フォト

ショップはこちらです

無料ブログはココログ
2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

PR


« 2017年8月 | トップページ | 2017年10月 »

2017年9月の30件の記事

2017年9月30日 (土)

PRIDE OF LIONS IMMORTAL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

8_000000004867

プライド・オブ・ライオンズの2012年作、「イモータル」、入荷しました。

ショップはこちら

最早イタリアの名門メロディアス・ハード・レーベルとなったフロンティアーズ・レコード、その看板バンドの一つともなった感があるプライド・オブ・ライオンズの通算4作目のアルバムです。

ジム・ピートリックとトビー・ヒッチコックのプロジェクト・バンドという形態ながら、着実にそのキャリアを持続してくれているのは、多くのメロハー・ファンを安心させてくれていると思われます。

前作から5年ぶりという長いインターバルも、変わらぬ楽曲の完成度と充実ぶりを前にすると誰もが納得するのではないでしょうか。

80年代においてはサバイバーを率いながら、ヒット・メイカー、あるいは産業ロックの職業ライターという、言わば揶揄されがちな位置に甘んじていた感のあるピートリック氏は、今では孤高のメロディアス・ハード職人的な貫録で満ちています。

ソフト、ポップになりすぎず、上品さとワイルドさを巧くブレンド、分厚いサウンドと美麗なメロディ、言葉にすると陳腐な羅列になってしまいますが、音として具現化するのはどれほど難しい事か。

自身の過去の焼き直しにもならず、パクリに逃げる事なく、80年代から数え切れない程やり尽くされたこの手のメロディの製造に果敢に立ち向かう姿は、神々しいまでと言う他ありません。

トビー・ヒッチコックのヴォーカルも、そんな伝統芸の継承者たるべくますます磨き上げられ、情緒溢れる表現力が増しています。

時には切なく、時には激しく、曲調に的確な声の使い分けが実に上手いヴォーカリスト、そして天才的メロディ・メイカーのタッグは、それはもう間違いがあるわけはありません。

84年作のサバイバーのアルバム・タイトルとなった「VITAL SIGNS」、奇しくも本作では新曲として同タイトルのナンバーが収録されているのですが、燃え上がる様な高揚感は、80'sマインドを引き続き継承していくというジム・ピートリックの力強い声明に聴こえて仕方ありません。

2017年9月29日 (金)

COZY POWELL THE DRUMS ARE BACK

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000002539

オリジナルは92年作、コージーのソロ作としては4作目となったアルバム、「ザ・ドラムス・アー・バック」、入荷しました。

ショップはこちら

前作の「オクトパス」からは9年ぶりとなりました。

当時の彼はブラック・サバスで活動を続けていましたが、ロニー・ジェイムズ・ディオがサバス復帰というニュースの前後に落馬事故による怪我でそのままバンドを脱退しています。

ロニーとコージーの久々の共演に期待が寄せられましたが、結局それは叶う事なく二人共逝ってしまったわけです。

本作では以降活動を共にするブライアン・メイ、そして他者へのゲスト参加は非常に珍しいと言えるジョン・ディーコン、スティーヴ・ルカサー、ビリー・シーン、ジョン・ロード、ジェフ・ニコルズ、ドン・エイリー、ニール・マーレイ等々のゲストを迎え、2曲のヴォーカル・ナンバーと8曲のインストにより構成されています。

コージーのこれまでのキャリアを考えると、かなり珍しい人選も見られるのですが、各プレイヤーの個性を活かしながらコージーが全体を引っ張っていくハード・ロック・サウンドでまとめられています。

今回恒例ともなったカヴァー大会は、映画音楽の巨匠、ニーノ・ロータの1949年の作品、そして68年にグラミー賞を獲得したメイソン・ウィリアムスのギター・インスト、「」CLASSICAL GAS」の2曲となっています。

特に前者の「LEGEND OF THE GLASS MOUNTAIN」はどうも恋愛映画のテーマ曲らしいのですが、これがまた実にカッコ良く、ルカサーのギターがギンギンに響きまくり、ビリー・シーンがブンブン走り、ジョン・ロードのハモンドが重厚さを生んでいるという豪華なものとなっています。

GERRY LANEなるヴォーカリストもいい仕事をしていて、特にソングライティングが優れたバラード、「Cryin'」ではコージーが好きそうなメロウなセンスを爆発させています。

「SOMEWHERE IN TIME」は、本作のハイライトと言える泣き節炸裂のナンバーで、ブライアン・メイがかつてのコージーの盟友、ゲイリー・ムーアの役割を担っているとも思える哀愁メロディがたまりません。

バラエティに富んだ内容ながらも、コージーのソロ作品としては最もハード・ロック色が強いとも思え、サバスでのヘヴィ路線からブライアン・メイ・バンドでのメロディアスな方向性へと移っていくための軌道修正とも言える内容ではなかったかと思われます。

いずれにしてもドラマーとしてまだまだパワフルなところをこれでもかと聴かせてくれる、充実した1枚だと思います。

2017年9月28日 (木)

GREAT WHITE CAN'T GET THERE FROM HERE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

6_000000004866

99年作、グレイト・ホワイトの通算9作目となったスタジオ・アルバム、「キャント・ゲット・ゼア・フロム・ヒア」、入荷しました。

ショップはこちら

同期と言える多くの80年代組が時代の流れの中で失速、消失していく中、地味ながら根強い支持を受け地道な活動を続けてきた奇跡的なバンドであったと思います。

そんな彼等の太いキャリアも、結果的には本作が一区切りになった気がします。

実際次作がリリースされるのは8年後となり、ライヴ活動はもちろんあったものの、大手レーベルとの契約も失っています。

HR/HMが商品としてのパワーを失ったと言ってしまえば身も蓋もありませんが、普遍的なハード・ロッカーとしての資質を誇っていたグレイト・ホワイトには個別の苦悩があったのではと勘ぐってしまいます。

本作発表前には、ツェッペリンの完コピという「GREAT ZEPPELIN」なるトリビュート・ライヴを敢行、作品化もしています。

その完成度は筋金入りのツェッペリン・ファンも唸らせたのではと思える程で、改めてGREAT WHITEというバンドの特殊性に感動した人も少なくなかった筈です。

ただその一方、いよいよ伝家の宝刀を抜き、フルスイングで振り下ろしてしまったとも言えるわけで、得意としていたブルージーなハード・ロック路線に行き詰っていたのかもしれません。

そんな彼等が本作で選択した方法論は、ジャック・ブレイズ、ドン・ドッケンという80年代組の代表格をプロデューサー、コンポーザーとして招いた事でした。

男臭さを残しつつ、より大衆性の強いマイルドさを取り入れた事により、昨今のBON JOVIやAEROSMITHにも通じる良質の王道アメリカン・ロックとなった気がします。

90年代の混沌とした音楽シーンの終焉時に、こうした自然なアダルト・ロック化が正解であったのかは疑問ですが、GREAT WHITEの愛すべき作品の一つとして強い印象を残したのは確かです。

