フォト

ショップはこちらです

無料ブログはココログ
2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

PR


« 2019年6月 | トップページ | 2019年8月 »

2019年7月の26件の記事

2019年7月26日 (金)

BOSTON CORPORATE AMERICA

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ボストンの通算5作目となり、3作連続の8年ぶりというブランクも恒例となった感もあるアルバム、「コーポレイト・アメリカ」、入荷しました。

1_000000002394

ショップはこちら

 

本作ではバンド史上初の女性メンバー、キンバリー・ダーム、更に前作の「WALK ON」でヴォーカリストと加入したフラン・コスモの実の息子であるアンソニー・コスモが新たに加入しています。

 

また昔からのファンには嬉しいニュースとなった初代ヴォーカリスであり、今は亡きブラッド・デルプが復帰し、3曲のリード・ヴォーカルを担当しています。

 

オープニングからBOSTON特有のギター、デルプの透き通った声が流れた瞬間、8年のブランクは一気に消し飛び、彼等意外のなにものでもないサウンドで包まれます。

 

金髪のロング・ヘアーと見栄えのするルックスが妖艶なロッカーの雰囲気を漂わせるキンバリーですが、彼女の作による自身がヴォーカルをとった「WITH YOU」はカントリー・タッチのしっとりとしたバラードで、バンドに新たな魅力を確実に与えています。

 

アンソニー作による3曲も、これまでのボストンのイメージを大きく変えずに素晴らしいメロディ・センスを見せていて、特に「TURN IT OFF」ではBOSTON流オルタナ・メタルとでも言うべきダークでミステリアスなナンバーとなっており、ここでも本作を新鮮に聴かす事に貢献しています。

 

本作を失敗作、別バンドとしてのアルバムとして捉える向きもあるとは思いますが、けっして駄作ではない事は確かだと思います。

 

新メンバーによるバラエティに富んだ作風は、本作の主流とはなっておらず、トム・ショルツの不変のギター・サウンドが全編のカラーを決定づけているのはこれまでと変わりません。

 

以前のBOSTONが見せていた土臭い古典的アメリカン・ハード色が薄れて、むしろますますスペーシーな部分が洗練されている気がします。

 

デルプのヴォーカルによる「SOMEONE」、「DIDN'T MEAN TO FALL IN LOVE」における、アメリカン・プログレ・ハードとしての貫禄も何一つ色褪せていないと思います。

 

 

2019年7月25日 (木)

JOURNEY DREAM, AFTER DREAM

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは80年作、ジャーニーが手掛けたサントラとして名高い「ドリーム・アフター・ドリーム 夢・夢のあと」、入荷しました。

1_000000005500

ショップはこちら

 

同年のヒット・アルバム、「DEPARTURE」を携えて2回目となった来日公演時に、なんと僅か1周間というハード・スケジュールの中でレコーディングされたようです。

 

日本で制作されたため、ストリングス、ブラスには日本人ミュージシャンが参加し、中でも当時THE SQUAREのメンバーだった伊東たけしが参加しているのも興味深いところです。

 

映画の内容については詳細は良く知らないのですが、モロッコを舞台とした幻想的なストーリーの様で、ジャーニーも当然インストを中心としたサウンドを展開しています。

 

フュージョン・タッチというよりは、完全に初期のプログレッシヴなメロディで埋め尽くされ、本作が彼等の重要な分岐点ともなった気がしてなりません。

 

ご存知の様に、以降のジャーニーはライヴ・アルバムを挟み、「ESCAPE」、そして「FRONTIERS」と現在のメロディアス・ハードの礎となるアルバムを立て続けにリリースしますが、そのドラスティックなサウンドの変化はジョナサン・ケインの加入によるのももちろん大きいと思われます。

 

ただスティーヴ・ペリー加入後の3部作で作り上げたポップなアメリカン・ハードと、前述の2作品の間に位置する本作での静かに燃え上がる様なプログレ・ハード路線は、彼等の親しみやすいキャッチーさにドラマ性を盛り込む事を発見させたのでは、と勘ぐってしまいます。

 

特にヴォーカル・ナンバーとして収められた3曲には、後の名パワー・バラード、「Mother, Father」や、
あるいは2002年にリリースされたミニ・アルバム、「RED 13」に収録された「Walkin' Away from the Edge」への布石となっていると思います。

 

類まれなる表現力を持ったヴォーカリストを擁し、イマジネーション豊かなサウンドを卓越したテクニックで紡ぎ出すバンドが、例え映画のサントラとは言え、ここで自分達のクリエイティビティを自由に発展させたというところなのだと思います。

 

その結果ポップからハードへ、更にドラマティックでメロディアスへと、昇華する事に勢いづいた気がするのです。

 

その切り札とでも言うべきせつないバラードで、本作のラスト曲である「LITTLE GIRL」は、確実に以降の大躍進を予見させるものとなっています。

 

この1曲だけのためでも、必聴と言える作品だと思います。

 

2019年7月24日 (水)

THE DOGS D'AMOUR IN THE DYNAMITE JET SALOON

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ガンズへの英国からの回答として売りだされたドッグス・ダムールの88年のファースト・フル・アルバム、「彼女のすべてを歌に」、入荷しました。

1_000000005084

ショップはこちら

 

LAメタル、グラム・メタル、ポップ・メタルと、HR/HMシーンは完全にアメリカを中心に動いていた中、ブリティッシュ・ハード、更にグラム・ロックの発祥の地、イギリスはその復権を彼等に託したかったのは痛い程わかる気がします。

 

その派手なヴィジュアルと、漂うアルコール臭は、バッド・ボーイズ、スリージーと容易にカテゴライズされたため、このバンドの悲劇が始まったのだと思います。

 

乱暴に言い切ってしまえば、リーダーであるタイラは酒好きなアーティスティックな側面を持つロッカーであって、ドッグス・ダムールは70年代から続く典型的な英国パブ・ロックであったと思います。

 

モトリー・クルーやガンズやハノイ・ロックスが、パンクからの影響を隠そうともせず、永遠のワルガキである事を体現していたのに対し、ドッグスはストーンズ、フェイセズといったオールド・スクール直系のサウンド指向であって、言わばパンクのフィルターを通過せずにパブに閉じこもりっきりであった気がします。

 

享楽的な非日常を描いていたLAメタルに対し、「なんで嫌な事ばっかり巻き起こるんだ?」と、言ってみればダメ男の酒浸りの日常を歌っていたわけです。

 

