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2017年3月の13件の記事

2017年3月16日 (木)

スマホ・サイトが生まれ変わります

現在サイト・リニューアルのため、ショップは休業中となっています。
4月19日より装い新たにオープンしますので、よろしくお願いします。
www.ken-s-attic.com

2017年3月12日 (日)

RUSH A FAREWELL TO KINGS

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは77年作、ラッシュの通産5作目となったアルバム、「フェアウェル・トゥ・キングス」、入荷しました。

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ライヴ盤を挟み、いよいよ彼等がプログレッシヴな面を本格的に打ち出した第2期と呼ばれるシンセ導入時代に突入します。

前作で取り入れたSF的コンセプトは、更にオリジナリティを確立したと同時に、18世紀のロマン主義を説いたサミュエル・テイラー・コールリッジの幻想詩をテーマにする等、文学的、哲学的側面も進化しています。

オープニングこそアコースティック調の美しい調べが流れますが、ベース、シンセを操るゲディ・リーの貢献度が特に目立ち、ラッシュ・サウンドがトリオのそれぞれの力量から成立している事を十分承知した上でも、この人のミュージシャンとしての資質に改めて驚かされます。

前作まで目立っていたメタリックな金属ヴォイスの名残りも確かにあるのですが、以降のゲディ・リーの歌唱法がここで完成されたと考える事もできるかもしれません。

現在でもライヴのハイライトとなるアンセム、「Closer To The Heart」といったコンパクトなナンバーも味わい深いのですが、やはり圧巻はラストの「シグナス X-1」でしょう。

ブラックホールに向かう飛行士の宇宙冒険物語となったこのナンバーは、あまりにも壮大な構成のため、ここでは「第1巻」とされ、次作の「神々の戦い」で第2巻が収録される事となります。

プログレ・ハードという言葉は、まさに本作のために作られたと言っても過言ではないのでは、と思わせる程の完成度は、彼等がカナダのツェッペリンと呼ばれていた時代から劇的な変化を遂げたのはもちろん、ロックを更に一段上の高みへと連れて行った感すらあります。

ジャケット・デザインも秀逸で、彼等のキャリアの中でも特筆すべき不思議な魅力を持っています。

2017年3月11日 (土)

ASIA ARENA

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

96年作、エイジアの6作目となったオリジナル・アルバム、「アリーナ」、入荷しました。

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オリジナル・メンバーはジェフ・ダウンズのみ、前作からベーシスト兼ヴォーカリストとして参加したジョン・ペインとのタッグがいよいよ強力な個性を見せ始めた作品です。

1曲目のインスト・ナンバー、「INTO THE ARENA」ではなんと布袋寅泰が参加していて、フュージョンにも近いソロを聴かせてくれているのですが、よりポップにメロディアスになったサウンドが本作の期待を煽る完成度を誇っています。

AOR色が強くなったとも言われるアルバムですが、80年代のTOTOにも通じる大衆性、そして一連のポップ・プログレ勢を軽くいなすかの様な美麗なメロディ作りはさすがです。

新たに加わったギタリストは、元シンプリー・レッドのアジズ・イブラハム、スティーリー・ダンでの活動で知られるエリオット・ランドールと、かなり意外な人選でしたが、本作のまさにアリーナ・ロックと言えるキラキラ・サウンドにはピッタリだったのかもしれません。

初期エイジアのドラマ性とプログレ・ハード的な展開がワクワクさせる大作、「The Day Before The War」、エスニック・サウンドがミステリアスな雰囲気を持ち新たな魅力を生んでいる「U Bring Me Down」等、プログレの名残りをしっかりと見せながら、飽きさせない構成も見事です。

全体的にはあくまでも80年代マインドを生かしたメロディアスなポップ・ロックが貴重となっていて、ASIAの名前を残す必要性が確かにあったのだと思われます。

ジャケットの美しさも手伝い、言われる程駄作とは思えない傑作だと、個人的には思えてなりません。

2017年3月10日 (金)

TWISTED SISTER STAY HUNGRY

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

トゥイステッド・シスターの84年作の3作目となったヒット・アルバム、「ステイ・ハングリー」、入荷しました。

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LAメタルの徒花、一発屋としてのイメージが強いバンドかもしれませんが、そのキャリアは実に長く、KISS、アリス・クーパーに通じるグラム・メタルの歴史を作ってきた人達でもありました。

