。

 

確かに歌謡曲チックなサビが、ブリティッシュ風のリフに絡む様は衝撃的であったと思います。

 

日本の歌謡界がNIGHT RANGERやBON JOVIよりも早く、このRIOTに目をつけたというのもなかなか感慨深いものがあります。

 

また本作中最もポップと思われる「TOKYO ROSE」は、90年にデビューしたFIREHOUSEのヒット曲、「DON'T TREAT ME BAD」の原型になった気がしてなりませんが、そうした後続への影響もかなり大きかったのだと思います。

 

総じて言うなら、飽和状態とも言えた70年代アメリカン・ハード界に激震が走った瞬間であったわけで、KISSやエアロスミス、VAN HALENとは全く散ったハード・ロックを追及するとこうなった、と言わんばかりの理想的なリフとメロディが炸裂しています。

 

 

 

2019年10月13日 (日)

SILVERHEAD SIXTEEN AND SAVAGED

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは73年作、シルヴァーヘッドのセカンドにしてラストとなったアルバム、「シックスティーン・アンド・サヴェージド 凶暴の美学」、入荷しました。

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本国イギリスではB級バンドの域を抜けられなかった感はありましたが、日本ではかなりの人気を博し、日本独自企画でライヴ盤もリリースされた程でした。

 

グラム・ロックとして認知された派手なヴィジュアルでしたが、その実音の方は正統派ブリティッシュ・ハードと言えるガッツ溢れるサウンドが魅力的です。

 

ストーンズとツェッペリンの中道を行く様な土臭いハード・ロックは、彼等の後に大ヒットを飛ばすバッド・カンパニーにも通じるものがありますが、より猥雑さの強いシルヴァーヘッドは同時代のニューヨーク・ドールズにも近いイメージなのかもしれません。

 

後に元YESのトニー・ケイを中心に結成されるディテクティヴ、80年代にはロバート・パーマーの後任としてパワー・ステーションに参加した事でも有名なマイケル・デ・バレスのソウルフルなヴォーカル、ロバート・プラントのソロ活動初期を支えたロビー・ブラントのねちっこいギター、ブロンディのベーシストとして一時代を築いたナイジェル・ハリスンのソング・ライティング・センス等、ユニークな個性のぶつかり合いがそのままバンド・サウンドに反映されています。

 

元キング・クリムゾンにしてフォリナー参加前のイアン・マクドナルド、元フリーのラビットのゲスト参加もありながら、英国ロックの美味しい部分ばかりを詰め込んだ様な傑作となった本作、そのせんじょうてきジャケットも手伝い妖しい色気が魅力となっています。

 

ルーズなノリとファンキーなバンド・サウンド、それらをグイグイと引っ張るパワフルなヴォーカルにより、古き良きイギリスのハード・ロックの芳ばしさを湛えている、といった表現が的確でしょうか。

 

ワイルドでキャッチーなナンバーから、情感たっぷりなバラードまで、今聴いても飽きさせない艶っぽさはもっと再評価がされてもいいと思われます。

 

2019年10月12日 (土)

DETECTIVE DETECTIVE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは77年作、ブリティッシュ・ハード史に残る名バンドの一つ、ディテクティヴのデビュー・アルバム、「ディテクティヴ 直撃波」、入荷しました。

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元イエスのトニー・ケイ、元シルヴァーヘッドのマイケル・デ・バレスが中心となったこの5人組は、ジミー・ペイジが自ら気に入り、スワンソング・レーベルに引き入れた事でも話題になりました。

 

まさにツェッペリンとバッド・カンパニーの両者の魅力を足して割った様なサウンドは、英国の香りとヴィジュアルを含めたロックの妖しさを体現していました。

 

後にロバート・パーマーの後任としてパワー・ステーションへの参加で名声を高めたデ・バレスのねちっこくも渋い声と、タメの効いたバンド・サウンド、キャッチーなリフは、日本でも多くのハード・ロック・ファンを虜にしたと思います。

 

オリジナル・アルバム2枚を残して消滅してしまいましたが、良質なツェッペリン・クローンとして今も愛すべきバンドではないでしょうか。

 

 

 

2019年10月11日 (金)

MONTROSE MONTROSE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは73年作、アメリカン・ハード史を語る上で、外せない大名盤となっているモントローズのデビュー・アルバム、「ハード・ショック」、入荷しました。

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セッション・ギタリストとして有名であったロニー・モントローズが、当時無名の新人だったサミー・ヘイガー、後にハート、ホワイトスネイクで活躍するデニー・カーマッシ等を引き入れ結成されました。

 

ヴァン・ヘイレン、キッスの原点がここに全てある、と言っても過言ではないと思います。

 

爆音炸裂、としか言いようの無い「Rock The Nation」、「Space Station #5」、「Rock Candy」を聴いて、震えがこないロック・ファンは、果たしてどれ位いるのでしょうか。

 

エアロスミスより粘っこく、骨太とさえ思えます。

 

モントローズの最高傑作にして、アメリカン・ハードの必聴盤だと思います。

 

 

2019年10月10日 (木)

R.E.O. SPEEDWAGON T. W. O.

