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2018年11月の30件の記事

2018年11月30日 (金)

KEIKO TERADA END OF THE WORLD

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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寺田恵子姐さんの96年作のアルバム、ソロ名義としては通算5作目となった1枚、「エンド・オブ・ザ・ワールド」、入荷しました。

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前作ではカルメン・マキのカヴァー集という、自身のルーツを突き詰めるものでしたが、本作は英語詞も含む全曲オリジナル(前作から「悪い夢」がpremium mixとしてラストに収録されています)となったアルバムです。

ハスキーかつ太い声を新たな武器とし、デジタル・ロックにも近いアプローチもしながら、よりコアなロック路線を突っ走ってくれています。

是永功一、羽田一郎、宮原学といったバック陣により、サウンドはモダンかつエッジの効いたヘヴィ・ロックといった感の前半、カラフルな声色を披露してくれる言わばポップ・サイドとなった後半の対比が構成としてユニークです。

ヴィジュアルの大きな変化(サイドの刈上げ)にも驚かされますが、姐さんの変わらないピュアなロック魂にも感服させられます。

新境地と言える「BABY JAM」でのグルーヴィーなノリ、「HEAVY ROSE」でのダークで妖しい存在感、「HERE COMES THE SUN」での翳り等、ヴォーカルを最大限に生かすメロディが充実したナンバーが目立ちます。

SHOW-YAとの決別、J-POP路線からの離脱、そうした迷いを吹っ切った事から自然発生的に生まれたヘヴィ回帰だったのでしょうか。

80年代の喧騒を経て、シーンへの敏感なアンテナを駆使し、潜在的なロック・スピリットがあったからこそ生まれた力作だと思えます。


2018年11月29日 (木)

MARI HAMADA IN THE PRECIOUS AGE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは87年作、浜田麻里の通産7作目となったアルバム、「イン・ザ・プレシャス・エイジ」、入荷しました。

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本作が初の海外(ロス)レコーディング作となり、以降のこの人のジャパメタの枠を超え、大きく変貌していった転機作であり、意欲作となりました。

迎えられたプロデューサーはなんとマイク・クリンクで、「アペタイト・フォー・ディストラクション」がリリースされたのは87年8月、本作は同年9月という事実にまず驚かされます。

マイク・クリンクがガンズと日本が誇る歌姫の制作を掛け持ちでやっていた可能性も考えられ、実に感慨深いものがあるというものです。

更にLAの一流スタジオ・ミュージシャンが集められ、ジャパン・マネーの威力のせいもあるのでしょうが、かなりゴージャスになったサウンド・プロダクションが、以降バブルの象徴にも成りかけた「浜田麻里」像を音で印象付けた点も見逃せません。

ダン・ハフ、マイケル・ランドゥー、ティム・ピアース、ジョン・ポーカロ、マイク・ポーカロ、ジョン・キーン、ボビー・コ-ルドウェル等々の参加は、当時日本では永ちゃんくらいしか集められる人はいなかったのではないでしょうか。

キラキラしたバンド・サウンドと、洗練されたメロディの融合、更に唯一無比の歌声が揃えば最早無敵と思える完成度を誇っています。

AORへの接近も当然見られるのですが、「999 One More Reason」等は世界レベルに達したハード・ポップ、メロディアス・ハードとしての風格さえ身に付けたのではないでしょうか。


2018年11月28日 (水)

BON JOVI THESE DAYS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは95年作、世界的に大ヒットしたベスト盤を挟み、通産6作目となったアルバム、「ジーズ・デイズ」、入荷しました。

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ベースのアレック・ジョン・サッチの脱退が報じられてから、サポート・メンバーのヒュー・マクドナルドが本作から本格的に参加しています。

ジャケットに映るメンバーは4人で、以降現在に至るまでそのスタイルは貫かれているわけです。

ダークなサウンド、と評される事の多いアルバムですが、確かに時代は完全に80年代の喧騒を揶揄するかの如くシーンは重くアグレッシヴなものへと激変していました。

多くのメタル系バンドが過去のポップ・サウンドを棄て、グランジ以降のへヴィ路線を突き進める中失速、あるいは消滅していったわけですが、果たしてBON JOVIもそうだったのでしょうか。

元々HR/HM系としてデビュー時から括られていた違和感が、前作あたりからそのギャップを埋めるようにして、ルーツへの素直な敬意を音にしてきたと思います。

特にジョンのアメリカン・ロック魂とも言うべき資質は、優れたメロディで思いを歌い上げるという、かなり原始的でシンプルな方法論でこそ最良の表現力を発揮していたと思います。

ダークな質感が漂うのは、彼等が時代に敏感でいようとする姿勢や、迎合しようという安易な発想からではなかったと思います。

バンド結成から10年が経ち、メンバーの脱退、モンスター・バンドとして膨れ上がったパブリック・イメージ、ロック・シーンの激動という、様々なプレッシャーの中で、自然に出てきた感情を音にした結果が、本作を覆うムードになったのでしょう。l

元来流行を作った経緯は一時期見られたものの、ほぼ変わらない安定したメロディを紡いできた事を考えると、ある意味古臭いスタイルのバンドである事を、良い意味で再認識させられた1枚です。


2018年11月27日 (火)

2018年11月26日(月) BON JOVI 東京ドーム公演

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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なんと5年ぶりという久々の来日を果たしたBON JOVIの東京ドーム公演、行ってまいりました。

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ほぼ定刻通り始まったショーは、彼等の新たなアンセムとなった「THIS HOUSE IS NOT FOR SALE」からスタート。

観客の入りは平日の夜にも関わらず上々、しょっぱなからヒートアップ。

ジョンを中心にデヴィッド、ティコのオリジナル・メンバーに加え、フィル・X、ヒュー・マクドナルド、そしてサポート・メンバーのジョン・シャンクス、エヴェレット・ブラッドリーのバンド・サウンドはさすがにこなれていて、いつになく派手なライティングや視覚ギミックも不要な程、ライヴを盛り上げてくれます。

この5年間、日本のファンにとってBON JOVIはけっして沈黙期間であったわけではありません。

神にすがる様に望んでいたリッチーの復帰は絶たれたもの、ライヴ・ドキュメント「インサイド・アウト」の公開、未発表曲集「BURNING BRIDGES」のリリース、そして2016年には新譜の発表、記憶に新しいところではロックの殿堂入りを果たす等、精力的な活動は続いていました。

特に「THIS HOUSE IS NOT FOR SALE」にはライヴ映えしそうな王道BON JOVI節のナンバーが多かったため本ツアーも期待大だったのですが、結果セットリストを振り返ってみると現在のバンドの生身の姿を垣間見る事ができたかもしれません。

