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2016年2月の29件の記事

2016年2月29日 (月)

SKID ROW SKID ROW

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

80年代メタルの決定版の一つ、スキッド・ロウの「スキッド・ロウ」、入荷しました。

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グラム・メタル、ヘア・メタルが飽和状態の80年代後半、ガンズの登場によりシーンが一変していった中、突如現われたのがスキッド・ロウでした。

89年という、言わばヘア・メタル飽和状態後の隙間で、その華麗なルックスとワイルドかつ魅力的なメロディを持ったメタル・アルバムこそ、本作であったと信じます。

BON JOVIのジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラの後押しにより、大型新人として鳴り物入りでデビュー、見事全米で500万枚以上を売ったビッグ・ヒットを記録しました。

男子を夢中にさせるワイルドでキャッチーなメタル・ソング、女子を虜にした華麗なルックスは80年代型メタルの最終モデルとでも言うべきレベルを誇っていたのでした。

「Youth Gone Wild」、「18 And Life」、「I Remember You」といったヒット・シングルはどれも個性豊かで、まるで別バンドの様に聴こえるバラエティに富んだ音楽性も魅力でした。

80'sの総決算と言える世代なのかもしれませんが、そのヴィジュアルと曲の端々にどこか終末観が漂っていたのも、それまでのキラキラしたLAメタル勢と違っていた気がします。

2016年2月28日 (日)

BRET MICHAELS CUSTOM BULIT

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

POISONのヴォーカリスト、ブレット・マイケルズのソロ作第4弾となった2010年作のアルバム、「カスタム・ビルト」、入荷しました。

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インディーズからのリリースながら、ビルボードの「インディペンデント・アルバム」、「ハード・ロック・アルバム」の両部門でNo.1、ロック・アルバム・チャートでも最高位4位を記録したというヒット作になりました。

ポイズンは不定期の活動を続けていますが、ライヴのみで新作は07年作のカヴァー・アルバム、「Poison'd!」以来リリースされていません。

以降ブレットはTVでの活動が盛んになり、特に人気リアリティー・ショー、「アプレンティス3 セレブたちのビジネス・バトル」への参加でお茶の間で人気者となっています。

本作はその全米での知名度がセールスを助長した様で、お騒がせトップ・アイドル、マイリー・サイラスとのデュエット・シングル、「NOTHING TO LOSE」もスマッシュ・ヒットしています。

根っからのパーティー・ロッカーの理想的な年の取り方をしている様で、ポイズンに通じるグラム・メタルから枯れたバラードまで、違和感無く歌いこなしています。

甘いルックスと主張の強くない丁度良い具合の声、そしてアメリカン・ロックの王道を行くメロディ・センスは、昨今のBON JOVIの在り方と似ているのかもしれません。

ポイズンのNo.1ヒット・バラード、「Every Rose Has Its Thorn」のカントリー・バージョン等は、ボン・ジョヴィよりもかなり露骨なソフトっぷりを見せていますが、この辺のベタさがこの人の個性になっているのかもしれません。

ロックの甘さと楽しさ、そして年齢相応のせつなさを、巧みでメロディで具現化しているのはさすがで、かつてのド派手さこそスポイルされたものの、愛すべき1枚になっていると思われます。

2016年2月27日 (土)

THE SIGN SIGNS OF LIFE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ザ・サインの2000年作のファースト・アルバム、「サインズ・オブ・ライフ」、入荷しました。

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80年のMONSTERS OF ROCKにほとんど無名ながら大物バンドに混じり参加、「愛は謎のストーリー DON'T YOU KNOW WHAT LOVE IS」という奇跡的な名曲で強烈なインパクトを残した
TOUCH。

その主要メンバーであったマーク・マンゴールドは、新たにDRIVE SHE SAIDを結成、更に多くのアーティストに楽曲提供をし、メロディアス・ハード界の名裏方としても名を上げます。

その彼が本格的な新バンドを立ち上げ、2000年代にも関わらず究極のメロディ追求型のサウンドに徹したのが、このザ・サインです。

80年代にZEBRAなるトリオ・バンドで活躍したギタリスト、ランディ・ジャクソン、現KANSASのベーシスト、ビリー・グリア、後期RAINBOWでのドラマーとして有名なボビー・ロンディネリ、そしてUK産メロディアス・ハードの名バンド、STRANGEWAYSでの活躍で知られるヴォーカリスト、テリー・ブロックという職人気質のメンバーで固め、間違いの無いサウンドを聴かせてくれます。

これまでのマーク・マンゴールドはどちらかと言うと、AOR色も感じられるかなりキャッチーなメロディ作りが得意な人という印象がありましたが、このサインのデビュー作はよりプログレッシヴ、よりナチュラルなハード・ロック寄りのナンバーが目立ちます。

TOUCHではDEEP PURPLEからの影響も見られましたが、ここではツェッペリン・スタイルの導入とも言うべき、リズムの強調、エモーショナルで起伏のある構成が新機軸となっているかもしれません。

そうは言ってもメロディはあくまでキャッチーさは失われず、あくまで高性能メロディアス・ハードとして奏でられています。

テリー・ブロックのヴォーカルは、基本は高音で伸びのある声を軸としていますが、どんなタイプでも歌いこなせる器用さが目立ちますので、マークの幅広い要求に応じられたのだと思います。

飛び抜けたインパクトを持つコマーシャル性よりも、トータルでの完成度に感心させられ、天才的メロディ・メイカーであるマークの余裕と貫禄で押し切った感のある1枚です。

2016年2月26日 (金)

FORCEFIELD Ⅳ LET THE WILD RUN FREE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

元イアン・ギラン・バンドのギタリスト、レイ・フェンウィックと、コージー・パウエルが中心となったプロジェクト・バンド、フォースフィールドの通算4作目にして最終作となったアルバム、「コージー・パウエル&グラハム・ボネット (フォースフィールド Ⅳ)/レット・ザ・ワイルド・ラン・フリー」、入荷しました。

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多くの有名ミュージシャンを集め、カヴァー曲を中心に、ベテランによるお遊び感覚的ハード・ロック大会という趣もありましたが、立て続けに4枚もアルバムをリリースし、なかなか侮れない存在感を放っています。

特に前作の「TO OZ AND BACK」では、オーストラリアに引っ込んだグラハム・ボネットを、旧友コージーが呼び戻す形で第一線に復帰させ、RAINBOW、そしてMSGでは叶う事が無かったこの2人の再演を多くのファンを驚かせたと思います。

本作でもコージー、グラハム、そしてレイ・フェンウィックを軸とした編成となり、ドン・エイリー、更に元WHITESNAKEの名コンビ、ミッキー・ムーディー、バーニー・マースデンを迎えての豪華なメンバーが揃っています。

日本ではコージーとグラハムの名前が先立って紹介されているのですが、これも致し方無いところでしょう。

内容の方は変わらずアダルトなハード・ロック、適度なポップ・ロック風味が加わったライトなサウンドですが、ドラムとヴォーカルのパワフルさはやはりさすがとしか言いようがありません。