「How Come It Never Rains」では、そんな弱者を優しく見守るかの様な第三者的な視線とメロディが、「泣いてもいいんだぜ」って酒瓶を手渡すかの様な兄貴っぷりを見せてくれていたのです。

 

スタジアムでは無く、パブでロックし続けた彼等の歴史は、間違いなく英国ロック特有の、悲哀たっぷりのさえない日常の中でこそキラキラ輝くものだったと思います。

 

本作を改めて聴いていると、パーティー・ロック・バンドとして一緒くたにされていた80年代が悔しくてなりません。

 

グレアム・パーカーやコステロ、イアン・デューリー、ドクター・フィールグッドと同列に並べてもけっしておかしくないと、個人的には思えるバンドの一つです。

 

 

2019年7月23日 (火)

SCORPIONS CRAZY WORLD

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

スコーピオンズの90年作、「クレイジー・ワールド」、入荷しました。

1_000000006174

ショップはこちら

 

スコーピオンズが素晴らしかったのは、70年代、80年代、そして90年代と、独自の個性を出しながら確実にHR/HMシーンの記憶に残る名盤を、それぞれの時代の変化に合わせてリリースしていた事だと思います。

 

本作は90年代の幕開けにリリースされ、彼等のキャリアの中でも上位とされるセールス、知名度を誇る作品となっています。

 

 

長年組んできたディーター・ダークスとのコンビ解消からキース・オルセンをプロデューサーに迎え、ジム・ヴァランスという売れっ子外部ライターの導入等、一見80年代的アプローチが目立ちます。

 

元々はあの名プロデューサー、故、ブルース・フェアバーンと組む予定だったらしいとかで、このタッグも聴いてみたかった感があります。

 

ただ彼等の新しい方向性は大ヒット曲「Wind Of Change」に集約されていて、東西冷戦終結という当時の社会情勢と見事リンクし、世界的に時代を象徴する曲となったわけです。

 

当時バンド自身がそこまで時代を読んでいたのかどうか不明ですが、サウンドは80年代の喧騒後のモダンなアプローチを完全に狙っていたと思われます。

 

それまでのスコーピオンズのメタリックな個性を残しつつ、更にポップに更にアダルトに変身してみせた姿には、潔さと知性さえ感じられます。

 

 

 

2019年7月22日 (月)

IRON MAIDEN NO PRAYER FOR THE DYING

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは90年作、アイアン・メイデンの通算8作目となった、「ノー・プレイヤー・フォー・ザ・ダイイング」、入荷しました。

1_000000003591

ショップはこちら

 

デビューから10周年という節目に、バンドは大きな転機を迎えます。

 

エイドリアン・スミスの脱退に伴い、ギタリストの交代があり、元WHITE SPILIT、GILLANのヤニック・ガーズを急遽迎えています。

 

本作直前にブルース・ディッキンソンが初ソロ名義でリリースした「Tattooed Millionaire」は、かなりポップな80年代的アプローチで驚かせましたが、ガーズにそのアルバムに参加していました。

 

本作はメイデンがストリートに帰ってきた、とも評された言わば異色作とも言える内容で、ほとんどのナンバーが5分以下、曲調もプログレッシヴなものが減り、プロデューサーのマーティン・バーチの手腕が冴えるシンプルでタイトなものとなっています。

 

アンセム型の大合唱ナンバーよりも、質実剛健、ギミック一切抜きとでも言うべき曲が目立ち、ストイックな感触が残る正統派メタル・アルバムです。

 

「魔力の刻印」から「キラーズ」とも言えるこの先祖返りは、メイデンが多少なりとも危機感を覚えていた結果ではないかと考えられます。

 

メタル・シーンの激変期の中、特にイギリスではブリット・ポップと呼ばれるメロディ回帰のロック・バンドが台頭し、いよいよ80年代のメタル・バンドの居場所が無くなっていきます。

 

奇しくも本作と同時期にリリースされたジューダス・プリーストの「PAINKILLER」は、そんな曇天を切り裂く様な徹底したメタル道を見せてくれました。

 

対するメイデンは進化と伝統の保持という相対する茨の道を突き進んでいただけに、不安定なバンドの状態とシーンの様変わりを目前に選んだのは、原点回帰だったのだと思われます。

 

脱退したエイドリアンが残したナンバー、「HOOKS IN YOU」が最も80年代のメイデンを象徴している様なNWOBHM色が強いのが印象的です。

 

エイドリアンのカラーが強ければ、本作は前作の「第七の予言」にも近い質感になっていたのかもしれません。

 

ブルースのソロ曲としてサントラ提供されていた「BRING YOUR DAUGHTER~」の陽性のキャッチーが浮き気味ではありますが、ブルースとメイデンの亀裂もこういった曲調から少しづつ広がっていたと考えだすと、評価のあまり高くないアルバムながら本作がかなり興味深く聴けてしまいます。

 

 

 

2019年7月21日 (日)

SAMSON SHOCK TACTICS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ブルース・ディッキンソン、そしてボンデージ・マスクをした名物ドラマー、サンダースティックがサムソンで最後に残したアルバム、「ショック・タクティクス 魔界戦士」、入荷しました。

6_000000006131

ショップはこちら

 

81年というN.W.O.B.H.M.シーンがいよいよ盛り上がる激動期、サムソンのサード・アルバムとなる本作をロンドンのBATTERY STUDIOでレコーディング中、なんとアイアン・メイデンが当時同スタジオで「KILLERS」を制作中という運命的な出来事があったそうです。

 

ご存知の様にブルースは当時ブルース・ブルースという芸名で活動していて、本作リリース後にメイデンに引き抜かれる事となります。

 

プロデューサーの手腕も大きかったと思いますが、音の処理がよりタイト、クリアになった事で前作とは別バンドの様なサウンドにまず驚かされます。

 

ロバート・マット・ランジのエンジニアを経て、以降AC/DC、KROKUS、CHEAP TRICK、Y&T、DIO等々多くのHR/HMアルバムに関わってきたトニー・プラットのプロデュースにより当時としてはかなり洗練されたハード・ロック・サウンドとなっています。

 

オープニングの「RIDING WITH THE ANGELS 地獄の天使」は、当時レインボーが取り上げた事で注目されていたラス・バラードのカヴァー。

 

これが実に同時代のメイデンにも通じるスピード感とキャッチ―さに溢れたナンバーに仕上がっていて、とにかくブルースのヴォーカルが熱いものになっています。

 

