フォト

ショップはこちらです

無料ブログはココログ
2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

PR


« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »

2015年10月の31件の記事

2015年10月31日 (土)

PAUL LAINE STICK IT IN YOUR EAR

1_008006000005


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは90年作、デンジャー・デンジャーの二代目ヴォーカリストとしてメロディアス・ハード・ファンには忘れ難い存在、カナダ出身のポール・レインのデビュー作となったアルバム、「スティック・イット・イン・ユア・イアー」、入荷しました。

ショップはこちら

彼の名が知られる様になったのは、デンジャー・デンジャーに加入してからでしたが、すでに本国では端整なルックス、ブルース・フェアバーンのプロデュース、顔に似合わないハスキーなセクシー・ヴォイス、そして何よりもウキウキ度120%のメロディ作りが、カナダのボン・ジョヴィと言わしめていました。

セールス的にも注目はされなかったとは思いますが、ハード・ポップ、ライト・メタルのセオリーを堅実に守った本作は、さすがにフェアバーン作品と言えるレベルの高さを誇っています。

80年代の甘くキラキラした香りと鮮やかさは、後に参加するデンジャー・デンジャーにも持ち込まれ、まさに適材適所の人材であったのだと思います。

ギターには、同郷の職人的ギタリスト、ケニー・ケイオスが参加していて、この人がまた実に良い仕事をしてくれています。

ケイオスは英国メロディアス・ハードの名バンド、HEARTLANDのクリス・ウィーズィーとのプロジェクト、THE DISTANCEでの活動も有名ですが、相性としてはポール・レインとの方が良かった気がします。

曲の充実度は、正直昨今のBON JOVIよりも優れており、80年代HR/HMをこよなく愛する人にとっては大満足の1枚だと言い切れます。

 

2015年10月30日 (金)

POISON LOOK WHAT THE CAT DRAGGED IN

1_009003000106


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは86年作、LAメタル最盛期の象徴的存在としてデビューしたポイズンのファースト・アルバム、「ポイズン・ダメージ」、入荷しました。

ショップはこちら

グラマラスなお化粧バンドの決定版とでもいうヴィジュアルは、グラム・メタルという呼び名も生みました。

当然の様に見せかけだけのバンド、と揶揄される事もありましたが、そのサウンドは現在のポップ・パンクにも通じるキャッチーに溢れています。

多くの80年代バンドが踏襲した、見かけはエアロスミスのケバさ、音はKISSやチープ・トリックの大衆性、というスタイルを完成させた、という見方もできるかもしれません。

正当評価がなかなかされる事がなかったのは仕方ありませんが、普遍性を持ったメロディ作りの上手さは忘れ難いものがあります。

80年代メタルがいかにキラキラして、甘酸っぱいものだったか、本作を聴けばすぐに理解できる大名盤だと思います。

2015年10月29日 (木)

BLACKTHORNE AFTERLIFE

1_000000001895


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ブラックソーンの93年作、「アフターライフ」、入荷しました。

ショップはこちら

グラハム・ボネットの歴史は、やはりレインボー、MSG、そしてアルカトラスを中心に語られるのだと思いますが、そのスーパー・ヴォーカリストとしての資質は多くのメタル・ミュージシャンからリスペクトされ、憧れの対象としてずっと存在感を放ってきたと思います。

その証拠に多くのプロジェクト参加をしてきたわけですが、本作もその一つであり、グラハムのメタル・シンガーとしてのセンスを際立たせたアルバムにもなったと思われます。

KISSに見出され、そしてブルース・キューブリックの実兄でもあり、多くのトリビュート作品のプロデューサーとしても高名なギタリスト、ボブ・キューブリックが、元NEW ENGLAND、そしてグラハムの元ALCATRAZZで活躍したキーボーディスト、ジミー・ウォルドが組んで始動したブラックソーンは、本作限りのプロジェクトとなりましたが、忘れ難い1枚として輝き続けています。

