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2019年5月の31件の記事

2019年5月31日 (金)

西寺実 ふぞろいのロックたち 其之壱

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ARTHSHAKERの西田昌史、SHOW-YAの寺田恵子、LOUDNESSの二井原実によるユニット、西寺実の2009年リリースのアルバム、「ふぞろいのロックたち 其之壱」、入荷しました。

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文字通り、三名の名前の一文字を合体させたユニット名、煌びやかな衣装のコスプレがジャパメタ・ファンを驚かせました。

 

日本のHR/HM界のトップ・ヴォーカリスト達が70年代、80年代の歌謡曲、ロック・ナンバーをカヴァーという企画盤ですが、インパクトはさすがに大きいものがあります。

 

アレンジ、プロデュースは過去にラウドネス、SHOW-YAも手掛けたJ-POP界でも大物と言える笹路正徳、ここでは元マライア、ナスカのキャリアを持つキーボーディストとしても全面協力しています。

 

バックを務めるのは笹路ファミリーと言えるギターの土方隆行、ベースの美久月千晴、ドラムの渡嘉敷祐一と一流スタジオ・ミュージシャンによる手堅いバンド・サウンドが、全曲アダルトなロック・サウンドを奏でています。

 

取り上げられた楽曲は相当幅広く、アン・ルイス、CHAR、葛城ユキ、リリィ、原田真二、レベッカ、桑名正博、甲斐バンド、モップス、RCサクセション、カルメン・マキの代表曲。

 

三人がそれぞれメインになるのではなく、代わる代わるリードを務めるスタイルやコーラス、ハーモニーを多用という、まさにスーパー・ヴォーカル・バンドとして機能しています。

 

普段ではなかなか聴けないソフトに歌い上げるヴォーカルと、ムーディーにアレンジされたバックが実にゴージャスな雰囲気を演出、昭和の色気を含んだ名曲群を存分に楽しめます。

 

二井原実の「スローバラード」や、西田昌史の「フレンズ」等、意外にも思える選曲が妙にマッチング、歌の巧さ故の結果でしょうが、企画バンドとして終わるにはもったいない魅力が漂っています。

 

其之壱となっていますが、その後ツアーが行われただけで続報はありません。

 

3バンドとも現役で精力的に活動を今もしているだけに、今後は西寺実の復活もなかなか難しいのでしょうか。

 

 

 

2019年5月30日 (木)

STEVIE SALAS THE ELECTRIC POW WOW

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

Pファンクの大物、ジョージ・クリントン、ブーツィー・コリンズに見出され、ハード・ロック、ミクスチャー・ロック界でも名を馳せたスティーヴィー・サラスの93年作、「エレクトリック・パウワウ」、入荷しました。

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スティーヴィー・サラス・カラーコード名義での活動も有名ですが、ここでは多くの有名ミュージシャンのゲストを迎えての大セッション大会となっています。

 

カヴァー曲9曲(スティーヴィー・ワンダー、リック・デリンジャー、デヴィッド・ボウイ等)、オリジナル曲5曲という構成、そして参加メンバーのそうそうたる名前が本作の大きな魅力でしょう。

 

ザック・ワイルド、リッチー・コッツェン、リッキー・ロケット(POISON)、マット・ソーラム(GUNS N' ROSES)、リック・ニールセン&トム・ピーターソン(CHEAP TRICK)、グレン・ヒューズ、厚見玲衣(VOW WOW)、フィル・スーザン、ブライアン・ティッシー等々。

 

ジミ・ヘンドリックスの再来として注目され、幅広い音楽センスが日本でも人気のあったギタリストですが、本作では単なるテクニック披露、あるいは安直なブルース回帰アルバムにはなっていません。

 

まずはカヴァー曲のチョイスのセンスが見事で、特にラスト2曲となるデヴィッド・ボウイのナンバーはおそらくこれまで誰も取り上げた事が無いと思われ、コアなボウイ・ファンも唸らせるものでしょう。
(「DODO」はオリジナル・アルバム未収録のボウイのレア曲です〉

 

リッチー・コッツェンがここで初めて披露したと思われる渋すぎるヴォーカルに聴き入ってしまえるドロシー・ムーアのカヴァー、「I DON'T WANT TO BE WITH NOBODY BUT YOU」ではメロウな雰囲気が展開され、ガンズ、チープ・トリックのリズム隊、そしてパワフルな女性シンガーを従えてのロビン・トロワ―のカヴァー、「TOO ROLLING STONED」ではサラスが縦横無尽に暴れまくっています。

 

オリジナル曲でのバラエティに富んだセンスもユニークで、ブルース、フュージョン、ミクスチャーと、メロディ・メイカーとしても秀逸な魅力を放っています。

 

特にリック・ニールセン、ザック、サラスとソロが繋がれていく「TOO MANY MOUNTAINS」は大きな聴きどころでしょう。

 

各プレイヤーの個性もしっかり生かされていて、それぞれの熱心なファンなら確実にプレイを聴き分ける事ができると思われます。

 

どういう経緯でこの様な豪華な人選がされたのか不明ですが、実に興味深い1枚だと思います。

 

 

2019年5月29日 (水)

HAGAR, SCHON, AARONSON, SHRIEVE THROUGH THE FIRE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

84年作、HSAS名義の「スルー・ザ・ファイヤー 炎の饗宴」、入荷しました。

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HAGAR, SCHON, AARONSON, SHRIEVEで、略してHSASとしてリリースされた80年代ハード・ロックのこの大名盤を今だ愛して止まない人は少なくないと思います。

 

サミー・ヘイガーと二ール・ショーンのタッグ、そして元サンタナのマイケル・シュリーヴ、元デリンジャーのケ二ー・アーロンソンという超強力チームのプロジェクトは、プロコル・ハルムの超名曲、「青い影」のシングル・ヒットで忘れられない存在となりました。

 

ヴァン・ヘイレン加入前のサミーが、ジャーニーと合体、という夢の組合せが実現されたわけですが、ニールもここでは弾きまくりとなり、ポップでメロディアスだけではない、かなり熱いアメリカン・ハード作となっています。

 

もちろんサミー独特の疾走感と歌い上げるバラード・シンガーとしての魅力も爆発しているのですが、王道ハード・ロック路線をきっちりと守ったバンド・サウンドが聴きものです。

 

 

2019年5月28日 (火)

IRON MAIDEN THE BOOK OF SOULS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

前作から5年ぶりという、アイアン・メイデンにしては長いブランクが空いた最新作、2枚組の大作となったアルバム、「魂の書〜ザ・ブック・オブ・ソウルズ〜」、入荷しました。

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2015年初頭、ブルース・ディッキンソンが舌癌というヴォーカリストには致命的とも思われる病と闘病中とアナウンスされ、世界中のファンが心配する中、既に完成していた本作のリリースも延期されたという経緯がありました。

 

見事克服し、ブルースがバンドに復帰、翌年には8年ぶりの来日公演で変わらない姿を見せてくれたのも記憶に新しいところだと思います。

 

英国ではもちろんNo.1アルバムとなり、全米でもチャート4位、日本でもオリコン洋楽チャートで1位を記録する等、世界中でメイデンの根強い人気を証明する事になりました。

 

初の2枚組、90分を超える長尺ながら全11曲という内容は、これまで作品と比べても10分を超える曲が3曲もある等、大曲揃いのアルバムとなっています。

 

コンセプト・アルバムの色合いが強い感もありますが、スティーヴ・ハリスによるとリハーサル中にスタジオで書き下ろす手法を取る事により、急遽収まりきらなくなったため2枚組とした様です。

 

またレコーディングはパリのGuillame Tell Studiosで行われているのですが、ここはかつてブルースの復帰作となった「BRAVE NEW WORLD」で使用したスタジオで、バンドにとっては特別な思いの中で作業が続いた様です。

 

プロデュースはもはや名タッグとなったケヴィン・シャーリーとスティーヴ・ハリス、よりライヴ感が強調されたサウンド・プロダクションと、クリアかつストロングな本作のドラマ性を際立たせています。

