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2018年3月の31件の記事

2018年3月31日 (土)

BUCKCHERRY ROCK N ROLL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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2015年作、現時点では最新作となるバックチェリーのアルバム、「ロックン・ロール」、入荷しました。

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モトリーやガンズ、更にエアロスミスやAC/DCには今後求められないであろうロックの危険な手触りを継承してくれているバンドとして、多くのHR/HMファンも彼等に期待しているものは多いと思われますが、どこか飄々としたクールさに肩透かしを食らう様な面もあるのがこのバンドの魅力でもあるかもしれません。

前作の「F」はミニ・アルバム的要素が強いものでしたが、収録曲6曲全てに四文字言葉、すなわちFUCKが冠せられたタイトルを持つナンバーばかりという、この時代にしてよくぞやってくれた感がありましたが、本作もズバリロックンロール、おそらく世界一古臭いバンドなのかもしれません。

けっして気合が空回りする事無く、芝居がかったワルぶりでもなく、先天性のロック気質だけが剥き出しになった作風が続くのは、クールなばかりでなく身の丈を十分に自覚しているからなのかもしれません。

本作では初期のパンキッシュなスタイルは後退し、より王道ロックとしてのリフ、メロディが目立つようになってきた分、これまでの彼等のアルバムと比べると少しマイルドになった感もあります。

前作での過激さへの反動なのかもしれませんが、ポップにも響く「WISH TO CARRY ON」、ジャジーなバラードの「RAIN'S FALLING」といったアダルト路線が新機軸にも聴こえます。

それでも「THE MADNESS」や「SEX APPEAL」等でのハード・ロッカー然としたわかりやすいリフと疾走感は、やはりモトリー・クルーを始めとした80年代組の喪失感を埋めるには十分な妖しさを持っていると思われます。

ボーナス・トラックには、サミー・ヘイガ―、リック・スプリングフィールドで有名な「I'VE DONE EVERYTHING FOR YOU」、そしてエアロスミスの「ママ・キン」といったカヴァーが収録され、フットワークの軽さ、ベテランたる円熟味とは無縁の若々しさも感じさせてくれます。

2018年3月30日 (金)

MARILLION BRAVE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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94年作、英国では根強い人気を保つマリリオンの通産7作目となったアルバム、「ブレイヴ」、入荷しました。

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ポンプ・ロックの代表格として80年代から活躍してきたバンドですが、本作においてバンドは一皮も二皮も剥けたと思われる力作となっています。

元々はNWOBHMシーンの中で注目され、ドラマティックなサウンドによるシリアスなコンセプトによりネオ・プログレッシブという新しい流れを作り、どちらかというとメタル・ファンから支持を受けていた感の強いバンドだったと思います。

いつのまにかポンプ・ロックという言葉が生まれ、マリリオンの代名詞ともなっていくわけですが、このポンプなる言葉は日本語でいうポンプ「PUMP」ではなく、POMP。

華麗といった意味の他に、大袈裟、虚飾という意味があるため、揶揄にも近い呼称という事もあり、70年代プログレの熱心なファンからはソッポを向かれていた現状もあったと思います。

ジェネシスの二番煎じとされていたのも、このバンドの弱点だったかもしれません。

そのジェネシスの幻想的な世界観を強く引き継いでいた看板ヴォーカリストであり文学面を支えていたヴォーカリスト、フィッシュの脱退後、二代目ヴォーカリストとなったスティーヴ・ホーガスのセンスが色濃く反映したのが本作となります。

実際にあった交通事故をベースにした記憶を喪失した少女を主人公とするこの一大コンセプト作、まずは壮大なサウンド、緻密な構成が何度聴いても新たな感動を生む素晴らしいものとなっています。

ストーリー全体としては、自分探しの旅からやがて社会に対する不安、疑問へと思考が転じていく・・・といった、これまで何度も描かれてきたそう新しくないテーマではありますが、工夫されたストーリー展開がなかなかユニークなものとなっています。

「永遠の逃避行」、「永遠のホリデー」を何故少女は選んだか、そしてそれは意図的なものだったのか、という点からアルバムを理解するとかなり面白く聴けるかもしれません。

とにかく歌詞世界を知らずとものめり込める吸引力は見事で、最早ジェネシスというよりはキャッチ―なピンク・フロイドといった感が強く、プログレ・ファンなら耳を惹きつけられる事間違いな1枚です。

2018年3月29日 (木)

VINNIE VINCENT INVASION VINNIE VINCENT INVASION

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナル86年作、KISSの二代目ギタリストとして名を上げたヴィニー・ヴィンセントが結成したVINNIE VINCENT INVASIONのデビュー作、「VINNIE VINCENT INVASION」、入荷しました。

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何かと評判の良くない人ですが、凄腕のギタリストであり、優れたソング・ライティング・センスの持ち主であるのは間違いないと思います。

彼が唯一参加したKISSのアルバム、「LICK IT UP 地獄の回想」での貢献度はかなり大きく、キッスが若返りメタリックに甦ったのはこの人がいたからこそでしょう。

目立ちたがり屋が災いしてクビになったそうですが、本作ではそのフラストレーションを解消するかの様に弾きまくっています。

速弾きだけでなく、やかましいと言える程の豪快なプレイが特徴的で、綺麗めに整理されたポップ・メタル全盛期にあってはかなり異色のバンドであったかもしれません。

ヴォーカルのロバート・フライシュマンの健闘がもっと再評価されてもいいと思うのですが、この人スティーヴ・ペリー参加前のJOURNEYに数ヶ月在籍していた事で有名で、なんとデビュー前のASIAとも接触があったそうですが、結局旧友であるヴィニーに拾われた様です。

恵まれない運命を辿った人だと思いますが、ここでのハイトーンで金属的なヴォーカルはなかなか捨て難い魅力を持っていると思われます。

このバンドと言えばSLAUGHTERを結成するマーク・スローターが有名だと思いますが、彼はセカンドから参加していて、後に本作でもベースと共同プロデュースを兼ねたダナ・ストラムと合流する事になります。

