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2018年12月の31件の記事

2018年12月31日 (月)

QUEEN LIVE IN MILANO 1984 Part 1

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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クイーンのブート音源、「ライヴ・イン・ミラノ 1984 パート1」、入荷しました。

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クイーンのブートレグ、特にライヴものには手を出してはいけないと言われ続けてきましたが、この84年のTHE WORKS TOURの音源もオーディエンス録音となり、素人にはなかなか厳しいものであったと思います。

当時の録音技術で言えばかなり良い方だとは思いますが、あくまでも熱心なマニア向けの音質ではあると思います。

ただこの時期のクイーン、そしてこの84年のヨーロッパ・ツアー以降のバンドを取り巻く状況を考えると、ファンとしては実に興味深い時代ではあったと思えるのです。

収録はイタリア、ミラノ、84年9月15日と思われます。
(14日、15日の両日行われていますが、IT'S A HARD LIFEとDRAGON ATTACKの合間にMUSTAPHAのイントロが挟まれるあたりから15日と推定できます)

実は同タイトルでPart 2が存在するのですが、そちらはロンドン公演が一部含まれているようで、Part 1ではフル・セットの約半分が収録された形となっています。

当時の彼等と言えばアルバム・セールスは世界的に絶好調、「THE GAME」、「HOT SPACE」で続いたファンク、ダンス路線から、王道クイーン路線への回帰も見られ、ツアーの評判もかなり高かった時期です。

そして欧州公演が終了、クイーンは翌月あの悪評高い南アフリカ、サン・シティでのツアーを敢行するわけです。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」では描かれていませんでしたが、以降彼等は世界中から非難を浴び、解散危機へと追い込まれていたと噂されるのでした。

そんな危うさも今となってはクイーンというバンドの醍醐味でもあるのですが、ちょうどこのミラノ公演時はクイーン、そしてフレディの何度目かのピーク時の真っ只中、しかも当然南アフリカ行きはこの時決定していたはずで、相当の覚悟、迷いがあった中でもあったであろう最中です。

当時の南アフリカ問題については省きますが、国連のブラックリスト入りとなったそうですからどんなに大事件だったか容易に想像がつくものと思われます。

彼等は音楽で、ロックで世界中を楽しませたいという思いだけで誰も手を付けなかった、付けられなかったタブーに挑戦したとも言えますが、実際は政治的無知、軽薄バンドと言われても仕方ない事だったのでした。

ここからあのライヴ・エイドへと繋がるバンド内不和、シーンからの一時的撤退があったわけです。

バンドがそんな運命を辿るであろう事をクイーン自身は思ってもみなかっただろうと想像できるのですが、ここでのライヴからもそんな邪念は一切なく、トップ・バンドとしての自信、勢いだけが生々しく伝わってきます。

<それが逆に皮肉にも思えてしまうのですが、あまり語られる事の多くなかったクイーンの暗黒時代、まさにそこへと片足を突っ込んでいた時期の貴重な音源であるのは間違いないでしょう。


2018年12月30日 (日)

TOP MUSICIANS PLAY QUEEN THE COLLECTORS COLLECTION

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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イギリスでリリースされている「TOP MUSICIANS PLAY」シリーズ、多くのビッグ・バンドのトリビュート盤のタイトルとして使用されていますが、出るべくして出たクイーン・ヴァージョン、「トップ・ミュージシャンズ・プレイ・クイーン ザ・コレクターズ・コレクション」、入荷しました。

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イギリスでリリースされている「TOP MUSICIANS PLAY」シリーズ、多くのビッグ・バンドのトリビュート盤のタイトルとして使用されていますが、出るべくして出たクイーン・ヴァージョンです。

実はアメリカ発で97年に企画されたクイーン・トリビュート、「ドラゴン・アタック」なるアルバムからの音源を流用しているのですが、若干違う部分があるのでマニアにとってはややこしいものとなっています。

「ドラゴン・アタック」は日本でもリリースがされており、プロデュースはプログレ、あるいはプログレ・ハード・ファンの間では名高いビリー・シャーウッド。

90年代後半からYESのメンバーとして活躍する一方、元STONE FURY、UNRULY CHILDのブルース・ゴウディと共にWORLD TRADEを結成した事で知られるギタリストです。

集められたメンバーはHR/HM界の名立たる名手達。

個性的なヴォーカリストとギタリストの組合せと、カヴァーの選曲の妙が魅力となる、昨今パターン化した企画盤にはなるのですが、やはり原曲の良さと参加メンバーの豪華さに放っておくにはあまりにもったいない1枚になっています。

ヴォーカリストにはロビン・マッコーリー、ジェームス・ラブリエ、ジェフ・スコット・ソート、ポール・ショーティーノ、レミー、グレン・ヒューズ、ジョン・ブッシュ等。

フレディの美声からは程遠い、個性的な声の持ち主が多い事にまず驚かされます。

バック陣にはイングヴェイ、テッド・ニュージェント、ジェイク・E・リー、クリス・インペリテリ、マーティ・フリードマン、スコット・イアン等々。

リズム隊にもHR,/HMファンにとっては知らない人がいない程のテクニシャンが揃えられ、原曲のイメージを大きく壊さない程度にクイーン・ハード・ロック大会が行われています。

選曲もそうしたクイーンのハード・サイドが中心となっていますが、「Save Me」、「It's Late」、「We Are The Champions」当のバラードも心憎いセレクトがされています。

クイーンの熱心なファンにとっては、独自の美学の追求だされていない、選曲に偏りがある等の不満があるのでしょうが、元々個性的なアーティストによるカヴァー大会という大前提があるわけですから楽しみ方が違ってくるのは仕方ないところだと思います。

もちろんそれぞれのナンバーでクイーンへのリスペクトがあるのは当然ですが、持ち味を生かした新たなクイーン・ナンバーの解釈という点が興味深いと言えるでしょう。

その「DRAGON ATTAC」と本作の相違点が数点見られます。

本作ではまず「Another One Bites The Dust 地獄へ道づれ」が、GREAT WHITEのジャック・ラッセルがヴォーカルを務めるものとなっています。

「SHEER HEART ATTACK」ではギターがテッド・ニュージェントの名がクレジットされています。
(「DRAGON ATTACK」ではマーティ・フリードマンでした)

「DRAGON ATTACK」に収録されていた「KEEP YOURSELF ALIVE」が省かれ、本作では目玉となる曲が収録されています。

なんとあのジョン・ウェットンが歌う「ボヘミアン・ラプソディ」、演奏陣の詳細はわかりませんが、原曲のイメージを壊さないアレンジが施されています。

この1曲が聴けるだけでも、本作の価値有りと見ます。


2018年12月29日 (土)

MOLLY HATCHET NO GUTS...NO GLORY

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは83年作、アメリカン・ハード史を語る上で外せないバンド、モリー・ハチェットの通算5作目のアルバム、「ノー・ガッツ・ノー・グローリー」、入荷しました。

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オールマン・ブラザーズ・バンド、レイナード・スキナードの活躍により、一気に広まったサザン・ロック・バンドの豪放、粗野といった・イメージを更にストレートに体現、しかもキャッチーなメロディを持つという個性は愛すべき存在でした。

彼等の絶頂期の末期のアルバムですが、サウンドは豪快なハード・ロックとして言い切っても全く問題ないと思います。

本作より一時バンドを離脱していた初代ヴォーカリスト、ダニー・ジョー・ブラウンが復帰、更にリズム隊がメンバー・チェンジをしています。
(前作、前々作のヴォーカリスト、JIMMY FARRARは2018年10月に死去しています)

まさにアルバム・タイトル通りのガッツ溢れるトリプル・ギターとヴォーカル、ヒゲ面とビールと土埃、汗臭さ満載の漢のハード・ロックが爆音を上げて駆け抜けていく1枚です。

シングル・カットされた「Kinda Like Love」ではEAGLESを彷彿させるポップ・センスも披露、「What's It Gonna Take」では以降の80年代メタルに通じるエッジも見せる等、かなり器用なバンドでもあったと思います。

サザン・ロックの名曲として「Free Bird」と共に挙げられる名曲、「Fall Of The Peacemakers」の繊細さも泣かせてくれます。

因みにこの美しく激しいナンバーの作曲者でギタリストのデイヴ・ハルベックは2017年に死去、本作が初参加だったベーシスト、リフ・ウエストは2014年に死去、ヴォーカリストのダニーも2005年にすでに他界、このバンドの主要メンバーはほぼ亡くなっているのは本当に残念です。

同時代の38スペシャルが洗練されたサザン・ロック・スタイルを追求していたのに対し、80年代にこうしてパワーと職人技でハードなサウンドを展開していたのには頭が下がる思いです。


2018年12月28日 (金)