 

これまでのメイデン色はもちろん生かされ、強力なフックよりも流れる様な構成と、強弱のメリハリが目立つメロディが、まるで長編映画を魅せられているようなハラハラ、ドキドキ感を強いられます。

 

冗長になる事は当然無く、昨今のメイデンのアンセム型コーラスと、キャリア史上かなりメロディアスな作風が手伝い、手に汗握るという表現がまさにピッタリな緊張感が持続していきます。

 

途中ファンなら「アレッ」と思える部分もご愛敬でしょうか、DISC 2、2曲目の「Shadow Of The Valley」の出だしにあの名曲、「Wasted Years」を思い起こさせます。

 

また本作の特徴としてにブルースの作曲面での貢献が大きく、オープニングの「If Eternity Should Fail」と、最終曲の「Empire Of The Clouds」は、彼の単独作となるナンバーで、後者は18分というバンドにとって最長の曲となっています。
(この曲が実にドラマティックで、静と動のコントラストが美しい名曲です。)

 

これまでも「悪魔の誘い Revelations」、「殺意の閃き Flash Of The Blade」、「パワースレイヴ 死界の王、オシリスの謎 Powerslave」、「Bring Your Daughter...To the Slaughter(Dickinson) 」と名曲を残してきたブルースですが、ここへ来てソング・ライティングのセンスが一気に昇華したのではないでしょうか。

 

なんと彼の単独作がアルバムに収録されるのは、84年作の「POWERSLAVE」以来という事になりますから、実にもったいないとも思えてしまいます。
(「NO PRLAYER FOR THE DYING」収録の「ブリング・ユア・ドーター」は、元々ソロ名義のサントラ提供曲でした。)

 

メタルのドラマ性、エンタテインメントとしての完成度、そして楽曲構成とテクニックを含めた表現力、更にエディを始めとするブランド・パワーの高さ、それら全てをトップで走り続けながら維持してきたメイデンの底力に今更驚く事もないはずなのですが、現代アートにすらなりつつある彼等の世界観にどっぷりつかれる事の幸せを噛みしめる事ができる大名盤だと思います。

 

2019年5月27日 (月)

ANGEL WHITE HOT

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オリジナルは78年作、日本ではそのアイドル的人気が加速化していたエンジェルの通算4作目となったアルバム、「ホワイト・ホット 天使の反逆」、入荷しました。

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彼等のアルバム・ジャケットとしては唯一メンバーがイラストで書かれたものとなり、デザインも以降の80年代メタルに先駆けるホラー、SFチックなイメージが印象的です。

 

前作を最後に脱退したオリジナル・メンバーのベーシスト、ミッキー・ジョーンズの後任として、フェリックス・ロビンソンが新たに加入、プロデューサーもエディ・クレイマーからシェリル・ラッド等のポップスを手掛けてきたエディ・レオネッティに変わっています。

 

サウンドにも大きな変化が見られ、前作より進めてきたハード・ポップ的要素がより強化されています。

 

オープニングからグレッグ・ジェフリアのカラフルなモーグ・シンセサイザーが先導するメロウなセンスが爆発し、彼等がブリティッシュ・ハードからの影響、そしてプログレ・ハード色から一歩突き抜けた感があります。

 

ヴォーカリストのフランク・ディミノの声質もあるのでしょうが、全体的にモサッとしたバンド・サウンドが妙な個性となり、スペイシーなアレンジが甘すぎる程のポップなメロディを独特なものとしているのがユニークです。

 

この辺が彼等が超B級と言われる所以だと思いますが、80年代メタルが拡散させたキラキラ・サウンドに通じる共通項はあまりにも多く、その先進性はもっと評価がされるべきではないでしょうか。

 

彼等の代表曲ともなったドリーミーなバラード、「THE WINTER SONG」では、後のGIUFFRIAの大ヒット曲「Call To The Heart」を思い起こさせ、確実に時代を先取りしていた部分もあったのですが、当時の彼等がヴィジュアル先行型のお化粧バンドという位置に甘んじていたのが不思議でなりません。

 

 

2019年5月26日 (日)

STEVEN TYLER WE'RE ALL SOMEBODY FROM SOMEWHERE

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御年68歳にして初のソロ・アルバムとなった、スティーヴン・タイラーの2016年リリース作、「サムバディ・フロム・サムウェア」、入荷しました。

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(日本では2010年に「LOVE LIES」というとてつもない名バラードがシングル・リリースされましたが、どうもあまり評判の良くなかった映画の主題歌のせいか、スティーヴンのキャリアの中でもパッとしなかったのが残念です)

 

あのテイラー・スウィフトを発掘して以来ナッシュヴィルの代名詞になりつつあるBIG MACHINE RECORDS傘下のDOT RECORDSと契約し、リリース前からカントリー・アルバムとなる事がアナウンスされましたが、やはりこの人が歌えばエアロスミスを思わずにはいられません。
(因みにBIG MACHINE RECORDSには現在ロック系アーティストとしてはCHEAP TRICKが所属しているのも注目すべき点かもしれません)

 

かつてBON JOVIが試みたカントリー・ポップへのアプローチとは、似て非なるものと言っていいかもしれません。

 

元々スティーヴンが持っていた土臭いメロディ・センスを良く知っているオールド・ファンは、本作の内の数曲が「TOYS IN THE ATTIC」や「GET A GRIP」、あるいは「MUSIC FROM ANOTHER DIMENSION」等のエアロ作品に収録されていてもおかしくない事に気づいたでしょう。

 

リード・シングルとなった「Love Is Your Name」の大らかなメロディは、ある意味現在の王道アメリカン・ロックとカントリーの境界線が非常に曖昧になってきている象徴にもなったかもしれません。

 

セカンド・シングルの「Red, White & You」に至っては、最早テイラー・スウィフトが歌ってもおかしくない程で、事実彼女がかつてヒットさせた「Red」はそれこそスティーヴンが歌ってもハマるメロディでした。

 

もちろんそうしたポップ・サイドでの枯れたスティーヴンの魅力もたまらないのですが、我々エアロ・ファンが狂喜したのは「Janie's Got A Gun」のセルフ・リメイクや「Piece Of My Heart」のカヴァーに加え、ジョー・ペリーが弾いていたらゾクゾクする程カッコ良くなってたであろう「Hold On (Won't Let Go)」や、バラード・メイカーとしての力量がまだまだ錆びていない事の証明となった「Only Heaven」での高揚感でしょう。

 

他にもバンジョーやスティール・ギターの代わりにジョーのリフをはめ込んだら、エアロスミスとしての新作にもなったんじゃないかと思わせるナンバーが結構見られます。

 

シンガーとしての圧倒的な個性と存在感、それがソロ名義の意味を邪魔してしまう事もあると思いますが、エアロスミスの未来が停滞している現在、本作の重要性はやはり見逃せないところです。

 

 

 

2019年5月25日 (土)

CHEAP TRICK CHEAP TRICK

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チープ・トリックの通算13作目、そして77年のデビュー作から20周年にして同じセルフタイトルが冠せられたアルバム、「チープ・トリック」、入荷しました。

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前作はワーナー移籍第1弾となりましたが、1枚限りで契約終了となり、とうとうメジャー契約を失う事になりましたが、ますます若返ったかの様な力作となっています。

 

初のバンドのセルフ・プロデュース(「Next Posion Please」で仕事をしたイアン・テイラーとの共同プロデュース)となったのも意外で、本作が彼等の最もゴツゴツしたハード・ロック・スタイルを露わにしているのが印象的です。

 

かつてグランジ・シーンでスマッシング・パンプキンズやニルヴァーナが彼等をリスペクトしていたのは有名だと思いますが、ここでやっとバンド自身がそんな後発組からの賛辞を意識したサウンドも見られるのも聴き所となっています。

 