オーソドックスなハード・ロック・ナンバーでもヴォーカルがグイグイ引っ張るスタイルがすでに確立されていて、おそらく本作を聴いてスティーブ・ハリスはブルースを欲しがったんじゃないでしょうか。

 

ブルースの高揚感溢れる唱法が確立されている「EARTH MOTHER」、ブルージーなミドル・ナンバーの「BLOOD LUST 血の欲望」、メイデンのアウトテイクの様な「GRIME CRIME」、そしてハイライトとなる哀愁バラード「COMMUNION 霊界交流」等、とにかくブルースが大活躍する内容に血が騒ぐファンも少なくないと思われます。

 

ポール・サムソンという人は、元々BLUESをベースにしたギタリストと思われ、N.W.O.B.H.M.界でもかなり古典的なハード・ロッカーだっただけにブルースの超絶ヴォーカルを活かしきれなかったイメージもあるのですが、本作ではなかなか粒揃いの名曲が見られるのが特徴的です。

 

ジャケットのインパクトこそ前作に負けますが、SAMSONとしての名盤は本作を挙げる人が多いでしょう。

 

 

2019年7月20日 (土)

GIRL SHEER GREED

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは80年作、N.W.O.B.H.M.を語る時には外せないガールのデビュー作、「シアー・グリード」、入荷しました。

1_000000003162

ショップはこちら

 

同時期のメイデン、サクソン、デフ・レパード等と話題の中心核にいましたが、その音楽性とヴィジュアルは明らかに他のバンド勢とは毛色が違っていました。

 

彼等より数年前に日本で大ブレイクしたJAPANを彷彿させるグラマラスなルックスは女子人気を高めましたが、当時のメタル少年達は本作の妖しさに戸惑っていたのかもしれません。

 

オープニングを飾る「HOLLYWOOD TEASE」の荒々しい疾走感とキャッチーなメロディだけは、誰もが無視できないインパクトを持っていたと思います。

 

フィリップ・ルイスとフィル・コリンの共作によるこの超名曲こそが彼等の伝説の源であり、結果的にはバンドのピークとなってしまったわけです。

 

KISSの「DO YOU LOVE ME 」という的確なカヴァーも光りますが、アルバム全体は当時のメタルの熱気は感じられず、むしろクールなグラム・ロック感覚に溢れています。

 

プロデュースを担当しているのはバンド自身と、クリス・タンガリーディスとニック・タウバー。

 

奇しくもこの二人のベテラン・プロデューサーはTHIN LIZZYの名盤をプロデュースしている事で有名ですが、本作収録の「TAKE ME DANCING」はまさにリジィ・ソングと言えるナンバーとなっています。

 

レゲエ・ビートの大胆な導入がミステリアスな「PASSING CLOUDS」、パンキッシュな「LOVELY LORRAINE」、英国ニュー・ウェイヴ風の翳りが目立つ「STRAWBERRIES」等、かなりバラエティに富んだ曲調がユニークなのですが、このバンドの音楽的イメージを難解なものにしてしまった感も残ります。

 

この辺はもう一人のギタリストであり、後にSHEER GREEDをバンド名にして活動するジェリー・ラフィーのセンスが強い様です。

 

「MY NUMBER」や「HEARTBREAK AMERICA」といったメタリックな感触も当然有るのですが、とにかくハリウッド・ティーズの強烈な印象がずっと頭に残るのも事実です。

 

改めて聴くとグラム・メタルという言葉が実に良く似合うアルバムで、ファッションだけでなくサウンドにも独特の妖しさがあったのがやはり個性的です。

 

デフ・レパード、LAガンズのメンバーがいたバンド、といった語り口で終わらせるには実に忍びないアルバムで、1980年という激動の時代、何かわからないけど確実に新しいモノが登場してきた、という空気が痛い程突き刺さってくる傑作だと思います。

 

 

2019年7月19日 (金)

SAXON INNOCENCE NO EXCUSE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは85年作、サクソンの通算7作目となった「イノセンス・イズ・ノー・エクスキューズ」、入荷しました。

1_000000005766

ショップはこちら

 

彼等にしてはかなりサジェスティブなジャケットは、まさに本作のサウンドを暗示しているかの様です。

 

サクソン史上、それこそイノセンスを象徴するこのジャケットは、時代に翻弄されるバンドが道を模索する姿を確かに映し出しているのかもしれません。

 

誰もが恋してしまいそうな美少女に目が釘付けになるのですが、オープニングからデフ・レパードと間違えてしまいそうなメロディアス・ハードが炸裂、その後もLAメタルにも近いミドル・テンポでのキャッチーなリフの嵐が続きます。

 

前作の「CRUSADER」ですでに始まっていたアメリカン・マーケット狙いのサウンドは、ここで更に洗練され、80年代メタルのお手本的なナンバーで埋め尽くされています。

 

分厚いコーラス、クリアなギターとフラッシーなプレイ、そしてスタジアム・ロック型のメロディと、これまでのSAXON節はスポイルされていますが、アンセム型のメタル・ナンバーを得意としてきた彼等だけにそんなに違和感が無いのが興味深いところです。

 

良く言えば実に幅広いセンスを持っていたバンドで、しかも軽く及第点をクリアしてしまう作曲能力も持ちあわせていたわけです。

 

悪く言ってしまうと、器用貧乏とも思える節があり、N.W.O.B.H.M.から、あるいはバイカーズ・バンドから一気にデフ・レパード寄りに暴走した事が彼等のイメージを中途半端にしてしまったのかもしれません。

 

ただ曲の充実度は半端ではなく、ポップになったと言ってもけっして軽くなったわけではなく重厚さが残るライト感覚とでも言うべきサウンド・プロダクションも見事です。

 

個人的にはジャケ買いしても間違いの無い1枚だと信じますし、サクソンのキャリアの中でも最もスマートで綺麗なメタルを鳴らしていた時代の作品だと思います。

 

2019年7月18日 (木)

TYGERS OF PAN TANG THE CAGE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは82年作、タイガーズ・オブ・パンタンの通算4作目となった「危険なパラダイス」、入荷しました。

1_000000004680

ショップはこちら

 

アルバム制作直前、ジョン・サイクスがオジー・オズボーンのオーディションを受けるために脱退(ご存知の様に結局彼はTHIN LIZZYに加入します)、看板ギタリストを失った彼等は大きな打撃を受けますが、ここで起死回生の一発となるべく新展開を試みます。

 

前々からギタリスト候補としてジョン・サイクス以前に名が挙げられていたフレッド・パーサーを迎え、プロデューサーにRUSHとの仕事で特に名高いピーター・コリンズを抜擢します。