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは72年作、REOスピードワゴンのセカンド・アルバムとなった、「T.W.O.」、入荷しました。

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本作より看板ヴォーカリストとなるケヴィン・クローニンが加入しています。

 

当時はゲイリー・リッチラスのワイルドなギターを中心とした、アーシーなハード・ロック・バンドでしたが、ケヴィンの加入により華やかさが増した感があります。

 

チャック・ベリーのクラシック、「リトル・クイニー」のカヴァーも実にカッコ良く、彼等が生粋のハード・ロック・バンドであった事が良くわかります。

 

この人達特有の素朴で人懐っこいキャッチーなセンスもすでに見られ、軽妙なロック・ナンバーと
してその個性が現れています。

 

大仰なバラード・タイプの曲にも80年代の黄金期を予感させるセンスが光っています。

 

またこの当時のバンド名表記はR.E.O. SPEEDWAGONとなっており、R.E.O.と省略される事もあった様で、ここら辺がややこしい事になっているかもしれません。

 

 

 

2019年10月 9日 (水)

JOURNEY DEPARTURE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは80年リリース作、ジャーニーの輝かしい80年代の幕開けとなった通産6作目のアルバム、「ディパーチャー」、入荷しました。

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スティーブ・ペリー加入後、そしてジョナサン・ケインが加わる以前の3部作の第三弾として知られ、彼等がいよいよ全米制覇目前の大ブレイクをしようとしていた時期の傑作です。

 

オープニングは以降の彼等のクラシックとなる、必殺のキラー・チューンである「お気に召すまま Any Way You Want It」。

 

この突き抜ける様な爽快感を伴った1曲で、新たなアメリカン・ハード史の輝ける80年代の扉を開けた感があります。

 

グレッグ・ローリーとのダブル・ヴォーカルとなった「いつの日か」、モンスター・アルバムである「エスケイプ」を予感させる燃え上がる様なハード・ロック「消えたあの娘」、パワー・バラードの原点とも言える「泣きぬれて」等、実に優れたメロディが多いアルバムとなっています。

 

 

2019年10月 8日 (火)

STARZ VIOLATION

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは77年作、70年代アメリカン・ハードの永遠の超B級バンドとして語られるスターズのセカンド・アルバム、「ヴァイオレーション 灼熱の砂漠」、入荷しました。

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KISSの弟分としてデビューし、注目を浴びましたが、80年代のメタル隆盛期を待たずして消えてしまいました。

 

KISSのわかりやすさ、エアロスミスの野生味、チープ・トリックのポップ・センスを、そこそこ持ち合わせていたにも関わらず、今一つ突き抜けた感がないのは、どこか野暮ったいルックスのせいだったのでしょうか。

 

ハード・ロック・ファンなら間違いなく気に入るダイナミズムとキャッチーさは、今聴いても魅力的です。

 

代表曲であるポップ・ナンバー、「Cherry Baby」を含む、彼等の最高傑作と言える1枚だと思います。

 

良くも悪くも垢抜けない魅力がクセになるバンドですが、あのジャック・ダグラスが手掛けた事もあり、アメリカン・ハードとしてのダイナミズムは今聴いても胸が熱くなるものがあります。

 

2019年10月 7日 (月)

AC/DC BLACK ICE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

AC/DCの前作から8年ぶりとなった2008年作、全世界のロック・ファンを沸かせたアルバム、「ブラック・アイス 悪魔の氷」、入荷しました。

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日本でのプッシュの仕方も半端ではなく、発売に向け大規模なキャンペーンが打たれ、ほぼ全曲に邦題が付けられるという力の入れようです。

 

それもその筈で、全15曲というヴォリュームとバラエティに富んだ内容は、まさにロックンロール・サーカスそのものとなっています。

 

プロデュースは初顔合わせのブレンダン・オブライエンで、ジャンルを問わずアメリカン・ロックの王道路線を作り続けてきた人で、さすがにこれ以上はない位のAC/DCサウンドを引き出
しています。

 

ポップなメロディから、ブルージーな渋さまで、ほぼ全キャリアの総括といったものとなり、これで最終作かと思わせてしまう不安も持たれたのも変に納得できてしまいます。

 

ハード・ロック、メタルはもちろん、本作を聴いて好きになれない方は、きっとロックが好きになれないのでは、と大それた思いをさせる超傑作です。当然のごとく、全米、全英を始め、世界中で軒並みNo.1を記録しています。