ドラムは後にNELSON、SLAUGHTERに参加するボビー・ロック、ギターに負けないパワフルな音を出しています。

爽やかなハード・ポップ風のナンバー、「NO SUBSTITUTE」でのキャッチーなセンス、ジョン・ノーラムやFREHLEY'S COMETがカヴァーしたパワー・バラード、「BACK ON THE STREETS」ではヴィニーがヴォーカルも披露する等、巧みなメロディ・メイカーぶりも見逃せません。

基本はギンギン、ガンガンのメタル・ギターが炸裂、この豪放な性格こそ彼の長所でもあり短所でもあったのかもしれませんが、稀有な才能であったのだと思います。

ラスト曲である「INVASION」の終盤のやり過ぎ感は、唖然というよりウケ狙いでは、とさえ思ってしまいます・・・

2018年3月28日 (水)

NAZARETH PLAY 'N' THE GAME

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オリジナルは76年作、ナザレスの通算8作目となったアルバム、「プレイン・ザ・ゲーム」、入荷しました。

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75年の6作目である「人食い犬(Hair of the Dog)」の成功を受けて、徐々にアメリカ指向を強めっていた作風ですが、けっしてAOR化をしているわけではありません。

オープニングの「Somebody To Roll」の彼等特有のゴリゴリ・ハード・ロックが炸裂、印象的なメタリックなリフとアクセル・ローズが敬愛するダン・マッカファーティーの塩っ辛いヴォーカルがグイグイ引っ張ってくれます。

かつてストーンズも取り上げたR&Bのカヴァー、アルヴィン・ロビンソンの「Down Homw Girl」もハード・ロック・ヴァージョンとなっています。

サザン・ソウルの伝説的シンガー、ジョー・テックスの「I Want To Do Everything For You」も、ご機嫌なスロー・ブギ・スタイルで聴かせてくれます。

一方ドリフターズの「I Don't Want To Go On Without You」、そして意外にも思えるビーチ・ボーイズの「Wild Honey」といったカヴァーでは、ナザレスの代表曲ともなった「Love Hurts」を彷彿させる哀愁感と甘さを演出してくれています。

アメリカのアーティストのカヴァーが4曲も含まれているため、どうも本作が軟弱化したナザレスの作品と思われがちですが、オリジナル・ナンバーでは相変わらずガッツ溢れるハード・ロッカーとしての資質は健在です。

ファンキーな「Waiting For The Man」は、クイーンの「地獄へ道連れ」のお手本になった感もありますし、ポップに疾走する「L.A. Girls」はブリティッシュ・ハードの伝統をしっかりと感じさせてくれます。

男臭さと大人の哀愁節を感じさせてくれる超B級バンド、そんな形容が許されるかどうかわかりませんが、70年代ハード・ロックの芳しい香りも持った1枚なのは間違いないと思います。

2018年3月27日 (火)

JACK RUSSELL FOR YOU

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LAメタル界の上手すぎるヴォーカリストとして知られていた、ジャック・ラッセルのソロ作第2弾となったアルバム、「フォー・ユー」、入荷しました。

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現在ではJack Russell's Great Whiteとして活動している様で、本家GREAT WHITEとは袂を分かっている状態なのですが、この人の声があってこそのグレイト・ホワイトと考える人は少なくないでしょう。

96年に「Shelter Me」というソロ・アルバムをリリースしているのですが、グレイト・ホワイトの延長線上にあった良質なアダルト・ハード・ロック作であったのに比べ、本作は全編がスロー・ナンバー、言ってみれば完全なバラード・アルバムという様相を呈しています。

本作に関わった面々が実に意外な人達で、まずプロデュースはボブ・キューブリックとビリー・シャーウッド。

片や元KISSのブルース・キューブリックの実兄で多くのトリビュート・アルバムのプロデューサーとして有名な人物、片やYESに参加した経験もありプログレ系のトリビュート・アルバムを多く手掛けた人物。

更にベースにはKING CRIMSONで有名なトニー・レヴィン、そしてドラムには数々のセッションで名の知れたヴィニー・カリウタ。

この玄人好みのするメンバーに囲まれ、極上のバンド・サウンドを展開しているのですが、ジャック・ラッセルがジャズやプログレ、あるいはAORに走ったわけではけっしてありません。

彼のロバート・プラントを更にセクシーにした様な声を、最良な形で活かす事を制作陣は良くわきまえていると思われます。

これまでグレイト・ホワイトでもバラード・シンガーとしての魅力を遺憾なく発揮してきましたが、ここでは更にコンテンポラリーなメロディを追求しています。

ソフトに成り過ぎず、ブルージーに成り過ぎないサウンドは、ジョン・ボン・ジョヴィにも通じるものがあるのかもしれません。

ストリングスやシングルコイルのギターの中でも、一度この人が歌い出すと、どんなにメロウなナンバーでもロック・スピリットが感じられるというのは、やはりさすがと言うべきでしょう。

大人のためのロック・アルバムの模範的内容となっていて、お酒のお供に、一日の終わりに、是非お手元に、といったところでしょうか。

2018年3月26日 (月)

WHITESNAKE TROUBLE

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オリジナルは78年作、、ホワイトスネイクの「トラブル」、入荷しました。

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それまでデヴィッド・カヴァーデイルのソロ・プロジェクトの様相を呈していたホワイトスネイクがパープルでの盟友、ジョン・ロードを迎え、いよいよ本格的なバンドとしてスタートした第一弾となったアルバムです。

ビートルズのカヴァー「デイ・トリッパー」が象徴している様に、ブリティッシュ・ハードの伝統であるタメの効いたノリと、ソウルフルなヴォーカルが絡むハード・ロックの原型がここでできています。

後期パープルで顕著だったソウルフルなハード・ロック色が、よりスマートでポップになっているのが印象的です。

実に味わい深いバンド・サウンドに乗っかるセクシーなヴォーカル、これこそが当時のホワイトスネイクの魅力であったわけですが、この時期の彼等を未だ愛する人が多いのは納得できる1枚です。

前述のかなりタイトにアレンジされた「DAY TRIPPER」、あの沢田研二もかつてカヴァーとして取り上げた事があるらしい「LIE DOWN」、スピーディーに疾走する「NIGHTHAWK」、メロディアスな哀愁節が秀逸な「THE TIME IS RIGHT FOR LOVE」等、実に良曲が多い傑作です。