ただチープ・トリックというバンドが圧倒的にユニークなのは、当時のHR/HM系バンドがグランジ・オルタナからの影響をそのままサウンドに反映させて時流に乗っかっていたのに対し、あくまでも元々やってましたけど、的なスカシ具合と、確かにデビュー作に入っていてもおかしくない様なナンバーがそのまま時代とリンクしている点ではないでしょうか。

 

もちろん彼等のビートルズ臭も健在で、甘いポップ・ソングと毒気のあるメタリック・ナンバーの対比がはっきりしているのが本作の特徴でもあると思います。

 

バラエティに富んだ曲調も目立ち、珍しくパンキッシュなナンバー、ニール・ヤング風、そして国内盤ではボーナス・トラックとして収録されたスティーヴ・アルビ二のプロデュースによるシングル曲が恐ろしくカッコいいので、かなりオススメの1枚です。

 

 

2019年5月24日 (金)

LEE AARON BODYROCK

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カナディアン・ハード、そして80年代のメタル・クイーンとして、ハード・ロック・ファンの間では評価の高かったリー・アーロンの通算5作目となったアルバム、「ボディロック」、入荷しました。


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グラマラスというよりは可愛いといった方がいいルックスとは裏腹に、ハスキーな声と本格的なメタル・サウンドが売りの人で、そのギャップがたまらない魅力になっていました。

82年にデビュー、初期はかなりゴリゴリのメタル・サウンドが目立っていましたが、ここではポップ・メタル路線をまっしぐら、遅れてきたBON JOVIとでも言えそうな80年代型HR/HMアルバムとなっています。

共同プロデューサーとして名を連ねるジョン・アルバニは、知る人ぞ知る名バンド、カナダ産ハード・ポップ・のWRABITのメンバーだった人で、この人の貢献もあったのではないかと推測されます。

モントローズのカヴァー、「ROCK CANDY」では女性版サミー・ヘイガ―と言ってもいいようなパワフルなヴォーカルを披露、ルックスだけではない逞しさを感じさせます。

本国カナダでスマッシュ・ヒットしたシングル、「Whatcha Do To My Body」や「Hands On」(作曲にポール・サブ―が参加)はいずれもウキウキするような80'sメタルのお手本のようなナンバー、パワー・バラードの「Sweey Talk」や「How Deep」も軽く及第点をクリア。

ハズレ無しの完成度を誇るメロディ集と、インパクトの強いヴォーカルの組合せが実に心地良い1枚です。

最近はジャズ・シンガーとしての活動を経て、再びHR/HMへと舞い戻っているそうです。



2019年5月23日 (木)

BOSTON LIFE, LOVE & HOPE

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ボストンのバンド史上最も長いインターバルとなった11年ぶりの最新作、通算6作目のアルバム、「ライフ、ラヴ&ホープ」、入荷しました。

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ご存知の様に、VOICE OF BOSTON、ブラッド・デルプが07年に他界し、多くのロック・ファンに衝撃が走ったと思います。

 

本作は彼の追悼盤という側面も持っている様で、遺作ともなった「Sail Away」を中心に、前作の「Corpolate America」収録曲からデルプ参加作品のリマスターが1曲、リレコーディングとなった再編集ヴァージョンが2曲含まれています。

 

特に前作から参加している女性ヴォーカリスト、キンバリー・ダームのコーラス参加も華を添える「Sail Away」はドラマティックなバラードとして涙無しでは聴けない人もいるかもしれません。

 

本作から参加しているデヴィッド・ビクター、そしてJOURNEYのアーネル・ピネダのボストン版とも言えるシンデレラ・ボーイ、トミー・デカーロもデルプばりの声を聴かせてくれます。

 

純粋な新曲の完成度はどれも高く、これぞBOSTONと言えるものばかりで、特に前作から別バンドだ、という声も少なくない風潮が個人的には信じられません。

 

またツアー・メンバーとして参加していたSTRYPERのマイケル・スウィートが本作に参加していないのは致し方ない事なのかもしれませんが、彼の声もBOSTONの新曲として聴きたかった気もします。

 

新機軸としてはJude Nejmanowskiなる女性ヴォーカリストをゲストに迎え、これでもかというコーラス・ハーモニーで盛り上がるハード・ポップ・ナンバー、「Someday」の高揚感が目立ち、更にトム・ショルツ自身がリード・ヴォーカルをとるナンバー、「Love Got Away」がフレッシュな魅力となっています。

 

トムの声は渋さに溢れて、アコースティック調のスロー・ナンバー風に始まりアダルトな雰囲気で終始するかと思いきや、曲は見事BOSTONサウンド一色といいたコーラスとアレンジで盛り上がっていきます。

 

なんにしても次作はあるのか、本当に気になるところですが、当分の間は本作の時代を超えたメロディの艶っぽさ、ギター・サウンドの見事さにウットリできそうです。

 

美しさと激しさ、そしてアルバム・タイトルが象徴する様な、どこか希望に満ち溢れている様な素晴らしい1枚です。

 

FRONTIERS RECORDSからリリースされたのも当然と思われ、メロディアス・ハードの真打ち登場、といったところでしょうか。

 

 

 

2019年5月22日 (水)

STARZ LIVE IN ACTION

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70年代アメリカン・ハード史において短命ながら、確実にツメ痕を残した名バンド、スターズのライヴ音源、「ライヴ・イン・アクション」、入荷しました。

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77年のオハイオ、クリーブランド、78年のケンタッキー、ルイビルで収録されています。

 

KISS、PIPER、NEW ENGLAND等を手掛けていたマネージャー、ビル・オーコインにより発掘され、AEROSMITH、CHEAP TRICK等の初期に関わったジャック・ダグラスのプロデュースによりデビュー。

 

鳴り物入りで登場した彼等は一躍注目され、まさしくキッスやエアロスミスに続く次世代のハード・ロック・バンドとして日本でも紹介されました。

 

76年から78年まで4枚のスタジオ・アルバムを残したものの自然消滅、時代が早すぎたのか、ルックスやサウンドに僅かに見られる良質の超B級感覚が災いしたのか、いずれにしても忘れ難いメロディと存在感が確実にあったバンドだったと思います。

 

アルバム前半は77年時のライヴで、デビュー作のパワー・ポップ・センスをダイナミックなツイン・ギターでHR/HMとして聴かせるバンドの個性が炸裂。

 

ワイルドなルックスと爽やかとも思えるマイケル・リー・スミスのヴォーカル、いかにもアメリカン・ハードと言えるバンド・サウンドがグイグイ引っ張ってくれます。

 

アルバム後半は78年時のライヴで、彼等の最大の代表曲で全米33位のスマッシュ・ヒットとなった「CHERRY BABY」を含むセットリストが魅力的です。

 

12曲目のメドレーでは、「GREATEST RIFFS OF ALL TIME」と称して、MOUNTAINやKINKS、ROLLING STONESの有名曲を盛り込む大ハード・ロック大会が展開されています。

 

すでにVAN HALENよりも早く「OH, PRETTY WOMAN」を取り上げている点も、なかなか興味深いところです。

 

当時の彼等はサード・アルバムの「Attention Shoppers! 黒い稲妻」で大きくサウンドをポップ路線にシフトした頃だと思われますが、同作収録ナンバーもかなりハードに聴けるのもライヴならではでしょう。

 

キッスよりもかなりマイルド、ルックスはエアロスミスより、チープ・トリックよりもハード・ロッカーと言えそうですが、そのため強い個性を持ちえなかったのかもしれません。

 

ただメロディの良い曲を実に多く持っていたのは間違いないと思われ、こうしてライヴ音源が発掘されるのは根強い人気があると言えるバンドだったという事ではないでしょうか。

 

 

2019年5月21日 (火)

JAKE E LEE A FINE PINK MIST

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オジー・オズボーン・バンド、バッドランズを経て、孤高のギター・ヒーローであるジェイク・E・リーが96年にリリースした初ソロ名義アルバム、「ファイン・ピンク・ミスト」、入荷しました。

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BADLANDSでの本格的なブルース・ハード・ロックの名盤2枚は、硬派なHR/HMファンからは未だに根強い支持があると思いますが、ここではかなり実験的なサウンドが試されています。

