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2017年10月の31件の記事

2017年10月31日 (火)

MOTHER'S ARMY FIRE ON THE MOON

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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HR/HM界のビッグ・プロジェクト・バンドの一つと言える、マザーズ・アーミーのまさかの98年作のサード・アルバム、「ファイアー・オン・ザ・ムーン」、入荷しました。

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NIGHT RANGERの89年の解散後、ジェフ・ワトソンがソロ・アルバム制作でカーマイン・アピス、ボブ・デイズリーという強力なリズム隊と仕事をしたのがきっかけで結成され、当初はLONE RANGERというバンド名で活動していた様です。

そこへ迎えられたのが、我らがジョー・リン・ターナーというスーパー・ヴォーカリストで、93年作のデビュー作では多くのメタル・ファンが注目する事になります。

名手、有名人揃いのこのバンドは、手堅いピュア・ロックとしての側面が強く、メンバーがから想像されるメロディアスなサウンドとは極めて遠い所にいたと思います。

元々レコーディング・バンドとして活動していたのでしょうが、それぞれが別プロジェクトとして動いていた事もあり、本来の資質であるハード・ロッカーとしての血がお互い騒いだ結果なのだと思います。

前作から1年という短いインターバルで発表された本作では、カーマイン・アピスが脱退し、(どうも解雇に近い様です)エインズレー・ダンバーという、これまた名手を迎えています。

JOURNEYやWHITESNAKE、そして本作以降UFOにも参加していたこの人のパワフルなドラミングを軸に、やはりここでも貫禄十分の堅実なハード・ロックを聴かせてくれます。

これまでワトソン、デイズリーというコンビで作曲をしてきたのに対し、本作ではジョーが全ての曲に関わっている事で、歌メロがかなりクッキリとしたものとなり、メロディの充実ぶりが目立ちます。

「THE CODE」では後期RAINBOWばりのメロディアス・ハード調となり、ジョー・ファンにとってはまた新たな名曲の誕生に興奮する事必至と思われます。

アルバム中唯一のバラードと言える、「THE LONELY」でのブルージーな味わい深さも見逃せません。

恐らく本作がこのプロジェクトの最終作となったままだと思われますが、前作2枚がベテランの職人技で押し切っていたイメージが強いだけに、メロディの良さを追求した本作が最高傑作ではないでしょうか。

2017年10月30日 (月)

SAVATAGE GUTTER BALLET

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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サヴァタージの通算5作目となった89年作のアルバム、「ガター・バレエ」、入荷しました。

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パワー・メタル・バンドとしてのイメージが強かった彼等が高い音楽性によって新たな魅力を生む事に成功した傑作です。

80年代メタル作品としては異色とも言える作風ながら、普遍性のあるメロディアス・メタルとして今も十分魅力的です。

元々アメリカのメタル・バンドとしては様式美、ドラマ性の強い彼等でしたが、本作ではシンフォニックで壮大なインスト、あるいはアコースティカルな美しいギター・インスト等、これまでのヘヴィ・メタル然としたゴリゴリ・サウンドから流麗な語り口を新機軸としています。

ジョン・オリヴァのかなりアクの強いヴォーカルが、このバンドのイメージを良くも悪くも決定づけていると思いますが、ここではアルバム全体のゴージャスなサウンドと一体化している感もあります。

アルバム・タイトル曲や、「When The Crowds Are Gone」、「Summer's Rain」といった曲での美しさは、後に言われる様なプログレッシヴ・ロックというよりは、初期QUEENをも思わせるドラマティックな構成、サウンドの質感を彷彿させます。

欧州的な翳りと叙情性が全編を覆う中、しっかりとしたメタリックなエッジを支えるバンドの実力も素晴らしく、本作を最後まで聴き通した頃にはクセのあるヴォーカルも心地良くなっている、そんな不思議なパワーを持った名盤です。

2017年10月29日 (日)

SAGA BEHAVIOUR

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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85年作、サーガの通算6作目となったアルバム、「ビヘイビアー」、入荷しました。

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意味深なジャケットは、これまでの彼等のSF的なイメージから、言ってみれば80年代的センスを強めたものとなっていますが、サウンドもよりエレポップ的なアプローチが目立っています。

これまで同郷のRUSHと共にプログレ、メタルの双方のファンから注目され続けてきた彼等は、徐々に独自の路線展開をしていくわけですが、その詳細を言葉で表現するのはなかなか難しいものがあります。

必要最小限のシンセ、デジタル音により、親しみやすさとミステリアスな要素を同居させ、ポップには違いないメロディは常にクールな佇まいを見せている事により、産業ロック勢とは明らかに異質な質感を保っていました。

ヴォーカリストのマイケル・サドラーの低音ヴォイスが独特の色気を醸し出す事によって、上品で知的な要素も加わっています。

本作での抑制されたメロディの高揚感も、そうしたバンドの個性を良く現していて、派手すぎす軽すぎず、この微妙なバランスを演出する技量は他のバンドには求められないものだと思います。

王道サーガ節と言える「EASY WAY OUT」、「HERE I AM」でのエレ・メタルとでも言えそうな疾走感、一歩間違えれば80'sニュー・ウェイヴのヒット・ナンバーにもなっていそうな「PROMISES」、彼等のメロウな部分を凝縮したかの様なスリリングなプログレ・ハード、「(GOODBYE) ONECE UPON A TIME」等、良曲が目白押しとなっています。

2017年10月28日 (土)

HEART BEBE LE STRANGE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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ハートの通算5作目となる80年作、全米最高位5位を記録したアルバム、「べべ・ル・ストレンジ」、入荷しました。

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チャート成績は素晴らしかったものの、時代がまだ爆発的なバブル期に入る前だったせいか、総売り上げはプラチナ・レコードを得る事は無く、彼女達のキャリアの中でもあまり目立たないアルバムになっている感があります。

オリジナル・メンバーのロジャー・フィッシャーが脱退、(彼はその後元SHERIFFのメンバーが結成した名バンド、ALIASに参加しています)5人編成となったハートはこれまでのツェッペリン魂を受け継ぎながら若干のサウンド変換を試みています。

サウンド・プロダクションには当時のNEW WAVEを意識したかの様な軽さ、華やかさがありますが、曲そのものは骨太なものばかりとなり、アンのヴォーカルもしっかりロバート・プラントしてくれているのが目立ちます。

以降のポップ路線が信じられない位、ハートのメタリックなハード・ロッカーぶりが光っていたと言え、70年代バンドの最後のプライドが感じられるのではないでしょうか。

この辺は同時期のチープ・トリックにも同じ事が言えると思うのですが、ハード・ロックが出自のバンドがアメリカン・ニュー・ウェイヴとカテゴライズされてしまうのがいかにも時代を感じさせてくれる気がします。

オープニングはシングル・カットもされたアルバム・タイトル曲で、「カシミール」と「マイ・シャローナ」がマッシュアップされた様なユニークなロック・ナンバー、リード・シングルとなった「Even It Up」もホーン・セクションを迎えたエディ・コクランのハード・ロック版と言える好曲、間に挟まれるホーンは後のデヴィッド・ボウイの「Blue Jean」に流用された感もあるものとなっています。