2018年3月25日 (日)

GUNS N' ROSES GN'R LIES

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オリジナルは88年リリース作、ガンズのセカンドとして有名な1枚、「GN'Rライズ」、入荷しました。

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実質ミニ・アルバムとしての企画盤であり、モンスター・アルバムとなったデビュー盤にあやかったレコード会社の欲が生んだ産物です。

ビルボードでは2位を記録するヒット作となったのが、当時の彼等の勢いを感じさせます。

前半4曲は86年リリースのEP、「Live ?!*@ Like a Suicide」からの収録で、残り4曲がアコースティック・ナンバーという変則的な内容となっています。

エアロスミス、ローズ・タトゥーのカヴァーを含む擬似ライヴは、ファンの間ではレアとされていたものです。

やはり特筆すべきは後半のアコースティック・サイドで、ガンズがツェッペリンやストーンズ同様、スロー・ナンバーでの魅力を持っていたバンドである事が証明されました。

全米4位となったシングル、「Patience」は確かにロック・バンドのバラードとしては最高峰のものであったと思います。

スティーヴン・アドラーが骨折したため、たまたまアンプラグドを試した様ですが、実に聴き応えのある1枚となっています。

余談ですが、本作は初回盤となり、以降に再発されたものと違い、インナーのヌード写真に規制は入っていないままとなっています。

2018年3月24日 (土)

RAVEN NOTHING EXCEEDS LIKE EXCESS

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レイヴンの「ナッシング・イクシーズ・ライク・イクセス」、入荷しました。

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NWOBHM組としては、かなり息の長いバンド、レイヴンの88年作、通産7作目のアルバムです。

トリオ編成ながら、スピーディーかつパワフル、キャッチーなセンスも持ち合わせ、キャラも立っていたバンドです。

モーターヘッドをキャッチーな整合感でまとめると、彼等の様になる、とでも言ったらいいのでしょうか。

本作からレーベル移籍、ドラマーのメンバー・チェンジがあり、バンドの転機作にもなっています。

一時はポップ路線も強いられた様ですが、ここではメタル道一直線、明快でザクザク進むリフが一気に高揚させてくれます。

NWOBHMの香りも残しながら、マニアックになりすぎない曲構成も見事です。

2018年3月23日 (金)

GIRLSCHOOL LIVE RACE WITH THE DEVIL

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女性メタル・バンドとしては、世界最長寿として知られるガールスクール、彼女達の84年のライヴ音源を収録したレアな1枚、「ライヴ・レース・ウィズ・ザ・デヴィル」、入荷しました。

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アメリカの伝説的ラジオ番組、キング・ビスケット・フラワー・アワーのオンエア用音源として収録されたもので、なんとカントリーの聖地、ナッシュビルで行われたライヴとなっています。
(アメリカでは全く同じ内容で、「KING BISCUIT FLOWER HOUR PRESENTS」シリーズとしてCDリリースがされています。)

音質はもちろん抜群で、ガールスクールがライヴ・バンドとして実に優れていたという事を証明する最適なアルバムになっていると思われます。

当時ガールスクールは全米進出を図り、グラム・メタル化したサウンドとヴィジュアルを前面に出した4作目、「PLAY DIRTY」をリリースしていますが、残念ながら大ブレイクには至りませんでした。

デフ・レパードの大ブレイクにより、同時代のN.W.O.B.H.M.勢が触発される様にアメリカン・マーケットを意識し始めるわけですが、このガールスクールももちろんそうした波に乗っかろうとしていた筈だと思います。

ただ彼女達の本来の個性はパンキッシュな疾走感と、シンプルでタイトなバンド・サウンドであり、元々ポップ・フィールドに色気を見せる様な軽さは持っていなかったのだと思います。

当時のレコード会社も十分なプッシュをしなかったせいもあり、バンドはケリー・ジョンソンの脱退を機に失速してしまっています。

本ライヴは、メンバー中最も華があり、ソリッドなギタリストでもあったケリーの脱退直前のものと思われますが、そんな雰囲気は感じさせない勢いが溢れています。

サポート・アクトとして共にツアーをしたZZ TOPのカヴァー、「TUSH」をパワフルに聴かせてくれる一幕もあり、かなりレアな音源として価値があり、ガールスクールのピークとも言えるバンドの熱気も興味深いところです。

若くして他界したケリーの線の細さとワイルドさが入り混じった個性的なヴォーカルも甘酸っぱく聴こえ、女性バンドとしてはかなり達者と言えるバンド・スキルにも改めて驚かされます。

初期のシングル・ナンバー、「HIT AND RUN」、「EMERGENCY」、「RACE WITH THE DEVIL」等のカッコ良さは、今聴いても十分セクシー&クールだと思われます。

2018年3月22日 (木)

JOE PERRY PROJECT ONCE A ROCKER ALWAYS A ROCKER

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オリジナルは83年作、ジョー・ペリー・プロジェクトの「ワンス・ア・ロッカー・オールウェイズ・ア・ロッカー いつまでも熱く」、入荷しました。

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エアロスミスを一時脱退したジョー・ペリーが立ち上げたソロ・プロジェクト第三弾アルバムにして、最終作となった1枚です。

本家エアロが失速する中、精力的な活動を続けていたジョーがが変わらぬ渋めのハード・ロックを聴かせてくれる好盤です。

シンプルなバンド・サウンドながら研ぎ澄まされたジョー節と言えるリフが満載されています。

時代がエアロスミス待望論を生む中で再注目され、やがてジョーがエアロに復帰する復活劇目前にリリースされたわけですが、本作のカッコ良さを知っている当時のファンはやはりエアロでのジョーを望んでいたと思います。

カッコ良い曲が多いアルバムですが、スティーヴンがこれを歌っていたなら、と残念ながら思えてしまう、そんな楽しみ方もできるかもしれません。

2018年3月21日 (水)

GENTLE GIANT THREE FRIENDS

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オリジナルは72年作、英国の技巧派プログレ集団、ジェントル・ジャイアントの通産3作目となったアルバム、「スリー・フレンズ」、入荷しました。

