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2018年2月の28件の記事

2018年2月28日 (水)

TOTO TOTO

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは78年作、TOTOの記念すべきデビュー・アルバムとなった1枚、「宇宙の騎士」、入荷しました。

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当時ボズ・スキャッグスを頂点とするAORシーンが時代の空気にうまくマッチしていた時代、スタジオ・ミュージシャン集団による本作は新鮮な驚きをもって迎えられました。

同時代のBOSTONに通じる突き抜けたキャッチーさと、空間的な広がりを見せるバンド・サウンドは、AORからハード・ロックへと時代が変わっていく瞬間を見せてくれていたと思います。

剣や宇宙を象徴としたヴィジュアル・コンセプトや、幅広い音楽性がアメリカン・プログレ・ハードの可能性を更に拡大した事も注目すべき点でした。

ジャーニーやフォリナー、そしてカンサスやスティクスと比べると、徹底したアレンジのこだわりと、柔軟なメロディ作りが目立ち、本作を今だ彼等の最高傑作と信じる人も多いのではないでしょうか。

後の80年代ロックが透けて見えるのもさすがです。

2018年2月27日 (火)

DEEP PURPLE THE BATTLE RAGES ON...

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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ディープ・パープルの93年作、「ザ・バトル・レイジズ・オン・・・ 紫の聖戦」、入荷しました。

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ジョー・リン・ターナーを迎え、再び盛り上がった再結成パープルでしたが、結成25周年を黄金の第二期メンバーでというレコード会社の思惑もあり、なんとイアン・ギランが復活される事になりました。

リッチー・ブラックモアの大反対の中でレコーディングが敢行され、リッチーにゴミと言わせたのが本作です。

結局本作を最後にリッチーは脱退をしていく事になり、後味の悪いアルバムになってしまいましたが、内容にもいろいろ問題点があったのは確かだと思います。

RAINBOWの「FIRE DANCE」、「STRANDED」のリフを流用したかの様な曲が存在してるのですが、リッチーのやる気の無さの象徴なのでしょうか。
(アルバム・タイトル曲、そして「ANYA」がそれに当たります)

更にBooker T & the M G 'sの62年のデビュー曲にして大ヒット・ナンバーとなったインスト曲、「GREEN ONIONS」のカヴァーかとも思える「RAMSHACKLE MAN」が、とうとうパープルの創造性の限界を見せてしまった感もありました。

ただ定番ともなったポップ展開によるキャッチーなナンバー、「TIME TO KILL」や、王道パープル節が炸裂する「A TWIST IN THE TALE」等、なかなか優れたメロディも存在しているだけに、本作を見捨てる事はなかなか難しいと思われます。

確かにギランの声に不満が残るのはファンにしても同じ思いだと思いますが、リッチー最後のパープル作品としての価値、後期レインボー時代の名リフの復活、更にかなり珍しいとも言えるパクリ疑惑という、かなり興味深い点が残るアルバムと言えるでしょう。

2018年2月26日 (月)

GLENN HUGHES ADDICTION

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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グレン・ヒューズのソロ名義作としては、通算4作目となったアルバム、「アディクション」、入荷しました。

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輝かしいキャリアだけではなく、多くのミュージシャンからもリスペクトをされる声の持ち主ながら、どうもこの人の欲は名声よりもただ歌い続ける事だけの様です。

自身のドラッグ問題を清算してからは、余計手堅い仕事をし続けているだけに、もっと評価されてもいいと思います。

1年ぶりとなった本作は、前作でのソウル・ヴォーカリストとしての強調から一転、ハード・ロック・ヴォーカリストとして帰ってきてくれた力作となっています。

プロデュース、作曲面でグレンのパートナーとなったのは、マーク・ボニーラ。

この人はロニー・モントローズ、デヴィッド・カヴァーデイル、キース・エマーソンと、ベテラン勢に重宝されたギタリストで、本作でもテクニシャンというよりきっちりとしたハード・サウンド・メイカーとして大きな貢献を残しています。

適度に70年代の香りを残しながら、各ナンバーは強烈なフックを持ったメロディで支えられ、本格派ヴォーカリストによるアダルト・ハード・ロックが展開されています。

特に「Talk About It」、「Blue Jade」、「I Don't Want To Live That Way Again」でのバラード・ナンバーでの味わいは濃厚で、ゲイリー・ムーアやポール・ロジャース、そしてデヴィッド・カヴァーデイルをも凌駕するセクシーさを感じさせてくれます。

派手さは無いものの、いぶし銀の魅力というのはこういうアルバムの事だと強く思えます。

2018年2月25日 (日)

DEF LEPPARD ON THROUGH THE NIGHT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは80年作、N.W.O.B.H.M.の夜明けとなった1枚で、デフ・レパードの記念すべきデビュー作となったアルバム、「オン・スルー・ザ・ナイト」、入荷しました。

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当時平均年齢19歳という若き5人組は、アイアン・メイデン、サクソン、ガール等と共に、ヘヴィ・メタルの新たなヒーローとなったのでした。

ジューダス・プリーストやシン・リジィ、UFOの影響下にありながら、早くからアメリカン・マーケットを意識したサウンドは、同時代のバンドと比べると明らかにキャッチーさに長けていました。

元々ツイン・リードの魅力よりもキャッチーなメロディをスピーディーなリフに乗せるのが個性だった様で、初期の彼等は荒々しさの中で光る歌メロの良さが特に目立ちます。

パンキッシュにも思える疾走感は80年代初期の空気を感じさせ、ブルースに全く頼らず、グラマラスなコーラスを多用する点は、明らかに新世代と思われ、無限の可能性を確かに感じさせてくれました。

次作で彼等はとんでもない進化を見せていくわけですが、本作では多少の青臭さも魅力となっていて、今聴いても胸がときめくメタル・アルバムだと思います。

2018年2月24日 (土)

