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2017年11月の30件の記事

2017年11月30日 (木)

ARMORED SAINT MARCH OF THE SAINT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは84年作、アーマード・セイントのメジャー・デビュー作となったアルバム、「マーチ・オブ・ザ・セイント」、入荷しました。

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ジョーイ・べラドナの後任としてアンスラックスに加入したジョン・ブッシュが在籍していた事で有名なバンドですが、デビュー当時はかなり正統派メタル・バンドとして注目もされていました。

当時はRATTやMOTLEY CRUEが大活躍していた時代で、LAメタル旋風が吹き荒れる中、メタルの主流はグラマラス、キャッチーなものへと流れていました。

そんな中鋼鉄の鎧を身に纏い、ブリティッシュの様式美を感じさせるストレートなメタル・サウンドを聴かせる彼等は、確かに異端の存在だったのかもしれません。

骨っぽいマッチョなヴォーカルと、ジューダス・プリースト直系のドラマ性、そしてNWOBHMの影響も強い明解かつシンプルなリフは、今改めて聴くと実にカッコいいナンバーばかり並んだ名盤であった事に強く気づかされます。

2017年11月29日 (水)

UNRULY CHILD WORLDS COLLIDE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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マニアックなメロディアス・ハード・ファンの間では高い支持を受けながら、メロハー暗黒の時代と言える90年代という逆境の中、大きなブレイクを果たせずにいたアンルーリー・チャイルドのオリジナル4作目となった、「ワールズ・コライド」、入荷しました。

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元STONE FURYのギタリスト、ブルース・ゴウディ、彼が在籍する別プロジェクト、WORLD TRADEの同僚、ガイ・アリソン、元KING KOBRAのヴォーカリスト、マーシー・フリー(マーク・フリー)、そして元HURRICANEのドラマー、ジェイ・シェレンを中心に結成されたこのバンド、各メンバーの出自を上回る程の完成度の高いメロディを誇っていました。

しっかりしたサポートの無いままバンドのパーマネントな活動は上手くいっていなかった感もありますが、ケリー・ハンセンを迎える等、プロジェクト・バンドとして地道なアルバム・リリースを続けてきました。

その間、ブルースとガイの二人は矢沢永吉のバック・バンドとして来日する等、日本でも名が知られていましたが、多くのメロハー・ファンはアンルーリー・チャイルドの復活を望んでいたのではないでしょうか。

本作ではデビュー作以来、なんと18年ぶりにマーシー・フリーが復帰、彼の伝説的とも言える美声がバンドに輝きをもたらせています。

帯の叩き文句には「ZEP色を織り込んだ」という表現がされていますが、確かにリフの随所にそういった印象があります。
(「Insane」、「When We Were Young」、「Life Death」等)

ただあくまでスパイス程度のもので、大きくサウンドの質感を変えてしまっていうわけではありません。

かつてはマークの名で歌っていたマーシーの歌メロは極めてキャッチ―、より美しさが増した事によって、このバンドが当初から持っていた美メロの応酬的な個性はそのままだと思われます。

むしろまだまだフォリナー的なアプローチが目立つため、やはりメロディアス・ハードの優等生と
言える立ち位置はますます確固たるものとなった気がします。

STONE FURY+KING KOBRAという方程式が再び動き出す事に胸ときめいてしまう人にとっては、十分期待に応えてくれるアルバムだと思います。

2017年11月28日 (火)

AEROSMITH NIGHT IN THE RUTS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは79年作、エアロスミスの通産6作目となったアルバム、「ナイト・イン・ザ・ラッツ」、入荷しました。

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「ロックス」、「ドロー・ザ・ライン」と、ジャック・ダグラスと共に作り上げた熱くドロドロとした塊の様なハード・ロック・スタイルを、しなやかな運動能力で体現したきた彼等は、ここでドラッグ問題やバンド内不和により、いよいよ絶頂期を終える事になります。

本作制作途中でジョー・ペリーが脱退するという、バンド最大の危機を迎えます。

プロデューサーにはローン・スター、フォリナー等を手掛けたゲイリー・ライオンズに交代、カヴァー曲が3曲という構成、バンドに馴染みの深いリッチー・スパを急遽レコーディングに参加させる等、本作は不安定な状況の中完成されます。

前作の硬質で研ぎ澄まされた緊張感はやはり望めませんが、ラフなサウンドやルーツ回帰といった意味ではデビュー時のエアロ・サウンドを思い起こさせます。

シャングリラス、ヤードバーズのカヴァーもけっして浮いてるわけではなく、全体の泥臭く猥雑なイメージをむしろ盛り上げています。

説明不可能な妖しいパワーは確かに薄れてしまってはいますが、見逃せないナンバーも含まれていて、彼等のキャリアの中でもファンは多い1枚ではないでしょうか。

バンドの青春グラフティといった軽快なポップ・メタル・ナンバー、「No Surprize」、以降のエアロスミスを予見させるホーン・セクションが新鮮な「Chiquita」、スティーヴンが愛娘に捧げた名バラード、「Mia」等、薄味な印象が強い本作を忘れ難いものにしています。

2017年11月27日 (月)

WHITE SPIRIT MIDNIGHT CHASER

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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現アイアン・メイデンのギタリスト、ヤニック・ガーズが在籍していた事で知られるホワイト・スピリットの80年作の唯一のアルバム、「ミッドナイト・チェイサー」、入荷しました。

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当時のNWOBHMシーンが活性化していく中、注目のバンドとして期待されていましたが、結局このバンドの運命はヤニックの動向により大きく変わってしまいました。

プロデュースはギランのベーシスト、ジョン・マッコイで、ヤニックの音楽的ルーツも加わり、パープル・ファミリーとも言えるサウンドが興味深いところです。

時折レインボーをも思わせるフレーズもありますが、独特のスピード感は80年代以降のメタルを思わせる新世代感覚がありました。

ヤニックは本作発表後、バーニー・トーメの後任としてギランへ参加、ホワイト・スピリットはTANKに加入するミック・タッカー、そしてバッド・カンパニーのブライアン・ハウを新たに加え活動していた様ですが、そのまま自然消滅してしまった様です。

パープルの流れを汲む王道ハード・ロック路線と、様式美とスピード感を加えた個性がなかなかユニークな1枚だっただけに、彼等が幻の名バンドと言われたのも頷けます。

ヴォーカルの弱さが、少し気になるところでしょうか。

ただリフの爽快感と、歌メロのカッコ良さは、当時としてはかなり優れていたと思います。

2017年11月26日 (日)