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彼等の最高傑作ともされる次作の「オクトパス」以降のサウンドとはまた違った、彼等の初期の魅力が堪能できる1枚です。

音楽性がかなり変遷した事でも有名ですが、本作はコンセプト・アルバムとしての色合いの濃い、彼等のキャリアの中でも最もプログレっぽい作品と言えるかもしれません。

静と動のコントラストが際立ったサウンドと、全体的に幻想的なアレンジは特に70年代プログレの世界観を感じさせます。

但し彼等の場合、冗長な語り口や大仰なサウンドといったけれん味よりも、ジャズ・ロックを複雑に解体したスリリングな展開と、それをコンパクトに再構築するまとめ方が特徴的であったと思います。

誰しもが思い当たるとでも言うべき本作のコンセプトは、アルバム・タイトル通り幼馴染である3人の少年の関係を描いたもので、それぞれがブルーカラー、ホワイトカラー、アーティストとして成長していく過程で多様な人生のあり方を描いたものとなっています。

このバンドのテクニックに裏打ちされたストレンジなサウンド・ストーリー、時折挟まれる感動的なメロディも手伝い、流した瞬間一気に耳を惹きつけられてしまう傑作です。

2018年3月20日 (火)

PRAYING MANTIS METALMORPHOSIS

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プレイング・マンティスの30TH ANNIVERSARY EP  SPECIAL EDITIONとしてリリースされた、「メタルモルフォーシズ」、入荷しました。

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メジャー・デビュー30周年記念としてプレイング・マンティスがなんと自主制作でリリースしたもので、2011年ヴァージョンとして過去の曲をリテイクした5曲入りEPです。

日本ではJAPANESE EDITIONとして、新たに6曲を追加収録、リメイク・ベストとしてリリースされています。

UK盤は、エンボス加工のデジパック、菓子掲載ブックレット付きのデジパック仕様となり、自主制作としてはかなり頑張ったパッケージとなっています。

80年のデビュー・シングル、「PRAYING MANTIS」、81年のEPから「CAPTURED CITY」、そして彼等の伝説的デビュー・アルバム、「TIME TELLS NO LIES 戦慄のマンティス」から3曲、「CHILDREN OF THE EARTH」、「LOVERS TO THE GRAVE」、「PANIC IN THE STREETS」が再演されています。

ヴォーカリストがなかなか定着しないという不安定さも、最早このバンドの個性となっている気がしますが、ここではなんと10代目となるマイク・フリーランドなる人物がそつの無いヴォーカルを披露してくれています。
(彼は2009年作のアルバム、「SANCTUARY」にも参加していましたが、現時点ではどうも脱退してしまったようです)

基本はクリスとティノのトロイ兄弟さえいれば、このバンドの日本人好みのする哀愁メロディは成立するわけですが、本作収録の過去の曲も当時のインパクトと変わらない良さを持っています。

最新作である「LEGACY」においても、デビュー時に近い原点回帰をしており、今後も末永く活動を期待したいバンドです。

2018年3月19日 (月)

TOTO KINGDOM OF DESIRE

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TOTOの通産8作目となった92年のアルバム、「キングダム・オブ・デザイア ~欲望の王国~」、入荷しました。

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オリジナル・スタジオ盤としては前作「ザ・セブンス・ワン~第7の剣~」から4年ぶりとなった1枚です。

急逝したジェフ・ポーカロの悲報直後にリリースされ、彼の最後のスタジオ作品となってしまいました。

彼の遺作としても、ファンには思い入れの強いアルバムかもしれません。

またベスト盤のみの参加となったヴォーカリスト、ジャン・ミッシェル・バイロンもすでにバンドを脱退し、TOTOのキャリア史上初の4人編成となっています。

スティーヴ・ルカサーが全編リード・ヴォーカルを担当、ソフトなバラード・シンガーというイメージを覆すようなハスキーでパワフルな声を聴かせてくれます。

ほとんどのナンバーの作曲がバンド名義でのクレジットとなっており、ユニークな個性のぶつかり合いもTOTOの魅力でしたが、本作ではハード・ロック色が強化され、ハード・ポップやブルースに頼る事なく、聴かせるメロディもさすがに巧みなものを感じさせます。

以前から交流のあるTUBESのフュー・ウェイビルとの共作曲や、名ギタリストにして70年代AORシーンの大物、ダニー・コーチマーの提供曲も、かなりロック色を意識したのか、TOTOにしてはメタリックなエッジが光っています。

本作でのアダルトなロック指向が、名手サイモン・フィリップスを迎えて以降もTOTOの骨格ともなっていった気がします。

2018年3月18日 (日)

BILLY SQUIER CREATURES OF HABIT

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ビリー・スクワイアの「クリーチャーズ・オブ・ハビット」、入荷しました。

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オリジナルは94年作、前作から2年ぶりとなった、90年代初の7作目となったアルバムです。

80年初期、ハード・ロック、メタルのブーム到来前からラヴァーボーイと共に、キャッチーで胸熱くするカッコいいハード・ロックを聴かせてくれていた人だけに、実に手堅い作りとなっています。

フォリナーやジャーニーの隙間を狙うかの様なキャッチーなロック・アルバムが有効だったのは、確かにLAメタルが勃発する以前の話でしたが、やはりいつの時代も産業ロック然とした分厚いアメリカン・ハードは気持ちの良いものだと思います。

2018年3月17日 (土)

MOTORHEAD SACRIFICE

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モーターヘッドの結成25週年記念のアルバムとなり、通算12作目となった、「サクリファイス」、入荷しました。

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1年に1枚というハイペースでのアルバム・リリース、そして全く衰えを見せない剛球サウンドからも、バンドは安定期に入ったとも思えましたが、本作制作後にギターのワーゼルが脱退、バンドは久々にトリオ編成へと戻っていきます。

レミー健在であれば、モーターヘッドそのものは動かず、変わらぬ音を聴かせてくれるわけですが、本作では25年を総括する様なバラエティに富んだ側面も見られます。

オープニングのアルバム・タイトル曲で、早速本作のハイライトが訪れます。
ハイスピード、ヘヴィなリフの中で、まさにレミー節と言えるキャッチーなサビが織り込まれるキラー・ナンバーとなっています。