リズム隊にはQUIET RIOTのチャック・ライト、フランキー・バネリを迎え、グラハムに歌わせるという豪華なこのバンドは、あのRAINBOWの「ALL NIGHT LONG」のカヴァーを含みながら、実に高性能なメロディを誇っています。

作曲陣には、元KEELのマーク・フェラーリ、元AUTOGRAPHのスティーヴ・プランケット、WINGERのポール・テイラー等が参加、グラハムに歌わせたい理想の音の追求がされたかの様に、パワフルかつキャッチーなメタル・ソング集となっています。

それまでのキャリアを総括した様な魅力的な曲を用意され、歴戦の勇士達に託された想いを一手に引き受けたグラハムは、まさに全身全霊を注ぐ勢いで、かなりメタリックな声を聴かせてくれます。

個性の強いギタリストと組んできたグラハムですが、ここではバランスの取れたバンド・サウンド、メロディの元、質実剛健な大人のHR/HMを伸びやかに歌っている姿が目に浮かびます。

レインボー、アルカトラスだけでも十分魅力を味わえるヴォーカリストではありますが、本作を聴かずにおくのは実にもったいないと思えます。

あまり評価が高くないのが本当に不思議なのですが、歌うべき人が歌い、求められているメロディがそこにある、実に手堅い1枚です。

2015年10月28日 (水)

KING KOBRA READY TO STRIKE 

1_000000002120


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは85年作、グラム・メタル、メロディアス・ハード界の名バンドとして、今も活動を不定期ながら続けているキング・コブラのファースト・アルバム、「レディ・トゥ・ストライク」、入荷しました。

ショップはこちら

当時オジー・オズボーンのツアー・メンバーとしてサポートをしていたカーマイン・アピスが、モトリー・クルー等のいわゆるLAメタル勢に触発され、ヴィジュアル優先型のメタルを極めたバンドとして生み出されたのがこのバンドでした。

ヴァニラ・ファッジ、カクタスとアメリカン・ハードの黎明期を支え、ジェフ・ベックやロッド・スチュワートを支え続けてきた、まさにロック史の生き字引と言えるスーパー・ドラマーが金髪美青年4人を引き連れてデビューしたのは、かなり話題にもなりました。

後に性転換した事で有名なマーク・フリーを中心とした、ほとんど無名の新人達を発掘し、QUIET RIOTの「METAL HEALTH」を手掛けたスペンサー・プロファーをプロデューサーに迎え、見事なサウンド・プロダクションの元で高性能80年代メタルの大名盤としています。

パワー・バラード等メロディアスなチューンが確かに存在していますが、本作の魅力はむしろ正統派と言えるハード・ロックをビッグ・サウンドで作り上げた点にあると思います。

あくまでキャッチーな歌メロを軸に、けっして軽目のポップ・メタルにならないダイナミズムを保守したのは、カーマイン・アピスというミュージシャンの意地とも思えますが、結果的には同時代のヘア・メタル勢よりもどこか高尚な響きを感じさせます。

哀愁感と疾走感が交差した「Breakin' Out」等は、当時の彼等の個性を象徴していると思います。

2015年10月27日 (火)

FIONA BEYOND THE PALE

1_000000003036


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは86年作、フィメール・ポップ・メタルの代表的シンガー、フィオナのセカンド・アルバム、「ビヨンド・ザ・ペイル」、入荷しました。

ショップはこちら

アイドル然としてキュートなルックスからは想像できない、パワフルなハスキーボイスが魅力的な人ですが、加えて彼女を支えるバック陣の豪華さが本作を80年代の隠れ名盤としていると思われます。

RATTやWINGERで80'sメタルの分厚いサウンドを生み出した名プロデューサーであり、一時は彼女の人生のパートナーでもあったボー・ヒルの手腕により、ポップ寄りのサウンドとメタリックなエッジの中道を行くキラキラ度が確立されています。

