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2019年9月の30件の記事

2019年9月30日 (月)

QUIET RIOT METAL HEALTH

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは83年作、クワイエット・ライオットの「メタル・ヘルス~ランディ・ローズに捧ぐ~」、入荷しました。

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LAメタルの繁栄と衰退を象徴するアルバムであり、80年代ハード・ロックが持っていたキラキラした毒気と甘さが同居した大名盤です。

 

ランディ・ローズの急逝により、70年代に2枚のアルバムを残し消えていったバンドを復活させ、カヴァー・ブームのはしりともなったキャッチーでカラッとしたサウンドは、この時のお手本的内容となっています。

 

クワイエット・ライオットの名前自体はその後いろいろな意味で語り草となり、一発屋としてのイメージが大きく残りましたが、本作の持つウキウキ度は今聴いても鮮度は薄れていない気がします。

 

 

 

2019年9月29日 (日)

BADLANDS VOODOO HIGHWAY

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは91年作、オジー・オズボーン・バンドから離脱し、その動向が注目されていたジェイク・E・リーが結成したバンドとして話題になったバッドランズのセカンド・アルバム、「ヴードゥー・ハイウェイ」、入荷しました。

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3枚しかアルバムを残しませんでしたが、メタル界では今も語り草となっていると思われる名バンドです。

 

80年代に頭角を現した名の知れたスーパー・ギタリストが自ら率いるバンドとしては、長く活動していたとも言えるのかもしれません。

 

それだけバッドランズの音楽性が、普遍的な魅力を持つ正統派ハード・ロック、という事も大きかったのだと思います。

 

ブラック・サバスに参加していた故、レイ・ギランの熱いヴォーカル、前作のみの参加となったやはり元サバス、そして後にKISSに加入するエリック・シンガーのパワフルなドラム、更にジェイクのフラッシーなスタイルを捨て、ストロング・スタイルのハード・ロック路線を追求した見事なバンド・サウンドが聴きものです。

 

本作では元レーサーXのヴォーカリスト、ジェフ・マーティンがなんとドラマーとして参加しています。

 

若きロブ・ハルフォードを思わせる、なかなかのメタル・ヴォーカリストだっただけに、ここでのシフトは驚くべきものがあり、パワフルなリズムをキープしてくれています。

 

ツェッペリン色から、アーシーなバラード、そして80年代ハード・ロックのテイストも交えた好ナンバーが並び、今聴いても胸が熱くなる大名盤です。

 

 

 

2019年9月28日 (土)

OZZY OSBOURNE THE ULTIMATE SIN

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは86年作、オジーの通産4作目となったアルバム、「罪と罰」、入荷しました。

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前作からは3年ぶりとなり、LAメタル真っ盛りの中で時代に合わせたフラッシーな1枚です。

 

メンバーが不安定な時代でもあり、ここではジェイク・E・リーのみが前作に引き続き参加、モトリー・クルーでの活動も有名な、今は泣きランディ・カスティロ、そしてメロディ・メイカーでもあるべーシスト、フィル・スーザンを迎えます。

 

結局このラインナップも本作限りとなってしまい、本作に伴うツアーは行われたものの、とうとうジェイクを含むメンバー全員が離脱する事になってしまいます。

 

オジー本人も80年代のお祭り騒ぎに合わせたポップ・アルバムと認識がある様で、キャリアの中でも無視されている1枚なのですが、これがなかなか侮れないものであるのは間違いないと思います。

 

ますますオジーがギャグ化していくのを助長してしまった感もありますが、ジェイクのキラキラしたギター、プロデューサーのロン・ネヴィソンのいかにも80's的サウンド・プロダクションも手伝い、これはこれで忘れ難い1枚となっています。

 

ただやはりオジーのヴォーカルがここに乗っかる必要性がどれ程あったのか、現在の復活サバスの新作を聴いてしまうと首を捻りたくもなってしまいます。

 

そうは言ってもポップでキャッチーである事が大前提であった80'sメタルに、真っ向から勝負したオジーの現役感覚が痛い程伝わるのは確かで、理屈抜きで楽しめる名曲揃いの1枚です。

 

その象徴が「暗闇にドッキリ!」と邦題が冠せられた「SHOT IN THE DARK」だったわけですが、この誰もが驚くオジーのハード・ポップ展開は、当時のメタル・シーンの空気感を的確につかんでいたものとして評価すべきでしょう。

 

そしてこの1曲だけで優れたメロディ・メイカーぶりが知れ渡ったフィル・スーザンのセンスも、もっと再評価されるべきだと思います。

 

 

2019年9月27日 (金)

PANTERA THE GREAT SOUTHERN TRENDKILL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

パンテラの96年の通算8作目、「ザ・グレイト・サザン・トレンドキル 鎌首」、入荷しました。

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90年代メタルの先駆者としてスタイルを確立した彼等が前作の「脳殺」から更にヘヴィなグルーヴを強めたアルバムです。

 

冒頭のアルバム・タイトル曲のいきなりの咆哮で、メタル・ファンはグランジ、オルタナからの解放をされた気がします。

 

スラッシュ、エクストリーム、モダン・ヘヴィネスと、様々な形容句で語られた彼等の90年代は、出すアルバム毎に神格化されていったわけですが、確実にパンテラ以降という時代を本作でも鳴らし続けています。

 

スラッシュのスピリットに加え、ブラック・サバスの伝統の正統後継者を宣言したかの様なストーナー系の引きずり感を導入し、メロディの節々に現在のザック・ワイルドの様なサザン・ロック直系の太い筋が感じられます。

 

特に彼等の新機軸となり、新たな代表曲ともなった「Floods」では、グランジを嘲笑う様なダークなスロー・ナンバーとなり、中間部ではダイムバックのメロディアスなソロがエモーショナルな高揚感をもたらしています。

 

一時の美しさの底部に潜むのは圧倒的な怒りであり、それは歌詞を読むまでもなく痛い程突き刺さってきます。

 

