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2017年1月の31件の記事

2017年1月31日 (火)

IAN GILLAN DREAMCATCHER

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

イアン・ギランの97年作、久々となったソロ作、「ドリームキャッチャー」、入荷しました。

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イアン・ギランという人は、絶叫型のメタル・ヴォーカリストとして特化したイメージが強いと思いますが、一方ロックンローラー、ジャズ・ロック指向等、オールラウンド・プレイヤーとしてのセンスも見逃せないと思います。

言ってみればエンターテイナーとしての資質を持っている人で、巨大な伝説に縛られているパープルでの活動は、彼にとって多くのストレスを抱える事になっているのは想像に難くありません。

本作はそんな彼のバラエティ色が強化された1枚で、ソロ名義としては6年ぶり、そしてパープル再復帰後初のアルバムとなったものです。

どうもかなりパーソナルな状況で制作された様で、89年以来ギランの相棒となっているギタリスト、スティーヴ・モリスとの二人きりによる完全作業だったそうです。

けっしてシンプルさを売りにした内容ではなく、ドラム・マシン等のデジタル機器を多用した、かなりコンテンポラリーなサウンドが目立つものとなっています。

プレスリーのカヴァー、「Anyway You Want Me」はお約束といったところでしょうが、全体的にはブリティッシュ・ポップ色が強く感じられます。

かなりリラックスしたギランのヴォーカルが印象的で、楽しんで歌っているのが良く伝わってきます。

スコットランド民謡やラテン系のアレンジ、更には「神がブルースを歌うわけ」と題されたナンバーまでありますが、この人のユニークな所はルーツ回帰を目指しているのではなく、あくまでもポップ・ソングとして成立させるために引用してみました、的なお気軽な部分が見え隠れする点です。

また日本盤ボーナス・トラックを含め、3曲のみギラン、モリス、元Y&Tのレナード・ヘイズ、ブレッド・ブルームフィールドの名でクレジットされたナンバーが含まれていますが、これは前作の「TOOLBOX」制作時のメンバーで、言わば当時の新生ギランのラインナップでした。

おそらくその時のアウトテイクだとは思いますが、これらの曲のみが妙にモダンなハード・ロックとしてギラギラしているのも本作の面白い部分だと思います。

2017年1月30日 (月)

VAIN NO RESPECT

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

今年急逝したケヴィン・エアーズの72年作、「ノー・リスペクト」、入荷しました。

オリジナルは89年作、遅れてきたグラム・メタル・バンドとして半ば伝説的に語られるヴェインのデビュー作

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不敵な目つきでこちらを睨むジャケットに映るデイヴィー・ヴェイン率いる5人組で、作曲からプロデュースのアシストまでこなす才能を持つワンマン・リーダーぶりを発揮しています。

その個性的な声は、ファスター・プッシー・キャットのテイミー・ダウンをも思わせる粘着質のもので、ヴィンス・ニールを甘くした様な感じも伺えます。

サウンドもモトリー、RATTを彷彿させるLAメタル初期型スタイルで、この手の音が好きな人にはたまらない完成度を誇っています。

独特のヴォーカルのせいか、キラキラしたメタリックな質感よりも、ヌメッとした感触とダークなポップ感がこのバンドの最大の個性となっていると思われます。

LAメタルというよりは、かつての英国ニュー・ウェイヴ、ゴシック・バンドの佇まいも感じられ、なかなかユニークな存在であったと思います。

1曲のみプロデュースにポール・テイラーの名前がクレジットされていますが、おそらくWINGERのあの人だと思われます。

パワー・バラード・ナンバーも他のバンドには無い湿り気があり、隠れ名盤としての味わい、貫禄が十分な1枚です。

2017年1月29日 (日)

CHEAP TRICK FOUND ALL THE PARTS

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年リリース作、当時人気絶頂期であったチープ・トリックが発表した4曲入りミニ・アルバム、「ファウンド・オール・ザ・パーツ 邦題 『デイ・トリッパー』」、入荷しました。

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当時としては珍しい企画盤ですが、どうもEPICが人気アーティストを中心に打ち出した当たらしい商法、NU/DISKの一環だった様です。

なんにしてもファンにとっては忘れ難い名盤の一つとなっています。

あの武道館ライヴでも披露されたオリジナル・アルバム未収録曲、「キャント・ホールド・オン」は、彼等にしては本当に珍しいブルージーなスロー・チューン。

後に「at武道館」のコンプリート盤では陽の目を見ましたが、当時は本当に貴重でした。

そしてビートルズのカヴァーのライヴ・ヴァージョン、更にこれまた珍しいカントリー風味のバラード、「テイク・ミー・アイム・ユアーズ」。

本作の内、最もチープ・トリックの魅力が爆発していると思われる「グッド・ガール」は、甘酸っぱいパワー・ポップの名曲で、一体何故オリジナル・アルバムに収録されなかったのか不思議なほどです。

この曲を聴くためだけでも、必聴盤と言える1枚だと思います。

2017年1月28日 (土)

TRIUMPH THUNDER SEVEN

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは84年作、カナダの名メロディアス・ハード・バンド、トライアンフの通産7枚目となったアルバム、「サンダー・セヴン」、入荷しました。

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見事なメロディアス・ハードを、アメリカ勢に負けじと時代に先駆け追求していた姿勢は忘れ難いものがあります。

同郷のラッシュと比べると、メロディありき、ポップであるべき、という点で言えば産業ロック寄りだったと思います。

前作「ネヴァー・サレンダー」のドラマティックで重厚なサウンドが彼等の最高傑作とも言われていますが、より80'sハード・ロック色を前面に押し出した本作もなかなか聴かせてくれると思われます。

時代がやっと彼等に追いついたという感もあり、水を得た魚、とでも言うべき伸び伸びとしたダイナミズム溢れるサウンド・プロダクションは今聴いてもワクワクするアルバムです。

2017年1月27日 (金)

DOKKEN LONG WAY HOME

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

前作から3年ぶりとなったドッケンの2002年作、通産8作目のアルバム、「ロング・ウェイ・ホーム」、入荷しました。

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前作ではレブ・ビーチを迎え、ドッケンらしさの復権が見られた事により、バンドのブランド・パワーを改めて思い知らされた感がありましたが、そのレブはWINGER、そしてWHITESNAKEでの活動に専念するため脱退しています。

本作で急遽参加が決まったのは、かつてドン・ドッケンのソロ作で手を組んだジョン・ノーラムでした。

興味深いのはジョンも本作のみの参加で、古巣EUROPEへ復帰する事となります。

邪推と思われますが、ドン・ドッケンという強烈な個性、人間性が、優れたミュージシャンの自由を狭くしてしまうのか、それともDOKKENというバンドが持つメロディ指向が眠っていたメロディアス・ハードへの渇望を呼び起こしてしまうのか、本作の曲の充実度を目の前にするといろいろ考えてしまいます。