アルバム・タイトルが意味するのは、「なかなか簡単にはいかない」なる意味深な一言であるわけで、以降の彼等のキャリアを振り返ると感慨深いものがあります。

ちなみに日本盤ボーナス・トラックとして収録された「THE GOOD DIE YOUNG」は、ドン・ドッケンとジェフ・ピルソンによるナンバーで、DOKKEN名義で「WHEN THE GOOD DIE YOUNG」というタイトルでリリースされていたものです。

2017年9月27日 (水)

MARINO WORKS '83~'86 BEST OF MARINO

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

4_000000004864

ジャパメタ隆盛期にあって、LOUDENSS、EARTHSHAKER、44 MAGNUMに続く関西メタル勢として注目されました、マリノのベスト盤、「ワークス'83~'86 ベスト・オブ・マリノ」、入荷しました。

ショップはこちら

ストイックとも言える独自の美学と男っぽさで駆け抜けた僅か3年間の活動期間で残した3枚のスタジオ・アルバム、1枚のライヴ・アルバムからセレクトされています。

バンドを率いたギタリスト、大谷レイヴン(令文)自ら選曲、新たなマスタリングが施されています。

バンドの各メンバーのスキルはもっと再評価がされてもいいと思われ、ブンブン引っ張る鎌田学のベース、パワフルな板倉淳のドラムによる強力リズム隊は、今聴いても特筆すべきものがあります。

高音金切り型のヴォーカリストが多かった時代、低音でのパワー・シャウトが個性を放っていた吉田隆のヴォーカルも、このバンドの男臭いイメージを演出しています。

ファーストとなった「TARGET」ですでに個性を確立、欧州的な湿りと翳りを軸に、ポップになりすぎないメロディ・センスを重厚に聴かせてくれます。

続く「MARINO Ⅱ」、「MARINO Ⅲ FROM ALL OF US, TO ALL OF YOU」では、ドイツでのレコーディングを敢行し、同時期のジャパメタ勢がイギリス、あるいはアメリカへと進出していった事を考えると、やはり異色の路線を歩んでいたと思われます。

SCORPIONSやACCEPTのプロデューサーとしられる大物、ディーター・ダークス所有のスタジオ仕様、やはりダークスのサウンド・プロダクションの一人、ガード(ゲルド)・ローテンバッハとタッグを組み、哀愁ハード・ロック路線を極めています。

男泣きのできるメロディとパワフルなバンド・サウンド、更に渋さが売りの個性派ヴォーカルの聴かせ具合が絶妙で、ジャパメタ・シーンの中でも一際アダルトな魅力を放っていたと思います。

彼らは2003年に一度復活を果たしていますが、やはり絶頂期であった80年代のこの貴重な音源に今もファンは少なくないと思われます。

特に「STEAM ON FIRE」や、「(I CAN DO) NOTHING FOR YOU」、「SINGER」といった、バラード・ナンバーの完成度が高く、まさに日本のスコーピオンズという表現がピッタリではないでしょうか。

2017年9月26日 (火)

JOHN ELEFANTE DEFYING GRAVITY

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000004861

Kディファイング・グラヴィティANSASの二代目ヴォーカリストとして知られる、ジョン・エレファンテのソロ3作目となるアルバム、「彼女のすべてを歌に」、入荷しました。

ショップはこちら

日本ではクリスチャン・ロックという浸透しにくいカテゴリーの中で活躍してきたため、なかなか注目度が低かった人ですが、ではプロデューサー、コンポーザーとして着実なキャリアが評価されています。

この人の伸びのある性質、メロディ・メイカーとしての優れたセンスは、80年代初期のカンサスを見事にJOURNEYやFOREIGNERと同列のプログレ・ハード・バンドに転身させた事に貢献したと思います。

オーディションでは、サミー・ヘイガ―、ファーギー・フレデリクセンも参加していたそうですが、ほぼ無名のエレファンテが採用されたのは、その素晴らしい資質があったからだと思われます。

実際に彼が参加した「VINYL CONFESSIONS」、「DRASTIC MEASURES」は、それまでの土臭いカンサス・サウンドとは打って変わり、洗練されたメロディアス・ハード作品となったと言えるでしょう。

KANSAS以降は、80年代青春映画の名作、「St. Elmos Fire」のサントラに参加等の目立った活動が無かった様に思われますが、CCM (Contemporary Christian Music)というある種特殊なカテゴリーのなかで地道な活動を続けていたわけです。

MASTEDONという知る人ぞ知る名プログレ・ハード・バンドでの活動、プロデューサー業の傍ら、彼の溢れ出るメロディ欲が詰まった本作、先入観抜きで多くの人が触れるべき良作になっていると思われます。

癖の無い透き通った声、メロディアス・ハードとAORの中道を行く爽やかなアレンジ、そしてTOTOのアルバムではとも感じてしまう見事なメロディ・センスは、メタルやハード・ロック漬けの音楽ファンにとっても優良な清涼剤となる事請け合いです。

2017年9月25日 (月)

NAZARETH RAMPANT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

8_000000004856

ナザレスの74年作、通算5作目となったアルバム、「ランパント 競獅子(きおいじし)」、入荷しました。

ショップはこちら

彼等を見出したと言えるロジャー・グローヴァーのプロデュース作で、彼等とのタッグとしては3作目、そして最後のアルバムとなりました。

当時グローヴァーはアメリカのバンドであり、ロニー・ジェイムス・ディオが在籍していたELFへの肩入れを同時にしていた時期であり、パープルイズムとでも言うべきハード・ロック魂をこのナザレスにも感じていたのかもしれません。

もちろんナザレスの魅力はアクセル・ローズが敬愛したダン・マッカファーティーの強烈な個性と、ブリティッシュ・ハードの旨味を全て詰め込んだ様な豪快さにあったわけで、パープルとは全く違うサウンドを展開していたのですが、本作でのラスト曲となる「Shapes Of Things(ヤードバーズのあの超クラシック曲のカヴァーとなります)/Space Safari 」での組曲は、初期ジューダス・プリーストを思わせる様な鋭利なメタル・ソングとなっています。

オープニングからガッツ溢れるパワフルなドライヴ感と、当時としてはスピード感もそれなりの疾走感が見られ、塩っ辛いヴォーカルに似合わないなかなかのハード・ロッカーぶりを見せつけてくれます。

途中でポール・ロジャースばりのブルージーな泣きメロも挟み、メロディ・メイカーとしてのバンドの資質も上手く引き出されていると思われます。

さすがにロジャー・グローヴァーとあって、「GLAD WHEN YOU'RE GONE」と「SHANGHAI'D IN SHANGHAI」ではジョン・ロードが参加、英国の名女性シンガーであるヴィッキー・ブラウン等の女性コーラスも華を添え、本作を味わい深いものとしています。

2017年9月24日 (日)

