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2015年12月の31件の記事

2015年12月31日 (木)

GENESIS THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは74年作、ジェネシスの、「眩惑のブロードウェイ」、入荷しました。

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彼等の初の2枚組となった大作で、ピーター・ガブリエルが在籍した最後のアルバムとなりました。

良く言われる様に難解、摩訶不思議なコンセプト作ですが、ガブリエルがジェネシスで可能な事を全てやり尽くしたと言える力作で、本作のストーリーを理解する前に、まず圧倒的な音世界に感動必至と思われます。

主人公レエルが兄を探す壮大な冒険物語、という事なのでしょうが、世界中をワープしながら様々な未知の登場人物と出会うというストーリーは、現代でもゲーム感覚で楽しめるストーリーとなっています。

ジャケットはヒプノシスが担当し、これまでの寓話的ファンタジーの世界観は無くなり、一気にSF的、シュールなイメージを打ち出しています。

ガブリエルのイマジネーション豊かな創造性に、各メンバーが呼応するかの様に壮絶なテクニックで応酬し、バンド・サウンドの見事さもドラマ性に溢れています。

結果的には以降のジェネシスのサウンドの指針ともなった感があり、ガブリエルの影響がいかに大きかったかが良くわかるというものです。

90分を超える長編映画を観ている気にさせられ、冗長になる事無く、少しも飽きさせないメロディの構成も魅力的です。

これまでのジェネシスの個性がスポイルされたため、本作以前のアルバムが傑作とされていますが、明らかに異質でありユニークであるこのアルバムこそが、以降のガブリエルのソロ活動の基本路線でもあったと思われ、ジェネシス作品としても絶対に無視できないものだと思われます。

後半に用意された大オチも見事なのですが(主人公が探し求めていた兄の顔は、自分自身だった)、歌詞を理解しなくても十分過ぎる程楽しめる大名盤です。

2015年12月30日 (水)

LAZY BEST

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

レイジーのベスト盤、その名も「ベスト」、入荷しました。

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レイジーのシングル曲を中心に編集されたベスト盤で、全20曲、このバンドの魅力を知るには最適の内容となっている1枚です。

メンバーの内すでに2人が他界してしまったため、もう二度とこのラインナップでの復活は望めないため、感慨深いアルバムとも言えるかもしれません。

77年のデビュー曲、「Hey! I Love You!」から、解散前のラスト・シングルA・B面、「星のハーティー・ロード/ガラスのハート」(オリジナル・アルバム未収録曲)まで、全12枚のA面を全て収録しているありがたいものとなっています。

ご存知の様にLOUDNESS、そして影山ヒロノブ、あるいはネバーランド、AIRBLANCAを輩出する事になりますが、日本初の本格的アイドル・バンドとしての実力と人気は今だに伝説的に語られていると思われます。

和製BAY CITY ROLLERSとして売りだされたバブルガム・ポップ路線、昭和歌謡曲的要素を強めたアダルト展開、そして「感じてナイト」で本性を開花させたヘヴィ・メタル宣言と、どのナンバーにも作られたアイドルで終わらない確かな演奏力がやはり目立ちます。

さすがに外部ライターによるメロディは時代を感じさせる、いわゆる売れ線とはなっていますが、最適な形で具現化するスキルを持っていたのがこのLAZYというバンドであったと思います。

当時の歌謡曲のフォームを大きく逸脱する事なく、恵まれたヴィジュアルによりアイドル的人気を獲得していたバランス感覚も見事なのですが、音楽的資質を巧みに利用していた計算高さも、どこかあった気がするのですが考えすぎでしょうか。

高崎晃作のセクシーなレゲエ・タッチのナンバ-、「海を見つめて」や、田中宏幸作のアダルトなミドル・チューン、「Good-by My Baby」等を聴くと、そんな思いが特に強くなります。

2015年12月29日 (火)

SAGA HEADS OR TALES

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは83年作、サーガの通算5作目となったアルバム、「ヘッズ・オア・テイルズ」、入荷しました。

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最高傑作と言われる事も少なくない前作、「WORLDS APART」に引き続き、プロデューサーはルパート・ハインが担当。

このサーガや同時期のイギリスのバンド、THE FIXXとの仕事で、一躍80'sニュー・ウェイヴの仕掛け人的存在となったハインは、以降ハワード・ジョーンズやトンプソン・ツインズ等のエレ・ポップ系のサウンドを得意とした人ですが、硬質なデジタル系のプロダクションと洗練されたビートの処理の巧さは80年代後半にRUSHがこの人の手を借りた事でも有名になりました。

おそらくSAGAの前作、そしてこのアルバムの持つプログレ・ハードのピコピコ的解釈に、同郷のライバルともされたRASHが目を付けたのは間違いないと思われます。

キャッチーなメロディながら、けっして情緒過多にならないクールな佇まいは相変わらずなのですが、多少派手目になったアレンジ、当時は最先端であったであろう80年代的アプローチにより、NEW WAVE寄りになったのが目立ちます。

メタリックなギターは控え目ながらもしっかりと残されているため、一連の80'sポップとは明らかに違う質感は保っていると思われます。

以降の彼等のサウンドの骨格ともなった本作は、当時としては愛想の良さが中途半端だったのでしょうか、アメリカでは前作のセールスには及ばなかったものの、本国カナダはもとより欧州で絶大な支持を得る事に成功しています。

確かにキラキラしたアレンジをベースに、湿り気のある哀愁感が疾走していく本作の魅力は、陽性のエレ・ポップでは得られない美学があり、快楽追求型のポップ・ミュージックがシーンを席捲していたアメリカでは今一つ突き抜け感が足りなかったのかもしれません。

ジャケットのチープさこそ気になりますが、言葉ではなかなか伝えづらいこのバンドの魅力を知るには、かなりオススメの1枚です。

2015年12月28日 (月)

E・Z・O E・Z・O

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

87年作、フラットバッカー時代から数えると3作目となるE・Z・Oの「E・Z・O」、入荷しました。

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扇情的なヴィジュアルとパワフルなヴォーカルを個性とし、ジャパメタ界でも本格的スラッシュ、ハードコアの代表的バンドとしてインディーズ時代から有名だったFLATBACKERが、2枚のアルバムをリリース後、なんとあのアミューズに所属し渡米、GEFFENから全米デビューという快挙を果たしたアルバムです。

E・Z・Oと改名、ド派手な隈取りと忍者スタイルをキャラとしながら、そのサウンドは80年代メタルとしてはかなりコアなものとなり、これまでの一般的な東洋的イメージや和の要素を全く感じさせない、全曲英語歌詞、まさに世界レベルでのメタル・アルバムとなっています。

プロデュースはご存知KISSのジーン・シモンズ。

ジーンのプロデューサーとしての力量は過小評価がされたままだと思いますが、幅広い人脈を最大限に生かし、メタルをエンターテインメントとして成立させるのに的確な手腕を発揮する人だと思われます。

当時の過剰とも思えるE・Z・Oの過剰なキャラ付けに負けない、メタリックかつポップに成り過ぎないキャッチーさはジーンがいたからこそとも思えます。

KISSのソング・ライターとして知られていたアダム・ミッチェル、BLACK 'N BLUEのジェイミー・セント・ジェイムズ、HOUSE OF LORDSのジェイムズ・クリスチャンといった、ジーン絡みの面々が作曲として参加、それぞれがかなりヘヴィな作風を披露してくれています。