ナンシーの歌う「Raised On You」、オリビア・ニュートン・ジョンばりにセクシーに歌い上げるアンの「Pilot」、ピアノをバックにパワー・ヴォーカルが炸裂するバラード、「」Sweet Darlin」等、ソフトな面も挟まれながら、ゴリゴリのはヘヴィ・ナンバー、「Strange Night」でのカッコ良さがこのバンドの本当の魅力を感じさせてくれます。

ちなみにアルバム・タイトルの意味するところは、「奇妙な彼女」、「不思議なベイビー」といったところなのでしょうが、ベベルストレンジ、口ずさむだけで甘酸っぱくなるような響きとモノクロ・ジャケットの美人姉妹の美しさは、まさに70年代ロックが持っていた妖しさをプンプン放っていると思えてなりません。

2017年10月27日 (金)

URIAH HEEP SWEET FREEDOM

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは73年リリース作、ユーライア・ヒープの通産6作目となったアルバム、「スイート・フリーダム」、入荷しました。

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「悪魔と魔法使い」、「魔の饗宴」と続いた悪魔的イメージや、プログレッシヴな香りはここでは減少し、ライヴ・アルバムを挟んで一気に明るいイメージになった感のある傑作です。

同時代のブリティッシュ・ハード勢と比べると早くからキャッチーなサウンドを取り入れていた事もあり、節操の無さが目立つ部分もあるのですが、逆に先見性があったとも思える節が感じられます。

以降に繋がっていくポップ・センスが開花したという意味では、バンドの分岐点でもあったかもしれません。

シングルとなった「STEALIN'」は、どこかアメリカン・ハード、ドゥービーっぽいメロディとデヴィッド・バイロンのハイトーン・シャウトが絡むユニークなナンバーとなり、英米でスマッシュ・ヒットを記録しています。

2017年10月26日 (木)

LOVERBOY GET LUCKY

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは81年作、ラヴァーボーイのセカンド・アルバム、「ゲット・ラッキー」、入荷しました。

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ご存知の通り、彼等の大出世作となった1枚です。

オープニングの「それ行け!ウィークエンド」は、80年代のポップ・メタルの幕開けを予感させる勢いを持っていました。

当時ナイト・レンジャーもボン・ジョヴィも現われていなかった時代、フォリナーやジャーニー、チープ・トリック等に代わってシーンを牽引する事になったのでした。

カナダのバンドがいかにメロディが優れていて、高性能サウンドを大量生産してきたか、改めて知らしめた貢献度も大きかったと思います。

マイク・レノの透き通る様な声、キーボードを中心としたキラキラしたアレンジ、そしてギターはあくまでもメタリックなエッジを保っている、更にメロディはキャッチー極まりないという完璧すぎるアルバムです。

プロデュースは以降のメタル・シーンを大きく変えたブルース・フェアバーン、エンジニアはボブ・ロック。それだけでも本作のヒットは重要だったとも思えます。

弾ける様なハード・ポップ・サウンドが、見事時代を塗り替えていったあの時代、今聴いても熱く蘇える大名盤です。

2017年10月25日 (水)

GARY MOORE A DIFFERENT BEAT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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ゲイリー・ムーアの1999年作、「ディファレント・ビート」、入荷しました。

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ゲイリーよ何処へ行く第2弾となったアルバムで、97年の「DARK DAYS IN PARADISE」に続く打込み系に目覚めたサウンドを展開した意欲作です。

前作ではゲイリーとは70年代から馴染みのあるクリス・タンガリーディスがプロデューサーに迎えられながら、デジタル・サウンドへの急接近がファンを驚かせたわけですが、本作では89年作の「AFTER THE WAR」以来エンジニアとして活躍してきたイアン・テイラーが共同プロデュースを務めています。

このテイラーさんは実はかなりの凄腕エンジニアで、これまでAC/DCやSCORPIONS、SAXON、そしてCHEAP TRICKのプロデューサーとして、特にギター音をダイナミックに聴かせる音作りに長けた人です。

そのCHEAP TRICKの曲でも有名な「SURRENDER」、もちろん同名異曲になるのですが、ここではゲイリー版トリップホップと言えそうなミステリアスなバラードとなっているのが耳を惹きます。

前作では旺盛な雑食性が目立ったと言うか、消化不良気味だったと言うか、インパクトだけが印象強いものとなりましたが、本作ではバックに同じメンバーを揃えた事もあり、良く咀嚼ができていると表現できると思います。

イアン・テイラーとの合体により、ゲイリーのブルース色も程よく生かされ、ジミ・ヘンドリックスの「FIRE」のカヴァーは、少しテンポアップしながらもほぼオリジナルに近い再現がされています。

ファットボーイ・スリムのブレイクビーツを導入した、その名も「FATBOY」や、曲名に唯一BLUESと入った「HOUSE FULL OF BLUES」のデジタル・ハード・ロックと言えるアレンジ、モダン・カントリーとでも表現できそうな「BRING MY BACK」等は、ゲイリーの研究熱心な結果であったと思います。

本作を以ってゲイリーの大胆な音楽探検は終結を見たのですが、かなりのやり尽くした感は確かに感じられると思います。

端々で聴けるゲイリー節が、再び彼をブルースへと回帰していく事を予想させる点も興味深いところで、そうした意味では晩年のゲイリー作品を考えると本作はやはり必要な寄り道であったのでしょう。

2017年10月24日 (火)

SLADE YOU BOYZ MAKE BIG NOISE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは87年リリース、スレイドの通算16作目にしてオリジナル・メンバーでの最後の作品となった1枚、「ボーイズ・メイク・ビッグ・ノイズ」、入荷しました。

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69年にデビュー、グラム・ロック、バブルガム・ポップと70年代に一時代を築いたイギリスの国民的人気を誇るバンドでしたが、その歴史に幕を閉じる事になったのは残念です。

本作の充実ぶりを考えても惜しまれるのですが、最近で新編成により復活、なんと40数年ぶりの来日公演が2017年11月に予定されています。

QUIET RIOTの「Cum On Feel The Noize」に始まり、OASIS、PRETTY MAIDS、DEF LEPPARD、GIRLSCHOOL、CHEAP TRICK等々、スレイドの曲は多くのアーティストにカヴァーされるわけですが、それはもちろんメロディの明快さ、アンセム・ソング的な楽しさが要因となっていたのは周知の事実と思われます。

世界中でそのメロディが再評価される中、特にN.W.O.B.H.M.以降のイギリスでSLADEが同期と言えるSWEETと共に伝説的に語られていった事を考えると、ツェッペリンやパープル以降のバンドとしては非常に重要な位置にいた存在だったのがわかります。

そんなベテランとしての重みより、80年代ポップ・メタルとの共通項をより重視した本作のサウンドは、本来最も彼等らしいと言える筈なのですが、逆にスレイドに影響を受けた多くのバンドを彷彿させるのが皮肉とも思えます。