TWISTED SISTERのジョー・フランコ、キップ・ウィンガー、レブ・ビーチ等をゲストに迎え、優れたミュージシャンが彼女の資質を借りながら自分達のポップ・センスを試そうとしていたかの様にも思える程で、日本を含めた現在のアイドル・ポップ・シーンにも通じるものが感じられます。

ただ彼女の場合は、コンポーザーとしてのセンスも持ち合わせていて、作曲にも自身の名前が数曲クレジットされています。

またバック・サウンドだけを聴けば、80'sポップ・ソングとも思えそうなナンバーでも、艶っぽい声でメロディアス・ハード・チューンとして聴かせてしまう力量がやはり目立ちます。

「Running Out Of Night」や「He's On My Side」といった、パワー・バラード系のナンバーで、そうした傾向が顕著に現れていると思います。

同時代のメタル・クイーンと呼ばれた人達、リー・アーロン、リタ・フォード等と比べると、最もポップな印象の強い人ですが、そのしなやかさと力強さ、そしてジャケットに映る彼女の麗しさは最も際立っていた気がします。

2015年10月26日 (月)

BUTTERFLY BALL/WIZARD'S CONVENTION

1_000000003093


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

70年代にリリースされたパープル・ファミリーのアルバムとして名高い2枚をカップリングした企画盤、「バタフライ・ボール & ウィザーズ・コンヴェンション (魔術師たちの宴)」、入荷しました。

ショップはこちら

「バタフライ・ボール・アンド・グラスホッパーズ・フィースト」は、74年にロジャー・グローヴァーが制作した1枚です。

73年にイアン・ギランと共にパープルを脱退した彼が、パープル・レコードのプロデューサーとして活躍する中、英国の伝説的イラストレーター、アラン・オルドリッジ作の絵本を題材にアルバムを作らないかと話が持ち込まれたのがきっかけの様です。

どうも元々PINK FLOYDに最初に断れたという話もある様ですが、結果的にはグローヴォーは自身の強力なコネの元、豪華なゲストを揃えて本作を仕上げています。

デヴィッド・カヴァーデイル、グレン・ヒューズと彼の後任パープル・メンバーを始め、ロニー・ジェイムズ・ディオ、ジョン・ロートン、レイ・フェンウィック、レス・ビンクス、ミッキー・リー・ソウル、モ・フォスター等々、HR/HMファンには興味深い人選となっています。

絵本の内容は良くわかりませんが、アラン・オルドリッジ自体はビートルズやストーンズ等のジャケット・アートを手掛ける超有名人、「バタフライ・ボール」もイギリスでは定番書となっている様で、ロジャーはコンセプト・アルバムとして一大ロック・オペラとして美しくも幻想的な世界を作り上げています。

特にロニーが歌う「Love Is All」は必聴で、ビートルズまんまのミドル・ポップ・バラードを熱唱してくれています。

「ウィザーズ・コンヴェンション」は、「バタフライ・ボール」にも参加していた、元スペンサー・デイヴィス・グループのエディー・ハーディンが中心となった、76年作のプロジェクト・アルバムです。

こちらもコンセプト作の様ですが、参加メンバーがまた凄い事になっています。

グローヴァー、ジョン・ロード、カヴァーデイル、ヒューズ等々、パープル・メンバーの活躍が目立ちます。

カヴァーデイルがまるでソウル・シンガーの様にファンキーかつセクシーなグルーヴを魅せる「Money To Burn」が特に聴きもので、ファンなら是非押さえて欲しいところです。

また74年にエアロスミスが発表した「Seasons Of Wither」にそっくりな導入部を持つ、「Until Tommorow」でのグレン・ヒューズのファルセット・ヴォイスが実に絶品で、この人のキャリアの中でもベストと言えるトラックとなっています。

上記2作品ともハード・ロック色がかなり薄いものとはなっていますが、プログレ作品、あるいはポップ・ミュージカルとして味わい深いものとなっており、各メンバーが楽しんでプレイ、歌っているのが聴き手にも伝わってきます。