THE RUNAWAYS QUEENS OF NOISE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

4_000000004863

オリジナルは77年作、当時日本では人気絶頂期を迎えていたランナウェイズのセカンド・アルバム、「イーン・オブ・ノイズ」、入荷しました。

ショップはこちら

ジョーン・ジェット、リタ・フォード、シェリー・カーリーを輩出したバンドとして有名ですが、当時も現在もキワモノ的バンドとして認知されているのが残念出なりません。

特にシェリーの(チェリーとかシュリーとかの日本語明記も存在していました)コルセットとガーター・ベルトという過激なヴィジュアル、煽情的かつ挑発的なステージ・アクションが、金髪のセクシー・アイドルとでも言うべき評価がされていましたが、本作の完成度はもっと再評価がされていいと思われます。

特に後にソロとして大成功するジョーン・ジェットとリタ・フォードの貢献度は大きく、以降バンドがこの両者の音楽性の違いで分裂していくのも納得できる個性をそれぞれ確立している様にも思えます。

ジョーンの単独作となる「TAKE IT OR LEAVE IT」、「I LOVE PLAYIN' WITH FIRE」は、同時代のパンク旋風にリンクするパワー・ポップ・センスが爆発、ワイルドでセクシーな個性が巧みに生かされています。

そして全編でギンギンに唸るリタのギターは、前作より格段に向上し、曲によってはサバス真っ青のドゥーム風さえ感じさせ、とてもガールズ・バンドで終わらせるにはもったいない貫録が漂っています。

ハード・ロック色が強くなった一方、「MODNIGHT MUSIC」や「HEARTBEAT」といったナンバーではメロディアスな側面も開花、80年代メタルのパワー・パラードへと繋がるプロトタイプとも言える資質を見せてくれています。

よりグラマラス、そしてセクシーになったヴィジュアル・イメージと、ヘヴィに生まれ変わったサウンドは、改めて聴き直すとアイドル・バンドとは最早思えないのですが、本作が彼女達のピークになってしまったのも致し方ない充実ぶりに驚かされます。

キワモノ的なイメージが先行する中、時代がパンク、そしてメタル・ブームと移っていく事を考えると、早すぎた1枚であった気もします。

2017年9月23日 (土)

MSG THE MAD AXEMAN LIVE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000003203

初期マイケル・シェンカー・グループのライヴ音源集、「ザ・マッド・アックスマン・ライヴ」、入荷しました。

ショップはこちら

MSGの80年代のライヴ音源が発掘され、様々な形でリリースされていますが、これもその内の一つですでにリリースされている二つの4枚組BOXセットから、2枚ずつが抜き出されて編集されているものです。

2002年リリースの「Reactivate: Live」からセレクトされたCD1とCD2は、それぞれ80年のUSAツアーからの音源で、ペンシルバニアとLAでのライヴとなっています。

ファースト・アルバムをリリース直後、もちろんコージー・パウエルを抱えての黄金期と言える時代で、特にレアと言える音源でしょう。

コージーがプレイする「DOCTOR DOCTOR」、「LIGHTS OUT」、「ROCK BOTTOM」は、ファンにとっては必聴ものとなっています。

2003年リリースの「Back to Attack: Live」からセレクトされたCD3とCD4は、84年1月18日の来日公演、札幌でのライヴを収録しています。

「限りなき戦い BUILT TO DESTROY」リリースに伴うツアーですが、この時期のライヴは「ROCK WILL NEVER DIE」という優れたオフィシャル・ライヴ盤が存在しますが、そこでは聴けなかった曲もプレイされており、日本人にとっては嬉しい音源となっています。

2枚に分けて、アンコールまで含めてフル収録となっているのも見逃せません。

全てサウンドボード録音となっていますが、おそらくオーヴァーダビングはされておらず、かなり荒い音質となっています。

特にゲイリー・バーデンの苦しいヴォーカルは、この時期のMSGの個性にもなっていた気がしますが、こうして改めて聴くとやはり相当酷かったんだという事に気づかされます・・・

シンプルな外装ながら、なかなか洒落たパッケージになっていて、ほぼCDジャケット・サイズのボックスも好感が持てます。

熱心なファン向けのものとはなってしまいますが、前述の4枚組BOXセット2種はかなり高額なものだっただけに、こうした変則的コンピレーションはありがたいものと思えます。

2017年9月22日 (金)

BOW WOW GLORIOUS ROAD

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

Simg103

オリジナルは80年作、BOW WOWの通算5作目となったオリジナル・アルバム、「グロリアス・ロード」、入荷しました。

ショップはこちら

前作の「GUARANTEE」から始まったポップ路線を更に強化、本作では全曲日本語歌詞、外部ライターによる作詞、作曲はメンバーによる体制を徹底しています。

歌謡ロックという言葉が当時存在したか不明ですが、いかにもアイドル・バンドといった歌詞にギンギンのギター、バブルガム・ポップ的なコーラスが盛り込まれるという、ある意味70年代グラムのハード・ポップ感覚が盛り込まれています。

ヴォーカルのソフトな甘さと、彼等のルックスの良さが、アイドル的人気を博していたのは理解できるのですが、単なるポップ・アルバムで終わっていないのがやはりさすがと思われます。

先行シングルとなった、斉藤光浩作曲、リード・ヴォーカルによる「欲しいのはおまえだけ」は、当時テクノ・ポップ・ブームに乗っかったNEW WAVE路線とも言われていたのがかなり意外なのですが、確かにTHE CARS等に通じるパワー・ポップ・センスが感じられ、今となっては新鮮と言う他ありません。

二弾シングルとなった「ラブ・ミー・テンダーを歌ってよ」では、エルヴィスの名曲へのオマージュたっぷりのソフト・バラードとなり、ポップ・メイカーとしてのバンドの才能が開花しているような気がします。

ブリティッシュ・ポップの甘味が光るオープニング・ナンバー、「We're No.1」、We're No.1哀愁ハード・ポップの「忘れかけてたラブソング」、後のヘヴィ路線再開への意欲が漲る「愛の鎖」、プログレ・ハード的な構成がユニークな「Sky Diver」等々、実に佳曲が多いだけに再評価がもっとされてもいいと思われます。

唯一ののインスト・ナンバーとなったアルバム・タイトル曲は、メロディアスな展開ながらしっかりとHM/HRバンドとしての資質を見せつけるものとなっています。

特に山本恭司の意地が随所に感じられ、複雑な構成ながら聴きやすさも同居したこのプログレッシブなインスト曲こそが、日本のハード・ロック界をまだまだ牽引していこうとする宣言ともなったのではないでしょうか。

2017年9月21日 (木)