彼等とはすでになじみ深いプロデューサー、ジョン・パンターの他に、今作が初顔合わせとなるロイ・トーマス・ベイカーが関わっているのも興味深いところです。

キーボードを主体にしたポップ・バラードから、スレイド節全開のバブルガム・ポップ調、LAメタル勢がお手本にしてきた歌いやすいコーラスも持ったポップ・メタル等、バンドの持ち味がモダンに再生された好盤です。

2017年10月23日 (月)

JOHN WETTON/VOICE MAIL

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94年作、ソロ名義としては14年ぶりのセカンドとなったジョン・ウェットンのアルバム、「ヴォイス・メイル」、入荷しました。

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(ちなみに当初は日本のみでのリリース、後に「BATTLE LINES」と改題されて世界リリースがされています)

ご存知の様にASIAで大成功後の突如の離脱があったわけですが、しばらく地味な活動はあったものの、彼の英国特有と言える哀愁ヴォイスとメロディは封印状態と言えたと思います。

フィル・マンザネラとのコラボ、VOW WOWのプロデュース、サントラ参加等を経ながら、本作は満を持してリリースされたと言えるでしょう。

かつてASIAの同僚、ジェフ・ダウンズと共に、JOURNEYやFOREIGNER等のプログれ・ハード勢との共通点は認めながらもそのルーツに決定的な違いあると言った人ですが、本作を聴くとメロディアス・ロック・ファンをも虜にするセンスは前述のビッグ・バンドと変わらないと思えてきます。

プロデュースには名ヒット・メイカー、ロン・ネヴィソン、ゲストにロバート・フリップ、オーケストラ・アレンジにポール・バックマスターと、そのルーツを感じさせる人選がされていますが、驚くべきは他のバック陣です。

スティーヴ・ルカサー、サイモン・フィリップす、マイケル・ランドゥ、ボブ・マーレット、マイケル・カーテロン(DAMN YANKEES)といったアメリカン・ロックの重鎮達、そして共作としてSURVIVOR、PRIDE OF LIONSのジム・ピートリック、FOREIGNER、ルー・グラムとの活動で知られるブルース・ターゴン等。

まるでアメリカン・プログレ・ハード作を作る勢いで集められたゲスト陣ですが、翳りのあるメロディ、そしてあの何とも言えない声の個性は消しようがありません。

ASIAサウンドから大仰な部分を排除し、純粋に曲の良さ、ヴォーカルの巧さを強調したサウンドが徹底されています。

おそらく長く太い自身のキャリアの中で、こうしたメロディ至上主義とも言えるセンスを自覚しているのでしょう、AORにならない適度なハード感覚は完璧で、プログレ・ファン、ASIAファンだけにとどまらないアピール力を持っていると思います。

特に大バラード大会となる「HOLD ME NOW」、「YOU'RE NOT THE ONLY ONE」は、必聴の涙腺崩壊ナンバーです。

2017年10月22日 (日)

THE DOGS D'AMOUR HAPPY EVER AFTER

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ドッグス・ダムールの2000年作、通算7作目となったアルバム、「ハッピー・エヴァー・アフター」、入荷しました。

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前作の「許されざる恥辱 MORE UNCHARTERED HEIGHTS OF DISGRACE」から、実に7年ぶりとなっています。

事実上ドッグスは解散状態にあり、リーダーのタイラはマイペースなソロ活動を続けていましたが、時代から要請されたというよりは、玄人受けするバンドであったために多くのリスペクトを受けながら自然発生的に再結成を果たしたという感が強い気がします。

タイラ、バン、そしてバンの奥方である元VIXENのシェアー、そしてアンディ・マッコイと活動をしていたジョー・ドッグが復帰し、華やかになったドッグスが戻ってきています。

カヴァー曲が1曲、タイラのソロ・アルバムからのリメイクが1曲の他は、全てが彼等の魅力が詰まった新曲となり、珍しく多くのゲスト陣を招きながらバラエティに富んだサウンドが目立ちます。

特にシェアの女性コーラスが加わった事により、独特のバブルガム・ポップ感が出てきたのが新鮮です。

やさぐれ感と哀愁感、そしてキャッチーなコーラスが個性のバンドでしたが、本作でもその魅力は十分に生かされ、彼等が最も輝いていた80年代よりも充実している気がします。

2017年10月21日 (土)

MOTORHEAD THE WORLD IS YOURS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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モーターヘッドの2010年作、通算20作目となったオリジナル・アルバム、「ザ・ワールド・イズ・ユアーズ」、入荷しました。

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結成35周年を記念して公開された映画、「極悪レミー」、そして本作が続いてリリースと、まだまだレミーの健在ぶり、人気ぶりを証明する事になり、当然欧州ではスマッシュ・ヒットを記録しています。

裏ジャケにはXXXV(35)と明記され、インナーにはレミー直筆のイラストが満載となっており、ドイツのレーベル、UDR移籍第1弾、更には同年5月に急逝したロニー・ジェイムズ・ディオに捧げられたものとして、やはり他の作品とは趣の違ったパッケージとなっている感がします。

特にヘタウマ感覚満載のレミーのマンガチックなイラストには独特の味があり、この人の意外な一面が覗けるのが本作の最も特徴的な部分かもしれません。

ただし音の方は変わらず。というかむしろ若返った様なパワフル、スピーディーなメタリックな質感が目立ち、当時65歳であったレミーのロック魂を感じずにはいられないものとなっています。

プロデューサーは、2004年作の「INFERNO」以来タッグが続くキャメロン・ウェッブ。

この人はケリー・クラークソンやゼブラヘッド等、ポップ・フィールドでも広く活躍しているのですが、2000年代の硬質なモーターヘッド・サウンドを間違いないものにしているセンスが優れていると思われます。

リード・シングルとなった「GET BACK IN LINE」のキャッチ―な疾走感、続いてシングル・カットされた「I KNOW HOW TO DIE」の伝統的なパンキッシュ・スタイル等、レミー節はもちろん全開、ここへ来て新機軸を求めるファンは最早皆無でしょう。

ストロングなブギ調の「ROCK'N'ROLL MUSIC」、昨今のモダンなメタルにも近い「OUTLAW」、本作中最もロックンロール色の強い「BYE BYE BITCH BYE BYE」の豪快なノリ等、大ベテランの円熟味など全く無視したレミーの現役感覚に頭が上がりません。

全ての曲名にもリフにも妥協無し、まさに生涯ロッカーであったレミーの生き様が凝縮されていたと言っても過言ではないでしょう。<

2017年10月20日 (金)

TAI PHONG WINDOWS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは76年作、プログレの甘美なエッセンスを煮詰めた様なバンド、タイ・フォンのセカンド・アルバムとなった1枚、「ウィンドウズ」、入荷しました。

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ベトナム系フランス人兄弟を中心としたこの5人組は、75年作のデビュー・アルバム、「恐るべき静寂」により、ここ日本でもマニアックなユーロ・ロック、プログレ・ファンを虜にしました。

ヨーロピアンの甘くとろけそうなメロディと、YESにも通じる緻密なテクニックを丹念に綴るバンド・サウンドは、明らかに英国プログレ勢とは異質の美しさを誇っていました。