MIKE & THE MECHANICS LIVING YEARS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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本家ジェネシスを上回る勢いで世界的に知れ渡った、マイク・アンド・ザ・メカニックスの88年作のセカンド・アルバム、「リヴィング・イヤーズ」、入荷しました。

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一作限りのプロジェクトと思いきやスマッシュ・ヒットを記録した前作から三年、本作がジェネシスの活動と並行して作られ、そして現在に至るまでマイク・ラザフォードのライフワークと化した感があります。

アルバム・タイトル曲は全英2位、全米1位という大ヒット、そして日本でも島田歌穂がカヴァーし、人気TVドラマ「HOTEL」で使用された事でお茶の間にも浸透する事となりました。
(オリジナルは亡くなった父親への息子の後悔の念を歌ったものでしたが、島田歌穂ヴァージョンは友情を歌ったものとなりました。)

ある89年のヒット曲、「The Living Years」により、、すっかりお茶の間に浸透した感がある彼等、本作でも安定したメロディを聴かせてくれます。

SAD CAFEのポール・ヤング(2000年に他界しています)、元ACE、スクイーズのポール・キャラックのダブル・ヴォーカリスト、ピーター・ヴァン・フック、エイドリアン・リーを従えた5人体制も前作から踏襲、バンドとしてまとまりを見せています。

サウンドはブルー・アイド・ソウル路線からよりジェネシスに近づいたものとなり、ロック色も強くなっています。

メロディ、アレンジ共に、同時代のフィル・コリンズのソロ活動を凌ぐ部分も感じられ、あんなにポップだった当時のジェネシスに何か不満でもあったのかと勘ぐってしまう程なのですが、元々マイク・ラザフォードにはこうしたポップ体質があったという事なのでしょう。

全曲シングル・カット可能と思える高性能メロディ集となっているのですが、特にポール・ヤングのヴォーカル曲は優れたものが多いと思われます。

ジェネシスを強靭にしたかの様なポップ・ナンバー、「Seeing Is Believing」、プログレ・ハード色の強い「Beautiful Day」等、80'sロックとしてのキラキラ感満載の名盤と言えるでしょう。


2018年12月27日 (木)

JOHN WETTON/GEOFFREY DOWNES

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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2002年にt突如としてリリースされた80年代のデモ音源を中心とした、「ジョン・ウェットン/ジェフリー・ダウンズ」、入荷しました。

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ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズの2000年代の再合流はICONというプロジェクト名で3枚のオリジナル・アルバムがリリースされ、その後のオリジナル・メンバーでのASIA再結成のきっかけになったと思われますが、本作はそれ以前に突如として発表されたコンピレーション盤です。

内容は82年から86年にかけて残されたデモ音源が中心で、おそらく「ASTRA」以降のアルバム用の曲であったと思われます。

5曲目の「SOUL」のみダウンズ単独作のインストとなりますが、残る曲はいずれも80年代エイジアの最もキラキラしていた部分を象徴するメロディアス・ポップ集となります。

さすがにASIAが誇ったこの黄金コンビ、例えデモでも輝きが違います。

「Oh! Carolann」「Kari-Anne」は、スコット・ゴーハム、マイク・スタージズを迎えたもので、「LIVE MOCKBA 09-X1-90」にスタジオ・テイクの未発表曲として収録されていますが、ヴァージョン違いのものとなっています。

同じく「SUMMER」も同メンバーを迎えて「THEN & NOW」の新曲としてレコーディングされたものですが、ここではイントロ部分に「ASTRA」収録の「Rock And Roll Dream」のコーラスが挿入されている不思議なテイクとなっています。

「We Move As One」はアバのアグネッタの85年作のソロ・アルバム提供曲となり、おそらく同テイクの流用だと思われます。

「Christina」は、96年リリース作、ウェットンのソロ・ライヴ・アルバム「Akustika: Live in America アクスティカ」に収録された未発表曲で、こちらも同テイクが流用されているものでしょう。

以上、かなり年代的にもバラバラで、純粋なASIA用、あるいはICON用のデモ集とは言えませんが、恐ろしく完成度の高いメロディ集の前では文句をつける隙がありません。


2018年12月26日 (水)

ANVIL METAL ON METAL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは82作、アンヴィルのセカンド・アルバムとなった「メタル・オン・メタル」、入荷しました。

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泣けるドキュメンタリー映画、『アンヴィル!~夢を諦めきれない男たち』の中でも印象的に度々紹介されるアルバム・タイトル曲は、アンヴィルのパワー・メタル然としたストロングなイメージを代表するものとなりました。

日本では当時N.W.O.B.H.M.シーンの流れで紹介されますが、その鋼鉄魂剥き出しの音に加え、リップスの変態チックなキャラ、また後に日本でも披露されたバイブを使ったパフォーマンス等の奇異な個性がキワモノとしての側面ばかりが目立っていた感があります。

しかしながら改めて本作を聴き直すと、その早すぎた才能に衝撃を覚えます。

前述のアルバム・タイトル曲がブラック・サバスからの影響を若さと勢いで生み出されたものだと解釈するのは容易ですが、「JACKHAMMER」や「HEAT SINK」、「666」に至っては完全なるスラッシュ、もちろんメタリカやメガデスが世に出る前の話です。

MOTORHEADばりのラフなスピード感、初期RIOTの様な哀愁感溢れるメロディ・センスも見せながら、確実に70年代ハード・ロックとは異質の鋼鉄サウンドをすでに彼等は確立していたわけです。

ゴリゴリの男臭いメタル・バンドというイメージも強い彼等ですが、実は器用なリフ・メイカーであり、ドラマティックな構成にも長けていた事もわかります。

唯一のインスト・ナンバーである「MARCH OF THE CRABS」ではマイケル・シェンカーさえ彷彿させ、確実に欧州的な影響を受けていた事も興味深いところです。

「Into The Arena」、「Doctor Doctor」からのインスパイア、更にはアイアン・メイデンにも匹敵するドラマ性を感じさせるこのインストを聴く限り、全く古臭さを感じさせないのも奇跡的であると思われます。

当時のN.W.O.B.H.M.をいち早く進化させ、後のスラッシュ、パワー・メタルの礎となった本作、間違いなく80年代初頭において最先端のメタルであったのだと思います。


2018年12月25日 (火)

VALENSIA QUEEN TRIBUTE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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93年、「ガイア」で突如としてオランダから現れた天才、ヴァレンシアの2003年作のアルバム、「クイーン・トリビュート」、入荷しました。

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デビュー時から公言してはばからなかったクイーンからの影響をついに本作でトリビュート、マルチ・ミュージシャンとしての才能とクイーン愛があってこそ成しえた力作です。

日本でも死ぬ程流れた「ガイア」はまさに一人QUEEN状態、オペラチックなコーラス・ワーク、うっとりするような美旋律、目くるめく曲展開、加えてアイドル的要素を持ったルックスも手伝い、クイーン・ファンはおろか、これまで洋楽にあまり触れてこなかったファン層をも虜にしたと思われます。

その彼がクイーン・マニアらしい選曲、アレンジにより、単なるコピー、カヴァー以上の感動を与えてくれたのが本作です。

まずどうしても触れたいのが「ボヘミアン・ラプソディ」の完成度で、この曲のみ一人完全再現とでも言うべき凝りようで、ヴォーカルもフレディを思わずにいられない共通点を感じさせます。

「SHEER HEART ATTACK」や「DEAR FRIENDS」、「MY FAIRRY KING」等のオリジナルに忠実な再現も見事で、QUEEN美学の正統後継者たる存在感を放っています。

更に凄いのは「KILLER QUEEN」や「LOVEOF MY LIFE」で見られる原曲の美しさをより強調、煮詰めたアレンジによる独自の解釈が素晴らしい点です。

意外とも思えるリメイクぶりは、生粋のクイーン・ファンをうならせると思います。

初期のクイーン・ナンバーが中心となりますが、3曲のみユニークな選曲がされています。

「MAN FROM MANHATTAN」はエディ・ハウエルの76年作のナンバー。

プロデュースとピアノはフレディ・マーキュリー、ブライアン・メイも参加したこの曲は元々クイーン激似のポップ・ソングでしたが、本作でも違和感なく聴こえてしまいます。

そして「POLAR BEAR」はブライアンとロジャーがいたQUEENの前身バンド、SMILEの69年のナンバー。

ヴァレンシアはやはりこの曲でもフレディに似たヴォーカルにより再現しています。

そして「すべての若き野郎ども」は、ロック・ファンにはお馴染み、MOTT THE HOOPLEの72年の大ヒット曲。

デヴィッド・ボウイ作のこのナンバーは、92年のフレディ・マーキュリー追悼コンサートで、そのボウイとMOTTのメンバー、そしてQUEENのメンバーによりプレイされた事でファンにも馴染み深いものとなっていますが、ヴァレンシアのカヴァーはまるで完全なるQUEENヴァージョンとしてアレンジしています。