MOTORHEAD MOTORIZER

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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モーターヘッドの通算19作目となったスタジオ・アルバムで、それまでのキャリア中では全米における最高位チャートを記録した1枚、「モータライザー」、入荷しました。

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レミー、フィル・キャンベル、ミッキー・ディーという不動のパワー・トリオ体制になってからの7枚目、2年に1枚という確実なマイペースぶりも安定期に入っていますが、その鋼魂とロックンローラーぶりは少しも衰えを見せていません。

結成から優に30年を越える大ベテランながら、貫録よりも常に爆音、轟音、激走を期待されている事をレミー自ら承知していると言わんばかりの数多いアルバムの一つです。

本作はデイヴ・グロールが所有するカリフォルニアのStudio 606でレコーディングが行われていますが、90年代から長らくロスに移住をしているレミーにとっても新鮮な環境が幸いしたのか、サウンドに原点回帰、そして若返りと影響があった気がします。
(2004年、レミーはデイヴのプロジェクト、PROBOTのアルバムにもゲスト参加しています。)

オープニングはなりふり構わず疾走していくスピード・チューン、「Runaround Man」、アメリカでの生活を吐露した様な歌詞が気になりますが、レミーは力強く「俺を捕まえてみろ」と連呼してくれています。

ロス移住後の第1弾アルバム、「1916」のオープニングとなった「The One To Sing The Blues」では、過去の偉人達の意志を継ぎ、自らブルース・シンガーとしての使命を果たす事を宣言したレミー、本作では「Teach You How To Sing The Blues」と歌っているのも感慨深いものがあります。

もちろんレミーは若い後継者へ先輩面をしているわけではなく、あくまでパンキッシュなスタイルを貫いているのですが、その説得力は轟音リフの力を借りるまでもなく、生ける伝説としてすでに語られていたレミーのライフ・スタイルがあったからこそだと思います。

サウンドにも王道節が随所に目立ち特に新機軸と思えるものは見当たりませんが、ユニークなのはラスト・ナンバー、「The Thousand Names Of God」で、本作のアシスタント・エンジニアであるウェズリー・ミシュナーなる人のスライド・ギター・プレイを採用、まるで70年代のエアロスミスの様にも聴こえます。

ミドル・テンポのナンバーでも、渋めのヘヴィ・ブルーズでも、レミーの声は緩急の使い分け無用の爆走をしています。

熟練や老成といった大人の考え方はレミーには意味のない事だったのでしょうが、ここへ来て「MOTORHEAD化」という思いが込められたアルバム・タイトル、今となっては深読みせずにはいられませんが、聴いて感じろというレミーのメッセージであるのは間違いないと思われます。

尚、インナーでは珍しく美女に囲まれるレミーの姿もあるのですが、これはご愛敬といったところでしょうか。

2017年11月25日 (土)

EDDIE MONEY LIFE FOR THE TAKING

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは78年作、エディ・マネーのセカンド・アルバムとなった、「ライフ・フォー・ザ・テイキング」、入荷しました。

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元警察官というキャリアが話題になった人ですが、そのワイルドな風貌と男っぽい声が独特の立ち位置を確立しました。

デビュー作ではR&B、モータウンの影響が強いソロ・シンガーというイメージが強かったのですが、本作ではガッツ溢れるロック・アルバムとなった感があります。

スマッシュ・ヒットしたシングル、「Maybe I'm A Fool」はホール&オーツ風のミディアム・ポップ・ソングとなっていますが、時代はAOR全盛期であった事もあり、こうしたナンバーが必要とされていたのだと思います。

甘いせつなさが渋い声とのギャップで良い味を出しているのですが、個人的にはこの人のロック・シンガーとしての魅力の方がたまりません。

ロッド・スチュワートほどコテコテではないため、すでに目前にした80年代のキラキラ感も演出されているため、ハード・ポップとも言えるスタイルが下地に見えています。

オープニングとなるアルバム・タイトル曲でのシリアスなアダルトさ、「Rock And Roll The Place」での軽快なフットワーク、ラスト・ナンバーの「Call On Me」でのミステリアスなセクシーさ等、曲調によって表情を変える歌唱も見事です。

同時代のポップ・シンガーとは一味も二味も違う、男の色気が堪能できる好盤です。

2017年11月24日 (金)

M.A.R.S. PROJECT:DRIVER

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86年作、この1枚限りとなったプロジェクトで、当時としてはかなり正統派のパワー・メタルを展開していた幻の名盤とも言えるM.A.R.S.のアルバム、「マカパイン・アルドリッジ・ロック・サーゾ プロジェクト・ドライヴァー」、入荷しました。

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MACALPINE,ALDRIDGE,ROCK,SARZOという正式名称のこのプロジェクトは、シュラプネル・レコーズのマイク・ヴァーニーが発掘した速弾きギタリスト、トニー・マカパイン中心に、オジー・オズボーン、ホワイトスネイクを共に支えてきた強力リズム隊、ルディ・サーゾ、トミー・アルドリッジ、そしていんぺりテリで活躍したパワフルなヴォーカリスト、ロブ・ロックという奇跡的な構成となっています。

イングヴェイとも比較されたマカパインのネオクラシカル・スタイルがベースながらも、よりストロングでメタリックなエッジが特徴で、各ナンバーのメロディ作りもかなり高性能なものとなっています。

やはりベテランのリズム隊がかなりしっかりしているため、若いマカパインが自由に弾かせてもらっているという印象が強く、加えたロブ・ロックの力量も優れているので、ヘア・メタル全盛期の当時、本作は超本格派メタルとして響いていた気がします。

裏ジャケに写る4人の姿は、もろ80'sメタル然とした格好なのですが、今となっては笑えてしまうのは仕方ないとしても、本作が隠れ名盤としてずっと知られているのは驚異的な音があったからこそだと思います。

ジューダス・プリーストの鋼鉄性に、アメリカン・プログレ・ハードのキラキラしたセンス、そして超絶ギターが絡むとでも表現すればいいのでしょうか、かなりオススメの1枚です。

2017年11月23日 (木)

MORNING WOOD MORNING WOOD

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TNT崩壊後、トニー・ハーネルのソロ・プロジェクトとして発表されたモーニング・ウッド名義の唯一のアルバム、「モーニング・ウッド~トニー・ハーネル・プロジェクト」、入荷しました。