速さや音圧でそのフラストレーションをぶつけ続けていたメタルを、パンテラは本作において一歩引きながらもパンチ力は増強されたとでも言うべきスタイルを獲得しています。

 

引きの魅力とでも言うのでしょうか、ただ徹底したメタリックなエッジはやはり圧倒的ではあります。

 

 

2019年9月26日 (木)

LINKIN PARK LIVING THINGS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

2012年作、前作から2年ぶりとなったリンキン・パークの通産5作目、「リヴィング・シングス」、入荷しました。

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一聴して前作よりも更にポップになったと、個人的には思います。

 

ラウド系、ヘヴィ・ロック、モダン・ヘヴィネスと呼ばれていたこのシーンも大分淘汰されてきたイメージもありますが、そもそもが多くのバンドのメタル愛と、時代の進化が上手く融合されたサウンドこそが90年代以降の流行であったと思います。

 

そのシーンの急先鋒であった彼等が、ここへ来て一歩後退する事により、更なる高みを見ている気がしてなりません。

 

まるで王道アメリカン・ロックのスタイルと化したかの様な本作のアレンジ、構成はエレクトロ、ラップに頼りながらも、メロディ回帰を重視したかの様なキャッチーさに溢れています。

 

この微妙なシフト転換が一体何を意味するのか、そんな邪念を浮かばせる暇も無いほどの吸引力を見せつけながら一気に聴かせてくれます。

 

一方で熱狂的なファンを今も惹きつけて離さないメタルは、進化よりも伝統を重んじる傾向にあると思いますが、枠を作ろうとしていないこのバンドの存在は、確かに頼もしく思えてなりません。

 

2019年9月25日 (水)

PRETTY MAIDS RED, HOT AND HEAVY

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは84年作、プリティ・メイズのファースト・フル・アルバムとなった「レッド・ホット・アンド・ヘヴィ」、入荷しました。

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デンマークから突如として現れた彼等は、ここ日本でもあっという間に一目置かれるバンドとなりました。

 

荘厳なSEとなったオープニングから、「BACK TO BACK」の燃え上がる様なリフが疾走していく様からは正統派様式美HRとしての後継者ともされましたが、あえて批判を恐れずに言うならば、彼等は本作からすでに器用で達者なメタル・バンドであった、というのが正確なところではなかったかと思います。

 

LAメタル風のジャケット、色っぽいバンド名からは乖離した音楽性は、一言で言うならばN.W.O.B.H.M.までのメタルのエピゴーネンであり、80年代メタルの旨味やツボを知り尽くした新世代の欧州バンドだったのだと思います。

 

キラキラしたキーボードが牽引するメロディアス・チューンを挟みながら、RAINBOWやJUDAS PRIEST、SCORPIONS等々、先人達をお手本にしながら、巧みなアレンジと情感溢れるヴォーカルによる表現力はすでに貫禄さえ感じさせます。

 

THIN LIZZYの「LITTLE DARLING」のカヴァーのセンスも通好みと言え、彼等の幅広い音楽性が透けて見える気もします。

 

これだけメタルの醍醐味を詰め込んだデビュー作を出されてしまっては、もう浸るしかないというのが多くの人の本音だったと思います。

 

ある意味優等生的な作りではあるため、嫌味の一つ位言いたくなるのが人情というものですが、まぁとにかく曲の良さが光る傑作です。

 

 

 

2019年9月24日 (火)

QUEENSRYCHE QUEENSRYCHE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

日本語表記ではまだクイーンズライチとされていたデビューEPで、当時日本でもかなりの大型新人と紹介されていた1枚、クイーンズライクの「クイーンズライチ」、入荷しました。

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後にプログレッシブ・メタル・バンドとして揺るぎない地位を確立する彼等ですが、元々は彼等の結成地であるシアトルで4曲入りEPとしてインディーズ・リリース、その後ラジオ局等から正統派メタル・バンドとして絶賛を浴びる事となり、80年代のアメリカのバンドながらブリティッシュ・メタルの様式美の正統後継者とし認められ、見事メジャー契約を得る事に成功しました。

 

とりわけロブ・ハルフォードばりの高音ヴォーカルを披露するジェフ・テイトの唱法と、ドラマティックな構成によるソング・ライティングはジューダス・プリーストと比較される事になりますが、フル・アルバムとなった本作でもそうした前提を持って期待がされたのでした。

 

マイケル・ウィルトン、クリス・デガーモ、エディ・ジャクソン、スコット・ロッケンフィールドによるローカル・バンドに、ジェフ・テイトが加わる事により生まれたクイーンズライクの生誕は、初期ジューダス・プリーストの美麗ハード・ロックを見事に継承、80年代のN.W.O.B.H.M.の影響も確実に受け継ぎドラマティックかつ本格的なメタルをアメリカに持ち込んだのでした。

 

特にヴォーカル・レッスンを積んだジェフ・テイトのハイトーン・ヴォーカルは、ロブ・ハルフォードと比較されるだけでなく、RATTやMOTLEY CRUEが注目され始めたアメリカでは異端の存在として認知される事になります。

 

当のジューダスは82年に「SCREAMING FOR VENGEANCE 復讐の叫び」リリース後、その洗練された80年代型様式美メタルで全米制覇目前の勢いを見せており、こうした若手バンドがアメリカで70年代の自分達のサウンドを受け継いでいるのを興味深く思っていたのではないでしょうか。

 

CD化にあたり「The Prophecy」が追加収録されているのですが、この曲だけ80年代のジューダスに聴こえてしまうのも面白いところです。

 

 

2019年9月23日 (月)

JUDAS PRIEST STAINED CLASS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは78年作、ジューダス・プリーストの通産4作目、「ステンド・クラス」、入荷しました。

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彼等がブリティッシュ・ハードの正統後継者からメタル・ゴッドへと昇格した初期の大傑作です。