そのケバケバシイ化粧とは裏腹に、メロディ作りが実に巧みで、ポップでキャッチーなアメリカン・ハードのツボを知り尽くしたバンドだったと思います。

後になってわかる事ですが、フロントマンでありリーダーのディー・スナイダーが、実はなかなか計算高い人で、豪快さの裏に隠れた知的な部分が本作をより明快なものとしたのだと思います。

ただ過激な方法論と、音楽性があまりにもストレートな王道路線だったために、90年代の混沌としたメタル・シーンからは見離されてしまったのでしょうか。

いずれにしても名盤には変わりはなく、LAメタルを象徴するナンバー、「ウィー・アー・ノット・ゴナ・テイク・イット」を収録したヒット作です。

2017年3月 9日 (木)

W.A..S.P. LIVE...IN THE RAW

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは87年作、良くも悪くもLAメタルの徒花として一世を風靡したバンド、W.A.S.P.の初のライヴ盤となったアルバム、「ライヴ・・・イン・ザ・ロウ 邦題 ライヴ・ベスト」、入荷しました。

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3枚のスタジオ・アルバムを出し、微妙なサウンド・シフト、バンドのイメージ・チェンジを図ってきたましたが、基本は過激なパフォーマンスが売りだっただけに、本作の意味は大きいと思います。

特に猥雑、凶暴なキャラの代表だったギタリスト、クリス・ホルムズ、元KING KOBRAのジョニー・ロッドの派手なヴィジュアル、後にL.A.ガンズに参加するスティーヴ・ライリーと、好メンバーが揃った絶頂期だっただけに、聴き逃せないライヴとなっています。

もちろんリーダーのブラッキー・ローレスの幅広い音楽センスと、パフォーマーとしての優れた資質こそが、このバンドの骨格になると思うのですが、強烈なイメージがそのままライヴに生かされたショーではあると思います。

日本では未公開となったモンスター映画、「グーリーズⅡ」のテーマ曲となったスタジオ・テイクの新曲、「悪魔の叫び」も含まれ、LAメタルの最も妖しく過激な側面を堪能できる1枚となっています。

2017年3月 8日 (水)

AC/DC THE RAZORS EDGE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは90年作、エアロスミス、ボン・ジョヴィの大ヒット作を手掛け80年代ハード・ロックの象徴ともなった故ブルース・フェアバーンをプロデュースに迎えたAC/DCの力作、「レイザーズ・エッジ」、入荷しました。

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決してポップに成りすぎず、それでいてモダンなサウンドでAC/DC節を見事に再生させた手腕は見事で、恐らくプロデューサーとしての仕事も過去最高と言えたのではないでしょうか。

インターバルが空いた事と、80年代ハード・ロックの衰退により、さすがのAC/DCも低迷期とも呼ばれた時期だっただけに本作の目の覚める様なリフの嵐は、再びこのバンドを伝説の存在として祭り上げたのでした。

かつてボン・スコット時代に、ロバート・ジョン・マット・ランジを迎え、充実したメロディとパンチ力抜群のサウンド・プロダクションで大爆発した「地獄のハイウェイ」にも通じるメジャー感が全体を漂っています。

彼等の新たなアンセムとなった「THUNDERSTRUCK」、これまでに無い位ヒリヒリした鋭さが新鮮だったアルバム・タイトル曲は、フェアバーンとAC/DCの組合せだからこそ生まれた名曲だと思います。

これらの新型AC/DCと言えるナンバーだけでも、苦汁をなめてきたとも言える80年代後半のストレスを吹き飛ばすには十分のインパクトを持っていたのではないでしょうか。

キャリア史上最もポップと思える「MONEY TALKS」、泣きのセンスが渋めに生かされた「IF YOU DARE」の他、従来にAC/DCの王道節ももちろん健在、それも全曲がシングル・カット可能だったろうと思わせる完成度です。

スタジオ盤としては本作のみ参加した、元THE FIRMの大ベテラン、クリス・スレイドのパワフルなドラムの貢献も大きく、デビュー15年目としては奇跡的なフレッシュ度をもたらせた気もします。

新たなファンをも取り込み、以降の彼等がそのモンスターぶりをますます強化していった必聴作です。

2017年3月 7日 (火)