JOAN JETT THE HIT LIST

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000002355

ジョーン・ジェットの90年作、「ザ・ヒット・リスト 雨を見たかい」、入荷しました。

ショップはこちら

ジョーン・ジェットの単独名義としては、81年の「Bad Reputation」以来2枚目となったアルバムで、全曲カヴァーとなった1枚です。

邦題となったCCRの名曲を筆頭に、この人らしい選曲がズラリと並ぶ好盤です。

ブラックハーツのメンバーや、彼女のアルバムの常連ともなったUTOPIAのカシム・サルトン、そしてKIINKSのレイ・デイヴィスがゲスト参加しています。

本作ではキンクスの「セルロイドの英雄 」をカヴァーしているのですが、クレジットが無いのではっきりしないのですが、めったに他人の作品に参加しないレイ・デイヴィスはこの曲で共演をしていると思われます。

バック・コーラスが控え目なのですが、あの独特の声が僅かに聞こえる気がするので、興味のある方はフル・ヴォリュームで聴く事をおすすめします。

他にもAC/DCの「悪事と地獄」が「DIRTY DEEDS」と改題され、ポップなアレンジによってジョーン版として甦っています。

ピストルズの「PRETTY VACANT」、ZZ TOPの「TUSH」等は、彼女にズッパマリと言えるナンバーかもしれません。

ポップでパンキッシュ、ちょっぴりメロウというコンセプトは相変わらずで、元歌をたとえ知らなくても楽しめる1枚だと思います。

2017年9月20日 (水)

WHITESNAKE RESTLESS HEART

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000004638

ホワイトスネイクの97年作、「レストレス・ハート」、入荷しました。

ショップはこちら

ジミー・ペイジとのプロジェクトの活動を終え、沈黙も守っていたデヴィッド・カヴァーデイルが、「スリップ・オブ・ザ・タング」以来8年ぶりにホワイトスネイクを復活させたアルバムです。

怪我で離脱していたエイドリアン・ヴァンデンバーグとのタッグがここで実現し、完全にデヴィッドとのユニットの様相も見られますが、ホワイトスネイクの名がシーンに復帰した事を喜んだファンは多いと思います。

オープニング2曲は完全にアダルト路線で、バラード・シンガーと化したデヴィッドの新たな魅力が新鮮でしたが、徐々に見せる70年代ホワイトスネイク、カヴァーデイル・ペイジをも彷彿させるハード・ロック路線が静かな興奮を呼びます。

元々はソロ・アルバムとしての企画もあった様ですが、ホワイトスネイク・ブランドを大きく損なわないようなバランス感覚が取り入れられたのだと思います。

スローなナンバーの比率が多いのは、2000年作のソロ名義作、「Into The Light」への布石になっていた、と今となっては思えますが、当時WHITESNAKE終焉と言われたフェアウェル・アルバムとして寂しさを余計漂わせてしまっています。

それでもアルバム・タイトル曲や、「You're So Fine」といった曲に、往年のポップでセクシーなカヴァーデイル節が見つかり、個人的には溜飲を下げる事ができたと思います。

2017年9月19日 (火)

NIGHT RANGER SEVEN

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000004834

ナイト・レンジャーがオリジナル・メンバーでの再結成を果たし、97年作の「NEVERLAND」に続きリリースした第2弾アルバム、「セヴン」、入荷しました。

ショップはこちら

アルバム・タイトルが示す通り、95年の「FEEDING OFF THE MOJO」(ムーン・レンジャーとも呼ばれるトリオ編成のNIGHT RANGER作品)はバンドのキャリアとしてカウントされていない事も明らかになりました。

華やかなダブル・ヴォーカルとツイン・リードの絡み、キーボードを効果的に使用したアレンジによる大仰なバンド・サウンドは健在で、アメリカン・ハードの楽しさを的確に伝えてくれる1枚となっています。

グレイト・ホワイトのジャック・ラッセル、そしてダム・ヤンキース、スティクスのトミー・ショウがなんとパーカッションでゲスト参加しており、どちらかと言うとアダルト層の琴線に触れるメロディ集となっています。

この人達の場合、優れたテクニックとメロディ・センスを誇りながら、時代の激流に乗り切る器用さは持ち合わせていなかったために人気が下降したとも思えますが、むしろ職人的な姿勢が強いせいか、あえて自分達の強みを曲げてこなかったと解釈する方が正しいのかもしれません。

本作では彼等の年齢に合った成熟と、変わらない陽性のダイナミズムが、理想的な融合を果たしていると思われます。

残念ながらやはり時代感覚は無視されてはいますが、それがまた根強い人気を支えているのかもしれません。

2017年9月18日 (月)

MICK JONES MICK JONES

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000004840

ご存知フォリナーのミック・ジョーンズが89年に発表した、初ソロ・アルバム、「ミック・ジョーンズ」、入荷しました。

ショップはこちら

現在に至るまで、30年以上もフォリナーを牽引し、ロック界のメロディ・メイカーとして名声を得ている人ですが、ソロ名義は本作1枚のみというのも意外な気がします。

元々ギタリストとして特異なセンスを持っている人でもなく、フォリナーでは音楽的主導権を常に取ってきた人ですからソロ活動をする必要もなかったのでしょうが、どうもフォリナー在籍時のルー・グラムのソロ・キャリアに嫉妬したのではないでしょうか。

ビリー・ジョエル、イアン・ハンター、カーリー・サイモンといったベテラン勢をゲストに迎えながら、かなり素朴なヴォーカルを聴かせてくれているのですが、やはり優れたソング・ライティングが目立ちます。

ハード・ロック指向が強かったルー・グラムに比べ、ソフトなポップ路線が目立ち、フォリナー名義で出してもおかしくないミドル・ナンバーから、AOR然としたバラードが見事です。

シングル・ヒットした「Just Wanna Hold」や「4 Wheels Turnin'」では、メタリックなエッジをポップに聴かせる手腕も発揮され、さすがに職人的サウンドに頭が下がります。

あまりもクセの無い声がそう思わせるのか、派手さに欠けた小ぶりなイメージもある1枚なのですが、聴き込めば聴き込む程味わい深くなるのも確かで、時々引っ張り出したくなってしまいます。

平均点という言葉は、往々にして皮肉を込めた意味で使われますが、コンスタントに安定供給できるsの非凡さに素直に敬意を持ってしまえる説得力があると思います。

2017年9月17日 (日)

子供ばんど HEART BREAK KIDS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

4_000000004836

オリジナルは83年作、子供ばんどの通算3作目となったアルバム、「ハート・ブレイク・キッズ 」、入荷しました。

ショップはこちら

うじきつよし率いる個性派ハード・ロック・バンドとして、当時のジャパメタ・ブームの中でも異彩を放っていたと思いますが、その明快かつ豪快なサウンドはシンプルとも言える魅力を持っていました。

同時期にLOUDNESSやBOW WOWが海外進出を果たしていますが、子供バンドも本作でニューヨーク録音、リック・デリンジャーをプロデュースに迎え、本格的なアメリカでの活動を視野に入れた意欲作となりました。

