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2018年10月の31件の記事

2018年10月31日 (水)

NAZARETH LOUD 'N' PROUD

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは74年作、ブリティッシュ・ハードの老舗バンド、ナザレスの4作目となったアルバム、「ラウド・アンド・プラウド 威光そして栄誉」、入荷しました。

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代表作となった前作「ラザマナズ」に引き続き、ディープ・パープル、レインボーのベーシストであり、ハード・ロック界の重鎮と言えるロジャー・グローヴァーがプロデュースを担当しています。

そのため実に手堅く、間違いの無いブリティッシュ・ハードの好盤となっています。

ユニークなのはパープルの弟分的な売り方をされたにも関わらず、アクの強さが目立つため良い意味で野暮ったさが邪魔して、超B級感覚を伴っている点です。

ダン・マッカファティの独特の塩っ辛いヴォーカルが余計そういうイメージを強調しているのですが、
バンドのメロディ指向もかなり古典的であるため、ボン・スコット時代のAC/DCを彷彿させる面もチラホラしています。

本作ではビートルズのエンジニアとして伝説的なジェフ・エメリックが関わっているのですが、バンド・サウンドも下手に洗練される事なく、泥臭さといかついカッコ良さはスポイルされる事なく残っているのは最早さすがだと思われます。


ハノイ・ロックスのマイケル・モンローのカヴァーにより再注目された「ノット・フェイキング・イット」や、「TEENAGE NERVOUS BREAKDOWN」でのワイルドなドライヴ感覚はこのバンドならではのもので、マイケルと共にアクセル・ローズが敬愛していたのも頷けます。

こうした元祖バッドボーイズ系と言える疾走感と、かなりベタな情緒的なメロディ・センスが同居していたのも彼等の個性の一つだと思います。

「CHILD IN THE SUN」がその代表的な例で、ウェストコーストのバンドのヒット曲とも思える様なメロディやコーラスの巧みな使い手である事が良くわかります。

また前作同様アメリカンな指向も積極的に見せていて、リトル・フィート、ボブ・ディラン、ジョニ・ミッチェルのカヴァーを取り上げています。

コテコテのハード・ロック・バンドでありながら、意外な柔軟性もあることから、言葉ではなかなかこのバンドの良さを伝えられないと言った方が正解なのかもしれません。


2018年10月30日 (火)

STEVE LUKATHER LUKATHER

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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ご存知TOTOのスティーヴ・ルカサーの初ソロ名義となった、89年作のアルバム、「ルカサー」、入荷しました。

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すでにTOTOはスタジオ・ミュージシャン集団としてだけではなく、幅広い音楽性と、優れたメロディ・センスを個性とした、アメリカを代表するロック・バンドとして確固たる地位を築いていました。

スティーヴのギタリストとしての資質も、多くのアーティストの需要を得ていたわけですが、本来の彼の個性は、ハード・ロッカーとしての荒々しさでもあった事が本作で改めて証明されています。

エディ・ヴァン・ヘイレンはなんとベースでゲスト参加、他にもスティーヴ・スティーヴンス、リチャード・マークス、ヤン・ハマー、そしてTOTO組からデヴィッド・ペイチとジェフ・ポーカロが参加しています。

彼が敬愛するベック、クラプトン、ヘンドリックス、更にはデヴィッド・ギルモアからの影響を隠そうともせず、おおらかなメロディに乗せるプレイは、一見そうは見えないのかもしれませんが非凡な才能を感じずにはいられません。

強烈な個性よりも滑らかなフィーリングと、美しいメロディ・センスに支えられているため、あまりにも大衆的に聴こえてしまうのでしょうか。

バラード・シンガーとしてのイメージが強い、ソフトなヴォーカルも彼のアグレッシヴな面をソフトにコーティングしているのかもしれません。

個人的にはTOTOの「TURN BACK」の続編とで言うべき、アメリカン・ハード、プログレ・ハード色を強く残した好アルバムだと思います。


2018年10月29日 (月)

WISHBONE ASH HERE TO HEAR

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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ウィッシュボーン・アッシュの89年作、「コズミック・ジャズ」、入荷しました。

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ブリティッシュ・ハードの名門バンド、ウイッシュボーン・アッシュがオリジナル・メンバー4人が再結集し、久々に快作と言える内容となったアルバムです。

80年代はやはりこの人達には厳しい時代で、NWOBHMに煽られる形でハード・ロック色を一時
期強めていましたが、新しい波には乗り切れなかった様です。

ジョン・ウェットン、トレヴァー・ボルダー等がバンドに一時在籍しながら、85年に彼等はマイルス・コープランドが立ち上げたI.R.S.グループに移籍します。

そこでインスト・アルバムを発表した後に、アダルトなロック・アルバムとなったリリースします。

80年代のポップ・プログレとも言える親しみやすいナンバーが並び、このバンドの新たな魅力を生み出す事に成功していると思います。

かつての叙情性は見られませんが、いかにも英国的なメロディ・センスと、派手すぎないバンド・サウンドが味わい深いものとなっています。


2018年10月28日 (日)

DAVID BRYAN ON A FULL MOON...

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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ご存知BON JOVIのキーボーディスト、デヴィッド・ブライアンの初ソロ名義となったアルバム、「オン・ア・フル・ムーン・・・」、入荷しました。

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91年には映画のサントラ制作に関わっている様ですが、本作が実質的なソロ・デビューとなりました。

ニューヨークの名門大学、ジュリアード音楽院の教授に師事し、クラシックの基礎を学んだ彼のテクニックとセンスがボン・ジョヴィの音楽性に大きな影響を与えているのは最早言うまでもないでしょう。

彼がジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラと共に作曲者としてクレジットされているナンバーは、初期のBON JOVIの隠れ名曲と言えるものが多く、「LOVE LIES」、「ONLY LONELY」、「THE HARDEST PART IS THE NIGHT」等があります。

ほぼアコースティック・ピアノによるインスト集となった本作、彼の作曲ナンバーであるBON JOVIナンバーの代表曲、「IN THESE ARMS」も含め、優しく穏やかなメロディを中心に滑らかなプレイが堪能できます。

前述のサントラからの曲も収録されていて、こちらはいかにも映画音楽といった趣向となっており、アルバムの流れを少し壊す嫌いもあるのですが、ファンにとっては貴重と言えるかもしれません。

ちなみに映画タイトルは「NETHERWORLD」、日本ではビデオスルーとなった様で「未来娼館 ネザーワールド」と思わせぶりな邦題でリリースされたそうです。

JOURNEYのジョナサン・ケインのソロ作にも近い雰囲気がありますが、デヴィッドの方がよりクラシック寄りと思われ、メロディもかなり上品なものが多い感があります。

ブルージーなナンバーもありますが、HR/HMはもちろん、かなりロックからは離れた作風ですが、美メロとしての吸引力はさすがに強烈で、「HEAR OUR PRAYER」や「SUMMER OF DREAMS」ではボン・ジョヴィにこの人ありと思わずにいられません。


2018年10月27日 (土)

BON JOVI 7800°FAHRENHEIT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは85年リリース作、ボン・ジョヴィのセカンド・アルバムとなった1枚、「7800°ファーレンハイト」、入荷しました。