黄金期を支えてきたジェフ・ピルソンも結局DIOに参加し、代わりにイングヴェイ、MSGで活躍してきたバリー・スパークスが迎えられています。

ドンの辛辣な心情吐露とも思われる美しいバラード、「Goodbye My Friend」や、自身のポジションを再認識している様な「MAGIC ROAD」等、かなりストレートな表現が目立ちますが、サウンドはブレのないアグレッシヴかつキャッチーな21世紀型DOKKEN節に溢れています。

アダルトなバラードの挟み方も見事で、歌の上手さはやはり魅力的です。

意外とも思えるヤードバーズのカヴァー、「HEART FULL OF SOUL」も違和感なく収まっていて、バンドの状態が不安定であろうと、DOKKENの個性を知り尽くしているドンのサウンド・メイカーとしての手腕は冴え渡っていると言えるのではないでしょうか。

2017年1月26日 (木)

THE BABYS ON THE EDGE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年作、ベイビーズの通算5作目、最終作となったアルバム、「オン・ジ・エッジ」、入荷しました。

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前作同様ジョナサン・ケイン、リッキー・フィリップスの二人を加えた5人編成、キース・オルセンをプロデューサーに迎え、ほぼ同路線の爽快なハード・ロック・アルバムとなっています。

1年を空けずにリリースされながら、メロディの充実ぶりは見事で、前述の二人の新メンバーが作曲面で大きな貢献をしています。

余程気合いが入っていたのでしょうが、アルバム・タイトルは崖っぷちと冠せられ、バンドの運命を賭けた作品とも思えますが、ご存知の様に翌年ジョナサン・ケインはJOURNEYに引き抜かれ、あの天下の大名盤「ESCAPE」が生まれる事となります。

バンドはその後解散を余儀なくされるわけですが、ここでのジョナサンのメロディ・メイカーぶりを考えると、それも無理無かった事と思えます。

ジョナサン自身がヴォーカルを担当した「LOVE WON'T WAIT」、あるいは「TOO FOR GONE」では、やがて訪れる80年代メタルを予見しているとも思えるハード・ロックぶりが見事で、彼がただのバラード・メイカーではない事を証明しています。

ただそんな重要ソング・ライター、ジョナサンを除いたメンバー全員の共作となった「POSTCARD」は、リック・スプリングフィールドが思いっきりハード・ロックした様な好ナンバーとなっており、バンド全体のポテンシャルはかなり高めであったと思われます。

元々アイドル的人気を誇り、バブルガム・ポップ寄りとも思えたパワー・ポップ・バンドとしての側面はスポイルされ、徐々にアダルトなハード・ロック、ハード・ポップへとシフトしていく矢先だったのだと思います。

メロディの洗練度から考えると、この路線でそのまま進めばもっとバンドの運命は変わっていたのかもしれません。

本作から約9年後、ジャーニーのメンバーと合体し、BAD ENGLISHが結成される事など予想だにしなかった筈ですが、すでにその下地となるドライヴィング感覚、メロディアスな歌メロがここで完成しているのは実に興味深いところです。

2017年1月25日 (水)

PRIDE OF LIONS THE ROARING OF DREAMS

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

プライド・オブ・ライオンズの2007年作、「ザ・ロアリング・オブ・ドリームス」、入荷しました。

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イタリアのフロンティアーズ・レコード、そして日本が誇るKINGレコード、このキーワードこそが美麗なメロディを保障してくれると、日本のメロディアス・ハード・ファンは信じているに違いないと思います。

そしておそらくその大半の人達が、ジム・ピートリックの名前を数々のアーティストの曲で見る度、その間違いの無い職人技に感動してきたはずだと思います。

その天才的メロディ・メイカーと、トビー・ヒッチコックのプロジェクト、プライド・オブ・ライオンズのサード・アルバムとなった本作でも、美メロの嵐、黄金の80'sのキラキラ感が満載となっています。

この手のサウンドを表現するのに、今までいくつものバンド名や、ジャンル名が使われてきたと思いますが、最早サバイバー、産業ロックという言葉や不要だと思われます。

聴きやすくて一体何が悪いのでしょうか。
音楽的進化や実験性がどれ程必要なのでしょうか。

本作の爽快感、流麗さを前にして、ただただ身を任すのみ、ロックやメタルが元々そういう現実逃避を許してくれるものであった事を思い出させてくれる高性能アルバムです。

2017年1月24日 (火)

IIZY STRADLIN AND THE JU JU HOUNDS

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ガンズのオリジナル・メンバーであり、初期の代表曲を手掛けてきたイジーの初ソロ作品、「イジー・ストラドリン・アンド・ザ・ジュ・ジュ・ハウンズ」、入荷しました。

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ガンズ脱退後、本来はソロ名義でリリースされる予定だったらしいのですが、80年代から知り合いであった元BROKEN HOMESのベーシスト、ジミー・アシュハーストとのバンド結成をしたイジーがヴォーカリスト、ギタリストとしての安定したポジションを得るために、ジュ・ジュ・ハウンズとの共同名義になった様です。

「Paradise City」、「Sweet Child o' Mine」、「Patience」、そして「Don't Cry」の作者であったイジーは、言わばガンズのレイドバックした部分を担当していたと思いますが、本作も想像通り、そして期待以上のピュアなロック・アルバムとなっています。

ストーンズと言ってしまえば身も蓋もありませんが、ロン・ウッドのナンバー、「Take A Look At The Guy」のカヴァーに至っては、まさにズッパマリと言える味わい深さとなっています。

またスリージーでクールなサイドもガンズの魅力の一つであったと思いますが、やはりこの人のセンスであったのかと思われる、HANOI ROCKSからのパンキッシュな影響やレゲエの導入等、アクセルやスラッシュのド派手なイメージとは折り合えなかったこの人の人柄も滲み出ている気がします。

ロックが破壊衝動と快楽追求を叫び続けてきた中、こうした悟りにも近い境地でギターを掻き鳴らしてきたのは奇跡的とも思えますが、そんな彼がガンズというモンスター・バンドに耐えきれなかったのは自明の理と言えるのかもしれません。

最近アクセルとスラッシュが仲直りをし、再結成、復活という報道もされていますが、おそらくイジーは無関係の話と思われ、そこのアルバムを聴き直すとそれが実に寂しくも思えてしまいます。

日本盤ボーナス・トラックとなった「How Much」では、「変化を感じる、それを言わずにいられない」と渋く、そして穏やかに歌っているのですが、そんなイジーの素直な心境が現れている好盤です。

2017年1月23日 (月)

ROBERT PLANT SIXTY SIX TO TIMBUKTU

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ロバート・プラントのソロ・キャリアを総括した2枚組、「シックスティ・シックス・トゥ・ティンブクトゥ ロバート・プラント・アンソロジー」、入荷しました。