QUEENフィーヴァーが続く今こそ、これに続く第2弾はないものかと思わずにはいられない聴き応えのある1枚です。


2018年12月24日 (月)

BAD COMPANY HERE COMES TROUBLE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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92年作、バッド・カンパニーの「ヒア・カムズ・トラブル」、入荷しました。

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前作「HOLY WATER」が全米チャート35位を記録、久々のヒットとなったバッド・カンパニーがフォリナー路線を引き続き踏襲した93年の通算10作目のアルバムです。

二代目ヴォーカリスト、ブライアン・ハウ加入の新生バドカンの4作目ともなり、アメリカンなメロディアス・ロックとしての安定感が見られます。

極まった感のあるフォリナー化したサウンドはなかなか聴き応えがあるのですが、残念ながら本作がブライアン・ハウ在籍時の最後のスタジオ・アルバムとなりました。

プロデューサーは前作に引き続きテリー・トーマスが担当、ソング・ライティング面でも大きな貢献をしています。

このテリー・トーマスなる人物、元々は英国のAOR、ハード・ポップ的なバンド、CHARLIEのメンバーで、同バンドで82年に本作と同タイトルとなるアルバム、「HERE COMES TROUBLE」をリリースしています。

また91年にはミック・ジョーンズとの共同プロデュースでフォリナーの「UNUSUAL HEAT」をプロデュース、その縁なのかベーシストのリック・ウィルスがフォリナーからバッド・カンパニーへ移籍をしています。
(本作のレコーディングには不参加、ツアーから加入したようです。)

そんなフォリナーとの共通項が多いのも偶然ではないわけで、シングル・カットされた「HOW ABOUT THAT」は地味目なフォリナー・タイプのミドル・ハード、セカンド・シングルの「THIS COULD BE THE ONE」は80年代型パワー・バラードとなっています。

その他にもルー・グラムが歌ってるんじゃないかと思える程フォリナー感が満載、けっして派手なナンバーはありませんが、ジワジワくるアメリカン・プログレ・ハードの香りが逆にたまりません。

ポール・ロジャースのバッド・カンパニーの面影は完全に失われてしまいましたが、ミック・ラルフスの色気のある泣きのギター、サイモン・カークおツボを押さえたリズムはさすがに心地良く、ブライアン・ハウもきっと気持ち良く歌ってたんだろうなぁというのが伝わってくるようです。

バラード・タイプのナンバーが比較的多い点も、メロディック・ロック志向のファンには嬉しいアルバムでしょう。


2018年12月23日 (日)

THIN LIZZY BAD REPUTATION

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは77年作、シン・リジィの通産8作目となったアルバム、「バッド・レピュテーション 悪名」、入荷しました。

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ジャケットには3人しか映っていませんが、ブライアン・ロバートソンが怪我で数曲のみの参加となり、結局本作を最後に脱退、結果ゲイリー・ムーアが正式参加となるわけです。

そんな状態でも優れたナンバーが揃い、メロディの充実度はかなりのものです。

脱退したブライアンがあのジミー・ベインと結成したワイルド・ホーシズのアルバムがこの頃のリジィに似ていたのが印象的です。

特に「ダンシング・イン・ザ・ムーンライト」や「サウス・バウンド」等の洗練されたポップ・センスがあったからこそ、同時代のハード・ロック・バンドと比べると抜きん出た存在であったのだと思います。

また同時に現在もリスペクトされている理由にもなっているのではないでしょうか。


2018年12月22日 (土)

MOTORHEAD KISS OF DEATH

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モーターヘッドの通算18作目となったアルバムで、とうとう還暦を迎えたレミーがまだまだ元気でいる事が露わになった力作、「キッス・オブ・デス」、入荷しました。

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当時は生涯現役、レミーがいる限りMOTORHEADは2年に1枚のペースでアルバムをリリースしてくれるという安定期とも言えるマイペースが続く最中、本作でも不変の爆音を聴かせてくれます。

ただ微妙な進化、変化も毎度披露してくれていたのもやはりさすがで、本作も他のアルバムではなかなか聴けないナンバーがいくつか含まれています。

レミー、フィル・キャンベル、ミッキー・ディーという不動の体制になってからの5作目、2年に1枚という確実なマイペースぶりも、最早安定期とも言えると思いますが、枯れもせず、老成もしないスピリットにはただただ頭が下がります。

これまで多くの有名プレイヤーを迎えてきた彼等ですが、本作ではスティーヴ・ヴァイがゲスト参加しています。

リード・シングルとなった「Kingdom Of The Worm」のイントロのリフ、デスヴォイス気味のヴォーカルを一聴してMOTORHEADと即答できるファンはなかなか少なかったのではないでしょうか。

彼等のキャリア中最もスラッシュ色の強いこの曲に始まり、アコギで始まるレミー流パワー・バラードの「God Was Never On Your Side」、往年のSAXONが得意だったメロディアスなハード・ブギを彷彿させる「One Night Stand」等は、本作の中では異色と思えます。

当然ながら王道モーターヘッド節は変わらず健在、オープニングの「Sucker」で炸裂、以降のスローなナンバーでもバキバキのストロングなサウンド・プロダクションによりむしろ若返っている感があります。

本作で2作目のタッグとなったプロデューサー、キャメロン・ウェッブによる手腕が大きいのだと思いますが、この強調されたメタリック・エッジが以降モーターヘッド作品でも貫かれています。

また毎作恒例にもなったゲスト参加、ここではALICE IN CHAINSのベーシスト、マイク・アイネズ、POISONのギタリスト、C.C.デヴィルが迎えられています。

ラストの爆走ナンバー、「Going Down」終了後、クレジットはされていませんが13曲目として「R.A.M.O.N.E.S.」が収録されています。

この曲は91年作のアルバム、「1916」に収められていた文字通りラモーンズに捧げられたもので、本作では2006年ヴァージョンとしてリテイクされています。


2018年12月21日 (金)

FIGHT WAR OF WORDS

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メタル史に残る大名盤、「PAINKILLER」を残しJUDAS PRIESTを脱退したメタル・ゴッド、ロブ・ハルフォードが結成したファイトの第1弾アルバム、「ウォー・オブ・ワーズ」、入荷しました。

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その動向が注目されていた中、ロブは前述の「ペインキラー」に大きく貢献したドラマー、スコット・トラヴィスを引き連れ、現STEEL PANTHERのサッチェルことラス・パリッシュ等、無名の若手ミュージシャンをバックにした5人組、メンバー構成はジューダスと同じながらも目指すサウンドはかなり違うものとなりました。

ロブがジューダスを捨ててまでも貫きたかったメタルは、90年代メタルの先導者となったPANTERAに影響されたいわゆるモダン・ヘヴィネス路線でした。

パンテラにかねてから熱い視線をパンテラに送っていたロブは、自身によるプロデュース、全曲単独作を決行し、特徴的なギターとドラムを主軸に「PAINKILLER」以降のスタイルを確立しています。

サウンドに合わせ、ヴォーカル・スタイルも大きく変化しているのも特徴的です。

オープニングの「INTO THE PIT」やアルバム・タイトル曲でこそ、これまでのジューダスでの高音スクリーム、スピーディーなリフの連続が見られますが、アルバム大半でミドル・テンポでの重量感に合わせ中低音の渋さを演出しています。

特に「LITTLE CRAZY」でのブルージーな香りを漂わせたナスティな歌い回しや、「CONTOROTION」での低音のヴォーカル導入等、ロブの新たな魅力を発見する事ができます。

情緒を一切排除、徹頭徹尾時代に合わせた鋼鉄魂を追求した結果、本作でやり尽くしてしまったのでしょうか。

このバンドは次作で大きく路線変更、そして更に賛否両論を巻き起こすTWOへとなだれ込むわけですが、確かにここでのメタルっぷりを超えるのはなかなか至難の業であったろうと思います。


2018年12月20日 (木)

SNAKE HIP SHAKES NEVER SAY DIE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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SNAKE HIP SHAKES名義では最終作となった、2001年作の第3弾アルバム、「ネヴァー・セイ・ダイ」、入荷しました。

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約1年半、ZIGGYの名前から離れたもののその間になんとアルバム3枚をリリース、より贅肉を削ぎ落したソリッドなスタイルと森重節による歌詞とメロディのセンスは、旺盛な創作意欲による摩耗を少しも感じさせませんでした。

戸城憲夫の穴を埋めるに十分なメロディ・メイカーぶりを発揮していた松尾宗仁の存在がますます重要になり、ここではシングルとなった「RAIN」、ラストを飾る「時は誰も」で優れたバラード・ソングを手掛け、ZIGGY以来のキャリアの中でもかなり忘れ難い名曲としています。