日本人にとっては新作に伴うツアーがこれ程待たされた経験がなかったため、随分と久しぶりという感覚になったのかもしれませんが、「Rase Your Hands」、「You Give Your Love A Bad Name」と続いたお馴染みのノリノリのナンバーでブランクはすっかり帳消しになります。

その後も時代毎の代表曲をしっかり押さえる選曲がされているもの、「Whole lot of leavin'」、「Lost Highway」、「Who Says You Can't Go Home」の3曲が挟まれているのが個人的には違和感が。

もちろんこの3曲も素晴らしいナンバーなのですが、もっとライヴ向きの曲はありすぎる程あったわけで、特にこの3曲はBON JOVIのカントリー志向を代表するものだけに、おそらく本ツアーで採用されたのはけっして偶然ではないと思われます。

しかもそれぞれの曲は過去との決別、あるいは故郷に戻るといった意味を持つもので、現在の彼等を取り巻く状況を考えると思わず深読みせずにはいられないものがあります。

ただやっぱり僕らはアンコール最終曲、おそらく人類史上最もDNAレベルで血が騒ぐスタジアム・アンセム、「Livin' On A Prayer」で大騒ぎをしてしまうわけで、リッチー不在でも「I'll Be There For You」や「Wanted Dead Or Alive」を大合唱してしまうのです。

その一方ソフト・サイドと言える前述3曲をジョンが好んで歌うのは何故なのか、年齢を重ねて声が出なくなったのではなく、むしろロックの尖った部分よりも丸くて柔らかい何かを伝えられるバンドとしての自覚を持ったからではないでしょうか。

これは実はすごく勇気のいる事と思われますが、かつて「お前は愛に悪名を与えたんだ」と髪を振りかざして歌っていたバンドにとっては必要不可欠な成長だったのかもしれません。

ジョンの歌う「This House Is Not For Sale」は、バンドの現状をストレートに描く事により改めて提示された自身の決意表明だったと思いますが、5年ぶりに日本で披露されたこの極めてBON JOVIクラシックと言えるパワー・ソングは、実は日本人に向けていつでもこの家に帰ってきてもいいんだよというメッセージにも聞こえてしまうのでした。

いずれにしてもヒット曲満載となった内容はさすがという他無く、裏切る事をしない僕達のBON JOVIは今回も安定のパフォーマンスで楽しませてくれたのでした。


2018年11月26日 (月)

THE CROSS SHOVE IT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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クイーン活動小休止中にロジャー・テイラーのソロ・プロジェクトとなった、87年作のザ・クロスの第1弾アルバム、「シャヴ・イット 夢の大陸横断」、入荷しました。

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元々はロジャーのソロ作として制作されていた様ですが、クイーンのサポート・メンバーであったキーボーディスト、スパイク・エドニ―と共にバンド結成を立案、その後3人のほぼ無名のアーティストを加え5人組として活動する事となります。

本作はそんな経緯か、ほぼロジャーが全楽器を担当、前2枚のソロ作の延長線上を基本としたサウンドが展開されています。

その後バンドは2枚のアルバムをリリース、ロジャーはギター、ヴォーカルを担当、ドラムを他メンバーに譲るというユニークな編成で、ツアーもいくつか行われたようです。

大きなヒットには恵まれませんでしたが、本作はクイーン・ファンにとっては見逃せない点がいくつかあります。

シングル・カットされたアルバム・タイトル曲ではクイーン音源の「ファット・ボトムド・ガールズ」、「ボヘミアン・ラプソディ」、「フラッシュのテーマ」がサンプリングされています。

またクイーンのメンバーがそれぞれ、ノンクレジットながら参加しています。

後に「メイド・イン・ヘヴン」でリメイクされる「Heaven for Everyone」では、フレディのヴォーカルが全面的にフィーチャーされています。
(USA盤ではロジャーのヴォーカル・テイクが収録されているようです)

ブライアン・メイのソロは「Love Lies Bleeding (She Was a Wicked Lady)」で確認されます。

またジョン・ディーコンのベースも数曲で収録されているようですが、どの曲なのかは聴いたところなかなか判断がつきません。

全体的には「RADIO GA GA」、「A KIND OF MAGIC」の作者であるロジャーらしいダンサンブルなロック・アルバムとなっており、80年代のクイーン・サウンドの一端を十二分にうかがわせる好盤と思われます。

尚、ラスト曲の「THE 2ND SHELF MIX」は、「SHOVE IT」のリミックス・ヴァージョンとなっています。


2018年11月25日 (日)

QUEEN + PAUL RODGERS RETURN OF THE CHAMPIONS

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クイーン + ポール・ロジャース名義のライヴ・アルバム、「リターン・オブ・ザ・チャンピオンズ」、入荷しました。

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このビッグ・ネームの合体のニュースは、全世界のロック・ファンを驚かせたと思います。

賛否両論ある中、大々的なツアーは、豪華なロック・ショーとなったのは間違いないと思います。

イギリスでの公演を収録した本作は、クイーン、フリー、バッド・カンパニーのクラシックがズラリと並ぶものとなっています。

クイーン・ナンバーをポール・ロジャースが熱唱する姿は、なかなか想像しにくかったのですが、やはり歌の上手さは絶品です。

この両者の相性や、フレディ・ファンの思い入れを考え出すといろいろ意見はあるのでしょうが、ロックとは本来とてつもないエネルギーとワクワク感があったものである、と思い出させてくれるライヴではなかったのか、と思えます。

純粋に名曲の数々に酔いしれるには、必聴盤と言えるアルバムです。


2018年11月24日 (土)

ALDIOUS UNLIMITED DIFFUSION

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アルディアスの通算6枚目となったフル・アルバムで、一気にメジャー感が加速化した意欲作、「アンリミテッド・ディフュージョン」、入荷しました。

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TV番組タイアップが3曲(Utopia、Without You、Go Away)収録されている事からも、お茶の間に彼女達の名が浸透しているのがわかります。

HR/HM系バンドとしては異例のプッシュがされている点、ますます華麗さを増しているヴィジュアル面、大衆性を強化したナンバー、それら全てがバンドの大きな自信にも繋がったのではないでしょうか。

本作ではドラムのMarina作曲のナンバーが初披露され、これでメンバー全員の自作曲が揃う事となりました。

「マリーゴールド」はMarinaの哀愁パワー・バラード・センスが炸裂した佳曲で、Re:NOが持つ華やかなポップ・センスと共に、バンドの幅を大きく広げる事に貢献しています。

ちなみそのMarina、本作リリースの前年に義父であるテリー・ボジオと共にテレビ出演を果たし、それまで何となくの情報であった関係がいよいよロック・ファンの間でも熱く語られる事となったのでした。