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ベスト&ヒストリーといった構成が、ファンにとっては聴き逃せない内容となっています。

DISC1に収められた16曲は、ツェッペリン解散以降にリリースしてきたソロ・アルバムのベストとなっています。

当時の最新オリジナル・アルバム、「Dreamland」、そしてツェッペリン幻影に正面から向き合った88年作の「Now And Then」、新境地を確立した93年作の「Fate of Nations」からのナンバーが多いのが興味深いところです。

Honeydrippersの大ヒット曲、そして新曲として「Upside Down」が加えられています。

そして本作を貴重なものにしているのDISK2のレア曲集でしょう。

ツェッペリン参加前のプラントとジョン・ボーナムがBand Of Joyでレコーディングした「Hey Joe」、そしてBuffalo Springfieldのカヴァー、「For What It's Worth」はやはり聴きものとなっています。

他にもアレクシス・コーナー、スティーヴ・ミラーとのセッション、フィル・コリンズやデイヴ・エドモンズが参加した85年時のサントラ提供曲、また最も古い音源である66年にレコーディングされたヤング・ラスカルズのカヴァー、「You'd Better Run」等々、実に貴重な音源が満載されています。

若きロバートが徐々に独自のスタイルを確立していく経緯を僅かではありますが、見てとれるのも重要な意味があったと思います。

またロバート自身によるキャリアを振り返りながら、約40年に渡る歴史解説、更に本作収録曲の裏話も興味深く読めるものとなっています。

2017年1月22日 (日)

EARTHSHAKER PRAY FOR THE EARTH

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

アースシェイカーの通算20作目となったアルバムで、なんと26年ぶりに古巣であるレーベル、NEXUSに復帰、その第1弾となったアルバム、「プレイ・フォー・ジ・アース」、入荷しました。

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そのせいかネクサス時代の初期のアルバムから3曲、リアレンジされた過去のナンバー、「COME ON」、「T-O-K-Y-O」、「WALL」が再演されています。

またアルバム・タイトル曲は久々のタイアップ曲となり、「フォーミュラ・ニッポン2011」(現「スーパーフォーミュラ」)のテーマ曲として採用されました。

同大会がTV放映用にイメージ・ソングを採用したのは7年ぶりとの事となったそうで、これまで B'z、GLAY、TUBE、T.M.Revolutionが担当したこの大役をついにアースシェイカーが担う事になったのは感慨深いものがあります。

これに伴い彼等の活動も一気に盛り上がりを見せる事になり、東日本大震災応援企画「PRAY FOR THE EARTH ~ We’re with you!」と題されたスペシャル・ライヴもレース会場で行われ、SHOW-YAと共に出演、そして寺田恵子&Marcyによる国歌斉唱もあったそうで、ジャパメタ・ファンにとっては凄まじい事が富士スピードウェイで行われていたという事になります。

尚、本作ではこの「PRAY FOR THE EARTH」がボーナス・トラックを含めヴァージョン違いによる3パターンが収録され、更に前述のセルフ・カヴァーが3曲、残る6曲が新曲という変則的な内容となっています。

そのためオリジナル・アルバムとしては弱い印象がありますが、結成から30年を超える大ベテランの貫禄と、それに相反するかの様な若々しさが十分感じられます。

全体的には昨今のモダンなメタル・サウンドを感じさせるヘヴィかつキラキラしたバンド・サウンドが目立ちますが、歌メロの艶っぽさとキャッチーさは変わらぬ彼等のセンスが光っています。

特にミドル・バラードとなった「COLOR」では、現役メロディアス・ハード・バンドとしての余裕を見せつけられる様な快心の出来となっている感があります。

過去の代表曲も本作に合わせてアレンジされる事により、違和感無く並んでいます。

2017年1月21日 (土)

JUDAS PRIEST DEMOLITION

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ジューダス・プリーストの通算14作目、ティム・リッパー・オーウェンズが在籍した最期のアルバム、「デモリッション」、入荷しました。

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賛否両論、むしろファン離れが進んだ前作から4年、本作はリッパーのヴォーカルがより映えるヘヴィネスに徹したストイックな1枚となりました。

低音のパワフルな唱法のリッパーの評価は現在も高いものの、どうしてもロブと比較されなければならない苦境が邪魔をして、本作も正当評価がされないままだと思われます。

そのロブはFIGHT、そしてHALFORDでの活動で、時代に即したメタル道を貫徹していたわけですが、ジューダスの進む道もまさしくそうしたものであり、決別していた両者の間には当時そんなにサウンドの違いは見られなかった気もします。

前作から大きく違う点として、K.K.ダウニングの名前が共同プロまでデューサーのクレジットから無くなっている点で、グレン・ティプトン、そしてジューダスの作品に多く関わっていたショーン・リンチによるプロデュースとなっています。

また作曲面でも、これまでグレンとK.K.のチームによるものがほとんどでしたが、グレンの単独作による曲が大幅に増えています。

97年作の初ソロ作、「Baptizm of Fire 炎の洗礼」で見せたモダン・ヘヴィネス色をここでも展開したグレンの個性が強く出た作風と言えるでしょう。

もちろんこのバンドがどんな手法を取り入れようが、一流のメタルになる事は間違いなく、圧倒的な説得力を持ったサウンドは今聴いても力強く聴こえます。

ただやはりストロングなナンバーが並ぶ中、K.K.とグレンの黄金コンビによる共作曲が耳に残るのも否めません。

初期のドラマチックな構成と、ミドル・テンポでの強力なリフがうねる「Hell Is Home」、本作中メロディアスに盛り上がるバラードとして見事なコントラストとなっている、「Close to You」や「Lost and Found」、あの名作、「PAINKILLER」を彷彿させる「One on One」や「Bloodsuckers」。

これらのジューダスらしいと言えるナンバーを、リッパーが最適の表現方法で期待に応えている姿も見逃せません。

また興味深いのは「PAINKILLER」のプロデューサーであり、数々のHR/HM名盤に関わってきたクリス・タンガリーディスが作曲に加わったナンバーが2曲収録されているのですが、その内の1曲である「Subterfuge」がなかなかユニークで、昨今のモダン・ヘヴィ・ロックの感触を取り入れながら、キャッチーな歌メロを残している好ナンバーとなっています。

全体的な印象は、ジューダスの当時の新機軸と、彼等の伝統がモダンに生かされた面が巧くミックスされている感が強く、もっと再評価がされていい1枚だと思えてなりません。

2017年1月20日 (金)

KING KOBRA THE LOST YEARS

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

カーマイン・アピス率いる良質HR/HMバンド、キング・コブラのコンピレーション盤、「ザ・ロスト・イヤーズ」、入荷しました。

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この通好みのするバンドを追っかけるならば聴き逃せない1枚と思われます。