BAD COMPANY、ドン・ヘンリー、ジミ・ヘンドリックス、変わったところではWINGSのデニー・レーンの名前で書かれた曲のカヴァーが中心で、メロディの良さとグラハムのヴォーカルが心地良く流れていきます。

注目すべきはアルバム・タイトル曲となったオープニング・ナンバーで、これは「SINCE YOU'VE BEEN GONE」、「I SURRENDER」で有名なメロディ・メイカー、ラス・バラードの手によるもので、本作のために書き下ろされたものと思われます。

キャッチーなミドル・ナンバーとして印象的なのですが、イントロのギターがどこかで聴いた事がある気がしてならないのですが、某有名音楽テレビ番組のテーマ曲として使用されている、某B'zの大物ギタリストの曲にどことなく似ている気がしています。

コージーとレイの共作によるオリジナル・ナンバー、「WOMEN ON WINGS」は、これぞグラハム節と言えるストロングなナンバーで、レインボーの「DOWN TO EARTH」に収録されてもおかしくなかった勢いがあります。

おなじくオリジナル曲となった「IN A PERFECT WORLD」は、珍しくグラハムのナチュラルな低音が聴ける哀愁バラードで、本作を締めくくるドラマティックな余韻が残る名曲となっています。

2016年2月25日 (木)

WHITESNAKE WHITESNAKE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

最早説明不要と思われる、ホワイトスネイクの大ヒット作、「白蛇の紋章~サーペンス・アルバス」、入荷しました。

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80年代メタルを代表するアルバムでありながら、ブリティッシュ臭をモダンに甦らせた奇跡的偉業と、全曲シングル・カット可能なキャッチーさは、今聴いても胸ときめくものがあります。

2曲のセルフ・リメイクを除き、デヴィッド・カヴァーデイルとジョン・サイクスの共作となり、この黄金コンビの最後の仕事となりました。

多くのHR/HMファンがこの二入の再合体を未だ望むのでしょうが、あのジョン・カロドナーもやはりそれを画策した様です。

ロック界一と言える大物A&Rが動いても無理だったわけで、この2人は、どうやら本当に不仲だった様です。

2人の蜜月関係が終わった事により、一つの時代の終焉を感じさせる程のインパクトを本作は持っていた気がします。

元々ティナ・ターナーのために用意されていたらしい「IS THIS LOVE」は、デヴィッドとジョンの関係を歌ったものでは、と勘ぐりたくもなるものです。

サウンドも当然そうなのですが、ジャケット・アートも大きな影響を残したと思います。

RUSHのアルバムのほとんどを手掛けてきたカナダのイラストレーター、ヒュー・サイムの作品となり、彼はその後BON JOVIの「NEW JERSEY」を始め、AEROSMITH、DEF LEPPARD、MEGADETH、IRON MAIDENと引っ張りだこ状態、多くの名盤のジャケットを手掛けています。

特に印象的なのはHURRICANEの「Slave to the Thrill」でのカッコエロさ、QUEENSRYCHEの「Hear in the Now Frontier」におけるダリとヒプノシスの融合的モダンさでしょうか。

今は亡きキング・オブ・ポップ、マイケルの「BAD」に王座を許しながら堂々の全米2位という大記録を、かつて黒髪をなびかせて「BURN」をシャウトしていたヴォーカリストと、N.W.O.B.H.M.の一角でTYGERS OF PAN TANGのメンバーとして活躍し、フィル・ライノットの右腕として知られたギタリストが成し遂げたというのも、実に感慨深いものがあると思われます。

2016年2月24日 (水)

NELSON AFTER THE RAIN

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

メロディアス・ハード・ファンなら、聴き逃せない名盤の一つとして名高いネルソンのデビュー・アルバム、「アフター・ザ・レイン」、入荷しました。

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60年代にアイドル的人気を誇ったシンガー、俳優、リッキー・ネルソンを父に持ち、姉と祖母は女優、叔父は映画監督と、芸能一家の中で育ったサラブレッドであり、金髪美男の双子という触込みもセンセーショナルだったと思います。

ゲフィン、そして大物A&Rであるジョン・カロドナーが目を付けたのはそういったイメージだけではなかったと思います。

80年代メタルを鮮やかに90年代に聴かせるメロディ・メイカーとしてのセンス、爽やかなハーモニー・コーラスは、彼等最大の魅力であったのは間違い無いと思います。

本作から4曲のシングル・ヒットが生まれ、その内「トゥー・メニー・ドリームス」、「オンリー・タイム・ウィル・テル」は、日本ではCMに使用され、本人達が出演するというモテぶりを発揮しました。

ボン・ジョヴィの登場時の様なアイドル的資質と、キャッチーかつメロディアス、そしてハード・ロックとしてのエッジも見事だった音楽性は、ライト・メタルとも揶揄されましたが、今聴いても胸がときめくキラキラ度は色褪せていないと思います。

デフ・レパードやナイト・レンジャー、ジャーニー等を下敷きにしながら、ドラマチックなバラードを挟みつつ容赦ないハード・ポップ的展開をしていく展開は、なかなか否定し難いメロディ集となっています。

2016年2月23日 (火)

KEEL LAY DOWN THE LAW

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは84年作、LAメタルの徒花的バンドとして知られるキールのデビュー・アルバム、「レイ・ダウン・ザ・ロウ」、入荷しました。

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STEELERでイングヴェイや、後にLIONに参加するマーク・エドワーズと共にシュラプネル・レコーズに1枚のアルバム残し伝説となったロン・キール率いる5人組です。

ロンのがさつとも言えるヴォーカルは、キンキンした質感とパーティ・ロック然とした歌い回しにより、このいかがわしいジャケットと共に80年代メタルの猥雑さを象徴していた気がします。

サウンドはこれまでのアメリカン・ハードの伝統に加え、NWOBHMからの影響をまぶしながら、あくまでもカラッと聴かせるキャッチーなバンド・サウンドは、これもまた以降のメタル勢のお手本にもなっていたと思います。

本作でに収録された「SPEED DEMON」、ストーンズのカヴァーである「LET'S SPEND THE NIGHT TOGETHER」は、次作の「The Right To Rock 誇り高き挑戦」でも再収録され、MTVを中心に大ブレイクしていきます。

バラード系のナンバーも、どこかで聴いた事があるようなメロディの様な気もするのですが、あえて薄っぺらい軽さみたいなものを臆面もなく晒していくロンのスタイルが、当時のメタル・シーンの空気であったのかもしれません。

言ってみれば、どんなにハイスピード・ナンバーをやってみても、どんなにヘヴィなリフを絡めてみても、どこかオトボケ感覚も漂う超B級的なセンスがこのバンドの個性だったのではないでしょうか。

セックス・ドラッグ・ロックンロールから、大きなビジネスへと転化していった80年代カルチャーの申し子としての役割をどこまで自覚的に演じていたのかはわかりませんが、確実に当時のノリを的確に体現していたアルバムには間違いないと思います。

2016年2月22日 (月)

BLACK SABBATH TYR

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは90年作、ブラック・サバスの通算15作目となったアルバム、「TYR (ティール)」、入荷しました。