一方日本のAEROSMITH、HANOI ROCKS、MOTLEY CRUEとしてZIGGYを愛して止まなかったファンにとっても変わらぬスタイルが踏襲されています。

老いと向き合いながら「NEVER SAY DIE」と言い切るアルバム・タイトル曲や、エアロスミスの「EAT THE RICH」のギター・リックを彷彿させる「R&Rミュージックに首ったけ」等は、確実に80年代のZIGGYファンを狂喜させるでしょう。

また「Inside, Outside」は、全く違うサビ、コーラスを持ちながら、87年のデビュー作、「ZIGGY~IN WITH THE TIMES~」のオープニング曲として当時の洋楽ファンをドキドキさせたであろう「EASTSIDE WESTSIDE」を思い出さずにはいられません。

また彼等の新たな魅力となりつつあったスカ、ポップ・パンク色も定番となった感があり、バンドの幅を広げています。

日本で最も妖しく危険なヴィジュアルを持ち、サウンド的にはストーンズから始まった不良っぽさと日本人の愛してきた歌謡曲的なセンスの同居、こうした奇跡的な個性がSNAKE HIP SHAKES時代により濃縮された気がします。


2018年12月19日 (水)

THE CROSS MAD BAD AND DANGEROUS TO KNOW

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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ロジャー・テイラーのソロ・プロジェクトとなったザ・クロス、まさかと思われた第2弾アルバム、「マッド・バッド・ロックンローラー」、入荷しました。

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元々はロジャーのソロ作として制作されていた前作は、クイーンのサポート・メンバーであったキーボーディスト、スパイク・エドニ―と共にバンド結成を立案、その後3人のほぼ無名のアーティストを加え5人組として活動する事となります。

ツアーを前提とした活動のために作られたバンドでしたが、あくまでこれまでのロジャーのソロ作の延長線上にあった音楽性はある意味バンド名義が必要なのか疑問でした。

ところがここで一気にバンドは一変、本作もセールス的には成功しなかったようですが、実に粒揃いのナンバーが並ぶロック・アルバムとなっています。

このバンドの可能性にロジャーがいよいよ本気を出して賭けてみたと思える程ロッカ―気質剥き出し、恐らく彼のソロ関連作の中でも最もロック色の強いものではないでしょうか。

ジミ・ヘンドリックスのカヴァー、「Foxy Lady」を除けば、ロジャー単独作のナンバーは僅か2曲、残りはメンバー全員、あるいは単独で書き上げたものばかり。

そのためバラエティに富んているのはもちろん、ヴォーカリストとしてのロジャーの新たな魅力も垣間見れるものとなっています。

オープニングではいきなりツェッペリンかと思わせる大ハード・ロック大会、奇しくもクイーンの曲と同名となった「Liar」ではデヴィッド・ボウイを思わせるミドル・ナンバー。

スパイク・エドニーが手掛けるポップなハード・ナンバーや、ベーシストのピーター・ヌーンはまるでジョン・ディーコンの様なメロディ・メイカーぶりを披露、ギタリストのクレイトン・モス、ドラムのジョシュ・マクレーもそれぞれ豪快なロック・ナンバーを提供しています。

ロジャーは当時不惑の年を迎えたばかりと推測されますが、自分よりも年もキャリアも若いメンバーに本作を委ねる余裕と貫禄があったからこそ生まれた力作だと思いますが、何故もっと売れなかったのかが良くわかりません。


2018年12月18日 (火)

Aldious Tour 2018 “We Are” ~Final~ at TSUTAYA O-EAST

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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2018年も残すところあと僅か、個人的にも年内最後のライヴ参戦となったアルディアスのツアー・ファイナル行ってきました。

会場のO-EASTがこんなに狭かったっけと思える程パンパン。

DOKKENやBLACK 'N BLUE、ツェッペリンのBGMが流れる中、ポジションを確保するのも結構大変。

ガールズ・メタルと呼ばれるバンドのライヴはこれが初なので、ちょっと遠慮気味に後ろに行こうとしてたら、押されて真ん中来ちゃいました。

サバスのNEON KNIGHTSが流れる中、いきなりショーはスタート。

メンバーが一人ずつステージに登場。

改めて言う事でもないけど、とにかく綺麗だし可愛い。

アイドルのライヴにも行った事がない自分にとっては、観客のノリについていけるかちょっと心配だったけど、一曲目が始まった途端、いつものメタル・ライヴの通常モードで体が反応、ヘヴィなリズム隊と華麗なツイン・リード、そして見栄えと声の美しさを誇るヴォーカリストのカリスマ性に圧倒される事になります。

先月末ミニ・アルバムをリリースしたばかりの彼女達でしたが、ほどなくしていきなりヴォーカリストのRe:NO嬢脱退のニュースが飛び込んできました。

しかも原因は耳の病という事で、にわかファンの僕にとっても衝撃的なアナウンスでした。

これがRe:NO嬢にとってはALDIOUSでの最後のステージ、そしてもしかしたらヴォーカリストとしては最後のライヴになるかもしれない、そう考えただけでも当日までライヴ参戦を迷っていたのですが、バンドの勢いには悲壮感などまるで無し。

とにかくまぁ乗せ上手。

各メンバーのMCやコール・アンド・レスポンス、ミニ・コーナー等、コテコテのメタル・ファンには戸惑う展開はあるものの、このバンドの一番の強みはやっぱり曲の良さ。

メロディアス・ハードから、ハード・ポップ、パワー・バラードまで、メタリックなエッジを損なう事なく完成度の高いナンバーの実に多い事。

スピードとダークなヘヴィ感覚も伴って、純粋にメタル・ライヴとして飽きさせる事がありません。

そしてRe:NO嬢。

相当派手だったライティングにも負けない眩い金髪を振り回し、表情豊かな歌唱力としなやかなアクション。

こんな華麗で若いヴォーカリストが病気が原因でシーンから消えなきゃならないなんて、神様はなんて意地悪なんだろう。

僕がALDIOUSを初めて聴いたのは二代目ヴォーカリスト、Re:NO加入後から。

おじさんの不純な動機を煽るには十分な麗しいルックスにノックアウトされたのです。

そんな薄汚いオヤジを美メロと確かなバンド・サウンドが浄化してくれるようにライヴは進行。

2回のアンコールでメンバーの固い結束と友情に涙を誘われ、最後まで力強く歌い切ったRe:NO嬢に勇気づけられました。

彼女は最後にステージ上から、コードを引き抜いたマイクを落とすように手から離すのですが、「これで終わり」という決意表明としてはこれがまた実に絵になってしまうのです。

あまりにも早すぎるシーンからの撤退、それは日本のメタル界にとってあまりにも大きい損失にも繋がる気がしてなりません。

健康の回復、そして復帰を願わずにはいられません。

そして看板をヴォーカリストを二度失うという悲運にを負けず、ALDIOUSの今後に注目し続けたいと思います。

Re:NOさん、本当にお疲れ様でした。

そしてありがとうございました。


2018年12月17日 (月)

ADAM LAMBERT FOR YOUR ENTERTAINMENT

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アダム・ランバートの2009年のデビュー作、「フォー・ユア・エンターテイメント」、入荷しました。

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かつてクイーンがポール・ロジャースと合体した時、それはロック・レジェンド同士による最強タッグとして歓迎され、改めてクイーン・ナンバーの素晴らしさを思い知らされる事にはなりましたが、それはあくまでもフレディのいた過去とは全く切り離されたものであったと思います。

多くのロック・マニアを歓喜させた組合せでしたが、この人の登場によって一気に純粋なクイーン・ファンがフレディの影をそこに見出したのではないでしょうか。

ブライアン・メイとロジャー・テイラーがその声とパフォーマーとしての魅力に惚れ込み、クイーンの看板として抱き込み、そして今も尚QUEENの現在の姿として共にツアーをしているヴォーカリスト、アダム・ランバート。

コアなロック・ファンにとっては突然現れた新星にも思えたかもしれませんが、元々はアメリカの人気番組、「アメリカン・アイドル」の出身者で、クイーンともTVで共演した事がきっかけで現在に至るようですが、そんな経緯も今のクイーン+アダム・ランバートというプロジェクトの完成度の高さの前ではどうでもいい事のように思えてきます。

本作は2009年の彼のデビュー作となり、その恐ろしく高性能なポップ・アルバムとして一気に聴けてしまう好盤です。

作曲陣にはTHE DARKNESSのジャスティン・ホーキンス、WEEZERのリヴァース・クオモ、MUSEのマシュー・べラミー、リンダ・ペリー等々、かなりロック色の強い面々が並んでいます。

マイケル・ジャクソン、フレディ・マーキュリーのカリスマ性と比較されますが、その声は曲調によりかなりカラフルに変化、圧倒的な歌唱力と表現力はおそらくどんなタイプのナンバーも歌いこなしてしまうのでしょう。