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アメリカ人ながら北欧ポップ・メタル、メロディアス・ハードの代表的ヴォーカリストとして名を残した彼が選択したサウンドは、バック・トゥ・ルーツと思えるウエストコースト・サウンドのカヴァーを含むメロディを大事にしたヴォーカル・アルバムとなりました。

ギタリストには、ASIA、アリス・クーパー、サヴァタージ、メガデス等を渡り歩いた名手、アル・ピトレリ。

彼の繊細なアコースティック・ギターをバックに、ナザレス、イーグルス、マーヴィン・ゲイ、スーパートランプ、CSN&Yとアメリカン・ロックを中心としたカヴァー、そして4曲のオリジナル曲が収録されています。

全体的にはAORとして聴けてしまいますが、TNTファンにとっても素直に楽しめるカヴァー選曲のセンスの良さに心打たれるのではと思います。

TNTのあの名曲、「TONIGHT I'M FALLING」の素晴らしいアコースティック・ヴァージョンを聴けるのも嬉しいところでしょう。

このセルフ・カヴァーでは、中盤でハートの「CRAZY ON YOU」へとなだれ込む仕掛けが施されており、必聴の1曲にもなっています。

オリジナルの曲もこれまた見事なメロディとなっていて、アレンジこそソフトですが、TNTよりもTNTらしいものだと思われます。

華やかさの中にも、渋みを増した様なトニーの美声に酔いしれる事のできる上、目覚めの朝、一息入れたい時、元気をもらいたい時に大活躍必至と言える極上の1枚です。

2017年11月22日 (水)

LED ZEPPELIN CELEBRATION DAY

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レッド・ツェッペリンのライヴ盤、「セレブレイション・デイ 祭典の日 (奇跡のライヴ)」、入荷しました。

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2007年、12月10日、一夜限りで再結成が果たされたツェッペリンのライヴは、まさに全世界の話題の的となりました。

ここ二本でもロック・ファンのみならず、沢尻エリカ嬢をも巻き込み、一大センセーションを巻き起こしたのも記憶に新しい事だと思われます。

前年に亡くなったアトランティック・レコードの創設者アーメット・アーティガンのトリビュート・コンサートのヘッド・ライナーとしての登場だったわけですが、その大前提すらどこかへすっ飛んでしまい、伝説のバンドが甦る事の大きさに世界が震撼したわけです。

語り尽くされたこのバンドの伝説、凄さはすでに色褪せる程のバンドの充実感は言葉にする事ができず、オークションで1900万円まで高騰したというチケットを手にしたファンも、当日は人生最良の日となったのではないでしょうか。

貫禄とか熟練、そうした形容句も失礼な程、バリバリの現役感覚と見事なまでの曲の新鮮さはまさに奇跡的で、ファンならおそらく数えきれない程聴いてきたナンバーが新曲の様に響いてきます。

ジェイソン・ボーナム以外最早考えられないラインナップの結束感、そして彼等が残してきた作品の普遍性が、最も適していると思われるサウンドで再現、再構築がされたわけです。

特にロバート・プラントの声の張り、艶っぽさに驚かされましたが、当時のライヴでのパフォーマンスも70年代のライヴかと思わせる程だったのではないでしょうか。

そもそもロックは刹那的な快楽追求、あるいは青すぎる若さによる得体のしれない表現欲求という側面の強いものだと思いますが、そのダイナミズムを保ったままナチュラルに爆発しているのは一体どういうわけなんでしょうか。

ミック・ジャガーがシェイプアップされた体で跳ね回り、キース・リチャーズに刻まれたシワがそのままロック・ミュージシャンの壮絶な人生を現している一方、ツェッペリンは冷凍保存されたまま、そしていつでも解凍可能の状態にあった気がします。

ファンが守り続けてきた彼等の伝説を、当の本人達が気負いの無いまま軽く乗り越えてしまう瞬間でもあったと思われ、完全記録として残された本作の意味はかなり大きかったのではないでしょうか。

2017年11月21日 (火)

STRYPER THE YELLOW AND BLACK ATTACK!

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オリジナルは84年作、ストライパーの「ザ・イエロー・アンド・ブラック・アタック」、入荷しました。

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彼等のデビュー・ミニ・アルバムとして知られ、メジャー・デビュー後の86年に再発された1枚です。

LAメタル全盛期に突如として現れた彼等は、華麗なヴィジュアル、そしてクリスチャン・メタルという新たな呼称が色眼鏡で見られる側面もありましたが、その個性はソング・ライティングとコーラス・ワークの巧さにあったと思います。

メタリックなナンバーとメロディアスなナンバーの対比により、バンド・サウンドを際立てているのも見逃せません。

その完成度は、確実に大ブレイクを予感させるものとなっていました。

クイーンやボストンを思わせながら、どこまでも透き通ったハイトーン・ヴォイスが絡む様は、確かに神々しいまでの輝きに満ちていると思います。

2017年11月20日 (月)

SCORPIONS FACE THE HEAT

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前作「クレイジー・ワールド」から3年ぶりとなったスコーピオンズのアルバム、「フェイス・ザ・ヒート」、入荷しました。

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前作からのシングルで時代を象徴した大バラード、「ウインド・オブ・チェンジ」が世界的大ヒットを記録し、メタルの枠を超えてモンスター・バンドとして認知された事を受け制作されたとは思えない程のアグレッシヴでメタリックなサウンドに狂喜した人も多いと思います。

オリジナル・メンバーとも言える初期からのベーシスト、フランシス・ブッツホルフの脱退という、バンドにとって久々のメンバー・チェンジがあったものの、キャッチーなリフは更に研ぎ澄まされ、バラード・バンドにはけっしてならない意欲が感じられる疾走感が見事です。

ブルース・フェアバーンをプロデューサーに迎え、80年代ハード・ロックの甘みと70年代のドラマチックなサウンドを知り尽くしたバンドだからこそ出せる音となっています。

2017年11月19日 (日)

SEIKIMA-Ⅱ FROM HELL WITH LOVE

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聖飢魔IIの大教典第三弾となった86年作のアルバム、「地獄より愛をこめて」、入荷しました。

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ジェイル大橋在籍時の最後の1枚にもなってしまった大傑作です。

イロモノとしての側面ばかりが取り沙汰されながら、メタル・バンドとして極めて高い音楽性、テクニックがようやく本作により露わになったのでした。

小経典となった「アダムの林檎」、「EL・DO・RA・DO」を含んでいますが、その他の収録曲の完成度も実に優れている事に今更ながらに驚かされます。

基本は正統派メタルとしての様式美を大事にしながら、N.W.O.B.H.M.以降のキャッチーなリフを軸にしているのですが、これ程メロディをしっかりと聴かせてくれるヴォーカリストを擁したバンドはそうそう存在していなかったと思います。