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日本では「夜明けのランナウェイ」の衝撃的なイントロと華麗なルックスにより、すでに次代のスターとしての地位を確立していましたが、本国アメリカにおいてはまだブレイクもしていないバンドの一つとしてこのアルバムも受け取られていました。

次作のバラエティに富んだ内容に比べると、ここではメロディアス・ハード一色といった感が強い好盤になっています。

当時の彼等はスコーピオンズやRATTとのツアーでかなり影響を受け、ハード・ロックを意識したそうですが、メロディの素晴らしさはすでに一級品と言えると思います。

全曲が印象深いメロディで彩られているだけに、彼等のキャリアの中では地味な1枚とされているのが、本当に残念です。


2018年10月26日 (金)

BON JOVI THE CIRCLE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プロ20グレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは2009年作、ボン・ジョヴィの通産11作目となったアルバム、「ザ・サークル」、入荷しました。

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ここ数年は2年に1枚のペースとなった感がありますが、本作では誰もが期待するボン・ジョヴィ節が戻った面と、アメリカン・ロックの王道を行く大衆性の強化がされた面が同居していると思われます。

年相応のメロディの成熟ぶり、そしてポジティブなメッセージはスタジアム・バンドとして、また新たなアンセムを作り出しているのはやはりさすがだと思います。

先行シングルとなった「We Weren't Born To Follow」では、「It's My Life」以降の王道となったボン・ジョヴィの王道メロディ、そしてマッチョイズム溢れるポジティヴな歌詞が変わらぬ彼等の力強さを証明してくれました。

初回限定盤となったデラックス・エディションとなり、紙ジャケ仕様、にSHM-CD仕様、更に1時間以上のドキュメンタリー映像を含むボーナスDVD付きとなっています。


2018年10月25日 (木)

デフ・レパード HYSTERIA & MORE ヒステリア完全再現ライヴ 武道館

20181024_205254_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

2018年10月24日(水)、デフ・レパード公演、行ってきました。

リリースから31年、リアルタイムで死ぬ程聴き倒した「ヒステリア」。

デフ・レパードが去年から続けているこのモンスター・アルバムの完全再現ライヴが、とうとう日本で行われました。

筋金入りのレップス・マニア、80'sメタル・ファン、そしておそらく往年の一般的な洋楽ファンまで交えた観客で埋め尽くされた初日の武道館はほぼ満席。

ツェッペリンやシン・リジィ、AC/DCといっとBGMが否応なく期待感を煽り、開演5分前のアナウンスと共に流れたのは新曲としてベストに収録予定のデペッシュ・モードのカヴァー、「パーソナル・ジーザス」。

あれぇ、これデフレパード・ヴァージョンだよなと思ったりもしましたが、そんな事はもうどうでもいい、早く照明落ちろと会場のボルテージが徐々に上がっていくのが二階席にまで伝わってきました。

そして「WOMEN」から幕を開けるショーがスタート、大音響のSEと華麗なライティングにより、今も尚緻密でビートの効いたアルバムとして聴ける「HYSTERIA」が、更にダイナミックに再現されていきます。

自分にとってはもう体に染み込んで古いタトゥーになった感もあるナンバー、曲順ながら、ノスタルジックにはならず現在のアダルトなHR/HMとして聴ける事に、改めてデフ・レパード、そして「ヒステリア」というアルバムの凄さを思い知らされます。

「アニマル」や「ラヴ・バイツ」、「シュガー・オン・ミー」と、全編がハイライト、なにせアルバムの半数以上をシングル・カットしただけに、大合唱が止まらないのは当たり前。

バンドの状態も絶好調なようで、彼等特有のコーラス・ワークもまさにスタジアム・バンドとして武道館を引っ張り続けます。

終始笑顔で観客に手を振るジョーを始め、仲の良いフィルとヴィヴィアンのコンビ・プレー、投げキッスを気前よく振舞うサヴ、そしてセクシーな顔が印象的なリックと、スクリーンに映されるメンバーは実に楽しそう。

バンドも観客も疲れを知らぬまま、60分超のアルバム丸ごとライヴが終了、アンコールを挟み第二部となるベスト・ヒット集へ突入。

後半の「Rock Of Ages」、「Photograph」では、それまで座っていた二階席の観客もほぼ総立ち、腕振り上げ状態、まだまだ足りないとばかりに武道館は大合唱へとなだれ込んでいきます。

アンコールも含めて全17曲、これ程濃いセットリストもなかなか無いと思われ、美しく楽しい一夜があっという間に終わってしまいました。

途中スティーヴ・クラークの在りし日の雄姿が映し出される幕もあり、このバンドの抱えてきた様々な悲劇や栄光、そして現在の姿が凝縮されたライヴだったと思います。

思えばデフ・レパードというバンド、そして全世界で2500万枚以上のセールスを誇るアルバムがいったいどういうものだったのか、実に語りたくなる要素を豊富に持ち合わせてはいますが、おそらくそうした理屈は一切不要。

彼等の持つ人柄の魅力、メロディの素晴らしさ、バンド・サウンドのキラキラ度だけで、居合わせた全観客に笑顔と感動を与えてくれたんだと思います。

80年代の喧騒が大昔に感じられますが、HR/HMがまだまだそういうポジティブな機能を持っている事に、心から感謝せずにはいられない夜でした。


2018年10月24日 (水)

DEF LEPPARD HIGH 'N' DRY

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは81年作、デフ・レパードのセカンド・アルバムとなった1枚、「ハイ&ドライ」、入荷しました。

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平均年齢19歳という若さで鮮烈なデビューを果たし、一躍N.W.O.B.H.M.のヒーローとして名を上げた彼等が僅か1年で格段の進化を見せた事で驚かせました。

AC/DCの「地獄のハイウェイ」、「バック・イン・ブラック」を手掛けた事でトップ・プロデューサーとなったロバート・ジョン・マット・ランジと手を組む事を選択し、ジャケット・アートはピンク・フロイド、ツェッペリン、UFOとの仕事で世界的に有名なヒプノシスに依頼します。

ロック少年の憧れ丸出しとも思えるこのセンスは、サウンドにも如実に現われています。

すでにN.W.O.B.H.M.勢とは一線を画したメロディの幅の広さ、スピードだけではないメロディの良さは、当時はアメリカ指向として本国では批判的に向きもあった様ですが、次作の「炎のターゲット」に繋がる下地はここで完成されています。

フォリナーの「4」の制作が完了したばかりのマット・ランジの色合いも、彼等のメタリックかつキャッチーなサウンドへの移行にも影響した様で、この両者のタッグが時代を切り開こうとする勢いが全編に溢れています。

脱退したピート・ウィリスの後任として、フィル・コリンが参加し、いよいよ彼等の黄金期が始まるわけですが、本作では84年にそのフィルを迎えてのリミックス・ヴァージョン、「ブリンギン・オン・ザ・ハートブレイク」、「ミー・アンド・マイ・ワイン」が収録されています。


2018年10月23日 (火)

DEF LEPPARD VIVA! HYSTERIA

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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デフ・レパードの「ビバ! ヒステリア」、入荷しました。

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2013年3月から4月にかけて行った「ヒステリア」完全再現ライヴの模様を収録したものです。