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「THE ETERNAL IDOL」、「HEADLESS CROSS」と続いた様式美3部作の最終作とも言えると思いますが、サバスのメロディアス化は本作でいよいよピークを迎えたのではないでしょうか。

本作のみとなったラインナップは、過去最強と言える凄まじいメンバー構成となっています。

ロニー・ジェイムズ・ディオにも劣らない歌唱力を誇るトニー・マーティン、すでに重要なピースとなったキーボードのジェフ・ニコルズ、そして本作から加わったニール・マーレイが、コージー・パウエルと奇跡的なリズム隊を構築しています。

特にコージーのパワフルなドラムは格別で、レインボー時代の彼のファンなら、本作での正統派様式美HR/HMの完全復活に狂喜した事と思われます。

コージーとアイオミの共同プロデュースとなった本作、まるで別バンドの様なサウンド・プロダクションで貫かれています。

重量感よりもキラキラ感、そして80年代風のビッグ・ドラムとエコー処理が違和感を残しますが、各曲の完成度の高さを演出するには最適の方法であったのかもしれません。

シングルとなった「FEELS GOOD TO ME」は、一時期のDOKKENを彷彿させるパワー・バラード、「THE SABBATH STONES」ではいかにもアイオミらしいリフが繰り出され、怒涛の勢いでドラマティックに転化していく大作となり、「VALHALLA」ではメロディック・パワー・メタルとでも言えそうな高揚感を誇っています。 

北欧神話をベースにした物語性も、かつてオカルトや暗黒面、あるいはロニーが導入した中世ファンタジーーといったテーマを掲げていたサバスとは、また違った魅力、格調高さを生んでいます。

2016年2月21日 (日)

DAVID LEE ROTH DIAMOND DAVE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

デヴィッド・リー・ロスの2003年作、「ダイアモンド・デイヴ」、入荷しました。

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ダイアモンド・デイヴの愛称をとうとうそのままタイトルに冠した本作、デイヴ・リー・ロスのソロ名義としては、VAN HALEN復帰前の最後のスタジオ・アルバムです。

テクニカル・プレイヤーを多く擁するインディー・レーベル、マグナ・カルタからの地味なリリースというのもロック・ファンならビックリだと思うのですが、内容はなかなかド派手なサウンドだと思います。

85年の初ソロ作、「CRAZY FROM THE HEAT」の最新版とでも言うべき、大カヴァー大会が中心となった構成です。

オリジナル曲はデイヴのブルース・ハープをフィーチャーした小曲、口笛と笑い声が半分を占めるお遊びトラックを除けば、わずか1曲。

かつてDLRバンドにも在籍し、マリリン・マンソン、ロブ・ゾンビのメンバーとして有名になったギタリスト、JOHN 5との共作曲となった「Thug Pop」なるこのナンバー、かなりカッコいいハード・ロックに仕上がっています。

そして全体的にはビートルズ、ドアーズ、サヴォイ・ブラウン、ジミ・ヘンドリックス、スティーヴ・ミラー・バンド等のカヴァー集となっています。

ナイル・ロジャース、エドガー・ウインター等、大量のゲスト・ミュージシャンを交え、デイヴお得意のハリウッド型エンターテインメント・ショーが展開されています。

かつてヴァン・ヘイレンがデビュー・アルバムでカヴァーしたジョン・ブリムのブルース・クラシック、「ICE CREAM MAN」がここでも再起用されているのですが、ラウンジ・ミュージック風からビック・バンド・サウンドへと転化していく、ウキウキ・パーティー・ソングにアレンジされていたりします。

まぁ、とにかく楽しくなきゃ嘘、といった感が全編に溢れ、この人でなきゃ不可能な世界だと思いますが、80年代のまま時間が止まっている気もしてなりません。

それが良くも悪くもデイヴの魅力だと思うので、目一杯楽しんで聴くしかない1枚です。

2016年2月20日 (土)

SAMMY HAGAR LOUD & CLEAR

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは78年リリース作、サミー・ヘイガーのソロ名義としては初のライヴ盤となった1枚、「ラウド・アンド・クリアー」、入荷しました。

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アメリカでは「ALL NIGHT LONG」のタイトルとしてリリースされ、ジャケもデザインが違うのでややこしいのですが、UK盤となった「LOUD & CLEAR」ではMONTROSEのナンバーである「SPACE STATION NO.5」が追加収録されています。

地元であるカルフォルニアを中心に数ヶ所で収録された様で、時期的にはソロ第三弾となった「Musical Chairs」リリース後の77年、78年のツアーでの音源と思われます。

3枚のソロ作からのナンバーを中心に、モントローズのナンバー、「MAKE IT LAST」、「BAD MOTOR SCOOTER」も披露してくれています。

興味深いのは、81年にリック・スプリングフィールドがカヴァーして大出世作となった「I'VE DONE EVERYTHING FOR YOU」がここでプレイされているのですが、元々サミー作のナンバーながらアルバム未収録、スタジオ・テイクとしてはシングルのB面として初収録されていますが、一体何故この名曲がアルバムに入らなかったのか、本当に不思議です。

ツアー・メンバーはレコーディングにも参加しているサミーの初期の盟友で、ビル・チャーチ、アラン・フィッツジェラルド、デニー・カーマッシ、ゲイリー・フィル、チャック・ラフとなっています。

サミーが80年代にVAN HALENで一時代を築くのと同時に、バック・メンバーもそれぞれHEARTやWHITESNAKE、NIGHT RANGER、BOSTONで活躍していた事を考えると、凄まじいバンドであった事を思い知らされます。

ちなみに本ライヴは一切のオーヴァー・ダヴィングが施されていないのですが、ヴォーカルの巧さはもちろん、バンド・サウンドの絶妙なアンサンブルもそのままパッケージされています。

ハード・ロック不毛の時代と言えた80年代目前の時期に、キャッチーでパワフルなハード・ロック・ナンバーで一人気を吐いていたサミーの生々しい姿に感動すら覚える1枚です。

2016年2月19日 (金)

ASIA ALPHA

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは83年作、衝撃的なデビューから約1年半、エイジアのセカンド・アルバムとなった1枚、「アルファ」、入荷しました。

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全米で9週連続No.1という記録的大ヒットとなった前作の勢いはそのまま、更にメロディ至上主義が貫かれたサウンドとなっています。

恐らく予想外のモンスター・アルバムと化した前作での大成功は、メンバーにとってはかなりのプレッシャーだったのでしょうが、全てのナンバーが奇跡的な完成度を誇っているのが見事です。

何度聴いても、ロジャー・ディーンの美しいジャケットさながら、透明感溢れる至福の時間が流れていきます。

彼等自身が刺激したアメリカン・プログレ・ハード勢への接近がより計られたのか、産業ロックと揶揄される事にもなりましたが、本作がメロディアス・ロックのモデル・ケースとなったのは確かだと思います。

シングル・ヒットした「Don't Cry」のバラードとハード・ポップの融合とも思えるキャッチーさ、続く「偽りの微笑」の80年代的パワー・バラードの初期型と言える美しさの流れは、今聴いても胸ときめくものがあります。

バンドのピークとも言えた本作は、強烈な個性の集合体であるバンドの中に亀裂を生じさせるきっかけともなっていったわけですが、それだけに儚い美しさとでも言うべきアルバムであったのではないでしょうか。