ベースが湯川トーベンからKATZ(勝誠二)に交代、EPIC移籍という転換期でもありましたが、勢いに乗るバンドの意欲作と言える充実ぶりがサウンドに現れています。

和製AC/DCと言われた音楽性は、ポップなアメリカン・ハード路線へと変更され、洗練されたサウンドが一際目立ちます。

この辺はアレンジャーとしても参加したリック・デリンジャー、そしてKISSやFOREIGNERのエンジニアとして有名なフランク・フィリペッティの功績が大きいと思われます。

ただこの豪華なサウンド・プロダクションによる、ライトなドラム、整理されたギター・サウンド、コーラス・ワークの多用は、子供ばんどのやんちゃな暴れん坊といった荒々しい魅力をスポイルしてしまった感は拭えません。

また当時のEPICの思惑と、バンドのアメリカン・マーケット狙いの方向性が嚙み合わなかったそうで、ポップにもヘヴィにも振り切れなかった半端さが多少残っている気もします。

ただ時代はまだまだポップ・メタルが大衆化する以前の頃で、本作の洗練された明快なアメリカン・ロックは早すぎた1枚と言えるのかもしれません。

シングルともなったオープニング・ナンバー、「JUKE BOX ROCK'N' ROLLER」のガッツ溢れるパワー、「さよなら BOY」での哀愁メロディが泣かせてくれるパワー・バラード路線等、聴きどころにも困らない良作であるのは間違いありません。

2017年9月16日 (土)

HEARTLAND WIDE OPEN

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです

1_000000001864

ハートランドの94年作、「ワイド・オープン」、入荷しました。

ショップはこちら

英国が誇るべきメロディアス・ハードの砦、ハートランドのセカンド・アルバムです。

彼等の名前はメロディ至上主義を自負する人達の間では広く知れ渡っているとは思いますが、けっして順調に活動してきたわけではありませんでした。

91年作のデビュー盤は、幻の名盤的な大傑作ですが、メジャー契約を僅か1枚で失い、本作はインディー・レーベルからのリリースとなりました。

前作での哀愁美ハード・ポップ路線は基本として継続されていますが、アコースティック調、メロウなナンバーの割合が増えた感もあります。

その分クリス・ウィーズィーの声も映え、ますますエリック・マーティンを彷彿させる味わい深いものになっています。

残念ながら本作を最後に、前身バンド、MONROEからのクリスの盟友、ゲイリー・シャープが離脱しています。

彼の湿ったギター、そしてツボを心得たソング・ライティングを失った事により、HEARTLANDの初期2枚の哀愁度は、以降のサウンドでは薄まった気もします。

本作でもやはりメロディの翳りは見事で、フォリナーやジャーニーでは望めない哀しさ、男っぽさに満ちています。

英国特有のくぐもったせつなさ、心地良い孤独感、そういったもやもやしたものを情感溢れるメロディで描ききる手腕はさすがに見事で、ハード・ロックの哀愁バラード路線を好む方には、特にオススメの1枚です。

2017年9月15日 (金)

PRAYING MANTIS TO THE POWER OF TEN

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000001447

プレイング・マンティスの95年作、「トゥ・ザ・パワー・オブ・テン」、入荷しました。

ショップはこちら

N.W.O.B.H.M.の伝統と伝説を、これ程までにメロディに託してきたバンドもそういないと思います。

プレイング・マンティスの通産4作目となったアルバムで、デビュー以来指摘されてきた強力なヴォーカリストの不在を、なんとあのゲイリー・バーデンを迎える事によって埋めた1枚です。

マイケル・シェンカー・グループを半ば解雇された形でシーンから姿を消し、グラハム・ボネットの後任として再びMSGに合流、その後はマイケルに振り回される様にしてシーンから姿を消していたゲイリーは、けっして声が綺麗でも個性的でもありません。

ただ彼の特徴はヴォーカル・メロディ作りの天才的な巧さであり、今まで正当評価こそされてきませんでしたが、低音のセクシーかつワイルドな声が魅力的だったと思います。

マンティス節と果たして彼の個性が合うのかどうか、余計な不安はいりませんでした。

本作のみのラインナップとなってしまいましたが、このバンドの哀愁メロディを切々と歌い上げるのではなく、張り上げてシャウトするのでもなく、丁寧にメロディを聴かせる事に徹したゲイリーのヴォーカルはもっと評価されていいと思われます。

MSG時代からゲイリーが見せていた欧州的な湿り気をもったメロディと、これぞマンティスと言えるドラマティックなサウンドが、ここでは見事な化学反応を生んでいたと思われます。

テンプテーションズのカヴァー、「Ball Of Confusion」や、まるでLAメタルの様なコーラスを聴かせてくれるアルバム・タイトル曲、陽性のハード・ポップ的要素を持つ「Little Angel」等、新機軸も見られる意欲作となり、この路線の延長を以降も続けて良かったのでは、と今更ながら思ってしまいます。

2017年9月14日 (木)

TRIUMPH ROCK & ROLL MACHINE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

4_000000004783

オリジナルは77年作、カナディアン・ハードの至宝、トライアンフのブレイクスルーとなったセカンド・アルバム(USAリリース盤)「ロックン・ロール・マシーン 炎の勝利者」、入荷しました。

ショップはこちら

ジョー・ウォルシュのカヴァー、「ロッキー・マウンテン・ウェイ」のシングル・ヒットにより、カナダのみでリリースだった本作はアメリカで輸入盤として人気を集めました。

この曲は彼等の他にも多くのバンドがカヴァーしていて、HR/HM系では後にスローターやオジー・オズボーンも取り上げた事もあるので、先見の明があったという事でしょうか。

メタリックなリフも前作よりキャッチーになっている他、RUSHを意識したのか10分弱の組曲を織り交ぜる等、楽曲の幅も広がっています。

あくまでも爽快感が残るアメリカン・ハードのカラッとしたサウンドが持ち味なので、ブリティッシュ・ハードからの影響もかなり残っていても突き抜ける様な高揚感に溢れています。

更にリック・エメットのアコースティックな魅力も全開で、フラメンコ・ギター等、同時代のHR/HMバンドとはまた違った個性を打ち出していたのも注目すべき点だと思います。

バンド・サウンドも同郷のRUSHを意識しながらも、独自のフュージョン、プログレ路線を開拓する事に成功していると思われます。

尚、アメリカでは本作がデビュー作として紹介され、USA盤ではジャケット・デザインが変更され、更にファースト・アルバムからの曲が4曲収録される編集となっています。

現在では廃盤となっているレア物と言えるかもしれません。

2017年9月13日 (水)

SLAUGHTER FEAR NO EVIL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000001596

スローターの「フィア・ノー・イーヴル」、入荷しました。

ショップはこちら

90年代のメタル激変期に、ストレートな方法論で奮闘していたスローターの95年作のサード・アルバムです。

パワフルで個性のあるヴォーカリストを中心に、優れたメロディ・センスとソツが無いバンド・テクニック、それ以外に一体何が必要なのかとでも言いたげな本作、時流を読んだり、迎合する事にも興味が無かった様です。