ラスベガスのHard Rock Hotel & Casino内にある大型ライヴハウス、The Jointで全11公演が開催され、その無敵のセットリストに全世界のレップス・ファンが羨んだのでした。

ちなみに2018年、同じ形でこの完全再現ライヴが復活し、ここ日本でも来日公演が決定しました。

昨今良く行われる過去のヒット・アルバムの再現ライヴですが、これほどの大物がモンスター・アルバムを全曲披露するという意味では、デフ・レパードが先駆者だったかもしれません。

ショーは二部構成となっており、前半は世界一のデフ・レパード・カヴァー・バンドと自称する「DED FLATBIRD デッド・フラットバード」がオープニングを務めます。

もちろん本人達が別名を名乗っているだけなのですが、過去のレア曲、ライヴではあまり演奏されてこなかったナンバーを披露する特別なものとなっています。
(この模様はCD DISC 2に完全収録、DVDでもボーナス映像で楽しめます)

80年作、3枚目のシングルとなった「Hello America」のB面として収録された「Good Morning Freedom」は、今回初めて聴いた人も少なくないと思います。

また「Slang」、「Mirror Mirror」、「Another Hit And Run」等のマニアックな選曲も、古くからのファンにとっては感涙ものだったでしょう。

更に彼等にとって初のライヴ・アルバムとなった「MIRROR BALL」に収録されたいたスタジオ・テイクの新曲、「Undefeated」、99年の佳曲「Promises」等も交える内容の濃いものとなっています。

DISC 1では、ハイライトとなる「HYSTERIA」を曲順通りのまさに完全再現が収録されています。

内容は言わずもがなの最強アルバムなわけで、全曲が大合唱できる程聴き込んだファンにとっては、実にありがたいライヴである事は間違いないでしょう。

スタジオ・ワークに多く頼った緻密なサウンドという印象が強い彼等ですが、ライヴ・バンドとしての完熟ぶりもさすがで、艶っぽいコーラス・ワークとジョーのヴォーカルも絶好調、リズム隊とツイン・ギターの絡みもライヴならではのダイナミズムに溢れています。

興味深いのがDVD内のボーナス映像で見られるアコースティック・メドレーでしょう。

おそらくプレスリリースのために行われたミニ・ライヴだと思うのですが、会場にうっとりする顔が並ぶ程美しいアコースティック・ショーで、横一列に並んだメンバー5人のチームワークを見てとれます。

メドレーの中身は、「Where Does Love Go When It Dies」、「Now」、「When Love & Hate Collide」、「Have You Ever Needed Someone So Bad」、「Two Steps Behind"」という、デフ・レパードのソフトな面を強調する名バラードばかり。
(尚、日本盤CDにはこの模様がボーナス・トラックとして収録されているようです。)

個人的にはこのメドレーを見れるだけでも、ファンにとってはマスト作品と言えると思います。


2018年10月22日 (月)

DEF LEPPARD PYROMANIA

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは83年作、デフ・レパードの3作目にして、80年代メタルを象徴する大名盤、「炎のターゲット」、入荷しました。

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思えば本作の世界的大ヒットにより、NWOBHMの一過性の熱は冷め、時代はアメリカを中心にLAメタル、ポップ・メタルを求めるようになったわけです。

バンドは本作より元GIRLのフィル・コリンを正式に迎え、ヴィジュアル的にもいよいよ充実ぶりを見せるのでした。

フォリナーやAC/DCを手掛けてきたロバート・ジョン・マット・ランジとのタッグも、ここでサウンドの完成度の極みを見せ、以降ブライアン・アダムス等がこのプロダクションを踏襲する事になりました。

「フォトグラフ」での見事なポップ・メタル展開、「フーリン」での80年代型パワー・バラードの雛形とでも言うべき完成度等、奇跡的なメロディの呆れる程の見事さは、当時のコアなメタル・ファンはあえて避けていた部分もあったのではないでしょうか。

オープニングから最後まで、全く隙の無いメロディ構成は今聴いても震えがくる程で、ドラマティックかつポップ、パワー・バラードでは燃え上がる様な叙情性も見事で、これぞ80'sメタルというお手本的内容となっています。


2018年10月21日 (日)

CHEAP TRICK ONE ON ONE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは82年作、チープ・トリックの通算6作目となったアルバム、「ワン・オン・ワン」、入荷しました。

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前作となる「オール・シュック・アップ」を最後にトム・ピーターソンが脱退、日本ではロビンと人気を二分していたと言える彼が抜けた事によりバンド低迷期とされた時代の1枚です。

スマッシュ・ヒットとなった「IF YOU WANT MY LOVE 永遠のラヴ・ソング」、「シーズ・タイト」を含みながら、人気作とならなかったのは当時の音楽シーンも随分影響していたと思われます。

意外にも良く彼等と比較される事が少なくなかったAC/DCが「バック・イン・ブラック」、「悪魔の招待状」と、立て続けにヒットを連発、まだまだニュー・ウェイヴ調のポップ・ナンバーが多かったシーンを一気に鋼鉄化させ、一方70年代のアメリカン・ハード勢の一角、ジャーニーがモンスター・アルバムとなった「エスケイプ」を発表したばかりの頃でした。

パンキッシュなパワー・ポップ、鼻歌で歌えるハード・ロックといったイメージの強かったチープ・トリックが生き残るには前作から続くハード路線を強化したかったのは理解できますが、持ち前のポップ・センスが目立つ事で良い意味で特殊なサウンドがここで展開される事となりました。

時代の要請でますます大仰化していったロック・シーンの中では、多少NEW WAVE色、あるいはグラム色が強すぎた嫌いがあったのかもしれません。

クイーン、カーズ、フォリナー、ジャーニーを手掛けてきたロイ・トーマス・ベイカーの手腕が大きかったようで、チープ・トリックをアメリカのSLADE、あるいはハード・ロック・ヴァージョンのディーヴォ、カーズとして捉え、本作のサウンド・プロダクションが進められた感もあるのではないでしょうか。

AC/DC風味、バブルガム・ポップ風味、テクノ・ポップ風味、そしてビートル・ライクな甘酸っぱさも交えながら、3分間のラウドなライト・ハード・ロックが矢継ぎ早に繰り出される様は、チープ・トリックのキャリアの中でも一際爽快感に溢れた好盤である事は断言できます。


2018年10月20日 (土)

ALDIOUS DISTRICT ZERO

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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アルディアスの2013年作、「ディストリクト・ゼロ」、入荷しました。

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ガールズ・メタル、嬢メタルといった新鮮な響きをシーンに広め、あっという間にメタル・ファンが色めき立つ事となる立役者、アルディアスのサード・アルバムです。

看板ヴォーカルのRamiが脱退、新たに加入したRe:NOをフロントに据えてから初のアルバムとなりました。

クール・ビューティー、そして低音域でのダークかつセクシーな魅力がバンドを牽引していたRamiの離脱はかなり大きな痛手となったと思いますが、金髪、アゲアゲのヴィジュアルと華やかな声を持つ新ヴォーカリストの登場により、彼女達が確実に新たなるステージに立ったと思うファンも少なくなかったはずです。