義理の親子でありながら、醸し出す色気は共通点が多すぎるのもやはり縁があったという事なのでしょうか。

また前作から作曲面で協力していたギタリスト、shinYMGこと、山口慎太郎が本作で大幅参加をし、メタリックなエッジを演出していますまさにアルバム・タイトル通り、無制限波及となった感もあるメロディの充実ぶりには頭が下がります。

ハード・ポップ的な清涼さから、J-POPフィールドと言える耳触りの良さ、そしてコアなメタル・ファンを納得させる疾走感とヘヴィなリフ、更にバラード・シンガーとしてのRe:NOの圧倒的な存在感。

最早無敵と言える5人の容姿はもちろん多くのファンを惹きつけるわけですが、曲の良さ、メタル・バンドとしてのダイナミズムで真っ向勝負のできる底力を見せつけられる思いです。

個人的にはもう無条件でお慕い申し上げます。

 


2018年11月23日 (金)

THE BRIAN MAY BAND LIVE AT THE BRIXTON ACADEMY

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93年6月にロンドンで行われた、ブライアン・メイのライヴを収録したアルバム、「ライヴ・アット・ザ・ブリクストン・アカデミー」、入荷しました。

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当時はブライアン・メイ・バンド名義での活動となり、同ライヴの映像作品もリリースされてていますが、時期的にはフレディの没後にQUEENが「MADE IN HEAVEN」で再活動をするまでの間の期間でした。

バックを支えるのはコージー・パウエル、ニール・マーレイという最強リズム隊に、クイーンとポール・ロジャースとのコラボでも貢献していたギタリスト、ジェイミー・モーゼス、やはりクイーンとは長い付き合いでロジャー・テイラーのバンド、THE CROSSにも参加していたキーボーディスト、スパイク・エドニー、ポップ・グループのBUCKS FIZZのメンバーだったシェリー・プレストンを含む女性コーラス隊二人という構成になっています。

QUEENのナンバーが半分近く占めるセットリストでもわかる通り、ショーの内容は彼の生粋のハード・ロッカーぶりが詰め込まれています。

中にはブライアンが大のお気に入りであり、皮肉にもコージーはそんなに好きではないRAINBOWの「SINCE YOU'VE BEEN GONE 」のカヴァーも含まれており、本ライヴのハイライトともなっています。

このブライアンとコージーの組み合わせは一見意外にも思えますが、どうも両者は70年代からお互いを知っていたようで、初共演もコージーがBLACK SABBATH在籍時の「HEADLESS CROSS」ツアーのステージ上で果たしていたみたいです。

その後もコージーのソロ・アルバム、「THE DRUMS ARE BACK」にブライアン、ニールがゲスト参加し、そのアルバムの収録曲、「Ride to Win」がブライアンにより改作され「RESURRECTION」としてこのライヴでも披露されています。

コージーのパワフルなソロも含み、この両者の激しいバトルも聴きものなのですが、やはりQUEENファンであればブライアンの歌う「NOW I'M HERE」や「LOVE OF MY LIFE」に感動せずにはいられないでしょう。

最早コージーも逝ってしまった今、貴重な記録となったのは間違いないと思います。


2018年11月22日 (木)

QUEEN/THE MIRACLE

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クイーンの89年作、「ザ・ミラクル」、入荷しました。

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パーロフォン・レーベルから突然リリースされ、いよいよ彼等がビートルズと並んだとされるわけですが、ファンにすれば最早同等の世界的ロック・バンドとしてすでに認知されていたと思います。

80年代最後となった本作は、まだまだ衰えを見せない素晴らしいソング・ライティングが目立つものとなっています。

すでにこの時期、フレディは自分の病を知っていたそうですが、当時はバンドが更に若返っている事に驚くばかり、という方も多かったのではないでしょうか。

全曲のクレジットは「クイーン」名義となり、バンドのまとまりがそのまま音に現れているのですが、今思うと悲壮感よりも全員がエネルギッシュに制作に向かおうとしていたであろう姿には感慨深いものがあります。

バラエティに富んだ作風は相変わらずですが、ただただ曲の素晴らしさにまず感動できる1枚です。


2018年11月21日 (水)

QUEEN QUEEN

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オリジナルは73年作、記念すべきクイーンのデビュー・アルバム、「戦慄の王女」、入荷しました。

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当時本国イギリスでは酷評された1枚ですが、ここ日本では熱狂的な支持を受けていたのは有名な話だと思います。

4人のルックスはもちろん、きらびやかなギターとハーモニー・コーラス、バラエティに富んだ音楽性は、ハード・ロックの未来をも予見していた気がします。

グラム、プログレをも吸収しながら、キャッチーなメロディを作り上げるセンスはすでにここで開花しています。

当時の英国ハードとしては、ブルースに頼らないロックを提示していたのも新鮮でした。

ロック・スターとしての輝きと、ブライアン・メイの自家製ギターの個性的な音色、フレディの独特の歌唱はすでに個性を発揮しています。

「キープ・ユアセルフ・アライヴ」、「ライアー」等に見られるリフやメロディは、確かにツェッペリン以降のブリティッシュ・ハードを大きく変える予感を感じさせる威力を持っていたと思います。


2018年11月20日 (火)

QUEEN A DAY AT THE RACES

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オリジナルは76年作、クイーンの通産5作目となったアルバム、「華麗なるレース」、入荷しました。

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前作の「オペラ座の夜」から僅か1年、対になった様なアルバム・タイトルとジャケット・ワーク、各メンバーが持ち寄った強烈な個性のぶつかり合いによる構成は、クイーンの初期を完結させる名盤として今も燦然と輝いていると思います。

ロイ・トーマス・ベイカーの手を離れ、初のバンド自身によるプロデュースが本作を更に個性的にしていると思います。

前作の完璧な流れの美しさよりも、バラエティに富んだバンドのポップ指向に重要性を見出した様で、この手法は以降のクイーン・サウンドの要となっていきます。

ゴスペルを意識した一大バラード「愛にすべてを」、日本人にとっては忘れ難い曲となった日本語詞による「手をとりあって」、彼等がビートルズと並ぶ国民的バンドである事がメロディで証明される事にもなった「懐かしのラヴァー・ボーイ」等、代表曲が並びます。

ブライアン・メイお得意のハード・ブギとなったオープニング曲や、フレディ抜きではありえなかったワルツやヴォードヴィルからの影響も彩を添えています。

個人的にはアメリカでのみシングル・カットされた「ロング・アウェイ」での穏やかなポップせい、ジョン・ディーコンの天才的メロディ・メイカーぶりが改めて明らかになった「ユー・アンド・アイ」等が、80年代のクイーンの大衆性を約束していたのでは、と強く思えます。


2018年11月19日 (月)