思えば80年代には彼等の様なスタイルのバンドは、掃いて捨てる程存在していたわけです。

グランジ、オルタナ、ミクスチャー、そしてラップ・メタルがシーンを席捲していた中、スローターをこっそりと応援していた人も少なくないんじゃないでしょうか。

難解な音楽性も、気取った歌詞も不要、ただただハード・ロックの爽快感、パワー・バラードから得られるカタルシスだけを追求した古典的バンドは、この時代どれ程困難な道を歩まなければならなかったのか、今となっては想像に難くないはずです。

個人的には「It'll Be Alright」のビートルズやQUEENからの影響、「Break Down N' Cry」での哀愁節に、このバンドの器用さを改めて思い知らされた感はありますが、基本的には生粋のパーティー・ロック・バンドではあると思います。

2017年9月12日 (火)

QUATERMASS QUATERMASS

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

3_010001000054_2

クォーターマスのデビュー作、「クォーターマス」、入荷しました。

ショップはこちら

オリジナルは70年作、ヒプノシスによるこの印象的なジャケットでプログレ、ブリティッシュ・ハード創成期に登場した伝説的バンド、クォーターマスのデビュー盤で、オリジナル・メンバーでの唯一のアルバムとなった1枚です。

クリス・ファーロウのバンドにいたキーボーディスト、ピート・ロビンソン、元エピソード・シックスのジョン・ガスタフソンとミック・アンダーウッドによるギターレスのトリオ構成で、EL&Pとも比較されましたがハード・ロック色の強いサウンドはメタル・バンドへの影響も大きかったと思います。

デヴィッド・ボウイやエルトン・ジョンとの仕事で有名なポール・バックマスターの指揮による31人のストリングス部隊も含むシンフォニック・ロックとしてのダイナミズムは、プログレ・バンドとして語られる事も多い様です。

後にレインボーがカヴァーする「Black Sheep Of TheFamily」は、早くからリッチー・ブラックモアのお気に入りだった様で、この曲をプレイするためにパープルを脱退、レインボー結成へと向かわせたとも言われています。

70年代英国ロックの匂いをプンプンさせながら、幅広い音楽性で一気に聴かせてくれます。

2017年9月11日 (月)

BAD MOON RISING BLOOD

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000004823

バッド・ムーン・ライジングの93年作、彼等のセカンド・フル・アルバムとなった1枚、「ブラッド」、入荷しました。

ショップはこちら

カル・スワン、ダグ・アルドリッチの名コンビに加え、本作からジャッキー・ラモス、イアン・メイヨーの2人を加えて、正式に4人組としての再スタートとなりました。

この新メンバーとなったリズム隊は、HURRICAN ALICE(ハリケーン・アリス)、そしてACCEPTのヴォーカリストとしてウドの後任で一時参加していたデヴィッド・リースが結成したBANGALORE CHOIR(バンガロー・クワイア)のメンバーでした。

どちらもヘア・メタル・バンドとして知られていましたが、この2人の影響でBMRがLAメタル化したわけではけっしてありません。

ただここへ来て、彼等のサウンドが微妙なシフト・チェンジをしたのは確かだったと思います。

LION、そして前作で熱狂的なファンが彼等をここ日本で支えていたのは、カルのブリティッシュの香りと、ダグのフラッシーかつツボを押さえたギター・センス、そしてメロディアス・ハードに直結するソング・ライティングだったはずです。

その真骨頂が、本作においては名バラード、「TEARS IN THE DARK」で象徴されていますが、全体的には当時のシーンを意識し始めている感があると思います。

ダークな質感をギリギリのラインで80年代的マインドでコーティングしている、と言ったらいいのでしょうか、多くの80'sバンドが陥るグランジ、オルタナ化こそ見られないものの、ストイックとまで思える控え目なメロディが目立ちます。

逆にその方法論が、後にダグが引き抜かれるWHITESNAKEの昨今のサウンドにより一層近づいたとも思えます。

一言にすると地味になった、という事なのでしょうが、バンド・サウンドの説得力、何回聴いても飽きない味わい深さは、さすがに名バンドとしての完成度を誇っていると思います。

2017年9月10日 (日)

QUIET RIOT ALIVE AND WELL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000004359

クワイエット・ライオットの99年作、「アライヴ・アンド・ウェル」、入荷しました。

ショップはこちら

オリジナル作としては通算9作目となったアルバムですが、バンド自体はすっかり精彩を欠き、シーンから姿も目立たなくなっていた時期ですが、本作からルディ・サーゾが復帰し、なんと84年作の「Condition Critical」以来となる黄金期メンバーが集結した事になります。

ランディ・ローズを除けば、WHITESNAKEやMANIC EDEN、あるいはDIOやB.O.C.と引っ張りだこのルディ・サーゾはバンドの一番の出世頭と言えると思いますが、この人が戻るとヴィジュアル的にも華やかになったのではないでしょうか。

バンドに一気に活気が甦り、じつに元気で明るいハード・ロック作となっています。

アルバムは変則的な構成で、新曲9曲、カヴァー1曲、そして往年の代表曲のリテイクが5曲が収録されています。

新曲の方は、まさに「METAL HEALTH」の続編とでも言うべき快作となっていて、時代遅れ感もなんのその、彼等の一番の得意技を堂々と疲労してくれています。

AC/DCの「地獄のハイウェイ」のカヴァーもまさに彼等にはピッタリで、かつてのスレイドのカヴァーよりも堂に入っている気がします。

シンプルかつアダルトなヴァージョンとして生まれ変わった過去のナンバーも、ある意味ミニ・ベスト的な選曲もあり、かなり楽しめてしまいます。

ケヴィン・ダブロウというLAメタルの申し子的なヴォーカリストは、80年代半ばには没個性として定着してしまった感もありますが、こうして改めて聴くと彼のスタイルを踏襲したバンド、ヴォーカリストはあまりにも多かった事に気づかされます。

尚、2014年にはリイシューがされ、「CUM ON FEEL THE NOIZE」として曲順変更がされた形で再リリースがされています。

 

2017年9月 9日 (土)

SCORPIONS ANIMAL MAGNETISM

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000003574

オリジナルは80年作、スコーピオンズの通産7作目となったアルバム、「電獣~アニマル・マグネティズム」、入荷しました。

ショップはこちら

間接的ながらまたもやエッチな連想をせずにはいられないジャケットが印象的な1枚です。

男性を見上げる女性の表情のなんとエロい事か、そして精悍な犬の視線の先が気になりますが、本作のジャケをスコーピオンズ作品の中で最も愛する方も多いのではないでしょうか。

彼等のサウンド変遷という意味で言えば、「LOVEDRIVE」と「BLACKOUT」というインパクトの強すぎる名盤の間に挟まれた形となり、印象的にはかなり弱いのですが、80年代の彼等の大躍進はここでの挑戦があったからこそとも考えられます。