2016年2月18日 (木)

LOUDNESS ONCE AND FOR ALL

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ラウドネスの90年代の黄金時代のライヴ、「ワンス・アンド・フォー・オール」、入荷しました。

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92年作のオリジナル・スタジオ・フル・アルバムの10作目、「LOUDNESS」は、ラウドネスの歴史の中でも特別なものとなりました。

マイク・ヴェセーラの解雇、そしてオリジナル・メンバーの山下昌良の脱退に伴い、バンドは第三期と呼ばれるラインナップを形成します。

元E・Z・Oの山田雅樹、元Xの沢田泰司の加入により、華やかなイメージとそれに相対するヘヴィ・グルーヴを纏ったサウンドは、この時期ならではのスタイルを確立します。

本作はその最強メンバーによる92年に行われた川崎クラブチッタでのライヴを収録したものであり、ライヴ盤として3作目となったアルバムです。

言うまでもなく、もうこのメンバーでのプレイは叶わぬものとなっているだけに、かなり貴重なライヴ音源です。

いきなり黄色い歓声が飛び交う様子は、当時のラウドネス人気を支えていたのが多くのXファンであったのがわかります。

ただバンド・サウンドが恐ろしく研ぎ澄まされているのに、まず驚かされます。

EZOの「House of 1000 Pleasures」、そしてMASAKIのヴォーカルによる「CRAZY DOCTOR」はここでしか聴けないものとなっています。

高崎、樋口の両氏のプレイがパワフルかつラウドなだけに、TAIJIのベースがかなり控え目に聴こえてしまうのですが、「BLACK WIDOW」での鳥肌もののギターとのユニゾン、そして「TWISTED」の跳ねっぷりにはゾクゾクさせられる人も多いのではないでしょうか。

2016年2月17日 (水)

BUDGIE BUDGIE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは71年作、ブリティッシュ・ハードからN.W.O.B.H.M.へと、その橋渡し役として重要な役割を果たしたと思われるバッジーのデビュー・アルバム、「バッジー」、入荷しました。

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ウェールズ出身の3人組で、当時としてブルースの影響を感じさせない独特のリフとメロディをすでに確率していたバンドです。

プロデューサーはブラック・サバスの初期作品を手掛けてきたロジャー・ベイン、そのためかサバスとも比較される事が多かった様ですが、ハイトーン・ヴォーカルと鋭角的なリフ、メロウなセンスはむしろツェッペリンと通じる部分が大きかったと思います。

英国特有の憂いと翳りを感じさせるプログレ的香りも漂わせながら、幅広い音楽性が個性となっていますが、やはり特筆すべきはトリオとしてのバンド・サウンドのエッジの鋭さでしょう。

8分を超える大作、「Nude Disintegrating Parachutist Woman」ではサバスのダークでヘヴィな質感から、超絶バトルへと疾走を始めていく流れが圧巻です。

70年代的なこもったサウンド・プロダクションこそ時代を感じさせますが、メロディ構成、リフ作りはかなり斬新だったと思え、ラスト曲の「Homicidal Suicidal」等はツェッペリン風かと思えば予想のつかない転調やカオス的なアレンジがこのバンドのユニークさを物語っています。

途中挟まれるアコースティック調の小曲も魅力的で、牧歌的なほんわり感を演出しています。

バンド名の意味するセキセイインコ、何やら妖しげな歌詞、メンバーの佇まいもどっか変で、この一風変わったセンスがメタリカ等へ影響を与えていたのだと思います。

2016年2月16日 (火)

POISON POWER TO THE PEOPLE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ポイズンのライヴ・アルバムとしては第2弾となった、「パワー・トゥ・ザ・ピープル」、入荷しました。

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スタジオ・テイクの新曲が5曲含まれた変則的内容となっています。

99年から行われたグレイテスト・ヒッツ・リユニオン・ツアーからの音源が中心となっていて、オリジナル・メンバーでの再結成後の彼等の変わらぬ魅力が詰まっています。

ライヴの模様は、80年代の彼等の代表曲、ヒット曲満載となっただけに、オーディエンスの盛り上がりぶりも相当なものとなっています。

枯れや渋みとは無縁で、キラキラ、ウキウキしたポップ・メタルっぷりは全く変わっていません。

やはり特筆すべきはアルバム冒頭の5曲の新曲で、これがなかなか聴き逃せないものとなっています。

アルバム・タイトル曲は、グランジ、オルタナ以降の流れを彼等なりに吸収、消化した様な好ナンバーで、ヘヴィなグルーヴの中にLAメタルの残り香がするといった感があります。

「Can't Bring Me Down」は、彼等お得意のポップ・ナンバーで、CHEAP TRICKやENUFF Z'NUFFの様に聴こえてしまうのも相変わらずです。

「The Last Song」は、バラード・メイカーとしてのセンスが遺憾なく発揮されたナンバーで、彼等の全米No.1ヒットとなった「Every Rose Has Its Thorn」を凌ぐ勢いがあります。

「Strange」も、パワー・ポップ風のライトなナンバーとなり、これもまたCHEAP TRICKを彷彿させるものとなっています。

「I Hate Every Bone In Your Body But Mine 」は、最もパンキッシュ、スピーディーなナンバーで、80年代マインド満載のメタリック・チューンです。

この5曲を聴くためだけでも、ファン必聴の1枚と言えるのは間違いないと思われます。

2016年2月15日 (月)

BLACKMORE'S RAINBOW RAINBOW RISING

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは76年作、前作から一年を空けずにリリースされたレインボーのセカンド・アルバム、「虹を翔る覇者」、入荷しました。

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バンド名義がRitchie Blackmore's RainbowからBlackmore's Rainbowに変更され、しかもアルバム・タイトルは「RISING」とされる事も多いため、レインボーの「ライジング」とシンプル呼ばれるというややこしい1枚なのですが、日本では邦題のイメージがやはり強いと思われます。

本作からコージー・パウエルが参加し、いよいよリッチー、ロニーとの三頭政治と呼ばれる時代が始まります。

前作での土臭いハード・ロック色は完全に払拭され、ロニーの中世ロマンを盛り込み、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団を呼び込んでの圧倒的なドラマ性を生み出しています。

いわゆる様式美HR/HMという呼び名も、本作から始まったと言っても過言ではないでしょう。

特にアルバムを締めくくるラスト2曲、「STARGAZER」、「A LIGHT IN THE BLACK」が、組曲的構成となった大作となり、美しくも激しいリッチーの美学が理想的なメンバーにより具現化に成功しています。

本作限りの参加となったトニー・ケアリー、ジミー・ベインの貢献もかなり大きいと思われます。

以降、完璧主義者故にリッチーのクビキリが恒例とはなっていくのですが、本作がレインボーのベスト・メンバーであったと考える人も少なくないのではないでしょうか。

オープニングの「TAROT WOMAN」のスペーシーかつ荘厳な響きは、ケアリーの流麗なプレイによって演出されていて、また「STARSTRUCK」や「DO YOU CLOSE YOUR EYES」といったキャッチーなナンバーではジミーがコージーと共にタイトに締めてくれています。