「SEX & DEATH」では久しぶりにもろパンキッシュなセンスが爆発し、DAMNEDの「Neat Neat Neat」を思わせるリフが印象的です。

また「Make 'Em Blind」はかなりの異色作で、まるでアダム&ジ・アンツを思わせるグラマラスなニュー・ウェイヴ色がユニークなのですが、もちろんレミーが歌うのですからメタリックに聴こえてしまいます。

「Don't Waste Your Time」は、ピアノとサックスが絡む完全なるR&Rソングで、ハノイ・ロックスをゴリゴリにした様な感じのゴキゲンなものとなっています。

余談ですが、ジャケットはモーターヘッドの長いキャリア史上珍しくお下劣なものとなっており、お馴染みのキャラクター、ウォー・ピッグの口の中を除くとご丁寧に男女のそのものが仲良く並んでいます。

2018年3月16日 (金)

MARI HAMADA PERSONA

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MCA時代の最後の作品となった浜田麻里の96年作のアルバムで、純粋なオリジナル・アルバムとしては前作から3年ぶりの通産13作目となった、「ペルソナ」、入荷しました。

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その間にはアジア、ヨーロッパでの全編英語詞によるリメイク・アルバムが2枚リリースされていて、当時としてはやはり前人未到の地を開拓し続けるイノベーターであった事を思い知らされます。

美貌と美声は衰える事を知らず、ますます若返っていく奇跡的な存在である事を痛感させられるアルバムでもあります。

シングルとなった「Hey Mr. Broken Heart」のナチュラルな発声とポップ感覚に、まず驚かされます。

透き通る様な美しさは、貫禄とか円熟という言葉とは無縁の永遠のピュアネスをも感じさせます。

また「Anemos」でのウィスパー・ヴォイスでは、別人格の様な恐ろしい程の色気と母性を漂わせているのですが、声の持つパワーを抑え気味に表現する事に長けた人だという事を再認識させられます。

全体的にはメロディック・ロック、アダルト・ポップの流れにあるサウンドですが、「Antique」、「Crazy Love」や「Love Forever」ではハイトーン・シャウトこそ封印されていますが、メタル出身である意地が感じられて仕方ありません。

本人がほぼ全曲で作曲に参加した事で、最適な表現ができるメロディ集に仕上がっているのと同時に、それを具現化するバック・ミュージシャンも素晴らしすぎるのも特徴的です。

リー・リトナーや、98年に亡くなっているAOR界の名ドラマー、カルロス・ヴェガ、ロッド・スチュワート・バンドのケヴィン・サヴィガー、ロビー・ブキャナン、ディーン・パークスといった、アメリカン・アダルト・オリエンテッド・ロックを好む方なら涙ものの豪華メンバーとなっています。

2018年3月15日 (木)

SCORPIONS LONESOME CROW

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オリジナルは72年作、記念すべきスコーピオンズのデビュー・アルバム、「ロンサム・クロウ 恐怖の蠍団」、入荷しました。

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本作の異色さは、後のスコーピオンズと比べると別バンドの様な感もあるのですが、とにかくマイケル・シェンカーの荒々しい若さが目立ちます。

当時17歳というのが信じられません。

クラフトワークとの仕事で有名なコニー・プランクのプロデュースにより、ダークでアヴァンギャルドな面が目立ちますが、明らかに英国ハード・ロックとは違った感触がユニークです。

ジャズからの影響もあったのか、ハード・ロックの新たな解釈とも言えるアプローチが聴きものです。

次作においてはマイケルが脱退しているため、本作の貴重さも際立っています。

2018年3月14日 (水)

DOKKEN LIVE FROM THE SUN

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ドッケンの99年作のスタジオ・アルバム、「ERASE THE SLATE」に伴うツアーから、カリフォルニア公演の模様を収めたライヴ盤、「ライヴ・フロム・ザ・サン」、入荷しました。

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彼等にとっては久々のライヴ盤となりましたが、本作ではレブ・ビーチが在籍していた時代の音源となり、彼のファンにとっては意味深い作品だと思います。

DOKKENの歴史はドンとジョージ・リンチの確執抜きには語れないと思いますが、優れたミュージシャン同志のエゴの対立や、荒んだ人間関係とは無縁の名曲を数多く残してきたも忘れられません。

カリスマ性を誇るギタリストを擁するバンドと同時に、優れたメロディを持つ事で一時代を築いてきたわけですから、ジョージ・リンチの不在を埋める存在は不可欠だと言えるでしょう。

その意味ではレブ・ビーチは適任であったと思います。

WINGERはもちろん、WHITESNAKEでも与えられた音を的確にプレイする事ができるというイメージの強いギタリストでしたが、ここではかなり頑張って弾きまくってくれています。

しかもライヴ盤としては珍しく、ギターに関しては一切手直しがされていないらしく、彼のキレッキレのプレイに圧倒されます。

全体的にもかなりクリアな音質が目立ち、大音量で聴きたくなってしまうアルバムです。

特に日本盤のボーナス・トラックとなった「PARIS '99」は聴きもので、元々メジャー・デビュー作に収められた「PARIS IS BURNING」なのですが、このスピード・ナンバーでのレブのソロはジョージに匹敵するメタリックなエッジに震えが走ります。

ドンのヴォーカルも綺麗な高音は健在、相変わらず歌の上手さが見事で、強力なリズム隊が支えるバンド・サウンドもライヴならではのダイナミズムに溢れています。

ほとんどが80年代全盛期のナンバーという事もあり、メロディアスな曲中心のセットリストもレブ向きだったと思います。

この時期のDOKKENの良さも当然特筆すべきものではあると思いますが、何よりも曲の良さに改めて感動してしまいます。

80年代を現役で過ごしてきた方なら、「ALONE AGAIN」、「IN MY DREAMS」で昇天可能です。

2018年3月13日 (火)

IRON MAIDEN A MATTER OF LIFE AND DEATH

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前作「死の舞踏」から4年、14作目となった2006年作のアイアン・メイデンのスタジオ・アルバム、「ア・マター・オブ・ライフ・アンド・デス~戦記」、入荷しました。