前作ではマイケル・シェンカーが一部参加した事が話題となりましたが、マティアス・ヤプスの個性が発揮される事となったのは本作からで、ルドルフとの絶妙なコンビネーションが生まれた第1弾と言えるアルバムかもしれません。

彼等の新たな個性となるシャープかつキャッチーなリフの折り重ねの開発に力を入れすぎたのか、歌メロが地味目になってしまった感が確かにあります。

ただ注目すべきナンバーも多く、キラキラのスコーピオンズ誕生前夜といった楽しさは十分にあります。

ミドル・メロディアス・ハードと言えるオープニングの「Make It Real」、続くメタリックなリフが炸裂する「Don't Make No Promises」、ハード・ポップ調の「Falling In Love」では、次作の「蠍魔宮~ブラックアウト」への布石とも思える曲作りがすでに目立ちます。

また「Lady Stalight」のロマンチックなムード、ストリングスの大幅導入は、昨今のアダルトなスコーピオンズを予感させるものがあります。

メロディの弱さが若干残る部分もあるのでしょうが、彼等が80年代をどう乗り越えるか試行錯誤している面に好感が持てると同時に、過去にとらわれず意欲的な姿勢に貫かれているため、心地良く一気に聴けてしまいます。

2017年9月 8日 (金)

RORY GALLAGHER DEFENDER

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

4_000000004717

ロリー・ギャラガーの後期傑作、「ディフェンダー」、入荷しました。

ショップはこちら

前作から6年ぶりとなった、87年作のアルバムです。

レコード会社との契約を失い、自らレーベルを立ち上げた第一弾アルバムとなりましたが、ご存知の様に次作が遺作となってしまいます。

ブランクを感じさせない勢いに溢れる傑作で、オープニング・ナンバー、「Kickback City」からいきなりストレートなハード・ロックを展開してくれます。

気の知れたメンバーとのトリオ編成によるバンド・サウンドは、けっして重く引きずらないブルースを聴かせてくれます。

ギタリストとしてのロリーの魅力はもちろん、ぶっきらぼうなヴォーカル、そしてこの人独特のブルース解釈は本当に味わい深いです。

ジャケットさながらのカッコ良さは、軽いフットワークと、キャッチーなメロディ・センスが優れていたからだと思いますが、それにしても何度聴いてもしびれます。

2017年9月 7日 (木)

ALICE COOPER EASY ACTION

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000004145

オリジナルは70年作、アリス・クーパーのセカンド・アルバムとなった1枚、「イージー・アクション」、入荷しました。

ショップはこちら

当初はまだ5人組のバンドとしてのアリス・クーパーであり、グラム・ロックの走りとでも言うべきキラキラ・ファッションで身を包んだアンダーグランドな存在でした。

本作ではハード・ロック色の強くなったバンド・サウンドと、豊潤なメロディが耳を惹き、イギリスでやはりカルト・ヒーローとして注目を集めだすデヴィッド・ボウイとも比類すべきメロディアスなナンバーが並びます。

プロデューサーはニール・ヤング作品を長年務めた事で有名なデヴィッド・ブリッグス。

この人の手腕なのか、一連のアメリカン・ハードとはまた違った独特の妖しさ、ヒネクレ具合が見事に演出されています。

特に「STILL NO AIR」や「LAY DOWN AND DIE, GOODBYE」といった曲では、当時のサイケデリック・ムーヴメントの影響を露わにしながら、英国ロック的な翳りも感じさせる独自のサウンドの追求をしている点が興味深いところです。

さしずめフランク・ザッパとボウイを足して、ハード・ロック的ダイナミズムで料理したとでも言うべきでしょうか。

美しいメロディが目立つのも特徴的で、以降のアリスがショック・ロックとして開花していく寸前の才能の奥深さを感じさせます。

2017年9月 6日 (水)

RACER X EXTREME VOLUME LIVE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

0000000043452_2

オリジナルは88年リリース作、レーサーXの初のライヴ盤となった1枚、「ライヴ -イクストリーム・ヴォリューム-』」、入荷しました。

ショップはこちら

収録は88年、LAの名門ライヴハウス、カントリークラブ。

もちろんMR. BIG結成直前のポール・ギルバート在籍時のもので、彼と共に速弾きを誇るブルース・ブイエとのツイン・リード体制が話題になっていた頃です。

各メンバーのソロ・パートを含めたライヴの模様は、このバンドがいかに超絶テクニシャン集団であったか改めて思い知らされるものとなっています。

元々正統派パワー・メタルとしての個性が強い上に、光速スピードが加わるわけですから、ライヴではそのダイナミズムが更に倍増されている気がします。

曲良し、テク良し、見栄え良しと、バンドとしては絶好調の時代であったわけですが、その後の各メンバーの大躍進がまた興味深く、本作での充実したプレイを聴けばそれも納得行くというものです。

ポールは最早説明不要だと思いますが、ヴォーカリストのジェフ・マーティンはなんとドラマーとしてジェイク・E・リーのBADLANDSへ参加。
(ちなみに本作の日本語解説では、ジェフはエリック・マーティンの実弟、との記述があり、ヴォーカリストとしての資質を兄弟で比較してしまっていますが、赤の他人というのが実情とされています。)

更にブルース・ブイエ、ジョン・アルディレイトの二人は、ジョン・コラビと共にTHE SCREAMを結成。
(ジョンはホアン・アルデレッテの名前で、MARS VOLTAでの活動で、より有名になります、)

そしてスコット・トラヴィスはジューダス・プリーストへ加入し、歴史的大名盤である「PAINKILLER」で更に名を上げる事になります。

そんな超スーパー・バンドであった事実にも驚かされますが、とにかく呆れる程の技術者集団が真剣に織り成す音には、神々しいまでの美しさが漂っている事に感動させられます。

尚、面白い事に本作リリース後に登場し、MR. BIGと共に90年代を股に掛けて大活躍したEXTREMEは、ここ日本ではカタカナ表記でエクストリームとして定着しましたが、本作のアルバム・タイトルは「イクストリーム・ヴォリューム」という表記になっています。

2017年9月 5日 (火)

DAVID GILMOUR ON AN ISLAND

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000004810

オリジナルは2006年作、ソロ作としては22年ぶりとなったデヴィッド・ギルモアのソロ名義第三弾アルバム、「オン・アン・アイランド」、入荷しました。

ショップはこちら

04年にはLIVE 8でのピンク・フロイド復活があっただけに、フロイド再結成への期待が高まる中、06年にはシド・バレットの急逝が報じられました。

その中でリリースされた本作は英米で大ヒット、イギリスではソロとしては初のNo.1を記録しています。

これがスタジオ盤での最後の共演となった、故、リチャード・ライトが参加している他、デヴィッド・クロスビー、グラハム・ナッシュ、フィル・マンザネラ、ロバート・ワイアット、アンディ・ニューマーク等、多くのゲストが迎えられています。