KANSAS MASQUE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは75年作、カンサスの「マスク 仮面劇」、入荷しました。

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カンサスのサード・アルバムとなった本作、印象的なジャケットは彼等のキャリアの中でも特に目を引くものとなっています。

前年にはアルバム二枚とリリースしており、この頃のカンサスの精力的な創作意欲は他のアメリカン・プログレ・ハードと呼ばれたバンドに比べると圧倒的な違いを見せています。

次作の「永遠の序曲」の大成功に繋がる重要なアルバムですが、本作があまり評価されていないのが不思議な程の力作です。

ヴァイオリンを含むダイナミズム、ドラマチックな曲構成、アメリカのバンドらしいおおらかなポップ・センスとメロディアスな旋律、これらが完成されカンサスの過渡期へと繋がったと思われる名盤だと思います。 

2018年2月23日 (金)

ARCH ENEMY ANTHEMS OF REBELLION

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ARCH ENEMYの通産5作目となったアルバムで、アンジェラ参加後の第2弾となった1枚、「アンセムズ・オブ・リベリオン」、入荷しました。

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メロデスの拡大、そしてバンドの飛躍に大きな貢献をしたアンジェラの可能性をアモット兄弟が試すかの様な作りが目立つ一方、彼等の個性も維持されたものとなっています。

デスメタルがメタルの最も極端な側面を強調したもので、ある意味進化の最終地点とするならば、聴き手にとってもより過激でドラスティックな変化を求めるのは必至だと思われます。

華麗でありながら強靭なスタイルを誇るARCH ENEMYにも、ファンは多くを本作に望んだはずです。

グルーヴに重点を置いた曲作りは、彼等の際立った個性をカラフルなものから、ややダークなものへと変えてしまい、よりストレートなメタル路線がバンドを後退させてしまったと意見する人もいたのかもしれません。

ただ「WE WILL RISE」や「DEAD EYES SEE NO FUTURE」の様なアンセム・ソングは、明らかにアンジェラ用に作られたものだったろうし、実際彼女のキャラクター、声質により新たな魅力を生んでいると思えます。

それまでギタリスト二人のセンスとテクニックが文脈として語られていたバンドが、ヴォーカリストの強烈な個性を最大限に活かすためにバンドの方向性を模索した結果、本作の正統派メタル、シンプルかつヘヴィ路線へ帰結したというのは、個人的には納得のいくところです。

ただそれ以上、リズム隊の強力さがここで証明された様な気がします。

特にドラマーのダニエル・アーランドソンのテクニック、そしてソング・ライティングにおいても才能を発揮し、バンドに奥の深さを与えています。

ボーナス・ディスク収録のライヴ・ヴァージョンにて、そのバンドの凄みが体感できます。

2018年2月22日 (木)

ALDO NOVA SUBJECT.....ALDO NOVA

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは83年作、カナダ出身のマルチ・ミュージシャン、アルド・ノヴァのセカンド・アルバム、「サブジェクト」、入荷しました。

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前年のデビュー作からのヒット・シングル「ファンタジー」がハード・ポップ、メロディアス・ハードの超名曲として知られている人ですが、ボン・ジョヴィ、マイケル・ボルトン、ブルー・オイスター・カルト等とのセッション、楽曲提供で裏方的な活動の方が知られている現状が残念です。

スペーシーなサウンドと、マルチ・プレイヤーとしてのプロデュース能力、そして80's的ハード・ポップのメロディが職人的に上手い人でした。本作はコンセプト・アルバムの様ですが、基本はメロディのはっきりしたハード・ロックとなっています。

80年代の懐メロ的な存在になってしまっていますが、メロディアス・ハード界においても、もっともっと再評価がされていい人だと思います。

この人といい、トライアンフ、ラヴァーボーイ等、カナダ勢のキラキラ度は、本当に呆れる程輝いています。

2018年2月21日 (水)

MAGNUM MAGNUM Ⅱ

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オリジナルは79年作、英国が誇るべき老舗HR/HMバンド、マグナムのセカンド・アルバム、「マグナムⅡ」、入荷しました。

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この頃の彼等は、プログレ・ハード・バンドとして認知されていましたが、シンセを交えたキャッチーなサウンドは、確かにアメリカのジャーニーやBOSTON等に対するイギリスからの回答とも言えるものだったと思います。

ただ圧倒的にアメリカン・プログレ・ハードと違っているのは、その湿り気具合に尽きるでしょう。

キラキラ度よりもどこか憂愁な響きを持つシンセは当時の英国ニュー・ウェイヴからの影響の方が強いと思われ、ボブ・カトレイの煮え切らないヴォーカル、突き抜ける一歩手前で抑制されるメロディの半端な高揚感は、まさに英国的としか形容できないと思われます。

シングル・カットされた「FOOLISH HEART」等は、それこそスティーヴ・ペリーが歌えば広がる青空もイメージできようというものですが、マグナムの場合は曇り空と曖昧な情感しか湧いてこないのがたまらない魅力となっているわけです。
(奇しくもスティーブ・ペリーは後にソロ・アルバムで同名異曲の名バラードを収録していますが・・・)

プロデュースはUFOの初期傑作を手掛けた、元TEN YEARS AFTERのレオ・ライオンズ。

この人の微妙な手触りとも言えるサウンド・プロダクションも、マグナムの美メロを最適な形でパッケージしていて見事です。

N.W.O.B.H.M.勃発寸前の英国で、彼等はギター・オリエンテッドのロックを解体したNEW WAVEを通過し、形骸化したプログレがポップ化により新たな可能性を見出そうとしていた波に乗りながら、様式美ハード・ロックとしての美学も持ちあわせていたのは、実に奇跡的とも思えます。