 

ジェイクによるギター、ベース、そしてドラム・マシーンを駆使したインスト・アルバムとなり、ジャケットのミステリアスな印象はそのまま音の全体像となっている感があります。

 

旧友であるRATTのフォアン・クルーシェ所有のスタジオにて6ヶ月間でレコ―ディングされたようですが、その後フォアンのトラブルがあったようでゼロから録り直したという情報もあり、バッドランズのデビューよりは話題にならなかった気がしますが、彼のソロ作を待ち望んでいたファンは少なくなかったと思われます。

 

テクニックよりもサウンド・イメージ重視といったところでしょうか、まず驚かされるのは66個のアナログ・ペダル・エフェクターを使用しているという点です。

 

様々なトーンを駆使した各曲はブルージーなプレイよりも、オルタナ、グランジ世代を思わせるダークなトーンで統一されています。

 

SEや詩の朗読を導入しながら、イマジネーション豊かに繰り広げられる独特の世界観はBADLANDSのファンキーな部分を残しながら、これまでのジェイクのイメージを大きく変えるものとなっています。

 

ランディ・ローズの幻影から見事に個性を発揮、フラッシーなプレイで華麗な姿を見せていた80年代、あるいは骨太ハード・ロッカーとしてのリフ・メイカーというファンの思いをよそに、ジェイクはどちらかというとギターの音色とミステリアスな構成によってコンセプチャルなギター・アルバムを作り上げたというところでしょうか。

 

ただしメロディはけっしてマニアックになりすぎず、様々なヴィジュアル・イメージを喚起するドラマ性に満ちていますので、飽きのこないアルバムだと思います。

 

2019年5月20日 (月)

THE VERY BEST OF FREDDIE MERCURY SOLO

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

2006年、フレディ生誕60年を記念して、彼の誕生日である9月5日に合わせてリリースされたソロ・ベスト盤、「ヴェリー・ベスト・オブ・フレディ・マーキュリー」、入荷しました。

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すでにボックス・セットとしてソロ・コレクションがフレディのキャリアを網羅してしまっていますので、本作でもヴァージョン違いはあるものの、特に目新しいナンバーが収録されているわけではないのですが、1枚ものとしてフレディのキャリアを堪能するには最適かもしれない編集がされています。
(海外盤ではボーナス・ディスクとして、蛇足とも思えるリミックス集とのカップリングの2枚組も存在します。)

 

 

基本は2枚のソロ・アルバム、そしてシングル曲という限られた中での編集になりますが、こうして改めてまとめて聴き直してみると、当然ながらクイーン・ナンバーとは違った魅力を持つ名曲が多い事に気づかされます。

 

嬉しい事73年にラリー・ルレックス名義で発表されたシングル両面曲がしっかり収録され、ビギナーからマニアまで楽しませてくれる編集が感じられます。

 

ビーチ・ボーイズとダスティ・スプリングフィールドのカヴァーとなるのですが、バックはクイーンが担当しているのは有名な話かもしれません。

 

またボーナス・トラックとして、クイーンのマネージャー、ジム・ビーチが抱えるスイスのピアニスト、ティエリー・ラングによる「GUIDE ME HOME」のピアノ・インストが収録されているのですが、これが実に泣かせる名曲となっていますので必聴かと思われます。

 

ダンサンブルなポップ・ナンバーから、オペラ・シンガーとしての本格的歌手志向まで、幅広いセンスをソロとして提示した事により、クイーンが構築してきたブランド・イメージを貶める事がなかったのは、やはりフレディのキャラクター、そしてヴォーカリストとしての類まれなる資質があったからだと思います。

 

もっと言えばクイーンが強力な母船であったが故に、フレディが自由に飛び回ったとしても少しも揺るがないどころか、本作以降ますます世界的人気バンドへと昇華していったわけです。

 

この辺の経緯、つまりフレディのソロ活動とバンドの関係性は、日本でも記録的ヒットとなった映画、「ボヘミアン・ラプソディ」でもある意味ドラマティックに描かれているので、改めて聴き直してみると感慨深いものがあります。

 

2019年5月19日 (日)

SLADE OLD NEW BORROWED AND BLUE

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オリジナルは74年作、スレイドの通算4作目となったアルバム、「オールド・ニュー・バロウド&ブルー 大狂乱スレイド一座」、入荷しました。

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本国イギリスでは当時デヴィッド・ボウイやT-REXと共にグラム・ロックの寵児として人気絶頂期の頃でした。

 

衣装こそ奇抜でしたが、その親しみやすいハード・ポップ調の個性は見事大衆の心を掴み、彼等は一躍国民的バンドとなります。

 

前作の「SLAYED?」は全英1位のシングルを2曲生む大ヒット(内1曲はQUIET RIOTがカヴァーした「クレイジー・ママ」)、シングルのみのリリースとなった「メリー・クリスマス・エヴリバディ」、ベスト盤も共に大ヒットと快進撃が続くのですが、バンドを悲劇が襲います。

 

ドラムのドン・パウエルが交通事故に遭い、同乗者の彼女が亡くなり、本人も一時はカムバック不可能と思われた重傷を負います。

 

そんな彼が奇跡的にバンドに復帰、勢いを止めずにリリースされたのが本作です。

 

シングルとなった「マイ・フレンド・スタン」は2位、「エヴリデイ」(涙ものの名バラードです)は3位と、イギリスでは変わらぬ人気を誇る事となります。

 

彼等の強みは一本調子にならない曲調のカラフルさと、バブルガム・ポップとハード・ポップの中道を行くキャッチ―なメロディだと思いますが、本作でもまさに全曲シングル・カット可能と言える完璧さが目立ちます。

 

因みに「明かりが消える時 When The Lights Are Out」は、チープ・トリックが2009年のアルバム、「THE LATEST」で取り上げているのですが、両バンドがいかに似た音楽性であったか良くわかる好カヴァーとなっています。

 

 

2019年5月18日 (土)

ARRESTED THE ROYAL PHILARMONIC ORCHESTRA & FRIENDS

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ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ・アンド・フレンズ名義の名義の「アレステッド (旧邦題 クラシック・ポリス)」、入荷しました。

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これはなんとも摩訶不思議な作品です。

 

オリジナルは83年リリース、ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラがロック・ミュージシャンとコラボ、しかもザ・ポリスのトリビュートという企画盤です。

 

ドン・エイリーを中心に、集められたのはHR/HM系の大物達という事で、当時も多少は話題に上がったと思われます。

 

どういう経緯で作られたのかは不明ですが、前述のドン・エイリ―が総指揮、アレンジを担当、1曲のみドンのオリジナル曲が収録されています。

 

他のそうそうたるメンバーは、グラハム・ボネット、ゲイリー・ムーア、ニール・マーレイ、イアン・ペイス、等々。

 

ヴォーカルを2曲担当しているMANFRED MANN'S EARTH BANDのクリス・トンプソンの声が、微妙にスティングの声質に似ているので聴きどころとなっているかもしれません。

 

変わったところではチャス・ジャンケル、THE MOVEの奇才、ロイ・ウッドの名前も見られます。

 

クラシックとロックの融合は珍しくはありませんが、ここではシンセ等が絡むかなりロック的なアレンジが目立ちます。

 

加えてポリスのナンバーを知る人なら必ず楽しめる元歌のメロディの良さも手伝い、プログレ+ハード・ロック+ポリスといったユニークな世界観にはまれると思います。

 

ゲイリーのギターとグラハムのヴォーカルによる「TRUTH HITS EVERYBODY」に至っては、ハード・ロック的ダイナミズムとドラマティックなオーケストラが融合したものとしてかなり面白いカヴァーとなっています。

 

スティングは本作を聴いたのかどうかわかりませんが、なかなか興味深い1枚ではあります。

 

 

 

2019年5月17日 (金)