 

メタリックなジャケット・デザインの如く、ザクザクと切り刻む様にして進むリフとスピーディーな展開は、その後のNWOBHMの布石ともなったと思います。

 

オープニング・ナンバーは彼等の代名詞ともなった「エキサイター」、ここでのスクリームはこれぞメタルというモデルとなりました。

 

3曲目はスプーキー・トゥースの69年作の「ベター・バイ・ユー・ベター・ザン・ミー」のカヴァーで、見事にジューダスのオリジナル曲にまで昇華したナンバーです。

 

この曲は後にサブリミナル・メッセージが隠されているとされて有名になり、訴訟問題に発展する事態になった事で皮肉にもジューダスの名が更に伝説的に語られる事になります。

 

アメリカの少年の銃による自殺がこの曲に原因があるとされ、逆回転すると「Do It!」と聞こえるという事で訴えられる事になりますが、裁判ではサブリミナル・メッセージははっきりと否定され、ジューダスの勝訴となったのは有名な話だと思います。

 

そうしたいわく付きのアルバムになってしまいましたが、「PAINKILLER」を頂点とする彼等のメタル道のスタート地点になった事は間違い無く、サウンド・プロダクションの弱さこそ目立ちますが、キレキレのリフとハイトーン・シャウト、当時としては最速と思われるスピード感は確かに衝撃的だったと思われます。

 

一方で「死の国の彼方に」では、ドラマチックな構成、叙情的なメロディによるキャリア至上でも特筆すべき名曲としていて、それまで持前の個性としていた様式美哀愁HR/HMを展開してくれています。

 

駄曲は一切無し、ブルースを拠り所にしていたブリティッシュ・ハードの概念を一掃し、来る80年代メタルの教科書ともなった完成度は今聴いても十分刺激的です。

 

全メタル・ファン必聴と言っても過言では無いと思われる1枚です。

 

 

 

2019年9月22日 (日)

RIC OCASEK THIS SIDE OF PARADISE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

R.I.P. Mr. Ric Ocasek

THE CARSのリーダーであり、たWEEZERのプロデューサーとしても才能を発揮していたリック・オケイセックのソロ第2弾となったアルバム、「ディス・サイド・オブ・パラダイス」、入荷しました。

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カーズが「Heartbeat City」で80'sポップの甘くキラキラしたエッセンスを振り撒いていたのに対し、本作ではダークでミステリアスな部分が強調されているのが目立ちます。

 

エリオット・イーストン、グレッグ・ホークス、ベンジャミン・オールと、カーズのメンバーがほぼ揃っている事もあり、超名曲「Drive」を思わせるドリーミーなポップ・ナンバーも存在するのですが、やはり注目すべきは幅広いジャンルからの多彩なゲスト陣です。

 

元アダム・アンド・ジ・アンツのドラマーであるクリス・ヒューズ(メリック)、スティーヴ・スティーヴンス、ホール&オーツのギタリストであるG.E.スミス、トム・ヴァーレイン、ティアーズ・フォー・フィアーズのローランド・オーゼビル、当時キング・クリムゾンに在籍していたトニー・レヴィン等、ロック・ファンにとっては実に興味深いメンバーだと思われます。

 

この人のあり余るポップ・センスと実験性が、ここで全て試された感もあり、エレ・ポップからプログレッシヴなナンバーまで、どれもがキャッチーなメロディで統一されているのが見事です。

 

アメリカン・パワー・ポップ・シーンを牽引しながら、マニアックなロック・ファンの心をくすぐるテクニックとセンスを持ち合わせた稀有な存在だと思います。

 

 

 

2019年9月21日 (土)

EDDIE MONEY NOTHING TO LOSE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

R.I.P. Mr. Eddie Money

 

エディ・マネーの通算7作目のアルバムで、大ヒット・シングルとなった「Walk On Money」を含んだ1枚、「ナッシング・トゥ・ルーズ」、入荷しました。

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70年代後半に、AORとロックの狭間の中でバランスの取れた作風と、ソウルフルかつセクシーな声で不動の地位を確立しながら、キラキラした80年代の中でもHR/HMやエレ・ポップ・ブームの影で堅実なヴォーカリストとしての資質は健在でした。

 

ただ多くの70年代組が、一気に派手になっていった時代の中で、過去の栄光にすがる事なく再生しようとサウンドを更にコマーシャルにしていたのが80年代という特徴でもあり、エディ・マネーもその繁盛期の真っ只中にいたと思われます。

 

プロデューサーは、HEARTやCHEAP TRICKを手掛けた再生請負人、リッチー・ズィトー。

 

ダイアン・ウォーレンといったヒット・メイカーを作曲陣に迎え、ハード・ポップと言えるギリギリのラインに踏みとどまるサウンド・プロダクションは、同時代のライト・メタル、ポップ・メタルと呼ばれた音と境い目がほとんど無かった感があります。

 

本作も完全なるヒット・アルバムとして制作されているわけですが、個性的な声と耳障りの良いメロディとアレンジ、この強力な組み合わせを否定するのは至難の業と言えるのではないでしょうか。

 

ハード・ロック不在の70年代後半から80年代初期、この人がアメリカのロッド・スチュワート的な立ち位置で、ロックの男らしさとせつなさを教えてくれてきた功績には、素直に敬意を払いたいと個人的には思います。

 

 

 

2019年9月20日 (金)

MANIC EDEN MANIC EDEN

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

94年作、マニック・エデンの1stにして唯一のアルバム、「マニック・エデン」、入荷しました。

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WHITESNAKEの89年作のアルバム、「Slip of the Tongue」の作曲にほぼ関わりながら、レコーディング時には怪我のためその座をスティーヴ・ヴァイに譲り渡したエイドリアン・ヴァンデンバーグは、ある意味悲運なギタリストであったと思います。

 