シングルとしてもカットされた「HERE IT COMES」のいぶし銀的な80年代型メタル・ソングも、FLATBACKER時代には見られなかったバンドの新たな魅力を演出しています。

「HOUSE OF 1000 PLEASURES」は、その後第4期ラウドネスのレパートリーとしても定着しますが、すでに本作でミディアム・テンポながら確かな切れ味を見せてくれています。

唯一LAメタルの名残りを見せるキャッチーな「KISS OF FIRE」、パワー・メタル的な重さを見せる「I WALK ALONE」、バンドのパンキッシュな部分を増強させて「DESIRE」等、ジャパメタという括りでは最早語れないレベルに達していると思われます。

知らずに聴けば、本作を90年代の洋楽HMバンドとして認識してしまう人も多いのではないでしょうか。

それ程カッコいいアルバムだと断言できます。

2015年12月27日 (日)

ST. JAMES AMERICANMAN

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

グラム・メタル黎明期の代表的バンド、ブラック・アンド・ブルーのヴォーカリスト、ジェイミー・セント・ジェイムズのソロ・プロジェクトとして2001年にリリースされたアルバム、「アメリカンマン」、入荷しました。

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BLACK 'N BLUEは、若さと華やかさが売りでありながら、達者なソング・ライティングによる確かな音楽性を持ったバンドでしたが、残念ながら80年代後半には自然消滅していて、ジェイミーはドラマーとして盟友であるトミー・セイヤーと共にKISSのトリビュート・バンド、COLD GINでの活動を続けていました。

トミーはご存知の様にその後KISSと深い関わりあいを持つ事になり、現在もギタリストとしてキッスのメンバーとして活躍していて、大出世を果たした事でも話題となりました。

その一方のジェイミーはいくつかのプロジェクト参加を経て、このST. JAMESで本格的にシーンに復帰となった様ですが、無視するにはもったいないだけの魅力はあると思います。

ほぼ無名のメンバーをバックにした5人組編成、バンドの姿を見る限り80年代ヘア・メタル然としたヴィジュアルで、音の方もそれ以下でもそれ以上のものでもないと思われます。

元々強い個性を持ったヴォーカリストではないと思われ、声質も言ってみれば高くもなく低くもない中道を行く人なのでしょう。

パーティー・ロックもハード・ポップも、スピード・ナンバーからバラードまで、かなり幅広いタイプのナンバーを歌いこなせる器用な人であるのは間違いないと思います。

BLACK 'N BLUE時代にはあまり感じられなかった、少し鼻声の様なヴォーカルが目立つようになり、それがまた独特の妖しさを演出している様な気も多少あります。

2006年には一時的にWARRANTに参加して驚かされましたが、本作でも生粋の80'sメタル・マインドでも言うべきキラキラ感が売りとなり、その手のサウンドが好きな方にはたまらない1枚となるのではないでしょうか。

メタルとしてのエッジもかなり感じられたBLACK 'N BLUEとは違い、POISONにも近いポップ・センスが軸となり、なかなか楽しませてくれます。

2015年12月26日 (土)

CHEAP TRICK THE LATEST

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

チープ・トリックの通算16作目のオリジナル・スタジオ・アルバムにして、現在のところ最新盤となる2009年作、「ザ・レイテスト」、入荷しました。

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前作の年齢を感じさせないパワー・ポップの快作、「ROCKFORD」から3年、本作では一気に音楽性の深みを突き詰めた様な力作となりました。

元々永遠の甘酸っぱさとロックンロール・サーカスが代名詞とも言えた彼等ですが、本作ではオープニングからいきなりQUEEN風のドリーミーな小曲で幕を開けドキッとさせられます。

続くSLADEのカヴァー、「WHEN THE LIGHTS ARE OUT」は、典型的なオリジナルのチープ・トリック・ソングにしか聴こえませんだ、それもそのはず、アレンジはかつての「ELO KIDDIES」ソックリに仕上げています。

前身バンドの名前を冠した「SICK MAN OF EUROPE」では、70年代に戻ったかの様なパンキッシュなエッジを見せ、「CALIFORNIA MAN」の続編のような「CALIFORNIA GIRL」ではレトロなハード・ロックと、相変わらずの達者なロック・バンド然とした姿に安心させられます。

ただ本作での大きな変化は、「EVERYDAY YOU MAKE ME CRAZY」や「TIMES OF OUR LIVES」、「SMILE」といったナンバーであからさまに見られるジョン・レノン愛でしょう。

もちろんチープ・トリックと言えばビートルズのDNAをストレートに受け継いだバンドとして有名なわけですが、これまでポール・マッカートニー、あるいはジョージ・ハリスン直系のポップ・センスの方が目立っていた様にも思えます。

ジョン・レノンのシンプルで力強いメッセージを受け継いだ様な歌詞と、ポップに弾けるバラードではなく、シリアスで抑制されたメロディに徹しているのは、陽性パワー・ポッパーの権化、チープ・トリックにしては意外な展開と思えました。

ただやっぱり老成や熟練といった言葉には無縁のバンドで、基本はウキウキ、ドリーミーなパワー・ポップ・バンドである事が再確認できるナンバーも多いのも事実で、基本はいつものチープ・トリックなのかもしれません。

ROCKとは常に変化、進化をしなければいけないものとしてきた偉大なアーティストも数多い中、変えてはいけないものを頑固として、そしてクールに維持してきたのがこの人達だったと思います。

現在も精力的にライヴ活動をしているバンドなだけに、本作に続く変わらぬアルバムが待ち遠しい限りです。

2015年12月25日 (金)

DOKKEN DOKKEN

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナル・メンバーでの再結成第1弾、約7年ぶりにドッケンが放った94年作、「ドッケン」、入荷しました。

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日本でのみ先行リリースされたもので、実際は95年作の「DISFUNCTIONAL」として本国アメリカで知られているアルバムで、日本でも再リリースがされたというややこしい1枚でもあります。

80年代メタルのキラキラした部分をサウンドで体現していたバンドながら、ドン・ドッケンとジョージ・リンチの音楽的確執は語り草になる程ストレートに伝えられてきましたが、本作におけるこの二人の合体にはどれ程の意味があったのか、ファンにしてみてもなかなか理解が及ばないところなのかもしれません。

完全にビジネスライクなプレイヤーに徹するリンチと、バンドにどうしても拘り時代に向き合おうとするドンの対比、対立は、サウンドからはうかがうのも難しいかもしれません。

グランジ、オルタナの影響というよりは、そのままやってみたとも思えるクールでダークな質感、メロディは高揚感よりもグルーヴを重要視したかの様なものに抑えられています。

そんな中でもビートルズ風味の異色バラード、「THE MAZE」はこれまでの彼等のメロディアスな部分がそのまま進化したものとも思えます。

LAメタルは確かに時代の空気を如実に表現していたと思いますが、90年代後半のハード・ロック、メタルを的確にプレイする事もこのバンドにとっては必然だったのかもしれません。

優れたバンド・サウンドと、カリスマ性のあるヴォーカリストが、時流とシンクロした本作をつまらないと言い切ってしまうのは、その時代のメタルそのものを否定する事になるのかもしれません。