アメリカではモンスター化していったダイナソー・ロック(日本では産業ロックと言われ続けましたが)とは、似て非なる音であったのも確かだと思います。

2018年2月20日 (火)

GILLAN FUTURE SHOCK

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オリジナルは81年作、ギランの通算4作目となったアルバムで、彼等の最大のヒット作となった1枚、「フューチャー・ショック」、入荷しました。

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N.W.O.B.H.M.の煽りの中で、パープル・ファミリーであるRAINBOW、WHITESNAKEが躍進していた中、このGILLANの人気は本国イギリスでは最も高かったと言えると思います。

日本ではイアン・ギランのワイルドな風貌や歌唱がどうも相容れないものがあったのか、リッチーの様式美、デビカバのセクシーさ、ポップさの方が人気がありました。

ただ幅広い音楽性、プログレッシヴなバンド・サウンド、そして当時のメタルとして最もスピード感があったのは、実はこのギランであったというところが本当であったという気がします。

奇妙なイラストがすごく気になる本作ですが、内容の方はかなり聴き応えのあるものとなっています。

前作の「GLORY ROAD」が全英3位、本作が2位という人気の高さは、バーニー・トーメのクールなヴィジュアルとバラエティに富んだナンバーに合わせて的確なプレイをする器用さ、そしてスペーシーに駆け回るコリン・タウンズのキーボード、タフでタイトなジョン・マッコイとミック・アンダーウッドのリズム隊の貢献度もかなり大きかったと思います。

各メンバーがそれぞれソング・ライティング能力に長け、イアンのロックンローラーとしてのセンスを生かすのが巧かった事も見逃せません。

パープルを洗練させた様なパワフルなメタル・ナンバーとなったアルバム・タイトル曲、超スピード・ナンバーの「SACRE BLEU」等はギランの本領発揮となったもので、同時代の後続バンドに負けないメタル度を感じさせるのは、そうしたバンドの協調性の良さが生んだものだと思います。

フィンガー5、あるいはキョンキョンの「学園天国」の元ネタとなったゲイリー・U.S.・ボンドのカヴァー、「NEW ORLEANS」はまさにイアンにうってつけのナンバーとなり、「NO LAUGHING IN HEAVEN」ではラップに近い唱法まで披露する等、このバンドならではのユニークさも聴きどころとなっています。

オリジナル盤のラスト曲となるのは、アルバム中最もメロディアスな「FOR YOUR DREAMS」。

ミステリアスな雰囲気を持ったナンバーですが、すでに80年代メタルを見越したモダンさを感じさせ、このバンドの奥深さを思い知らされます。

更に89年のリイシュー時にボーナス・トラックが10曲追加されCD化されましたが、この中にもかなり名曲が揃っているので必聴となります。

メタリックなエッジを担っていたバーニー・トーメは本作を最期に脱退していますが、その後の彼のソロ・キャリアがあまりパッとしなかっただけに、イアン・ギランとの相性はやはり相当良かったのでしょうか。

2018年2月19日 (月)

THE BLACK CROWES THREE SNAKES AND ONE CHARM

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現在惜しまれながらも活動停止状態のブラック・クロウズが、96年に発表した通算4作目のアルバム、「スリー・スネイクス・アンド・ワン・チャーム」、入荷しました。

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ブリティッシュ・ハードが伝統的に引き継いでいきたタメの効いたルーズなロックン・ロールをアメリカン・ルーツ・ミュージックとして豪快に再生させてきた手腕は、職人的と言うよりもむしろ本能として体現してみせていたのが本当のところではないでしょうか。

平均年齢21歳という若さでデビューし、ロックの青臭い衝動よりも枯れた渋さを備えていたのも、先天性のロッカー気質だったのかもしれません。

本作における貫禄も当然の進化と言えるもので、サウンドもメロディもグッと渋くなっています。

ただやはり底に流れるヘヴィなグルーヴはやはり見事で、狙って出せるものでは到底あり得ないと思われます。

ストーンズ、フェイセズ、そしてツェッペリンが引き合いに出されてきた中、よりソウルフルになった事により、このバンドの個性も明確になった気がします。

バラードの枯れ具合も心地良く、ホーン・セクションや女性コーラスの導入も新たな魅力を引き出しています。

加速していく90年代ロックのテンポアップやヘヴィ化に逆らう様にしてリリースされた1枚ですが、今改めて聴いてみるとこの普遍的なカッコ良さに感動させられます。

2018年2月18日 (日)

MOLLY HATCHET FLIRTIN' WITH DISASTER

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オリジナルは79年作、モリー・ハチェットの「フラーティン・ウィズ・ディザスター 魔人の斧」、入荷しました。

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サザン・メタルとも呼ばれたモリー・ハチェットのセカンド・アルバムにして、彼等の最大のヒット・アルバムです。

連続殺人鬼から拝借したバンド名、ジャケット・イメージ、邦題のセンス等、かなりおどろおどろしい感じがしますが、実にカラッとしたハード・ロックを聴かせてくれます。

前作に引き続き、プロデュースはトム・ワーマンで、この人はチープ・トリックや、モトリー・クルーとの仕事で有名ですが、キャッチーなアメリカン・ハード作りが得意なだけあって、本作もその路線は保たれています。

ストーンズも取り上げたボビー・ウーマック作の「It's All Over Now」が、豪快なハード・ブギに生まれ変わっているのも興味深いですが、トリプル・ギターによるハード・ロックのダイナミズムが全体的に目立つ好盤です。

2018年2月17日 (土)

UFO ON WITH THE ACTION

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今76年、ロンドンで収録されたUFOのライヴ音源、「オン・ウィズ・ジ・アクション」、入荷しました。

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彼等の70年代のライヴ盤は、「STRANGERS IN THE NIGHT」があまりにも有名だと思いますが、彼等のサウンドが大きく変わろうとしていたこの時期のライヴはなかなか興味深いものとなっています。