 

女性ヴォーカリストを擁したパンク/ニュー・ウェイヴ・バンド、ペネトレーションに在籍していたフレッド・パーサーはキーボーディスト、コンポーザーとしても、バンドに新たな血を注ぎ込んだのでした。

 

ナッシュビルの有名ミュージシャン集団によるメロディアス・ハード系バンド、RPMの、「Rendezvous」、50年代のドゥーワップのヒット曲、「Love Potion Number 9」という異色のカヴァーを含み、外部ライターの大幅導入によるポップかつメロディアスなサウンドへの大胆な転身は、結果的にはバンドの寿命を縮める事になってしまいました。

 

フレッド・パーサー単独作のミステリアスなミドル・ハード、「Tides」、DOKKENも真っ青な哀愁メロハー・ソング、「Paris By Air」等は、当時のメタル・シーンではかなりのインパクトがあったと思うのですが、一体何故ビッグ・ヒットをしなかったのか本当に不思議です。

 

確かに彼等特有のつんのめる様なリフ、ストイックかつセクシーなメタルはここでは全く無くなりましたが、彼等の先見性、勇気ある決断はもっと再評価がされてもいいのではないでしょうか。

 

タイガーズがこのアルバムで目指した方向性は、少し遅れて大ブレイクしたデフ・レパードの「炎のターゲット」に影響を少なからず与えていたと思われます。

 

レコード会社のプッシュ、アメリカン・マーケット向けのクリアなミックスさえあれば、本作によりタイガーズが全米で先に旋風を巻き起こしていてもけっしておかしくなかった筈なのです。

 

それほどメロディの充実度は優れていて、いち早くN.W.O.B.H.M.の括りを脱しようとした実験性は斬新であったと思います。

 

まるで以降の80年代メタルを予見していた様なサウンドは、少し早すぎた感もあったと思いますが、何よりもそれまでのメタリックなエッジのカッコ良さを求めていたファンが離れていったのが大きかったのでしょう。

 

バンドは解散状態となり、3年後にジョン・デヴァリルが中心となり同路線で復活を果たしていますが、あまり話題にもなりませんでした。

 

80年代初頭の悲劇の一つとして語られる様になってしまったアルバムですが、紙一重でモンスター・ヒット作となったであろう完成度を誇っている為、そうした意味ではある種の緊張感を持って聴こえる1枚ではあります。

 

ちなみに脱退前のジョン・サイクスのプレイがそのまま生かされているナンバーが2曲含まれています。
(「Love Potion Number 9」、「Danger In Paradise」)

 

 

 

2019年7月17日 (水)

GIRLSCHOOL DEMOLITION

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは80年作、ガールスクールの記念すべきデビュー・アルバムとなった「デモリッション」、入荷しました。

9_000000005111

ショップはこちら

 

男臭いN.W.O.B.H.M.を華やかに彩りながら、MOTORHEADの妹分としてもその実力を発揮し続けた彼女達は現在も現役最長寿女性バンドとして活動を続けています。

 

MOTORHEAD同様爆走型ロックンロールというイメージが強いですが、初期の彼女達はよりパンキッシュ、ガレージ・ロック、あるいはパブ・ロック的なサウンドであったと思われます。

 

プロデュースを務めたヴィック・メイルのシンプルかつパワフルにまとめる手腕がかなり貢献度大と思われ、ライヴ・バンドとしても優れていた彼女達の良い意味でのチープさソリッドに生かしています。

 

リード・ヴォーカルが3人いたのも特徴的と言えますが、正直それぞれの声の区別がなかなかつきません。

 

言い換えれば3人ともまだ少女っぽさが残るカワイイ声してるのですが、バックのゴリゴリ・サウンドの対比が当時のN.W.O.B.H.M.シーンでも強烈なインパクトがあったのだと思います。

 

加えて3人が3人とも楽しそうに歌っているのが伝わってくるので、HR/HMの括りでありながらクールな軽さが漂うのもユニークなところかもしれません。

 

逆に言えば素人っぽいヘタウマ感だと思うのですが、爆走、疾走と言いながら汗臭さを感じさせない点は当時盛り上がっていたメタル勢のゴツイ男性陣にはなかなか真似できる芸当ではなかったでしょう。

 

AC/DC、モーターヘッド、あるいはDR. FEELGOODに近い音、言ってみれば汗臭さ爆発型の音を出しても、全てがガールスクールとしてすでに個性を確立しているのはそうした強みのせいもあったのでしょう。

 

「Race With The Devil」のみカヴァーとなり、残る全てのナンバーがメンバーによるオリジナル、一本調子にならないリフ・メイカーぶりもすでにこの頃から達者です。

 

ちなみ前述のカヴァー曲はかつてJUDAS PRIESTも取り上げたTHE GUNの69年の大ヒット曲で(「背信の門」のボーナス・トラックとして聴けます)、バンドの中心メンバーで作曲も手掛けたエイドリアン・ガ―ヴィッツは、ジンジャー・ベイカーとのBAKER GURVITZ ARMYを経て70年代後半にはAORシンガーとして大成功した人です。

 

2019年7月16日 (火)

ROCK GODDES ROCK GODDES

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ガールスクールに遅れる事3年、N.W.O.B.H.M.シーンからデビューした女性トリオによるロック・ゴッデスのファースト・アルバム、「ロック・ゴッデス」、入荷しました。

4_000000006165

ショップはこちら

 

プロデュースはヴィック・メイル、と聞けばMOTORHEADやGIRLSCHOOLを思い出す人も多いでしょうが、サウンドはかなりストレートなメタル・ソングが多く、当時としては正統派NWOBHMといったところでしょうか。

 

実際GIRLSCHOOLの妹分的な見方もあったようですが、ドスの効いたパワフルなヴォーカルと初期SAXONにも通じるバイカーズ・メタル的なノリは独特の個性であったと思います。

 

ジャケットに映る黒髪の美女二人は姉妹、ヴォーカルのジョディ・ターナーはこの時19歳、ドラムのジュリー・ターナーは15歳という若さです!