前作にも増してメロディに磨きを掛け、時にはベタすぎると思える程のキャッチーな旋律を聴かせてくれる本作は、未だに一部のロック・ファンから大名盤として記憶されていると思います。

特に日本人にとっては甘くせつない響きが愛され、ジャケットに使われている鎧武者のイメージもあり、我が国のメタル伝道者の神、伊藤政則氏により強くプッシュされたのでした。

残念ながら彼等のこの独自の美学が貫かれた究極の美メロ・サウンドは、サード・アルバムではポップ指向が強まり別バンドとしての佇まいとなってしまい、以降自然消滅してしまった様です。

更に最近では復活を果たした様で、新作アルバムをリリースしている様ですが、70年代の妖しさ、例えようの無い美麗な空気を知るには、やはり本作をおすすめします。

尚、生産限定盤としてリリースされた本作は、オリジナル・アナログ盤を復刻再現しており、ジャケットはエンボス加工の美しい仕上がりとなり、当時の帯に使用されていた「タイ・フーン」のカタカナ表記もそのまま使われています。

2017年10月19日 (木)

THE TUBES THE TUBES 

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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77年作、THE TUBESのファースト、「ザ・チューブス」、入荷しました。

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デヴィッド・フォスターやトッド・ラングレンがプロデュースをした事で70年代のアメリカン・ポップ・バンドとしてマニアックな人気が強いザ・チューブスですが、デビュー作である本作ではアメリカ版デフ・スクールとでも言うべき変態ポップ性に溢れ、ディーボやスパーク
スといった個性的バンドと並べられるのではないでしょうか。

実際スペーシー・サド・マゾ・ロックという形容句もあった様で、アリス・クーパーの遺伝子を引き継ぐ存在であっただけに、当店でも注目せざるを得ません。

グラマラスなルックスとシアトリカルなステージが、更に彼等のイメージを
難しくしていたと思われますが、サウンドは実にフリーキーです。

いきなり飛び出す「秋のテトロンは帝人です」という日本語に驚かさ
れますが、彼等のインパクトはその後も豊富な音楽性によって持続していきます。

かつてクイーンやポリス、キング・クリムゾンやスティクスが日本語を取り入れていましたが、奇しくもそのバンド達に通じるマニアックが部分はロック通を虜にしたのだと思います。

ラスト・ナンバーの「White Punks On Dope」は、後にモトリー・クルーがカヴァーした事でも有名です。

2017年10月18日 (水)

VAN HALEN VAN HALEN Ⅱ

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは79年作、衝撃的なデビューから約1年、ヴァン・ヘイレンのセカンドとなったアルバム、「伝説の爆撃機」、入荷しました。

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彼等の登場はアメリカン・ハード史を塗り替えるだけでなく、ギタリストを中心に脅威と感嘆の声を上げさせる事になったわけです。

その動向が注目されていた中、「踊り明かそう(Dance The Night Away)」のポップなメロディで肩透かしを食らう人も多かったと思います。

当時のエディの、こんなのもできるんだよっていう満面の笑みが想像できてしまいます。

スパニッシュ・ギターの披露や、変わらぬテクニックのオンパレードも、けっして嫌味にならないのが彼等の魅力の一つで、欧州的な湿り気と、いかにもアメリカンなパーティー・ロックの混合も個性的でした。

この辺はあまり語られてこなかったと思いますが、本作は聴き込む度にそう思えて仕方がありません。

徹底的に乾いた質感と、生粋のエンターテイナーであるデイヴのヴォーカルによるワイルドな演出こそが、エディのギター以上に強力な個性にも成り得ていた、という事でしょうか。

2017年10月17日 (火)

MOTHER'S ARMY FIRE ON THE MOON

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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98年作、HR/HM界のビッグ・プロジェクト・バンドの一つと言える、マザーズ・アーミーのまさかのサード・アルバム、「ファイアー・オン・ザ・ムーン」、入荷しました。

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NIGHT RANGERの89年の解散後、ジェフ・ワトソンがソロ・アルバム制作でカーマイン・アピス、ボブ・デイズリーという強力なリズム隊と仕事をしたのがきっかけで結成され、当初はLONE RANGERというバンド名で活動していた様です。

そこへ迎えられたのが、我らがジョー・リン・ターナーというスーパー・ヴォーカリストで、93年作のデビュー作では多くのメタル・ファンが注目する事になります。

名手、有名人揃いのこのバンドは、手堅いピュア・ロックとしての側面が強く、メンバーがから想像されるメロディアスなサウンドとは極めて遠い所にいたと思います。

元々レコーディング・バンドとして活動していたのでしょうが、それぞれが別プロジェクトとして動いていた事もあり、本来の資質であるハード・ロッカーとしての血がお互い騒いだ結果なのだと思います。

前作から1年という短いインターバルで発表された本作では、カーマイン・アピスが脱退し、(どうも解雇に近い様です)エインズレー・ダンバーという、これまた名手を迎えています。

JOURNEYやWHITESNAKE、そして本作以降UFOにも参加していたこの人のパワフルなドラミングを軸に、やはりここでも貫禄十分の堅実なハード・ロックを聴かせてくれます。

これまでワトソン、デイズリーというコンビで作曲をしてきたのに対し、本作ではジョーが全ての曲に関わっている事で、歌メロがかなりクッキリとしたものとなり、メロディの充実ぶりが目立ちます。

「THE CODE」では後期RAINBOWばりのメロディアス・ハード調となり、ジョー・ファンにとってはまた新たな名曲の誕生に興奮する事必至と思われます。

アルバム中唯一のバラードと言える、「THE LONELY」でのブルージーな味わい深さも見逃せません。

恐らく本作がこのプロジェクトの最終作となったままだと思われますが、前作2枚がベテランの職人技で押し切っていたイメージが強いだけに、メロディの良さを追求した本作が最高傑作ではないでしょうか。

2017年10月16日 (月)

Y&T MEAN STREAK

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

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オリジナルは83年作、Y&Tの通産5作目となったアルバム、「ミーン・ストリーク」、入荷しました。

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前作「ブラック・タイガー」と対になったような1枚で、彼等の絶頂期を象徴する大名盤です。

ブリティッシュ・ハードからの影響をエモーショナルにプレイするスタイルは最早職人的な巧みさが見られ、デイヴ・メニケッティの熱いギターとヴォーカルが当時のバンド勢の中では群を抜いていると思います。

ソウルフルなハード・ロックに対して、やはりバラード・タイプのメロディアスなナンバーが特に絶品で、「ロンリー・サイド・オブ・タウン」、日本のファンに捧げられた「ミッドナイト・イン・トーキョー」、「センチメンタル・フール」等は、イントロから震えが止まらない程の美旋律を聴かせてくれます。

男泣きを許してくれるメタル、というのはこういうサウンドを言うんじゃないでしょうか。

彼等がLAメタルを意識する以前の、緩急、静と動の美を誇っていた最後のアルバムとも言え、日本人の琴線に触れるワビサビをも感じさせるハード・ロック・ファン必聴の1枚ではないでしょうか。

2017年10月15日 (日)