QUEEN HOT SPACE

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オリジナルは82年リリース作、クイーンのキャリア中、最も問題作とされたアルバム、「ホット・スペース」、入荷しました。

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「ザ・ゲーム」でのディスコ路線、サントラ盤としての「フラッシュ・ゴードン」でのシンセ多用を受けて、ここでは完全にブラック・ミュージックへの接近に挑戦しています。

確かに従来のクイーンを彷彿させるナンバーもいくつか収められていますが、クイーン流のファンクと言った側面が強く、賛否両論がありましたが、改めて聴き直すとやはり良く練られた1枚だと思います。

ボウイとの共演となった「アンダー・プレッシャー」が浮いてしまう程強烈な個性を持った曲が多いので、好き嫌いが分かれるアルバムなのでしょうが、本作限りでこの路線は終了していまっただけに必聴盤だと思います。


2018年11月18日 (日)

QUEEN + PAUL RODGERS THE COSMOS ROCKS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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2008年作、クイーン + ポール・ロジャース名義の「ザ・コスモス・ロックス」、入荷しました。

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本作をクイーンの純粋な最新作と受けとめるか、それとも偉大なるロック・アイコンの合体によるお祭り騒ぎと捉えるか、確かに意見が分かれるところだとは思います。

ただロック・ファンとしては聴かずにいられない一大事であったのは確かだと思います。

ポール・ロジャース色が前面に出ているのは仕方ないと思います。
ロック界きっての名ヴォーカリストの個性は誰にも消せないからです。

フレディ、そしてジョン・ディーコンのいないサウンドは、4人の個性の集合体であったクイーンと比較する必要もないのも当然と思います。

でもそれでもゾクゾクしてしまうのは、スーパー・グループとも言えるメンバーだけではない、懐かしさ溢れるロックの名盤だからではないでしょうか。

超ベテランによる、ロック大会は力みすぎてるわけでも、手抜きになってるわけでもなく、この人達だからこそ出てくる必然の音であった、と言うのが一番最適な表現かもしれません。


2018年11月17日 (土)

QUEEN MADE IN HEAVEN

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クイーンの95年作、「メイド・イン・ヘヴン」、入荷しました。

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<フレディの死後から4年、クイーンがラスト・アルバムとして発表した1枚で、当然の如く彼等のオリジナル・スタジオ・アルバムとしては過去最高の売上を記録した作品です。

純粋な新曲としては5曲のみとなり、過去に作られていたナンバーがここで初披露された形となっています。

各メンバーのソロ作からセレクトされたナンバーは、それぞれ演奏をリテイクされクイーン名義とされました。

フレディの「Mr.バッド・ガイ」から2曲、ロジャーのザ・クロスの「夢の大陸横断」から1曲、そしてブライアンが後にソロ作でも発表した「Too Much Love Will Kill You」、更に「My Life Has Been Saved」のみクイーンのシングルB面曲の別ヴァージョンとなっています。

特筆すべきは最終曲の「It's A Beautiful Day (Reprise)」の後に続く隠しトラックで、一つはフレディの「Year!」の声が数秒として1曲とされています。
そして続く「Made In Heaven (Instrumental)」は22分を超える壮大な幻想曲で、フレディを想うバンドの心象風景の様な穏やかな音が広がっています。

まるでアンビエント効果もある気もするのですが、曲のラストではフレディの「Fab(素晴らしい)」の一声が静かに聞こえるのも涙を誘います。

今まで数多くのロック・スターの死に伴い、商魂に満ちたアルバムがリリースされてきたと想いますが、本作は単なる企画盤では終わらない気高さを持っているのは、この隠しトラックがあるのも大きな要因だと想われます。

ロック・バンドの終焉として、ここまで美しく優しいアルバムはかつて存在しなかったのではないでしょうか。


2018年11月16日 (金)

BRIAN MAY BACK TO THE LIGHT

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92年に発表されたブライアン・メイの初ソロ名義、フル・アルバム第1弾となった1枚、「バック・トゥ・ザ・ライト ~光にむかって~」、入荷しました。

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良く知られているように、83年にブライアン・メイ・プラス・フレンズの名義でエドワード・ヴァン・ヘイレンを迎えた「スター・フリート」なるミニ・アルバムをリリースしていますが、本作が本格的なソロ・デビューとなっています。

フレディが亡くなる前にすでに完成されていたそうですが、リリースは当然の如く延期されました。

結果的にはフレディ亡き後のブライアンの元気な姿をファンは知る事となる、記憶に残る傑作となった感があります。

フレディ最後のレコーディングとなった「イニュエンドゥ」とは対照的に陽性、ポップなメロディが多いのも特徴的なアルバムです。

先行シングルとなった「Driven By You」が91年にスマッシュ・ヒットしています。

ちなみにこの曲、ブライアンらしいハード・ロッカーぶりが発揮された佳曲で、冒頭部分でフレディではないかと思われるハイトーン・ヴォイスも印象的で、メロディアス・ハード・ポップと呼べそうなものとなっています。

フレディ・マーキューリー追悼コンサートで初披露された「Too Much Love Will Kill You」は、ご存知の様に後々フレディのヴォーカルによるヴァージョンが「メイド・イン・ヘヴン」で発表される事になる名バラードで、ブライアン作のクイーンの「Save Me」等を彷彿させます。

「Resurrection 華麗なる復活」では以降を活動を共にするコージー・パウエルと初共演、コージーは作曲も共作で関わっていてウキウキする大ハード・ロック大会となった本曲でダイナミックな存在感を残しています。

(もう一人PAGEなる人物が作曲でクレジットされているのですが、ジェイミー・ペイジなるギタリストで、TRILOGY、BLACK ALICE、BLACK STEELといったバンドで活躍しているようです)

「Roolin' Over」のみスモール・フェイセスのカヴァーとなりますが、その他の曲は全てブライアンのメロディ・メイカーとしてのセンスが生かされたオリジナル曲で、クイーンで果たしてきた洗練されたHR/HM感覚が満載されています。


ゲスト陣も実に豪華で、先述のコージーを始め、盟友ジョン・ディーコン、ドン・エイリ―、ニール・マーレイ、アダム&ジ・アンツやロキシー・ミュージックで知られるゲイリー・ティブス等。

尚、ブライアンはシングルとしてリリースされていた②、⑥、⑪では、全ての楽器を一人で担当するマルチ・プレイヤーぶりを発揮しています。


2018年11月15日 (木)

MICHAEL VESCERA PROJECT WINDOWS

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MVPと称された、マイク・ヴェセーラ・プロジェクト第1弾となったアルバム、「ウィンドウズ」、入荷しました。

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イングヴェイから首を切られた年に本作はリリースされ、なんとインギーもゲスト参加をしています。
(マイクのクビの理由は、イングヴェイ史上最も有名な話だと思いますが、二度とこの2人が接近する事はないだろうと考えられていただけに、本作への参加は意外でした。)