 

ベースのトレイシー・ラムは本作リリース後にガールスクールに加入、現在もオリジナル・メンバーのエニッド・ウィリアムズが脱退後にツアー・メンバーとして参加しているようです。

 

さすがに歌詞面ではティーンエイジャーらしい面も出ていると思われますが、全曲の作曲を手掛けているジョディのリフはかなり鋭くてキャッチー、オープニングの「HEARTACHE」のみ哀愁感漂うドラマチックなナンバーとなっていますが、他は全てが疾走系メタルという男勝りのメタル気質を感じさせます。

 

セカンド・シングルとなった「MY ANGEL」はイギリスではスマッシュ・ヒットを記録し、日本ではアナログ盤リリース時のアルバム・タイトルは「マイ・エンジェル」とされました。

 

彼女達は80年代に3枚のアルバムをリリース、その後活動停止状態でしたが、なんと2017年になって劇的復活、シングル「It's More Than Rock And Roll」をリリース。

 

公開されたPVを見る限り、見事に素敵な熟女ぶりを発揮、80年代メタルを堂々と奏でてくれています。

 

更に2019年にはアルバムもリリース、まだまだ今後が期待できそうです。

 

2019年7月15日 (月)

本城未沙子 VISUALIZE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

本城未沙子の89年作、「ヴィジュアライズ」、入荷しました。

1_000000001468

ショップはこちら

 

80年代初頭、ジャパメタ旋風が吹き荒れる頃、浜田麻里と共にメタル・クイーンとして活躍していた本城未沙子の通産9作目となったアルバムです。

 

前作から4年ぶりとなり、久々の復活は完全なポップ・シンガーとして生まれ変わったものでした。

 

それまでLOUDNESSの高崎晃、5Xのジョージ吾妻、44マグナムの広瀬さとし、X-RAYの湯浅晋、マリノの大谷令文等々、日本のメタル界の凄まじいメンバーをバックに従え、メタル・キッズを沸かせてくれていましたが、ここではダンサンブルなポップ・アルバムに挑戦しています。

 

FREEの「ALL RIGHT NOW」の大胆なアレンジによるカヴァーに代表される様に、シンガーとしての新たな領域へと踏み出した姿は、ファンにとっては複雑な思いもあったのでしょうが、ジャパメタの一つの進化の形として捉えるとユニークな1枚ではあります。

 

TMネットワークの木根尚登の楽曲提供、北島健二の参加等、優れたサウンド・プロダクションの中、線が細いながらも綺麗に透き通る声が印象的な1枚です。

 

 

2019年7月14日 (日)

HANOI ROCKS SELF DESTRUCTION BLUES

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは82年作、ハノイ・ロックスのサード・アルバムとして紹介された1枚ですが、実質的にはシングル曲両面を集めたコンピレーション盤、「セルフ・ディストラクション・ブルース」、入荷しました。

4_000000005030

ショップはこちら

 

日本では人気絶頂期と言える時期で、すんなりとニュー・アルバムの様に受け入れられていた気がしますが、4年間にも満たなかった短い第1期がいかに濃密な創作意欲で固めれらていたか象徴する様な1枚となっています。

 

彼等の魅力は、それまでのロックイズムを塗り替える様なグラマラスなヴィジュアルと、その見かけにはそぐわないとも思えるポップでパンキッシュな音楽性にあったと思います。

 

良く言われる様にニューヨーク・ドールズとエアロスミスの遺伝子を確実に引き継いでいるとは思いますが、見た目の妖しさ、美しさ、しなやかさは、明らかに前者とは異質の輝きを持っていたと思います。

 

それが北欧特有のものかわかりませんが、アメリカで登場した彼等以降のモトリー・クルー、ポイズン、ガンズといったバンドがヴィジュアルに沿った音楽性、進化を遂げてきたのに対し、ハノイの場合は少し違っていたと思います。

 

ルーズなバッドボーイズ・ロックでありながら、ケバケバしい衣装とルックス、パンクとハード・ロックの中道を行きながら、マイケル・モンローが振り乱す金髪はあまりにも美しすぎたと思えます。

 

そのアンバランスなスタンスが、彼等特有のどこか可愛いポップ・センスを生んでいたのではないでしょうか。

 

更に言えば、音楽的リーダーであったアンディ・マッコイは、自分達のそんな魅力を良く知り尽くしていたはずで、元々器用なソング・ライティングにより、バンドの生命たるナンバーを生み出していたのではないでしょうか。

 

そんな彼等のノリに乗った勢いが感じられる1枚です。

 

 

2019年7月13日 (土)

RAINBOW STRAIGHT BETWEEN THE EYES

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは82年作、レインボーの6作目となった「闇からの一撃」、入荷しました。

4_000000005929

ショップはこちら

 

ジョー・リン・ターナーが加入してからの第二弾となったアルバムです。

 

ラス・バラードの力を借りずに、ますますフォリナー化したシングル「ストーン・コールド」を中心に、レインボーが本格的にアメリカン・マーケットを意識しています。

 

前作の「アイ・サレンダー」よりも洗練されたハード・ロック・アルバムとなっており、ポップなメロディも話題になりました。

 

全く新しいレインボーのサウンドに賛否両論がより大きくなりましたが、後の80年代メタルのプロト・タイプとも言えるべき内容は無視できない素晴らしさがあります。

 

2019年7月12日 (金)

UFO NO HEAVY PETTING

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは76年作、ヒプノシスによるジャケットがまたしても印象的なUFOの通産5作目となったアルバム、「ノー・ヘヴィ・ペッティング」、入荷しました。

4_000000005364

ショップはこちら

 

バンドはここで初めてキーボーディストを加え5人編成となります。

 

迎えられたのは元ヘヴィ・メタル・キッズのダニー・ペイロネル。

 

マイケルとソリが会わなかった様で、本作のみの参加となってしまいましたが、彼のソング・ライティング・センスが披露されたユニークな魅力をUFOにもたらしたのは事実だと思います。

 

特に「Highway Lady」では、今までUFOに無かった陽性の疾走感が個性的です。

 

「Natural Thing」や「I'm A Loser」といった定番曲ももちろん名曲なのですが、フランキー・ミラーとアンディ・フレイザー共作という、ブリティッシュ・ロック・ファンなら垂涎もののカヴァー、「A Fool In Love」も必聴で、ソウルフルなフィル・モグと、セクシーなマイケルのギターがシンプルに絡む隠れ名曲となっています。

 

この時期のUFOには駄作が見当たりませんが、本作もやはり大名盤だと思います。

 

2019年7月11日 (木)

DAVID BOWIE PIN UPS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

「ジギー・スターダスト」、「アラジン・セイン」と、グラム時代絶頂期にいたデヴィッド・ボウイが、ひょこっとリリースしたアルバム、「ピンナップス」、入荷しました。

8_000000004930

ショップはこちら

 