彼等は85年に「READY TO STRIKE」でメジャー・デビューし、翌86年に「THRILL OF A LIFETIME 」をリリースしていますが、その後は大手メジャーとの契約を失い、88年にインディ・レーベルから「KING KOBRA Ⅲ」を発表しています。

本作ではその間の彼等の軌跡をコンパクトにまとめたものとなっており、特になかなか入手しにくいサード・アルバム収録のナンバーを5曲含んでいるのもありがたい編集となっています。

英文ライナーを参考にすると、83年にデモ音源として録音された「FOOL IN THE RAIN」、「OVER NIGHT LOVE AFFAIR」、「POOR BOY」は、初代ヴォーカリスト、マーク・フリー、そしてギタリストにはなんとジョン・レノンやデヴィッド・ボウイとの活動で有名なアール・スリックが参加しています。

これらの曲はかなりポップな側面が強いもので、まだ80年代メタルというよりは70年代ハード・ロックの名残りが目立つものと言えるかもしれません。

「LONELY NITES」と「YOUNG HEARTS SURVIVE」は、86年に録音されたものの様で、まさにセカンドの「THRILL OF A LIFETIME 」に入っていてもおかしくないキラキラ・ハード・ポップ型のナンバーとなっています。

その後マーク・フリーが脱退、一時期BULLETBOYSでデビュー前のマーク・トリエンが在籍していました。

その時期の曲が「YOUR LOVES A SIN」らしいのですが、曲調も新ヴォーカリストに合わせたのか、どこかヴァン・ヘイレンを思わせるものとなっています。

が、元MONTROSE、そしてその後FOREIGNERに参加した事で有名になったジョニー・エドワーズをヴォーカリストに据え、サード・アルバムを発表しています。

その他の曲は元MONTROSE、そしてその後FOREIGNERに参加した事で有名になったジョニー・エドワーズをヴォーカルに据えて発表されたサード・アルバム収録曲となっています。

この時期はファーストに近い正統派メタルとメロディアス・ハードの中道を行く路線で、最もKING KOBRAの個性がはっきりしたナンバーとして聴けると思います。

尚、本作は2005年に「NUMBER ONE」と改題され、内容な全く同じ、デザイン変更の上、再リリースがされています。

2017年1月19日 (木)

KISS DRESSED TO KILL

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは75年作、記念すべきキッスの日本デビュー・アルバムとなった1枚、「地獄への接吻」、入荷しました。

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本国ではサード・アルバムとなり、なんとデビューから13ヶ月と3枚ものアルバムをリリースという精力的な活動をしていました。

スーツ姿のジャケットのインパクトも強烈で、いよいよキワモノ扱いから、唯一無比のロック・バンドへと昇華しようという姿を象徴しています。

それを実証してみせたのが、彼等の超定番曲となる「ロックンロール・オールナイト」のヒットでした。

後にライヴ・アルバムからのカットで、更に有名になるこの曲こそが、キッスのエンターテインメント性を体現していたと同時に、誰もが歌えるハード・ロック・ナンバーの誕生でもあったと思います。

本作からのもう一つの超定番曲、「Rock Bottom」では、当時のキッスがブリティッシュ・ハードのドラマティックな構成に彼等なりの回答を提示して見せたのでは、と思われます。

2017年1月18日 (水)

PAUL DEAN HARD CORE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ラヴァーボーイのギタリストであり音楽的リーダーである、ポール・ディーンの初ソロ作となったアルバム、「ハード・コア」、入荷しました。

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LOVERBOYで数々のヒット曲を生んだコンポーザーとしてのセンスはもちろん、プロデュース業でも才能を発揮してきた人で、ギタリストとしてはメタリックなエッジを手堅くプレイする側面も持っていると思われます。

本作でもギターはもちろん、ヴォーカリストとして全曲渋い声を披露し、ベースも兼任しています。

まず驚かされるのは作曲陣の豪華さです。

「Sword And Stone」はKISSのポール・スタンレー、ブルース・キューリックとデズモンド・チャイルドの作となり、これはキッスの87年作の「CRAZY NIGHTS」のアウトテイクとなったナンバーの様です。

エアロスミスの代表曲と同名異曲となる「Draw The Line」は、ブライアン・アダムス作の曲となり、これは元々テッド・ニュージェントの84年作、「Penetrator」のために用意された様です。

更に「Under The Gun」では、ポールとラヴァーボーイのマイク・レノ、そしてジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラとの共作になっています。

ジョン・ボン・ジョヴィはこの曲で、ハープのみでゲスト参加しているのも見逃せません。

おそらくこの共演は、87年作のラヴァーボーイの「WILDSIDE」で、ジョンと・リッチーが楽曲提供をしているので、その時のアウトテイクだったのかもしれません。

残るナンバーも全てが80年代メタルのセオリーをしっかり守ったものとなり、余計なパワー・バラード等は一切抜き、とにかくハードかつキャッチーに突っ走ってくれています。

ラヴァーボーイのハード・ポップ色はここでは封印し、あくまでハード・ロッキンする歌えるギタリストとしての魅力を全開にしています。

あまり話題にならなかったアルバムですが、かなりおすすめの1枚です。

2017年1月17日 (火)

BUCKCHERRY ALL NIGHT LONG

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

バックチェリーの2010年作、通算5作目となったアルバム、「オール・ナイト・ロング デラックス・エディション」、入荷しました。

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06年の「15」以来、快進撃を続けている彼等ですが、基本何も変わらずのマイペースながら、相変わらず高いソング・ライティングを誇っています。

前作に引き続きヒット・メイカー、マーティ・フレデリクセンを共同プロデューサーに迎え、エンジニアにはAC/DCの最新作、「ROCK OR BUST」でも手堅い音作りをしているマイク・フレイザーが加わっています。

硬質で乾いた質感に加え、色気のあるナンバーではしっとりとした部分も増えていますが、彼等の基本路線は70年代王道ハード・ロックのエッセンス、パンキッシュな荒々しさ、加えてとびっきりのお涙頂戴センスと、これ以上でもこれ以下でもないと思います。

器用なバンドではないと思いますが、得意技の完成度は半端ないといった感じでしょうか。

ジャケットにアップで映るのはファーストではイラストだったボディ・ペインティングの女性、今回はインナーで実写版として登場しています。

このモデルの女性がまたすごく魅力的なので、必見、とさせて頂きます。

ガンズやモトリーはいなくなり、エアロスミスのバラード比率がどんどん高くなる現在、彼等にアメリカン・ハードの未来を託しても間違い無いと思います。

最早金太郎飴的なアルバムを作る事にかけては、それこそAC/DCにも近い立ち位置を確立した様にも思われ、どうかこのまま突っ走っていって欲しいと思います。

2017年1月16日 (月)