当時はまだまだLOUDNESSやEARTHSHAKERと同じ土俵で語られる事少なかったと思われますが、トータルでは聖飢魔IIの歌メロ、構成力はすでに両バンドを凌駕する部分もあったのではないでしょうか。

確かにメタルの最も極端な部分での表現が前面に出ていたため、ギャグとして受けとめられても仕方のないところもあったのでしょうが、聴かずにおくにはあまりにももったいないメタル・アルバムであったのも事実だと思います。

「移民の歌」へのハッキリとしたオマージュを持ち出しながら、全く別物のメロディアス・ハード、パワー・メタルとして完成させてしまっている「アダムの林檎」等を改めて聴くと、この時期の聖飢魔IIの凄さを感じずにはいられません。

2017年11月18日 (土)

HAILSTORM HAILSTORM

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2009年、大型新人としてデビューしたへイルストームのメジャー第1弾となったアルバム、「へイルストーム」、入荷しました。

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紅一点のヴォーカリスト、リジー・へイル率いる4人組、ドラマーのエアジェイ・へイルはリジーの実弟となり、その音楽性は久々に現れたとでも言うべき80年代マインドをベースにした王道アメリカン・ハードとなっています。

パワフルかつセクシーな歌声がグイグイ引っ張る中、聴かせるメロディ作りが徹底されているため、曲によってはアヴリル・ラヴィーンのメタル版とでも比喩できそうですが、実力、キャリア共に実は侮れないものがあるバンドです。

へイル姉弟がバンドを結成したのはなんと二人が13歳、10歳であった97年、自主制作でEPをリリースしながらライヴ・バンドとしても実力を磨き、2005年にATLANTICとの契約を結んでいます。

アルバム・デビュー前から数多くのサポート・アクトをこなしていた事で評判を上げていましたが、その錚々たるバンドが彼女達を起用した事からも実力ぶりがわかろうというものです。

2010年にはLOUD PARK参戦により来日も果たし、リジーのBABYMETAL崇拝ぶりもSNSで明らかになり、ここ日本でも注目される事となりました。

またEPでは数々のカヴァーも披露、ガンズを始めホワイトスネイク、スキッド・ロウ、AC/DC、ジューダス、メタリカといった王道バンドから、ダフト・パンク、レディーガガまでという幅の広さも個性となっています。

リジーのイケイケセクシー姉ちゃんぶりが曲にもしっかりと反映されているのですが、曲調によって使い分けられる多彩な声質により一本調子にならないのが大きな魅力となっています。

ポップなバラードに逃げない潔さも好感が持て、ブルースを通過していない明らかな80'sメタルの洗礼をしっかりと吸収したソング・ライティングもオジサン達を虜にする所以でしょう。

メタルというよりもハード・ロック・バンドという表現がしっくり来るのかもしれませんが、おそらく本人達はその辺のこだわりは全く無いと思われ、新世代らしい好きなもの全部やってみました的な勢いがとにかく気持ちいいアルバムです。

尚、シングル・カットもされた「BET U WISH U HAD ME BACK」では、ゲスト・ギタリストとしてBON JOVIのフィル・Xがクレジットされています。

2017年11月17日 (金)

SLADE WE'LL BRING THE HOUSE DOWN

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スレイドの72年作、「ブリング・ザ・ハウス・ダウン」、入荷しました。

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スウィートと共にバブルガム・ロック、グラム・ロックとして形容され続けてきたスレイドが、80年代初頭のNWOBHMブームの中で、人気が再燃、以降の多くのバンドからリスペクトを公言される事となる時代にリリースした、81年作のアルバムです。

後にアメリカでクワイエット・ライオットが83年に「Cum on Feel the Noize」を大ヒットさせた事で、スレイドの名声が一気に高まったわけですが、なるほど本作を聴くとLAメタル勢がお手本にしそうなメロディ、サウンドが満載となっています。

特にクワイエット・ライオットのケヴィン・ダブロウの声質が、ノディ・ホルダーのヴォーカルに似ていた事も大きかったと思います。

明快なキャッチーさ、ノイジーなギター・サウンド、更にどこかすっとぼけたセンスが相俟って、ハード・ロックの楽しさを教えてくれる1枚となっています。

2017年11月16日 (木)

KODOMO BAND BEFORE ZERO

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KODOMO BAND(子供ばんど)の87年作のアルバム、「ビフォー・ゼロ」、入荷しました。

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彼等が良い意味でBON JOVI化する寸前で、昔ながらの子供ばんどの魅力を残しながら、メロディアスな作風にシフトしていったサウンドの過渡期的な作品です。

和製AC/DCの影を彼等に見続けていファンにとっては、以降のアメリカナイズされたハード・ロック路線に突入する前の最後のアルバムと言えるかもしれません。

「BEAT CITY」、「JUST THE TIME」といったナンバーでは、子供ばんどの最も元気でやんちゃな姿が垣間見れます。

ハード・ポップ型のメロディ・センスもここへ来てかなり洗練されていて、「GO FOR IT」ではLAメタル、ポップ・メタルにも通じる80年代型HR/HMの徹底ぶりが心地良いものとなっています。

本作で目立つのはバラード・ナンバーの割合が多い事で、彼等がアダルトになったと思える一面もあるのですが、「GIRL GOODBYE」や「NIGHT AWAY」のせつないメロディは、ハード・ロックが好きな人なら間違いなく胸がときめくものではないでしょうか。

日本語による日本人のための日本人による80'sハード・ロック・アルバムとしてはかなり完成度が高い1枚だと思います。

2017年11月15日 (水)

TANK FILTH HOUNDS OF HADES

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オリジナルは82年作、タンクの「フィルス・ハウンド・オブ・ハデス 旧邦題 『激烈リフ軍団』」、入荷しました。

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当時モーターヘッドのギタリストだったエディ・ファスト・クラークのプロデュースが話題となったタンクのデビュー・アルバムです。

NWOBHMがパンク・シーンとも密接な関係を持っていた事を証明する様に、英国パンクの名バンド、ザ・ダムドで活動経験もあるベーシスト、アルジー・ワードが結成した3人組で、モーターヘッドの弟分として人気を呼びました。