TONNY IOMMI IOMMI

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ご存知ブラック・サバスのトニー・アイオミのソロ作としてリリースされた2004年作のアルバム、「アイオミ」、入荷しました。

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ジャケット表記には「IOMMI9_000000003963 」のクレジットのみがあるプロジェクト名義となっています。

86年作の「SEVENTH STAR」もソロ・プロジェクトでしたが、大人の都合により名義はBLACK SABBATH featuring TONY IOMMIであった事を考えると、本作は初のソロ名義と言っていい作品になると思います。

各曲毎にゲスト・プレイヤーを迎え、作曲はアイオミとプロデューサーのボブ・マーレットを軸にし、作詞をゲスト・ヴォーカリストが手掛けるというスタイルが貫かれています。

まず注目すべきはボブ・マーレットの貢献度の大きさで、アイオミの古典的スタイルとサバスの95年作、「FORBIDDEN」で試みたラッパーとのコラボ等の若い世代との合流によって得た刺激を無理なく融合する事に成功しています。

結果的には誰もが望むアイオミ節と、今後のサバスに対する期待感が同居したヘヴィ・ロック作品になったと思われます。

トニー・マーティンというかなり正統派のメタル・ヴォーカリストにより、サバスの様式美の伝統が近作まで保持されていましたが、本作では各ヴォーカリストの個性を積極的に取り入れ、予想外の効果を期待していた向きも合ったのではないでしょうか。

ただこれも予想外だったのかもしれませんが、強烈なリフと絶対的なカリスマ性の前で、個性派ばかりのゲスト・ヴォーカリスト達のサバス愛がアイオミの意図するベクトルとは逆方向に力が働いてしまったのでは、と思えてなりません。

それが本作をサバスの延長線上の作品としている大きな理由となっているため、聴き手にとっては非常にありがたいのですが。

ザ・カルトのイアン・アストベリー、パンテラのフィル・アンセルモ、ヘンリー・ロリンズ、デイヴ・グロール、システム・オブ・ア・ダウンのサージ・タンキアン、タイプ・オー・ネガティヴのピーター・スティール(2010年に亡くなっています)、ビリー・アイドル、スカンク・アナンシーのスキン、ビリー・コーガンと、おそらく全員が熱烈なサバス・フリークと思われますが、オジーを意識した様な歌い回しをしてしまっているのは好きすぎての上での無意識なのでしょうか。

いずれにしても、全曲が興味深く聴けてしまいます。

そのオジーが歌う「WHO'S FOOLING WHO」は、リユニオン・ツアー以来のオリジナルのサバスが復活している様で、まさに昨今の復活を期待させるナンバーとなっています。

熱狂的なサバス・ファン、90年代以降のモダン・ヘヴィネス・ファン、双方同時に満足させる力作だと思います。

2017年10月14日 (土)

URIAH HEEP INNOCENT VICTIM

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オリジナルは77年作、ユーライア・ヒープの11作目となったアルバム、「イノセント・ヴィクティム 罪なきいけにえ」、入荷しました。

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ジャケットのセンスはどこかすっとぼけた感じもあるのですが、これがなかなか侮れない内容となっています。

デヴィッド・バイロン時代のドラマティックなハード・ロック路線を踏襲しつつ、バラエティに富んだ音楽性を見せた彼等の意欲作です。

完全なアメリカン・マーケット狙いにシフトしていく寸前の、ヒープのプライドが感じられたりもします。

哀愁節が魅力的な彼等にしては珍しい、陽性のファンキーなポップ・ナンバー、「Flyin' High」や、レゲエを導入した「The Dance」等は、後の80年代のポップ展開にも通じるものがあります。

その他にも疾走感溢れるメタリック・ナンバーや、今迄のヒープを思わせる劇的なメロディアス・ナンバー等、充実したメロディが揃った好盤です。

ジョン・ロートンの哀愁ヴォーカルが冴えるラスト・ナンバー、「CHOISES」の泣き加減がたまらない英国臭を放っていて、この1曲を聴くためだけでもかなりオススメの1枚です。

2017年10月13日 (金)

DAVE MENIKETTI ON THE BLUE SIDE

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Y&Tのフロントマンにして熱きギタリスト、デイヴ・メニケッティの初ソロ作となった98年のアルバム、「オン・ザ・ブルー・サイド」、入荷しました。

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再結成を果たし、2枚のアルバムをリリースしたY&Tはかつての泣く事を許してくれる男臭いHR/HMから、よりピュアなハード・ロック・スタイルへと変化したためか、地味な印象しか残っていませんでしたが、本作は熱さの塊と言えるデイヴの真骨頂を発揮してくれています。

ブルーズ・アルバムという事になるのですが、良く比較されるゲイリー・ムーアとは質感が少し違うようにも思えます。

確かにこの人のルーツはR&Bにあった事は今までも明らかだったと思いますが、よりハード・ロック野郎としての気質が強いのではと思います。

加えて体内から滲み出る様な哀愁節を常に抱えている人でもあり、それこそがエモーショナルという言葉で評される点なのでしょうが、要は人間臭さと音楽に対する情熱をギターとヴォーカルに同比率で乗せてきたミュージシャンなのでしょう。

彼自身がライナーにおいて全曲を解説しているのですが、コメントから非常に感受性豊かな人柄が覗えます。

80年代メタルがファッションとポップなメロディに物を言わせていた中、Y&Tが一時頑なに熱さに拘っていた所以は、そうしたデイヴの人間性から自然発生的に生まれたものだった気がします。

ゲイリーよりも滑らかではと思えるプレイと、かつてロ二ー・ジェイムズ・ディオが絶賛したという熱すぎるヴォーカルも、ブルースという形態で表現しなくても十分内面がブルージーであるのではないでしょうか。

そのため「TAKE IT LIKE A MAN」や「BAD FEELING」、あるいは「LOAN ME A DIME」といった哀愁バラードもブルースというよりは明らかにハード・ロック・バンドのパワー・バラードとして聴こえてしまうのですが、デイヴ自身にとってはもちろんどちらでも構わない事なのだと思います。

ジェイムス・ブラウン、カクタスのカヴァーも含まれているのですが、本作中最もR&B色が強く感じられるのも印象的です。

インスト曲の出来も非常に素晴らしいのですが、やはりヴォーカリストとしての先天的な資質に感動させられる1枚です。

2017年10月12日 (木)

GREAT WHITE ... TWICE SHY

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89年作、グレイト・ホワイトの通算4作目となったアルバムで、彼等の最大のヒットとなった1枚、「... トワイス・シャイ」、入荷しました。

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前作の「ONCE BITTEN」から地続きのアルバムで、対になった作品とも言えるでしょう。

イアン・ハンターのカヴァー、「ONCE BITTEN TWICE SHY」のシングル・ヒットもあり、このややこしい2枚のアルバム名は、彼等の代名詞ともなりました。

アダルトでブルージーなハード・ロック路線はここで完全に極まり、LAメタル・シーンで語られていた彼等は独自の立ち位置を確立する事になります。

ガンズの登場以来、それまで隆盛を極めていたポップ・メタル勢の衰退もあり、時期的にはドンピシャと言えるものだったかもしれません。

けれん味の無いバンド・サウンドと、ジャック・ラッセルの男泣きのできるヴォーカルが、最後までグイグイ引っ張ってくれる良質の1枚で、湿っぽくなりすぎないドライヴィング感覚にも優れています。