今となってはこのメンバー中3人が逝ってしまったため、もう二度と本作でのスリリングなプレイは望めないのが、本当に残念に思われます。

全6曲という非常にコンパクトな構成ではありますが、各曲全てに無駄が無く、途中挟まれる唯一パープル色の強い「RUN WITH THE WOLF」も素晴らしいアクセントとなっています。

何度聴いても胸熱くなるドラマティックなハード・ロック作品として、一家に1枚と言えるものではないでしょうか。

2016年2月14日 (日)

TWO FIRES BURNING BRIGHT

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

メロディアス・ハード界の至宝とも言えるヴォーカリスト、ケヴィン・チャルファント率いるトゥー・ファイアーズのサード・アルバム、「バーニング・ブライト」、入荷しました。

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前作から8年ぶりとなり、メロディ指向派にとっては嬉しい復活となったと思われます。

JOURNEYのメンバー3人が結成したTHE STORMのヴォーカリストとして注目され、スティーヴ・ペリー激似の声を多くのプロジェクトで披露してきたケヴィン、本作ではプロデュースまで手掛け、完全にソロ・プロジェクト化した向きもありますが、曲の完成度は半端ではありません。

そのTHE STORMI以来、ケヴィンの盟友であったギタリスト、ジョシュ・ラモスとは袂を分かった様なのですが、メロディはより洗練されまさに更にジャーニー寄りとなっている気がします。

ブルージーで哀愁感溢れるセンスを持っていたジョシュ・ラモスが抜けた分、ケヴィンのハード・ポップ感覚が強調されたのでしょうか。

そのジョシュは、その後やはりスティーヴ・ペリーのDNAを受け継ぐヴォーカリスト、HUGOと活動を共にしています。

本作3曲目、「SOME THINGS ARE BETTER LEFT UNSAID」では元JOURNEYにしてTHE STORMの設立者、グレッグ・ローリー、そしてニール・ショーンが作曲陣として参加しています。

これが実に見事なミドル・バラードとなっており、最早ジャーニーに新曲としてしか聴こえなくなっています。

基本はケヴィンがメンバーと書いた曲がほとんどなのですが、全員がジャーニー大好きという旗の元に集まった様で、優れたヴォーカリストを最大限に盛りたてる仕事に徹しています。

前2作で感じられた土臭さは払拭され、どこまでも突き抜けていく様な爽快感と、燃え上がる様なバラードの熱さばかりがアルバムを占め、「ESCAPE」、「FRONTIERS」と続いたジャーニーの黄金期を愛する方なら間違いなく愛聴盤となる1枚だと思います。

2016年2月13日 (土)

QUIET RIOT BACKSTAGE LIVE 1983

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

クワイエット・ライオットの全盛期のライヴを収録したコンピレーション、「バックステージ・ライヴ 1983」、入荷しました。

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これがファンにとってはなかなかありがたい内容となっている1枚です。

すでに2005年に「Live & Rare Volume 1」としてリリースされているものと内容は同じものと思われ、収録曲も全く変わっていません。

収録地や、時期は不明ですが、まあとにかくオーディエンスの熱狂ぶりにまず圧倒されます。

80年代メタル・バンド初の全米No.1を記録した「メタル・ヘルス」を引っ提げてのライヴだけに、以降のメタル・シーンの火付け役としての勢い、更に時代が大きく動こうとしている熱までも感じられるパフォーマンスだと思います。

ほぼその「Metal Health」からのナンバーがプレイされていますが、84年リリースの「Condition Critical」、「Winners Take All」もセットリストに入っているので、おそらく新曲として披露された形なのでしょうか。
(曲間はぶつ切りにはなっていないので、同一日時のライヴに思えます。)

その他にもフランキー・バネリのパワフルなドラム・ソロとなる「Swinging Lumber」、オリジナル・アルバムには未収録で、後にボーナス・トラックとして発表された「Danger Zone」、そして本作の一番の目玉となる未発表曲、「Gonna Have A Riot」がプレイされています。

この曲にはランディ・ローズの名前がクレジットされているナンバーで、ランディ在籍時に作られたものと思われます。

シンプル、ストレートなアメリカン・ハードですが、メロディアスな展開にはランディの面影を見る事ができると思います。

更に本作には、3曲のデモ・ヴァージョンが収録されていて、これがなかなか聴きものとなっています。

スペンサー・プロファーによる分厚いエフェクトの無い、生々しいバンド・サウンドは、ケヴィン・ダブロウのメロディ・メイカーとしてのセンスを改めて再確認するのにも最適で、このバンドの曲の良さにも再感激できてしまいます。

特に故、ランディに捧げられた名バラード、「Thunder Bird」はオリジナルよりもせつなく響くピアノとシンプルなアレンジが感動的です。

2016年2月12日 (金)

APRIL WINE THE NATURE OF THE BEAST

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70年代から活躍するカナディアン・ハードのベテラン・バンド、エイプリル・ワインの81年作、通産9作目のアルバム、「野獣」、入荷しました。

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80年のあの伝説的フェス、第1回目のモンスターズ・オブ・ロックにRAINBOW、JUDAS PRIEST、SCORPIONS、SAXON、とTOUCH等と共に参加した事でも有名で、アナログ盤でリリースされた同ライヴ盤に収録された彼等の「I LIKE TO ROCK」は、かなり印象的なナンバーでした。

ただやはりラッシュやトライアンフ、ラヴァーボーイ等がアメリカで大成功を収める前から、NWOBHMシーンの煽りの中でカナダ産メタル・バンドとして名を知られていたと思います。

元々幅広い音楽性も持っているバンドですが、本作のサウンドはあくまでも80年代ハード・ロックと言える、実にキャッチーで明快なメロディを持っています。

全米でもスマッシュ・ヒットとなった、「Just Between You And Me」に代表されるパワー・バラード的なメロディアスな部分もいかにもカナダという感があり、実に愛すべきバンドだったと思います。

メタル不毛時代と言えた80年代幕開け直後、こうしたポップ・メタル的展開をしていたのは、かなり先進的と言えるのではないでしょうか。

彼等の今一つ垢抜けないヴィジュアルのせいか、良い意味での超B級として終わって閉まっているのが本当に残念です。

2016年2月11日 (木)

REO SPEEDWAGON LIVE YOU GET WHAT YOU PLAY FOR

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オリジナルは77年リリース、REOスピードワゴンの初のライヴ盤で、アナログ・リリース時には2枚組として発表された、「REOライヴ~嵐の中へ」、入荷しました。

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初CD化に際し、アナログ盤に収録されていたゲイリー・リチラースのギター・ソロ、チャック・ベリーのカヴァー、「Little Queenie」の2曲がカットされていますが、その分REO初期の土臭いアメリカン・ハードの魅力が凝縮された形となりました。

それまでにリリースされた6枚のオリジナル・スタジオ・アルバムよりも、アメリカでは最高チャートを記録し、初のプラチナ・ディスクを獲得、彼等の地道なライヴ活動が実を結んだのでした。