どうやらイングヴェイの元で活動をしながら制作された様ですが、元々LOUDNESS脱退後からソロ・プロジェクトを始めていたそうで、その延長線上でMVPが本格的に再開されています。

彼の癖のあるシャウトは、LOUDNESS時代から耳に残るものとして個性を放っていましたが、本作での幅広い音楽性、ヴォーカリストとしての表現力の豊かさにまず驚かされます。

自身が語る通り、初期RAINBOW、QUEEN、KANSASをミックスした様なサウンド、というのも言い得て妙だと思われます。

これまでの彼のキャリアから想像できるスピーディーかつドラマティックなメタル・ソングはむしろ少なく、時にはSTYX、時にはSTRYPERを思わせながら、ドラマティックなハード・ロック、あるいはホーンを導入したポップ寄りのナンバー、哀愁パワー・バラードと、かなりバラエティに富んだ内容となっています。

面白いのはBEATLESのカヴァー、「Strawberry Fields」で、この曲で彼の最も定着したシャウト型ヴォーカリストとしてのイメージが堪能できます。

バックを務めるのはイングヴェイ、MSGでの活動で有名なバリー・スパークスを始め、おそらくマイクと繋がりが深いメンバーが固定バンドとなっており、他にもアル・ピトレリ、ダグ・アルドリッチが参加して華を添えています。

すでに正統派HMシンガーとして優等生的な印象が強かった気もしますが、本作での繊細かつ大胆なセンスを目の当たりにすると、更にその優れた才能を再確認できると思います。


2018年11月14日 (水)

YES YES

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オリジナルは69年作、イエスの記念すべきデビュー作となったアルバム、「ファースト・アルバム」、入荷しました。

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当時のオリジナル・メンバーは、ジョン・アンダーソン、クリス・スクワイア、ビル・ブラッフォード(ブルーフォード)、ピーター・バンクス、トニー・ケイの5人。

アルバム・ジャケットのバンド・ロゴもまだ定まらず、デザインも以降のヒプノシスやロジャー・ディーンとも無縁な至ってシンプルなものとなっています。

カヴァー曲となったバーズの「I See You」、ビートルズの「Every Little Thing」の選曲、アレンジからも推測できる通り、ここでのイエス・サウンドはあくまでもアンダーソンの透明感のあるヴォーカルと、華麗なコーラス・ワークを中心としたアート・ロック的なものが個性として確立されています。

確かに「Looking Around」のような後のイエス・サウンドを予見していると思われる緻密な構成、メロディ展開も見られるのですが、60年代ロック、ビートルズ、ツェッペリン以降の新しい何かを模索している面がより浮彫りになっている感もあります。

各メンバーの個性のぶつかりが一つの方向性を生み出すまでには至らず、バラエティに富んだ音楽性がユニークといった評価に留まってしまったアルバムですが、当時としては間違いなく新しかったのではないでしょうか。

ブラッフォードの好みが反映された「Harold Land」、ツェッペリン的なダイナミズムと叙情的なフォークの二部構成となった「Survival」等には、明らかにただ者ではないセンスを秘めているだけに、以降のイエスの原型を知るには実に興味深いアルバムではあると思います。


2018年11月13日 (火)

RIK EMMETT IPSO FACTO

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カナダの至宝、リック・エメットのソロ第2弾となったアルバム、「イプソ・ファクト (ストレート・アップ)」、入荷しました。

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TRIUMPH脱退後、ブルース、フュージョン寄りの音楽性へシフトし、ギタリストとしてよりエモーショナルな表現を強めていましたが、本作ではまだハード・ロッカーとしてトライアンフ譲りのHR/HM色が強い作風となっています。

原題はラテン語で「事実上」を意味するもので、ありのままの自分をストレートに音にしたという現れなのでしょうが、ギタリストとしてもメロディ・メイカーとしても極上のテイストを出してくれています。

オープニングからWHITESNAKEばりのブルージーなハード・ロックで飛ばしてくれているのですが、アルバムは曲が進む毎に良質のメロディが出てくるわ、出てくるわで、本家トライアンフよりもポップ、メロディアスと思われる程です。

陽性のハード・ポップではカラフルなギターの音色、ジャジーなトーンやバラードでのクリアなアコースティックと、曲によって幅広い表情を見せるギターも聴きどころとなっています。

ゲイリー・ムーアばりの泣きを見せる「Out Of The Blue」、哀愁パワー・バラードをしっとりと聴かせてくれる「Can't  Lie To Myself」等の、バラード・ソングが実に素晴らしく、ソフトな歌声も染み入るものとなり、TRIUMPH時代とは違ったこの人の個性が確立されたアルバムだと思います。


2018年11月12日 (月)

SAGA THE VERY BEST OF...

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カナダが誇る名バンド、サーガのベスト盤、「ザ・ヴェリー・ベスト・オブ…」、入荷しました。

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彼等のベスト、コンピレーションはかなり数があるのですが、本作は初期から中期を知るには最適の内容と言えそうです。

デビューから30年以上、現在も現役で活動するバンドですが、プログレ、プログレ・ハード、カナディアン・ハードと、彼等の個性をジャンル分けする作業は曖昧なままにされてきた感もありますが、SF的イメージとキラキラしたドラマティックなサウンドは今も変わらぬ魅力を持っていると思います。

本作では94年作のオリジナル・アルバム、「Steel Umbrellas」までのキャリアをまとめたものとなっていて、各アルバムからバランス良く編集がされています。

78年のデビューから、当時すでに10枚のスタジオ・アルバム、1枚のライヴ・アルバムをリリースしていただけに、膨大なキャリアからベストとして選曲するのは難しい作業だったとは思いますが、本作では79年作のセカンド、「Images at Twilight」からのナンバーは何故か省略されています。

代表曲としては81年のスマッシュ・ヒット、「Wind Him Up」、「On The Loose」が挙げられると思います。

いずれも4作目のヒット・アルバム、「Worlds Apart  邦題 パラレル・ワールド」からのシングル・カットですが、これらの曲が象徴する様に、ニュー・ウェイヴ的シンセの多用とメタリックなギターによるリズミックな構成、更に少しクセのある個性的なヴォーカルがポップな歌メロを紡いでいくというスタイルがサーガの最大の個性であると思います。

RUSHよりも親しみやすく、LOVERBOYやTRIUMPHよりインテリジェンスに富んでいるといったイメージでしょうか。

時折AORにも近いメロディも堂々と奏でているのも、このバンドの特殊な位置付けを助長しているのかもしれません


2018年11月11日 (日)

