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2016年8月24日 (水)

2wo VOYEURS

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

98年作、2wo(TWO)の「ヴォイアーズ」、入荷しました。

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FIGHTでの活動を終了し、ロブ・ハルフォードが更なる実験性と旺盛なチャレンジ精神により、多くのメタル・ファンを驚愕、そして失望をもさせたTWO名義唯一のアルバムです。

FIGTHですでに実験的に試されていたインダストリアル・ロックを突き詰め、彼の代名詞でもあったハイトーン・シャウトを封印、どこをどう聴いてもJUDAS PRIESTとはかけ離れた地平に辿り着いています。

90年代メタルのトレンドに積極的に接近した結果、こうしたスタイルへと行き着くのは自明の理である事は今にして理解できる事でしょうが、当時は髭とアイシャドウのロブのヴィジュアルにメタル・ゴッドの完全なる終焉を見る思いをしたファンも少なくなかったと思われます。

エグゼクティブ・プロデューサーにナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーを迎え、プログラミング、エレクトロ系のエフェクトで統一されたサウンド・プロダクションがモダン・ロックのメインストリームとして成立しています。

デイヴ・リー・ロスのDLR BAND、ロブ・ゾンビ、そしてMARILYN MANSONで、JOHN 5の名で知られるギタリスト、ジョン・ロウリー、トレイシー・チャップマンやリック・スプリングフィールド、そして本作以降はオジーやトニー・アイオミ、QUIET RIOTやアリス・クーパー等のHR/HM系の仕事が多くなったソングライターでありプロデューサー、ボブ・マーレットと組み、ロブの追求するデジタル・ロックを理想的に具現化しています。

ロブ曰く、ここでのこうしたメタルとの乖離は、以降のHALFORD、そしてジューダスへの復帰のためには必要なプロセスだったという事ですが、改めて聴き直すとヘヴィなグルーヴと極端なまでに振り幅を大きくする姿勢は、ずっと変わらぬ彼のスタイルであったのではと思えます。

エフェクト処理とストレートでナチュラルな発声によるヴォーカルと、昨今のEDMでも見かけられるサウンド・プロダクションは、当時のロブの最も過激な表現方法だったのかもしれません。

まさにNINとマリリン・マンソンの中道を行く様なサウンド、ややもすればLADY GAGAのリミックスを聴いている様な気にもなるアプローチは、強引に言ってしまえばメタルの拡大解釈かもしれませんが、果たしてロブがここまでする必要が本当にあったのか、熱心なファンでさえ疑問があってもおかしくないと思います。

ただ1980年の「BRITISH STEEL」、そして1990年の「PAINKILLER」と来て、2000年にはHALFORDの「RESURRECTION」で文字通り復活するメタル・ゴッドの凄まじい生き様の中で産み落とされた事を考えると、異色作としてはもちろん、ミュージシャンとしてのこの人の特殊性を思い知らされる1枚であるのは間違いないと思います。

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