自身のバンドであり世にでるきっかけとなったVANDENBERGは、かなり注目されながらもデヴィッド・カヴァーデイルに引き抜かれる形で解散。

 

更にそのホワイトスネイクではアルバムに正式に参加する事なく、カヴァーデイルはバンドの活動停止を決意する事になり、相当エイドリアンはへこんでいたのではと容易に想像できます。

 

HR/HMファンからもその動向が注目されていましたが、彼はとうとう動き始めました。

 

WHITESNAKE組のルディ・サーゾ、トミー・アルドリッヂという強力なリズム隊、そして元LITTLE CAESARのロン・ヤングをヴォーカルに迎えて結成したのが、このマニック・エデンです。

 

彼のこれまでのキャリアからはなかなか想像できない70年代ハード・ロックを、思いっきり展開しているのにまず驚かされました。

 

VANDENBERGもWHITESNAKEも、情緒が漂う色気のあるメロディ、そして売れ線と言えるポップさを持ちあわせていたと思います。

 

エイドリアンは本作でも全ての曲を書いていますが、ヴォーカリストに合わせたというよりは、彼自身の源流とも言うべきクラシック・ロックへの血が騒いだ結果なのでしょう。

 

ブリティッシュ・ハードのタメ、アメリカン・ハードのカラッとしたダイナミズム、更にラップの導入等の遊び心等、巨大ロック産業から一度離れた場所から素直に掻き鳴らしたサウンドが潔さを感じさせます。

 

バラード・ナンバーも情緒過多になる事なく、味わい深さを出しているのも見事です。

 

このエイドリアンのサウンド指向は、現在のVANDENBERG'S MOONKINGSへと直結していると思います。

 

タイトなリズムが目立つバンド・サウンドと、エイドリアンのワイルドなプレイが心地良いだけに、マニック・エデン名義の唯一のアルバムとなってしまったのは残念です。

 

 

2019年9月19日 (木)

WHITESNAKE LOVEHUNTER

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは79年作、ホワイトスネイクのセカンド・フル・アルバムとしてリリースされた「ラヴハンター 」、入荷しました。

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いよいよバンド・サウンドが固まり、優れた楽曲が揃う事で、元パープルのヴォーカリストからホワイトスネイクが新たなブリティッシュ・ハードの担い手となった瞬間が本作であったと思います。

 

ライヴでの重要なレパートリーとなった「Walking In The Shadow Of The Blues」、陽性のパーティー・ロック・タイプの魅力も加わった「Rock'n' Roll Women」、80年代の彼等の新たなスタイルの原型とも言える「Medicine Man」、そして小曲ながら、キャリア最高と言える珠玉の名バラード、「We Wish You Well」等々、実に名曲が多いアルバムです。

 

 

 

2019年9月18日 (水)

JOHN WAITE ROVER'S RETURN

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは87年作、ジョン・ウェイトのソロ名義第4弾となったアルバム、「ロバーズ・リターン」、入荷しました。

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80年代ハード・ロックの立役者、デズモンド・チャイルドをプロデューサー、コンポーザーとして1曲参加した事もあり、間違いの無いハード・ポップ、メロディアス・ロックの名盤となっています。

 

バッド・イングリッシュが結成される寸前のソロ作ですが、そのまま地続きの様なサウンドとなっています。

 

この人独特の華やかでセクシーな声と、適度にハード、適度にポップなサウンドの絡みは、まさに80年代的な香りをプンプンさせています。

 

ジョー・リン・ターナーもコーラスで参加していますが、正直ゲストが不要な程の完成度を誇っています。

 

 

2019年9月17日 (火)

SAMMY HAGAR THREE LOCK BOX

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは82年作、サミー・ヘイガーの「スリー・ロック・ボックス」、入荷しました。

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この人のハード・ポップ期と言えるソロ時代の名盤として知られる1枚です。

 

「Your Love Is Driving Me Crazy」の爽快な疾走感は、当時のロック・シーンではこの人しか出せない味だったのではないでしょうか。

 

BON JOVI登場前のポップ・メタル・シーンを先導していたのは間違いないと思います。

 

やはり80'sの重要人物、キース・オルセンのプロデュース、ジャー二ーのジョナサン・ケイン、ラヴァーボーイのマイク・レノをゲストに迎えながら、キラキラしたハード・ロックを展開してくれています。

 

本作リリース後、ニール・ショーン等とのプロジェク・バンド、HSAS、そしてVAN HALENへと参加していくわけですが、ここでの明快なポップ感は以降スポイルされていった感があります。

 

最近のCHICKINFOOTでのロッカーぶりももちろん魅力的ですが、キャッチーなメロディ・メイカーとしてのセンスは捨て難いものがあります。

 

 

2019年9月16日 (月)

DAVID LEE ROTH SKYSCRAPER

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは88年作、デヴィッド・リー・ロスのソロ作第二弾アルバム、「スカイスクレイパー」、入荷しました。

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前作同様、バンド・メンバーにスティーヴ・ヴァイ、ビリー・シーン、グレッグ・ビソネットを従えて、ド派手なハード・ロックを展開してくれています。

 

80'sヒットとしても忘れ難い「まるっきりパラダイス」の底抜けの明るさは、アダルトな産業ロック化の側面も見せていた当時のヴァン・ヘイレン、いわゆるヴァン・ヘイガーとは確かに対照的でした。

 

このラインナップでのレコーディングは本作が最後となってしまい、デイヴのソロ時代のピークもここであったのかもしれません。

 

現在復活したヴァン・ヘイレンが、かなりシリアスなハード・ロック路線を強調しているだけに、本作でのパーティー・ロック調も取り戻して欲しい気もします。

 

2019年9月15日 (日)

ROUGH CUTT ROUGH CUTT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは85年作、ラフ・カットのデビュー・アルバムとなった、「ラフ・カット」、入荷しました。