元HEAVY METAL KIDSのキーボーディスト、ダニー・ペイロネルが加入し、5人編成となったUFOは「NO HEAVY PETTING」は様式美HRとしての側面と哀愁メロディの強化が目立つ意欲作となり、以降のバンドの強い個性の基盤ともなったアルバムでした。

加えてペイロネルのポップなソング・ライティング・センスが、バンドに新たな魅力を加えていたのも見逃せません。

本ライヴでのオープニング・ナンバー、「CAN YOU ROLL HER」もペイロネルが作曲として加わっていますが、注目すべきは導入部でバッハの超定番と言えるオルガン曲、「トッカータとフーガ」を引用している点です。

この時期ならではのUFOの様式美は、以降のポール・レイモンドの洗練されたメロディ指向によるUFOとはまた違った魅力を見せています。

2曲目にいきなりハイライトとでも言える「DOCTOR DOCTOR」がプレイされているのも、当時のUFOの充実ぶりを象徴している気がします。

マイケル・シェンカー在籍時のライヴ音源で、初期のナンバー、「C'mon Everybody」、「Boogie For George」が聴けるのも嬉しいところです。

「Highway Lady」というポップな佳曲を残して、ペイロネルはすぐに解雇されてしまうだけに、やはり本ライヴは貴重な記録と言えるでしょう。

アルバム・タイトルに冠せられた「ON WITH THE ACTION」は、マイケルの狂おしい程の哀愁旋律が炸裂した名曲でしたが、何故か収録されていないのが不思議です。

2018年2月16日 (金)

TWO FIRES IGNITION

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2002年作、トゥー・ファイアーズの「イグニション」、入荷しました。

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ジャーニーの遺伝子を確実に継ぎ、メロディアス・ハード界では伝説的バンドとされるザ・ストームが消滅後、ケヴィン・チャルファントとジョシュ・ラモスが結成したトゥー・ファイアーズのセカンド・アルバムです。

スティーヴ・ペリーの後任として、ジャーニーの新ヴォーカリストに最も近い男、とされていたケヴィンの歌心溢れる声と、職人的気質を持つギタリスト、ジョシュの二人のユニットですが、溢れ出てくるメロディはまさにジャーニーの生まれ変わりとでもいうべき高性能メロディアス・ロックです。

前作では彼等自身もJOURNEYやTHE STORMとの差別化を意識していた感も見られ、土臭いハードなエッジが目立っていたのですが、本作では開き直ったかの様な洗練度が嬉しいところです。

アルバム・タイトル曲となるオープニングからして、すでに期待十分のメロディの輝きを感じさせてくれ、おそらく多くのジャーニー・ファンをも納得させるものと思われます。

80年代マインドをこれ程堂々と奏でてくれるバンドが少なくなった21世紀、変わらぬ音をずっと作り続けていってほしいと切実に思える名盤です。

2018年2月15日 (木)

NEW ENGLAND EXPLORER SUITE

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オリジナルは80年作、ボストン出身の伝説的プログレ・ハード・バンド、ニュー・イングランドのセカンド・アルバムとなった1枚、「エクスプローラー・スイート 果てしなき冒険」、入荷しました。

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マニアックな人気で終わったバンドですが、現在に至るメロディアス・ハードの系譜を語るにはまず外せない存在です。

前作はキッスのポール・スタンレーのバックアップの元、ハード・ロック色が強かったサウンドが印象的でしたが、ここではハード・ポップの要素が加わり、更にドラマティックになった傑作となっています。

当時の邦題が「探検家組曲」であった事からも想像できる通り、まさにプログレ・ハードという表現がピッタリであり、今聴いても胸ときめくポップ・センスはかなり良質のものであると思います。

残念ながら短命で終わったバンドですが、メンバーの一部は後にグラハム・ボネットと合流し、あのアルカトラスが結成されています。

2018年2月14日 (水)

PAT BENATAR PRECIOUS TIME

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは81年作、パット・べネターのサード・アルバムとなった1枚、「彼女のすべてを歌に」、入荷しました。

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ライト・メタルと称されたハード・ロック・クイーン期を象徴する1枚で、時代はまだNIGHT RANGERやBON JOVIが登場する前の話、80年代メタル夜明け前の時代にこの人が華やかに疾走していたわけです。

プロデュースは前作に引き続きキース・オルセンが手掛け、本作以降HEART、WHITESNAKEやSCORPIONS、OZZY OSBOURNE等々、ポップ・メタル全盛期に大きく関わってきた事を考えるとパット・ベネターの存在の重要さもわかろうというものです。

シングルとなった「FIRE AND ICE」は、アレンジ次第では以降のメロディアス・ハードのプロトタイプとも言えるナンバー、「PROMISE IN THE DARK 見つめ合う夜」に至っては、当時のTOTOよりもプログレ・ハード然としたカッコ良さを持った曲となっています。

「JUST LIKE ME 愛を確かめたい」は、60年代にモンキーズと共に人気を博したポール・リヴィア&ザ・レイダースのカヴァーで、この辺のセンスもポップ・メタル・バンドがカヴァー曲を取り上げるブームを予見していた様な気がします。

女性版リック・スプリングフィールドと言えるハード・ポップ・センスで間を埋めながら、アルバム・タイトル曲や「IT'S A TUFF LIFE」ではレゲエ・ビートを導入、ポリスがハード・ロック・バンドになったようなユニークなセンスを覗かせます。

極めつけはラストの「HELTER SKELTER」でしょう。

もちろんビートルズのあの曲で、世界初のメタル・ナンバーと言われた超名曲。

この人の後にMOTLEY CRUE、VOW WOW、AEROSMITH、イアン・ギラン、浜田麻里、ジョー・リン・ターナー等々、多くのHR/HM系アーティストにカヴァーされてくわけですから、やはり先見性の高さに驚くばかりです。