2015年10月25日 (日)

BON JOVI BURNING BRIDGES

51amnhmnjel__sx425_


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

BON JOVIの最新作、「バーニング・ブリッジズ」、入荷しました。

ショップはこちら

突如としてリリースされたボン・ジョヴィの通算13作目、ジャケット・デザインはおろか、パッケージもシンプル、クレジット表記もされていない愛想の無い仕様ですが、中身はファンなら狂喜の声とジワジワ来る感動に涙を押さえられないかもしれません。

ジョン自らが名付けた「ファン・アルバム」という側面と、このビッグ・バンドが初めてストレートに自分達を取り巻く状況を吐露したのではと思えるドロドロした側面が入り混じり、かなり興味深く聴けるのも事実です。

リッチー・サンボラの正式脱退、そしてデビュー以来30年以上在籍していたマーキュリーとの離別というバンド史上最大の危機とも言える難局を迎えての突然のリリースは、レコード会社との契約抹消の為に用意されたものらしいですが、やっつけ仕事には到底思えません。

前作の「What About Now」、あるいは前々作の「The Circle」から地続きのポップ路線が全体的にやはり目立ちますが、中には何度も聴き返したくなる新鮮な驚きを感じさせるナンバーも含まれています。

「引き下がらずに退路を断つ」という意味のタイトルが冠せられた本作、マーキュリーに対する辛辣な言葉を並べながら大合唱できるフォーク・ソングとしてタイトル・トラックとなっています。

更にはリッチーとの決別を高らかに歌い上げた様な「Life Is Beautiful」、そのリッチーとの最後の共作曲ともなりそうなサタデー・ナイト・シリーズの最終版、「Saturday Night Gave Me Sunday Morning」での意味深な歌詞等々、ファンなら深読みせずにはいられません。

そんな中、彼等の新局面の明るい展望を確実にさせているのは、一見ネガティヴにも読めてしまう「We Don't Run」でしょう。

「逃げない」「退かない」と改めて宣言した一大アンセムで、サウンドはこれまでのBON JOVI節に加え、明らかに21世紀型王道ロックとも言えるサウンド形態を持ち込んでいます。

86年以降、これまで数えきれない程の曲やバンドが、ボン・ジョヴィっぽいと形容されてきましたが、ここへ来てBON JOVIは自分達より遥かに若い世代の音を勇気を持って取り入れているのに驚かされます。

本作の突然のリリースは、単に若返ったと言い切るには少しためらう程の決意表明にも思えて来ます。

現在TBA(To be announced )として来年リリース予定の新作のニュースも届いていますが、これら2曲の新機軸がどう反映されていくのか、まだまだこのカッコいいおじさん達から目が離せません。

2015年10月24日 (土)

ACCEPT I'M A REBEL

1_000000002922


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年作、アクセプトのセカンドとなったアルバムですが、彼等のキャリアの中では無視されがちな1枚、「アイム・ア・レベル」、入荷しました。

ショップはこちら

オリジナルは80年作、アクセプトのセカンドとなったアルバムですが、彼等のキャリアの中では無視されがちな1枚でもあります。

「アクセプト〜殺戮のチェーンソー」と「ブレイカー〜戦慄の掟」という派手なアルバムに挟まれているという理由もありますが、レコード会社から強要された大幅な路線変更による中途半端なサウンドが彼等の個性をスポイルしているのが大きいと思われます。

オープニングのアルバム・タイトル曲は、B級パンク・バンドの様にも聴こえますが、実は元々AC/DCのために用意されていたナンバーで、作曲はアンガスやマルコムのお兄さんにあたるアレックス・ヤング。(すでに故人となっています。)

この安易なAC/DC路線はなかなかユニークなのですが、アルバム全体はスコーピオンズを意識したバラードを配したり、以降の彼等の原型とも言える正統派メタルも散りばめたバラエティ豊かなものとなっています。