THE KNACK ...BUT THE LITTLE GIRLS UNDERSTAND

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ザ・ナックの「バット・ザ・リトル・ガールズ・アンダースタンド ナック2」、入荷しました。

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ロック界の究極の一発屋として今も名高いザ・ナック、セカンド・アルバム以降が正当評価がされないままなのが実に残念です。

 

社会現象化した感もある「マイ・シャローナ」の大ヒットから一年も空けず、80年にリリースされた第2弾はそのシャローナ・パート2と言えるシングル、「BABY TALKS DIRTY」で幕を開けます。

 

卑猥な歌詞と喘ぎ声にも近いヴォーカルにより自らの立場を貶めてしまった感もありますが、トップ40にくい込むスマッシュ・ヒットを記録しています。

 

続くセカンド・シングル、「CAN'T PUT A PRICE ON LOVE」はドリーミーなバラード・ソングでしたが、こちらもそこそこのヒット。

 

けっして一発屋ではなかったわけです。

 

ビートルズと良く比較されましたが、むしろ本作でキンクスのカヴァー、「THE HARD WAY」を取り上げている事からも、もっとビート・ポップよりのタテノリ・バンドであった事がより露わになっている気がします。
(ボーナス・トラックではレイ・マンザレクを迎えてのドアーズ・ナンバーのライヴ・ヴァージョンが収録されているのですが、これがかなり意外な気もします)

 

アメリカン・ニュー・ウェイヴの急先鋒としてブロンディやザ・カーズ、あるいはチープ・トリック等と比並べられる事も多かった彼等、実はかなりオールド・ウェイヴな正統派パワー・ポップ志向であったのも良くわかります。

 

モータウンからブリティッシュ・ビート、60's風のロッカ・バラード、リトル・リチャード真っ青のR&R等、節操の無さというか器用貧乏というか、とにかくまぁバラエティに富んだナンバーが矢継ぎ早に繰り出されます。

 

そのどれもがキャッチ―なセンスで保たれているのは今聴いても驚きで、古臭さも感じさせません。

 

ちなみにモノクロのジャケットに映る女性は、シャローナのモデルとなった若きシャローナ・アルぺリン嬢。

 

彼女はシングルのジャケでもすでに登場していましたが、ここではなんとも意味深な表情を見せてくれています。

 

残念ながらリーダーであるダグ・ファイガーを含むメンバー二人が、若くしてすでに他界してしまったため復活はもう望めませんが、本作を含め彼等の全作品が再評価される事を願ってやみません。

 

 

2019年5月16日 (木)

QUEEN ON FIRE LIVE AT THE BOWL

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2004年にリリースされたクイーンの2枚組ライヴ・アルバム、「オン・ファイアー/クイーン1982」、入荷しました。

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数多く存在する彼等のオフイシャル・ライヴ盤の中でも特別な時期の記録と言えるものと言えます。

 

82年6月5日、イギリス、ミルトン・キーンズのナショナル・ボウルズで行われたライヴからの収録、クイーンのキャリア史上最も問題作とされているアルバム、「HOT SPACE」に伴うツアーでした。

 

この時期のクイーンは良く知られている様に、「THE GAME」での大成功からシンセ導入、ダンス・ミュージックへの傾倒が極まっていた頃で、ファン離れ、セールス低下が囁かれていた時代です。

 

低迷期とも言われていましたが、実際バンドは本ツアー終了後活動を一時休止、それぞれソロ活動を始める事となりますが、バンド内不和から解散も疑われていたわけです。
(「HOT SPACE」リリース直前に発売された「GREATEST HITS」がイギリス史上最も売れたアルバムとなったのは実に皮肉とも思えます)

 

そんな最中ながらさすがに天下のクイーン、ライヴともなれば会場のオーディエンスと一体となったショーの素晴らしさはここでも照明されています。

 

特筆すべきはこの時代ならではのセットリストで、オープニングはなんと「フラッシュのテーマ」、「ザ・ヒーロー」と、シンセ大幅導入となったサントラからのナンバー2曲、そしてショーの前半は「THE GAME」、「FLASH」、「HOT SPACE」からのナンバーを中心に進みます。

 

元MOTT THE HOOPLE、そして現在ではニューエイジ・ミュージック界の大物として知られるモーガン・フィッシャーがシンセ奏者としてサポート・メンバーで参加しているのもこの時期ならではでしょう。

 

クイーンが世界的バンドとして確実に安定したのはやはり84年以降、「THE WORKS」発表後だと思われますが、その直前のバンドの実験性、崩壊寸前の緊張関係が本ライヴが見えてくる事はけっしてありませんが、常に王者として君臨していたクイーンの空白の期間とも言える時代の記録としては興味深く聴けてしまいます。

 

映画「ボヘミアン・ラプソディ」でもある程度明らかになった様に、常に順風満帆というわけではなかったクイーン。

 

それでも一流のエンターテイナーとしてのプライド、そして何よりも「HOT SPACE」時代の曲の良さ、もちろん黄金のヒット・メドレーの普遍性といったポジティヴな印象しか残らないライヴ盤です。

 

2019年5月15日 (水)

ZIGGY ROCK AND ROLL FREEDOM !

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2002年にSNAKE HIP SHAKES名義から再びZIGGYへと戻り、「HEAVEN AND HELL」二部作を発表、そして立て続けに翌年リリースされたアルバム、「ロックンロール・フリーダム!」、入荷しました。

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オープニングは珍しくインスト・ナンバー、津谷正人作によるウエスタン調のこの曲、きな臭い雰囲気を漂わせますが続くアルバム・タイトル曲で誰もが望む王道ZIGGY節が炸裂します。

 

森重メロディが満載された大合唱必至にサビに、かつてのシングル・ヒットを連発していたZIGGYを想い起すファンは少なくないでしょう。

 

「魔法にかかったみたいに」、「swanky☆boyz & punky☆girlz」、「夢見る頃を過ぎても」等でも、その最もZIGGYらしい甘いメロディ・センスは息づいていて、妖しさだけでない親しみやすさをプンプンさせています。

 

一方で彼等のもう一つの側面である近づきがたいワルの魅力も相変わらず健在で、パンキッシュかつスピーディーなナンバーも満載。

 

松尾宗仁作、ヴォーカル担当曲となった「愚か者のパレード」ではストーンズばりのゆるさとふしだらさを見せてくれます。

 

ベタなロマンチストを隠そうともしないバラード・メイカーとしての森重ナンバー、「My Love」はZIGGY史上最も甘いと言っても過言では無いでしょう。

 

カラフルな曲調とBAD BOYSとしての先天性資質が見事に融合したバンド、多くの洋楽ファンが彼等を愛した点はまさにそこにあったと思われますが、他の数枚のZIGGY作品同様、ここ日本にこのバンドがいてくれた事を心底感謝してしまうようなアルバムである事は間違いないでしょう。

 

 

 

2019年5月14日 (火)

PIPER PIPER

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0年代アメリカン・ハード史において、キッス、エアロスミス等に続く次世代バンドとして注目されたパイパーのデビュー・アルバム、「パイパー」、入荷しました。

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日本でもチープ・トリック、当時ランディ・ローズが在籍していたクワイエット・ライオットと共に紹介され、一定の評価をされていました。

 

2枚のアルバムをリリース後に解散、その後80年代初頭にソロ活動を大成功させたビリー・スクワイアが率いる5人組です。

 

ルックスの整ったメンバー、トリプル・ギターによるバンド・サウンド、パワー・ポップとしての完成度という魅力が揃っていながら、超B級バンドの知名度しか残せなかったのが残念だと思われます。

 

冒頭はストーンズがハード・ロック大会をしている様なナンバーで始まりますが、そのストーンズのカヴァー、「THE LAST TIME」も収録しています。

 

ブリティッシュからの影響が強く感じられるのですが、アメリカンなライトなパワー・ポップ・センスが個性の一つとなっています。

 

この辺は同時代のチープ・トリックがザ・フーからの強い影響を受けていた事や、後のヴァン・ヘイレンがキンクスのカヴァーでインパクトを残す点と比較するとなかなか興味深いものがあります。