セクシュアリティやキャラクターの濃さも話題になる人ですが、そうした意味でもまさにフレディの再来と見る人は以前から多かったのでしょう。

少なくともこの完璧なデビュー作の前では、文句のつけようは無いわけで、ポップ・ファン、ロック・ファン共に素直に楽しめる内容と思われます。

最近で超絶大ヒット映画、「ボヘミアン・ラプソディ」へのカメオ出演で話題になりましたが、クイーン+アダム・ランバートは現在もツアーを続行中、日本には2014年のサマーソニック2014のヘッドライナーとして来日していますが、この勢いで単独でまた是非来てほしいものです。


2018年12月16日 (日)

QUEEN THE ULTIMATE COLLECTION

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クイーンのブートレグ作品の中でも特にに有名なもので、ライヴ・ヴァージョンを中心に、スマイル、ラリー・ルレックス、各メンバーのソロ活動時の音源等、かなり幅広く収録した2枚組、「ジ・アルティメット・コレクション」、入荷しました。

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ジャケットには「RARITIES, ODDITIES, AND COVER VERSIONS」のサブタイトルがプリントされていますが、この「THE ULTIMATE COLLECTION」は全3シリーズが出回っているようで、本盤はVOL. 1と呼ばれているものです。

音質に関してはもう劣悪というのが大前提となりますが、ジョン・レノン、ツェッペリン、エルトン・ジョン、マディ・ウォーターズ等のカヴァーがまとめて聴けるのはありがたいところです。

またレアなところではスマイル名義でリリースされたシングル2曲、ロジャーがザ・クロスとして活動していた時期のライヴ・ヴァージョン、ブライアンの91年のTV出演時の音源、そしてジョン・ディーコンがイモータルズとして唯一発表したシングル、「No Turning Back」(あの本田美奈子が日本語ヴァージョンとしてカヴァーしています)等、なかなか憎い編集をしてくれています。
その反面デモ・ヴァージョンとされているいくつかのナンバーは出所が怪しいものが多く、本当にクイーンの演奏なのかも不明なものが数曲含まれています。
またこの手のものには良くある事ですが、裏ジャケの曲数表記には誤りがあり、Disc Twoの20曲目、「Hello...and Good Bye」は実際には収録されておらず、全21曲となります。

更にプレスCDとなりますが、CD盤面のレーベル面には「Larry Lurex」の名前がプリントされているという奇妙な点が見られます。

そもそもブートレグですのであまり細かい事を言っても仕方ありませんが、熱心なファンならどうしても聴きたいという思いが強くなる数曲存在するのは確かです。


2018年12月15日 (土)

GEORGE MICHAEL AND QUEEN FIVE LIVE

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93年リリース、ジョージ・マイケル、クイーン、リサ・スタンフィールドの名が連なった、「ファイヴ・ライヴ~愛にすべてを」、入荷しました。

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元々はチャリティ目的のために世界的にリリースされたEPで、その売り上げはもちろんマーキュリー・フェニックス・トラストからエイズ撲滅のための基金として寄付されています。

収録曲にややこしい部分があり、多少説明が必要になってくるかもしれません。

まずハイライトとなるのが92年に行われたフレディ・マーキュリー追悼コンサートからの音源が2曲。

当時人気絶頂期であった、故、ジョージ・マイケルとクイーンの共演による「愛にすべてを SOMEBODY TO LOVE」。

このコラボは実際当日の追悼コンサートでも目玉でもあったと思います。

そして④の「輝ける日々 THESE ARE THE DAYS OF OUR LIVES」は、やはり当時人気女性ポップ・シンガーであったリサ・スタンフィールドを迎えて、ジョージとのデュエット、バックはクイーンというスタイルでプレイされたものです。

残るライヴ・ヴァージョン3曲は、全て93年に行われたジョージ・マイケルのツアーからの音源です。

しかも「Cover To Cover」と題されたカヴァーを中心としたツアーなので、本作もすべてがカヴァー曲となり、これによりフレディ追悼コンサートでのテイクと間違えておかしくないと思うのですが。

特に②の「KILLER」はSEALのカヴァーとなり、このSEALもやはりフレディ追悼コンサートに参加していた一人で、当日は「WHO WANTS TO LIVE FOREVER」を歌う大役を任されていたのですが、意地悪な編集と思われても仕方ない選曲がされていると思います。

最終曲の「DEAR FRIENDS」はクイーンの「SHEER HEART ATTACK」からのオリジナル・スタジオ・テイクです。

ピアノ弾き語りによるフレディの歌と、美しいコーラス・ハーモニーが光る小曲ですが、隠れ名曲の一つでしょう。


2018年12月14日 (金)

EARTHSHAKER BIRTHDAY

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アースシェイカーの2001年作、「バースデイ」、入荷しました。

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1994年に一旦解散したアースシェイカーが99年に再結成、インディーズ・レーベルのWIDE TREAD(現在は存在しないようです)からリリースした第2弾アルバムです。

前作がカナダでのライヴ・テイクと新曲のスタジオ・テイクが収録された変則的アルバムだったので、再結成後としては初のオリジナル・スタジオ・フル・アルバムとなっています。

ジャケットにはメンバー4人の誕生日が表記されていますが、全員が1959年生まれ、本作リリース時42歳、アルバム・タイトルのバースデーに深い意味はないのかもしれませんが、年齢相応のハード・ロック大会といったサウンドが展開されています。

渋みや熟練、あるいは原点回帰といった気負いは感じられず、あるべき姿がピュアなロック・サウンドとして具現化されたとでも表現すべきでしょうか。

誰もが望むアースシェイカーのメロディ、キャッチ―さは確かに存在しています。

「家路」でのミドル・バラード・タイプ、「TOUGH」や「アシオト」での大合唱できそうなポップな歌メロ等は、さすがに多くの名曲を残してきたバンドの貫禄を感じさせてくれます。

一方「灰になるまで」での憂いを帯びたメロディや、「溜息と沈黙」でのどこか懐かしさを感じさせる曲調は、これまでの哀愁HR/HMとはまた違ったアダルトな佇まいを思わせます。

そうした新機軸も交えた事に加え、全体的にメロディの派手なインパクトが少ないのも事実で、一聴しただけではジワジワくるものがないかもしれません。

ただ最後まで是非じっくりと聴いて頂きたいアルバムだと、個人的には感じます。

特にラスト2曲となる「七つの色と空」と「誇りであるために」、方やブルージーなバラード、方や王道メロディアス・ハード路線。 ここで多くの古くからのファンは溜飲が下がる思いをするでしょう。

再結成後に往年のバンド・マジックを取り戻すのに苦労するバンドをこれまで数えきれない程見てきた気がしますが、この2曲での余裕と貫禄こそが、アースシェイカーをいつまでも注目せずにいられない理由になっているのだと思います。


2018年12月13日 (木)

QUEEN BBC SESSIONS 1973-1977

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クイーンのプロモ盤、BBCセッションズ 1973-1977」、入荷しました。

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クイーンは73年から77年にかけて計6回、英国BBCでのスタジオ・ライブに出演をしています。

元々ラジオ番組用のオンエア素材なのでクリアかつ高音質、そのためブートレグでもこの音源は多く出回ってきました。

オフィシャルでも一部リリースがされ、89年には「AT THE BBEB」で、翌年日本では何故かテイチクから「女王凱旋! 戦慄のライヴ・クイーン」のタイトルで発売がされています。

ジャケット・デザインが違うものの、この両枚はSESSION 1(73年2月5日)とSESSION3(73年12月3日)と呼ばれる計8曲が収録されたものでした。

本盤はプロモ盤とされながら、その経緯を考慮したのか、残るSESSION 2、4、5、6でプレイされた全22曲収録したものです。

出回ったのはおそらく2011年頃、出所は日本ではないかとも思われます。

ところが最近2016年、「ON AIR」のタイトルで全SESSIONがまとめて2枚組としてオフィシャル・リリースがされ、(日本では 「オン・エア~BBCセッションズ 」のタイトル)国内初回限定盤となったスーパー・デラックス・エディションは10000円程でインタビュー音源を含めた豪華なセットが出現しました。

そのため本盤のレア度はかなり下がったとは言え、初期のクイーンの姿をまとめて高音質で聴くには重宝できると思われます。

内容的には基本はスタジオ・ライヴとなるため、オリジナル・スタジオ・テイクの再現がされる場合が多いのですが、クイーンの場合出演時期によりかなりアレンジを変えてライヴ・ヴァ―ジョンそのもので演奏しているナンバーもあるので、ファンにとっては興味深い部分も多いでしょう。

収録時期はそれぞれ、SESSION 2(73年7月25日)、SESSION 4(74年4月3日)、SESSION 5(74年10月16日)、SESSION 6(74年10月28日)となっています。