これまでの本格的メタル・ファンをも虜にするバンド・サウンドと曲構成は変わらず、コンポーザーとしてメロディ・センス面でも新たな魅力を持ち込んだRe:NOの美声により、幅の出た音楽性がファン層を広げたとも言えるでしょう。

リード・シングルとなった「White Crow」ではストロングなリフと美メロが絡み合う、伊藤政則氏言うところの計算された構築美を感じさせ、ライヴでの定番曲となったトキ作の「夜桜」は、嬢メタルという言葉が持つ甘美な響きを音に具現化したような煌びやかな疾走ナンバーとなっています。

またRe:NO作となるラスト・ナンバー、「菊花」ではかなりストレートなスロー・バラードを披露、ゴージャスかつ繊細な側面が以降の期待感を煽ってくれます。

同時期のBABYMETALとは違った進化と受け入れ方をされたきたガールズ・メタル・シーン、アルディアスが存在感をその中で一際輝かせてきたのは豪華なヴィジュアルだけではなかった事を改めて思い知らされます。

一過性のブームにさせない説得力、底力はもちろん魅力的なのですが、やはり男性ファンとしてはその容姿にまず見惚れてしまうのも語らずにはいられません。<


2018年10月19日 (金)

FIREHOUSE 3

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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前作から3年ぶりとなったファイアーハウスの3作目のアルバム、「3」、入荷しました。

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彼等の様に耳馴染みの良いハード・ロックがどんどん廃れていった90年代に、名手ロン・ネヴィソンをプロデュースに迎え、基本路線を変える事なく聞き手の期待を裏切っていません。

全体的には強力なフックを持ったシングル曲作りではなく、ドライヴ感を重視した流れで一気に聴かせてくれるサウンドなっています。

間に挟まれるバラードのタイミング、構成も見事で、全10曲で耳を惹きつける吸引力は、かつて80年代前半にジャーニーやフォリナーが生み出した産業ロック的な完成度にも似ていると思います。

時代の流れを全く無視した音は最早古典的ハード・ロックの手法と言えたのかもしれませんが、彼等の様なバンドが常に一定の支持を得ていたのは間違いないと思います。

変化や実験性がロックを確かにロックを成長させてきた事実は大きいですが、突き抜ける様なアメリカン・ハードの爽快さを求めてしまうのに一体どれ程の罪があるのでしょうか。

ロックが持っていた根源的な初期衝動、とにかく気持ちいい音出したいという欲が、痛い程伝わってくる1枚で、好感を持たずにはいられません。


2018年10月18日 (木)

DEEP PURPLE BURN

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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74年作、言わずと知れた大名盤、ディープ・パープルの「バーン 紫の炎」、入荷しました。

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第三期ディープ・パープルと呼ばれる時期の第1弾となり、デヴィッド・カヴァーデイル、グレン・ヒューズという強力ツイン・ヴォーカル体制が誕生した記念すべき1枚です。

アルバム・タイトル曲のインパクトがあまりにも大きく、他のナンバーと比べるとあまりにもイメージが離れている曲調が目立ちますが、それこそが本作の魅力でもあると思います。

ファンキーかつソウルフルなサウンドは、パープルの新たな個性となり、彼等が今もリスペクトされ続けている要因の一つにもなっている感もあります。

半面、その強いクセが、リッチーのバンドに対する不満をつのらせていくわけですが、結果レインボーが生まれていくきっかけになる事を考えれば、本作の意味もかなり大きかったのではないでしょうか。

そのリッチーが以降もずっと大切にした名曲、彼等のキャリアの中でも最重要曲と言える「Mistreated」の、ギターとヴォーカルの壮絶かつセクシーな絡みがハイライトとなっています。


2018年10月17日 (水)

TREAT THE ROAD MORE OR LESS TRAVELED

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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トリートの初のライヴ盤となる1枚で、「ザ・ロード・モア・オア・レスト・トラヴェルド」、入荷しました。

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同時に映像作品としてもリリースされていますが、日本盤はCDとDVDがセットとなった形となっています。

さすが日本のメロディアス・ハード専門レーベルと言えるキングさん、見事な仕事をしてくれます。

Frontiers Rock Festival 2016出演時の音源で、全セトリをフル収録しています。

因みにこのフェスはご存知イタリアの名門メロディック・レーベル、FRONTIERS主催で本拠地ミラノで行われたもので、グラハム・ボネット・バンド、TRIXTER、DRIVE SHE SAID、TALISMAN、DEFIANTS等も出演した豪華のものとなっています。

トリートは通算7作目となる「GHOST OF GRACELAND」をリリースした直後で、バンドの状態も絶好調、ライヴ・バンドとしての完成度の高さも見せつけてくれた内容となっています。

スタジオ・アルバム以上にヘヴィなリズム隊、個性でもあるコーラス・ハーモニーも見事、そしてロバート・アーンルンドの安定したキラキラ・ヴォーカルが、デビューから30年を超えているベテランとは思えないフレッシュさを感じさせてくれます。

各曲のメロディの素晴らしさについては、トリート・ファンにとっては説明不要、バンドを知らない人にとっても印象的な旋律の多さに驚かされるセットリストと言えるでしょう。

当時の最新作を中心に、前作にあたる「COUP DE GRACE」からのナンバーが実にライヴ映えする事に感動し、往年の代表曲、「GET YOU ON THE RUN」、「WORLD OF PROMISES」に改めてこのバンドのセンスを思い知らされます。

多くの80年代組の再結成に見られる様な懐メロ感は一切無し、現役感覚と先天性のメロディ・メイカーぶりが目立つライヴであり、まだまだ続けてほしいと思わずにいられません。


2018年10月16日 (火)

METALLICA/ST. ANGER

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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純粋なオリジナル・アルバムとしては、前作から6年ぶりとなった2003年作のメタリカの通産8作目、「セイント・アンガー」、入荷しました。

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一時的にベーシストとしても参加したボブ・ロックとの綿密なジャム・セッションの中で曲作りがされていて、その極度の攻撃性に満ちたサウンドは当時のバンドの状態を正確に現していたのかもしれません。

レコーディング風景を含めた様子がドキュメント映画、「メタリカ 真実の瞬間」としても明らかになりましたが、彼等が「ロード」以降に試行錯誤してきた経過と、トップ・バンドとしてのプレッシャー、メンバーそれぞれのバンドに対する思いが一気に交差して噴出している様で、聴く側に痛い程突き刺さってきます。

バラード抜き、ギター・ソロ抜きの圧倒的な音圧と、メタリックな質感は、彼等のキャリアの中でもかなり突出して聴こえますが、メタルのトゲトゲした部分を体感できる1枚です。


2018年10月15日 (月)

KIP WINGER キップ・ウィンガー・ソロ

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

WINGER解散後、キップ・ウィンガーの初ソロ作となった1枚、「キップ・ウィンガー・ソロ」、入荷しました。

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原題は「THISCONVERSATIONSEEMSLIKEADREAM」と非常に長いものとなっていますが、日本では彼のアイドル的人気に賭けたのか、2枚組、独自デザインでのリリースとなりました。

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セルフ・プロデュース、ミックスにはWINGER作品やAC/DC、DEF LEPPARD、SCORPIONS等々、数々の名盤を手掛けてきた名エンジニア、マイク・シップリーという体制の元、アラン・パスカ、アンディ・ティモンズ、ロッド・モーゲンスタイン等の名手を揃えて、非常に質の高いロック・アルバムとなっています。