MARI HAMADA MISSION

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前作から4年ぶりとなった日本が誇るべき孤高の美麗メタル・シンガー、浜田麻里の通算22作目となったアルバム、「ミッション」、入荷しました。

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この人の精力的なリリース・ペースから考えると4年は長かった気もしますが、その間にSUMMER SONIC、LOUD PARKと大型フェスで貫録を見せつけ、「INCLINATION Ⅲ」での新録等、少しもブランクを感じさせない活動を続けてきました。

本作で自らの使命を現在形のHR/HMを作る事と課したそうですが、その現役感、そして衰えるどころか進化し続ける美声と作曲センスは気高く神々しいまでの輝きを放っています。

高崎晃、宮脇“JOE”知史、寺沢功一等の日本勢、マイケル・ランドゥー、グレッグ・ビソネット等の参加は変わらず、前作から作曲陣として加わったギタリスト、若井望の手腕が更に強化されています。

更にあのビリー・シーンが3曲ゲストとして迎えられている点も、見逃せないところでしょう。

「Aestetica」、「Legenda」と続いたヘヴィ&メロディアス路線をよりテクニカル、モダンに進化させた印象が一聴してうかがえますが、プログレ・メタルとでも呼べそうなオープニングの「Sparks」に始まり、超ヘヴィなファスト・ナンバーである「Superior」、「Rainbow After A Storm」等、美麗な歌メロはドラマティックそのものといった感があります。

昔からのファンにとっては両手を挙げて歓迎しそうなハード・ポップ、メロディアス・ハード路線となる完全麻里さん自作曲となる「In Your Hands」も本作をよりカラフルにしています。

バラード・シンガーとしての天性の才能を再確認できるナンバーもバランス良く配置され、美しいメロディと美しい声の組合せという至高の艶やかさも変わらぬ魅力として見せつけてくれています。

おそらくこの人の美声と美貌はたゆまぬ努力の結果に違いないと思うのですが、悪魔に魂を売り渡さない限り不可能な業とも言える悪魔的なものを感じてしまいます。

ロック復権が叫ばれてから久しい音楽シーンの中で、世界的に見ても80年代からHR/HMを核に持ち、圧倒的な歌唱力と曲の完成度を保ち続けているのは神業と言うべきでしょうか。

迷わずひれ伏す、それこそ聴き手に課せられた使命と思える程、実に激しく美しいアルバムです。

尚、初回盤のみ付属されているSpecial Disc収録の「Obsidian」は、余裕とも言えるスケールの大きいラヴ・ソングとなっています。


2018年11月10日 (土)

GIRLSCHOOL EMERGENCY

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ガールスクールのファースト・アルバムとなった「デモリッション」、そしてセカンド・アルバムの「ヒット・アンド・ラン」をフル収録した2枚組、「エマージェンシー」、入荷しました。

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男臭いN.W.O.B.H.M.を華やかに彩りながら、MOTORHEADの妹分としてもその実力を発揮し続けた彼女達は現在も40年近い活動を続ける大ベテランですが、ここではその若さ爆発といった勢いを堪能する事ができます。

両枚ともプロデュースはヴィック・メイルが担当、モータヘッドを始め、DR. FEELGOOD等、ソリッドなギターをライヴ感覚溢れるサウンド・プロダクションでまとめる名手ですが、女性らしい線の細さを感じさせないゴリゴリ系メタルと初期ガールスクールの個性を確立する事に成功してます。

しっかりしたリフを持つ典型的NWOBHMソングと、パンクの荒々しさを残す疾走型ナンバーの両立、そしてリード・ヴォーカルを3人いる事により、ある種カラフルな魅力さえすでに感じられます。

ご存知の様にオリジナル・メンバーであったケリー・ジョンソンがすでに他界してしまいましたが、当時この人の金髪の巻き毛に恋焦がれたメタル少年はかなり多かったのではないでしょうか。

以降、そして現在に至るまでもっと華やかな女子力を売りにしたバンドが多く現れますが、80年代前半においてはやはり男子の目を惹く存在でもあったわけです。

しかしもちろんそうした視点は彼女達には不要、パンク、メタルを飲み込む雑食性と、汗臭さを感じさせない疾走感こそが最大の売りであったと思われます。

尚、ボーナス・トラックにはモーターヘッドとの共演となったシングル、「PLEASE DON'T TOUCH」等全6曲が含まれており、入門編としてもコアなNWOBHMファンにとっても有益なコンピレーションとなっています。


2018年11月 9日 (金)

URIAH HEEP LIVE IN EUROPE 1979

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オリジナルは86年リリース作、突如発掘されたユーライア・ヒープの79年時のライヴ音源、「ライヴ・イン・ヨーロッパ 1979」、入荷しました。

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実は彼等のライヴ盤はかなり多くリリースされていて、86年には「LIVE AT SHEPPERTON '74」と題されたアルバム、そして90年代にはやはり74年の音源となった「King Biscuit Flower Hour Live」が発表されています。

どちらも彼等の黄金期と言える安定したバンドの状態時のライヴだっただけに、本作は少し分が悪いのかもしれません。

当時のユーライア・ヒープは、バンドの個性ともなっていた初代ヴォーカリスト、デヴィッド・バイロンを解雇し、新たに迎元ルシファーズ・フレンドのジョン・ロートンを迎えています。

また同時期にベーシストに、今は亡き元スパイダーズ・フロム・マーズのトレヴァー・ボルダーが参加しています。

ジョン・ロートンはかつてディープ・パープルにも誘われる等、実力派ヴォーカリストで、ドラマティックなハード・ロックを歌うには最適な人でした。

79年に発表した12作目、「堕ちた天使」を引っさげてのヨーロッパ・ツアーの模様が本作に収録されているわけですが、なかなかユニークな選曲とこなれたバンド・サウンドが楽しませてくれます。

特に前述のボルダーのベースがグイグイ引っ張る疾走感はなかなかのもので、この時期ならではのヒープの魅力が楽しめます。

欧州では根強い人気を誇っていた時期で、観衆の熱い盛り上がりぶりも当時の空気を伝えてくれます。

実際ブリティッシュ・ハードの歴史を総括した様な音楽性を持っていただけに、バラエティに富んだ曲調はその場にいたファンを絶対飽きさせなかったであろうと思います。


2018年11月 8日 (木)

MOTLEY CRUE THEATRE OF PAIN

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モトリー・クルーの85年作のサード・アルバム、「シアター・オブ・ペイン」、入荷しました。

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彼等の最も派手でグラマラスな時期を象徴している大傑作です。

本作発表前に報じられたヴィンス・ニールの事故により、ハノイ・ロックスのラズルが死亡という悲劇は、LAメタル・ブームの喧騒に影を落とすものとなりましたが、バンドのイメージはますますポップ、キラキラしたものになっていきます。