彼等の輝かしい過去を知りすぎているファンは、きっとあの頃のDOKKENを求める事は彼等自身が一番良く知っていたはずです。

ドンとジョージが手を組んで、ここまでモダンなハード・ロックに仕上げた勇気と覚悟には本当に感服するばかりで、実はするめいか的な味わいのある1枚という事に改めて思い知らされます。

「DISFUNCTIONAL」があれば事足りてしまうのですが、アレンジの違い、そして日本初回盤のみ用意された写真集付きというのが、大きな意味を持っていると思われます。

2015年12月24日 (木)

MAGNUM BREATH OF LIFE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

英国プログレ・ハードの大ベテラン、マグナムが約7年ぶりに再結成を果たし、その復活第1弾となったアルバム、「ブレス・オブ・ライフ」、入荷しました。

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70年代から活動をし、80年代にはN.W.O.B.H.M.シーンとは別の流れで独自の道を追求し、マニアックな美メロ・ファンに愛されたバンドです。

90年代の解散後は、中心メンバーのトニー・クラーキンとボブ・カトレイはHARD RAINを結成し2枚のアルバムを残しますが、ポップ展開と哀愁路線の間を迷走したまま解散してしまいます。

英国HR/HM界の良心とも言えるボブ・カトレイはその後TENのゲイリー・ヒューズの元、ソロ活動を始めますが、やはりファンとしては名門バンド、マグナムの復活に喜んだと思います。

クラーキン、カトレイ、そして80年代の黄金期を支えたキーボーディスト、マーク・スタンウェイが復帰、ベースにはHARD RAINに参加していたアル・バローを迎えています。

現在はTHUNDERのハリー・ジェイムズがメンバーとなっていますが、本作レコーディング時はドラマーは固定されていなかった様です。

長年哀愁メロディと翳りのあるヴォーカルを武器に、イギリス特有のメランコリック・ハード・ロックとでも言うべきサウンドを誇っていた彼等ですが、本作ではその個性が確かに甦っています。

かなり力の入ったメタリックなバンド・サウンドが目立つ面もあり、彼等が復活に賭ける意気込みがマグナム特有のプログレ・ハード色をスポイルしている嫌いもありますが、第1弾としてはこれで良かったのだと思います。

男泣きのできる声とドラマティックなサウンドは十分健在だと思いますので、彼等を初めて知る人にとっても彼等の魅力は伝わるのは間違い無いと思います。

2015年12月23日 (水)

TYGERS OF PAN TANG BAD BAD KITTY

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

タイガース・オブ・パンタンの2003年リリースのライヴ盤、「Live in the Roar」、そして2004年リリースのスタジオ・アルバム、「Noises From the Cathouse」をリマスターの上、完全収録した2枚組、「バッド・バッド・キティ」、入荷しました。

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両作品とも4代目ヴォーカリスト、リッチー・ウィックス在籍時に残されたアルバムで、彼のパワー・ヴォーカリストとしての個性を活かしたサウンドは、かつてのつんのめる様な独特の疾走感は皆無となってしまいましたが、さすがにベテランの風格が漂うものとなっています。

「Noises From the Cathouse」は、クリス・タンガリーディスのクリアかつメタリックなミックスにより、モダンなアプローチが目立つものとなっています。

当世はやりのメタル・サウンドとも思えるスタイルから、アルバム中盤ではアダルトなメロディアス・ハード・タッチ、そして終盤では80年代のN.W.O.B.H.M.風のリフも飛び出し、地味ながらもなかなか聴かせてくれる内容となっています。

このアルバムに伴うツアーを収録した「Live in the Roar」は、太くパワフルな声質のヴォーカリストに合わせたバンド・サウンドが堪能出来るもので、、「Don’T Stop By」や「Hellbound」といったジョン・サイクス在籍時のナンバーも披露してくれています。

ラストでは意外とも思えるテッド・ニュージェントのカヴァー、「傷だらけの野獣 Cat Scratch Fever」をやっているのですが、これがなかなかハマっていると思われます。

ブルース回帰や落ち着く事をせず、かなり正統派にメタル道を突き進んでくれているこのバンドの現役感覚を思い知らされる2枚です。

2015年12月22日 (火)

MARI HAMADA SENCE OF SELF

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

浜田麻里デビュー20周年を記念するアルバムとなった、「センス・オブ・セルフ」、入荷しました。

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最早誰も追いつけない艶っぽい声と美貌を誇示するかの如くキラキラしたサウンドを聴かせてくれる1枚です。

リード・シングルとなった「Ash And Blue」は高音シャウトが映えるメロディアス・ハード路線となり、この人の脱ヘヴィ・メタルと言われかねなかった時代を忘れさせてくれるキャッチーなインパクトを持っています。

近作でずっと続く大槻啓之とのタッグも絶好調で、自ら手掛けるアレンジ能力も相変わらず高いレベルを誇っています。

HR/HMにこだわる面と、優れたメロディに挑む姿勢のバランスこそが、この人の作風であったと思いますが、メタリックなエッジと美しいバラード、そしてポップな旋律を、美声により多くの人の耳を奪うというプロの仕事を保つのは至難の業ではと思えてなりません。

デビュー時から変わらぬそのスタイルは、メタルそのものが変化を遂げてきた様に、この人もまた同時進行でメロディの変遷をしてきた事が良くわかります。

それこそがトップに立つ人の貫禄であり、また日本のHR/HMシーンを牽引してきた人の義務でもあるのでしょうか。

また驚くべき事なのですが、ますます若返っているかの様な透明感すら漂っていて、初々しい歌詞も新鮮な自作曲、「Beayriful Days」では、まるでフレッシュな新人歌手の様な面も見せています。

個人的にはこの人に関しては、手放しで褒める事しかできないのですが、それでも安定以上の満足感を与えてくれる事必至の傑作だと思います。

2015年12月20日 (日)

QUEENSRYCHE THE WARNING

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは84年作、当時は日本語表記がクイーンズライチで統一されていたクイーンズライクのデビュー・フル・アルバム、「ザ・ウォーニング(警告)」、入荷しました。

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前年にリリースされた4曲入りデビューEPは、正統派メタル・バンドとして絶賛を浴びる事となり、80年代のアメリカのバンドながらブリティッシュ・メタルの様式美の正統後継者としての地位を確立しました。

とりわけロブ・ハルフォードばりの高音ヴォーカルを披露するジェフ・テイトの唱法と、ドラマティックな構成によるソング・ライティングはジューダス・プリーストと比較される事になりますが、フル・アルバムとなった本作でもそうした前提を持って期待がされたのでした。

プロデューサーはPINK FLOYDとの仕事で有名なジェームス・ガスリーが担当、この人はJUDAS PRIESTの「KILLING MACHINE 殺人機械」を手掛けた事でも有名で、今考えると実に適材適所の人物が選ばれていたのだと感心してしまいます。

バリバリの鋼鉄リフと叙情性に富んだ構成、そしてハイトーン・シャウト、といったイメージから、すでに本作では知的なストーリー・テラーとしてのセンス、プログレ・メタル的なバンド・サウンドを展開しています。

但しこれは「Operation: Mindcrime」を知った後に覚える感覚で、本作リリース時はまだまだLAメタル全盛期のキラキラ時代であったわけです。

加えてアルバム・タイトル曲や「炎の勇者」、「嵐の前夜」等のキャッチーなアンセム型のナンバーは、当時のジューダスにも近いアプローチであったため、まだまだクイーンズライチのイメージはブリティッシュ寄りの正統派メタルとされていたと思います。