シングルB面曲だった「See What A Fool I've Been」や、ライヴではめったにプレイされなかった「Nevermore」等、聴きどころは多くあるのですが、やはりSESSION 6での荒々しいライヴ・バンドとしてのクイーンの本領が発揮されたテイクが一番興奮させられます。

ジョン・ディーコンの名曲の一つ、「Spread Your Wings」の後半での大ハ―ド・ロック大会、「It's Late」でのプログレ風展開(「Get Down Make Love」の一部導入)、そして「We Will Rock You」のファスト・ヴァージョン等、ここでは本当の意味でのライヴとしてダイナミズムが感じられます。

熱心なファン向けという事になると思いますが、聴いて損は無い濃い内容です。


2018年12月12日 (水)

THE BRIAN MAY BAND REHEARSALS

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コージー・パウエルの没後に流出したと思われる貴重な音源、ザ・ブライアン・メイ・バンドの「リハーサルズ」、入荷しました。

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一時コージー秘蔵のカセット・マスターが多くブートレグ市場に出回ったのですが、これもその一つでおそらく2002年頃から登場したものです。

ブライアン・メイが92年から93年にかけて行った「BACK TO THE LIGHT」ツアーのリハーサル模様が、かなり高音質、メンバーの会話もそのまま収録された生々しい様子が残されています。

ライン収録がされているようで、しかも音質には評価の高いブート・レーベル、MASTERPORT作品なので、音的には初心者でも安心して楽しめます。

コージーがサウンドチェックで「悪魔とダンス」を叩き出すと、「そんな古いヒット曲二度とやるな」と誰かが言い出す様子や、なんとスタジオを来訪したらしいロジャー・テイラーの声まで確認できます。

この辺はかなり声が小さく聴こえる事もあるのですが、英語のヒアリング能力に自信のある方にとっては実に興味深いところだと思います。

特にコージーのドラム音は、まるでリハ現場にいるかの様な臨場感で響いていて、ブライアンのギター、ヴォーカル共に震えがくるほど感動してしまいます。

ツアーでも披露されたクイーン・ナンバー、「Tie Your Mother Down」、「Hammer To Fall」でのバンドのノリ具合も最高で、おそらくニール・マーレイ、スパイク・エドニ―等のツアー・メンバーも当然そこにいたと思われます。

また10曲目でプレイされている「Let Me Out」は、ブライアンの伝説的プロジェクト、ブライアン・メイ&フレンズ名義でリリースされたシングル、「STAR FLEET PROJECT 無敵艦隊スター・フリート」の収録曲。

日本では93年に「Resurrection 華麗なる復活」なる来日記念ミニアルバムがリリースされた時に、このスター・フリートの全3曲が特別収録されましたが、ライヴ音源としてこうして聴けるのはかなりレアと言えるでしょう。
(実際のツアー初期にはプレイされていたようです)

ちなみこの曲、ブライアンにしては割と珍しいブルース・ナンバーですが、歌メロはさすがにクイーンのブライアンたるものとなっています。

もちろんこの時期のブライアン・メイ・バンドのツアーの模様は、「ライヴ・アット・ブリクストン・アカデミー」のタイトルでオフィシャル・ライヴ盤が存在していますが、生前のコージーとブライアンが掛け合いを楽しんでいる様子をその場で見ている様な感覚になれるという意味ではファン必聴と言えるかもしれません。


2018年12月11日 (火)

ALDIOUS We Are

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アルディアスにとっては2009年の自主制作盤以来のミニ・アルバムとなった、「ウィ・アー」、入荷しました。

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その充実度は半端ではありません。

6作目のフル・アルバム、「Unlimited Diffusion」から僅か半年、その恐るべき制作意欲には頭が下がります。

ましてまだ完成度の高いリフとメロディを隠し持っていたのかと、半ば恨みたくもなるというものです。

ファンにとっては衝撃的なニュース、Re:NOの脱退宣言がされた昨今、この進化の止まらないバンドへの熱い視線はますます高まってきているのではないでしょうか。

ヴォーカリストが二人体調を理由にバンドを離脱しなければならないという、ロック史上でも稀にみる悲劇的な運命を辿っている事になるわけですが、彼女達の美麗メタルはそんな不運を置き去りにするかの様に疾走していきます。

オーディエンスの実際のコールを使用した「Intro」に続くアルバム表題曲、「We Are」はMETALLICAの「Battery」を超えるドラマティックな幕開けと共に始まり、ライヴ映え必至のアンセム・ナンバー。

続く「Presevere」は、Re:NOが自らの心情を吐露したであろうと深読みしてしまえる歌詞を持つ、作曲者Yoshi特有のセンスによるパワフルなスピード・ナンバー。

「何度だって乗り越えてきた 殺意を覚えた事もあった 流れ出た涙の数は いつかキミを救う」

Re:NOさん、僕達はこの歌詞に貴女の苦悩と強い決意を見てしまうのです。

ちなみにPresevereには「辛抱」という意味の他に、貫徹するという意味もあります。

きっと彼女は、この言葉をそうしたダブル・ミーニングで使用したと勝手に信じています。

「限界なんてないから」と歌われる「Never give up」は、トキの陽性のハード・ポップ・センスが炸裂、本当にこのバンドの各メンバーの作曲能力の見事さには惚れ惚れしてしまいます。

サワ作の「ここにいる不在」は、欧州的な翳りを持ったパワー・メタル・タイプ、Re:NO作の「Happy Birthday」はフォーク調のアコースティック・バラード、Marina作の「Travelers」は高揚感溢れるプログレ・ハード調のナンバーと、ミニ・アルバムとするには語る事が多すぎて困ります。

正直このバンドのこの先を思うと涙したり、次なる新たな未来を展望したり、実に様々な思いを抱いてしまうわけですが、本作を聴く度にひれ伏してしまう事だけは確かです。


2018年12月10日 (月)

QUEEN HER MAJESTY'S JEWELS THE STUDIO RARITIES

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クイーンのブートレグ作品の中でも有名なものとなり、デモ音源やお蔵入りヴァージョンを中心にレア曲を多数収録した1枚、「ハー・マジェスティズ・ジュエルズ ザ・スタジオ・レアリティーズ」、入荷しました。

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年代、収録元等、かなりバラバラなものとなっていますが、音質がかなり優れたナンバーが多いため、この手のものとしてはレア度と共に満足できるものではないでしょうか。

ちなみに2000年代には日本独自企画で「ジュエルズ」というベスト盤がリリースされていますが、本作は97年にはすでに出回っていたようで、更にはこのJEWELSなるキーワードはクイーンの海賊盤では何度か使用されていた形跡があるそうです・・・

気になる内容なのですが、セッション音源、ヴァージョン違い等のナンバーを除くと、かなり興味深い曲がいくつも存在しています。

「Hold On」はアナログ音源をそのまま流用しているのだと思われますが、フレディがJo Dareとデュエットで発表したサントラ提供曲で、ギターがブライアンっぽい音処理がされているのがユニークな1曲です。

「I Wanna Testify」はロジャーが77年にリリースした初ソロ・シングル(限定3000枚リリース)で、元々はジョージ・クリントンが率いたパーラメントのカヴァー、ここではマーク・ボランのTV番組出演時の音源が使用されています。

「Cool Cat」は完全なるデモ音源ですが、デヴィッド・ボウイがかなり控えめなバック・コーラスを務めている、今ではいろんなところで聴けるヴァージョンです。

そしてブライアンが一時在籍していた事で知られるThe Left Handed Marriageのナンバーが3曲収録されています。

このバンドは60年代にアルバムをリリースしている様なのですが、ブライアンはレコーディングには参加していなかったそうです。

ただここに収録された3曲にはどうもブライアンが弾いているとの事なのですが、バンド自体がカレッジ・フォークといった趣なのではっきりと確認する事が難しいのが現実です。

「She Was Once My Friend」ではブライアンっぽいプレイが聴けるのですが、明らかにレッド・スペシャルの音とは違っているので何とも言えません。

67年にレコーディングされたとされるこの3曲、レッド・スペシャルが完成したのが60年代後半のはずですから、ここで使用されていたかは微妙な時期だったとは思います。

個人的には71年にDe Lane Lea Sudioでのセッション音源5曲が興味深く聴けるのですが、デビューがこの約2年後の事になりますから、すでにファースト・アルバムの半分がここで完成形として提示されているのが感動的です。

そして当時フレディは25歳のはずですが、声が若干可愛く聴こえてしまうのが若さであったという事でしょうか。


2018年12月 9日 (日)

QUEEN NO-ONE BUT YOU (ONLY THE GOOD DIE YOUNG)

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クイーンのマキシシングル、「ノー・ワン・バット・ユー (オンリー・ザ・グッド・ダイ・ヤング)」、入荷しました。