本作以降、彼等の人気は徐々に伸びていき、ご存知の様に80年に「Hi Infidelity 禁じられた夜」にて、ロックを巨大産業化させていくわけですが、本来の彼等の魅力はゴリゴリのライヴ・バンドであったと思います。

詳細は良くわかりませんが、どうも彼等の地元イリノイに近いセントルイスでの76年のライヴを収録した様で、観客は12000人だそうで、日本で言うと今の横浜アリーナと同等の会場と思われ、デビュー5年のバンドとしてはなかなか良い位置まで登り詰めたのかな、という気はします。

アメリカ人大好きの土埃とエンジンの爆音、そしてビールに良く合うハード・ロック、そして一方でのソフトで大らかなメロディ・センスが、やはりライヴで聴くとより際立つのが良くわかります。

特にギターのゲイリーのエモーショナルなプレイは、あまり評価がされていない様ですが、かなりハード・ロッカーとして優れていると思われ、またキーボードのニール・ドーティも心地良く乗せてくれます。

バンド・サウンドがかなりギンギンに突っ走っているのに対し、ヴォーカリストのケヴィン・クローニンの人懐っこい声質が全体をまろやかにしてくれるのも、このバンドの個性だと思います。

とにかく叩き上げのライヴ・バンドとしての実力が収められた本作、超ポップ化、バラード・バンドとして加速化する前のREOの魅力を知るには、最適な1枚と思われます。

2016年2月10日 (水)

THE DOGS D'AMOUR KING OF THE THIEVES

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ドッグス・ダムールの89年作、フル・アルバムとしてはセカンドとなった1枚、「エロール・フリン」、入荷しました。

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彼等は同年にアコースティック・ミニ・アルバム、「A Graveyard of Empty Bottles」をリリースしており、旺盛な創作意欲と実に器用な才能を見せつけてくれていました。

アメリカでは「キング・オブ・ザ・シーヴズ」の名でリリースされた様で、日英ではハリウッドで40年代から50年代にかけて活躍した俳優、エロール・フリンの名前が冠せられています。

彼が主演した海賊映画のイメージが、タイラの手によるジャケット・アートでもモチーフにされていますが、サウンドの方は実に味わい深いパプ・ハード・ロックとでも言うべきブリティッシュの香りをプンプンさせています。

そもそも日本ではイギリスからのガンズに対する回答的な売り方をされた彼等ですが、UKチャートではかなり健闘した本作は、80年代のHR/HMの隆盛期とは別の流れが評価された結果だと思います。

グラマラスでワイルドなヴィジュアルとは裏腹に、泣く事を許してくれる優しいメロディが多く、ハードなナンバーにおいてもメタリックなエッジよりも常にスウィング感を重要視している様なバンド・サウンドは、アメリカのグラム・メタル、ヘア・メタルとは全く別物と言えるでしょう。

車の中でガンガン流すハード・ロックというよりは、一人チビチビ酒を片手に聴く、といった感じでしょうか。

いかにも英国的と言ってしまえばそれまでですが、日本人も今までこの煮え切らない感じをこよなく愛してきた国民性を持っていたと思います。

酔いどれ、泣き虫、やさぐれ、といったキーワードと、センチなメロディの組み合わせは、どこか演歌にも通じるからでしょうか。

2016年2月 9日 (火)

TYGERS OF PAN TANG SPELLBOUND

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オリジナルは81年作、ジョン・サイクスが加入していた事でも有名なタイガース・オブ・パンタンのセカンド・アルバム、「スペルバウンド」、入荷しました。

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N.W.O.B.H.M.の大きな波に乗った勢いが感じられる力作で、同年にリリースしたサード・アルバム「クレイジー・ナイト」と共に80年代初頭の英国メタルを象徴する名盤となっています。

スピーディーでキャッチーなリフ、個性的なヴォーカルと歌メロは、アイアン・メイデンよりもしなやかで、デフ・レパードよりも男臭い魅力を放っていました。

メロディの幅も広がり、当時の最先端メタルといったところだと思います。

特に以降のポップ展開を予見しているかの様な、ハード・ポップ型ナンバー、「THE STORY SO FAR」や、メロディアス・ハード的展開を見せた「DON'T STOP BY」は、前作からは想像もつかない程の洗練度を感じさせます。

スピード・ナンバーではパンキッシュは荒々しさ、哀愁バラードではセクシーに歌い上げるジョン・デヴァリルのヴォーカルは、低音の魅力が個性となり、同時代のバンドとは違った魅力を放っています。

また若きジョン・サイクスの疾走するリフも、後にTHIN LIZZYで魅せるスタイルをすでにここで確立していると思われます。

この2人のジョンの見栄えの良さもこのバンドの大きな魅力であり、アイドル的資質とそれにそぐわないストイックなメタル気質が実に不思議なバランスを保っていたとも言えるのだと思います。

2016年2月 8日 (月)

BOW WOW HARD DOG

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オリジナルは81年作、BOW WOWの通算7作目となったオリジナル・アルバム、「ハード・ドッグ」、入荷しました。

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LOUDNESSの衝撃的デビューに先駆ける事約半年、本作のリリースがジャパメタ黎明期を決定付けたと言っても過言ではないでしょう。

「GUARANTEE」、「GLORIOUS ROAD」、「TELEPHONE」と続いたポップ路線は、言わばメタル不毛時代をやり過ごすための通過点となりましたが、けっして無駄ではなかったと思います。

ポップ・フィールドでの活動で得たと思われる華麗なコーラス・ワークや、一辺倒にならないソング・ライティング・センスは、凡庸なメタル・バンドでない事を確実に証明しています。

N.W.O.B.H.M.の煽りを受けたとも言えるのでしょうが、オープニングの「逃亡者」から超絶なギターと、疾走するキャッチーなメロディが新鮮な衝撃をすでに感じさせ、当時のメイデンやMSGに夢中になっていた少年少女を虜にしたのだと思います。

続く「地獄のハンマー」では、日本語によるメタルが全く違和感が無い事を教えてくれ、アルバムが進むにつれ、彼等のメタル回帰に感謝感激する事になります。

中盤で披露されるアコースティック調のバラード、「SEARCHING」の翳り、「青い服のユダ」でのハード・ポップ的センス、「ニュー・レッド・ブーツ」でのスリージーなセンス、そして本作のハイライトと言えるパワー・バラード、「I KNOW」と、今聴いても十分魅力的なものばかりとなっています。

時代がやっと彼等に追いついたと言うべきで、すでに70年代から世界レベルで通用するHR/HMを追求してきた彼等に今更何を驚く事があるのかというところなのでしょうが、日本では本作以降ラウドネスやアースシェイカー、浜田麻里といった人達が爆進していく事になるわけですから、本作の先見性と牽引力はやはり特筆すべきものだったと思います。

2016年2月 7日 (日)

FASTER PUSSYCAT WHIPPED!