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後にQUIET RIOT、KING KOBRA等に参加するヴォーカリスト、ポール・ショーティーノを看板にした5人組で、LAメタル隆盛期の中で一括りにされた紹介されていましたが、かなり個性的なバンドだったと思います。

 

その最も特徴的なのはソウルフルなヴォーカルで、当時の80'sメタルの中ではかなり際立っていたとも思えます。

 

ジャニス・ジョップリンの「PIECE OF MY HEART 心のかけら」をカヴァーしているあたりは、かなり自信がなければ手を出さないところではないでしょうか。

 

後見人としてなんとロニー・ジェイムス・ディオの名前がクレジットされていますが、元々ロニーがメジャー・デビュー前の彼等のプロデュースをしていたようで、おそらくヴォーカリストとしてのショーティーノの資質に惚れ込んでいたと考えられます。

 

ジェイク・E・リーやクレイグ・ゴールディーが在籍していたり、ベーシストのマット・ソアはRATTに参加していた事もある様で、LAメタル夜明け前をくぐり抜けてきたバンドですが、その音楽性はかなりオーセンティックなハード・ロック・スタイルで、パーティー・ロック・タイプのナンバーでもかなり重厚感を漂わせているのが個性的です。

 

メロディアス・ハード、典型的LAメタルとバラエティに富んではいますが、やはり歌心溢れるヴォーカルとフラッシーなツイン・リードが他のバンドにはない魅力を感じさせてくれます。

 

残念ながら2枚のアルバムを残し解散してしまいますが、手堅いハード・ロックの好盤として忘れ難いバンドだったと思います。

 

 

 

2019年9月14日 (土)

RUSH SIGNALS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは82年作、ラッシュの通産9作目となったアルバム、「シグナルズ」、入荷しました。

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前作である「Moving Pictures」、そしてライヴ・アルバム、「神話大全」により、彼等の初期のプログレシッヴ・メタルとしての個性、そして熱狂的ファンを確立する事になる哲学性が極められたと思いますが、激動していく80年代ロック・シーンを彼等は敏感に反応する事でバンドを進化させようとしていきます。

 

ASIAやYES等が時代の変化に呼応したのと同じ方法論が確かに踏襲されていますが、トリオ編成によるラッシュはテクノロジーとの融合を一番重要視していたかもしれません。

 

最新技術による音の革新性と、コンセプトにこだわらない各楽曲のコマーシャル性の増加は、一見キラキラしたポップ・サウンドへの偏向とも思えますが、このバンドに限っては上品さと知性をスポイルする事はありませんでした。

 

またラジオ・フレンドリーなナンバーが増えた事により、新たなファンをも取り込み、ポリスとも良く比較される様になるきっかけともなったシングル、「New World Man」に代表されるモダン・ロックとしての側面も強化されています。

 

以降のサウンド・スタイルの手応えが確かにあったのだと思います。
デビュー以来長年タッグを組んできたプロデューサー、テリー・ブラウンとの最後のコラボ作品となったのも、ラッシュが本作で時代と確実にリンクした事が自信に繋がったからではないでしょうか。

 

 

2019年9月13日 (金)

UFO MECHANIX

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは82年作、ポール・チャップマン時代のUFOの傑作の一つ、「メカニックス」、入荷しました。

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彼等のアメリカナイズされたポップ路線がいよいよ極まった名盤です。

 

プロデューサーにはエアロスミスやフォリナーとの仕事で有名なゲイリー・ライオンズを迎え、ワイルドさと洗練されたキャッチーなセンスが見事な融合を見せています。

 

彼等にしては70年の「C'mon Everybody」以来となったエディ・コクランのカヴァー、「サムシング・エルス」もここでは余計と思える程の充実した楽曲が並び、緩急のバランスも優れています。

 

過小評価されているギタリスト、ポール・チャップマン、天才的メロディ・メイカー、二ール・カーターの活躍が目立ちます。

 

ジャケットの手抜き加減がこのバンドにしては珍しいとも言え、印象的にかなり損をしている感もあり、実際隠れ名盤的な味わいのある1枚となってしまっているのが残念です。

 

内容的にはホーンを導入した派手目なものから、彼等らしいミドル・テンポの哀愁節まで手広く押さえたものとなって、かなり聴き応えのあるものだとは思います。

 

フィル・モグの十八番と言える「ラ・ラ・ラ」節が可愛く聴こえるミドル・ポップ・ナンバー、「BACK INTO MY LIFE」、メタリックに疾走するキャッチーな「WE BELONG TO YOU」、本作中最もポップなナンバー、「LET IT RAIN」、全盛期の典型的なUFOソングとなったキラー・チューン、「DREAMING」等、実に良曲が多く揃っています。

 

 

2019年9月12日 (木)

AC/DC BLOW UP YOUR VIDEO

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オリジナルは88年作、AC/DCの「ブロウ・アップ・ユア・ビデオ」、入荷しました。

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サントラとして知られる「フー・メイド・フー」を挟んで、前作から3年ぶりとなった彼等の80年代最後のアルバムです。

 

10年ぶりにヴァンダ&ヤング・チームをプロデュースに据え、久々に起死回生となった傑作です。

 

持ち前のキャッチーでタイトなソング・ライティングをレコーディングに生かしきれていなかった前2作と比べると、圧倒的にポップな曲が集まっています。

 

特にバンド史上最もメロディアスと思われる「Two's Up」は80年代メタルのパワー・バラードをAC/DC流におちょくった感もあり、かなりユニークです。

 

 

2019年9月11日 (水)

TED NUGENT LIVE AT HAMMERSMITH '79

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97年に突如としてリリースされたテッド・ニュージェントのライヴ・音源、、「ライヴ・アット・ハマースミス '79」、入荷しました。

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ロック・ファンにはお馴染み、名門ラジオ番組「キング・ビスケット・フラワー・アワー」のアーカイヴから発掘されたものです。

 