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新作リリースの度にライヴ・アルバム、ベスト盤を挟むのが慣例となっていた昨今ですが、毎作品の完成度は相変わらず高いと思います。

本作では7分から9分に渡る長尺のナンバーが大半を占め、このバンドが80年代から見せていたプログレ指向を強く感じさせます。

どの曲にもこれまでのメイデンを思わせる高揚感溢れるドラマティックな盛り上がりがあり、メタル・バンドとしてのダイナミズムはもちろん失われていません。

RUSHがそうである様に、プログレッシヴでありながら、大衆性を備えているのと方法論は似ているかもしれません。

2018年3月12日 (月)

HUGO TIME ON EARTH

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ヒューゴの2000年作、「タイム・オン・アース」、入荷しました。

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97年にソロ・デビューを果たしたヒューゴのアルバムは、TENのメンバーが全面的に参加した事もあり、メロディアス・ハード・ファンを唸らせる快作でした。

声だけでなく、ルックスもスティーブ・ペリーそっくりで、サウンドはまさに80年代ジャーニーを彷彿させる見事なものでした。

一体何故この人がジャーニーの後任ヴォーカリストとして選任されなかったのか、不思議なくらいです。

3年ぶりとなった本作も、全編間違いの無いメロディが溢れています。

バラードの輝きと、ハード・ポップとしての完成度、そして声の素晴らしさは、ジャーニー・ファンにはもちろん、多くのメロディック・ロックを愛する方に重宝されるべきだと思います。

トライアンフのカヴァーとなる「MAGIC POWER」を始め、華やかな声と間違いのないメロディが満足度120%の完成度を誇っています。

2018年3月11日 (日)

TYKETTO SHINE

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91年に強烈なフックを持ったナンバー、「Forever Young」と共に突如として現れた4人組、タイケットの95年作のサード・アルバム、「シャイン」、入荷しました。

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元WAYSTEDのダニー・ヴォーンのミッドレンジのヴォーカルと、遅れてきた大型メロディアス・ハード・バンド然とした高性能メロディを武器に、「Don't Come Easy」、「Strength in Numbers」と良質のアルバムをリリースしてきましたが、ここへ来てそのダニーがバンドを離脱しています。

迎えられたのは全くタイプが違うと思われる、TALL STORIESのスティーヴ・オウジェリー。

メロディアス・ハード・ファンなら、スティーヴ・ペリーの後任としてJOURNEYで活躍したヴォーカリストとして良く知った名前だと思います。

サイケデリックなジャケットに一抹の不安がよぎるとしたら、その予感は半分当たっていると言えるでしょう。

オープニングから70年代の香りがプンプン、おおらかなアメリカン・ハードの王道だけでなく、ブリティッシュ・ハードの影響も隠そうとしていません。

驚くべきはスティーヴのヴォーカルで、ジャーニー・ナンバーを違和感無く歌ってきた美声の持ち主と思っていた人は同一人物とは思えないでしょう。

かなりエモーショナルな部分もあり、曲によって表現力の幅がかなり広い人だと思い知らされます。

ツェッペリン・フレイヴァーの「RAWTHIGH」では、ロバート・プラントを彷彿させるのですが、誰かに似ているなとずっと思わせるのですが、少し鼻声っぽい個性はビリー・スクワイアと通じるものがあると個人的には思えます。

この独特の声質と、ロックのツボを知り尽くしたソング・ライティングとバンド・サウンドが、思いもかけない相乗効果を生んでいると言ってもいいかもしれません。

JOURNEYのファンにとっては、あの名曲「LIGHTS」とプリンスの「パープル・レイン」を思わせるバラード、「I WON'T CRY」でスティーヴの魅力を再確認できるかもしれません。

情緒過多にならない綺麗なメロディが印象的な「GET ME THERE」、歌詞にジミー・ペイジの名前が出てくるブルージーなバラードの「THE BALLAD OF RUBY」等、元々彼等が優れたメロディ・メイカーである事が思い出されますが、本作の持ち味は豪快で男臭いハード・ロック魂といったところで、これが単なる70年代回帰に終わっていない新鮮さを感じさせてくれます。

2018年3月10日 (土)

PRETTY MAIDS STRIPPED

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プリティ・メイズの通産5作目のアルバムとして、93年にリリースされたアルバム、「ストリップド」、入荷しました。

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アンプラグド・アルバムという、言わば企画盤と呼ばれる1枚なのですが、オリジナル・アルバムとして聴かせてしまう完成度はさすがです。
(実際には92年リリースの5曲入りEP、「OFFSIDE」のナンバーがそのまま収録されています)

元々カヴァー曲のセンスも良く、正統派メタル・バンドとしてバラエティに富んだ曲調も全てそつなくこなしてしまう器用さもあったバンドですから、こうしたアルバムが出来上がるのも不思議ではありません。

まず特筆すべきは、バラードにおける彼等のメロディ・メイカーぶりを改めて再認識させられます。

90年作のサード・アルバム、「JUNP THE GUN」からの超名曲、「SAVAGE HEART」がリメイクされているのですが、ピアノのみをバックで半分歌いきってしまうロニー・アトキンスの歌唱力の凄さに感動してしまいます。

彼等の代表曲にもなったと思える「Please Don't Leave Me」のニュー・ヴァージョンも嬉しいかぎりです。

意外とも思えたのがQUEENのカヴァーで、ブライアン・メイ作の「39」が選ばれているのが、通好みとも言えるのではないでしょうか。

他のナンバーは、今までお蔵入りとなっていたアコースティック曲となり、ほとんどがしっとりしたバラード調となっています。

優れたロック・バンドは、優れたアコースティック・バラードを生み出している、という伝統をそのまま彼等は受け継いでいる様で、メタル・バンドの中でも群を抜いて泣き節作りが優れていると思えます。

2018年3月 9日 (金)

RED WARRIORS SWINGIN' DAZE

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解散前提で制作されたと言われる、レッド・ウォリアーズの4作目にして、全盛期の最終作となったアルバム、「スウィンギング・デイズ」、入荷しました。