その邦題のセンスが見事なのですが、まさに疾走するリフとパンキッシュなヴォーカルは今聴いても痛快そのものです。

モーターヘッドよりもキャッチーなメロディが特徴的で、いかにもエディが好みそうなロック・ソングとしての荒々しさが目立ちます。

兄貴分同様かなり息の長いバンドで、現在も現役で活動中で、なんとアルジー・ワード脱退後に二つに分裂した様で、同名のTANKが二組存在している様です。

しかもその本家と言える現TANKには元レインボー、そしてインギーの元で活躍していた、あのドゥギー・ホワイトが参加しているというのも驚きです。

何はともあれ、本作の爆裂砲弾型メタルを堪能して下さい。
撃沈される事、請け合いです。

2017年11月14日 (火)

SAXON SOLID BALL OF ROCK

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古き良きNWOBHMの最期の砦とも言えるベテラン・バンド、サクソンの90年作のアルバム、「ソリッド・ボール・オブ・ロック」、入荷しました。

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前2作では80年代メタルを意識し、アメリカン・マーケットへ向けてデフ・レパード化した事により古くからのファンを失いかけますが、通産10作目となる本作で見事あのサクソン節が復活しています。

哀愁感溢れる疾走チューン、そしてミドル・テンポでのタイトなハード・ロックはこのバンドのお家芸でもあったと思います。

アルバム毎に微妙なサウンドの変化を見せているバンドですが、やはりあの大名盤「デニム・アンド・レザー」での充実ぶりを愛している方なら一発で気に入る1枚です。

微妙な味加減でアメリカナイズされたサウンド・プロダクションも残してはいるのですが、そこがまた魅力ともなっています。かなりオススメの1枚です。

2017年11月13日 (月)

GRAHAM BONNET NO BAD HABITS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは78年作、グラハム・ボネットのソロ第2弾となったアルバム、「ノー・バッド・ハビッツ 旧邦題 『孤独の叫び』」、入荷しました。

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RAINBOW参加のきっかけともなったとされていますが、内容はHR/HM色は薄く、前作に引き続きカヴァー曲を交えたポップ・シンガーとしての魅力を前面に押し出したサウンドとなっています。
(オーストラリア盤では収録されていたビージーズのカヴァー、「Warm Ride」は本盤には含まれていません)

オーストラリアでは前作がヒットした様で、プロデュース、エンジニアはSTATUS QUOとの仕事で有名な、ピップ・ウィリアムス、ジョン・エデンが続投、そしてグラハムにとっては重要なゲストとなったミック・アンダーウッドがドラムスとして参加しています。

QUATERMASSのメンバーとして有名なこの人、実はリッチー・ブラックモアとはスタジオ・ミュージシャン時代から同僚であり、イアン・ギランとはEPISODE SIXで同僚だった人です。

DEEP PURPLEにイアン・ギランが参加したのは、このアンダーウッドの仲介だったというのは有名な話で、レインボーにグラハムを紹介したのもおそらくこの人の貢献があったからではないでしょうか。

確かに良く伸びるパワフルなヴォーカルは、どんなメロディを歌っても存在感抜群、すでに驚異のヴォーカリストとしてアンダーウッドの目には映っていたのかもしれません。

クレジット明記が無いため、各曲の詳細は不明ですが、印象的な曲が多いのは間違いありません。

「I'll Be Your Baby Tonight」は、ナッシュヴィル時代のボブ・ディランのナンバーで、ここではディスコ調のアレンジが隠し味となったユニークなヴァージョンとなっています。

「Won't You Join Me」は、ボンド・ガールとして知られる女優、ダリア・ラヴィが70年に発表したポップ・ナンバーで、元々は南アフリカのアーティスト、Emil Dean Zoghbyの曲のようです。

「Givin' Up My Worryin'」は、ステイタス・クォーのカヴァーで、ラスト・ナンバーの「Cold Lady」と共に本作中ハード・ロック色と担当するものとなっています。

「Stand Still Stella」は、SWEETやSLADEと同時代に活躍したバンド、MUDのヴォーカリスト、レス・グレイがシングルB面として発表した曲で、いかにも70年代バブルガム・ポップ調のロック・ナンバーです。

シングルとなった「Can't Complain」は、おそらく本作のためのオリジナル曲で、どこかデビュー時の佐野元春っぽくも聴こえるナンバーです。

その他にもバラード・シンガーとして絶妙な魅力が光る、「Is There A Way To Sing The Blues」、「High School Angel」等も聴き逃せません。

尚、ここ日本ではグラハムがレインボー脱退後の81年に初めてアナログ盤としてリリースされており、同時期に発表された「LINE-UP 孤独のナイト・ゲームス」のアウトテイク曲、「Bad Days Are Gone 孤独の叫び」が追加収録され、邦題のアルバム・タイトルとしてもそのまま冠せられた経緯があります。

2017年11月12日 (日)

MICHAEL SCHENKER MS2000 DREAMS AND EXPRESSIONS

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前年リリースの「Adventures Of The Imagination」に続き、全編エレクトリック・ギター・インストとなったアルバム、「MS2000 ドリームス・アンド・エクスプレションズ」、入荷しました。

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復活したUFO参加での「Convent」を挟み、精力的な活動が目立った時期のマイケルですが、テクニック、メロディ、共に衰える事がありませんでした。

前作での実験性に満ちた内容に対し、本作ではコンパクトなインスト・ナンバーが繰り出される、まさにマイケルの神業とメロディ・メイカーぶりが堪能できる構成となっており、特にギター・ファンには感涙ものだと思います。

バリー・スパークス、シェーン・ガラスのリズム隊は96年以来MSGを支えてきた人達で、トリオによるバンド・サウンドも聴きものとなっています。

アルバム全体がアルファベット一文字のタイトルが冠せられ、マイケルの録りためてきたリフのアイデア集をドラマチックに再現した、と言えるカラフルさは圧巻です。

流麗かつダイナミズムに溢れるプレイは、聴き手に大きな渦となって襲い掛かる様に迫ってきます。

この人のファンであり続けて良かった、と思える極上の1枚です。

2017年11月11日 (土)

CHEAP AND NASTY COOL TALK INJECTION

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元ハノイ・ロックスのナスティ・スーサイドが率いたバンド、チープ・アンド・ナスティのセカンドにして最終作となったアルバム、「クール・トーク・インジェクション」、入荷しました。

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日本のみでのリリースという事もあり、HANOI ROCKSの根強い人気がうかがい知れる枚でもあります。