改めて聴き直すと、近未来をテーマにした社会風刺、トータル・コンセプト的な構成は、すでに彼等の本領を十分に発揮しているのが良くわかります。

当時のメタルがまだまだ快楽追求型のものが多かった中、彼等の視点は本作から一貫してぶれていなかったのです。

悪魔や闇世界を題材とするのではなく、人間の未来を見据え、高性能メタルで綴る方法論は、時代が追いつくには多少時間が掛かったという事なのかもしれません。

SLIPKNOT .5: THE GRAY CHAPTER

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

前作「ALL HOPE IS GONE」から6年、スリップノットの待望の新作となった通算5作目のアルバム、「.5: ザ・グレイ・チャプター」、入荷しました。

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「全ての希望が消え去った」前作から、バンドを取り巻く過酷な状況はこれまでになく深刻なものだったと思います。

毎回アルバムをリリースする度に解散の危機が口にされ、これで最後かとヤキモキさせられる事が多かった彼等、今回ばかりは本当に消滅してしまうのではと思った人も少なくないのではないでしょうか。

そんな中コリィ・テイラーとジェイムズ・ルートはスリップノットとリンクするようにSTONE SOURで着実な活動を並行、そして昨今ではバンドが主宰するKnotfestを開催、オズフェスに引き続き日本にもそのまま来日を果たしています。

オリジナル・メンバーであるポール・グレイの急逝、そしてやはりオリジナル・メンバーであるジョーイ・ジョーディソンの脱退と、バンドの要である超破壊力を持ったリズム隊を失ったのは確かに大きかったと思います。

新たに3人のメンバーを加え、新生スリップノットとして復活した本作は、これまでのアルバムの流れを壊さない自然な展開と、初期の猟奇趣味的激烈音楽集団たる存在感を見せつけるものとなったと思います。

ポールに捧げられたナンバー、「XIX」では彼等の人間味を見せたとも思える新境地とも言えるオープニングで幕を開けますが、前作、前々作にも似た展開とも一瞬思えると同時に、予想以上にストーン・サワー寄りのサウンドが目立つのも事実かもしれません。

まず多くの人に指摘されるであろう点は、コリィのクリーン・ヴォイスの多用、キャッチーとさえ言いたくなるメロディアスなナンバーの多さです。

暗黒面を極めてきた彼等が行き着いた場所がここだったのならば、個人的には素直に受け入れたいところです。

それと同時にヘヴィ・グルーヴ・スラッシュとでも言いたくなる「THE NEGATIVE ONE」等は、これまでのSLIPKNOTファンを納得させる超弩級のメタル度を展開してくれています。

重量感という意味では、確かに欠落感があるのは仕方ないのでしょうが、パンチの重さよりも変化をつけたテクニックにより、確実にボディに効いてくる感じはします。

全メタル・ファンの期待を背負って、ボロボロになりながらも不屈の鋼鉄魂を燃やし続けるといった悲壮感と言うよりは、モンスターの底知れぬ闇の一部を見せてくれたのが本作であったのでは、と思えます。

いずれにしても彼等の作品の中では最も聴きやすいと思えるのですが、その分初期のスリップノット支持者は離れていってしまうのかもしれません。

これまでになくストレートなメタル・ソングとしての様相を呈しながら、彼等のこの先を予見しているとも思われるドラマ性が印象的なラスト・ナンバー、「IF RAIN IS WHAT YOU WANT」を聴いていると、個人的にはこのバンドにまだまだメタルの未来を託せるのではと信じたくなります。

尚、ボーナス・トラックとして収録されているトラック15は、「Silent」と題された2分間の無音状態が続くものとなっています。

2015年12月19日 (土)

REACTION TRUE IMITATION

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

リアクションの87年作、「トゥルー・イミテーション」、入荷しました。

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ジャパメタ界の中でも、スタイリッシュなヴィジュアルと独特の疾走感を持っていたリアクションのメジャー第2弾、通算三作目となったアルバムです。

44マグナムの弟分的な存在のイメージや、パワー・メタルともされていた彼等のサウンドは、ここではかなり洗練されたものへと変貌しています。

メタリックなバンド・サウンドに乗る日本語のはめ方も見事で、モトリー・クルーの「SHOUT AT THE DEVIL」時代をも思わせる80'sメタルが展開されています。

アルバム冒頭からミドル・テンポのソリッドなナンバーが続きますが、本作の素晴らしさは後半での畳み掛ける様なスピード・ナンバーにこそあると思われます。

「Change Your Ways」での目の覚める様なハイスピード・リフ、「Bad Boy's Toy」でのダークかつヘヴィな展開、「Cool It Down」でも手を休めずタイトルに反して熱を上げていきます。

キャッチーなメロディ・センスもこのバンドの魅力ですが、けっしてポップ・メタルにもパワー・バラードに走らないストイックさがたまりません。

確かにテクニックと優れたソング・ライティング・センス、そしてスピードに支えられたジャパメタ後期の大名盤の一つだと思います。

2015年12月18日 (金)

UFO HEAVEN'S GATE (LIVE)

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

86年、英国オックスフォードで収録されたUFOのライヴ盤、「ヘヴンズ・ゲイト (ライヴ)」、入荷しました。

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この時代のUFOは、フィル・モグ一人がバンドの存続を賭けて頑張っていた頃で、キラキラしたアメリカナイズされたサウンドが印象的でした。

前作の「MAKING CONTACT」は80年代に沿ったポップ展開を極めた好盤でしたが、時代に乗りそこねた様にバンドは解散宣言、そして2年を経て復活を遂げたのが「MISDEMEANOR」でした。

開き直ったかの如く華麗なメロディアス・ハード展開が目立つこのアルバムを引っ提げてのツアーから収録されたこのライヴ・アルバム、UFOの低迷期とは言え侮れない時代の記録としてかなり興味深いものがあります。

マイケル・シェンカー・グループに参加していたポール・レイモンドが復帰したものの、バンドはメンバーを一新しています。

ベースはTHE DAMNEDで活躍していたベテラン、ポール・グレイ、ドラムには元MAGNUMのジム・シンプソン、そしてギターには当時若き新星として注目されていたアトミック・トミー・Mこと、トミー・マックレンドン。

このトミーは日系人で、しかもフィル・モグはアルカトラス参加前のイングヴェイと共に天秤にかけた逸材で、ライヴでもギンギンに弾きまくっているのが目立ちます。

「ONLY YOU CAN ROCK ME」と「DOCTOR DOCTOR」を除き、当時の新譜、「ミスディミーナー」からのナンバーが中心となった本ライヴ(「THE CHASE」のみシングルB面曲)、キーボードとギターが牽引する洗練された80'sメタル・ショーといった感が強いのですが、フィル・モグのヴォーカルだけがこのバンドの色褪せない伝説を物語っているのが不思議な感じもします。

こもった音質が若干気になりますが、マイケル・シェンカー、ポール・チャップマンとも違う荒々しくも流麗なトミー・Mのプレイは注目に値します。

2015年12月17日 (木)