ライヴ盤としては第三弾となり、最も有名な78年リリースの「DOUBLE LIVE GONZO ! 絶叫のライヴ・ゴンゾー!」、81年の「INTENSITIES IN 10 CITIES 狂宴の街」に続くもので、収録時期はちょうど前作の中間となります。

 

またこれまでバラバラの収録地の音源を編集していましたが、本作は一公演をそのまま収録、テッドのMCを含めた狂獣ぶりがそのままダイレクトに楽しめるものとなっています。

 

79年5月9日、ロンドン、ハマースミス・オデオンで行われたライヴであり、まさに絶頂期のテッドがN.W.O.B.H.M.勃発寸前の英国に乗り込んだ形となっています。

 

本国では5枚のアルバムを立て続けにヒットさせ、KISSやAEROSMITHを引っ張るようにアメリカン・ハードの王者として君臨していたわけですが、英国での人気ぶりも観客の熱い歓声によりわかろうというものです。

 

当時の新曲で「WEEKEND 、WARRIORS 週末の戦士」の収録曲、「NEED YOU BAD」の疾走感やワイルドなノリはもしかしたら以降のブリティッシュ・メタルにも影響を与えていたのかもしれません。

 

二代目ヴォーカリストとなったチャーリー・ハーンのクリアなスティーヴン・タイラーの様な歌い回しもライヴ映えがしていて、前任のデレク・セント・ホルムスとの比較も面白いかもしれません。

 

豪放、荒くれ、弾きまくりといったイメージはやはりライヴでこそ発揮されるテッドの魅力そのものであり、息をつく暇もなく繰り出されるワイルドかつシンプルなハード・ロックは痛快そのものです。

 

特に後半の大ハード・ロック・パーティーとなる「STRANGLEHOLD」、「MOTOR CITY MADHOUSE」、「GONZO」における流れは最高で、可能であれば大音量で是非聴いてほしいところです。

 

 

2019年9月10日 (火)

ALCATRAZZ ALCATRAZZ

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オリジナルは83年作、アルカトラスの衝撃的なデビュー作となった「アルカトラス」、入荷しました。

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リード・シングルの「ISLAND IN THE SUN」は、確かに新たなヒーローとしてのインパクトがありました。

 

RAINBOW、MSGでそれぞれ1枚ずつ大名盤を残してスーパー・ヴォーカリスト、グラハム・ボネットがいよいよリーダーとして立ち上げたバンドとして当時かなり話題になり、ジャケットに書かれた「NO PAROLE FROM ROCK 'N' ROLL」の文字が、当初アルバム・タイトルとも誤解されていました。

 

ところが国内盤としてリリースされているものでは、堂々とタイトル名が変更されています。
詳しい事はわかりませんが、この名称で通用しているのが現状の様です。

 

伝説的アメリカン・プログレ・ハード・バンド、ニュー・イングランドのメンバーとグラハムの合体、そしてなんと言ってもLAメタルの名バンド、STEELERでマニアックな人気を誇っていたイングヴェイ・マルムスティーンを一躍有名にした事でもハード・ロック史の事件であったと思います。

 

超絶テクのギターと、レインボーを勝る様式美、そしてグラハムの熱いヴォーカルの融合が見事に結実した大傑作です。

 

2019年9月 9日 (月)

KISS ASYLUM

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オリジナルは85年作、キッスの80年代メタル路線、特にキャッチーなリフを主体にした明快なメロディ作りが目立つアルバム、「アサイラム」、入荷しました。

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素顔を晒し、「LICK IT UP」、「ANIMALIZE」と続いた彼等の新時代は、同時代に星の数程出現したキッス・チルドレンとでも言うべきポップ・メタル勢と比べても全く古臭さを感じ扠せませんでしたが、本作もまたその延長線上、というよりは時代の先端を行く勢いが感じられます。

 

まず前作のみの参加となったマーク・セント・ジョンが脱退、そしていよいよ本作からブルース・キューリックが初参戦しています。

 

以降のキッス・サウンドを支え続けた独特のアーミングを多用したフラッシーなギターは、エース時代のKISSのイメージを一新する魅力を生み出しています。

 

また前作から共作として関わっているデズモンド・チャイルドが、ここでも4曲で名前がクレジットされています。

 

翌年リリースされるBON JOVIの「SLIPPERY WHEN WET ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」の爆発的セールスによりデズモンド・チャイルドが大躍進する事を考えると、改めてKISSの戦略がいかに優れていたかがわかろうというものです。

 

スマッシュ・ヒットとなったポール単独作のキラー・チューン、「Tears Are Falling」や、ライヴでの定番となる「Uh! All Night」、メロディアスなミドル・ハード、「WHO WANTS TO BE LONELY」等、キャッチーなKISSは踏襲されていますが、特筆すべきはブルースのソング・ライティングでの貢献でしょう。

 

ポップな印象を残す中、しっかりとメタリックなエッジを演出しているのが目立ち、ジーンとの共作である「Trial By Fire」、本作中最もスピーディーな「I'M ALIVE」はブルースのギター、センスがなければ生まれなかった曲だと思われます。

 

多くの70年代組が四苦八苦する中、KISSはすでに80年代メタルの在り方を提示している様にも思われ、その底力と貫禄を感じさせる1枚ではないでしょうか。

 

 

2019年9月 8日 (日)

TWISTED SISTER STAY HUNGRY

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トゥイステッド・シスターの84年作の3作目となったヒット・アルバム、「ステイ・ハングリー」、入荷しました。

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LAメタルの徒花、一発屋としてのイメージが強いバンドかもしれませんが、そのキャリアは実に長く、KISS、アリス・クーパーに通じるグラム・メタルの歴史を作ってきた人達でもありました。

 

そのケバケバシイ化粧とは裏腹に、メロディ作りが実に巧みで、ポップでキャッチーなアメリカン・ハードのツボを知り尽くしたバンドだったと思います。

 