2018年2月13日 (火)

SNOWY WHITE THAT CERTAIN THING

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オリジナルは87年作、シン・リジィ、そしてピンク・フロイドのツアー・ギタリストとして活躍してきたスノーウィー・ホワイトのソロ名義作第三弾となったアルバム、「ザット・サートゥン・シング」、入荷しました。

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ブリティッシュ・ロック界きってのブルース・ギタリストとして知られる人ですが、ここでは濃厚なアダルト・ロックを展開してくれています。

ロキシー・ミュージックの「アヴァロン」、スティングの作品が好きな方なら、間違いなく重宝できる1枚ではないでしょうか。

世界的ベーシストとして名高いクマ原田、ジェフ・ベックの盟友であるマックス・ミドルトン、ストーンズやフリートウッド・マックとの仕事で有名なサクソニスト、スティーヴ・グレゴリー、そしてボウイやデュラン・デュラン、ポール・マッカートニー等々、数多くの作品に参加してきた女性シンガー、テッサ・ナイルズ等、素晴らしいメンバーをバックにソフトなヴォーカルと、とろける様なギターを聴かせてくれます。

ブルージーで甘いメロディがほとんどですが、一度流し始めたら最後まで聴かずにはいられない、強烈な吸引力を持ったアルバムです。

2018年2月12日 (月)

SAIGON KICK LIMITED EDITION

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フロリダ出身のサイゴン・キックの91年作、デビュー・アルバムとなった1枚、「サイゴン・キック 『リミテッド・エディション』」、入荷しました。

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本作は日本盤のみ特別仕様となり、ボーナス・トラック2曲追加の上、ジャケット・デザインの変更、そしてアルバム・タイトルが改題された上でリリースされています。

同年にオジー・オズボーンのオープニング・アクトとして来日も果たし、日本デビューが武道館ライヴという事も話題になった大型新人として紹介されていました。

ユニークなバンド名さながら、多彩な音楽性と達者なバンド・サウンドが目立ち、90年代メタル・シーンの幕開けに相応しいセンスを持っていました。

グルーヴ・メタル、ミクスチャー、クロスオーヴァー・メタルと形容句がいくらでも並びそうですが、彼等の個性は当時時代を席巻していたオルタナ、グランジのダークな質感を引きずっていなかった事だと思います。

多くのバンドがヘヴィ&ダークを合言葉にしていた様な時代ですが、典型的なアメリカン・ハードのパーティー・ロック感覚をベースにしながら、ファンク、スラッシュ、パンクと目まぐるしくカラフルなナンバーが飛び出してきます。

プロデューサーのマイケル・ワグナーが見出したという事もあり、同時代のEXTREMEとも通じるものがあるかもしれませんが、サイゴン・キックの方がより突き抜けたお祭り気分が強い様な気がします。

「My Life」の伝統的ブリティッシュ・ポップ・センスが満載された、ビートルズ、ELOを思わせるナンバーを聴いていると、このバンドの良い意味での節操の無さが強烈な個性になっているのが良くわかります。

この曲には、職人的ヴォーカリスト、ジェフ・スコット・ソートもゲスト参加している事もあり、本作の聴きものの一つになっています。

とにかく1曲として似たタイプの曲が無いバラエティ豊かなソング・ライティングは見事で、まるでオムニバス・アルバムを聴いている様な錯覚に陥る方もいるのではないでしょうか。

そのあまりに突出した才能が、以降のバンドのイメージをぼやけたものにしてしまったのかもしれませんが、これはこれでなかなかの力作だと思います。

2018年2月11日 (日)

RORY GALLAGHER JINX

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは82年作、いぶし銀的魅力のある名ギタリスト、ロリー・ギャラガーの通産12作目のアルバム、「ジンクス」、入荷しました。

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本作で大手クリサリスとの契約が終了し、ロリーは一時活動休止状態となります。

当時時代はNWOBHMシーンが盛り上がり、ハード・ロック隆盛期が訪れようとしていた頃でした。
その中でいぶし銀の魅力を放つ本作、貫禄十分の内容となっています。

ベテランとして、ブルース・ギタリストとして、ハード・ロック・シーンでもリスペクトを受け続けてきたこの人のマイ・ペースぶりは、今聴いても説得力のある音として鳴り響いています。

本作はブルース回帰作とされていますが、元気の良さとハードかつキャッチーなナンバーはAC/DCすら彷彿させ、多少は時代を意識していたのかもしれません。

2018年2月10日 (土)

MR. BIG ACTUAL SIZE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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R.I.P. ミスター・パット・トーピー、今まで本当にありがとうございました。

MR. BIGの通産6作目となった2001年のアルバム、「アクチュアル・サイズ」、入荷しました。

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前作に引き続きリッチー・コッツェンを迎えた体制での第二弾となりました。

すっかりビッグ・イン・ジャパンというイメージが定着したかの様な日本での人気ぶりは相変わらず高く、本作からの「シャイン」がタイアップ曲となる等、安定力は見事なものがあります。

プロデューサーのリッチー・ズィトーの手腕もあるのでしょうが、全体的にポップ色が広がり、リッチーのおおらかなメロディ作り、エリックのヴォーカルが前面に押し出されています。

メタル・ファンからはソッポを向かれようと、確かなメロディ作りには絶対の自信を持っている事が伝わってきます。

BON JOVIがそうである様に、ロック・バンドとしての旨み、魅力を実に良く知っている人達で、ポップ・メタルと呼ばれようと、多くの若いファンにハード・ロックの楽しさを教えてくれた貢献度は大きいと思える1枚です。