TWISTED SISTER LIVE AT HAMMERSMITH

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは94年リリース作、トゥイステッド・シスターの初のライヴ・アルバムとなった2枚組、「ライヴ・アット・ハマースミス」、入荷しました。

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収録は彼等の絶頂期の84年、イギリス公演からとなっています。

会場は、現HMV Hammersmith Apollo、旧名ハマースミス・オデオン。
ロック通なら知らない人はいないと思えるロックの聖地とも言えるロンドンの伝説的劇場です。

バンド自身もかなり感慨深いものがあるようで、MCにもその感激ぶりが現れています。


とにかくLAメタル全盛期の勢いがそのままプレイに反映されているかの様で、爽快感が溢れる内容となっています。

バンド・サウンドのダイナミズムも抜群で、下積み経験が長かっただけにここぞとばかりに爆発している感もあります。

一部79年のデトロイト公演の音源も含まれていて、バンドの歴史として聴き比べてみると興味深いものがあります。

「監獄ロック」、「トレイン・ケプト・ア・ローリン」という超クラシック・ナンバーなのですが、かなり荒々しいパンキッシュなバンドのサウンドが、LAメタル勃発前の時代を感じさせます。

2015年12月16日 (水)

U.D.O. MASTERCUTOR

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ウド・ダークシュナイダー率いるU.D.O.の、通産11作目となったアルバム、「マスタークトー」、入荷しました。

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この人の安定力たるや、キャラ、声、楽曲の完成度にまで至り、最早間違いの無いメタル・マスターと言える立ち位置を確保しているのではないでしょうか。

アルバム・タイトルはMaster Executorからの造語の様で、最高執行者となったウドのメタル・ワールドを象徴しているのかもしれません。

オジーが老いていく中で、ボケボケ、ヨレヨレが新たな魅力を生んでいくのに対し、かつてオジーが80年代にギャグとメタルの境目を巧妙に演じてみせていたキャラを、ウドは確実に引き継いでいる気もするのですが、とにかく曲の良さがまず素晴らしすぎます。

ウドの声を最大限に生かすバンド・サウンドに加え、メタルらしいメタルとは一体どんなものなのか、というツボを知り尽くしたソング・ライティング・センスが見事です。

この辺はアクセプト時代からの盟友、ステファン・カウフマンの貢献がかなり大きいと思われます。

元ドラマーから、ギタリストに転向したカウフマンのセンスはもっと評価されていいと思われます。

オープニングの大仰なSEから、ドラマティックなバラードまで、メタルの楽しさを追求するサービス精神も相変わらずで、嫌いになれる理由が本当に見つかりません。

愛すべき存在として活躍し続けるメタル役者としてのアイデンティティと、メタル・バンドとしての本格的な完成度とのバランス感覚に、これ程長けている人が他にいたでしょうか。

2015年12月15日 (火)

KINGDOM COME BAD IMAGE

1_000000003240 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

レニー・ウルフ率いるキングダム・カムの、通算4作目となったアルバム、「バッド・イメージ」、入荷しました。

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自虐的とも思えるアルバム・タイトルから、まだ88年の「GET IT ON」からの自縛から逃れられないジレンマを感じますが、サウンドの方は完全に吹っ切れた印象が強い1枚です。

レニー自身によるフル作曲、プロデュース、完全なソロ・プロジェクトと言える体制により、この人の美意識がはっきりしたと思われます。

自ら犯した大罪は、メタル史に残るものとなってしまいましたが、本来はSTONE FURY時代でも明らかだった様に、色気のあるメロディ指向のヴォーカリストであり、メロディ・メイカーだったと思います。

ロバート・プラント似の声を持っていたばかりに、ビッグ・サクセスと引き換えに思い十字架を背負ってしまったのだと個人的には考えますが、彼の資質を簡単に無視する事はなかなかできません。

HR/HMのエッジを十分にヴォーカルに残しながら、モダンなアプローチによるアレンジの巧さが、アダルトなメロディアス・ハードとしての完成度を誇っています。

欧州特有の翳りと、80年代マインドたっぷりのメロディは、全曲平均点を軽くクリアするものとなり、無駄なナンバーが見当たりません。

現在のWINGERも似た方法論を選択していると思われますが、甲乙付け難い魅力を持っていると確信します。

重厚でドラマティックなインストを中盤に挟む新機軸も効果的で、全体のミディアムでメロウな雰囲気を盛り上げています。

レニーはライフワークとしてキングダム・カムを地道に今も継続していますが、こうした地味ながらも優れたメロディを多く残しています。

彼の本領があの大事件のせいで曇って映ってしまうのは、残念でなりません。

2015年12月14日 (月)

WARRANT DIRTY ROTTEN FILTHY STINKING RICH

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ウォレントの89年作、「マネー・ゲーム」、入荷しました。

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グランジ旋風が80年代の絢爛豪華なポップ・メタルの駆逐を遂行中、まさにヘア・メタルの権化とも言える存在としてギリギリ80'sバンドとして登場したウォレントのデビュー盤です。

すでにBON JOVIは「NEW JERSEY」において土臭いアメリカン・ハードの復権とも言える路線を展開、大成功した後ではありましたが、本作のキラキラ感、トキメキ感は新鮮さには欠けていましたが、否定する事が困難な優れたメロディ集として一気に盛り上がる事となりました。

腐敗臭の漂う、下品で、卑猥で、薄汚い金持ち、と掲げたアルバム・タイトル、全員が平均点以上の恵まれたルックスながらジャケットにはいかにものイラスト。

そうした戦略は、かつての70年代パンクのエピゴーネンとして機能すると言うよりは、むしろ80年代の喧騒を極端にパロディ化した様に見てとれるのは、そのキャッチーなメロディがあまりにも目立つからでしょうか。

元々WARRANTには、保証人、正当な理由といった意味がありますが、彼等がどこまで作為的だったのかはわかりませんが、80年代メタルの総括をここでしていたと思うのは穿った見方になるのかもしれません。

いずれにしても、パワー・バラードのお手本的ナンバーと言える「HEAVEN」、ポップ・メタルの真髄を極めた「DOWN BOYS」等の完成度には、理屈抜きに夢中になれたのは確かだと思います。

2015年12月13日 (日)

SAXON DIAMONDS AND NUGGETS

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サクソンのオールド・ファンにとっては、たまらない内容となっているコンピレーション盤、「ダイアモンズ・アンド・ナゲッツ」、入荷しました。

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彼等の初期の未発表音源が詰まっており、中には前身バンドであるS.O.B.(Son Of A Bitch)時代のセッション時のレア音源も含まれ、NWOBHM夜明け前の空気がパッケージされている好盤です。

79年時、まさに時代がパンクからメタルへとその疾走感を譲ろうとしていた真っ只中のライヴでは、彼等の若き勢いが感じられます。

更に個人的にかなり興味ふかいのは、83年作の彼等の通算5作目、「Power & the Glory」レコーディング時のアウトテイク集3曲です。

特に「Turn Out The Lights」は、アメリカン・マーケットを意識してメロディアス・ハードとしての側面を強めていたSAXONの色気に満ちた名曲で、このアダルトなハード・ポップ型メタルが一体何故アルバムに収録されなかったのか不思議な程です。