80年代のHR/HM系のバンドの看板ヴォーカリストが指向する音楽性としては、かなり稀有な路線とも思われ、全体的イメージとしてはアダルトでシリアス、ゴージャスなバンド・サウンドがUKロックのメインストリームとも通じる気がします。

特にWINGERの同僚、モーゲンスタインの的確なドラム、ダン・ハフにGIANTにも参加していたアラン・パスカのピアノのジャジーなセンスが本作のしっとりとして上品なイメージを決定付けています。

加えてDANGER DANGERでのキャリアも有名なアンディ・ティモンズの、テクニックをゴリ押ししない控えめなギターが、キップの目指す奥深いサウンドをやはり的確に演出しています。

考えてみればこの3者、メロディアス・ハード系のバンドに在籍しながら、根底は幅広い音楽性としっかりとしたスキルに支えられたプレイヤーだけに、適材適所の仕事ぶりが目立っても当然という事なのでしょう。

キップのヴォーカルはナチュラルな歌唱により、味わい深さとセクシーな魅力がより増したとも思われ、ハード・ロックとは多少かけ離れたナンバーでも十分な存在感を残しています。

ミドル・テンポ、スローなナンバーばかりとなっていますが、魅力的なメロディは健在、静かに燃え上がる様な旋律を軸に、メロディック・ロックとして成立しています。

中にはデヴィッド・ギルモアやピーター・ガブリエル、あるいはブライアン・フェリーを思わせる側面もありますが、多くのロック・ファンを唸らせる力作だったのではないでしょうか。

キップの兄弟であるネイト、ポールがコーラスで参加した「ENDLESS CIRCLES」等は、スティングが歌っていてもおかしくないアダルトさが魅力となっています。

尚、本作リリースの前後、キップの奥方であったベアトリス・ウィンガーは事故で他界、本作のカヴァー・アートとデザイン、コーラスでも彼女の名前がクレジットされていますが、そうした悲劇性も含んだアルバムという意味でもファンにとっては忘れ難い1枚だと思います。

尚、ボーナス・ディスクにはデモ・ヴァージョン、未発表曲、全6曲が収録されています。


2018年10月14日 (日)

HEARTLAND Ⅲ

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英国産メロディアス・ハード・バンド、ハートランドの95年作のサード・アルバムとなった1枚、「Ⅲ」、入荷しました。

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いかにもイギリス的と言えるポール・ロジャース直系の哀愁型ハスキー・ヴォイスのクリス・ウィーズィーと、セルフ・プロデュースにも長けたギタリスト、スティーヴ・モリスのプロジェクトとして、現在も安定した人気を誇っていると思います。

AORとしても聴ける味わい深いメロディと、歌心溢れるヴォーカルが、メタルが持つもう一つの側面、安らぎや癒やしを与えてくれます。

確かにこの手のサウンドに求められるのは、安心できるメロディに尽きると思うのですが、それだけに進化や実験性は不要とされています。

だからこそアメリカではジャーニーやフォリナーがダイナソー・ロック、産業ロックとして揶揄され続けてきたわけですが、音を楽しむのが音楽だとしたらこの実に心地良いメロディ集にどっぷり浸かる事のどこがいけない事なのでしょうか。

刺激がない、古臭い等々、批判する事は簡単です。

ただこの出そうと思っても恐らくなかなか出せないであろう渋み、濃厚さは確実に需要があり、ハートランドの様なバンドが多くの人に染み入る限り残っていくのだと思います。

加えて欧州特有の湿った情感とはこういう事、という個性もこのバンドが体現していると記しておきます。


2018年10月13日 (土)

TREAT TUNGUSKA

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多くのメロハー・フリークを虜にするトリートが前作から2年ぶりとなる最新作を日本で先行リリース、それに伴うジャパン・ツアーもすでに敢行という、彼等の日本へ対する愛も再確認できた1枚、「ツングースカ」、入荷しました。

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2010年の完全復活となった「COUP DE GRACE」、2016年の「GHOST OF GRACELAND」に続く3部作とも言える21世紀型トリートの進化系メロディアス・ハードとも言うべきスタイルは安定感と貫禄を感じさせます。

昨年には初のライヴ盤もリリースしている彼等、昨今のリリース・ラッシュには驚く他ありませんが、衰えの無い創作意欲、尽きないメロディの美しさは最早奇跡的かもしれません。

コンセプト色を強く感じさせるアルバム・タイトルは、約100年前のロシアのツングースカ大爆発をモチーフにしていますが、あくまでもスケールの大きな歌詞世界を脚色するために使用されたものの様です。

全体的には力強くポジティブなバンドの姿勢がドラマティックに描かれているわけで、この点は前2作から引き継がれており、彼等の重厚さや美学を追求するという復活後のスタイルがより強調されています。

サウンドはヘヴィなエッジとアンセム・ソング化必至の鼻歌ソング的なキャッチ―な歌メロが理想的な融合を果たすという、彼等ならではの個性が決定的に確立された感もあり、寄せ付ける同類のバンドの名を挙げる事が難しくなってきています。

あえて形容すれば「Build the love」で見られる、コールドプレイのHR/HM化とも言える大合唱型バンドとでも言えるでしょうか。

「Progenitors」、「Best of enemies」、「Rose of jericho」等で見られる翳りと高揚感が一気に燃え上がるメタリックな側面、本作中唯一となる哀愁炸裂バラード、「Tommorow Never Comes」でのメロディ・センスは、HR/HMのジャンル内で語るだけでは惜しい天才肌だと思えてなりません。

拳を振り上げたくなる一体感のあるメッセージ、煌びやかさと重さに溢れたバンド・サウンド、加えて極めて親しみやすいヴォーカル、コーラスによる独自の新型トリート。

BON JOVI、EUROPE等と比較されてきた彼等の、多くの北欧メタル・バンドとはまた違った進化を続ける姿に今後も目が離せません。

 

 

 


2018年10月12日 (金)

CHEAP TRICK 来日公演 at Zepp Tokyo

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2018年10月11日、チープ・トリックの「at 武道館」40周年記念となった2年ぶりの来日、無事東京公演が終了しました。

本来なら4月に武道館で行われる予定でしたが、リック・ニールセンの急病により急遽振替、会場のスケジュールの都合上、Zepp Tokyoでの開催となりましたが、結果的には大正解と言える盛り上がりとなりました。

昨年より2枚のアルバムとキャリア集大成となるシングル・ベストがリリースされ、更にバンド初となる配信のみの新曲も今年5月に発表、結成40年以上の大ベテランとは思えない精力的な活動と勢いがそのままライヴに反映されていたと思います。

ステージ上にはマッチョになったロビン、相変わらずお茶目なリック、クールでセクシーなトム、そして跳ねるリズムでバンドに若さをもたらしたダックスと、サポート・メンバーにロビンの息子?という5人。