サム・ヤッファと共にFALLEN ANGELSに参加、アンディ・マッコイと共にチェリー・ボムズ、スーサイド・ツインズ、更にはマイケル・モンローと合流しDemolition 23等、ハノイ・ファミリーの一大プロジェクトとも言える変遷を遂げてきたわけですが、唯一のリーダー・バンドと言えるこのチープ・アンド・ナスティは最もハノイ色の強いものだったかもしれません。

伝説的英国パンク・バンド、UKサブスのベーシスト、アルヴィン・ギブス等を含む4人組、スリージーで哀愁感のあるメロディを持ち味とし、ナスティの力みの無いワルっぽいヴォーカルがいかにもバッド・ボーイズといった妖しさを個性としています。

基本的にはハード・ロッカー、ラフでワイルドなプレイを得意とするギタリストだとは思いますが、ハノイ譲りと言えるのでしょうか、甘いポップ・センスも隠そうとしないところは好感が持てます。

アンディやマイケルが70年代のハード・ロックやパンクをベースにしているのに比べ、このバンドはパンク以降のNEW WAVEからの影響もあったのではと思えるユニークなナンバーが存在するのも注目すべきところです。

このバンドは僅か4年程で解散、ナスティは2010年にはマイケル・モンローのツアーに参加というニュースがあったものの、現在はシーンから退いているとの話もあるだけに、このバンドの再評価、静かな復活も期待したいのですが。

 

2017年11月10日 (金)

MARK FREE LONG WAY FROM LOVE

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UNRULY CHILDで美声を未だ保持し続けるマーシー・フリー、彼女がまだマーク・フリーであった時代にリリースした初ソロ作、「ロング・ウェイ・フロム・ラヴ」、入荷しました。

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トランスジェンダーである話題が上がりがちな人ですが、メロディアス・ハード・ファンの間ではそのキャリアは華麗としか言いようがない作品を残してきたヴォーカリストとして有名だと思われます。

80年代にはKING KOBRAで2枚のアルバムに参加し、脱退後は元ALCATRAZZのヤン・ウヴェナ等とSIGNALを結成、たった1枚のアルバムを残し解散すると、元STONE FULYのブルース・ゴウディのバンド、UNRULY CHILDに参加しています。

そのどれもがハード・ポップ、AOR、メロディアス・ハードの全てのジャンルで語られていい美メロ集となっており、不運な事に大きな成功をしているわけではありませんが、メロディ重視派のファンにとっては必聴とされるアルバムばかりの筈です。

歌が上手いのはもちろんなのですが、その声質はミッドレンジでのクリア・ヴォイス、どんなタイプのナンバーでも器用に歌いこなす職人型ヴォーカリストと言えると思います。

中性的魅力を持つ一方、時々かすれるハスキーな歌唱もセクシーで、個人的にはルー・グラムとスティーヴ・ペリーのちょうど間くらいに位置する人ではないかと考えます。

その分脱個性とも言えるのかもしれませんが、こうした中道を行くヴォーカリストがHR/HM界には意外に少なくなっているのも事実だと思います。

本作はUNRULY CHILD参加後、一時離脱していた時期にリリースされたもので、彼のプライベートな問題を一切感じさせない完成度を誇るメロディック・ロックの傑作となっています。

キャリア中最も80年代色が強いサウンドと思われ、KING KOBRA時代にこうしたキャッチ―さを前面に押し出していたなら、この人の名声ももう少し上がっていたのではとついつい考えてしまいます。

メタリックなエッジを控えめにした、いわばフォリナー的アプローチとなっていますが、バックのサウンドをヴォーカルを引き立たせる事に徹した結果とは思いますが、マイルドながらメロディアス・ハードとしての機能をしっかりと残しています。

そのフォリナーの現ヴォーカリスト、ケリー・ハンセンも同じくUNRULY CHILDに一時的に在籍しており、二人は良く似たタイプの声の持ち主ながら、マーク(マーシー)・フリーの方がより高音の伸びが優れているために高揚感のあるメロディがより際立っていると思われます。

美声と美メロの融合がいかに威力のあるものになるか、嫌と言う程思い知らされる1枚です。

 

2017年11月 9日 (木)

TED NUGENT SCREAM DREAM

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オリジナルは80年作、テッド・ニュージェントの通産6作目となったアルバム、「スクリーム・ドリーム」、入荷しました。

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70年代後半はキッスやエアロスミス、そしてヴァン・ヘイレン等に完全に喰われていた感もありますが、この人の肉食丸出しの野性味は誰にも出せなかったと思います。

本当はかなりイケメンではあると思うのですが、ジャケットの弾けっぷりは変態度を極めています。

サウンドの方は、かなり整合感のあるサウンド・プロダクションの中、ワイルドかつパワフル、そしてキャッチーなハード・ロック満載という、たまらない魅力がプンプンしています。

メタル不在のこの時代、一人気を吐いていた事実に、今となっては敬意すら感じてしまいます。実に爽快な1枚です。

2017年11月 8日 (水)

LAZY ROCK DIAMOND

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オリジナルは79年作、レイジーの通算4作目となったスタジオ・アルバム、「ロック・ダイアモンド」、入荷しました。

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タイトル通りロック色をかなり強めた作風となりました。

アイドル路線一直線でありながら、ライヴではストーンズ、ステッペンウルフ、UFO等のカヴァーを披露、その先天性のロッカーぶりをすでに発揮していた彼等が、いよいよ本気を出したとも言える1枚だったかもしれません。

メンバー5人全員がそれぞれ作曲、そしてリード・ヴォーカルも担当した唯一のアルバムともなり、ロック・バンドとしての自覚、意欲も感じられるものとなっています。

特に故、樋口宗孝(デイビー)が甘いハスキー・ヴォイスを聴かせてくれるロッカ・バラード、「君はロンリー・エンジェル」は、今となっては涙無しでは聴けないものとなっています。

他にも実に興味深いナンバーが多く、樋口、高崎両氏のLOUDNESS組の活躍が目立ちます。

「WE ARE STAR」はひぐっつあん作のバラード曲で、すでに洋楽指向のメロディ・センスが開花している事が良くわかる名曲となっています。

「HOTEL」、「海を見つめて」は高崎晃(スージー)作曲となる曲で、前者はレイジーのヘヴィ・メタル宣言はこの曲が最初ではなかったのかと思われる程のリフが炸裂する疾走チューン、後者は自身がヴォーカルも担当したキャリア中でも珍しいと言えるレゲエ・タッチのスロー・ナンバーとなっています。

他にもサンタナばりのプレイが聴ける「Good-by My Baby」、日本初のパワー・バラードと言えそうなメロディアスな「プレリュード」等、かなり充実した内容がたまりません。

彼等は次作で外部作曲者を全編導入、ポップ路線を強いられるようして作風を変えてしまいますが、次々作の「宇宙船地球号」ではその鬱憤を晴らすかのように見事メタル覚醒をするわけですが、本作はまさにその布石となったアルバムだと思います。

2017年11月 7日 (火)

DEMOLITION 23. DEMOLITION 23.