元々バイカー御用達バンドとしての汗臭さや埃っぽさも持っていた彼等ですが、同時代のアイアン・メイデンが徹底した鋼鉄ぶりと、幅広い音楽性によりメタルを進化させたのとは対照的に、実はサクソンは涙脆い情緒的なバンドでもあったと思います。

モーターヘッドやAC/DCとは違い、男の哀愁を隠そうともせず赤裸々に曝け出してきたと思えるのです。

それが聴き手を恥ずかしくさせる程情緒的であったため、彼等のどこか超B級っぽい雰囲気を助長させる事になっていたのかもしれません。

ただ80年代初頭、あの説明のし難いメタル隆盛期に、サクソンの様に拳を振り上げながら、汗と涙を流す事を許してくれるバンドが他にいたでしょうか。

本作の生々しいレア音源を聴いていると、改めてこのバンドのシンプルながら奥の深い魅力に気づかされます。

2015年12月12日 (土)

EUROPE ALMOST UNPLUGGED

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2008年1月、ストックホルムで行われたヨーロッパの一夜限りのライヴを収めたアルバム、「オールモスト・アンプラグド」、入荷しました。

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タイトルからも察する事ができますが、完全なアンプラグドではないため、ハード・ロック・ファンでも安心して聴けてしまいます。

弦楽カルテットを加えたアレンジ、そしてジョン・ノーラムのギターが絡むバンド・サウンドに乗せて、ソロ・キャリアでも目立っていたジョーイ・テンペストのヴォーカリストとしての熟した魅力が冴え渡っています。

十数年を経て再結成を果たした後のアルバムからのナンバーを中心に、デビュー作から黄金時代に掛けての過去の曲もまんべんなく披露しており、地元のせいもあるのでしょうが、観客の熱狂ぶりも生々しく伝わってきます。

かなり原曲に忠実なカヴァーも楽しませてくれ、THIN LIZZYの「SUICIDE 自殺」、UFOの「LOVE TO LOVE」はジョン・ノーラムらしい選曲がされているのにニヤリとさせられますが、ジョーイのヴォーカルもかなりオリジナルを意識していると思われる歌い回しが聴きどころかもしれません。

ピンク・フロイドの「WISH YOU WERE HERE あなたがここにいてほしい」、そしてツェッペリンの「SINCE I'VE BEEN LOVIN' YOU 貴方を愛しつづけて」は意外な気もしますが、実にそつなく聴かせてくれます。

実は本作はリリースの際に、同年に若くして他界した元ファントム・ブルーのギタリストであり、ジョンの奥方でもあったミッシェル・メルドラムに捧げられていて、期せずして収録されたこれらのカヴァーが拾にせつなく響いてしまっています。

ただメタル・バンドとしてのソング・ライティング・センスと、ライヴ・バンドとしての実力が、今回のアンプラグド、ストリングスとのコラボにおいて絶妙なサウンドを生み出していて、「THE FINAL COUNTDOWN」がこれ程新鮮に甦らせたのはさすがだと思います。

後半での「SUPERTITIOUS」、「ROCK THE NIGHT」での会場の盛り上がりも尋常ではなく、生で聴きたいと強く思わせてくれます。

彼等が随分前から北欧メタルという括りから外されていたのは、こうしたロック・バンドとしてのダイナミズムと美しさがかなり大きな割合を占めていたから、という理由もあったのではないでしょうか。

2015年12月11日 (金)

STONE SOUR/HOUSE OF GOLD & BONES PART 2

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ストーン・サワーの通算5作目となった2013年作、「ハウス・オブ・ゴールド・アンド・ボーンズ・パート・ツー」、入荷しました。

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現時点では最新作、前年のパート1から引き続きリリースされた続編で、壮大なストーリーを描き上げたコンセプト作を完結させています。

アメリカではすでにコミック化もされているというこのストーリー、作家でもあるコリィ・テイラーは「人生の分岐点にさしかかり、これからの進み方を考えているある男の物語」と説明しており、SLIPKNOTとの活動を並行しながら、その創作意欲と精力的な活動には本当に頭が下がります。

サイド・プロジェクトとも本家とも言えなくなってしまった圧倒的な存在感を誇るこのストーン・サワーはコンセプト・アルバムであろうが手を抜く事はしていません。

ストレートなメタル・ソングへの歩み寄りも見られる展開と、キャッチーな歌メロの増加、そしてアルバムの性格上ドラマティックな展開を促進させるバラード・ナンバーの充実と、多くのHR/HMファンを満足させる内容が目立ちます。

ベーシストのショーン・エコノマキ脱退に伴い、本作、そして次作と、レコーディングのみSKID ROWのレイチェル・ボランが参加しているのも話題になりました。

歌詞の内容を知らなくても、燃え上がる様なバンド・サウンドとコリィの逞しくセクシーな声が耳を惹きつけて離しません。

メタルが快楽追求型の音であると同時に、聴き手に様々なイメージを想起させ、生活、思想に入り込んでくるという機能性を持っている事に気づかされます。

コリィのインテリジェンスと80年代と地続きである音楽性が、見事に具現化された作品で、同時にポップである事に少しも恐れずにロックしてる姿に好感を持たずにはいられません。

2015年12月10日 (木)

STRYPER THE COVERING

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ストライパーの通算8枚目となった本作、初のカヴァー集となった、「ザ・カヴァリング」、入荷しました。

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ラスト曲の「GOD」のみオリジナルの新曲で、現在の彼等の基本路線となるヘヴィなエッジを持つメロディアス・ハード・チューンとして披露してくれています。

お馴染みの「イザヤ書53章5節」の文字は裏ジャケに表記されていますが、ジャケット・デザインはこれまでの彼等のイメージを覆すものとなり、選ばれた曲も王道メタルの定番とも言えるナンバーが多く含まれています。

クリスチャン・メタルという括りはここでは無視したのか、キッス、サバス、オジー、メイデン、ヴァン・ヘイレン等、誰もが知るメタル入門編といったセレクトながら、目一杯楽しんでみましたという雰囲気の強い作風となっています。

アレンジはほぼ原曲に忠実なものとなり、マイケルのヴォーカルもマイペースを守り、無理のないカヴァー大会となっています。

SCORPIONSの「BLACKOUT」のハマり具合や、コーラスの強みが生かされたKANSASの「伝承」等は、まさにストライパーならでは、といった感が強いです。

他にもジューダス、UFO、スウィート、パープル、ツェッペリンのナンバーが並び、星の数程存在するであろうカヴァー・アルバムの中では、これだけメジャー・バンドを押さえたものはなかなか無いのではと思われます。

ストライパーのルーツ探索というよりは、クラシック・ロックのオンパレードという意味でも素直に楽しめてしまいます。

2015年12月 9日 (水)

LOUDNESS THE BIRTHDAY EVE

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オリジナルは81年作、記念すべきラウドネスのデビュー作となった大傑作、「ザ・バースデイ・イヴ ~誕生前夜~」、入荷しました。

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すでにLAZYの「宇宙船地球号」でのメタル路線を知っていた人でも、元アイドルという色眼鏡だけは外せなかったと思います。

当時リリース前からLOUDNESS結成の話題が、本格的HMバンドがいよいよ日本に登場してくれるのではという期待に繋がり、盛り上がるN.W.O.B.H.M.と同列に語られていく事になります。