ただ妙にスカスカしたサウンド・プロダクションがチープな印象を拭えないのも確かで、バンド自身が本作を評価していないのもわかる気がします。

ベーシストのピーター・バルテスがヴォーカルを担当する「No Time To Loose」、「The King」は、アクセプトにしては異色曲と言える哀愁バラードで、是非クラウス・マイネに熱唱してほしいものとなっています。

ウドのがんばり具合だけが目立つのが皮肉とも言え、軽めのハード・ロック・ナンバーにストレスを覚えたのか、中盤のスピーディーな展開を見せる「Thunder And Lightning」、「China Lady」では水を得た魚の様に金切り声を上げているのが微笑ましく思えてしまいます。

ジャケットはUK、USA盤とは違うオリジナルのデザインで、こちらも安っぽいヒプノシスの様な感じで笑ってしまいます。

逆さにすると長髪のウドが笑っているのを確認できます。

2015年10月23日 (金)

MOTLEY CRUE SHOUT AT THE DEVIL

1_009003000032


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは83年作、モトリー・クルーのセカンド・アルバムとなった、「シャウト・アット・ザ・デヴィル」、入荷しました。

ショップはこちら

前作がグラム・メタルと言われたのは、その過剰なヴィジュアルとは裏腹に、ポップなメロディを残していたからだと思いますが、本作では完全にメタリックなサウンドに徹底しています。

ファッションはジューダス・プリースト、キッス等から受け継ぎ、ソリッドなリフとスピード感に包まれたサウンドは、モトリーのキャリアの中でも最もメタル色が強いとされています。

以降彼等は80年代メタル、そしてLAメタルの象徴となっていくわけですが、微妙な路線変更をしていきながらも、確実に時代に合っていたバランス感覚をここで習得していたのかもしれません。

質感はあくまでもメタルそのものでしたが、キャッチーなメロディ・センスはさすがで、歌メロはかなりポップであったのも見逃せません。

今聴いても胸がときめく妖しいメタル・ナンバーが揃った好盤です。

2015年10月22日 (木)

NOVELA NOVELA

1_000000002984


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年作、ジャパメタ黎明期に一際派手なインパクトと、本格的なプログレ・ハード・サウンドが特異な個性となっていたノヴェラのデビュー作、「魅惑劇」、入荷しました。

ショップはこちら

関西の実力派バンド、SHEHERAZADEと山水館が合体した6人組で、良く知られる様に高橋ヨシロウ、山根基嗣、秋田鋭次郎は以降ACTIONを結成、永川敏郎はGERARD、そしてEARTHSHAKERへの参加、リーダーの平山照継はTERU'S SYMPHONIAを立ち上げる等、名門バンドとしても有名だと思います。

派手なヴィジュアルはV系の元祖とも呼ばれ、関西のコテコテ感をギリギリのセンスで耽美的にまとめながら、サウンドの方は英国プログレの香りをプンプンさせながらも、メロディはかなりキャッチー、バンド・サウンドはメタル・バンドとしての完成度を誇っています。

同時期にこうした音楽性をもったバンドはかなり少なかったと思いますが、歌詞世界を含めたトータル・コンセプトの高さは今聴いても驚かされるものがあります。

10分を超える「レティシア」では、まさにプログレ・ハードとしか呼べないようなメタリックなエッジと彼等特有のロマンチシズムが見事に融合された構成で、最後まで一気に聴かせてしまうメロディの吸引力も驚異的です。

ラスト・ナンバーとなる大作、「魅惑劇」では初期GENESIS+URIAH HEEP+QUEENといった風情でドラマティックに聴かせ、彼等の世界観にどっぷり浸かってしまえる事請け合いです。

一方3分にも満たない「恋はあまのじゃく」では、ニュー・ウェイヴ風パワー・ポップのセンスも見せていて、彼等のユニークな一面を楽しませてくれます。

Angieこと五十嵐久勝のヴォーカルもクセになる魅力を持っていて、やはり同時代のジャパメタ勢では異色の存在であったと思われます。

2015年10月21日 (水)