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86年にデビュー、グラマラスでワイルド、当時の日本においては異端でありながら王道ロックのカッコ良さを実に正しく提示し続けてくれた彼等は、同時代のBOOWY、あるいは後続のZIGGYとも違った妖しい魅力を放っていました。

これまで洋楽ロックの持っていたいかがわしさ、危険な香りを日本語で届けてくれるバンドはそうそういなかっただけに、彼等の解散は多くのファンに惜しまれたと思いますが、嵐の様に疾走してきたバンドにはすでにやり尽くした感しか残っていなかったのでしょうか。

それにしては本作での充実度は、燃え尽きてしまったバンドとしてはあまりにも見事で、これまでのシンプルかつストレートな音楽性から一転、サイケデリック調を交えながらカラフルに昇華していると思われます。

ストーンズとエアロスミスへの憧憬から確立してきた個性が、ここではビートルズ、ツェッペリンへと移行したとでも言うべきメロディ、アレンジが目立ちます。

ANTHEMやZIGGY、THE YELLOW MONKEYでの客演で有名なキーボーディスト、三国義貴のゲストにより、ブリティッシュ・ポップの甘さが新鮮な味付けとなった「欲望のドア」、大合唱必至となったビートルズ・フレイヴァ―満載の「SUNDAY SUNSHINE」等は、解散目前とは思えない名曲となっています。

対して「DANCE MACABRE」、「SWEET RED FLOWER」等では、まだまだ掘り下げても良かったであろう、ツェッペリンに近いノリが感じられます。

バラード・ナンバーも充実していて、「灰と蜃気楼」、「GOLDEN DAYS」では、やはりバンドの終焉を感じさせるもの悲しさはあるものの、キャリア中ベストと言えるメロディを誇っています。

ある意味80年代的なバンドであったとは思いますが、改めて聴き直してみると実に70年代ロックの甘くせつない香りを漂わせていた存在であった事を痛感させられます。

2018年3月 8日 (木)

SILVER STARS 銀星団

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79年、突如として現れた謎の覆面バンド、シルバー・スターズのファースト・アルバム、「銀星団」、入荷しました。

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黒と赤の怪しげなマスクマン、裏ジャケには黒の三角頭巾のメンバーが並ぶなんともいかがわしい姿が印象的ですが、音の方は更に謎めいたものとなっています。

全編英語詞、インスト数曲を含む構成は、当時テクノ・ハード・ロックと称された様ですが、レゲエ、ジャズの定番曲である「TAKE FIVE」のメタル・ヴァージョンでのカヴァー、コミカルなオトボケ感覚も含め、その音楽性はユニークかつ海外のTUBES、SPARKS等にも通じる変態性を持っています。

当初からバンドの正体は山本恭司、BOW WOWと言われていましたが、後に当人達も完全否定していない事から、当時のポップ路線を強いられていたBOW WOWのサイド・プロジェクトであったと周知の事実とされています。

BOW WOWのプロデューサーであった上野義美氏が設立したエプスタイン・ミュージックから取ったのか、本作のプロデュースはCHANG EPSTEIN(恐らく正体は上野氏ではないかと思われます)、そして同事務所に所属していて当時はまだプロ・デビューしていなかった小室哲哉氏がなんとメンバーとして参加しています。

RAYZOR CRUISER、RICHARD HOPE、JIMMY DRIVER、ROBBY CLAFT、DEGITAL "CHEAP" SNAKEからなるこの5人組、今となってはBOW WOWとTKの合体であったというのも衝撃的なのですが、今聴いても新鮮なサウンドももっと再評価されるべきだと思われます。
(ベースはBOW WOW結成時に参加が検討された後にプリズムに参加する渡辺建という噂もあります)

YMOやDEVOも彷彿させるシンセ・サウンドと、バカテクのギター、そしてファンなら一聴して山本恭司とわかるポップなヴォーカル、それらを違和感なく並べてしまうエキゾチックなメロディは、まさにニュー・ウェイヴとメタルの融合であったと思います。

シルバースターズはその後2枚のアルバムをリリース後に自然消滅、そして2006年に突如復活した様ですが、山本恭司が中心となっていたのは本作限りとの事なので、BOW WOWファンは必聴となる1枚です。

2018年3月 7日 (水)

g//z/r PLASTIC PLANET

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ご存知ブラック・サバスのベーシストにして作詞担当である重鎮、ギーザー・バトラーが立ち上げたプロジェクト、ギーザーの第1弾となったアルバム、「プラスティック・プラネット」、入荷しました。

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本作でのバンド名義はg//z/rとなっていました。

サバスの94年作、「クロス・パーパシス」をリリース後にバンドを一時脱退、オジーと活動を共にしていましたが、満を持してソロ・プロジェクトを開始した感があります。

この人が選んだ音は、当時メタル・シーンを席捲していたモダン・へヴィネス、ラウド・ロックの最先端を行くものでした。

オジーの「オズモシス」で共にリズム隊として参加した、現ジャーニーのディーン・カストロノヴォ、LAのインダストリアル・メタル・バンド、FEAR FACTORYからヴォーカリスト、バートン・C・ベルを迎え、かなり本気でモダンなサウンドに取り組んでいます。

かつてサバスもDIOもこの路線を追求していましたが、本作の徹底ぶりの前ではそれらの作品も時代に迎合したと言われても仕方が無いと思われます。

90年代メタルのお手本的な内容となった1枚です。

2018年3月 6日 (火)

JOURNEY NEXT

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オリジナルは77年作、ジャーニーの3作目となったアルバム、「ネクスト 果てしなき挑戦」、入荷しました。

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4人編成最後の作品となり、グレッグ・ローリーのヴォーカルをメインに、名手エインズレー・ダンバーがドラマーとして在籍していた最終作でもあります。

プログレ・ハードとして認知されていた当時の彼等ですが、確かに幻想的なキーボードやアレンジも見受けられるものの、基本はハード・ロック・バンドであったと思えるサウンドが今となっては新鮮です。

この路線は現在の彼等にも通じるもので、ニール・ショーンの爆発する様なギターをメインに、大陸的なメロディが乗っかる様は、80年代ジャーニーとはまた違う魅力に溢れています。