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元々はクイーンにとってはベスト盤を除く初のオフィシャル・コンピレーション盤となった「クイーン・ロックス」に収録された97年当時の新曲だった「NO-ONE BUT YOU」。

「MADE IN HEAVEN」以来、ブライアン、ロジャー、ジョンの三人が揃った最後の作品となってしまいましたが、もっと再評価されていい名バラードとなっています。

ブライアン作による彼らしいせつな系バラードで、ブライアンとロジャーが掛け合いでヴォーカル務めています。

当時事故死したダイアナ妃、そしてもちろんフレディに捧げられた歌詞にも泣かされますが、大合唱向きのコーラスが印象的なパワー・バラードと言えるかもしれません。

「PRINCES OF THE UNIVERSE」はフレディ作の「A KIND OF THE MAGIC」収録曲で、オリジナルと同テイクとなっています。

「WE WILL ROCK YOU The Rick Rubin 'Ruined' Remix」は、91年リリースのHollywood Recordsによる「NEWS OF THE WORLD」のボーナス・トラックとして収録されたテイクと同じものと思われます。

驚かされるのは、日本語解説には全く触れられていませんが、裏ジャケ部分に「あまり知られてないけど、Red Hot Chili Peppers」のフリーとチャドが参加してるよ!」的な事が書かれています。

改めて聴き直してみると、確かに彼等と思われるプレイが一部確認できます。

「GIMME THE PRIZE Instrumental Remix for 'The Eye'」は、元々はやはり「A KIND OF THE MAGIC」収録のブライアン作のハード・ロック・ナンバー。

ここdえのインスト・ヴァージョンは、アメリカのみでリリースされた音源らしいのですが、出所は良くわかりません。

元々サントラ用の曲だったはずですから、このヴァージョンでもダイアローグ、SEがミックスされたものとなっています。

「クイーン・ロックス」は熱心なファンにとっては一部アレンジ違いのナンバーが収録されているものの、知った曲ばかりが編集されているアルバムとなりますが、この「ノー・ワン・バット・ユー」だけは外すわけにはいかない名メロディですので、シングルとして入手するのもオススメです。


2018年12月 8日 (土)

44MAGNUM ANGEL NUMBER

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フル・アルバムとしては6年ぶり、44マグナムの2015年作、通算9作目として発表されたアルバム、「エンジェル・ナンバー」、入荷しました。

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2013年作の「BEAST」はデビュー30周年記念作という趣となり、吉川裕規 が復帰、全6曲というミニ・アルバム的ながら、メタリックなエッジが全開となりましたが、本作では更に曲の充実ぶりが目立ちます。

PAUL、JIMMY、JOE、BANのオリジナル・メンバーにSTEVIEという新編成による新たな個性も定着、全盛期を知るジャパメタ・ファンにとっても違和感の無い44マグナム・サウンドは新鮮さと懐かしさのバランスの取り具合も絶妙です。

リフ主体の疾走感と、金属的なヴォーカルの組合せを骨格とし、ヴィジュアル・イメージ通りのワイルド&セクシーなサウンドこそが彼等の魅力だったと思いますが、2000年以降の復活以降の近作ではメロディのパンチ力が往年と比較すると今一つにも思えました。

バンド・マジックと言うべきか、BANの復帰により80年代的アプローチ回帰とも思えるナンバーが増えています。

特にBAN作曲による「GOOD DAYS」、「「SET ME FREE」、「MEMORIES」は、非常にハード・ポップ色の強いものとなっているのに嬉しくなるオールド・ファンは多いでしょう。

その他のナンバーでもメロディの輪郭はかなりハッキリとしたものが目立ち、ヘヴィなリフが先導しながら歌メロにはキャッチ―な部分が残るというものになっています。

STEVIEの若さがバンドに好影響を与えている事は間違いなく、「SWEET DREAMS」のようなバラード・ナンバーでは渋さよりもカラフルな魅力を生んでいます。

ポールの体調の心配が常に付きまとうバンドではあるのですが、このカッコ良さはここ日本では他に出せる存在が最早見当たりません。

尚、EXTRA TRACKとして「SURRENDER」なるLAメタルっぽい良曲が収録されているのですが、なんとトラック・ナンバーは44曲目。

CDをプレイヤーに入れた途端、11曲目以降に30トラック以上の無音状態が記録されている事に驚かされてしまいます。


2018年12月 7日 (金)

STONE COLD QUEEN A TRIBUE

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沸きに沸くボヘミアン・ラプソディの大ヒットの中、「クイーン・トリビュート~STONE COLD CRAZY」、入荷しました。

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元KISSのギタリストのブルース・キューリックの実兄であり、グラハム・ボネットとのBlackthoneでの活動でも有名なボブ・キューリック。

実はこの人、2000年以降はトリビュート盤のプロデューサーとして数々の作品を手掛けていて、エアロスミス、キッス、アリス・クーパー、ヴァン・ヘイレン、オジー・オズボーン等のナンバーを有名HR/HM系ミュージシャンにカヴァーさせるという手法をパターン化させた事でも有名になりました。

そのトリビュート盤のプロフェッショナルとである彼が、出るべくして出たと言えるクイーンのトリビュート盤をプロデュースしています。

気になるのは共同プロデューサー、そしてエンジニアとしてクレジットされているBRUCE BOUILLETの名前です。

メタル・ファンにとってはポール・ギルバートの愛弟子と言える超絶ギタリスト、ブルース・ブイエ(RACER X、THE SCREAM)とも思えるのですが、本作ではギター・プレイにも関わっていないようなので詳細は不明ですが、おそらくその人で間違いないと思われます。

さて内容ですが、純粋なクイーン・ファンにとっては渋い選曲も交じり、原曲を大きく変えるアレンジもないため、十分楽しめると思います。

特にCHEAP TRICKのロビン・ザンダーの意外にも思えるフレディとの類似性、キップ・ウィンガ―のロジャー・テイラーそっくりな声は新鮮な驚きになるでしょう。

HR/HMファンにとっては、やはりその参加メンバーの豪華さが気になるところでしょう。

ジョー・リン・ターナー、ジャック・ラッセル、ジャック・ブレイズ、ジェフ・テイト、グレン・ヒューズ等の優れた歌唱力によるクイーン・ナンバーはもちろん圧巻だし、スティーヴ・スティーヴンス、スティーヴ・ルカサー、ダグ・アルドリッチ、レブ・ビーチ、リッチー・コッツェン、ジェイク・E・リーといった名手達のさり気ない個性を散りばめたプレイも聞きものとなっています。

各ヴォーカリストが自ら選曲したのかわかりませんが、みなそれぞれフレディ愛、クイーン愛が感じられ、自然と似てきてしまう部分も実に興味深いところで、さすがに強烈な個性の塊であったクイーンを前にするとキャリアの長い人達でも意識をしてしまうといったところなのでしょうか。

この辺がやはりクイーンの偉大さであり、唯一無二の存在感であったのだと実感できる好盤にもなっています。


2018年12月 6日 (木)

BON JOVI LIVE IN JAPAN '85

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ボン・ジョヴィの「ライヴ・イン・ジャパン '85」、入荷しました。

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いわゆる駅売りCDと呼ばれる1枚ですが、これがなかなか馬鹿にできません。

ボン・ジョヴィの二度目の来日となった85年の渋谷公会堂の模様が収められたもので、これは今では絶版となった映像ソフト、「TOKYO ROAD LIVE IN JAPAN '85」からの流用だと思われますが、音質さえ気にならなければファンにとってはマストとも言える音源ではないでしょうか。

この手のものとしては、けっして音は悪い方ではないと思われます。

同年リリースのセカンド・アルバム、「7800°ファーレンハイト」は特に日本のファンへの思いが込められたものだっただけに、本ライヴの熱さも尋常ではありません。

日本特有と言える黄色い歓声も、人気バンドとしてのバロメーターになっていたと思いますが、本国アメリカを中心に世界的に大ブレイクする寸前の彼等の勢いと、日本のファンの愛が上昇気流となっていく模様がここで感じられます。

80年代のハード・ロック・シーンが、やがて彼等を中心に動いていった事を考えると、実に貴重な記録であったと思われます。


2018年12月 5日 (水)

GIRLSCHOOL RUNNING WILD

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ガールスクールの85年作の通算5枚目、図らずもメジャー・リリースとしては最後のアルバムとなってしまった1枚、「ランニング・ワイルド」、入荷しました。

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おりしも時代はN.W.O.B.H.M.組には厳しいポップ・メタル隆盛期、ガールスクールはヴィジュアル担当でありサウンド面の要でもあったケリー・ジョンソンの脱退というピンチを迎えます。

バンドはなんと新メンバー二人を加え、初の5人体制で本作をレコーディング、ジャッキー・ボディミードなる華のあるヴォーカリストを看板に据えますが、全くの別バンドと思える程サウンドはキャッチーなLAメタル然としたものになっています。