後になってわかる事ですが、フロントマンでありリーダーのディー・スナイダーが、実はなかなか計算高い人で、豪快さの裏に隠れた知的な部分が本作をより明快なものとしたのだと思います。

 

ただ過激な方法論と、音楽性があまりにもストレートな王道路線だったために、90年代の混沌としたメタル・シーンからは見離されてしまったのでしょうか。

 

いずれにしても名盤には変わりはなく、LAメタルを象徴するナンバー、「ウィー・アー・ノット・ゴナ・テイク・イット」を収録したヒット作です。

 

 

 

2019年9月 7日 (土)

BLACK 'N BLUE BLACK 'N BLUE

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オリジナルは84年作、LAメタル一派として華々しくGEFFENからデビューしたブラック・アンド・ブルーのファースト・アルバム、「ブラック・アンド・ブルー」、入荷しました。

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若くルックスも揃った5人組、そしてキャッチーなセンスも十分だったため、日本ではアイドル然とした紹介のされ方が多かった気がしますが、同期と言えるBON JOVIよりもメタリックなサウンドは多くのHR/HM少年の心を捕らえたと思います。

 

現在ではKISSのギタリストとして活躍しているトミー・セイヤーが在籍していたバンド、という知名度の方が高いと思われますが、80年代メタルを象徴するバンドの一つとして忘れ難い1枚です。

 

デフ・レパードよりも早くSWEETの「ACTION」のカヴァーをしているセンスにも驚かされますが、当時のLAメタル勢と大きく違っていたのは派手なルックスとは裏腹に、ストイックなメタル・ソング作りに徹していた事だと思います。

 

プロデューサーにスコーピオンズとの仕事で有名なディーター・ダークスを迎えている事からも、アメリカのバンドとしては当時は珍しかったと思います。

 

けっしてゴリゴリになるわけでなく、メロディ・センスはしっかりキャッチーな部分を核にしています。

 

軽めのポップ・メタルで終わっていないのは、欧州的な哀愁感を大事にしていたからでしょう。

 

メロディアス・ハードという言葉もなかった時代だとは思いますが、いわゆるヘア・メタルとして終わるには本格的すぎるソング・ライティングをしすぎていた嫌いはあったかもしれません。

 

いかにも80’sメタルといったシングル、「HOLD ON TO 18」こ、永遠のティーンのアンセムとなるべきポップさを兼ね備えてはいますが、デビュー作としてはかなり完成度の高い全体像が目立ちます。

 

パワー・バラードに安易に走らない姿勢にも、好感が持ててしまいます。

 

彼等は以降、ブルース・フェアバーンと手を組みポップ展開、更にジーン・シモンズによる王道メタル路線をしていく事になりますが、本作の硬派な路線をもう少し我慢して続けて欲しかった気もします。

 

2019年9月 6日 (金)

ASIA ASIA

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オリジナルは82年作、まさに時代を変えた1枚と言える大ヒット作にして名盤、エイジアのデビュー・アルバム、「詠時感~時へのロマン」、入荷しました。

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今でこそ廃れきった感のあるプログレのポップ化、コンパクトなコマーシャル性は、全てここから始まったのでした。

 

YES、KING CRIMSON、EL&P、そして更にUK、BUGGLESといった名バンドの集合体が、ここまでキラキラした80’sサウンドを完成させると、一体どれ程の人が予想できたでしょうか。

 

彼等の残した大きな影響は、70年代プログレの生き残り方法を提示しただけではなく、他の多くのビッグ・バンドを刺激したとも言えるかもしれません。

 

「ヒート・オブ・ザ・モーメント」や「時へのロマン」のシングル・ヒットは、ジャーニーやフォリナー、スティクスといったアメリカン・プログレ・ハードの隆盛にも貢献していたと思います。

 

本作で見られたポップ性ももちろん革新的でしたが、ロジャー・ディーンのアートワーク、SF的なコンセプトを持った歌詞世界、そして随所に見られるプログレ的サウンドの片鱗は、まさに彼等でしか成し得なかった芸術性をも確立しています。

 

ジョン・ウェットン、スティーヴ・ハウ、カール・パーマーという超大物勢の中で、一人新鮮なメロディアス・ロック感覚を持ち込んでいたジェフリー・ダウンズの貢献も忘れる事はできません。

 

2019年9月 5日 (木)

BLACK SABBATH BORN AGAIN

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オリジナルは83年作、ブラック・サバス史上最も無視されているであろうアルバム、「悪魔の落とし子」、入荷しました。

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ロニー・ジェイムズ・ディオとヴィニー・アピスがバンドを離脱後、サバスは崩壊の危機を真剣に迎えていた様です。

 

大人の事情もいろいろあった様ですが、なんとイアン・ギランとの合体が実現し、全ハード・ロック・ファンを驚愕させます。

 

当初はサバス名義ではない予定だったらしいですが、やはり大人の事情で通産11作目のアルバムとしてリリースされます。

 

サバス+パープル、ある意味誰もが予想できた音でしたが、改めて聴き直してみるとこれが実に凄い内容だった事に気づかされます。

 

まずギラン唱法の充実ぶりに驚かされます。

 

パープル復帰後もこれ程ハイトーンが鋭かったとは思えない位です。

 

この人のロックン・ロール感覚、ややもすれば軽薄になりがちなノリとトニー・アイオミのリフが絡む様は、まさに必聴ではないでしょうか。

 

 

 

2019年9月 4日 (水)

THE DOGS D'AMOUR STRAIGHT

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ドッグス・ダムールの90年作、オリジナル・フル・アルバムとしては、通算3作目となった「ストレイト」、入荷しました。

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現在でもリーダーのタイラが変わらぬ酔いどれ詩人ぶりを発揮していますが、彼の原点はやはりドッグス・ダムールだったと思います。

 

長い下積み時代を経て、80年代後半にメジャー・デビューしたドッグスは、幸か不幸かそのグラマラスなヴィジュアルから、英国のガンズに対する回答として扱われてしまいました。