 

トリプル・ギターのダイナミズムよりも、メロディの良さを生かしたむしろパンキッシュなバンド・サウンド、ブルースに頼らない新感覚が今聴いてもユニークで、後のビリーのしなやかなハード・ロック・センスもすでに開花している感があります。

 

CD化は日本でのポニー・キャニオンのみという現状が信じられませんが、一聴の価値がある隠れ名バンドです。

 

2019年5月12日 (日)

NEAL SCHON LATE NITE

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ご存知ジャーニーのギタリスト、二ール・ショーンの89年作、初のソロ・アルバムでとなった1枚、「レイト・ナイト」、入荷しました。

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当時ジャーニーはすでに解散状態、ジョン・ウェイト等と結成したバッド・イングリッシュがシーンを賑わせた年でもありました。

 

ハード・ロッカーとしての側面をバッド・イングリッシュで体現していたとしたら、本作は当時のニールのメロウな部分が全開したサウンドと言えるでしょう。

 

フュージョン、AORともリンクするギター・インストがほとんどを占める内容の中に、これまでには見られなかったルーツ・ミュージック的なナンバーや、ダンサンブルなポップ展開も興味深いものとなっています。

 

ニールはその渋めの歌声も披露、シェリル・クロウをバック・ヴォーカルに迎える等、シンガーとしてもなかなか聴かせてくれます。

 

プロデュースのボブ・マーレットは、アリス・クーパー、アンヴィル、ブラック・サバス、ロブ・ハルフォード等と仕事をしてきた名手で、ここではキーボード参加、ソング・ライティングでも活躍しています。

 

ジャーニー・ファンにとっては嬉しい事に、ジョナサン・ケイン、ディーン・カストロノヴォ、スティーヴ・スミス、ランディ・ジャクソンの面々が参加しています。

 

更にジャズ界の大物ドラマー、オマー・ハキムの名前も並んでいます。

 

クリアで伸びのあるハイトーン・ギター、滑らかで燃え上がる様なニールのギターがここまでフィーチャーされたのはサンタナ、あるいはジャーニー初期以来だと思われますが、元々持ち合わせていたプログレッシヴなセンスが爆発しているのも見逃せません。

 

10分近くに及ぶドラマティックな大作、「THE THEME」でその美麗プレイが爆発、おそらくジャーニーで表現しきれなかったストレスを思いっきり発散したのではと思える超絶ギターが展開されています。

 

 

DREAM THEATER IMAGES AND WORDS

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プログレッシヴ・メタルという新たな可能性を、かなりわかりやすい方法論で定時してみせたドリーム・シアターのセカンド・アルバム、「イメージズ・アンド・ワーズ」、入荷しました。

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本作からヴォーカルにジェームス・ラブリエが参加し、彼の表現力の豊かさが以降のバンドのドラマ性を強めていく事になります。

 

前任のヴォーカリスト、チャーリー・ドミニシがゲディ・リーと似ているタイプだっただけに、バンドのイメージも大幅に広がったのがまず特徴的です。

 

メタル・ファンはもちろん、テクニカルなプレイとトータル・コンセプトを大事にする様式美はプログレ・ファンからも好まれたと思います。

 

前作での美学はもちろん貫かれているのですが、サックスを交えた美しくも親しみやすいメロディが増えた事により、圧倒的な支持を得る事となります。

 

RUSHにも通じる知性と、QUEENSRYCHEとも比較されたメタル寄りのサウンドは、確かに新しいものとして70年代プログレの世界観をモダンに甦らせていると思います。

 

ただメロディはあくまでもキャッチーであるのが、彼等最大の個性であると思います。

 

特にJOURNEYにも通じる歌メロが印象的な「ANOTHER DAY」、8分を超えながら少しも冗長な部分を見せずに疾走していく「TAKE THE TIME」、ラストの超大作となった「LEARNING TO LIVE」の燃え上がるような構成等は、技巧派集団で終わらない大衆性を持っていると思われます。

 

 

2019年5月11日 (土)

SHOW-YA GENUINE DIAMOND

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2005年、オリジナル・メンバーでの再結成を果たしたSHOW-YA、ライヴ活動のみの期間が約7年、満を持してリリースされた復活第1弾アルバム、「ジェニュイン・ダイアモンド」、入荷しました。

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寺田恵子姐さん在籍時最後のアルバムとなった「HARD WAY」から22年、くすぶっていなかった事を証明する事となった力作となりました。

 

アルバムのラストではライヴの定番曲でもあるスピード・ナンバー、86年発表の「FAIRY」のリテイク・ヴァージョンを収録しているのですが、熟女パワーと言いながらバリバリのハード・ロッカーとしての資質を見せつけてくれています。

 

歌メロのキャッチ―さとバンド・サウンドのヘヴィなエッジの融合は、さすがに貫禄十分と言ったところで、昨今の嬢メタルを軽くいなす勢いが感じられます。

 

オープニングの「Bloody Rose」では最近のWHITESNAKEをも感じさせる重厚なリフと大合唱必至のコーラスが繰り出され、「息ができないほど」や「Rolling Planet」でも洋楽メタルに少しも引けを取らない高揚感が持続されています。

 

全日本女子プロバンドの盟友でもある元プリンセス・プリンセスの富田京子が作詞担当をしている「Life With You」は、80年代のパワー・バラード系、「In my arms」はゲイリー・ムーアばりの泣き節が牽引するアコースティック・バラードと、スロー・ナンバーの魅力も光っています。

 

SHOW-YA作品をずっと手掛けてきた笹路正徳がプロデュース、往年のキラキラHR/HM路線を踏襲しながらも年代相応のセクシーさをプンプンまき散らす事に成功していると思われます。

 

大人の女性、つまりは熟女の魅力ばかりに頼らない、まさにGENUINE(純正)なHR/HMスピリットが良質なメロディへと結晶化したと言える1枚ではないでしょうか。

 

 

2019年5月10日 (金)

PRETTY MAIDS PLANET PANIC

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プリティ・メイズの前作から2年ぶり、通算10作目となったアルバム、「プラネット・パニック」、入荷しました。

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最早30年以上のキャリアを誇る大ベテランとなったわけですが、本作は9.11以降という大きな時代の節目と言うべき影響下にある作品で、彼等の個性であるメロディック・パワーメタル的な作風を求めるには少し洗練されすぎたサウンドが目立つものとなっています。

 

歌詞にもメッセージ色が強く表れてはいますが、シリアス、ダークになりすぎないバランス感覚はさすがで、あくまでも正統派メタル・バンドとしてのスタンスは固持されています。

 

アレンジ面でのモダンなアプローチ、スピードやヘヴィさよりも時代感覚を重視した構成はグランジ―なメロディアス・ハードとも表現できると思えますが、これは激動期を生き抜くバンドの逞しさ、世界情勢、あるいはメタル・シーンの当時の状況を見据えた結果であったのではないでしょうか。

 

元々どんなヘヴィなナンバーでもメロディ・センスに長けていた上に、優れたヴォーカリストを擁したバンドだけに、楽曲のインパクトはやはり高性能であると思われます。

 

お得意のカヴァー曲のセンスも変わらず、ここではサミー・ヘイガ―の「One Way To Rock」をチョイス、アメリカンなライト感覚も残しています。

 

EDMシーンで多用されたヴォーカル・エフェクトが印象的な「Virtual Brutality」、ミディアム・バラードの「Natural High」の心地良い美しさ等、佳曲が並ぶ事で小粒ながらも飽きさせる事のない好盤です。

 

 

 

2019年5月 9日 (木)

TED NUGENT STATE OF SHOCK

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オリジナルは79年作、テッド・ニュージェントの通算5作目となったアルバム、「ステイト・オブ・ショック」、入荷しました。

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当時KISSを始め、エアロスミス、ヴァン・ヘイレン、チープ・トリックといった、言わば彼の後輩格のバンドがアメリカン・ハードの新たな主流として勢力を極めていた頃で、相当の焦りがあったと思うのですが、野獣のイメージはそう変わる事なく受け入れられていたと思います。