まさにファミリーと言える結束力は、ヴィジュアルだけでなくサウンドのビルドアップに大きく貢献していたと思われます。

さすがに40周年ともなると、当時のファンもすでに60超えの人も少なくないはずで、背広姿のお偉いさん的な人や、親子で来たと思われる人達も目立ちましたが、Hello Thereから始まる「at 武道館」の前半5曲がぶっ続けで疾走するオープニングで、すでに会場はヒートアップ、バンドの若さにグイグイ引っ張られるようにして盛り上がっていきます。

間にベストと言える曲を挟み込むセットリストも抜群で、新曲となった「The Summer Looks Good On You」、すでにレコーディング済みというジョン・レノンのカヴァー、「Gimme Some Truth」も違和感無く配列されていました。(年内にリリース予定という新作にこれらの曲が収録予定とアナウンスされていますが、一体昨今の彼等の制作意欲には果てはないのでしょうか)

お約束のトムがフロントを務める一幕もありながら、ノンストップで繰り広げられるショーに平均年齢がかなり高いはずの観客もスタンディングでありながら負けずについていくという一体感が会場全体で見られ、日本とチープ・トリックが未だ密接な関係にある事を思い知らされます。

後半の「甘い罠」、「ドリーム・ポリス」、「今夜は帰さない」というキラー・チューンのトリプル技でいよいよ最高潮を見せる中、美魔女達の黄色い歓声とおじさん達の振り上げる拳も勢いを増していきます。

「Auf Wiedersehen」、「サレンダー」でサヨナラ・グッバイ感が場内を包んだ後、「Goodnight Now」がラストを飾り、なんとアンコール無しで汗だくのショーは終了、実に潔い幕引きにファンは感服したのでした。

大きなギミックに頼ってこなかったチープ・トリックですが、かなり派手なライティングと、まさにトリッキーと言えるこのエンディングは、今回のアニバーサリーには実に効果的な演出となったと言えるでしょう。

性別、年齢関係なく、その場にいた全ての人がニコニコ、ワクワクするメロディの親しみやすさと、かなりパワフルなヴォーカル、バンド・サウンドというコントラスト。

加えて彼等の先天性のロック・バンドとしてのダイナミズムとスター性。

そして日本人であるが故のファンの熱烈な思いが融合した一夜でした。


2018年10月11日 (木)

MAGELLAN IMPENDING ASCENSION

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マジェランの「インペンディング・アセンション」、入荷しました。

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イングヴェイを発掘したマイク・ヴァーニーが設立したSHARPNEL RECORDSは、テクニカルなギタリストを次々にリリースした事で有名ですが、キーボード主体のハード・サウンド発掘を目的に、別レーベル、MAGNA CARTAを新たに立ち上げました。

その第一弾アーティストとなったマジェランのセカンド・アルバムが本作です。

RUSHを思わせるテクニカルなプレイと、英国の伝統的プログレ・バンドに影響されたヴォーカルと構成は、かなり聴き応えのあるものとなっています。

YES的なアプローチの中にも、いかにもアメリカのバンドらしいカラッとしたセンスは、メタル・ファンにもアピールするものがあると思います。

時代錯誤になりかねないサウンドですが、なかなか侮れない1枚です。


2018年10月10日 (水)

THE DICTATORS GO GIRL CRAZY!

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オリジナルは75年作、ニューヨーク・パンク黎明期のバンドとして有名ですが、HR/HMシーンともリンクするディクテイターズのデビュー作、「ゴー・ガール・クレイジー!」、入荷しました。

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ブルー・オイスター・カルトを手掛け「ヘヴィ・メタル」という言葉の生みの親とも言われ、後にUKパンクの代表格であるTHE CLASHとの仕事でも有名なサンディ・パールマンのプロデュースにより、ガレージ感覚溢れるパンク、パワー・ポップ的なサウンドがユニークです。

ジャケットに映るヴォーカリスト、ハンサム・ディック・マニトバことリチャード・マニトバは自称元プロレスラー、しかも本作では「Secret Weapon 秘密兵器」としてクレジットされています。

ソング・ライティングをほとんど手掛けるベーシスト、アンディ・シャーノフによる優れたポップ・センスがこのバンドの大きな個性になっていますが、注目すべきは後にMANOWARを結成するロス・ザ・ボスの荒々しいギターがすでにアメリカン・ハードとしてのダイナミズムを見せている点です。

また一時期TWISTED SISTERのベーシスト、マーク・メンドーザも在籍していた事もあり、このバンドが伝説的に語られる要因にもなっています。

音楽的系譜で語られるのはパンクの元祖としての方が多いと思われ、後にラモーンズも取り上げるリヴィエラズの「カリフォルニア・サン」をすでにここでカヴァ-していて、サーフ・ロック、パワー・ポップの側面が強い本作は、ストゥージズ、ニューヨーク・ドールズと同列に並べられながらも、そのポップすぎるセンスがこのバンドのB級的な立ち位置を決定付けていたのかもしれません。

いずれにしてもパンク夜明け前と言える75年、ラモーンズよりも早くデビューした彼等、こんなにもポップなハード・ロック・サウンドを展開していたのには本当に驚かされます。


2018年10月 9日 (火)

RIOT GREATEST HITS '78~'90

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日本独自企画となったライオットのベスト盤、「グレイテスト・ヒッツ '78~'90」、入荷しました。

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元々はソニーが始めたベスト盤の廉価版コンピレーション、「STAR BOX」シリーズの一環として93年に国内リリースされたものの様で、収録曲は同じと思われます。

かなり偏った編集がされているのですが、それが功を奏する形でライオットという特殊なバンドの個性を浮き彫りにした感があります。

78年から90年というサブタイトルにはなっていますが、セレクトされているのは78年作のデビュー・アルバム、「ROCK CITY 怒りの廃墟」、79年作のセカンド、「NARITA」、88年作の6作目、「THUNDERSTEEL」、90年作の7作目、「THE PRIVILEGE OF POWER」の4枚からのみとなっています。

ご存知の通り、RIOTの歴史はすでに亡くなったマーク・リアリの歴史そのものであり、彼がまさにメタルに命をかけた軌跡であると同時に、時代毎にヴォーカリストの個性、シーンとのリンクを器用に生かしてきたサウンドの変遷史でもあったと思われます。

「ROCK CITY」、「NARITA」は、アメリカのバンドでありながら早くから欧州、そして日本で評価された哀愁メロディと疾走感をガイ・スペランザのハスキーな声で聴かせてくれた時代でした。

そしてLAメタルの喧騒に乗り遅れた彼等は、88年にパワー・メタルと称された流れを代表する傑作、「THUNDERSTEEL」で新たなリスペクトを受ける事となります。

3代目ヴォーカリストとして参加したトニー・ムーアの正統派メタル・シンガーとしての力量と、更に増したスピード感と重量感は、初期のバンドの個性とは全く別物の魅力を持つ事になりました。

こうして並べて聴くと、実にわかりやすく彼等の歴史を把握できるのですが、まるでキラキラした80年代をすっ飛ばしたかの様なRIOTのメタル道は、実はかなり正しい歩みではなかったのかと感慨深い思いをさせられるのが不思議です。


2018年10月 8日 (月)

HAREM SCAREM WEIGHT OF THE WORLD

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ハーレム・スキャーレムの2002年作、「ウェイト・オブ・ザ・ワールド」、入荷しました。

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パワー・ポップ・バンドとして再生を試みたRubber名義としての活動を終え、再びハーレム・スキャーレムへと改名後、彼等は全くハズレの無いアルバムを作り続けてきましたが、本作はその第1弾となったアルバムです。

自らメロディアス・ハードとハード・ポップの線引きを明確にしてしまった、メタル界では稀有な存在感を放っていましたが、ここ日本では圧倒的な支持を受け続けてきたと思います。

世の流れや、海外のロック・シーンの動向を察知した結果、彼等の前作までのサウンド指向は、聴き手が深く追求してこなかった微妙ながらはっきりとした境界線を提示する作業だったのかもしれません。

本作ではその甘美な響きを持つバンド名に戻した事により、あの「Mood Swings」の荘厳な美しさを取り戻しています。

思えば作品毎にシフト・チェンジをしてきた彼等ですが、ここへ来てようやく最も濃い部分に焦点を当ててくれていますが、長年「Mood Swings」に浸ってきたメロハー愛好家にとっては一体何故これまでこの音を鳴らしてくれなかったのか、本当に歯痒い思いすら抱くのではないでしょうか?