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LAメタルの毒花、ファスター・プッシーキャットの92年作のサード・アルバムであり、彼等の全盛期の終焉を飾った1枚、「ホイップ」、入荷しました。

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スリージーでグラマラス、キャッチーでフィルシーといった彼等の個性は、すでに一時代前のものとなった感もありましたが、ガンズやポイズン、あるいはモトリー等が鳴りを潜めた時期にあっては貴重な存在とも言えたと思います。

前作に引き続きプロデューサーはジョン・ジャンセンが担当、サウンドも基本的には変わらぬものとなっています。

ジミ・ヘンドリックスのエレクトリック・レディ・スタジオ出身のこのプロデューサーは、70年代の数多くのロック名盤に関わり、80年代にはBang Tango,、Love/Hate,、Britny Fox, 、Cinderella、Warrantと仕事をしてきた人で、さすがに手慣れたグラム・メタル色を本作でも披露しています。

もろストーンズとなったアコースティック・バラード、「Friends」ではそのストーンズを支えてきた名ピアニスト、ニッキー・ホプキンスがゲスト参加しているのですが、この意外かつ嬉しい人選も、ジャンセンの人脈によるものだったのではないでしょうか。

ちなみにブリティッシュ・ロック界が誇った名プレイヤーであるホプキンスは、本作参加後間もなくして他界しています。

「Mr. Lovedog」は、90年にヘロインのオーバードーズで高いした Mother Love Boneのヴォーカリスト、アンドリュー・ウッドに捧げられたものとなっています。

当時ニルヴァーナやパール・ジャムに継いで活躍が期待されていたオルタナ世代のバンドでしたが、テイミー・ダウンが幾分グランジっぽく歌うこの曲は、本作中最も異色となっていると思われます。

その他にもシングルとなった「Nonstop To Nowhere」のライトなポップ感覚、相変わらずエアロ色全開な「The Body Thief」等、彼等の超B級センスは職人芸の域に達している気がします。

本作を覆う極めて80年代的アプローチは、彼等の短命ぶりを象徴しているのでしょうが、根っからのROCK好きっぷりと小手先に走らない潔さには頭が下がる1枚でもあると思います。

尚ジャケットは6つ折りタイプとなっていて、開くと浜辺を走るメンバーを追いかける巨大なフェムドム系の女王様が現れます。

2016年2月 6日 (土)

KING KOBRA THRILL OF A LIFETIME

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オリジナルは86年作、カーマイン・アピス率いる金髪美青年軍団、キング・コブラのセカンドとなった、「スリル・オブ・ア・ライフタイム (旧邦題 街角のスリル)」、入荷しました。

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当時の邦題には少し驚きますが、サウンドの方もかなり意外と思えるポップ展開をしています。

前作では正統派HR/HMと言えるメタリックなエッジと、キャッチーなメロディアス・ハードとしての風格がありましたが、オープニングからいきなりキラキラしたキーボードが炸裂、ハード・ポップと言えるライトな感覚にまず驚かされます。

2曲目もどこかで聴いた事があるなと思っていると、ラス・バラードのカヴァーでAORテイストのミドル・バラードが続き、以降も次から次へと陽性のポップ・ナンバーが展開されていきます。

サウンドの要となっているのは、ゲストとして招かれたデュアン・ヒッチングスと思われ、カクタスやロッド・スチュワート・バンドでのカーマイン・アピスの盟友です。

多くのアーティストに楽曲提供をしてきたヒッチングスは、映画「アイアン・イーグル」のサントラ提供曲となった「NEVER SAY DIE」の作曲にも関わり、キング・コブラのより明快なメロディアス化に貢献しています。

他にもラップが炸裂するファンキーな「HOME STREET HOME」、完全なる80'sポップのメロディを持ち、意識的にキーを外したシンセ音がちょっと気持ち悪いアルバム・タイトル曲等、かなりの挑戦をしているのが今聴いてもユニークです。

アルバム後半、やっとメタル色が全開となり、ラスト3曲はスピーディーなリフと当時はまだマーク・フリーとして活躍していたマーシーの伸びのある声が心地良い疾走感を残してくれます。

ある意味勇気ある実験的なアルバムではあったと思いますが、各曲の完成度はかなり高く、当時のBON JOVIよりもポップであったのはもっと再評価されてもいいと思われます。

尚ボーナス・トラックとして収録されている「THIS RAGING FIRE」は、KING KOBRAの曲ではありません。

何故か前述の「IRON EAGLE」のサントラ盤に収録されていた、JON BUTCHER AXIS名義の曲です。

一体どういう理由で収録されたのか不明ですが、作曲者はジューダス・プリーストの「叛旗の下に Some Heads Are Gonna Roll」、「運命の鎖  (Take These) Chains」でお馴染み、ボブ・ハリガン Jr.であるので、メタル・ファンには一聴の価値はあるかもしれません。
(AOR風のナンバーではありますが)

2016年2月 5日 (金)

TEAZE ON THE LOOSE

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オリジナルは78年作、カナディアン・ハードのB級名バンドとして知られるティーズのセカンド・アルバム、「オン・ザ・ルース」、入荷しました。

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当時はRUSHやTRIUMPHもカナダのHR/HMバンドとして紹介されていましたが、ここ日本ではアイドル的人気にあやかろうとしていた節があった様です。

おそらく同時期にデビューし、日本で爆発的人気を得ていたチープ・トリックの様な売り方をレコード会社が狙っていたのかもしれませんが、このティーズはかなりゴリゴリのハード・ロック・バンドであったと思います。

若くルックスの揃った4人組で、ブリティッシュ・ハードからの影響が強い正統派リフにポップなコーラス、バンド・サウンドはかなり荒々しいメタリックなエッジが強いもので、女の子人気よりはハード・ロック少年に好まれるべき豪快な音が個性となっています。

AC/DCの育ての親とで言うべき、ヴァンダ&ヤングによるEasybeatsのカヴァー、「Gonna Have A Good Time Tonite」や、シングルともなったアルバム・タイトル曲の痛快さは確かに次世代のハード・ロック・バンドとしての元気の良さに溢れています。

なかなか器用なソング・ライティング・センスも見逃せず、アコースティック調のナンバーでの人懐っこさ、「Baby Why Can't U」でのバブルガム・ポップ風のメロディ等、ハード・ロックの楽しさを十分に伝えてくれます。

十分キャッチーではあるのですが、良い意味での野暮ったさが残るのも当時のバンドの魅力だったりすると思いますが、このティーズが大ブレイクしなかったのもそれが原因だったのでしょう。

日本ではなんと本作リリース後に来日、その時の模様を収めたライヴ・アルバムも発表、79年にはカナダのグラミー賞とされるジュノー賞の最優秀新人賞にノミネートされる等、順風満帆にも思える活動を続けていましたが、残念ながら80年代に入って間もなく解散してしまった様です。

80'sのキラキラ感を身につけるにはあまりにも剛直なゴリゴリ資質が邪魔になったのでしょうか、いずれにしても愛すべきハード・ロック・バンドではあったと思います。

2016年2月 4日 (木)

SHOW-YA IMMIGRATION

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87年作、通算5作目となったSHOW-YAのアルバム、「イミグレーション」、入荷しました。

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前作から始まった秋元康、筒美京平を迎えたポップ寄りの路線最終作ともなった1枚です。

移住を意味するアルバム・タイトルにはなっていますが、国内録音、ミックスはLAで行われています。

エンジニアを担当したのは、奇しくもLED ZEPPELINの「IMMIGRANT SONG」にも関わった大物プロデューサー、アンディ・ジョーンズ。(残念ながら数年前に他界しています。)