そこは登場したのがオープニングの「LOUDNESS」のリフであったわけです。

そのインパクトはテクニカルなギター、パワフルなリズム隊、そして驚異的なハイトーン・ヴォーカルのレベルの高さにより支えられていたと思いますが、バラエティに富んだ内容ながら各曲の完成度の高さが全てであっとと思います。

懸念されていた歌謡チックな側面は一切抜き、ブリティッシュ・ハードが更に速度とメロディの洗練度を加速化させていたのを横目に、ラウドネスは一気に日本のロック・シーンを飛び級進化させてしまった気がします。

アルバムが進むごとに見られるプログレッシヴな展開や、レインボー、MSGといった王道路線、メロディアスで複雑な構成等、洋楽ファンを納得させるには十分であったと思います。

まだまだ成長過程であるという伸びしろまで見せているのは、曲数の少なさにおける聴き手の欲求不満からくるものなのだったのでしょうか。

歌詞面等、まだまだ弱点はあったのかもしれませんが、ここからジャパメタという言葉と共にメタルが根付き、世界レベルのバンドの誕生の瞬間を迎えたという事を考えると、実に感慨深いアルバムだと思います。

2015年12月 8日 (火)

TRAMPS WHITE LION ROCKING THE USA

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トランプズ・ホワイト・ライオンのライヴ盤2枚組、「ロッキング・ザ・USA」、入荷しました。

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91年の「Mane Attraction」を最後に解散をしてしまったホワイト・ライオン、その復活を望むファンは少なくなかったと思います。

メイン・ソング・ライターであり、フラッシーなギタリスト、ヴィト・ブラッタがどうもミュージシャンから足を洗ったというニュースも流れた中、ヴォーカリストであるマイク・トランプだけは熱心な活動を続けてくれました。

2004年にはリメイク集となった「Remembering White Lion」をリリース、オリジナル・メンバーはマイクのみでしたが、色褪せないキラキラ・メロディ、哀愁ヴォーカルが健在である事を証明してくれました。

大人の事情があったのか、本作はTRAMPS WHITE LION名義となっており、(WHITE LION Ⅱとも呼ばれたようです)、メンバーを一新、PRETTY BOY FLOYDに参加した経験もあるメンバーを含むニュー・ラインナップでのツアーを収録しています。

4枚のスタジオ・アルバム、全盛期での活動は6年余りという短命のホワイト・ライオンがライヴ盤が存在していなかっただけに、本作も意味も大きいと思います。

バンド・サウンドはキーボードを含み、黄金のメロディを具現化するのに最適なプレイをしてくれています。

元々独特の鼻声にも近い高音が個性であったマイクのヴォーカルも、ほぼ完璧に再現されていますが、少しハスキーな部分が増えたようにも思え、これが更なる哀愁感を漂わせています。

「WAIT」を始め、「TELL ME」、「HUNGRY」、「LOVE DON’T COME EASY」、「WHEN THE CHILDREN CRY」等、彼等の代表曲をほぼ網羅、80年代後半に鮮やかなインパクトを残したホワイト・ライオンの魅力がライヴで堪能できます。

2015年12月 7日 (月)

BAD HABIT ADULT ORIENTATION

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メロディ指向のHR/HMファンなら知っていて当然とも言い切りたい、スウェーデンの至宝、バッド・ハビットの98年作のサード・アルバム、「アダルト・オリエンテーション」、入荷しました。

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メンバーが全員短髪となり、まるでボーイズ・グループの様な出で立ちでイメージ・チェンジをした本作は、ジャーニー寄りのまさにアダルトなメロディック・ロックへとシフトしています。

北欧メロディアス・ハードという印象が確かに強かったバンドですが、本作により一気にポップ・フィールドへと接近したと思えます。

ロック色が減退したのは気になりますが、全曲がシングル・カット可能、しかも飽きさせない普遍性を持った高性能なアルバムと断言できます。

ハル・ジョンストン(現在はハル・マラベルと改名しているようです)の書くメロディは、甘美なメロディの宝石箱とでも言えそうな冴えを見せ、ヴォーカルのバックス・フェリングの微妙にかすれた声もピッタリの相性となっています。

Last Autumn's Dreamのミカエル・アーランドソン、TREATのアンダース・ヴィクストロム、そしてもちろんジョーイ・テンペストといい、スウェーデンには一体何故こうも天才的メロディ・メイカーが多いのでしょうか。

もちろん音楽天国スウェーデンには、アンドレアス・カールソン、マックス・マーティンといったポップ界で活躍するライター達が現在でもHR/HM界でも引っ張りだこ状態ではあるわけですが、このBAD HABITのメロディもそれに匹敵すると思います。

「WHEN THE SUN GOES DOWN」の澄んだ青空へと一気に上昇させてくれる優しい高揚感、「EVERYTIME I SEE YOU」での純度100%の美メロ・ポップは、昨今のポップ・シーンでも十分に通用する完成度を誇っているに違いありません。

ミディアム・バラードを中心に、ハード・ポップ色、ブルージーな哀愁ハード・ロックと交え、全体的にはソフトなエッジが目立つのですが、幅広い音楽ファンへのアピールという意味では最高傑作とも言えるかもしれません。

2015年12月 6日 (日)

BLUE OYSTER CULT MIRRORS

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オリジナルは79年作、ブルー・オイスター・カルトの通算6作目となったアルバム、「ミラーズ」、入荷しました。

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ハード・ロック不毛の時代が続いた中で、彼等が思いきったポップ転換をした意欲作でしたが、彼等のキャリアの中ではかなり異色なものとなったのも事実です。

プロデューサーはテッド・ニュージェント、チープ・トリック、あるいはモトリー・クルーとの仕事で有名なトム・ワーマン。

この人はどちらかと言うとレコード会社お抱えのポップ・サウンドを得意とする人で、本作でも女性コーラスの導入や、ファンキーなアレンジ等でこれまでのBOCのイメージを大きく変えています。

「死神」や「ゴジラ」のヒットで、カルト的人気と知的でコミカルなバンドがここで一気にAOR的要素を強めたとしても、芯までポップ化していないとも思えるクールさが魅力ともなっていて、改めて聴き直してみると彼等のギリギリの妥協と言うよりはひねくれた資質の方が目立っている気がします。

先頃他界したキーボーディスト、アラン・レーニア作のアコースティック調のポップ・ナンバーで、シングルとしてスマッシュ・ヒットした「IN THEE」にしても穏やかなメロディにどこか冷めた狂気と感じずにはいられません。

70年代のAORフレーバーと哀愁メロディ絡めた「MOON CRAZY」にしても、一筋縄ではいかない展開がポップ・マニアぶりを発揮している気もします。

以降彼等はHR/HM界の巨匠、マーティン・バーチと組み、オカルト要素も復活させながらヘヴィ路線へと回帰していきますが、おそらく本作での実験的なポップ展開によりやり尽くした感を得たのでしょう。

カーズの様にも聞こえる「YOU'RE NOT THE ONE」等を聴くと、相当振り切ったサウンドでありながら、今一つ突き抜けてない様なバンドの佇まいが妙な違和感となって逆に魅力的なのですが、70年代後半、HR/HMがこれから大きく産業化する以前の時代を確かに象徴していたのだと思います。

2015年12月 5日 (土)

EARTHSHAKER FAITH

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アースシェイカーの再結成後の3作目、オリジナル・スタジオ・フル・アルバムとしては通算14作目となった1枚、「フェイス」、入荷しました。