元々器用な人達だったと思われ、デビュー時にはシーンに合わせたフラッシーなメタル色を余裕でぶちかましていた印象がありましたが、いよいよ本領発揮といった感が強く、以降の彼等の基本路線を定着させたという意味でも必聴盤となっていると思います。

ジャケットのセンスにもずっと優れていましたが、本作がベストと思われ、特に裏ジャケの金髪美女2人の悩ましい姿が印象的です。

2017年10月11日 (水)

DREAM THEATER IMAGES AND WORDS

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92年作、ドリーム・シアターの初期傑作、「イメージズ・アンド・ワーズ」、入荷しました。

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プログレッシヴ・メタルという新たな可能性を、かなりわかりやすい方法論で定時してみせたドリーム・シアターのセカンド・アルバムです。

本作からヴォーカルにジェームス・ラブリエが参加し、彼の表現力の豊かさが以降のバンドのドラマ性を強めていく事になります。

前任のヴォーカリスト、チャーリー・ドミニシがゲディ・リーと似ているタイプだっただけに、バンドのイメージも大幅に広がったのがまず特徴的です。

メタル・ファンはもちろん、テクニカルなプレイとトータル・コンセプトを大事にする様式美はプログレ・ファンからも好まれたと思います。

前作での美学はもちろん貫かれているのですが、サックスを交えた美しくも親しみやすいメロディが増えた事により、圧倒的な支持を得る事となります。

RUSHにも通じる知性と、QUEENSRYCHEとも比較されたメタル寄りのサウンドは、確かに新しいものとして70年代プログレの世界観をモダンに甦らせていると思います。

ただメロディはあくまでもキャッチーであるのが、彼等最大の個性であると思います。

特にJOURNEYにも通じる歌メロが印象的な「ANOTHER DAY」、8分を超えながら少しも冗長な部分を見せずに疾走していく「TAKE THE TIME」、ラストの超大作となった「LEARNING TO LIVE」の燃え上がるような構成等は、技巧派集団で終わらない大衆性を持っていると思われます。

2017年10月10日 (火)

HELLOWEEN RABBIT DON'T COME EASY

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2003年作、前作から3年ぶりとなった、ハロウィンの通算10作目、「ラビット・ドント・カム・イージー」、入荷しました。

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問題作とされた「THE DARK RIDE」では、ロイ・Zをプロデューサーに迎え、時流に合わせたモダンなメタル作となった事により、その後ローランド・グラポウが脱退というバンドにとって大きな転機を迎えます。

ジャケットの雰囲気も一新、彼等のキャリアの中でも比較的明るめのイメージのある本作は、シングルとなったオープニング・ナンバー、「Just a Little Sign」からいきなりハロウィンの王道路線が展開され、まさにファンの求めるハロウィンらしさが溢れる1枚となりました。

本作から参加したサシャ・ゲルストナーがいきなり大活躍となり、作曲面でも大きな貢献をしています。

アンディとの共作となった「Open Your Life」、「Listen to the Flies」、そして「Liar」等は、マイケル・ヴァイカートの手による曲よりもかなり艶っぽい感があります。

特に「Liar」は、助っ人として参加したMOTORHEADのドラマー、ミッキー・ディーが大暴れしている疾走感が気持よく、途中挟まれるアンディの哀愁節もアクセントになっている好ナンバーとなっています。

その他にもサシャ単独作となったミステリアスな導入部から、一気に古典的なハロウィンの哀愁パワー・メタルへと雪崩れ込む「Sun 4 the World」、アンディ節炸裂の大バラード大会、「Don't Stop Being Crazy」等、佳曲が多く並びます。

前作のダーク路線はやっぱり性に合わなかったのか、本作では自分達らしさにこだわったのだと思いますが、原点回帰と言うよりは新体制での慣らし運転とでも表現できそうな雰囲気があるのではないでしょうか。

結果的にはオーソドックスなハロウィン・アルバムとなっているために、地味目な印象もあるのかもしれませんが、思い出した様に聴き直すとやっぱり良い曲が多い事が再認識できます。

尚、日本盤のボーナス・トラックとなったのは彼等の大先輩となるACCEPTのカヴァー、「FAST AS A SHARK」となっています。

2017年10月 9日 (月)

LED ZEPPELIN PHYSICAL GRAFFITI

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オリジナルは75年リリース作、ツェッペリンの通産6作目のアルバムで、初の2枚組スタジオ作となった大名盤、「フィジカル・グラフィティ」、入荷しました。

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当初は彼等自身が設立したスワン・ソングの第1弾アルバムとして発表されるはずでしたが、ジョン・ポール・ジョーンズの病気による離脱、ジャケット・デザインに時間が掛けられた事等により、制作終了後から大幅に遅れて世に出る事になりました。

本作のために新曲としてレコーディングされたのは8曲のみで、当時アナログ・レコード1枚では収録しきれなかった様で、残り約半数は「Ⅲ」、「Ⅳ」、「聖なる館」からのアウトテイクで構成されています。

録音時期、場所も違うため、エンジニアもロン・ネヴィソン、エディ・クレイマー、ジョージ・チキアンツ、アンディ・ジョーンズと大物4人が関わっていながら、散漫な印象は全く無く、むしろ統一されたストイックでメタリックな質感が目立っています。

前作が凝った音作り、ドラマチックな構成だったのに対し、本作ではハード・ロック回帰とでも言うべきシンプルなバンド・サウンドとなり、パワフルなリズム隊にしつこい程のリフの組み合わせというスタイルは、彼等をヘヴィ・メタル・バンドたらしめる次作へと繋がっていったわけです。

「総体としてのロックそのものを物語っている」と見事な言葉で評された様に、確かにバラエティに富んだ曲が並ぶ中、やはりジョン・ボーナムの圧倒的なパワーに驚かされます。

加えてロバート・プラントの作詞家としての成熟した精神性が見事で、「Kashimir」の様な大名曲はこの人の最高傑作としても輝いています。

70年代ロックの総括そのものが、ツェッペリンというバンドを的確に表現する事であったとも考えられ、寄せ集めとは言え恐ろしい程の完成度を誇っている歴史的大名盤です。

2017年10月 8日 (日)

JIMI JAMISON NEVER TOO LATE

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先頃急逝したジミ・ジェイミソンの遺作となってしまった2012年作の最新ソロ作、「ネヴァー・トゥー・レイト」、入荷しました。

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サバイバーのヒット曲の数々を中心、彼の美声は多くのメロディアス・ロック・ファンを魅了してきたと思われ、惜しまれてなりません。

生前はジム・ピートリックやボビー・キンボールとのプロジェクトや、再結成サバイバーでの活動が目立っていましたが、ソロ名義では4年ぶりとなったもので、変わらぬ華やかな声と間違いの無いメロディを聴かせてくれています。