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94年作、デモリション23.の唯一のアルバム、「デモリション23. 」、入荷しました。

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80年代のハノイ・ロックス解散後、その動向が特に注目されていたマイケル・モンローが、ソロ活動を経てスティーヴ・スティーヴンスがエルサレム・スリムを結成したのは日本でも話題になりましたが、結局はレコーディングのみで消滅してしまいます。

あの憎きヴィンス・ニールの元へスティーヴンスが走ったという衝撃的な事実が、多くのハノイ・ファンを憤激させたのは言うまでもありません。

マイケルはその後すぐに新バンドを結成し、短命に終わったこのデモリション23.名義でのアルバムをリリースします。

現在でも活動を共にするハノイの盟友であり、強い絆で結ばれたサム・ヤッファ、更にジェイ・ヘニング、ジミー・クラークというあまり馴染みの無いメンバーが含まれた4人組です。

元々はマイケルの敬愛するギタリスト、リトル・スティーヴンとのプロジェクトを考えていた様ですが、結局は本作のプロデューサーとしてスティーヴンが活躍しています。

ジョニー・サンダース、デッド・ボーイズ、UKサブスのカヴァーと、これまでのマイケル作品としてのセンスは変わらず、他のオリジナル曲もかなりパンキッシュな香りが強いものとなっています。

おそらくエルサレム・スリムでのゴタゴタに嫌気がさしていたのでしょうか、これまでになくストレートなパンク色が目立つ気がします。

その中でも特に注目したいのがまず、「You Crucified Me」でしょう。

HANOI ROCKSの持っていた甘酸っぱさが散りばめられ、「君は僕を十字架にかけた」と歌われる哀愁パワー・ポップ・ナンバーとなっています。

ラスト曲の「Deadtime Stories」は、「Don't You Ever Leave Me」を彷彿させるセツナ系バラードで、アコースティック調に展開される前半が特に新鮮に響きます。

尚、本作ではマイケルの元奥方であり、すでに故人となってしまったジュディ・ワイルダーがソングライターとして、オリジナル全曲でマイケルと共作をしています。

2017年11月 6日 (月)

GIRLSCHOOL HIT AND RUN REVISITED

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オリジナルは81年作、ガールスクールのセカンド・アルバムとなった「ヒット&ラン」から30年、リ・レコーディングによる完全再現盤、「ヒット・アンド・ラン・リヴィジテッド」、入荷しました。

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当時はMOTORHEADの妹分としてもその実力を発揮し続けた彼女達、デニム&レザーの汗臭い男の巣窟であったメタル界において、確かに妖しい毒花として魅力を放っていました。

そのサウンドはパンキッシュなラフさと、オンエア向きのキャッチ―さも備え、まさにライトなモーターヘッドといった形容がピッタリのカッコ良さがありました。

本作ではそのカッコ良さがかなりメタリックに再生され、一気にストロングなアルバムとして甦っています。

オリジナルでは故ケリー・ジョンソンとリード・ヴォーカルを分け合っていたベーシスト、エニッド・ウィリアムスが復帰しているため、彼女の安定したヴォーカルにより洗練された感も強まっています。

線の細かったケリーのヴォーカルも彼女達の個性にもなっていましたが、大人の女性の貫録が目立つキムとエニッドのダブル・ヴォーカルは、まさにそれぞれワイルド、セクシーという役割分担を明確にしているのが、現在のガールスクールの魅力なのかもしれません。

加えて金髪のギタリスト、ジャッキー・チェンバースの華やかさも加わり、ビジュアル的にもセクシーさを増しているのがバンドの勢いに拍車を掛けている気もします。

「C'mon Let's Go」やアルバム・タイトル曲の普遍的なインパクトはそのまま、メタルとしての鎧を再構築する事に成功し、「Back To Start」や「Back To Start」等のメロディアスなナンバーはオリジナル・アルバムでは多少の浮いた印象がここでは全く皆無、まるで別曲の様な輝きに満ちています。

N.W.W.B.H.M.全盛期ではパンク・バンドの生き残り、もっとひどい見方としてはお嬢ちゃんメタルという揶揄もあったとは思います。

本作の前ではそういった雑音は無用、80年代ブリティッシュ・メタル・バンドの現役感の逞しさ、女性の強さとしなやかさを思い知らされるばかりと言えるのではないでしょうか。

 

2017年11月 5日 (日)

LOU GRAMM READY OR NOT

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ヴォイス・オブ・フォリナー、ルー・グラムの初ソロ作となったアルバム、「レディ・オア・ノット」、入荷しました。

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スマッシュ・ヒットとなったシングル、「MIDNIGHT BLUE」と共に、メロディアス・ロックの忘れられない名盤の一つとなりました。

自身の父、兄弟、そして後にフォリナーにも参加する盟友、ブルース・ターゴン等と共に、間違いの無いサウンドを作り上げています。

フォリナーに勝るとも劣らないキャッチーなメロディを主軸に、よりハード・ロッカーとしてのセンスを前面に出したものとなっています。

優れたメロディを優れた越えで表現すると、それはもう無敵のものであるという良いお手本であると同時に、フォリナーがバラード・バンドとしてアダルト化していく事への不満がある程度ここで爆発しているのが良くわかります。

元々この人の声質は翳りのあるもので、抑揚たっぷりの表現方法ながらけっしてハイテンションにならないクールさが魅力であると思いますが、メロディの作り方もそれに伴うストイックな面があるのではないでしょうか。

ミック・ジョーンズのセンスとほぼ変わらないメロディ・メイカーぶりに改めて驚かされましたが、本家フォリナーよりも抑え気味の静かな高揚感が本作をカッコ良いものにしていると思います。

2017年11月 4日 (土)

GUNS N' ROSES LIVE ERA '87-'93

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ガンズ初のライヴ盤となった、「ライヴ・エラ '87~'93」、入荷しました。

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ガンズの唯一のオフィシャル・ライヴ・アルバムとして知られ、純粋なハード・ロック・バンドとしての彼等を知るにはもちろん、ベスト盤的な意味合いも持っていた2枚組です。