FALLEN ANGELS FALLEN ANGELS

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは83年作、知る人ぞ知るUKパンクの名バンド、ザ・バイブレイターズのノックスのソロ・プロジェクトとして結成されたフォールン・エンジェルスの84年作のファースト・アルバム、「堕落した天使達」、入荷しました。

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当時人気絶頂期のハノイ・ロックスのナスティ・スーサイド、サム・ヤッファ。そして生前のラズルがバックアップをしている事で話題になりました。

クレジットこそされていませんが、アンディ・マッコイ、そしてマイケル・モンローも参加しているそうで、これはもうハノイと言ってもいいかもしれません。

全てノックスによる曲で埋められていますが、パンキッシュでスリージーなロック・アルバムとなっていて、当時のハノイともリンクします。

粋で子気味好いナンバーが続き、バッドボーイズ系が好きな方なら、一発でお気に入りになるのではないでしょうか。

ハノイ・ロック・ファミリーは解散後も多方面で様々なバンドが派生しましたが、どれも外れがないのが本当に見事です。

2017年1月15日 (日)

TRIXTER HEAR!

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

90年代のポップ・メタル勢の一角としてWARRENTやSLAUGHTER、FIREHOUSEに続く存在として知られていたトリクスターのセカンド・アルバム、「ヒア!」、入荷しました。

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ニュー・ジャージー出身の4人組、平均年齢20歳そこそこで90年にデビューした彼等、大型新人として注目されました。

そのファースト・アルバムは全米30位にくい込むヒットを記録し、見事トリプル・プラチナムを獲得しています。

同郷の大先輩であるBON JOVIに通じる明快さは、完全に80'sの空気を知り尽くしたセンスによるもので、本作も全曲がアメリカン・ポップ・メタル総決算的な内容となっています。

プロデューサーはMETALLICA、RUSHのエンジニアとして活躍してきたジェームズ・バートン。

メタリックなエッジもしっかりと残しながら、メロディを的確なサウンド・プロダクションで活かす事が徹底されています。

また共同プロデューサーにディーン・ファザーノの名前が並んでいるのも、メロディアス・ハード・ファンにとっては興味深いところだと思います。

すでに故人となってしまいましたが、MESSAGEやPROPHETといった名バンドのヴォーカリストであったディーンのキャリアもおそらく本作の完成度に貢献していると思われます。

脱個性、脱実験性、極めて商業的なHR/HM、しかも形容するのに多くの80年代のバンド名が挙げられるアルバムだとは思いますが、簡単に否定などできないこの陽性の高揚感は、今聴いても多くの人をウキウキさせる1枚だと思います。

2017年1月14日 (土)

GUNS N' ROSES GREATEST HITS

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ガンズ初のオフィシャル・ベスト盤、「グレイテスト・ヒッツ」、入荷しました。

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デフ・レパードの「ヒステリア」、そしてボン・ジョヴィの「ニュー・ジャージー」が大ヒットしている中、突如として現れたのが「アペタイト・フォー・ディストラクション」でした。

英米を代表するこの80年代を象徴する超優等生のポップ・メタルに対するアンチテーゼとしても機能したガンズの破壊欲求は、ご存知の様にあれよあれよという間にシーンを塗り替えてしまったわけです。

バッド・ボーイズ・ロックと形容されながら、ブルース、パンクのエッセンスを無理なくHR/HMとして聴かせる先天性の資質を持ち合わせていた彼等は確かにそれまでの80年代バンドとは異質な個性でした。

ヴィジュアルに惹かれ彼等に夢中になったファンも、ポップでキラキラしたポップ・メタルに辟易していたコアなロック・ファンも、その骨太で本格指向の音の前でひれ伏したという特異性も見逃せません。

考えてみれば彼等の登場こそがグランジ、オルタナへの架け橋となった感があり、80年代の申し子的な容姿を持ったガンズが自らグラム・メタル、ヘア・メタルに引導を渡したのも痛快そのものだった気がします。

3枚のオリジナル・アルバム、コンピレーション・アルバム、カヴァー・アルバム、ライヴ・アルバムが1枚ずつと、数々のスキャンダラスな話題を振り撒きながらもの凄いスピードで駆け抜けていった彼等の軌跡は、他に比類すべき存在が見当たらないのは誰もが認めるところでしょう。

2004年にいきなりリリースされた本ベスト盤は、そうした彼等の本質を改めて見つめ直すという意味はあったと思われます。

選曲の微妙さは気になるところですが、ガンズのルーツをコンパクトにまとめるとこうした形になるという事なのでしょうか。

カヴァー曲が5曲を占めるというのも、彼等の特異性を象徴しています。

初めて彼等を知る人向けなのか、生粋のガンズ・フリークに向けたものなのか、全くはっきりしないのは確かですが、ある意味80年代後半のロック・シーンを移す鏡であった彼等のキャリアはロック史を語る上でも避けては通れないものでもあるという事なのだと思います。

ロックが持っていた言葉にし難い衝動を久々にシーンに取り戻し、尚且つ親しみやすいポップ性もチラリと見せる器用さも兼ね備えたモンスター・バンド、加えて音楽性は60年代から脈々と受け継がれてきた王道をしっかりと押さえているという点。

こうして改めて検証すると、やはり全ロック・ファン必聴のバンドというしかないような気がします。

尚、「悪魔を憐れむ唄 SYMPATHTHY FOR THE DEVIL」のみオリジナル・アルバム未収録曲となり、ご存知ストーンズのカヴァーで94年のトム・クルーズ、ブラッド・ピット主演の映画、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のメイン・トラックとなったものです。

2017年1月13日 (金)

MOTORHEAD HAMMERED

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モーターヘッドの2002年作、通算16作目となったオリジナル・アルバム、「ハマード」、入荷しました。

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最早安定期とも言える彼等ですが、レミーを始めフィル・キャンベル、ミッキー・ディーと、約10年続いたこのトリオは枯れるという事を知らない様です。

この編成は現在も続き、バンドのキャリア史上最も長いラインナップとなっています。

オープニング・ナンバー、「Walk A Crooked Mile」はかなりキャッチーなサビを展開しているので驚かされますが、全体的にはミドル・テンポで抑えられた重量感が目立ちます。

彼等の爆走スピード・ナンバーは、後半の「Red Raw」のみとなった気もしますが、基本は変わらぬモーターヘッド節満載となっています。

アメリカのプロレス団体、WWEの企画盤に参加した縁なのか、レスラーであるTRIPLE H.が「Serial Killer」に参加しています。

この曲はレミーがあのダミ声で「俺はシリアル・キラー」と延々朗読する異色作で、ギター・ノイズがざわめく中、TRIPLE H.もラスト部分でセリフのみで乱入してきます。