本作のプロデュース、コンポーザーとして参加しているのは、スウェーデンのメロディアス・ハード・バンド、ECLIPSEのメンバーであり、ジェフ・スコット・ソートとのプロジェクト、W.E.T.での活動も有名なエリック・モーテンソンです。

自身よりもかなり若く才能のあるモーテンソンを迎え、ジミの声もとても還暦を越えたとは思えない程の艶っぽさを見せています。

ジャーニー、サバイバーの黄金期を彷彿させるキラキラしたサウンドに、これ以上の適任者はいないであろうというヴォーカルが最初から最後まで質を落とさずに流れていきます。

80’sマインド満載のバンド・サウンドを支えているのはECLIPSEのギタリスト、マグナス・ヘンリクソンを始め、北欧のミュージシャンと思われるミュージシャンによるもので、まさに白夜の国から遠く離れたアメリカへの憧れをジミの胸を借りて音にした、とでも言うべきものになっています。

スティーヴ・ペリーでも、ルー・グラムでもない、独特のせつなさが個性であったジミの本領が発揮された内容だっただけに、この80年代路線での音をもっと聴きたかったと思えてならないアルバムです。

2017年10月 7日 (土)

SLY DREAMS OF DUST

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95年作、ジャパメタ界のスーパー・バンド、SLYのセカンド・アルバムとなった1枚、「ドリームズ・オブ・ダスト」、入荷しました。

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前作では80年代メタルの名残りとでも言うべき、愛想の良いメロディが残っていましたが、本作では一気にヘヴィなグルーヴに貫かれたストイックなメタルで統一されています。

特に二井原実のヴォーカルにLOUDNESSを透かして見ようとしていたファンには驚きの展開でもあったと思われ、彼の低音でのエモーショナルはシャウトは本作の路線をも決定付けたのではないでしょうか。

プロデューサーはBON JOVI、U2、GREEN DAYのエンジニアとして有名な、クリス・ロード・アレジ。

この人の手腕も大きいのでしょうが、徹底的なヘヴィネスをモダンにまとめているのが目立ちます。

本作中唯一のバラード・チューンと言える「LIGHT AND STONE」の哀愁メロディに、ラウドネスのみならずEARTHSHAKERを見てしまう人も多いと思いますが、この曲においてもSLYの4人の方向性は90年代メタルの殺伐とした空気の中に色気をもう一度取り戻そうとした故の結果だとも思えます。

思えばアメリカ、そしてヨーロッパのメタルが大きく変貌していった中、日本のメタル・バンドはそのシーンを無視するか、過去に留まるか、それとも真っ向勝負をするのか、選択を迫られていたのだと思います。

そうした現状において世界のメタルに勝負を挑んだ本作は、世界レベルのヘヴィ・ロックとしての完成度、そしてジャパメタ界のトップ・ミュージシャンの意地が感じられるものになっている気がします。

2017年10月 6日 (金)

TYKETTO STRENGTH IN NUMBERS

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タイケットの隠れ名盤、「ストレングス・イン・ナンバーズ」、入荷しました。

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91年に強烈なフックを持ったナンバー、「Forever Young」と共に突如として現れたタイケットが、3年ぶりにリリースしたセカンド・アルバムです。

彼等の登場は80年代メタルが時代の中で廃れていくのを必死に抵抗するかの如く輝いていました。

UFOのピート・ウェイ、ポール・チャップマンが結成したWAYSTEDのヴォーカリスト、ダニー・ヴォーンを中心となったこの4人組は確かに苦しい選択をしていたのかもしれません。

メロディアス・ハードとLAメタル、このちょうどど真ん中を行く路線は当時見向きもされなくなっていましたが、曲の良さは相変わらずです。

最近オリジナル・メンバーで再結成が果たされた様ですが、息の長い活動を是非してほしいものです。

理屈ではなく、ただただハード・ロックの楽しさ、美しさを追及する姿には、きっと共感してくれるファンが大勢いると思います。

この手のバンドが減った現在、本作もまた名盤の一つとして語り継がれ
ていいはずです。

プロデュースは名手ケヴィン・エルソン、間違いの無いサウンド・プロダクションもメロディを際立たせています。

2017年10月 5日 (木)

浜田麻里 Blanche

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2000年作、我らが浜田麻里様の「ブランシュ」、入荷しました。

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オリジナル・アルバムとしては15作目、前作から移籍したポリドールからの最後の作品となり、この人の長いキャリアの一つの節目ともなったと言える1枚です。

アルバム・タイトルは「白」を意味し、ジャケットも「LOVE NEVER TURNS AGAINST」や「TOMMOROW」に続くモノクロ写真ながら、サウンドはかなりカラフルになっているのが印象的です。

国内、海外のスタジオ・ミュージシャンを起用する手法は守られていますが、初の打ち込み系のリズム、そして緻密なヴォーカルの多重録音が新機軸となり、前作のアダルトな雰囲気から一転陽性の高揚感が際立っているのが特徴的です。

93年作の「Anti-Heroine」でのポップ・フィールドでのピーク、以降の作品での完熟した美声をストレートに聴かす路線へのシフト、それらの延長線上に本作が成立していると思えてなリません。

更に言えば「Return to Myself」以降のキャリアの総決算と言うべきメロディ集となり、ハード・ポップ、HR/HM、バラード、ジャジーなムードに加え、昨今のEDM寄りの王道ポップの方程式まで取り入れる等、80年代、90年代を孤軍奮闘してきたこの人の貫禄に圧倒されます。

オープニングの「Still with You」の冒頭、アカペラの美しい声でまず震えが走ります。

キャッチーなメロディはこれまで培ってきたキャリアがあるからこそ輝きを見せると思われ、続く「Millenia」では他の人が歌うと凡庸に響きそうな歌謡チックなナンバーを艶っぽく聴かせてくれます。

近作と同様、かなりロック色は減退していますが、アレンジの妙が冴えるためスロー・ナンバーが多めの構成であっても冗長にならないメリハリ感があるのも本作を魅力的にしています。

セルフ・プロデュース能力も相変わらず見事なのですが、おそらくその優れた分析力によりポップ・シンガーとしての自分の表現方法にある意味限界を突き詰めてしまったという事もあったのではないでしょうか。

次作以降、メタル・クイーンとしての栄光を再び追い求める姿勢を考えると、本作でも突き抜けた感のあるポップ路線も納得できる気がするのですが。

ボサノバ調のバラード、「White Lies」や、神々しいまでのラスト・ナンバー、「Blanc」を聴く度、わけもわからず涙する人もいるのではと妄想も膨らむのですが、泣く事を許してくれるアルバムと言い切ってもいいのかもしれません。

2017年10月 4日 (水)

LITA FORD DANGEROUS CURVES

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リタ・フォードの91年作、「デンジャラス・カーブス」、入荷しました。

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リタ・フォードの通産5作目となったアルバムで、80年代マインドをふんだんにまぶした好盤となっています。