ご存知の様に、バンドは本作を最後に一旦活動を停止、最近オリジナル・メンバーでの再結成復活が果たされています。

2018年2月 9日 (金)

STARCASTLE CITADEL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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76年にデビュー、イリノイ発の6人組、スターキャッスルのサード・アルバムとなった、「シタデル 星の要塞」、入荷しました。

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前2作によって「アメリカのイエス」と呼ばれる様になり、アメリカン・プログレ・バンドとして注目されました。

REOスピードワゴンの初代ヴォーカリスト、テリー・ルトレルのファルセット・ヴォイスは、まさにジョン・アンダーソンの天使の歌声、独特の音色のギター、主張の強いベース、そして華麗なコーラス・ワークとキーボードの絡みは、イエス・の完全コピーと言える完成度でした。

プログレは英国ロックの独壇場にあった時代、アメリカではBOSTONやSTYX、KANSAS等の登場で独自の進化を遂げていきます。

そうした中でこのスターキャッスルもサウンドの変化を余儀なくされたものと思われ、本作ではポップな展開を見せています。

イエス的なアプローチは残るものの、メロディやコーラス、キーボードの感触は完全にSTYXを思わせる陽性のものになり、同時代のアメリカン・プログレ・ハード勢と肩を並べる勢いが見られます。

コーラスはEAGLESn代表されるアメリカン・ロックの王道ハーモニーとなり、コンパクトにまとめられた各曲の中にはラジオ向けのメロディアス、キャッチ―なものが増えています。

完全に振り切れていないバンドの方向性がこのバンドの弱点だったのかもしれませんが、いかにも70年代過渡期の怪しげな雰囲気が漂っていて、ロック・マニアにとっては超B級プログレ・ハードとして楽しめてしまえる感すらあります。

プロデュースは前作に引き続きロイ・トーマス・ベイカー。

この当時この人はQUEEN、JOURNEY、FOREIGNERを手掛けていた筈で、こうしたヒット・バンドのアルバム同様、本作もビッグ・セールスを記録すると信じてプロデュースをしていたと思われますが、残念ながら大きな成功は得られなかったようです。

2018年2月 8日 (木)

BON JOVI ONE WILD NIGHT LIVE 1985-2001

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ボン・ジョヴィの初のオフィシャル・ライヴ盤となった1枚、「ワン・ワイルド・ナイト~ジャパニーズ・エディション」、入荷しました。

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2度目の来日公演となった85年から、2000年のツアーまでの音源を年代不順でセレクトしたものとなっています。

ちなみにサブタイトルでは1985-2001となっていますが、唯一のスタジオ・ヴァージョンである「ONE WILD NIGHT 2001」を含んでの事だと思われます。

これまでボーナス・トラック等で数多くのライヴ・ヴァージョンが発表されてきましたが、本作で収録地となっているのは日本、アメリカはもちろん、イギリス、カナダ、オーストラリア、スイス、南アフリカと、まさに世界が愛するロック・バンドとしての大きさをまざまざと見せつけられる思いがします。

また日本では同年、独自リリースで「TOKYO ROAD〜ベスト・オブ・ボン・ジョヴィ-ロック・トラックス」なるベスト盤がリリースされ、本作は近作中では珍しく世界に大幅に遅れて発売がされています。

そのため印象が薄いイメージがありますが、ファンとしては聴き逃せない内容となっています。

日本公演収録音源は3曲、その内2曲は85年、渋谷公会堂のものとなり、当時オリジナル・メンバーであるアレック・ジョン・サッチが在籍していた時期となります。

またご存知の様にリッチー・サンボラが離脱した今、本作が現在のところ唯一のライブ盤である事を考えると、その意味も大きいものとなるのでしょう。

ライブならではの醍醐味も当然含まれ、ニール・ヤングの「ROCKIN' IN THE FREE WORLD」、BOOMTOWN RATSの「哀愁のマンデイ」が収録されています。

特に「哀愁のマンデイ」は、ライヴエイドが行われたウエンブリー・スタジアム、しかもほぼ10年後となる95年の公演時のもので、スペシャル・ゲストにボブ・ゲルドフを迎えてデュエットが披露されています。

英語版Wikipediaでは、この時ジョンがボブ・ゲルドフがアイルランド人であるにも関わらず、観衆に「自国のヒーローとして誇りを持つべきだ」と間違って彼を紹介したと指摘していますが、サー・ゲルドフは大英帝国勲章を受章した人なのだからあながち間違いではないと個人的には思えます。

前述のベスト盤ではバラード・ナンバーが一切排除されましたが、本作でもスロー・ナンバーと言えるのは「SOMETHING TO BELIEVE IN」と「WANTED DEAD OR ALIVE」のみ。

ロック・バンド、そしてライヴ・バンドとしての魅力を極力強調した選曲も心憎く、超代表曲はもちろん、「JUST OLDER」や「SOMETHING FOR THE PAIN」等の良質アメリカン・ロックの極みとも言えるナンバーを含んでいるのは嬉しいところです。

2018年2月 7日 (水)

SAXON LIONHEART

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サクソンの前作から3年ぶり、通産16作目となった2004年作のアルバム、「ライオンハート」、入荷しました。

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ここ数年の彼等には、本当に迷いというものが感じられません。

メタル道を堂々と突き進む姿には、彼等のキャリアを追ったドキュメンタリー映画でも明らかになりましたが、その生真面目とも思えるバンド像には感動すら覚えます。

オープニングからメタリックでスピーディーなリフがこれでもかと繰り出され、とてもデビューから四半世紀を越えたバンドとは思えない若々しさにまず驚かされます。

彼等の個性でもある哀愁メロディの側面よりも、本作では徹底したリフの積み重ねの工夫に力が入れられたと思います。

ただ緩急の使い分け、構成力はやはりさすがで、アルバム・タイトル曲では疾走する泣きのメロディが伝統の重さを感じさせます。

また80年代に一時期得意としていたドラマティックな構成も見事で、「BEYOND THE GRAVE」では気品すら漂うメロディアスな響きを聴かせてくれ、途中挟まれるアコースティック小曲、「JACK TARS」でも美しい一面を披露してくれています。