変わったところではガンズのキーボーディストとして有名なディジー・リードが1曲のみゲスト参加しています。

「Mine All Mine」なるその曲は、心なしかガンズっぽく聴こえてしまうのが、面白いところです。

2017年1月12日 (木)

EARTHSHAKER THE EARTHSHAKER

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デビュー30周年、オリジナル・アルバムとしては20作目となるアースシェイカーのアルバム、「ジ・アースシェイカー」、入荷しました。

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堂々たるキャリアを包括した様な力作で、今後も一層彼等に期待を持たずにはいられないメロディの充実ぶりにまず感動させられます。

30年来変わらぬメロディへのこだわり、その太い軸はぶれる事はありませんが、年齢に伴う進化は常にしてきたバンドだと思いますが、本作ではバンド・サウンドのゴージャスさがより目立つ事に気づかされます。

そしてソロ活動でも幅広い音楽性を提示してきたMARCYのヴォーカルにも、微妙な変化が現れています。

一聴して若返ったのでは、と思える透明感すら感じられ、これまで情緒豊かな表現力を武器にしてきたと思いますが、よりストレートな唱法が色気を増した声を滑らかに聴かせてくれます。

彼等の個性でもあった日本語へのこだわり、歌詞の深さも、それにより説得力が高まっている感もあります。

更に駄曲が全く見あたらないメロディの完成度は、最早職人技と言ってもいいでしょう。

昨今のラウド・ロックと比較しても見劣りしないサウンド・プロダクションで統一されながら、初期の哀愁メロディは健在、さらにハード・ポップ的展開も見せながら、とても30年選手とは思えない新鮮さが奇跡的です。

オープニング・ナンバーの「放熱」から、ながら聴きを許さない音の吸引力に驚かされるのですが、圧巻はラスト・ナンバーの「切り取られた夜」でしょう。

バンド史上最長と思われる、11分を超える大作となっています。

ヘヴィ&ダークなイントロに続き、スケールの大きい歌詞に相応しいドラマティックな展開へと突入していきます。

中盤から怒涛の勢いでプログレッシヴ・メタル然とした転調、加速化は、やはりベテランらしい貫禄と力技と思われ、圧倒される事請け合いです。

2017年1月11日 (水)

VELVET REVOLVER LIBERTAD

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分裂、解散の噂が飛び交う中、前年から3年ぶりにリリースされたヴェルヴェット・リヴォルヴァーのセカンド・アルバム、「リベルタド」、入荷しました。

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スーパー・グループとしての貫禄と、それに見合ったインパクトにより、見事時代に乗りきった感があった前作とは違い、勢いだけではないカラフルな音楽性を見せつけています。

サウンドの質感も骨太さよりもグルーヴ感が目立つようになったのは、プロデューサーのブレンダン・オブライエンの貢献によるものだと思われます。

当初はリック・ルービンを迎えての制作予定だったらしいのですが、バンドのリラックスした状態を引き出すためには適切な組み合わせではなかった様です。

ガンズがバンド内の緊張感がギリギリの状態で保たれていたとしたなら、ここではかなり楽しんでアルバム作りをしていたのでは、と曲からも感じられるのが目立ちます。

バラード・タイプの曲や、キャッチーなモダン・ロック・ナンバーで、それは特に顕著で、多彩なメロディ・センスにも驚かされます。

もちろん前作の延長線上にあるイケイケのハード・ロック・バンドとしてのダイナミズムは一級品なのですが、曲が進むにつれてカラフルな側面がどんどん現れてくるのが楽しい1枚とも言えます。

ELOのカヴァーとなる、「Can't Get It Out My Head」も違和感無く収まり、この辺は故、スコット・ウェイランドの器用さが見事と言えるのかもしれません。

この路線でもう1枚作って欲しかったのですが、ご存知の様にバンドは事実上休止状態であり、また魅力的なヴォーカリストを据えての復活を望みたいところです。

2017年1月10日 (火)

SAXON STRONG ARM OF THE LAW

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サクソンの絶頂を代表する1枚、「ストロング・アーム・オブ・ザ・ロウ 旧邦題 鋼鉄の掟」、入荷しました。

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80年作のセカンド、「ホイールズ・オブ・スティール (旧邦題 暴走ドライヴィン)」に続き、なんと半年後というスピードでリリースされた同年作のサード・アルバムです。

80年と言えば、NWOBHMシーンがいよいよ隆盛期を迎え、サクソンもアイアン・メイデンやガール、デフ・レパードと共に人気を博した時期でした。

当時の勢いがそのままリフに反映されたかの様な疾走感、切れ味の鋭さが詰まった本作は、まさに80年という激動期の中であったからこそ生まれた奇跡的なメタル・アルバムと言えるでしょう。

特にサクソンは代表曲でもある「モーターサイクル・マン」が象徴する様に、バイカーに向けたメタル・ソングが目立ったため、男臭い声援を集める事になりました。

ファーストでは正統派とも言える英国様式美ハード・ロックからの影響も見えていたのですが、アルバムを重ねる毎にスピード、リフの切れ味が増し、王道サクソン節と言えるものがここで確立されたと思います。

彼等の最高傑作として挙げられる事の多い4作目、「デニム・アンド・レザー」は確かアンセム型ソングとしてのキャッチーさが優れていますが、サクソンがスピーディーなリフにドラマティックな歌メロを乗せる形を作ったのは、本作での「20000 FEET」や「DALLAS 1 PM」だったと思います。

特に後者の曲は、ケネディ暗殺をテーマにしたもので、当時まだまだ悪魔や暗黒面、あるいは男女間の駆け引き等を主題にしたバンドが多かった中、サクソンのストイックなカッコ良さを目立たせたのでした。

けっして器用なバンドでは無かったと思いますが、迷わず一直線に突き進む姿には惹かれずにはいられなかった人も多かったのではないでしょうか。

また同時代のメタル・バンドがオカルトやファンタジーといった非現実的なテーマを掲げていたのに対し、ストリート感覚を基礎にしたファン目線の歌詞に徹していたのも彼等の個性であったと思います。

2017年1月 9日 (月)

BLUE CHEER VINCEBUS ERUPTUM

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オリジナルは68年リリース、メタルのルーツを探る時には絶対に見落とせないブルー・チアーのデビュー作、「ヴィンキュバス・イラプタム」、入荷しました。

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アルバム名は造語なのか、読み方も意味も、正確なところは良くわかりません。

ただジャケットの雰囲気も手伝い、不穏な空気だけは確実に伝わってきます。

サンフランシスコ出身、それまでのヒッピー文化からさらにドラスティックな変化を見せ、LSDを意味するらしいバンド名の通り、以降のストーナー・ロックの元祖とも言われています。