プロデューサーは初顔合わせとなったトム・ワーマンで、チープ・トリックやモトリー・クルー、ポイズンを手掛けたこの人のポップな手腕が生かされています。

グラマラスなライト・メタルからシングル・ヒットしたポップ・チューン、もちろんパワー・バラードも押さえている文句の付けようの無い構成です。

ゲストにジョー・リン・ターナー、ジェフ・スコット・ソートを迎えているのも見逃せません。

特にジョーが参加した「LITTLE TOO EARLY」はキラキラしたハード・ポップの名曲なのですが、作曲陣のクレジットが気になります。

ジョー、アル・ピトレリ、そして御大リッチー・ブラックモア。

この曲がRAINBOWのアウトテイクだったのか、それとも本作の為に書き下ろされたものなのか、詳しくはわかりませんが、いずれにしてもまるでジャーニーやBON JOVIにも聴こえるこの1曲のためだけでも、本作は必聴盤と言えるかもしれません。

余談ですが、裏ジャケに映るギターに跨ったリタの姿が、妙にエロいです。

2017年10月 3日 (火)

QUEEN LIVE LIVE AT WEMBLEY '86

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クイーンの92年発表のライヴ・アルバム、「クイーン・ライヴ!! ウェンブリー1986」、入荷しました。

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フレディ生存時の最後のツアーとなったマジック・ツアー86、そのハイライトとなったウェンブリー・スタジアムでのライヴを収録した2枚組です。

86年には「LIVE MAGIC」として、同ライヴをダイジェストに収録したアルバムが発表されていますが、本作はフレディの死後の92年に追悼盤も兼ねてフル収録がされました。

85年、歴史的大イベントである「ライヴ・エイド」が行われたのが同スタジアムであったわけで、クイーンは世界的ロック・バンドの揺るぎない地位を獲得した場にもなったのでした。

スーパー・バンドとして再生したとも言えるクイーンが、その圧倒的な円熟味を見せつけるショーが堪能できるのが、まさに86年のツアーでした。

観客の熱狂ぶり、バンドと一体化した歓声ぶりが、クイーンが完成させたスタジアム・ロックの有り方というものを実に良く証明してくれています。

彼等のライヴ盤は今や多く存在していますが、本作のハイライトは後半のメドレー形式での「We Will Rock You」、ジョン・ディーコンの佳曲である「Friends Will Be Friends」、そして鉄板の「We Are The Champions」の極上の流れではないかと思われます。

また当時の最新作であった「A KIND OF MAGIC」からのナンバーを軸に、「神々の業 IN THELAP OF THE GODS...REVISITED」、「悲しい世界 IS THIS THE WORLD WE CREATED?」等の過去の隠れ名曲や、大カヴァー大会の模様も見逃す事ができない名演となっています。

フレディのパフォーマーとしての素晴らしさを知るためにも、まず押さえるべきライヴ盤だと思われます。

2017年10月 2日 (月)

STEPHEN PEARCY UNDER MY SKIN

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先頃RATTからの脱退がアナウンスされたスティーヴン・パーシーが08年にリリースしたソロ・アルバム、「アンダー・マイ・スキン」、入荷しました。

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これで二度目の脱退宣言だとは思いますが、本作を聴き直す度に、個性派ヴォーカリストがいるべき場所は、やはりラットというバンドであるべきだと強く思います。

ARCADEやVICIOUS DELITE等、バンドでの活動も精力的に行っていた人ですが、本作は再結成RATTが2010年に「Infestation」をリリースする前に、ソロ名義としては3作目として発表されたものです。

ARCADE時代からの盟友と言える元シンデレラのフレッド・コウリー、更にスティーヴンが一度目の脱退後にRATTとバンド名義使用で揉めていた時代に結成したRAT BASTARSにも参加していたエリック・フェレンティノス、スコット・クーガン等をバックに、この人特有の声がグラマラスに映える80’sメタル節全開となったサウンドを聴かせてくれます。

そもそもRATTの魅力の一つとして、スティーヴンの個性的なヴォーカルが大きな要因ではあったと思います。

けっして器用にいろいろな曲調をこなせる人ではないとは思うのですが、逆に言えばスティーヴンが歌えば、それはもうラットン・ロールとして成立していた気がします。

ソロ活動においてはソング・ライティングはもちろん、ギターも兼任するスティーヴンは、当然の事ながら自分の個性を一番輝かせる方法論を知り尽くしているわけです。

妖しげでキャッチー、粘っこくてセクシー、とでも表現できる曲調は、グラム・メタルという言葉が一番似合う彼の声だからこそ光っているのだと思います。

今後RATT、そしてスティーヴンがお互いどんな道を歩んでいくのかわかりませんが、それはAEROSMITHからスティーヴン・タイラーが抜けてしまうのと同じ状態でもあると思えます。

本作をRATT名義で出しても、おそらく十分80年代ファンを満足させたのではないでしょうか。

ちなみにセルフ・カヴァーとして新録された「Round And Round」は、LAメタル世代のガールズ・バンド、ザ・ドナスとの共演となっています。

2017年10月 1日 (日)

TRIXTER TRIXTER

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90年作、トリクスターのファースト、「トリクスター」、入荷しました。

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90年代のポップ・メタル勢の一角としてWARRENTやSLAUGHTER、FIREHOUSEに続く存在として知られていたトリクスターのデビュー・アルバムです。

当時DREAM THEATERを擁したMCA傘下の新進レーベル、MECHANIC RECORDSとの契約を得た
彼等は、同社がプッシュするスラッシュ、デス・メタル、プログレッシヴ・メタルとは無縁のバリバリの80年代メタルでした。

平均年齢20歳そこそこ、ルックスにも恵まれた4人組、まさにヘア・メタルの申し子とでも言うべきバンドのイメージそのまま、元気いっぱいのポップ・メタルを展開してくれています。

ニュージャージー出身という事もあり、BON JOVIとも比較されましたが、デビュー・アルバムとしてはこのトリクスターの方が完成度は高かったと思われます。

ライヴ映えのする典型的なアンセム・ソングからパワー・バラードまで、その若さに似合わずアメリカン・ハードの伝統的な土臭さも適度に保ちながらメロディアス・ハードとしての側面ももちろん余裕で及第点をクリア、優等生的な80年代メタル集といったところでしょうか。


プロデュースは、LOVERBOYやエース・フレーリー等に楽曲提供してきたコンポーザー、ビル・レイが務め、本作でもメンバーとほとんどの曲を共作しています。

バラエティに富んだ曲調を生む事に貢献、80年代で活躍してきたプロの仕事でバンドを盛り立てています。

時代はグランジ旋風が吹き荒れていたど真ん中、本作の様な底抜けの明るさとキラキラしたサウンドは時代錯誤とも思えましたが、結果的には全米30位にくい込むヒットを記録し、見事トリプル・プラチナムを獲得しています。

新人バンドとしてはかなりの偉業であったと思いますが、メロディの良さ、ルックスの良さはまだまだ大衆を魅了するという証明にもなったと思われます。

いずれにしても否定し難い気持ち良さはお墨付きで、実際全米ではパッケージにリッチ―・サンボラ、フィル・コリン、デイヴ・スネイク・セイボといった面々の推薦コメントが掲載されていたそうです。

まさにボン・ジョヴィ、デフ・レパード、スキッド・ロウ等のDNAは確実に受け継いだバンドであったのだと思います。

 

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