DEPARTURE DEPARTURE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

80年代の空気をそのまま身にまとい、アメリカ東海岸から突如として現れたディパーチャーのデビュー作、「ディパーチャー」、入荷しました。

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英国のメロディック・ロックの名門レーベル、ESCAPEからのリリース、ジャケットのスペーシーなイメージ、そしてJOURNEYのアルバムを思い出さずにいられないバンド名、これら全てのキーワードは勘のいいメロハー・ファンならサウンドの高性能具合をすぐに察知可能かと思われます。

マルチ・プレイヤー、マイク・ウォルシュと、ヴォーカリストのケン・マイケルズを中心としたプロジェクトの様で、以降も美麗なメロディを作り続けてくれています。

ソング・ライティングのほとんどを担当するマイク・ウォルシュは、アルド・ノヴァ、グレンバートニック、MESSAGEといった面々と活動をしていたセッション・プレイヤーで、本作にも参加しているデイヴ・ローゼンタールとも仕事を共にしていたそうです。

満を持して自ら立ち上げたバンドがこのDEPARTUREで、その音楽性は前述のジャーニーはもちろん、TOTO、SAGA、SURVIVORを彷彿させるキャッチーかつ爽快感溢れるものとなっています。

流麗なキーボードと伸びのある透明感全開のヴォーカルは、かなりポップ・フィールド寄りではあるのですが、プログレ・ハード然としたバンド・サウンドの巧みさがメタリックなエッジを残しています。

まぁとにかく全曲がシングル・カット可能であろう完璧なメロディ、まるで80年代アメリカン・プログレ・ハードのオムニバスとでも言えそうな完成度は、多くのメロディ至上主義のファンを納得させると思います。

2017年3月 6日 (月)

TWISTED SISTER COME OUT AND PLAY

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは85年作、トゥイステッド・シスターの通産4作目となったアルバム、「カム・アウト・アンド・プレイ」、入荷しました。

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前年の「ステイ・ハングリー」の大ヒット、MTVを中心にしたお茶の間への浸透、そして今では笑い飛ばせる事もできないPMRCとの一連の争いの中に巻き込まれる等、激動の1年の中で制作されています。

スコーピオンズを手掛けてきたディーター・ダークスとの合体、シャングリラズの「リーダー・オブ・ザ・パック」のカヴァーや、ビリー・ジョエル、アリス・クーパー、ブライアン・セッツァー等のゲスト参加等、ヒット・アルバムの要素を多く詰め込みながら、手堅い作りがされています。

LAメタルの最も毒々しい側面がわかりやすく提示され、ウキウキ度の高い1枚です。

2017年3月 5日 (日)

MR. BIG (UK) SWEET SILENCE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは75年作、英国ロックの奥の深さをまざまざと見せつけられる様なバンド、ミスター・ビッグのデビュー作、「スウィート・サイレンス/甘美のハード・ロッカー」、入荷しました。

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MR. BIGと言えばもうあの4人しか浮かばないのも当然ですが、70年代ロックの熱心なファンの方なら、このアルバムに特別な思いを持っている方も多いと思います。

3枚のアルバムを残して解散し、その後90年代に再結成、更に2011年には33年ぶりの4作目をリリースを果たしていますが、やはりMR. BIGと言えばもうあの4人でしかないわけです。

邦題のセンスがまさに的を得ていて、当時はQUEENと比較される事もあった音楽性はグラム、バブルガム・ポップ、プログレ・ハードと多様な形容が必要になるくらい個性的なものでした。

ギタリスト兼ヴォーカリスト、そして全ての曲を書いているディッケンを中心とした4人組で、なんとドラムが二人という変則的構成のバンドです。

高音のダミ声で、時に変態チックに、時にデニス・デ・ヤングやフレディ・マーキュリーの様に、幅広いメロディはブリティッシュ・ロックの全てのエッセンスを詰め込みながら吐出されています。

まるで調子の狂ったクイーンとでも言えばいいのでしょうか、スパークスが引き合いに出される事もありますが、なるほど言い得て妙かもしれません。

ふざけているのか真剣なのかもわからないほど、屋根裏のオモチャ箱をひっくり返した様な懐かしくもカラフルなサウンドは、ブリティッシュ・ポップ・ファンにはたまらない妖しさでしょう。