現役で活躍する同期のバンドが最早メイデンやデフ・レパード等となった中、変わらぬ男臭さと色気を貫いている渾身の力作です。

2018年2月 6日 (火)

DOKKEN BREAKING THE CHAINS

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オリジナルは81年作、当初はフランスのCarrere Recordsからリリースされたドッケンのデビュー・アルバム、「ブレイキング・ザ・チェインズ」、入荷しました。

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このレーベルはSAXONも所属していた様で、まだ産声も上げていないLAメタルがN.W.O.B.H.M.シーンとリンクしていた背景はなかなか興味深いものがあります。

83年にアメリカ盤として一部曲を変更された再リリース盤が、そのまま日本でも紹介される事となりました。

セカンド・アルバムである「Tooth And Nail」で注目を浴びていた時期だっただけに、遅れて発売された本作はバンドの初期の荒々しさに驚かされたのでした。

特に日本ではRATT人気が盛り上がっていたので、オリジナル・メンバーであったフォアン・クルーシェがクレジットされていたのが売り物になっていました。

実際はクレジットのみで、レコーディングでプレイしているのはACCEPTのピーター・バルデスだった様です。

またクレジットはされていませんが、RATTのボビー・ブロッツァーが一部ドラムをプレイしている様です。

フォアンのソング・ライターとしての貢献度が高く、「I Can't See You」、「Live To Rock」の2曲はRATTにも通じるLAメタリックなリフ・ソングとなっています。

サウンド・プロダクションの弱さが、以降のキラキラしたドッケンと比べるとどうしても細く思えてしまいますが、欧州的な翳りとジョージ・リンチのフラッシーなギター、ドンの美声はすでに揺るぎない個性として確立されています。

時代は81年だったわけで、英国ではアイアン・メイデンが「キラーズ」を発表した年です。

その一方でドイツ、アメリカを経て、こういったタイプのメタルが生まれていた事を考えると、感慨深いものがあります。

2018年2月 5日 (月)

IRON MAIDEN VURTUAL XI

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オリジナルは98年作、アイアン・メイデンの通産11作目、「ヴァーチャル・イレヴン」、入荷しました。

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ブレイズ・ベイリーが参加してから2作目、そして最後のアルバムです。

前作での多くのファン複雑な思いにさせた作風、そしてヴォーカリストの力量から一転、王道メイデン節と言うべきサウンドが戻ってきてはいます。

ただやはりブレイズの声にはどこか重みが感じられないせいか、全体的に軽めに聴こえてしまうのが逆にユニークな1枚にさせています。

メロディの充実度はけっして悪くないと思います。

メイデンが貫き通してきたメタル道を明解な形で提示してくれているのですが、迫力に欠けた分、本作が地味な評価で終っているのかもしれません。

いずれにしても改めて聴き直すと、なかなか味わい深いアルバムではあります。

2018年2月 4日 (日)

HANOI ROCKS ALL THOSE WASTED YEARS...

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オリジナルは84年リリース、絶頂期と言えるハノイ・ロックスのライヴを収めたアルバム、「燃えるロンドン・ナイト」、入荷しました。

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日本ではすでにアイドル的人気が確立され、目先の利くロック少女達はおろか、N.W.O.B.H.M.でHR/HMに目覚めたロック少年達、あるいはニューロマンティックのブームにより洋楽デビューしたロック・ファンをも虜にしていた時期だと思われます。

本国フィンランドを始め、欧州では彼等の受け入れられ方はもっと特殊だった様で、グラマラスなパンク・バンド、言ってみればNEW YORK DOLLSの再来といった印象の強いバンドとして見られていた様で、メタル・シーンが盛り上がっていた当時としては異色の存在とされていたのかもしれません。

日本でも確かにその妖しい雰囲気はエアロスミスとも比較されていましたが、マイケル・モンローの美しさはボーイ・ジョージやデュラン・デュランと同等の人気を誇っていた感があります。

その証拠に当時は日本の独自企画でライヴ盤リリースが決まり、ロンドンのマーキー・クラブで行われたギグを日本からわざわざ録音に出向いた様です。

そうしたお陰でオフィシャル・ライブ盤として実に価値のある1枚となったわけで、生前のラズルのプレイが生で聴けるという意味でも貴重だと思われます。

またライヴ・バンドとしても達者で、しかも実にしなやかであった事が良くわかります。

ハード・ロックとしてのダイナミズムはもちろん、パンキッシュなバンド・サウンドの疾走感は、メンバーの確かなテクニックにより、ただ荒々しいだけでは終わらないバンドの懐の深さを感じさせます。

ベンチャーズで有名な「パイプライン」で始まるのですが、実はジョニー・サンダースも取り上げていたこのギター・インスト、ハノイ・ロックスはアンダーグラウンド的な魅力を強めたハード・ロック・テイストで仕上げています。

アリス・クーパーの「俺の回転花火」、あるいはストゥージズの「1970」(彼等はTHE DAMNEDやG.B.H.が改題してカヴァーした「I FEEL ALRIGHT」として取り上げているのがさすがなのですが)、AEROSMITHのヴァージョンで有名になった「トレイン・ケプト・ア・ローリン」等をプレイしているのは、コアなロック・ファンならハノイの音楽性に感心させられるのではないでしょうか。