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なんとあのハロー!プロジェクトの総本家とも言えるレーベル、zetimaからリリースされた唯一のアルバムで、アイドルとメタルの融合かとも思えますが、アースシェイカーがアイドル・ポップに走ったわけではけっしてありません。

時代に媚びず、ストレートかつナチュラルなメロディ指向が貫かれ、誰もが期待するアースシェイカー・サウンドだと思いますが、デビューから20年以上とは思えない瑞々しさに溢れています。

ほぼ全曲のタイトル、そして歌詞が日本語で統一され、80年代ジャパメタ勢の中では抜きん出た個性が今だに生きています。

石原慎一郎、西田昌史、甲斐貴之の3人のソング・ライターの個性もハッキリしていますが、トータル・イメージを損なう事なく、歌えるハード・ロックの楽しさ、美しさが成立しています。

ラウドネスのデビュー作のオープニングを飾っていた「LOUDNESS」を彷彿させるリフと、ポップな歌メロで自身の過去を振り返る「酔いどれ蕾」、唯一の英語タイトルとなった「Ever」でのバラード・メイカーとしての巧さ、ヘヴィな「嘘と刃物」では社会的メッセージ色も感じられる等、ベテランならではの味が更に彼等の魅力を奥深いものとしています。

21世紀において、ここ日本で、これだけ素直で良質のHR/HMを聴かせてくれるバンドがいる事が奇跡的であると同時に、本当に頭が下がる思いです。

2015年12月 4日 (金)

ZIGGY HEAVEN AND HELL

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SNAKE HIP SHAKES名義で活動していたZIGGYが、3年ぶりにバンド名を戻し、デビュー15周年目にリリースしたアルバム、「ヘヴン・アンド・ヘル」、入荷しました。

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本作から半年も空けずに「HEAVEN AND HELL Ⅱ」をリリースし、ジャケットも色違いとなったこの2枚のアルバムは対になった形で、これまでのZIGGYの集大成とも言える内容になりました。

通称金盤とされている本作は、オープニングからZIGGYのROCKバンドとしてのしなやかさと強靭さがアクセル全開となっています。

彼等の得意とするバラード路線は一切皆無、これまでの愛想の良いメロディもスポイルされ、パンキッシュな側面が強化されています。

元々近寄りがたいルックスとは裏腹に、カラオケで大合唱できる様なキャッチーさが彼等の個性でもあったわけですが、隠し持っていたというよりは先天性の毒気と言えるものを露わにしている気がします。

DOLLSやAEROSMITH、そしてHANOI ROCKSがそうであった様に、甘みさえ含んだポップ・センスも持っているのがこの人達の本当にずるいところで、カッコ良いのどっかカワイイ、と言ったら本当に失礼だとは思うのですが、シングルとなった「HEAVEN AND HELL」にはそんなアンビバレントな魅力を象徴していると思います。

基本デビューから何も変わっていないと思うのですが、アルバム全体の印象はかなり若返っている印象が強いと思います。

2015年12月 3日 (木)

THE DOGS D'AMOUR MORE UNCHARTERED HEIGHTS OF DISGRACE 

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ドッグス・ダムールのフル・アルバムとしては通算4作目となった1枚で、前作からは3年ぶりとなった93年作のアルバム、「許されざる恥辱」、入荷しました。

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激しく移り変わる90年代HR/HMシーンを尻目に、最早独自の道を突き進む彼等の姿に、激しく惹かれる方も多かったのではないでしょうか。

ギタリストのジョー・ドッグ・アルメイダが一時的に脱退し、本作ではダレル・バスなる人物が参加しています。

基本路線は全く変わってはいないのですが、女性コーラスの導入、デュエット曲等の新機軸は見られます。

バッドボーイズ、LAメタルへの英国からの回答、やさぐれロックン・ローラー等、日本でも様々な形容句が付いて回りましたが、このバンドの本質はリーダーであるタイラの詩人、そしてメロディ・メイカーとしての才能を、古典的ハード・ロック・スタイルで具現化したパブ・ロック・バンドではなかったかと思われます。

派手なルックスとは対照的な堅実な曲作り、アルコール焼けした声で歌われる男の悲哀には、どこか心優しき不良といったイメージと共にロックへの敬意を常に持ってきたミュージシャン魂が感じられます。

自ら「イングリッシュ・アウトロー」と言い切る、日本盤のみ収録のアコースティック・バラードでは、ストーンズ以降の正しいロックの在り方が見えてくる様で仕方ありません。

2015年12月 2日 (水)

STRYPER 7 WEEKS: LIVE IN AMERICA, 2003

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再結成後のストライパーのライヴ盤、「7ウィークス: ライヴ・イン・アメリカ, 2003」、入荷しました。

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オリジナル・メンバーでの再結成ストライパーが2003年に行ったツアーからの収録で、派手なコスチュームこそ脱ぎ捨てたものの、彼等の最大の個性であったコーラス・ハーモニー、メタリックばバンド・サウンドがカラフルに再現されたライヴとなっています。

オフィシャル盤としては初のライヴ・アルバム、というのも意外ですが、80年代組、特にLAメタルの中心的存在であった彼等が地道にグレイテスト・ヒッツ・ライヴを行っている事に感慨深いものを覚えます。

全盛期のアルバムの中からの代表曲を並べたセットリストですが、ツヤのあるヴォーカル、
タイトなサウンドが、けっして懐メロ・バンドでは終わらない現役感覚を物語っています。

メタル・ソング、ハード・ポップ、バラードと、実に曲作りが上手かったマイケル・スウィートは、後に一時的にBOSTONに参加しましたが、彼のセンスはもっと再評価がされていいと思います。

2015年12月 1日 (火)

HARD RAIN WHEN THE GOOD TIME COME

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英国プログレ・ハードの名門バンド、MAGNUMのトニー・クラーキンとボブ・カトレイが、マグナム解散後の活動停止中時期に結成したバンド、ハード・レインのセカンド・アルバム、「ホエン・ザ・グッド・タイムズ・カム」、入荷しました。

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現在ではMAGNUMが再始動しているため、99年作の本作がラストとなりました。

前作では打込み系のサウンドが意表を突きましたが、本作では女性ヴォーカルを含めた6人編成のバンド・サウンドをメロディックに聴かせてくれます。

オープニングではホーン・セクションやレゲエ・ビート導入にかなり驚かされますが、全体的にはマグナム譲りの翳りのある哀愁メロディがやはり目立ちます。

渋さとせつなさを兼ね備えたボブ・カトレイのヴォーカルと、華やかな女性コーラスが絡むというユニークなスタイルも、一歩間違えればAORとして成立しそうですが、エモーショナルなギターと見事なアレンジによってアダルトなメロディアス・ハードとしての風格を保っています。

どうも主要メンバーの2人を除くと、かなり若いメンバーが揃っている様なのですが、ベテランの味わいとフレッシュなバンドの資質が上手く相互作用を果たしたと思われ、古典的な美麗ハード・ロックながらも古臭く聴こえないのも特徴かもしれません。

いずれにしてもマグナムが再結成を果たしている現在、このハード・レインのポップ寄りのサウンドは、ある意味リハビリ期間とも言えるのかもしれませんが、これはこれで味わい深い1枚だと思います。

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