QUEEN以降のブリティッシュ・ハードの次世代、SWEETやSLADEのグラム勢、そのどちらにも属する事ができなかった才能の豊かさがこのバンドの悲劇だったのでしょうか。

2017年3月 4日 (土)

ACCEPT RESTLESS & WILD

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは83年作、アクセプトの4作目となったアルバム、「レストレス・アンド・ワイルド」、入荷しました。

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N.W.O.B.H.M.シーンの煽りで注目を浴びながら、まだまだアンダーグラウンドとして認知されていた彼等がいよいよその個性を完全確立した1枚だと思えます。

オープニングの「FAST AS A SHARK」のみで、当時のメタルをよりコアなものへと押し進めようとする意欲が感じられます。

レコードで流れるドイツ民謡、いきなりのスクラッチ音に続きほのぼのとした空気を切り裂くウドの叫び声、そしてリフの怒涛、情緒を一切介入させない鋼鉄度。

同時代スコーピオンズは全米進出に成功し、メロディアスなメタルの時代を先導し、メタリカがようやくデビューしようとしていた時代です。

スラッシュ、パワーメタルという言葉がまだ浸透していなかった時代、アクセプトが突き進んでいた道は異様にも思えるものでしたが、彼等の敷いたレールがなければ間違いなくハロウィン等の後続は世に出るのが遅れていたでしょう。

ドイツ人と日本人の共通点として几帳面、生真面目が良く挙げられますが、確かに本作での用意周到とも思えるリフの数々はジャーマン・メタルが独自の進化を遂げてきた事を裏付けている気がします。

冒頭のSEを効果的に使用した様式美は明らかにブリティッシュからの影響を覗わせるものであり、本作中多くのナンバーがブラック・サバス、ジューダス・プリースト、あるいはAC/DCといったキーワードを思い浮かばせます。

ただこれはもちろん彼等に限った事ではなく、以降多くのHR/HMバンドがそうしたマニュアルを丁寧に従って来たわけですが、本作の稀有な点は時代はポップ・メタル興隆期にまさに突入しようとしていた頃に本作は産み落とされた事だと思えます。

ある意味本作は、80年代初頭のN.W.O.B.H.M.を正しく進化させたお手本的1枚と言えるのでしょう。

2017年3月 3日 (金)

SCREAMING BLUE MURDER DEDICATED TO PHIL LYNOTT

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ジョン・サイクス率いたブルー・マーダーの、二度目の来日公演となった93年12月収録のライヴ・アルバム、「スクリーミング・ブルー・マーダー~フィルに捧ぐ」、入荷しました。

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二作目にしてラスト作となった「NOTHIN' BUT TROUBLE」に伴うツアーなのですが、本作はフィル・リノットに捧ぐと副題が冠せられています。

フィルが亡くなったのは86年、ジョンがTHIN LIZZYで活躍していたのは83年、一体何故このタイミングでフィルへの追悼の意を捧げたのかとファンとしてはいろいろ考察したくなるところですが、ライナー・ノーツを担当した現BURRN!誌の副編集長の大野奈鷹美さんの解説を読むとかなり興味深い事が書いてあります。

ジョン自らアルバムに使用する写真にはフィルの顔が書かれたTシャツを着たものをしてい、更に「Dancin' In The Moonlight」をラストに収録する等の曲順変更も指示しているそうです。

リジィのナンバーは、他にも「COLD SWEAT」がプレイされており、もちろんフィルとの共作による超名曲、「Please Don't Leave Me」も含まれています。

TYGERS OF PAN TANG、あるいはWHITESNAKEでのキャリアも含め、かなり短期間であったにも関わらず、THIN LIZZY、そしてフィルとの活動がいかに大事だったか、日本公演で改めて宣言してくれたのは感慨深いものがあります。

ギタリスト、そしてメロディ・メイカーとしてはゲイリー・ムーア直系のプレイヤー、ヴォーカリストとしてもデヴィッド・カヴァーデイルの影響も見え、ミュージシャンとしては個性が見えにくい人でありながら、精悍な容姿故、特に日本では神格化されているイメージも強いのですが、本作での彼のメッセージを汲み取るとするなら、非常にエモーショナルな人だと思えてなりません。