 

 

2019年10月 6日 (日)

RIOT THUNDERSTEEL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

88年作、ライオットの「サンダースティール」、入荷しました。

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未だメタルの頂点として語られ続けるジューダス・プリーストの「ペインキラー」に先駆ける事2年、ライオットが放った大傑作アルバムです。

 

4年間の休眠状態から突如として復活し、マーク・リアリはメンバーを一新、正統派パワー・メタル・サウンドを引っさげて再び名声を得る事に成功しました。

 

トニー・ムーアのハイトーン・ヴォーカルは、初代ヴォーカリスト、ガイ・スペランザを彷彿させながら、初期の哀愁メロディとストロング・スタイルを実に器用にこなしています。

 

「Warrior」に代表されるライオット節の伝統に、スピード、へヴィさが加わった事により、以降のメタル・シーンの一つの指針にもなったと思います。

 

LAメタル以降のシーンにおいては、本作がメタル入門編とでも言うべき1枚、と言っても過言ではないと思います。

 

オープニングとなるアルバム・タイトル曲の疾走するリフと、スピード・メタルのリズムに始まり、中盤では職人技と言える哀愁節が炸裂する「Flight Of The Wrrior」、ラストはドラマチックな大作で締めるという構成も実に見事です。

 

 

 

2019年10月 5日 (土)

KISS ALIVE Ⅱ

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

キッスのライヴ・アルバム第二弾として77年にリリースされた2枚組アルバム、「アライヴ 2」、入荷しました。

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75年作の「地獄の狂獣 キッス・ライヴ」が彼等の大出世作となった事もあり、その続編として半ば企画された面もあり、ライヴ・ベスト盤としての性格が強いのかもしれません。

 

前作のライヴとは重複する初期の代表曲は無く、彼等の人気絶頂期の人気曲が並ぶ編集がされています。

 

ライヴ・バンドとしていかに優れているのか、もちろん十分に理解ができる内容なのですが、スタジオ・テイクの新曲5曲が含まれているのが、やはりキッスらしいサービス精神の現れであったと思います。

 

デイヴ・クラーク・ファイヴのカヴァー曲、「Any Way You Want It」を含む新曲の出来がまた素晴らしいので、マスト・アイテムとなりました。

 

 

 

2019年10月 4日 (金)

KISS PAUL STANLEY

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

キッス名義の「ポール・スタンレー」、入荷しました。

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8年、キッスがバンド崩壊の危機を迎えていた中、メンバー全員がそれぞれソロ・アルバムを同時にリリース、という前代未聞の荒業を見せた中での、ポール・スタンレーのソロ・アルバムです。

 

4枚がキッス名義、というのも実にユニーク、そして戦略的であったと思いますが、各メンバーの個性がよりはっきりしたのはファンにとっては嬉しかったと思います。

 

特にキッスのロマンティックな面、ポップ・サイドと常に担当していたポールのカラーはここで明確になります。

 

80年代メタルに繋がるハード・ポップ色、そして「Hold Me, Touch Me」での甘すぎる程美しいバラードの魅力は、これまでキッスでは封印してきたものだと思われます。

 

ポールらしいキャッチーなセンスが散りばめられた、実にカラフルな1枚です。

 

 

2019年10月 3日 (木)

MR. BIG LEAN INTO IT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

91年作、MR. BIGの「リーン・イントゥ・イット」、入荷しました。

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本作の大ヒットにより、ここ日本でも様々な状況の変化が生まれたのは誰もが認めるところだと思います。

 

もちろんMR. BIGが名実共にビッグ・バンドへと昇華していく事になるのですが、特に日本では女性や子供を巻き込んでの洋楽HR/HMファンの増加に貢献したのは、80年代のBON JOVI以降では彼等が最初で最後でなかったかと思われます。

 

「TO BE WITH YOU」、そしてほぼ同時期に全米No.1となったEXTREMEの「MORE THAN WORDS」は、80年代の喧騒を知らずに過ごしてきた少年少女にとっては、HR/HMの魅力を知るきっかけとなるには最適なメロディを持っていたと言えるでしょう。

 

またMR. BIGが特殊なバンドであった理由は他にもあり、ヴィジュアル面で女性達を惹きつけたのと同時に、メタル少年達をも虜にするバンドのテクニカルな側面が強かったのも見逃せません。

 

70年代のバンドが自己陶酔的に、あるいは自己顕示欲によるテクニックのひけらかしをしていたのとは違い、大衆的なメロディをインパクトのあるバンド・サウンドにより、あくまでもハード・ロックのダイナミズムを伝える手段としてテクニックを利用していたのだと思います。