スキャンダラスかつキャッチーな存在として、MTVでその毒牙を振り撒く彼等の姿は、同時代のメタル・バンドの中では一際輝くものとなったのでした。

ブラウンズヴィル・ステーションのカヴァー、「Smokin' In The Boys Room」もずっぱまりのものとなり、パワー・バラードの代名詞となった「HomeSweet Home」と共に、彼等の代表曲となる程ヒットしました。

サウンドの微妙なシフト・チェンジも見事で、エアロスミス的なノリの大幅導入によるグラム化と、前作でのメタリック路線の追求がLAメタルの大衆化を成功させています。


2018年11月 7日 (水)

BRUCE DICKINSON TATTOOED MILLIONAIRE

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アイアン・メイデンでの活動と並行して、ブルース・ディッキンソンが90年に発表した初ソロ・アルバム、「タトゥード・ミリオネア」、入荷しました。

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ヤニック・ガーズがすでにここで大活躍していて、後にメイデンへと参加するきっかけともなっています。

ブルースの音楽性がメイデンの方向性を左右する程スティーヴ・ハリスと衝突していると報じられる度に、あまりピンとくるものがなかったのですが、本作のアメリカナイズされたポップ色に納得させられます。

かつてポール・ディアノやデニス・ストラットン、クライヴ・バーといったメイデン卒業生が、あからさまにハード・ポップへと身を投じていった姿にも重なります。

それだけメイデンでの活動がプレッシャーを生んでいたのしょうか、メタルの未来を一身に背負わされているビッグ・バンドだけに、突き抜ける様な陽性のキャッチーなメロディに走っていくのもわからないでもありません。

とにかく80's的なキラキラしたハード・ロックのオンパレードとなり、細かい事は抜きに単純に爽快な気分を高揚感と共に感じさせてくれる大傑作です。


2018年11月 6日 (火)

NIGHT RANGER SEVEN

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ナイト・レンジャーがオリジナル・メンバーでの再結成を果たし、97年作の「NEVERLAND」に続きリリースした第2弾アルバム作、「セヴン」、入荷しました。

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通産7作目となった本作は、95年のナイト・レンジャー名義の「FEEDING OFF THE MOJO」はバンドのキャリアとしてカウントされていない事も明らかになりました。

華やかなダブル・ヴォーカルとツイン・リードの絡み、キーボードを効果的に使用したアレンジによる大仰なバンド・サウンドは健在で、アメリカン・ハードの楽しさを的確に伝えてくれる1枚となっています。

グレイト・ホワイトのジャック・ラッセル、そしてダム・ヤンキース、スティクスのトミー・ショウがなんとパーカッションでゲスト参加しており、どちらかと言うとアダルト層の琴線に触れるメロディ集となっています。

この人達の場合、優れたテクニックとメロディ・センスを誇りながら、時代の激流に乗り切る器用さは持ち合わせていなかったために人気が下降したとも思えますが、むしろ職人的な姿勢が強いせいか、あえて自分達の強みを曲げてこなかったと解釈する方が正しいのかもしれません。

本作では彼等の年齢に合った成熟と、変わらない陽性のダイナミズムが、理想的な融合を果たしていると思われます。

残念ながらやはり時代感覚は無視されてはいますが、それがまた根強い人気を支えているのかもしれません。


2018年11月 5日 (月)

GRAND FUNK RAILROAD ON TIME

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オリジナルは69年作、記念すべきG.F.R.のデビュー作となった1枚、「グランド・ファンク・レイルロード登場」、入荷しました。

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69年というロック界にとっては黄金の年、イギリスで旋風を巻き起こしていたブリティッシュ・ハードの煽りを吹き飛ばすかの様な勢いを持っています。

荒削りながらゴツゴツした感触と、突き抜ける様なパワフルなサウンドは、間違い無く以降のアメリカン・ハードのお手本にもなっていたと思います。

ディープ・パープルにも影響を与えたと言われている彼ヴァニラ・ファッジ、メタルだけではなくパンクの開祖ともされるブルー・チアーは、G.F.R.よりも一足先にデビューしていますが、陽性の爆発力をとことん突き詰めたという意味では本作の登場の意味も大きかったと思われます。

サイケ、ガレージの影響の強い前身バンド、テリー・ナイト&ザ・パックのメンバーを中心に結成されたこのパワー・トリオ、日本ではツェッペリンもぶっ飛んだ超大型新人バンド、として紹介されたそうです。

確かに「T.N.U.C.」の壮絶なドラム・ソロを聴くと、ジョン・ボーナムを思い出す人も多いでしょう。

また彼等の「HEARTBREKER」は、ツェッペリンのそれとは違い、洗練されたメロディを持つヘヴィ・バラードであるのも面白いところかもしれません。

まだまだ以降のキャッチーさこそありませんが、デビュー・シングルの「TIME MACHINE」に代表される様に、ブリティッシュ・ハードからの影響を強く受けながらも、ギターの音色はカラッツカラに乾いているのが印象的で、感情面よりも肉体性が強調されたハード・ロックの誕生と言えたのかもしれません。


2018年11月 4日 (日)

SAXON CRUSADER

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オリジナルは84年作、サクソンの通算6作目となったアルバム、「クルセイダー」、入荷しました。

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同期生とも言えるメイデンやデフ・レパードが、それぞれの道を追求し大成していった中、サクソンは大きくサウンド転換をここで図ります。

ジャケット・アートやオープニングのドラマティックなSEに見られるコンセプチュアルなテーマ、すなわち十字軍(クルセイダー)をモチーフにしながら、全体的には一聴してポップになった事が明らかとなりました。

彼等はREOスピードワゴンの大ヒット作を手掛けたケヴィン・バーミッシュといち早く手を組み、LAの伝説的スタジオ、サウンド・シティでレコーディングを敢行します。

スウィートのカヴァー、「SET ME FREE」でパワー・ポップ感覚を取り入れ、「SAILING TO AMERICA」では陽性のライト・メタルの手法を、そして「DO IT ALL FOR YOU」では80年代型パワー・バラードに手を出します。

一見デフ・レパードの後を追いかける様な感じもしますが、一方では彼等のお家芸でもあるハード・ブギや、バイカーズ・アンセムとなる疾走型チューンも忘れていません。

元々器用さよりも、ピュアなメタル・スピリットこそがサクソンの魅力だったと思いますが、本作も時代と真っ向勝負をした結果が、本作のキャッチーな展開に繋がったのだと考えます。