フィル・ライノットという人が伝説化されているのは、その人となりが大きな要因にもなっていると思われますが、そうした彼の音楽に対する想いや人間関係に対する考え方をジョンは継承する事をここで決意していたのだとすると、本来日公演もかなり意味深いものだったと思います。

彼自身がプロデュース、ミックスも担当しているのですが、良く言われている様にライヴの臨場感を極端に引っ込めた様な音の質感に疑問が残りますが、ひょっとしたら大音量で自分のクリアなヴォーカルこそを聴いて欲しいという意図があったのかもしれません。

ピアノをバックに歌う「Save My Love」や、「Still Of The Night」のカヴァーデイル節をあえて完全再現したような歌いっぷりを聴くと、そんな思いが強くなります。

2017年3月 2日 (木)

POISON FLESH & BLOOD

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ポイズンの90年作のサード・アルバムとなった1枚で、前作に引き続き大ヒット作となった作品、「フレッシュ・アンド・ブラッド - 今夜ケモノのように -」、入荷しました。

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彼等の人気のピークともなったアルバムで、メンバー・チェンジやシーンの激変により、以降バンドは下降していくわけですが、彼等の実力はけっして一過性のブームで終わるだけのものじゃなかったと思います。

お化粧バンドと揶揄されながらも、売り上げ数字だけ見れば、彼等はBON JOVIやAEROSMITHと同列で語られるべき国民的人気バンドであったわけです。

LAメタル、グラム・メタル出身組としては、ここまで大きくなったバンドは、MOTLEY CRUEやRATTを除いてそうはいなかったと思います。

そのモトリーやチープ・トリックのプロデューサーとして名高いトム・ワーマンと決別し、本作では80年代メタルの立役者、故、ブルース・フェアバーンがプロデュースを担当しています。

ポイズンとの相性はかなり良かったと思えたのですが、実際にはかなり両者の間で衝突があった様で、かなり意外な感じがします。

エアロやボン・ジョヴィと彼等が大きく違ったのは、外部ソング・ライターの導入を一切しなかった事が挙げられます。

デズモンド・チャイルドを始めとするヒットメイカーとバンドの共作は、言わばフェアバーンの王道パターンでしたが、ポイズンは自分達のやり方を曲げなかったわけです。

その結果前作と同様、700万枚以上のセールスを記録したわけですから、メタル・ファンとしてはどうしても本作の正しい評価をしてしまいたくなるというものです。

基本はKISS以降のキャッチーなハード・ロックのツボを知り尽くし、チープ・トリック意向のハード・ポップ・センスを吸収しているという、実にわかりやすい血統ではありますが、パワー・バラードのメロディ・メイカーとしての資質は恐ろしい程優秀だったと思います。

「Life Goes On」や「Something To Believe In」といった、タイプの違うバラードを、バンドのみで作ってしまう才能を、一体誰がヴィジュアルだけのお化粧バンドと言えるのでしょうか。

2017年3月 1日 (水)

38 SPECIAL TOUR DE FORCE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

38スペシャルの全盛期を代表するアルバム、「ツアー・デ・フォース」、入荷しました。

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このバンドが果たしてハード・ロックなのか、という議論は確かにあると思います。

ただ個人的には胸ときめく80年代メタルへの確かな布石を残してきた功績は、どうしても認めてあげたい気がするのです。

偉大なるサザン・ロックの正当後継者でありながら、80年代産業ロックの甘く芳しい香りを持っていた38スペシャルの83年作、通産6作目となったアルバムです。

レーナード・スキナードの悲劇的ヒーロー、ロニー・ヴァン・ザントの弟、ドニーが率いるバン
ド、というのは良く知られていると思いますが、彼等のキャリアは正当評価がされてこなかった様に思えます。

前作の「スペシャル・フォーシズ」からヒットしたシングル、「想い焦がれて Caught Up In You」の爽やかなポップ・センスは、もっとジャーニーやフォリナーと同等に語られてもいい、天才的なメロディ・メイカーぶりを見せてくれています。

またいかにもアメリカ人が好みそうな埃っぽいドライヴ感は、サザン・ロックを下敷きにしながらも、間違いの無いアメリカン・ハードの魅力に溢れていたと思います。

本作もそのキャッチー極まりない部分と、土臭い魅力が同居した傑作になっています。

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