 

ただやはり本作におけるサウンドには、微妙な変化が見られるのも事実だと思います。

 

ライヴでの定番曲となった「PARALYZED」や、スピーディーなリフが炸裂する「SNAKE CHARMER」は、従来のテッドの暴走ハード・ロック感覚が生かされています。

 

興味深いところでは、ビートルズのジョージ作品である「I WANT TELL YOU」のカヴァーに挑戦しています。

 

時代を意識したのか、ポップ・センス導入の試みの現れとでも言うべきこのカヴァーは、ユニークなハード・ロック・ヴァージョンとして楽しめます。

 

珍しいとも言えるバラードの「ALONE」では、テッドの泣きのギターが哀愁感たっぷりに響き、なかなか味わい深い曲になっています。

 

ラスト・ナンバーである「SADDLE SORE」は、エアロスミスの「BACK IN THE SADDLE」への返答とも思えるのですが、曲調は本作と同年にリリースされた「NIGHT IN THE RUTS」にも入っていておかしくないエアロ・サウンドとなっています。

 

テッドの意地とプライドが本作に如実に現れた作品とも思え、当時のハード・ロック・シーンが80年代に向けて加速的に変化していこうとする過渡期的アルバムとも言えるのではないでしょうか。

 

 

2019年5月 8日 (水)

RIOT RESTLESS BREED

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オリジナルは82年作、ライオットの通算4作目となったアルバム、「レストレス・ブリード」、入荷しました。

 

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ヴォーカリストの個性によってサウンドを変遷してきたライオットの歴史は、本作から始まったとも思えます。

 

初代ヴォーカリスト、ガイ・スペランザの独特の高音シャウトを活かした哀愁型ハード・ロックから、本作から参加したレット・フォリスターのだみ声がブルージーな感覚を持ち込んだと言われています。

 

個人的には本作以降のLAメタル・シーンで多く出てきた、ワイルドかつスリージーなタイプの声を持つフォリスターにより、キャッチーでシンプルなリフを多用したアンセム型ハード・ロックとして生まれ変わったと思っています。

 

マーク・リアリよりもずっと早く故人となってしまったフォリスターですが、ソング・ライティング・センスにも長けていてバンドに貢献し、80年代型メタルの特徴でもあったカヴァー・ソングの導入もこの人ならではの味わいが出ています。
(本作ではアニマルズの「若い思い出 When I Was Young」、次作ではクリフ・リチャードの「デビル・ウーマン」が取り上げられています)

 

彼が在籍していたライオットは、結局2枚のアルバムのみとなり、やがてバンドは活動停止状態となっていますが、地味ながらも時代に即したHR/HMを堅実に作り上げていた事は、もっと再評価がされてもいいと思われます。

 

ポップなライト・メタルの「Over to You」、パワー・バラードの初期型モデルとも言える「Showdown」や、スピーディーなパワー・メタルのプロトタイプ、「Violent Crimes」等、バラエティに富んだ内容は、今改めて聴いてももっと売れても良かったのでは、と思えて仕方ありません。

 

尚、本盤ではUSA盤でも収録されなかったボーナス・トラックが追加され、ニューヨークでの82年のライヴ音源が6曲含まれています。

 

 

 

2019年5月 7日 (火)

CHEAP TRICK LAP OF LUXURY

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88年作、チープ・トリックの通産10作目であり、オリジナル・メンバーのトム・ピーターソンが復帰した第1弾アルバム、「ラップ・オブ・ラグジュリー 永遠の愛の炎」、入荷しました。

 

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彼等の初の全米No.1シングルとなった「The Flame 永遠の愛の炎」により、華麗な復活を遂げた、と良く評されていました。

 

トム不在の8年間は地道にアルバム・リリースとツアーを続け、けっして低迷してたわけではないのですが、確か表舞台に現れる頻度は少なくなっていただけに、特に日本でも古くからのファンを喜ばせたと思います。

 

外部ソングライターの大幅導入は、当時多くの70年代バンドの再生方法の王道となっていたため、メンバーだけによる作曲は僅か1曲のみとなったアルバムですが、彼等の最大の個性である甘いパワー・ポップ・センスはけっして殺される事なく、そしてオリジナル・メンバーでのバンド・マジックも働き、今聴いても極上のポップ・アルバムとなっています。

 

ちなみに原曲のパワーでしょうか、プレスリーのカヴァー、「冷たくしないで」も全米4位の大ヒットとなっています。   

 

 

2019年5月 6日 (月)

OZZY OSBOURNE BLIZZARD OF OZZ

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オリジナルは80年作、メタル史に残る大名盤となったオジーのサバス脱退後の華麗な復活劇となったアルバム、「ブリザード・オブ・オズ~血塗られた英雄伝説」、入荷しました。

 

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当時はアルバム名であるブリザード・オブ・オズがバンド名と思われており、元RAINBOWのボブ・デイズリー、元ユーライア・ヒープのリー・カースレイク、そして元クワイエット・ライオットのランディ・ローズという凄まじいメンバーが揃っていました。

 

ご存知の様に印税訴訟の問題で、ベースとドラムは、以降差し替えられていますが、本盤は旧ミックスのままとなっています。

 

悪魔的なジャケットはサバス時代のオジーを彷彿させましたが、ドラマチックでキャッチーな80年代型ハード・ロックの衝撃は本当に大きかったと思います。

 

ランディの生涯で最も優れているとされるソロを含む「ミスター・クロウリー」、そしてその後のオジーとランディの運命を予見しているかの様なせつない名バラード「グッバイ・トゥ・ロマンス」等、全曲が鳥肌の立つメロディを備えた高性能ハード・ロック・アルバムとなっています。

 

メタル・ファンならまず聴かなくてはならない1枚だと思います。

 

 

 

 

2019年5月 5日 (日)

PINK FLOYD/THE ENDLESS RIVER

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20年ぶりとなったピンク・フロイドの最新作で、最終作と明言されたアルバム、「エンドレス・リヴァー 永遠」、入荷しました。

 

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1_000000002530 前作の「The Division Bell 対」が2枚組構想の元に制作されていたそうで、本作はその当時収録しきれなかった音源を元に、4部構成からなるインスト・ナンバーを中心としたものとなっています。

 

08年に他界したリック・ライトへの追悼という意味を持つこのアルバムは、恐らく長年のファンにとってはかなり微妙な思いをさせる内容ではなかったでしょうか。

 

「美しい」というその一言だけで十分説明できる内容なのですが、このバンドはどうしても口を開きたくなる魔力をずっと持っているだけに、ファンならずとも多くの事がこれからも語られていく事でしょう。

 

以下は、「原子心母」、そして「ザ・ウォール」を最も愛する者としての、個人的な見解です。

 

リリース前から、それもかなり早い段階から新作発表のニュースが流れ、曲の一部やジャケット・アートのリークがありましたが、それらの得も言われぬ美しさに多くの人の期待が高まったと思われます。

 

そして届けられたこの壮大なインスト集は、ギルモア主導のフロイド作品と理解した上でも正当な評価を下すには少し時間が必要になるのではという漠然な思いだけを残した気がします。

 

官能的なギター、叙情性に溢れた構成は、インストの小曲の中にでも見てとれます。

 

ただかつてのフロイドとは程遠い位置にあったと思われたアンビエント的な佇まいには、違和感を覚える人もいたのではないでしょうか。

 

これまで人間の業と言うべき世界を言葉と音で紡いできたバンドとしては、ここで見られるサウンドのみで自由なイメージを想起させる手法とは似合わないのかもしれません。

 

ホーキング博士のボイスサンプラーが使用されたナンバーも、このバンドには不釣り合いなギミックにも思えてしまいます。

 

唯一のヴォーカル・ナンバーであり、最終曲でもある「Louder than Words」が最も彼等らしく響き、長い瞑想の後にやっと解放されるような安らぎを与えてくれる様な効果をもたらし、ここで聴き手はバンドの終焉を確信させられる事になります。