やればできるどころか、この人達にはこのせつなくも燃え上がる様な高揚感を持ったメロディが、体中に詰まっているとしか思えません。

この揺り戻し路線は、解散宣言をする2008年まで続くわけですが、昨年再結成を果たしただけにまだまだ期待したいところです。

言葉で説明するのが不要な位、本作も間違いの無いメロディアス・ハード・アルバムとなっています。


2018年10月 7日 (日)

NOVELA SANCTUARY

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オリジナルは83年作、ノヴェラの4作目となったアルバムで、新たに再編された新編成の元、バンドが更なる進化を遂げた力作、「サンクチュアリ (聖域)」、入荷しました。

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元山水館組の高橋ヨシロウ、山根基嗣、秋田鋭次郎がACTION結成の為脱退、ノヴェラには新たにリズム隊を加え5人編成となります。

片やアクションはジャパメタ隆盛期の中、他にはない個性を発揮、一躍人気バンドへと登り詰めていきます。

元々SHEHERAZADEでのプログレ指向が強かった平山照継主導の元、メタリックなエッジを残しつつ、まさに日本初の本格的プログレ・ハードとして完成された本作は、今聴いても胸ときめくものがあります。

ジャケット・アート、歌詞世界を含めた全体的なコンセプトには、ダーク・ファンタジー色が強いのですが、サウンドはキラキラ輝くキーボードと変拍子、聴個性的な五十嵐久勝の表現力豊かなヴォーカルが異様な程のドラマ性を生んでいます。

ユーモラスはポップ・ナンバー、「DIVINE COMEDY」で幕を開け、NEW WAVE色の強いバンド・サウンドが一気に高揚感を見せる「LUNATIC」、最も彼等らしいと言えるメタリック・プログレ、「過ぎ去りし我らの日」、「ローズ・セラヴィ」等の名曲を含んでいます.

興味深いのは、前述した高橋ヨシロウ率いるアクションが84年に発表したデビュー・フル・アルバム、「HOT ROX」収録の「REMEMBER」が、本作の3曲目、「夢の絵の具」に似ている点です。

更にその逆のパターンで、本作のラスト・ナンバーで超名曲と思われる大作、「黎明」が、79年にデビューした日本のGENESISとまで言われた新●月の「せめて今宵は」に似ているのも見逃せません。

この辺は渾然一体となって膨れ上がっていった当時の日本のプログレ、メタルの進化の過程での自然発生的産物と思われ、なかなか感慨深いところと言えるのではないでしょうか。


2018年10月 6日 (土)

TREAT COUP DE GRACE

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2006年、再結成に伴いリリースされたベスト盤から4年、ついに発表されたトリートの通算6作目のオリジナル・アルバム、「クーデ・グラー~最後の一撃」、入荷しました。

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オリジナル・メンバーであり看板ヴォーカリストのロバート・アーンルンドが復帰後、ベスト盤に収録された新曲2曲の完成度が素晴らしいものだっただけに、多くのメロディアス・ロック愛好家が待ち望んていたものと思われます。

80年代の彼等のキラキラ度と大合唱必至のメロディ・センスは全く衰え知らず、かつて見せていたパーティー・ロック・バンド然とした軽さはさすがに減退、重厚かつモダンに進化した極上メロディ集となっています。

オープニングの思わせぶりのSEから「TjHE WAR IS OVER」へと続くドラマティックな流れ、「ALL IN」でのBON JOVI、WHITESNAKEばりのキャッチ―なアゲアゲぶり、更に印象的なリフがグイグイ引っ張り疾走する「PAPERTIGER」と、冒頭の3曲でノックアウトされる事必至です。

彼等の本領は中盤以降も発揮されていき、ラストまで無駄どころか休む暇も無い程のクオリティを維持、アルバム全体を聴き終えた瞬間息が切れる思いをさせられます。

全曲がハイライトとなり、バラエティに富んだ構成がより本作を魅力的にしているのですが、改めて感心させられるのがロバートの変わらぬ艶っぽい声だと言えるでしょう。

けっして強い個性を持った声質ではないのですが、親しみやすさと適度なウェット感が一緒に歌いたくなる理由になっていると思います。

そんな彼の声が曲を最大限に生かしているJOURNEYを思わせるバラード、「A LIFE TO DIE FOR」、DEF LEPPARDが「HYSTERIA」でやっていてもおかしくないと思える「WE OWN THE NIGHT」、今やBON JOVIには求めにくい若々しい高揚感満載の「ALL FOR LOVE」等、TREATは常に80年代に留まる事を許してくれるバンドだという事を確信させてくれます。

もちろんへヴィなエッジも十分、彼等があくまでも80年代メタル出身のHR/HMバンドである事も再確認できます。

ここに到っていきなりの大進化はまさに劇的で、昔からのファンも驚く程のメロディの充実さにきっと感動したに違いありません。

本作を以て解散宣言を一度した彼等ですが、多くの期待、反響から撤回、活動を続ける事になったのも納得の1枚で、驚くべきは以降本作を上回るアルバムを次々とリリースしているという点です。

まずは復活の狼煙という意味では、これ以上は無いであろう出来を見せつけてくれました。


2018年10月 5日 (金)

FOGHAT FOGHAT ROCK AND ROLL

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フォガットの「フォガット (ロックン・ロール)」、入荷しました。

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オリジナルは72年作、ブリティッシュ・ハード史を語る上で、外せないベテラン・バンド、フォガットのセカンド・アルバムです。

前年にリリースされたデビュー盤もセルフ・タイトルとなっていたため、本作は通称「ロックン・ロール」とされています。

本作から持ち前のブギを主体とした陽性ハード・ロックが展開される事になります。

アメリカン・ハードのカラッとしたダイナミズムとも比較されますが、彼等の場合やはり英国的というか、どこかすっとぼけた感覚が漂っているのがユニークです。

聴いててウキウキしないわけがない、良質ロック・アルバムです。


2018年10月 4日 (木)

WETTON/MANZANERA ONE WORLD

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オリジナルは87年作、ASIAが一時解散状態であった時のジョン・ウェットンが、ROXY MUSICのギタリストとして名高い、フィル・マンザネラとのタッグで発表したアルバム、「ワン・ワールド」、入荷しました。