大人の為のロック、色気のあるギター、を中心に、誰もが望むギルモアのサウンドが詰ま
っています。

ピンク・フロイドの音の質感のキー・マンでもあった彼の真骨頂、とでも言うべき傑作です。

尚、限定盤としてリリースされた本作はスペシャル・エディションと題され、DVDが付属しています。

「Live And In Sesion」なるこの映像集はかなり興味深く、06年時の最新ライヴ、そしてアビー・ロードを含むスタジオ・ライヴの模様が堪能できます。

特にスタジオ・ライヴとなったセッションは、フロイド時代のナンバーが取り上げられ、「運命の鐘」、「天の支配」、「コンフォタブリー・ナム」といった名曲がプレイされています。

2017年9月 4日 (月)

MR. BIG LIVE FROM THE LIVING ROOM

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000001373

2011年1月、東宝スタジオで行われたMR. BIGのライヴを収録したアルバム、「ライヴ・フロム・ザリヴィング・ルーム ~ワン・アコースティック・ナイト~」、入荷しました。

ショップはこちら

オリジナル・メンバーで復活した「What If...」を本国発売前に急遽来日し、ニュー・アルバムが大半を占めるセットリストによる、まさに日本のためのスペシャル・ライヴとなっています。

日本人にとっては特別なバンドであると同時に、この4人がやはり日本を特別視しているのも改めて認識させられます。

数百人限定、イベント企画で行われた一夜限りのショーだった様ですが、諸事情によりいきなりアコースティック・ライヴとなった経緯があるらしく、その辺は解説を読むと興味深いものがあります。

リヴィング・ルームがステージに作られ、ストリングス、和太鼓をゲストに迎える等、見に行けた人はかなりラッキーだったのではないでしょうか。

ビリー・シーンはエレキ・ベース、ポール・ギルバートも一部エレキに持ち替えていますが、このバンドの上手さが余計目立つ内容となっています。

最新スタジオ・アルバムの完成度が異様に高かった事もあり、数有る彼等のライヴ盤の中でも聴き応えのある1枚です。

録音状態のクリアさも見事で、ファンにとっては愛聴盤の一つになっているのではないでしょうか。

2017年9月 3日 (日)

DEFTONES AROUND THE FUR

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000004214

デフトーンズの97年作のセカンド、「アラウンド・ザ・ファー」、入荷しました。

ショップはこちら

オルタナ・メタルから一気にメインストリームへと浮上、ニューメタルの旗手としてブレイクした重要作です。

ジャケットのセンスや、歌詞世界のユニークさ、加えてメンバーのクールな佇まいは、オルタナ・シーン独特のものかと思われましたが、グランジ以降の凡百のバンドとは比較するまでもないメロディ作りの巧さが感じられます。

ファースト・シングルとなったオープニング・ナンバー、「My Own Summer (Shove It)」から彼等の独自の音が炸裂し、飽和状態であったラップメタル・シーンに凄まじいインパクトを叩きつけたのでした。

英国ニュー・ウェイヴからゴス、アメリカのピクシーズのフィルターを通したかの様な屈折したダークな質感が、90年代ヘヴィ・ロックを美しく彩った様なサウンドが新鮮で、本作により確実に新たなジャンルが確立された気がします。

元セパルトゥラ、現SOULFLYのマックス・カヴァレラがゲスト参加した「Headup」こそ同時代のメタルの王道路線と言えるのでしょうが、「Be Quiet and Drive (Far Away)」や「Dai the Flu」における彼等の美意識はやはりその他大勢のヘヴィロック群とは一線を画するものとなっています。

冷気と熱気が一瞬にして同時放射される様なメタリックなサウンドは、クセになる事請け合いです。

尚、ラスト・ナンバーの「MX」終了後、約超ヘヴィ・ナンバーの「Damone」が隠しトラックとして収録されています。

2017年9月 2日 (土)

ALICE COOPER BRUTAL PLANET

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000004804

オリジナル・アルバムとしては、前作から6年ぶりとなったアリス・クーパーの2000年作の1枚、「ブルータル・プラネット」、入荷しました。

ショップはこちら

80年代の再評価以来、常にハード・ロック、メタル・シーンのど真ん中で勝負している現役感覚には本当に頭が下がります。

本作でのヘヴィ・ロック、ニューメタルへの大幅接近は、この人にすれば当然の選択だったのかもしれません。

オジーにしてもそうですが、若い世代が偉大なロック・レジェンドを通して新たな挑戦を試みている感じもあり、それに喜んで手を貸している超ベテラン、アリスの姿が目に浮かびます。

もちろん強すぎる程の個性、キャラクターを持っている人だけに、モダンなサウンドをバックにしても一聴してアリス・ワールドが展開されるあたりはさすがです。

この辺はエグゼクティヴ・プロデューサーとして参加している、盟友ボブ・エズリンの手腕もあるのかもしれません。

メタル・アルバムとしては楽々及第点をクリアしている完成度、何度聴いても飽きない適度なキャッチーさは、出来る様でなかなか難しい事だと思います。

2017年9月 1日 (金)

DEF LEPPARD EUPHORIA

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

1_000000001548

デフ・レパードの99年作、「ユーフォリア」、入荷しました。

ショップはこちら

デフ・レパードのオリジナル・アルバムとしては通産7作目となった1枚で、前作の「SLANG」から3年ぶりとなり、久々にキラキラ輝くレパード節満載のハード・ロックが聴ける好盤となっています。

「スラング」ではメタルから離れ、モダンなロック・バンドとしてかなり先進性のあるサウンドを作っていましたが、やはり「PYROMANIA」、「HYSTERIA」の流れを望むロック・ファンは大量にいたわけで、けっして彼等に落胆したとは思えませんが、少なくとも一体デフ・レパードはどこへ行ってしまうのかという困惑はあったと言えるのではないでしょうか?

もちろんバンド自身が一番そこを理解していたはずで、ここではアルバム・タイトル、ジャケット・ワーク、そして曲調、アレンジを含む全般を、まさに彼等の王道サウンドとして復活させています。

シングル・ヒットした「プロミセス」のイントロを聴いて、狂喜した人も多かったのではないでしょうか。

基本は70年代グラム・ロック、シン・リジィやUFOのエッセンスを存分に吸収した、ブルースに頼らないブリティッシュ・ハードのシュガー・コーティングこそが彼等最大の魅力だと思いますが、巨大化したバンド像はもっと複雑怪奇な姿を晒していたと思います。

その虚像こそがメタル・ファンとポップ・ファンの両者から敬遠されがちだった、という奇妙な現象を生んでいたと思います。

21世紀を目の前にして、本作での陽性の高揚感に溢れた突き抜けっぷりこそが彼等の本質であり、ウキウキ・ハード・ロック大好きというピュアな少年心を丸出しにしたサウンドが、頭でっかちになっていくばかりのメタラー達の目を覚まさせた気もします。

« 2017年8月 | トップページ | 2017年10月 »