正確にはANDY JOHNS PROJECTとクレジットされているので、本人がどこまで関与しているのか不明ですが、音の抜けは圧倒的に良くなっています。

もちろんけっしてSHOW-YAがブリティッシュ・ハード化したわけでなく、メロディ、アレンジ共にBON JOVI以降のポップ・メタル路線が強化されています。

日本の女性ロック・バンドとしてはかなり衝撃的だった前作からのシングル、「 その後で殺したい」に引き続き、秋元・筒美の大物コンビによるシングル、「水の中の逃亡者」、「孤独の迷路(ラビリンス)」も、さすがに当時のナンバーとしてはかなり完成度の高いものとなっています。

この2曲のシングルは共にタイアップ曲となり、SHOW-YAの人気の高さ、彼女達への期待の大きさがうかがえます。

メンバー自作曲は、1分にも満たないインスト・ナンバーを含めアルバム中6曲、その内寺田恵子作品の「That was then, This is now」、「Be quiet!!」がかなりメタリックなエッジを持ったメロディアス・ハードとなっているのですが、本来の彼女達の持ち味をここで発揮している気もします。

以降の完全メタル化していくSHOW-WAを予見している部分もチラホラ見えるアルバムで、今聴いてもなかなか興味深いものがあります。

2016年2月 3日 (水)

HOUSE OF LORDS DEMONS DOWN

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すでにメロディアス・ハード界では風格と品位すら漂うハウス・オブ・ローズの92年作のサード・アルバム、「デーモンズ・ダウン」、入荷しました。

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バンド創設者であるグレッグ・ジェフリアが本作を最後に脱退してしまいますが、個人的には彼等の最高傑作だと思います。

リズム隊にオジーやホワイトスネイクとの活動で有名なトミー・アルドリッジ、そしてクワイエット・ライオット、グレイト・ホワイトに参加していたショーン・マクナブが加わっています。

この二人の参加により、バンド・サウンドがかなり骨太になり、グレッグ・ジェフリアのドラマティックなキーボード主体のメロディアス指向と一見合わない気もしますが、逆にそれがスケールの大きいハード・ロックを生んでいると思います。

とにかくドラムが見事なメロディアス・ハード、という表現しか思いつきませんが、これ程激しく力強い哀愁ハード・ロック・アルバムはなかなか見つからないと思います。

2016年2月 2日 (火)

DEEP PURPLE THE GEMINI SUITE LIVE

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ディープ・パープのライヴ盤、「紫の交響詩 ~ジェミニ・スイート・ライヴ~」、入荷しました。

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70年9月、英国のロイヤル・フェスティバル・ホールで一夜限りで行われたディープ・パープルのライヴを収録したものです。

ライト・ミュージック・ソサエティ・オーケストラとの共演となり、今は亡きジョン・ロードが本ライヴの1年後にソロ名義でリリースする「THE GEMINI SUITE」のお披露目ライヴとなったものでした。

ご存知の通り、当時のパープルはジョン・ロードのクラシック指向と、「IN ROCK」で確立した大ハード・ロック大会路線と、バンドは分裂寸前、解散かという話もあったそうですが、結局はロードが自身の音楽性はソロで追求する形で収まり、以降のパープルでの活動に専念していったわけです。

本ライヴはリッチー以下、イアン・ギランも乗り気ではなかった様ですが、ロードによる「CONCERTO FOR GROUP AND ORCHESTRA」に次ぐ最後のパープルとオーケストラの共演という条件を了承した形で実現した様です。

前作での「ロイヤル・フィル・ハーモニック・オーケスト」と比較すると、かなりロック色が目立っていて、リッチーも当時使用していたギブソンをここでプレイしていると思われるのですが、なかなか色っぽいギターを時折挟んでくれています。

全体的にはオーケストラ主体による壮大なドラマが綴られているため、ロックとクラシックの融合を突き詰めたというよりは、ロードの音楽的野心をとことん追求したものであったのだと思います。

一方でバンドが「イン・ロック」で凄まじい爆発力を見せていたのも納得が行くバンド・サウンドも堪能できますが、この時期の混沌としたバンドの状態がHR/HMの源流を作り出していたという事実にまず感動させられます。

2016年2月 1日 (月)

ROXY BLUE WANT SOME?

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ゲフィンが鳴り物入りで92年にデビューさせた、ロキシー・ブルーのファースト・アルバム、「ウォント・サム?」、入荷しました。

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期待の大型新人として、日本でも一時期話題になりましたが、その後泣かず飛ばずの状態で自然消滅してしまいました。

個人的にはガンズ・シンドロームとして呼んでいるHR/HM系の悲劇的な運命の最たる例として挙げられるバンドだと思うのですが、アルバムそのものは簡単に否定するにはもったいない完成度を誇っています。

ガンズ以降、多くのバンドが引き上げられては捨てられていったわけですが、ほぼ同時期に進行していたグランジ旋風、そしてそれに触発される様に巻き起こっていったメタルの分裂、再生という時流を無視し、80年代のビッグ・セールスの幻影を求め続けたレコード会社の欲とも分析できるガンズ・シンドロームは、本来のバンドの魅力、資質を伝えきれぬままに切り捨てていた気がします。

このロキシー・ブルーも完全なる80年代メタルの申し子であり、POISONやWARRANT、SLAUGHTERといったバンドと同列で語られるべきバンドだったと思います。

マネージメントは、かつてロニー・ジェイムズ・ディオと共にELFを結成したダグ・サーラー(セイラー)。

数々の大物アーティストを抱え、80年代にはモトリー・クルーを育てた事で有名な人物です。

更にA&Rには、ドッケンやガンズを見出してきたトム・ズータウ、そして本作プロデュースはガンズを大ブレイクさせたマイク・クリンクと、まさに売れる方程式が完璧に採用されています。

ヘヴィ&ダークなサウンドが時代を覆う中、陽性のパーティー・ロックから、爽やかなパワー・バラード、脳天気とも言えるイケイケのポップ・メタルを炸裂しているのですが、ご存知の通り売れたとはお世辞にも言えないアルバムとなってしまいました。

冷静に見るならば、決定的な個性不足があったのだと思います。

ルックス、作曲能力、ヴォーカル、ギター、どのどれもが平均点をクリアしていながら、華となるべき輝きに欠けていたのかもしれません。

ジェイニー・レインやセバスチャン・バックの様な華やかさや、「WELCOME TO THE JUNGLE」や「SHOUT AT THE DEVIL」の様な強烈なフックが無いという事になるのですが、この決定力不足こそが80年代の喧騒を引きずってしまっている感もあり、どこか憎めないのも事実です。

ただ唯一のカヴァーである、THE WHOの70年代の曲、「SQUEEZE BOX」が一番グラム・メタルっぽく聴こえてしまうのは残念なところです。

いずれにしても甘くてキラキラしたポップ・メタルのオムニバス的な魅力が詰まった1枚である事には変わりなく、時々引っ張りだして大音量で聴きたくなるアルバムだと思います。

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