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当初は「ウェットン・マンザネラ」としてリリースされたアルバムなのですが、97年に1曲が追加収録され、「ONE WORLD」と改名され再発された事情がある、ややこしい1枚となっています。

この両者の関係はかなり古く、70年代にロキシー・ミュージックにウェットンが参加していた時期以来の共演となっています。

ドラムはYESのアラン・ホワイト、更にコーラスにはケヴィン・ゴドレーが参加している事もあり、KING CRIMSON+YES+10ccという、不思議な関係性が透けて見えるわけです。

プログレが密接な人間関係を築く中で進化していった事をここでも思い知らされるのですが、渡り鳥であったウェットンのキャリアを考えれば当然の事なのかもしれません。

サウンドとしては、ASIAの空白期間を埋めるのにまさにピッタリのメロディック・ロックと言えそうです。

ウェットン主導によるポップ・ワールドが展開される隠れ名盤として知られていて、エイジア脱退後のソロ活動の中でも最もメロディの輝きがあるナンバーばかりとなっています。

ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアが曲作りに参加した追加曲、「Talk To Me」も聴き所となっていて、80'sニュー・ウェイヴ色を思わせるキャッチーな軽やかさが新鮮です。


2018年10月 3日 (水)

APRIL WINE KING BISCUIT

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70年代、そして80年代前半のカナディアン・ハードの代名詞とでも言うべきエイプリル・ワインのライヴ盤、「キング・ビスケット」、入荷しました。

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アメリカで30年以上続いた伝説的ラジオ番組、「キング・ビスケット・フラワー・アワー」のために収録されたもので、音質はもちろん申し分の無いものとなっています。

収録は82年(一部85年の音源もボーナス・トラックとして収められています)、NWOBHMシーンの煽りの中で彼等が注目を浴びていた最も脂の乗りきった時代のものです。

80年には英国の伝説的フェス、「モンスターズ・オブ・ロック」第1回に出演し、世界的に注目され、81年にリリースしたアルバム、「野獣 The Nature of the Beast」がアメリカでも好評を得ます。

80年代パワー・バラードの初期型と言えるシングル、「Just Between You And Me」がヒットした事もあり、バンドはノリに乗っていたと思います。

「I Like To Rock」の心地良い疾走感に代表される様に、基本はキャッチーなライト・メタルを得意としていたバンドですが、実にユニークな個性も持ちあわせていて、なんとあのクリムゾンの「21世紀のスキッツォイド・マン (21世紀の精神異常者)」のカヴァーも大真面目にメタリック・ヴァージョンとしてやっています。

60年代後半から活動する大ベテランだけに、ライヴ・バンドとしての実力も半端ではなく、緩急の付け方、トリプル・ギターによる厚み等、ハード・ロックの醍醐味を的確に提示してくれています。

カナダの透明感よりも、パワー溢れるアメリカン・ハード的なダイナミズムが目立ち、更にポップなメロディを楽しく聴かせてくれるライヴ盤だと思います。


2018年10月 2日 (火)

GOTTHARD DOMINO EFFECT

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ゴットハードの「ドミノ・エフェクト」、入荷しました。

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母国スイスでは国民的人気を誇り、日本ではWHITESNAKE、BON JOVIのメロディアスな要素を詰め込んだ優良メロディアス・ハード・バンドとして安定感のある存在として知られ続けているゴットハード。

彼等の最大の魅力は、看板ヴォーカリストのスティーヴ・リーの歌心溢れる声であったのは誰もが認めるところだと思います。

ご存知の様に彼は不慮の事故ですでに他界し、現在バンドは新たにヴォーカリストを迎え悲劇を乗り越え活動をしていますが、本作はスティーヴが久々にHR/HMのエッジを見せてくれた1枚です。

マンディ・メイヤーがKROKUSに移籍した事によるメンバー・チェンジ、また自身のレーベル設立等、心機一転となった前作から2年、デビューから15年となった本作はフレッシュなメタル・バンドの様なイキイキとしたサウンドをオープニングから聴かせてくれます。

デヴィッド・カヴァーデイルからスティーヴ・ペリー、ジョン・ボン・ジョヴィの影響を感じさせるヴォーカルも絶好調で、ハスキーながら実にカラフルな魅力に富んでいます。

アコースティック・ライヴやバラード・ベスト等の企画盤も一時続いていましたが、ゴットハードの魅力はやはり生粋のハード・ロッカーとしてのセンスであったと思います。

キャッチーである事のどこに問題があるのかと言わんばかりのソング・ライティング、緩急の使い分けの職人的な巧さも手伝い、21世紀において80年代マインドをタップリ盛り込んだサウンドが堪能できます。

元々彼等のメロディは北欧メタル、欧州的な翳り、そしてアメリカンな徹底したライトな感覚と、実に旨味を知り尽くしたものであったと思います。

もちろん本作でもその強みは、最大限に生かされています。

余計な様式美やコンセプトも無く、ファッションもけっして垢抜けた人達ではありませんが、心の底からメロディを愛するであろうバンド故に、ヘヴィ・メタルではなくあえてハード・ロック・バンドと呼びたくなってしまうのです。


2018年10月 1日 (月)

CHEAP TRICK CHRISTMAS CHRISTMAS

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チープ・トリックの「クリスマス・クリスマス」、入荷しました。

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昨今のチープ・トリックの精力的なリリース・ラッシュには驚かされますが、どの作品にも漲るパワーは奇跡的と言える程です。

本作は2017年の最新オリジナル・アルバム、「We're All Alright!」リリース後僅か4か月で発表された通算19作目となる本当の意味での最新作です。

企画盤となるクリスマス・アルバムで、ほとんどがカヴァーとなるのですが、これが実に彼等らしいパワフル・ポップ満載となっているのが嬉しい限りです。

いわゆる定番クリスマス・ソングは、ハリー・ニルソンの「Remember Christmas」と、ご存知「Silent Night きよしこの夜」のみ。

この2曲では七色ヴォイスを持つロビンが大活躍、ミュージカル・シンガー、あるいは聖歌隊の様な声を聴かせてくれます。

彼等にとっては最早お馴染みとなったロイ・ウッド作のナンバーのカヴァー、WIZZARDの「I Wish It Could Be Christmas Every Day」、そしてSLADEの「Merry Xmas Everybody」は、やっぱり見事なハマり具合となっています。

また意外にも思えますが、初カヴァーとなるKINKS、RAMONES、チャック・ベリーのナンバーも、チープ・トリックの完全なるルーツを窺わせます。

新曲となるオリジナル・ナンバーは3曲収録されていますが、その内「Our Father Of Life」と「Christmas Christmas」は同曲別アレンジの改作となっています。
(前曲にはクレジットにロビンとトムの子供?孫?の名前が見られ、後曲は以前EPでリリースされたナンバーのリテイクと思われます。)

オープニングの「Merry Christmas Darlings」は純粋な新曲となる様で、いかにも彼等らしい甘いメロディがキラキラしたバブルガム・ポップ・ソングです。

季節ものとして閉まっておくには実にもったいないメロディ集であり、むしろ景気づけに大音量で流したくなる快作となる本作、彼等の本領発揮と言える弾けるポップ・センスが堪能できます。


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