デビューから6年間に渡る世界各地でのライヴを編集していますが、セットリスト、録音状況、バンドのコンディションも全てベストと言える内容であると思われます。

92年、ヒューストンで収録された「It's Alright」は、ここでしか聴けないブラック・サバスのカヴァーとなっています。

BLACK SABBATHが76年に発表した「Technical Ecstasy」の収録曲で、ドラムのビル・ワードがヴォーカルを担当したサバスにとっては異色のポップ・バラートとなるこの曲を、当時のガンズが取り上げていたのは納得がいくところなのかもしれません。

「Knockin' On Heaven's Door」は、92年にウェンブリー・スタジアムで行われたフレディ・マーキュリー・トリビュート・コンサートで収録されたものとなっています。

また「You're Crazy」と「Used to Love Her」は、88年の武道館ライヴ、「November Rain」、「Pretty Tied Up」、「Move to the City」、「You Could Be Mine」、「Don't Cry」、「Estranged」は、92年の東京ドームでの収録となり、日本人にとってはありがたい内容のものとなっています。

2017年11月 3日 (金)

DEEP PURPLE THE BOOK OF TALIESYN

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オリジナルは69年作、ディープ・パープルのセカンド・アルバムとなった、「詩人タリエシンの世界」、入荷しました。

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当時のパープルは初代ヴォーカリスト、ロッド・エヴァンスを擁したサイケデリック・ポップ・バンドとして認知されていたわけで、本作も注目すべき点がいくつもありながら、黄金の第二期と比べると、どうしても見劣りがしてしまうのは仕方のないところだと思います。

それでもビートルズのカヴァー、「恋を抱きしめよう」のユニークかつ斬新な解釈や、各メンバーのテクニックに裏打ちされた幅広い音楽性は聴き所満載となっています。

特にリッチーの強引過ぎるとも言えるギター・プレイや、ジョン・ロードのクラシックのセンスは他のバンドには無い魅力があります。

サイケからアート・ロック、そしてハード・ロックへと時代が流れていく中、パープルの正当な進化を見せられている気にもなるサウンドは、確かに興味深いものがあります。

本作がツェッペリン登場前にリリースされた事を考えると、やはり当時は衝撃的な1枚であったはずだと思います。

2017年11月 2日 (木)

FAIR WARNING AURA

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フェア・ウォーニングの再結成第2弾、前作からは3年ぶりとなった2009年の通算6作目のアルバム、「オーラ」、入荷しました。

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90年代に「メロディアス・ハード」という言葉を日本に浸透させた真打ちとも言えるバンドだけに、彼等に過剰な期待を寄せる人も少なくないと思われます。

紛うことなき流麗なメロディ、染み入る美声と世界に数本しか存在しないというスカイギターの高揚感は、このバンドならではと言えるでしょう。

アルバムの大半を占めるバラードに辟易、という声も多い様ですが、果たして本当にそうなのでしょうか。

90年代の彼等の登場は、確かにインパクトがありました。

日本人が特別な思いをずっと寄せていたドイツから突然変異の様に現れ、燃え上がる様な美しさをメタルのエッジで閉じ込めたサウンドは、グランジ、オルタナを素直に受け入れられないファン層を虜にしたのです。

あれから更にシーンは激変、メロディの解体とグルーヴの強化、ミクスチャーという言葉自体も無意味なる程のグローバル化がされたメタルは、再び美メロ・ファンを置き去りにしていったわけです。

そんな中でフェア・ウォーニングは変わる事をせず、尽きないメロディ・センスをストレートに表現してくれています。

完全なるバラードとして成立しているナンバーも当然ありますが、本作の多くは美しいメロディを理想のバンド・サウンドで聴かせる事に徹しているに過ぎず、それこそが彼等の最大の個性であった筈なのです。

その結果スローに聴こえたり、メロウに聴こえる事もあるでしょう。

ただフェア・ウォーニングの基本は、やはり美しいハード・ロック、という一言で集約されているのだと思います。

そうした耳馴染みの良いメロディアスなバンドが、大昔から批判、否定されてきたのはちゃんとした理由があったからこそですが、フェア・ウォーニングにそれを持ち込むのはいかがなものでしょうか。

メタルは激情や狂気といったキーワードで特化されたジャンルという側面を持ってはいますが、それでも実に幅の広い音楽だと思います。

フェア・ウォーニングの様なメロディ至上主義のバンドがこれからも頑張っていけるためにも、日本人は変わらぬ愛を注いで行かなければ、と思えてします好盤です。

2017年11月 1日 (水)

STRYPER NO MORE HELL TO PAY

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ジャケット・アートからも伺える通り、誰もが期待するストライパーが帰ってきた2013年作のアルバム、「ノー・モア・ヘル・トゥ・ペイ」、入荷しました。

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イタリアの名門メロディアス・ハード・レーベル、フロンティアーズからオリジナル・アルバムとしては第1弾リリースとなり、オープニングから重厚なメロディを展開してくれています。

もっと早く移籍をしていれば、きっと本作の様な高性能アルバムをリリースしていてくれたのではと思えてしまう程、水を得た魚の様に自らの資質を存分に発揮してくれています。

デビューから20年という事もあり、かつてのキラキラしたハード・ポップ的な要素は無くなりましたが、年齢相応のアダルトな趣を武器にしながら、メタリックなエッジは増々強化されている感があります。

「JESUS IS JUST ALRIGHT」での初っ端からのコーラスを聴いて、あるいは「Te Amo (スペイン語でI Love Youの意味)」のスピードと美メロの炸裂に、これこそストライパー節と狂喜した80年代からのファンも多いのではないでしょうか。

クリスチャン・メタルというジャンル・ミュージックの枠を守りながら、これ程HR/HMに拘ってきたバンドもいないと思いますが、彼等の魅力は単純のその楽曲の良さであった事を思い出させてくれます。

「THE ONE」での渋めの哀愁バラードでの泣き節も、「SYMPATHY」でのキャッチーなリフの疾走感も、「MARCHING INTO BATTLE」でのヘヴィなグルーヴも、全てが黄金時代の面影を残しながら、全てが底上げされている様に思えるのは、バンドの成熟度と更に上を目指そうとする意欲があるからだという気がします。

シングル・ヒット用のフックのあるメロディよりも、ジワジワくる飽きのこない構成に徹しているのも大きいと思われます。

ここ数年見られたストライパー作品としては間違いなく最高傑作で、駄曲が一切無し、メロディアス・ハードというよりはメロディアス・ヘヴィと言えそうなメタル・マインドが見事です。

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