以降の80年代メタル・バンドに顕著だったカヴァー指向よりも、もっとゴリゴリ要素の強いナンバーを選んでいるのが実に興味深いところです。

もちろん初期の彼等の最大の魅力でもあったキャッチーなR&Rセンスもライヴ映えが実にするところで、「ミステリー・シティ」、「マリブ・ビーチの誘惑」、「メンタル・ビート」、「ヴィジター」等の代表曲は、スタジオ・テイクよりもカッコ良いと思われます。

2018年2月 3日 (土)

TED NUGENT LITTLE MISS DANGEROUS

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テッド・ニュージェントの「リトル・ミス・デンジャラス」、入荷しました。

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ジャケットに美女と映る姿は、いつものテッド・ニュージェントのイメージとは違うアルバムですが、本作はダム・ヤンキース結成以前の86年作となったかなりポップな1枚です。

LAメタルを意識したキャッチーなリフや、曲によってはチープ・トリック風のナンバーもあり、80年代ハード・ロックを楽しむテッドの姿が想像できます。

アメリカン・ハードをキッスやエアロスミスと共に引っ張ってきた大御所だけに、さすがの貫禄と余裕が感じられます。聴いて損の無いアルバム、というのはもちろん、かなりカッコいいアルバムです。

当時の彼を支えていたギタリスト、デイヴ・アマトは後にREOスピードワゴンに参加した人で、本作では作曲面でも貢献しています。

アルバム・タイトル曲はシングル・カットされ、テッドのソロ名義としては最も有名なナンバーとるスマッシュ・ヒットを記録しています。

(80'sニュー・ウェイヴ風のアレンジとギターが絡む、ミステリアスな佳曲です)

「Strangers」は、あの「ロッキー」のテーマ曲を手掛けた事で有名なビル・コンティとの共作、「Little Red Book」はマンフレッド・マンのカヴァーでバート・バカラック作の曲となっています。

かなりバラエティに富んだ内容ですが、いかにも80年代と言えるポップ展開がテッドにしてはなかなかユニークであると言えるでしょう。

2018年2月 2日 (金)

SALTY DOG EVERY DOG HAS ITS DAY

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90年作、ソルティ・ドッグの「エヴリィ・ドッグ・ハズ・イット・デイ」、入荷しました。

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ガンズ登場以来、シーンで大量生産されたハード・ロック、メタル系のバンドは、有象無象のやからばかりではありませんでした。

確かにグランジ、オルタナの攻勢を予見できていなかったレコード会社は、80年代のヴィジュアルとひきずりながらも、音楽的には70年代ハード・ロック回帰を見せるバンドを好んでいたのかもしれません。

このソルティ・ドッグもそんなバンドの一つで、あのゲフィンが90年におそらくプッシュしていたであろう1枚です。

大仰なジャケット・アートと、メンバーのルックスからは想像しにくいのですが、これは完全にAC/DC、ツェッペリンを愛してやまないバンドであったに違いないと思います。

ヴォーカリストのJimmi Bleacherの声質はボン・スコットにそっくりで、まさにバンド名さながらのしょっぱさが魅力的です。

80年代前半に一時期RATTに在籍していたドラマー、Khurt Maier、後にやはり同系と言えるバンド、Dangerous Toysに参加するベーシスト、Michael Hannon等、苦労人らしいテクニシャンを揃えながら、残念ながら本作1枚のみで消滅したようです。

AC/DC直系のタテノリのロック・ナンバー、ウィリー・ディクスンのカヴァーをツェッペリンよりもベタにLAメタル風に仕上げてしまうセンスは、シンデレラよりもキャッチーだったかもしれません。

ガンズを前にすると個性の薄さが否定できませんが、個人的にはそのB級的香りと、彼等ロック・マニア的なセンスはなかなか捨て難い魅力があった気がします。

2018年2月 1日 (木)

FIGHT A SMALL DEADLY SPACE

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ファイトの95年作、「ア・スモール・デッドリー・スペース」、入荷しました。

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メタル史に残る大名盤、「PAINKILLER」を残しJUDAS PRIESTを脱退したメタル・ゴッド、ロブ・ハルフォードが結成したファイト。

今となっては幻の様なバンドでしたが、改めて聴き直すと当時のメタル・シーンに真摯に向き合ったロブのプロ意識が感じられる時代でもあった気がします。

本作では現STEEL PANTHERのサッチェルことラス・パリッシュが脱退、マイケル・チャウシーなるギタリストが新たに参加しています。

この人は後にダンジグ、マリリン・マンソンのサポート・メンバーとして活躍していますが、本作でもソング・ライティングで貢献、そのせいか前作とはサウンドが大きく変化していると思われます。

PANTERA以降の重量級リフを主軸にしている点は前作から継承されていますが、ロブのヴォーカル・スタイルは完全に変化、中低音で統一され前作では健在だったハイトーン・シャウトは封印されています。

スピードよりもグルーヴ重視といった感が強く、より時代性を意識したのでしょうが、かえって「PAINKILLER」時代に近づいた様にも思えます。

当時の評価が低かったのは、本作のそうしたジューダス回帰的な音により、ロブがジューダスを離脱しなければいけなかった理由が曖昧になったせいもあるのではないでしょうか。

5_000000005082 キラー・チューンこそ乏しいですが、輪郭のはっきりしなかった90年代型メタルの一つの方法論としては立派な答えになっていたという見方はできると思います。

オジーの様にも聴こえるロブの抑え目のヴォーカルがユニークな「Blowout In The Radio Room」、思わずもっとシャウトして!と言いたくなる様な本作中最も高いレンジで歌われる「Never Again」、ジューダスのナンバーでもおかしくない「Gretna Greene」等、聴きどころはには困りません。

尚、日本盤ボーナス・トラックとなる最終曲、「Acid Test」終了後の約2分間の無音状態後、ゴースト・トラックの「Psycho Suicide」が収録されています。

このシークレット・トラックこそが、最も速いスピード・ナンバーとなっています。

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