 

19世紀にフランスで起きた世界的に有名な列車事故の写真をそのまま使ったジャケットのインパクトも大きいのですが、収録曲の各ナンバーのメロディの充実度が見事過ぎます。

 

アイドル的要素と、本格的ロック・ファンをも唸らせる実力、そして誰もが鼻歌で歌えるヒット曲を兼ね備えた大名盤と言える1枚だと思います。

 

 

 

2019年10月 2日 (水)

AC/DC ROCK OR BUST

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

2014年作、AC/DCの「ロック・オア・バスト」、入荷しました。

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全ロック・ファンを狂喜させたと思える「悪魔の氷 BLACK ICE」から6年、AC/DCがまだまだ現役でいる事を圧倒的な説得力で見せつけてくれた最新作です。

 

本作リリースに伴い、バンドには大きな転機が訪れます。

 

ボン・スコットの件以来、悲劇的なイメージを全く漂わせずに音で物を言わせてきた彼等ですが、オリジナル・メンバーのマルコム・ヤングの体調悪化による離脱のニュースは、メンバー達の深い悲しみを感じずにはいられませんでした。

 

更に本作では名前こそクレジットされているものの、メンバーショットにはその姿が見られないフィル・ラッドの逮捕のニュースにもかなり驚かされました。

 

BUSTには逮捕の意味もあるのですが、皮肉な結果になってしまったと思います。

 

マルコムの復帰はおそらくかなり難しく、バンドはスティーヴィー・ヤングを迎えています。

 

この人、なんとアンガスより一つ年下なのですが、アンガス、そしてマルコムの甥っ子さんになるそうです。

 

見た目もアンガスより老けて見えたりするのですが、タイトなバンド・サウンドの要としてすでに大きな貢献をしています。

 

ほとんどの曲が3分台、コンパクトなナンバーがあっという間に疾走していく構成は、バンド史上最も収録時間が短いと思われる全34分間。

 

ギミック無し、前作の様なポップな色気も見せず、ひたすら純度の高いAC/DC節が繰り広げられています。

 

彼等にキャッチーなメロディや、シングル向けのアンセム・ソングを求めるとしたら、アルバム・タイトル曲や「PLAY BALL」、あるいは80年代の彼等を思わせる「ROCK THE BLUES AWAY」になるのでしょうが、まさに質実剛健という表現しか出てこない従来通りのハード・ブギ、ブルージーなスタイルが矢継ぎ早に繰り出される快感が全体を占めています。

 

悲壮感も老いも一切感じられず、最早永遠に続くかと思われる彼等のロックンロールサーカス、楽しむしか手はないと強く思える傑作です。

 

ちなみにレンチキュラーと呼ばれる特殊レンズ加工のジャケットは、ホログラムの進化系とも言えるアニメーションを誇っていて、画像では伝えにくいのですが、バンド・ロゴが爆発する様が楽しめます。

 

 

2019年10月 1日 (火)

STRYPER SOLDIERS UNDER COMMAND

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは85年作、ストライパーのフル・アルバムとしてはファーストとなった「ソルジャーズ・アンダー・コマンド」、入荷しました。

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LAメタル旋風が巻き起こる中、まさに満を持して登場した彼等は、クリスチャン・メタルという日本人にはピンとこない性格もあったものの、その華麗なルックスと衣装だけでファンを虜にしてしまったのでした。

 

実際サウンドを聴かずしても、キラキラしているに違いないと思われるヴィジュアル・イメージは、時代の寵児と呼ぶに相応しい存在感がありました。

 

そして肝心のサウンドはメタリックな質感と、クイーンを思わせる派手なコーラス、時に王道ハード・ロック、時にハード・ポップ、そして涙腺崩壊必至のバラードと、実に巧みなソング・ライティングが見事なものでした。

 

見掛け倒しにならなかったどころか、メロディアス・ハードの代名詞としても良く挙げられる事にもなったと思います。

 

女性ファンを虜にするヴィジュアルは、同時代の多くのヘア・メタル勢の中でも一歩抜きん出ていた感が強かったせいもあり、アイドル的人気に支えられていく予感も確かにありました。

 

ただアルバム・タイトル曲を始め、「MAKES ME WANNA SING」、「THE ROCK THAT MAKES ME ROLL」といった正統派メタル・ソングの充実ぶりが男性ファンをも取り込んでいった気がします。

 

その一方で「REACH OUT」でのポップ・センス、「TOGETHER AS ONE」でのバラード・メイカーのセンスもすでに開花、80年代ポップ・メタルとしても秀逸なメロディを生み出しています。

 

耳障りが良いだけではない、美しく気高いメタル、とでも言うべき完成度を誇っている1枚です。

 

 

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