アメリカン・マーケットへの果敢なチャレンジ精神が、今聴いても初々しいのは、現在のサクソンが枯れる事なくひたすらメタル道を突き進んでいつからではないでしょうか。

以降この路線を強化していく事になりますが、一時の迷いではなく、真剣に取り組んでいるストイックな姿勢もごこか見てとれるのもサクソンならではだと思います。

軽さと重さが同居した不思議なアルバムではありますが、飽きずに聴けるなかなかの力作です。

因みに本CDはアックス・キラーのリイシューでSPECIAL EDITIONとして再編集されたもので、シングルB面のスタジオ・テイクが2曲、そしてライヴ・ヴァージョンの圧巻のメドレー・ナンバーが含まれています。


2018年11月 3日 (土)

ANTHEM/ANTHEM WAYS

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復活したアンセムがリミックス・ベスト盤としてリリースした、「アンセム・ウェイズ」、入荷しました。

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80年代メタル、そして日本のジャパメタ・シーンでもとりわけ硬派でパワフルなメタルを追求してきたアンセム、彼等はメンバー・チェンジを繰り返しながら90年代初期までキング・レコードに7枚のフル・アルバムを残しています。

数年の解散状態を挟み、2000年代にグラハム・ボネットを迎えての企画盤的復活劇は多くのファンを狂喜させたと思います。

バンド再始動に向けリリースされたのがこのベスト盤で、柴田直人監修、全曲がリミックスされています。

ミックス担当はドリーム・イーヴルを率いる一方、イエテボリ・サウンドの要と言えるプロデューサー、フレドリック・ノルドストローム。

メタリックなエッジが強調され、コーラスを含むサウンドが太くなったアンセム・ナンバーが時系列に並べられています。

85年作の「ANTHEM~パワーメタル戒厳令~」、86年作の「TIGHTROPE」、「BOUND TO BREAK」、88年作の「GYPSY WAYS」、89年作の「HUNTING TIME」、90年作の「NO SMOKE WITHOUT FIRE」、92年作の「DOMESTIC BOOTY」と、7枚のオリジナル・アルバムからのセレクトされています。

彼等の歴史は、まさに日本のメタル・シーンのボトムを象徴していたと思われ、職人的気質に溢れたバンドの代表となっています。

特筆すべきは、「WILD ANTHEM」、「TIGHTROPE DACER」での坂本英三のヴォーカル・リテイク、更に「SHADOW WALK」での島紀史のゲスト参加でしょう。

CONCERTO MOONのギタリストであり、自他共に認めるANTHEM信者である島紀史の華麗なソロは、ファンならずとも聴き入る事必至のヴァージョンとなっています。


2018年11月 2日 (金)

IRON MAIDEN A REAL LIVE ONE

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メイデンのオフィシャル・ライヴ盤としては2作目となったアルバム、「ア・リアル・ライヴ・ワン」、入荷しました。

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92年作の「FEAR OF THE DARK」に伴うツアーから収録されています。

同ツアーから収録され、後に別リリースとなった「A REAL DEAD ONE」、更に2枚をセットにした「A REAL LIVE DEAD ONE」と立て続けにライヴ盤が発表されてややこしい事になってはいるのですが、(「LIVE AT DONINGTON モンスターズ・オブ・ロック 1992」もほぼ同時期にリリースされています)本作は当時の最新アルバムからのナンバーを中心に収録された最新ライブという意味合いはあったと思われます。

ヤニック・ガーズを迎えての新体制となってからの第2弾、ようやくバンド内が噛み合ってきたと言える「フィア・オブ・ザ・ダーク」は、実はかなりライヴ映えのするナンバーが多く、現在も重要なレパートリーとなっているものも含んでいます。

ヤニックとブルースの共作による超ハイスピード・ナンバー、「Be Quick Or Be Dead」、王道メイデン節と言える「From Here To Eternity」、ヤニックのメロディ・メイカーぶりが冴えるメイデン型哀愁パワー・バラード、「Wasting Love」、戦場の兵士の心情をドラマティックに描いた「殺戮の恐怖 Afraid To Shoot Strangers」、そして本ライヴでも会場一致で大合唱となっている「Fear Of The Dark」。

ミックスの弱さが気になるのですが、ブルース脱退前の円熟したメイデンのショーと曲の良さは十分楽しめます。

また当時のセットリストが、「Can I Play with Madness」、「Bring Your Daughter... to the Slaughter」、「Heaven Can Wait」等、メイデンのポップ・サイドと言うべきナンバーが組み込まれているため、メリハリのあるライヴとなっていると思われます。


2018年11月 1日 (木)

GIRLSCHOOL DEMOLITION

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オリジナルは80年作、ガールスクールの記念すべきデビュー・アルバムとなった1枚、「デモリッション」、入荷しました。

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男臭いN.W.O.B.H.M.を華やかに彩りながら、MOTORHEADの妹分としてもその実力を発揮し続けた彼女達は現在も現役最長寿女性バンドとして活動を続けています。

MOTORHEAD同様爆走型ロックンロールというイメージが強いですが、初期の彼女達はよりパンキッシュ、ガレージ・ロック、あるいはパブ・ロック的なサウンドであったと思われます。

プロデュースを務めたヴィック・メイルのシンプルかつパワフルにまとめる手腕がかなり貢献度大と思われ、ライヴ・バンドとしても優れていた彼女達の良い意味でのチープさソリッドに生かしています。

リード・ヴォーカルが3人いたのも特徴的と言えますが、正直それぞれの声の区別がなかなかつきません。

言い換えれば3人ともまだ少女っぽさが残るカワイイ声してるのですが、バックのゴリゴリ・サウンドの対比が当時のN.W.O.B.H.M.シーンでも強烈なインパクトがあったのだと思います。

加えて3人が3人とも楽しそうに歌っているのが伝わってくるので、HR/HMの括りでありながらクールな軽さが漂うのもユニークなところかもしれません。

逆に言えば素人っぽいヘタウマ感だと思うのですが、爆走、疾走と言いながら汗臭さを感じさせない点は当時盛り上がっていたメタル勢のゴツイ男性陣にはなかなか真似できる芸当ではなかったでしょう。

AC/DC、モーターヘッド、あるいはDR. FEELGOODに近い音、言ってみれば汗臭さ爆発型の音を出しても、全てがガールスクールとしてすでに個性を確立しているのはそうした強みのせいもあったのでしょう。

「Race With The Devil」のみカヴァーとなり、残る全てのナンバーがメンバーによるオリジナル、一本調子にならないリフ・メイカーぶりもすでにこの頃から達者です。

ちなみ前述のカヴァー曲はかつてJUDAS PRIESTも取り上げたTHE GUNの69年の大ヒット曲で(「背信の門」のボーナス・トラックとして聴けます)、バンドの中心メンバーで作曲も手掛けたエイドリアン・ガ―ヴィッツは、ジンジャー・ベイカーとのBAKER GURVITZ ARMYを経て70年代後半にはAORシンガーとして大成功した人です。


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