彼のキャリアを振り返ると、唯一のカヴァー・アルバムであり、この人のミュージシャンとしての初期衝動すら垣間見える内容として実に興味深い作品であったと思います。

 

単なる原点回帰作、あるいはロック・スターとして疲弊していたボウイの息抜き作業とは思えない趣があるように思えてなりません。

 

英国60年代後半、スウィンギン・ロンドンと呼ばれた時代をまだ無名のまま活動をしていたボウイが影響を受けた曲が並び、ストレートなロック・ナンバーとボウイの比較的ナチュラルなシャウト、ヴォーカルが聴けるのも嬉しいところです。

 

ピンク・フロイド、ザ・フー、キンクス、プリティ・シングス、ゼム、ヤードバーズ、イージービーツ等々、当時のロック・ファンであれば王道と言える選曲がされてるのがむしろ意外な気もしますが、ほぼ全ての曲がボウイのために書かれたのではと思えるほど的確なアレンジ、メロディで意識的にカヴァーされている気がします。

 

90年度のリイシュー盤からボーナス・トラックとして追加収録されたのは、ブルース・スプリングスティーンのデビュー・アルバムからの曲、そして詩人として伝説的に語られるシャンソン界の英雄、ジャック・ブレルの曲となっています。

 

特にスプリングスティーンの「Growin' Up」は、選曲、歌唱共に秀逸で、思わぬ二人の共通点を知る事ができます。

 

後にボウイは、スプリングスティーンの「It's Hard To Be A Saint In The City」のカヴァーをお蔵入りした経緯がありますが、デビュー間もないアメリカのスプリングスティーンを当初から意識していたのは驚きです。

 

印象的なジャケットで、ボウイの肩に寄り添うのは、やはりスウィンギン・ロンドンの象徴であったモデル、歌手のツィッギー(トゥイッギー)。

 

日本ではミニスカの女王として有名だった彼女、ボウイとはほぼ同年齢でありながら、一足早く彼女の方が時代の寵児になっていたのも感慨深いものがあります。

 

 

 

2019年7月10日 (水)

FASTER PUSSYCAT FASTER PUSSYCAT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

花の87年デビュー組、ガンズの同期生となるファスター・プッシーキャットのファースト・アルバム、「ファスター・プッシーキャット生誕!」、入荷しました。

1_000000005816

ショップはこちら

 

金髪のヴォーカリストがフロントマンの5人組、良く見ればイジー・ストラドリンにソックリなヴィジュアルのメンバーもいるため、どうしてもガンズが引き合いに出されたのは仕方ないところでしょう。

 

ただサウンドはPOISON寄り、ヴォーカルはまるでヴィンス・ニールがスティーヴン・タイラーのモノマネをしている様にも聴こえ、いかがわしさがプンプンしていたのでした。

 

街のワルガキがバンド組もうぜ、とノリで登場したきた感がタップリなのは、当時のヘア・メタル・ブームの中では必然であったのだと思います。

 

独特のウネリのあるビート、ネチッとした歌い回しが個性となり、曲作りも間違いの無いセンスがあったのですが、B級バンドとされ続けたのはそうしたLAメタルの上っ面ばかりが凝縮されたイメージがあったからでしょう。

 

ヒップホップにも色目を使う「BABYLON」や、POISONとDOGS D'AMOURをミックスした様な「SHOOTING YOU DOWN」、AEROSMITH大好き症候群の典型と言える「BOTTLE IN FRONT OF ME」等、愛すべきナンバーが実に多いのですが、GUNSの持つ先天性の破壊衝動と比べると薄っぺらく聴こえてしまうのです。

 

ただそれこそがLAメタルでありヘア・メタルであったわけで、彼等を責めるどころか、80年代後半をおもいっきり楽しませてくれた事に感謝したいくらいです。

 

大きなブレイクをしたとはけっして言えませんが、快楽追求型のロック・バンドとしては忘れ難い存在でもあると思います。

 

 

 

2019年7月 9日 (火)

GUNS N' ROSES THE SPAGHETTI INCIDENT?

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ガンズ・アンド・ローゼズの「ザ・スパゲティ・インシデント?」、入荷しました。

1_000000005502

ショップはこちら

 

ガンズがカヴァー集として発表した1枚で、元々は「ユーズ・ユア・イリュージョン」制作時にレコーディングされていたものが基本となっている様です。

 

イジー脱退後にギターは全てギルビー・クラークのものに差換え、更に新たにレコーディングされた曲が追加されています。

 

ピストルズに始まり、ダムド、ニューヨーク・ドールズ、UKサブズ、ストゥージズ、ジョニー・サンダーズと、彼等のパンク・スピリットを改めて垣間見せられます。

 

特にダフのヴォーカル担当が多く、バンドへ与えていた彼の音楽性の影響が大きかった事を知れたのは新鮮でした。

 

その他にもアクセルの憧れの人と言えるハノイ・ロックスのマイケル・モンローを迎えたデッド・ボーイズの「Ain't It Fun」はずっぱまりな気がします。

 

またクレジットはされていませんが、ラストにはあの悪名高いチャールズ・マンソンの曲が含まれているのも話題になりました。

 

メタルとパンクの接点は、ガンズ以前にもすでに多く見受けられましたが、ここまで明確にしてくれたアルバムはそうなかったと思います

 

2019年7月 8日 (月)

VINCE NEIL TATTOOS & TEQUILA

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ヴィンス・ニールのソロ・アルバムとしては約15年ぶり、通算3作目となった1枚、「タトゥーズ・アンド・テキーラ」、入荷しました。

1_000000004879

ショップはこちら

 

モトリー在籍中でのソロ活動となったのは初の事ですが、バンドの解散宣言がなされた今となっては、ヴィンスの今後を占う作品になってしまったかもしれません。

 

本作の為に用意された純粋な新曲はアルバム・タイトル曲のみで、マーティ・フレデリクセン作によるヴィンスらしい派手なロック・なんばーとなっています。

 

「ANOTHER BAD DAY」はニッキー・シックス、そしてSixx:A.M.で活動を共にするジェイムズ・マイケル、更にトレイシー・ガンズの共作曲で、モトリーのアウトテイクとなった曲の様です。

 

ポップなミドル・ナンバーなのですが、確かにモトリーには甘すぎるメロディだったのかもしれません。

 

残りの曲は全てカヴァーとなり、ヴィンスのキャラ、ルーツがそのまま反映された様な痛快な出来となっています。

 