 

美しく幻想的であり、文学的にも優れている事と、ロック・バンドのダイナミズムを維持する事は全く違う作業なのだと言う事を、ロジャー・ウォーターズが離脱した事で悟った人達は本作をBGMとして聴き流し、フロイドに特別な感情を今だに持ち続ける人にとっては名残惜しさを覚える事となる本作は、このバンドの神秘性がそれこそ永遠に語られ続ける事を決定付けたのは間違いないと思います。

 

2019年5月 4日 (土)

TYGERS OF PAN TANG WILD CAT

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オリジナルは80年作、タイガース・オブ・パンタンのデビュー・アルバムとなった「ワイルド・キャット」、入荷しました。

 

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1_000000002622 ジャケットのインパクトも相当なものだと思いますが、80年代ブリティッシュ・メタル・ファンにとっては、欠かせない名盤の一つではないでしょうか。

 

当時の彼等は4人組で、まだジョン・デヴァリル、ジョン・サイクスという二人の美形ジョンが不在でしたが、以降の全盛期とは違った存在感をすでに放っています。

 

初代ヴォーカリストのジェス・コックスは、そのアイドルっぽい甘いマスクに似合わず、かなりパンキッシュなヴォーカル・スタイルが個性の人で、どちらかと言うとヘタウマ的な魅力とでも表現すべきでしょうか。

 

1曲目から疾走するN.W.O.B.H.M.の典型とも言えるリフに乗っかるヴォーカルは、投げやり、無愛想にも思える吐き出し方をしていますが、その対比が当時の彼等を特別なバンドにしていたのは確かだと思います。

 

女子供を寄せ付けないかの様なストイックなリフと歌メロが全編を覆っているのですが、同時代の他のバンドと違い不思議と汗臭さを感じさせないのは、この独特のヴォーカルに要因があったのだと思われます。

 

奇しくもアイアン・メイデンが翌年にリリースする大名盤とアルバムと同名となった「KILLERS」では、プログレッシブな展開も見せるバンド・サウンドと流れる様なギターの中で、クールにマイペースを保つジェス・コックスがなかなかカッコいいのですが、絶叫型ヴォーカリストが乱立していく時代の中では、かなり異色だったのではないでしょうか。

 

蛇足情報になりますが、同年にもう一方のNWOBMHMの雄、SAXONは「SUZIE HOLD ON」なるハード・ポップ調のナンバーを発表していますが、本作では「SUZIE SMILED」という曲が収録されています。

 

何はともあれ、ポップなメロディには目もくれず、ひたすらメタリックなリフで押しまくるバンドのスタイルは、以降の彼等の洗練されたサウンドを予見させると同時に、N.W.O.B.H.M.の熱気が最高潮であった頃の空気をダイレクトに伝えてくれます。

 

 

 

2019年5月 3日 (金)

KISS HOTTER THAN HELL

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オリジナルは74年作、デビューから1年も経たずにキッスが発表したセカンド・アルバム、「ホッター・ザン・ヘル 地獄のさけび」、入荷しました。

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前作でのサウンド・プロダクションの弱さについてはいろいろ言われていますが、本作ではキッス本来のへヴィ、ハードな側面が音源化される事に成功しています。

 

誰もが歌えるポップなメロディも確かに彼等の魅力なのですが、本作ではアメリカン・ハードのダイナミズム、楽しさが詰め込まれ、彼等のヴィジュアル・イメージと共にバンドのカラーが決定付けられたのでした。

 

「Watchin' You」等に見られるブリティッシュ・ハード直系のサウンドもこの時期の特徴です

 

2019年5月 2日 (木)

IRON MAIDEN IRON MAIDEN

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オリジナルは80年作、記念すべきアイアン・メイデンのデビュー作となったアルバム、「鋼鉄の処女」、入荷しました。


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NWOBHMシーンが爆発したのは、間違いなく本作をきっかけとしたと言っても過言ではないと思います。

その印象的なジャケットから、バンド名、そして飛び込んでくるスピーディーなナンバーは全てが新しく聴こえたものでした。

ほぼ同時期にジューダス・プリーストが「BRITISH STEEL」をリリースし、メタル・ゴッドの愛称を自ら生み出していますが、まさに英国ハードの過渡期を作ったのはこの両者だったのは誰もが納得するところだと思います。

言ってみればこの2枚のアルバムは、それまでのヘヴィ・メタルという大雑把なイメージを包括的にまとめてくれたわけで、当然の事として以降のシーンも両輪で牽引したのだと思います。

直線的、鋭角なリフを主体に、歌メロはかなり聴きやすいとも思えるキャッチーさがジューダスの新機軸だったとしたなら、メイデンの新しさはツイン・リードとベースのユニゾンを含む攻撃的な疾走感、低音ヴォーカルでのシャウトと吐き捨てる様な唱法が挙げられると思います。

当時のパンク・ファンが、メイデンをすんなり受け入れていた事を考えると、この違いはかなり大きなものであったのではないでしょうか。

確かに初代ヴォーカリストのポール・ディアノの情緒過多にならない、言わばクールとも言える声にはパンキッシュな魅力も有りましたが、メイデンの奥深い音楽性はそれだけでは語り尽くせません。

すでにプログレからの影響を露わにしていて、複雑な曲、リズムの構成はそれまでの様式美ハード・ロックには見られなかったもので、クラシックやブルースを下敷きにしたブリティッシュ・ハードの歴史を見事塗り替えた感すらあります。

スティーヴ・ハリスのドンシャリ感満載のベースも独特で、ギター3本に聴こえてしまうバンド・サウンドの分厚さも特筆すべき点でしょう。

加えてこの時点のこの作品をツェッペリンやサバス、パープル、あるいはシン・リジィやUFOといったそれまでの大物バンドと似ても似つかない独創性を完成させていたのは、今改めて聴き直しても奇跡的な事であったと思います。


2019年5月 1日 (水)

BON JOVI HAVE A NICE DAY

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

令和元年、今後もメタル、そして皆様のハッピーな未来を願っています。

昭和、平成を彩り、そして令和に残るであろうバンド、アルバムを変わらず紹介していきたいと思っています。

 

ボン・ジョヴィの「ハヴ・ア・ナイス・デイ~スペシャル・エディション」、入荷しました。

9_000000005284彼等の通算9作目となったアルバムで、企画盤となった「This Left Feels Right」、ボックス・セットの「100,000,000 Bon Jovi Fans Can't Be Wrong」を挟み、彼等の精力的な活動を象徴する様なポジティヴかつ明朗なサウンドが目立つ傑作です。

 

「CRUSH」以来新たなファンを引き連れてきた彼等が、アルバム・タイトル曲で往年のファンをも再び取り込んだ事により、彼等の不動の地位は更に確固たるものとなった気がします。

 

9.11以降、アメリカのロック・バンドのほとんどが自分達の音楽を見つめ直す事になった中、ボン・ジョヴィは自らの立ち位置を自覚し、力強く進み続ける事を宣言したこのナンバーは、「It's My Life」に続く新たなアンセム・ソングとなりました。

 

ロック・バンドとしてカントリー・チャートで大ヒットするという異例の記録を生み出した「Who Says You Can't Go Home」も、以降の彼等の重要なナンバーとなり、次作へ繋がる新機軸ともなっています。

 

メロウなサイドと、パワー・ポップにも近い陽性のメロディ・センス、そしてこれまでの王道ボン・ジョヴィ節が炸裂するハード・ロックが見事なバランスで保たれ、当然の如く大ヒット作となりました。

 

全米ではNo.1こそ逃しましたが、ここ日本では10年ぶりとなるオリコン・チャート1位を記録し、根強い人気ぶりを証明しています。

 

世界的モンスター・バンドでありながら常に人懐っこいメロディを届けてくれる彼等には本当に頭が下がるのですが、同時に優しさの中に見え隠れするマッチョ的なイメージも本作から露わになってきた感があります。

 

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