ブラック・サバスとも比較されましたが、サバスがドゥームとして認知されるのとは一方、このブルー・チアーはガレージ・パンク、サイケの潮流とを生み出したと言えるサウンドが目立ちます。

アルバム中半数がカヴァーとなりますが、その中でもオープニングとなるエディ・コクランの「SUMMERTIME BLUES」はあまりにも有名でしょう。

THE WHOのヴァージョンや、日本では子供ばんどやRCサクセションが取り上げた事でも知られていますが、ここでの超弩級のフィードバック・ギターと、ドタバタ感溢れるヘヴィなリズム隊のインパクトがやはり最強と思われます。

ブルースのアメリカン・ハード的解釈という味方もできるバンド・サウンドですが、楽しく盛り上がろうぜ的な高揚感よりもドス黒い塊の様な迫力は、とても常人とは思えない緊張感に溢れていると思います。

さすがにストーナー(ドラックキメキメ状態)と呼ばれるだけに、当時としては異様なハード・ロック・アルバムとして映ったに違いないのではないでしょうか。

元祖メタルと呼ぶには、パンク・ムーヴメントの強烈な荒廃感の方が目立つ気もしますが、得体の知れない破壊力と言う意味ではサバスやツェッペリンに匹敵するものは今聴いても十分感じ取れる大傑作です。

2017年1月 8日 (日)

STYX EDGE OF THE CENTURY

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スティクスの通算12作目となった90年作のアルバム、「エッジ・オブ・ザ・センチュリー」、入荷しました。

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前作の「Kilroy Was Here ミスター・ロボット」から7年ぶりとなった、言わば復活作となった1枚です。

ダム・ヤンキースを結成したトミー・ショウの代わりにグレン・バートニックが参加し、新体制の元で若返ったサウンドが印象的です。

その一方で残念ながら96年に亡くなったオリジナル・メンバーであるドラマー、ジョン・パノッゾの遺作ともなってしまいました。

リーダーであるデニス・デ・ヤングのプロデュースにより、80年代のスティクスのサウンドをしっかりと固持していて、シングルとなったヤング作の「Show Me The Way」は見事全米3位の大ヒットとなりました。

時代は確かにジャーニー、フォリナー、TOTO等、一時代を築いたアメリカン・プログレ・ハード組には厳しいものとなってはいましたが、ソフトでメロウな基本線の中で、適度なハード・ロックのダイナミズムを盛り込む手腕はやはりさすがです。

トミー・ショウの抜けた穴も、甘い声とソング・ライティング面でも大きな貢献をしているバートニックが見事に埋めています。

メタル色を担当するジェイムズ・ヤングの個性も健在で、このバンドの多彩な魅力がまだまだ衰えていない事を見せてくれています。

彼等のキャリアの中では地味な印象がある1枚なのかもしれませんが、メロディの充実度はなかなか高いアルバムだと思います。

2017年1月 7日 (土)

PAT BENATAR TROPICO

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オリジナルは84年作、パット・ベネターの通算5作目となったオリジナル・アルバム、「トロピコ」、入荷しました。

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ハード・ロッカーから全米を代表するフィメール・ヴォーカリストとしてのイメージも定着し、本作も一言で表現するなら非常に良くできた高性能ポップ・アルバムとなっています。

前作から始まった80'sニュー・ウェイヴ的アプローチも踏襲され、スケールの大きいミドル・バラードのヒット曲、「We Belong」(TOP10ヒット)、60年代ガールズ・ポップのテイストをモダンに仕上げたビート・ナンバー、「Ooh Ooh Song」(TOP40ヒット)等、飽きさせる事をしない内容となっています。

全体的には当時のエレ・ポップへの接近がアレンジに顕著に現れ、かつてのライト・メタル的なハード・ポップ・ナンバーは無くなりましたが、84年という時代はまだBON JOVI不在のいわゆるハード・ロック不毛時代であったため、こうした路線が主流であったのでしょう。

今聴いても古臭さを感じさせないのは、テクノロジーに頼らないバンド・サウンドの妙に加え、無機質なアレンジの中でもヴォーカルの温もりがやはり大きいのだろうと思います。

初期の艶っぽいシャウトも魅力的ですが、透き通る綺麗な高音と微妙にハスキーがかる低音との緩急が絶妙で、この人の個性を生かすメロディ作りも完璧です。

しつこいようですが、まぁとにかく良くできたアルバムです。

2017年1月 6日 (金)

VELVET REVOLVER CONTRABAND

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2004年リリース作、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーの第1弾アルバム、「コントラバンド」、入荷しました。

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久しく現れなかったHR/HM界の大物バンドとして話題になり、それどころかロック・シーン全体を活性化させる事ともなったヴェルヴェット・リヴォルヴァーのデビュー作にした大ヒット・アルバムです。

ご存知元ガンズ組のスラッシュ、ダフ・マッケンガイ、マット・ソーラムが、元 デイヴ・ナヴァロバンド、そしてダフのLOADEDにも参加していたギタリスト、デイヴ・クシュナーを加えて新バンド結成というニュースは早くから伝えられていましたが、その実体はなかなか報じられる事はありませんでした。

ヴォーカリストにも様々な大物の名前が並んでいた様ですが、結局STONE TEMPLE PILOTSのスコット・ウェイランドが加入し、その意外な組み合わせに驚かされたものです。

ガンズは確かにアクセルの強烈なカリスマ性と、個性的な声により支えられていました。

スラッシュ率いるこの新バンドに、ガンズのその後を求めるファンはかなり多くいたと思いますが、良い意味で裏切られた、という1枚でしゃないでしょうか。

そのガンズの幻影と戦うと言うよりは、極めて時代性に合ったハード・ロックを奏でる事に専念したかの様なサウンドは、ある意味脱個性とも言えると思いますが、大抵のロック・ファンは本作のモンスターぶりの完成度に文句の付けようが無かったのでした。

ルーツ回帰や最先端技術に頼る事なく、あくまでもクールにまとめられている気もしますが、それでいてこのメジャー感はやはりさすがという言う他ありません。

おそらく80年代、そして90年代でこのアルバムが登場したとしてもピンとこなかったかもしれません。

まさしくガンズ以降、と言える正統派HR/HMとしての結晶であったのだと思います。

2017年1月 5日 (木)

TOTO THE SEVENTH ONE

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88年作、TOTOの通産7作目となったアルバム、「ザ・セブンス・ワン~第7の剣~」、入荷しました。

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ジャケット・ワーク、コンセプトも共に、彼等の大ヒット作、「TOTO IV ~聖なる剣」を踏襲、サウンド回帰をしている様に良く言われる1枚ですが、けっしてAOR徹底主義を貫いていたとは思えません。