 

確かに当時叫ばれていたバッド・ボーイズ・ロックの要素、すなわちストリート感覚に溢れた歌詞、極めてプリミティブな衝動に支えられたハード・ロック感覚、そして化粧を含めた妖しいルックスは、ハノイ・ロックスからの系譜の延長線上にあったと思います。

 

ただドッグス・ダムール、そしてタイラの本来の魅力は、アルコール焼けした声と感傷的とも思える情景描写と器用なソング・ライティングにあったのではないでしょうか。

 

結果ドッグスのナンバーは、英国の伝統芸とも言えるパブ・ロックとしての佇まいも強く見受けられ、表現方法としてハード・ロックのダイナミズムへと集約されていたったのだと思います。

 

もちろんパンキッシュかつ正統派ブリティッシュ・ハードのDNAを引き継いだバンド・サウンドは、80年代においては十分メタルとしての魅力を放っていたと思います。

 

イギリスを含めアメリカのメタルが急激な勢いで変化していく90年代において、タイラの時代遅れ感は言うまでもなく居場所を無くしたわけですが、この変わらぬ味わいは最早職人芸とも言えるのではないでしょうか。

 

地味ながらもツボを押さえたアレンジ、アコースティック・ナンバーでの枯れ具合と跳ねたR&R感覚の対比の見事さは、イギリスならではの魅力であるのと同時に、人生の悲哀を知り尽くした人間でなければ出せない気もします。

 

ハノイにもガンズにも、もちろんモトリーにも出せなかった哀愁感、やさぐれ感が本作にも見て取れます。

 

 

2019年9月 3日 (火)

HANOI ROCKS ORIENTAL BEAT

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オリジナルは82年作、ハノイ・ロックスのセカンド・アルバム、「オリエンタル・ビート」、入荷しました。

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日本ではグラマラスで華麗なルックスばかりが先行した感があり、彼等の音楽性そのものはちゃんと語られてこなかったと思います。

 

パンキッシュな魅力と、サックスをフィーチャーしたポップなメロディは、バッドボーイズ・ロック、グラム・パンクと形容こそされていましたが、かなり幅の広いサウンド作りを見せていました。

 

確かにニューヨーク・ドールズ直系のルーズでワイルドなロック・バンドと見るのが筋なのでしょうが、ニュー・ウェイブ的センスやパンク・バンドのシンプルなパワー・ポップ的メロディは、この時期比類すべき存在がいなかったと思います。

 

エアロスミスや以降のモトリー・クルー、ガンズ・アンド・ローゼズと比較される事が多くなっていますが、本作を聴く限り、ビートに自覚的なバンド・サウンドと、疾走感と哀愁感が漂うメロディは突然変異的なロックの妖しさがプンプンしています。

 

グラム・メタルの開祖として、80年代のメタルの進化の中の重要バンドとして伝説にはなっていますが、もっと生々しいロック・バンドで、チープでスウィートな存在であった事が良い意味で語られるべきだとは思います。

 

そのあまりにもインパクトのあった外見が、多くの誤解を生んでしまったという事なのでしょうか。

 

もっと再評価がされていい1枚です。

 

 

2019年9月 2日 (月)

MOTLEY CRUE SHOUT AT THE DEVIL

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オリジナルは83年作、モトリー・クルーのセカンド・アルバムとなった「シャウト・アット・ザ・デヴィル」、入荷しました。

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前作がグラム・メタルと言われたのは、その過剰なヴィジュアルとは裏腹に、ポップなメロディを残していたからだと思いますが、本作では完全にメタリックなサウンドに徹底しています。

 

ファッションはジューダス・プリースト、キッス等から受け継ぎ、ソリッドなリフとスピード感に包まれたサウンドは、モトリーのキャリアの中でも最もメタル色が強いとされています。

 

以降彼等は80年代メタル、そしてLAメタルの象徴となっていくわけですが、微妙な路線変更をしていきながらも、確実に時代に合っていたバランス感覚をここで習得していたのかもしれません。

 

質感はあくまでもメタルそのものでしたが、キャッチーなメロディ・センスはさすがで、歌メロはかなりポップであったのも見逃せません。

 

今聴いても胸がときめく妖しいメタル・ナンバーが揃った好盤です。

 

 

2019年9月 1日 (日)

BON JOVI LOST HIGHWAY

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ボン・ジョヴィの通算10作目となったアルバムで、初回限定、日本特別仕様となった2枚組、「ロスト・ハイウェイ~リミテッド・エディション」、入荷しました。

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ボーナス・ディスクとなったDVDには、PV、ライヴ映像の他に、ファンにとっては実に興味深いインタビュー、アルバム・メイキング映像が収録されています。

 

アルバム本編には、すっかり定着したアメリカの良心的ロック・バンドのイメージを更に拡大したもので、BON JOVIというブランドがますます大きくなる中、カントリーへのすり寄りでメロディは極めて親しみやすいものとなっています。

 

前作での「Who Says You Can't Go Home」の大ヒットにより、いよいよBON JOVIのHR/HM離れが進む中、持ち前のおおらかさを全開にする事により、批判はできても否定はできないメロディの素晴らしさはそのままセールスに繋がるという方程式を実践、証明しています。

 

日本人にとっては特別なバンドである事はずっと変わらないのですが、アメリカでの絶対的支持が少し疎ましく思えてしまうのは、やはり島組根性というものでしょうか。

 

アメリカ白人の大衆音楽として根付いているカントリーへの違和感が、そのままBON JOVIと日本人との間に僅かな隙間を開けてしまった気もするのですが、この路線が本作限りで終わった事に個人的にホッとしています。

 

それでも「(You Want To) Make A Memory」は静かなインパクトを持ったクラシックと成り得たし、ライヴではアルバム・タイトル曲を始め、「We Got It Going On」で大合唱できたわけです。

 

 

 

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