ニール・ショーン自らヴォーカルを担当するナンバーも含まれ、彼等がアメリカン・ハードの歴史の重要な部分を担っていた事が良くわかる1枚です。

2018年3月 5日 (月)

EMERSON, LAKE & PALMER IN THE HOT SEAT

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オリジナルは94年作、前作で14年ぶりに再結成を果たしたEL&Pが復活第2弾として発表したアルバム、「イン・ザ・ホット・シート」、入荷しました。

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R.I.P. ミスター・キース・エマーソン。

プロデュースにキース・オルセンを迎えるというニュースは、衝撃的でもありました。

フォリナーやハート、リック・スプリングフィールドやジャーニー、ホワイトスネイクやオジーといった洗練された商業サウンドを作り上げてきた名手が、70年代の名プログレ・バンドをどう蘇えらせるのか、多くのファンが熟考する事になったと思います。

作曲にもオルセンが関わったため、やはり出来上がったのはモダンなハード・ポップ色が強いサウンドでした。

往年のファンは落胆したのでしょうが、これはこれで聴き応えのあるものだと思います。

ボブ・ディランの「マン・イン・ザ・ロング・ブラックコート」の大胆なアレンジもユニークでしょうが、やはり特筆すべきはボックス・セットからの再収録となった「展覧会の絵」に尽きると思います。

当時の楽器で完全再現をしたスタジオ・ヴァージョンは、本作のでバンド・ブランドのバランスを保とうとするためだけでは終わらない感動を呼び起こしてくれます。

日本盤のボーナス・トラックとなったのはキース単独によるナンバー、「HAMMER IT OUT」。

余裕で作ったと思われるライト・ナンバーとなりますが、軽快なジャズ・プレイヤーとしてのテクニックを存分に披露してくれています。

2018年3月 4日 (日)

METALLICA DEATH MAGNETIC

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前作から5年ぶり、デビュー25周年にリリースされたメタリカのアルバム、「デス・マグネティック」、入荷しました。

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まさに全世界待望となった本作、ロバート・トゥールジロ参加後初のアルバムという事もあり、注目度はかなり高い1枚でした。

プロデューサーは初タッグとなるリック・ルービンで、この最強の相性が見事に音に現れています。

AC/DCとのタッグも協力でしたが、リック・ルービンの80年代メタリカのリフとドラム音を復活させたかの様なサウンドは、まさにメタル・アルバムとしては高性能なものとなっています。

彼等特有の切り込む様なスピード感と、90年代以降の重さが融合し、原点回帰とも言われたリフと絡まって、モンスター・バンドの貫禄十分な内容となっています。

2018年3月 3日 (土)

BULLETBOYS ZA-ZA

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ブレットボーイズのサード・アルバムにして、メジャーでの最後の作品となった1枚、「ザ・ザ」、入荷しました。

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元KING KOBRAのギタリストとヴォーカリストが結成したバンドであっただけに、LAメタル残党組の様な見方をされていた事もあったと思いますが、良く言われる様にいそうでいなかったVAN HALENフォロワーと言えるパーティー・ロックが得意な人達でした。

本作では彼等特有の独特のウネリが減少し、割りとストレートなハード・ロックが目立ちます。

特に粘っこい歌唱法が個性だったヴォーカリスト、マーク・トリエンがよりデヴィッド・リー・ロス風になったと思える節があり、「戒厳令」時代のヴァン・ヘイレンを思い起こさずにはいられません。

アルバムが進むにつれ、綺麗なバラード、渋目のクールなミドル・ナンバー、メロディアス・ハード風の路線も現れ、かなりバラエティに富んだ展開が意外にも思えます。

器用なイメージよりも、ワイルドで剛球一直線の無骨さがあったバンドであった気もしますが、なかなかカラフルな側面も魅力的だと思います。

90年代という非常に難しい時代においては、彼等の様にギミック抜きの大ハード・ロック大会がどこまで有効性があったのか、今となってはその答は明らかにはなっていると思いますが、80年代マインドの保持をあえて選択した勇気には好感が持てます。

平均点は軽くクリア、曲調を散らす事で個性の強調よりトータルでの完成度を目指したサウンド作り、という文字にしたら身も蓋も無い気もしますが、それを実践するのがこの時代にいかに困難であったかを考えると、本作でのガンバリ具合には素直に頭が下がる思いです。

2018年3月 2日 (金)

DAKOTA MR LUCKY

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ダコタの96年作、「ミスター・ラッキー」、入荷しました。

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80年代に2枚のアルバムを残し、熱心なメロディアス・ハード・ファンには人気の高かったダコタが、96年に復活、時代遅れと言われようが、文句のつけようの無い素晴らしいメロディアス・ロックを展開してくれています。

元々は70年代からAORシーンで活躍するメンバーを含むベテラン・バンドでしたが、TOTOやジャーニー、サバイバー等の派手な活躍ぶりの影に隠れる様にしていましたが、ここではその本領を発揮しています。

爽やかなヴォーカルと、耳に残りやすいメロディが実に心地良い1枚です。

ハード・ロックとしてのダイナミズムとエッジもしっかり残しています。

こうしたサウンドを臆面もなく鳴らす事が、どんどん難しくなってきている昨今、彼等の様なバンドが存在するのは本当にメロハー・ファンにとってもありがたい事だと思います。

また個性の出しにくいジャンルでもあるのは確かですが、安定した構成は見事という他ありません。

2018年3月 1日 (木)

KANSAS AUDIO VISIONS

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オリジナルは80年作、カンサスの通産7作目となったアルバム、「オーディオ・ヴィジョンズ」、入荷しました。

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前作「モノリスの謎」でのSF路線を更に強化した様なジャケット・ワークがそれまでのバンドのイメージを変えています。

いかにも80年代的な、それも産業ロック的なジャケットですが、ジャーニーやスティクス、フォリナー等に対抗するかの様なサウンドも本作から徐々に強くなっていきます。

オリジナル・メンバーである看板ヴォーカリスト、スティーヴ・ウォルシュが本作リリース後に一時脱退し、没個性的なアルバムが数枚続く事となりますが、ここではまだ黄金の70年代を僅かながらでも残しています。

時代はやがて80年代メタルの隆盛となっていくわけですが、その布石にもなっていた気がします。

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