CEAP TRICK、AEROSMITH、SCORPIONS、SEX PISTOLS、SWEETのセレクトはいかにもといったところですが、ELTON JOHN、CCR、プレスリー、ホリーズといった選曲は意外なセンスも見せてくれています。

 

考えてみれば、ソロ活動においては最もMOTLEY CRUEに近いアルバムをリリースし続けてきたのはヴィンスだと思います。

 

もちろん看板ヴォーカリストであるだけにそれはある程度仕方ない事だと思いますが、ヴィンスの持っている元々の資質が、ロック大好き少年のままなのだと思います。

 

スキャンダラスな話題を振りまく一方、こうしていつまでも妖しく楽しいロックをずっと歌い続けてくれる事を、ファンとしては切に願うばかりです。

 

 

2019年7月 7日 (日)

DOKKEN BREAKING THE CHAINS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは81年作、当初はフランスのCarrere Recordsからリリースされたドッケンのデビュー・アルバム、「ブレイキング・ザ・チェインズ」、入荷しました。

6_000000004973

ショップはこちら

 

このレーベルはSAXONも所属していた様で、まだ産声も上げていないLAメタルがN.W.O.B.H.M.シーンとリンクしていた背景はなかなか興味深いものがあります。

 

83年にアメリカ盤として一部曲を変更された再リリース盤が、そのまま日本でも紹介される事となりました。

 

セカンド・アルバムである「Tooth And Nail」で注目を浴びていた時期だっただけに、遅れて発売された本作はバンドの初期の荒々しさに驚かされたのでした。

 

特に日本ではRATT人気が盛り上がっていたので、オリジナル・メンバーであったフォアン・クルーシェがクレジットされていたのが売り物になっていました。

 

実際はクレジットのみで、レコーディングでプレイしているのはACCEPTのピーター・バルデスだった様です。

 

またクレジットはされていませんが、RATTのボビー・ブロッツァーが一部ドラムをプレイしている様です。

 

フォアンのソング・ライターとしての貢献度が高く、「I Can't See You」、「Live To Rock」の2曲はRATTにも通じるLAメタリックなリフ・ソングとなっています。

 

サウンド・プロダクションの弱さが、以降のキラキラしたドッケンと比べるとどうしても細く思えてしまいますが、欧州的な翳りとジョージ・リンチのフラッシーなギター、ドンの美声はすでに揺るぎない個性として確立されています。

 

時代は81年だったわけで、英国ではアイアン・メイデンが「キラーズ」を発表した年です。

 

その一方でドイツ、アメリカを経て、こういったタイプのメタルが生まれていた事を考えると、感慨深いものがあります。

 

2019年7月 6日 (土)

KINGDOM COME KINGDOM COME

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

キングダム・カムの88年のデビュー作、「キングダム・カム」、入荷しました。

1_009003000066

ショップはこちら

 

80年代のLAメタルの喧騒が落ち着き始めた頃、シーンを新たに賑わしたバンドが二つ存在していました。

 

ガンズとこのキングダム・カムでした。

 

両者の未来はご存知の様に大きく分かれましたが、本作の衝撃は確かに波紋を広げたと思います。

 

ストーン・フューリーという、知る人ぞ知るメロディアス・ハードの名バンドのヴォーカリストだったドイツ出身のレニー・ウルフが結成したバンドで、そのロバート・プラントばりのハイ・トーン・シャウトを最大限に生かした結果、ツェッペリン・クローンという悪名がつく事になります。

 

今にして思えばギャグにもとれる「Get It On」は、80年代メタルの過剰なきらびやかさを揶揄したかの様な響きに聴こえる、というのは言いすぎでしょうか。

 

ゲイリー・ムーアやロバート・プラントから名指しで批判もされましたが、考えてみれば60年代からロックは拝借と尊敬は紙一重の所で進化してきたわけです。

 

彼等にどこまで自覚があったのかはわかりませんが、レッド・ツェッペリンという強大なアイコンをこれ程わかりやすく模倣する背景の裏には、愚直な程の愛とピュアなロック少年の初期衝動が見て取れる気がします。

 

そしてそれこそが80年代メタルを輝かせていた要因でもあったと思えてなりません。

 

 

2019年7月 5日 (金)

MOTORHEAD BAD MAGIC

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

モーターヘッドの通算22作目、結果的にレミーの遺作となってしまった最終アルバム、「バッド・マジック」、入荷しました。

6_000000006178

ショップはこちら

 

当然と言うべきか、前作の「AFTERSHOCK」に引き続き、英米を始め全世界で好セールスを上げる事となります。

 

2015年8月28日リリース、ちょうど4か月後にあたる同年12月28日にレミーは逝ってしまったわけですが、その日は彼が70回目の誕生日を迎えて4日後の事でした。

 

また彼の最終作となる本アルバムの最終ナンバーが、モーターヘッドにとっては2回目となるストーンズのカヴァー、それも「SYMPATHY FOR THE DEVIL 悪魔を憐れむ歌」、そしてこれまで多くの大物ゲストを迎えてきましたが本作ではブライアン・メイが「THE DEVIL」でソロを聴かせてくれます。

 

ちなみにブライアンはこのストレートなハード・ロック的なノリを持つこのナンバーで、いつもの彼とは違ってかなりモーターヘッド寄りの乾いたトーンを聴かせてくれます。

 

数奇な生涯、というよりはレミーの激動のロック人生をどこか象徴しているとも思えるこうした巡り合わせが不思議な運命を感じさせます。

 

またジャケットに並ぶXXXXの文字。

 

これは四文字熟語的な隠語なのかわかりませんが、ちょっとした謎もレミーは残してくれたのでした。

 

プロデュースはすでに10年以上のタッグとなるキャメロン・ウェッブ、レコーディングもこれまで通りレミーが生涯を閉じたLAで行われています。

 

ミッキー・ディーによると以前と変化があったのは作曲方法だそうで、本番さながらジャム・セッションをスタジオで行い、そのまま流れでライヴ録りが採用されたそうです。

 

これまでと違うレコーディング方法が採用されたのは、レミーの体調を考慮した上なのか不明ですが、アルバムの数曲はこうしたライヴ・レコーディングが行われたようです。

 

アルバム全体は安定感というよりは不屈の鋼魂が漲っている硬質サウンド、レミーの声が細く聴こえるという指摘も後々あったようですが、基本である爆音、爆走はやはり不変です。

 