「Africa」パート2の様な「Mushanga」も、確かに意識的な懐古主義が見られますが、アレンジの各所に実験的な要素も見え隠れしています。

元々彼等はハード・ロック、プログレ・ハードとして語られる事が多かったのは、その独特なソング・ライティング・センスがあったからだと思います。

オープニング・ナンバーにしてシングル・ヒットした「Pamela」では、その彼等の個性が生かされたミドル・ポップ・ナンバーの佳曲となっています。

ゴージャスなアレンジがAORとしての佇まいを見せてはいますが、基本は優れたロック・バンドであった事を証明していると思います。

本作に伴うツアーにおいて、ヴォーカリストのジョセフ・ウィリアムズが解雇されています。

どうやらドラック問題を抱えていた様で、声に支障をきたしていた様です。

スティーヴ・ルカサーが「TOTOのヴォーカリストとして本当にふさわしかったのはボビー以外ではジョセフだけ」と、その華やかな声を評価していただけに、後に彼はバンドに復帰する事になります。

全体的には確かにミドル・テンポ、バラード・タイプの曲が目立つポップ・アルバム然とした形とはなっていますが、かつての「Turn Back」を彷彿させるハード・ポップの隠れ名曲、「Only The Children」も聴きどころとなっており、彼等の80年代を総括した様なキラキラした1枚だと思います。

2017年1月 4日 (水)

MOTORHEAD OVERNIGHT SENSATION

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96年作、モーターヘッドの通産13作目となったアルバム、「オーヴァーナイト・センセーション」、入荷しました。

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10年以上レミーの片腕として貢献してきたワーゼルが脱退後の初となったアルバムで、バンドはなんと13年ぶり、「ANOTHER PERFECT DAY」以来、久々のトリオ編成となっています。

ジャケットも珍しくメンバーの顔がアップで映るものとなり、他の作品とは一味違った印象を与えます。

けっして音が薄くなったり、軽くなったわけではなく、レミーのヴォーカルがベースと共に、バンドをグイグイ引っ張るスタイルが強調された、キャッチーに統一されたメタル作という感があります。

この辺はサウンド・プロダクションがすっきりと整理された感もあり、モーターヘッドとしては随分と綺麗なハード・ロック・バンドとして聴こえてしまうのが好き嫌いの分かれるところなのかもしれません。

プロデューサーは近作で数枚タッグを組んできたハワード・ベンソン。

この人は以降グラミーに数回ノミネートされる程ビッグになった人で、さすがに手堅い処理をしてくれていると思われます。

共同プロデューサーには、オジーやドリーム・シアター等との仕事で有名なデュアン・バロン。

モダンなメタル・サウンドに聴こえるのは、こうした人選もあったからだと思います。

内容的にはいつもと変わらぬレミーの姿が拝めるものにはなっていますが、緩急の使い分けが目立つメロディ作りが新鮮で、王道モーターヘッド節の間に挟まれる「I Don't Believe A Word」のミドル・チューンは、新たな魅力となっています。

かなりスマートなメタル・ソングに聴こえる「LOVE CAN'T BUY YOU MONEY」、AC/DC風の「BROKEN」等、レミーの頑張り具合が感じられるナンバー魅力的です。

ラスト・ナンバーは、アコギがアクセントとなっているアメリカン・ロックさながらのポップな「LISTEN TO YOUR HEART」。

もしかしたらモーターヘッド史上、最もキャッチーな曲かもしれません。

2017年1月 3日 (火)

DAVID BOWIE HEROES

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オリジナルは77年作、ボウイのキャリアの中でも欧州的美学が特に目立つ「LOW」と姉妹作にあたる傑作、「ヒーローズ 英雄夢語り」、入荷しました。

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アメリカ進出を果たし、ドラックに溺れた喧騒を経て、ベルリンへと渡ったボウイの言わば自分探しの旅で得たものはあまりにも大きかったのでしょう。

一般的にベルリン3部作と呼ばれていますが、「LOW」と「HEROES」の2枚こそが以降のロックの道標となっただけでなく、積極的に社会や政治に向き合う事で宇宙人を演じてきた自信の仮面を一枚一枚剥ぎ取る作業にもなったのだと思います。

トニー・ヴィスコンティ、ブライアン・イーノ、ロバート・フリップ等の参加陣の貢献度の高さも見逃せませんが、やはり当時の世風をドラマティックに描いてみせたボウイの表現力の凄さに尽きると思います。

サウンドは前作よりバンド・サウンドの充実が見られ、ロック的ダイナミズムを強調しながら聴きやすさを前提とした統一感が見られています。

実験的という意味では前作より劣ると思いますが、ドラマ性の充実、ポップ・センスこそが本作の個性となっています。

ベルリンの壁崩壊後も説得力を持つアルバム・タイトル曲のヨーロッパの悲哀、ロック・アーティストとしての人間力は、まるで現代の世情を予見していたかの様にも思えます。

「たった一日だけなら英雄になれる」という有名な歌詞は、ナチズム的な要素を表明してきたボウイが自虐的に自己のキャリアを総括したとも思えますが、歌詞を読む度に時代に合わせて様々な見解を持たせるのも事実だと思います。

この超名曲であるアルバム・タイトル曲ばかり目立つ気がしますが、ミステリアスかるロマンチックなダンス・ナンバ-、「アラビアの神秘」での「LET'S DANCE」へと繋がっていくボウイの次なる戦略が見え隠れする点も見逃せないところです。

2017年1月 2日 (月)

MARI HAMADA LOVE NEVER TURNS AGAINST

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浜田麻里の88年作の通産8作目、LA録音となった第2弾アルバム、「ラヴ・ネヴァー・ターンズ・アゲインスト」、入荷しました。

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メロディアス・ハードと言えるアルバム冒頭1曲目、「Shadow Of The Night」では、この人のもう一つの魅力、パワフルな低音でのシャウトが光るナンバーとなっており、次作の「Return To Myself」以降、加速するポップ・シンガー路線ではしばらく聴けなくなる声が堪能できます。

七色の声でキラキラした艶っぽさを幅広い曲調で聴かせるという手法を最適な人材で具現化した様なサウンドで、一流スタジオ・ミュージシャンを揃えたのも大正解だと思われます。

ジョン・キーン、トム・キーン、ジョン・ピアース、更にはデヴィッド・フォスター等、アメリカン・マーケットでも常連組と言える人達の前でも、ヴォーカリストとしてのこの人の実力は引けを取らない事が証明されているのではないでしょうか。

さすがにメタルの拡大解釈という表現もしづらいハード・ポップ調のナンバーやAORバラードが並んでいるのですが、浜田麻里というジャンルがすでに固定化された事にも繋がる説得力は確かに感じられます。

ポップ・クイーン、J-POPの歌姫と昇華する寸前の、80年代HR/HMのエッセンスを残した最後のアルバムと見る事もできるかもしれません。

2017年1月 1日 (日)

明けましておめでとうございます

Snennga2017

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