遠目から見たらリタ・フォードっぽく見えなくもないこのジャッキー(個人的にはケリーの方が断然クールで素敵でしたが)、結局は本作のみで脱退、以降ソロ・アルバムや数種のプロジェクトに参加したきり、その後名前を聞かなくなってしまいました。

プロデュースはニック・タウバー、この人はあのGIRLのデビュー作を手掛けていて、そこでも取り上げていたKISSのカヴァー、「DO YOU LOVE ME?」を本作でも取り上げています。

全体的にはキーボードを大幅導入、ポップなリフやコーラスの多用、また本来の彼女達らしからぬパワー・バラード系のナンバーも含む等、かなり気合が入っていたのですがセールス的には惨敗しています。

この時代、こうした多くの残念な良盤がレコード会社の思惑でポップ化したにも関わらず、正当なプッシュをされずに消えていく事が数えきれない程あったわけですが、彼女達もまたその犠牲になったわけです。

余談ですが8曲目の「Nasty Nasty」はもちろん彼女達の自作曲なのですが、86年にリリースされるジーン・シモンズのプロデュースによるBLACK 'N BLUEのアルバム、「NASTY NASTY」収録のアルバム・タイトル曲と微妙にソックリなのですが、まぁあまり深い意味はないのかもしれません。

いずれにしてもGIRLSCHOOL作品と考えなければ、本作はなかなか楽しめる痛快なポップ・メタル・アルバムだとは思います。


2018年12月 4日 (火)

REACTION INSANE

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85年、インディーズ・シーンで当時では驚異的なセールスを上げたリアクションのデビュー作、「インセイン 発狂」、入荷しました。

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辛口な表現をすれば、44MAGNUMを経由したMOTLEY CRUE(SHOUT AT THE DEVIL時代)とも言えそうですが、ストレートな日本語詞を中心にリフ主体によるスピード感は結果として独自のメタルを確立していたとも考えられます。

歌詞だけ読むと気恥ずかしくなる猥雑感と、ストイックなストロングなリフの組合せは、意外にも当時の日本のHR/HM界では稀有な存在だったのかもしれません。

「やりたいことは みっつだけ FUCK! DRINK! ROCK 'N' ROLL!」と言い切るには、それ相応のメロディとリフのエッジが要求される、というよりは成立させるためのカッコ良さが必要だと思うのですが、このバンドは先天性のセンスを持っていたんだと思います。

スリージーでありながら正統派メタルとしての硬派な構成、当時のスラッシュにも通じるスピード感が両立していたのも今考えると早すぎた才能であったと思われます。

時代的にはモトリー・クルーがグラム・メタル路線へと突っ走っていく、いわゆるヘア・メタル隆盛期の真っ只中。

サウンド的には陽性のパーティー・ロックが持てはやされていたわけですが、ここでのリアクションの下世話な歌詞と女子供を寄せ付けない様なバキバキに尖ったリフ、言ってみればこのアシンメトリーの美学が革新的だったと思われ、当然ジャパメタ界で異色のバンドへと進化していく事になります。

妙にヴォーカルがこもった音処理は意図的なのか、あるいは当時の技術的な問題なのか、いずれにしてもこれがまた本作をダークでユニークなものにしています。


2018年12月 3日 (月)

ROGER TAYLOR ELECTRIC FIRE

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ソロ名義としては前作から4年ぶり、通算4作目となったロジャー・テイラーのアルバム、「エレクトリック・ファイアー」、入荷しました。

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50歳を目前にしてリリースされた本作、酸いも甘いも嚙み分ける大人の極上ロックといった印象が強いものになっています。

彼が敬愛してきたデヴィッド・ボウイにも通じるメロディ・メイカーぶりが目立ち、歌詞にも社会性、あるいは英国人らしいアイロニカルな視点が見られます。

ロジャーはここでもマルチ・プレイヤーぶりを発揮、多くの楽器を担当していますが、前作にも参加していたMike Crossley、Jason Falloonといった面々がサポート、モダンなアプローチによるサウンドが展開されています。

シングル・カットされた「Surrender」ではトリアナ・モリスなる女性シンガーとのデュエットにより、ミステリアスなミドル・バラードを披露しています。

このトリアナ嬢は2001年のフレディの命日に英国で行われたフレディ・マーキュリー10周忌追悼コンサートにもロジャーと、ブライアン・メイと共に出演を果たしたようです。

またかつてスプリングスティーン、ディランのカヴァーを披露していましたが、本作ではジョン・レノンの「Working Class Hero 労働階級の英雄」を取り上げているのですが、実にロジャーらしいといったところでしょうか。

その他にもQUEEN顔負けのドラマティックな展開をする「Is It Me?」、マイケル・ジャクソンをおちょくっている様なエキゾチックなナンバー、「People On Streets」、歌詞にツェッペリン、ボウイ、プレスリー、ビートルズへのオマージュか感じられる豪快なロック・ソング、「No More Fun」等、実に佳曲が多く含まれています。

生涯ロックンローラーというイメージもある程度残ってはいますが、聴き込む程に味わいが出てくるアルバムだと思います。


2018年12月 2日 (日)

HALFORD CRUCIBLE

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ハルフォード名義の2002年作、「クルーシブル」、入荷しました。

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前作、「Resurrection」で見事なメタル回帰、復活を遂げたロブ・ハルフォードが、更なる鋼鉄魂を突き進めたHALFORDのセカンド・アルバムです。

本作もロイ・Zとのタッグにより、圧倒的なダイナミズム、ドラマ性で、文句の付けようの無いサウンドを展開してくれています。

まさにジューダス・プリースト復帰への前哨戦とも言える内容で、無駄の一切ないへヴィ・メタルの理想像を作り上げています。

80年代へのオマージュらしきナンバーも含まれた前作に比べ、よりアグレッシヴ、よりモダンに研ぎ澄まされた感があり、復活の狼煙の後の、弛まぬ前進を宣言したとも思えます。

誰もが望むロブのスタイル、そしてメタル・ゴッドの呼称にふさわしい貫禄、それらを音に具現化するとこうなる、とでも言うべき1枚で、言葉をいくら紡いでも本作のメタル度は表現しきれないのかもしれません。


2018年12月 1日 (土)

QUEEN LONDON 1975

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クイーンのアンオフィシャル・リリース盤のライヴ音源、「ロンドン 1975」、入荷しました。

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2015年、「A Night At The Odeon - Hammersmith 1975 (クイーン オデオン座の夜 ハマースミス1975)」が映像、音源共にソフト化されリリースされましたが、実はこの歴史的かつ貴重なライヴ音源はブートレグとして随分前から出回っていました。
本盤はジャケットこそ意味不明、およそクイーン作品と想像がつかないものとなっていますが、75年12月24日、つまり「クイーン・インヴァイツ・ユー・トゥ・ア・ナイト・アット・ジ・オペラ」の最終日となったクリスマス・イヴの公演を収めたものです。

この日はBBCが生中継でTV放映をしたため、音質も確かなものとなっており(サウンドボード音源)、クイーンのブートレグ作品の中ではかなり優れものと言えるでしょう。

クイーンは「オペラ座の夜」のリリースとほぼ同時に全英ツアーを開始、全26公演を行う間に「ボヘミアン・ラプソディ」はチャートを席捲、まさに彼等の黄金期、絶頂期の真っ只中にいたわけです。

昨今、映画「ボヘミアン・ラプソディ」の世界中での大ヒットにより第3次クイーン・ブーム到来とも言われていますが、この映画の中でも当時の盛り上がりぶりは象徴的に描かれていました。

ブライアン・メイ曰く「このコンサートは特別だった。ライヴをまるまるTVで生中継したのは、この時がはじめてだったからだ。」とその言葉通り、4人の演奏力は圧巻です。

特にメドレー形式で畳みかけるボヘミアン・ラプソディ~キラー・クイーン~マーチ・オブ・ザ・ブラック・クイーン~ボヘミアン・ラプソディ(リプライズ)~リロイ・ブラウンの流れは、当時の彼等の若さと勢いが見事独自の美学と音楽性へと昇華した瞬間でもあったと思われます。

また本ライヴで披露されている「SEE WHAT A FOOL I'VE BEEN」は、「SEVEN SEAS OF RHYE」のB面曲として元々発表されたもので、クイーンとしてはかなり珍しいブルージーなナンバーです。
(後にHollywood Records版でのリイシューによる「Queen Ⅱ」のボーナス・トラックとして収録されました)

すでにオフィシャル・リリース盤で明らかになった音源となったため、有難みはかなり薄れてしまいましたが、コンパクトかつ程度の良い音質で中期クイーンの生々しい姿を堪能するにはお手軽な1枚だとは思います。


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