シングルとなったかつてのTHIN LIZZYと同名異曲となった「THUNDER & LIGHTNING」は王道のモーターヘッド節が炸裂していますが、こうしたタイプのナンバーとNWOBHM色を感じさせるミドル・テンポのナンバーが入り混じっている事で飽きさせない構成となっています。

 

近作でも目立つようになったバラード・ソングも本作でもしっかり披露、おそらくモーターヘッド史上最高作となる哀愁感を漂わせています。

 

「自分が何者かだけは知っている 俺こそがお前達を最後まで裏切らない唯一の人間だ」と歌われる「TILL THE END」。

 

ブルージーなイントロダクションから一気にパワー・バラード風に盛り上がっていくこのナンバー、遺作にしてはあまりにもせつなく激しい思いを抱かずにはものとなっています。

 

2019年7月 4日 (木)

VANDENBERG HEADING FOR THE STORM

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは83年作、ヴァンデンバーグの「ヘディング・フォー・ア・ストーム 誘惑の炎」、入荷しました。

1_004005000001

ショップはこちら

 

80年代後期のホワイトスネイクでデヴィッド・カヴァーデイルの名パートナーとして有名になったエイドリアン・ヴァンデンバーグが率いたヴァンデンバーグ時代に発表したセカンド・アルバムです。

 

欧州の湿り気、哀愁感と、アメリカナイズされたポップ・センスがユニークな融合を見せています。

 

特にオープニングの「フライデイ・ナイト」では明るいハード・ポップ感覚を開花させています。

 

同時代に活躍していたヨーロッパ、アルカトラス等、メロディを重視したハード・ロックが注目され、80年代メタル・ブーム真っ只中でしたが、セールス的には今一つだったのが残念です。

 

職人的な作曲能力と、間違いの無いギター・プレイ、精悍なルックスのせいもあり、日本でも人気の高い1枚です。

 

 

2019年7月 3日 (水)

QUIET RIOT CONDITION CRITICAL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

83年作の「METAL HEALTH」により、80年代メタル先導役となったクワイエット・ライオットが、勢いそのまま翌年にリリースした復活後第2弾作、「コンディション・クリティカル」、入荷しました。

1_000000002411

ショップはこちら

 

レコード会社の思惑が大半なのでしょうが、彼等はここでロック・ビジネスの古典的な手法、そしてミュージシャンとしては禁じ手とも言える選択をします。

 

すなわち前作で得た成功を失わない為に、ジャケット・アートから構成に至るまでのサウンド・プロダクション全体の踏襲でした。

 

アンセム的なミドル・テンポのキャッチーなメタル・ソングをオープニングにし、SLADEのカヴァーを2曲目に、という配置もそのままにし、パーティー・ソングからバラード、そしてスペンサー・プロファーの手腕が光るアルバム・タイトル曲のビッグなドラム・サウンドも引き継がれています。

 

同時代の同業バンドからも嘲笑と揶揄が目立つ程、本作は見事時代の徒花的アルバムとなってしまい、次作でクワイエット・ライオットは大きな路線変更をしていくわけですが、けっして駄作とは思えない完成度は誇っています。

 

キャッチーな歌メロ、カルロス・サヴァーゾのフラッシーなギターとタイトなリズム隊の組み合わせは、80年代のメタルのプロトタイプとして完全に機能していました。

 

「コンディッション、コンディッション、クリティカル、クリティカル」と、誰もが釣られて合唱したくなる様なメロディ作りの巧さ、パーティー・バンドとしての生粋の明るさ、バラード・メイカーとしても非凡なセンスを見せています。

 

そもそもが一過性のブームとも言えたポップ・メタルが、本作以降より華麗に、より過激に変貌していったのは、インパクトが強ければ強い程、その鮮度の期限は短命であるのが宿命だったからだと思います。

 

彼等は進化より現状維持を選んだわけですが、大失敗と言うのはあまりにも手厳しい見方になると思います。

 

アメリカン・メタル・バンドとしては初の全米No.1、600万枚のビッグ・ヒットとなった前作を踏襲せずにはいられない気持ちは十分わかります。

 

むしろ当然の選択であったのかもしれません。

 

それ程当時の彼等はキャッチーなメタル・ソングを作っていたわけですから。

 

ただやはり賞味期限がそろそろきていた感は否めないのですが、80’sメタル黎明期を象徴する、愛さずにいられないアルバムだと思います。

 

 

2019年7月 2日 (火)

L.A. GUNS L.A. GUNS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは88年作、L.A.ガンズのデビュー・アルバムとなった「“砲”」、入荷しました。

1_000000005185

ショップはこちら

 

元ガンズ・アンド・ローゼズのトレイシー・ガンズと、NWOBHMの伝説的バンド、ガールのフィリップ・ルイスを中心に結成され、かなり話題になったバンドです。

 

まさにLAメタルをわかりやすく体現した様なルックスとサウンドは、アクセル・ローズ率いるガンズよりチープな印象もありましたが、スピード、キャッチーさにおいてはこのバンドの方が優れていたのではないでしょうか。

 

ガールの名曲、「ハリウッド・ティーズ」も再演され、この1曲だけのためでも必聴と言えるアルバムです。

 

モトリー・クルー、ガンズ、そしてガールのグラム・メタルをまぶすとこんな感じになる、といった傑作です。

 

 

 

2019年7月 1日 (月)

TWISTED SISTER YOU CAN'T STOP ROCK 'N' ROLL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは83年作、LAメタルの徒花的バンドとして強烈な印象を残したトゥイステッド・シスターのセカンド・アルバム、「ユー・キャント・ストップ・ロックン・ロール」、入荷しました。

1_000000003833

ショップはこちら

 

メジャー・デビューは遅かったものの、活動は72年からと意外と古く、グラム然としたそのルックスは80年代のヘア・メタルよりもむしろニューヨーク・ドールズや、その後のグラム・ロックの影響が大きかったのだと思います。

 

時折チープ・トリックにも似たポップ・センスも持ち合わせながら、KISSやヴァン・ヘイレンの持っていた王道ハード・ロックの正統後継者であったと思います。

 

「」THE KIDS ARE BACK」や「I AM」等のメロディ・センスには、すでにLAメタルと呼ばれた一連のキャッチーで甘い響きが見られ、彼等の奥深さを感じさせます。

 

次作の「STAY HUNGRY」で大ブレイクするわけですが、本作を良く聴いてみると実に良い曲が多く、単なる一発屋ではなかったのが良くわかります。

 

実に愛すべきハード・ロック・バンドです。

 

 

« 2019年6月 | トップページ | 2019年8月 »