BEAUTIFUL CREATURES DEUCE

1_000000003076


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

2001年、「1 A.M.」のギラギラしたインパクトで話題を集めたビューティフル・クリーチャーズが、4年ぶりにリリースしたセカンドにして、目下のところラスト作となっている1枚、「デュース」、入荷しました。

ショップはこちら

元BANG TANGOのジョー・レステのリーダー・バンドという事もあり、21世紀型LAメタルの最も優れた方法論として騒がれた感もありますが、今となったはDJ・アシュバが在籍していたバンドとしての方が有名かもしれません。

アクセル・ローズ、ニッキー・シックスに愛されたこのグラマラスなギタリストは、現在Sixx :A.M.のメンバーとして活躍中ですが、本作ではジョー・レステ、アンソニー・フォックスを除来、メンバーが一新されています。

作曲面でも多大な貢献をしていたアシュバの失ってはいますが、その分バンドはストレートなサウンド指向を目立つ様になった気がします。

粘着質なワイルドさを持ったジョーのヴォーカルを生かすには、ミドル・テンポのハード&ヘヴィなナンバーがピッタリという事なのだと思いますが、ややBUCKCHERRYとかぶる部分もありながら、なかなか健闘してくれています。

独特の声質に好き嫌いが分かれるのかもしれませんが、低いトーンでのこうしたキンキン声は得難い個性とも思われ、ユニークな存在ではあったと思います。

メロディのインパクトが今一つなのは仕方ないとしても、バラードの割合も良く、80年代マインドを程良く残したキャッチーさも軽く平均点を越えて来ています。

けっして大絶賛する事はできませんが、けなす事も絶対できない魅力があり、困ったアルバムではあるのですが、大音量で聴くと余計な事を考えずに楽しめる好盤です。

2015年10月20日 (火)

SHY UNFINISHED BUSINESS

1_000000003146


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

SHYの再結成第2弾となったアルバムで、以降の彼等の陽性のキラキラ感が強調されたメロディアス・ハード路線が完全に確立された、「アンフィニッシュド・ビジネス」、入荷しました。

ショップはこちら

ライナーノーツの解説では、解散から7年ぶりの復活、そして「Welcome to the Madhouse」以来のオリジナル・アルバムとされていますが、彼等は99年には初代ヴォーカリスト、トニー・ミルズの復帰作となった「Let the Hammer Fall 」を発表しています。

その再結成第1弾アルバムは、どうも存在をわすれられてしまった様ですが、本作のオープニング・ナンバー、「Skydiving」の恐ろしく完成度の高いメロディ聴くと、バンドには本当に申し訳ないのですが、それも致し方なかったのかと納得できてしまいます。

1曲目でいきなりハイライトと思いきや、この奇跡的なメロディ・センスはアルバム最後まで持続され、まさに全曲シングル・カット可能となる充実ぶりを誇っています。

これまで英国哀愁メロハーの名バンドとされてきた彼等が、欧州の翳り、湿り気を捨て、北欧ハード・ポップに通じる透明感、アメリカン・プログレ・ハードのウキウキ感を纏っているのは、80年代からのファンにしたら新鮮な驚きだったと思います。

彼等は一時期はLAメタル然としてポップ路線を追求していましたが、ここでのサウンドはキーボードとギター、そしてハイトーン・ヴォーカルのアンサンブルが生み出す美麗な整合感が目立つものとなっています。

N.W.O.B.H.M.期における彼等の個性は、「Chamge Of Direction」や「Communicate」といったナンバーに名残りが見られますが、メロディの洗練度は格段に上がっていると思われます。

ご存知の様に、バンドの要であったスティーヴ・ハリスがすでに故人となってしまったため、SHYは2011年に最終作をリリースしたため事実上解散したわけですが、本作での高性能メロディはけっしてピークではなく、最後まで美しいアルバムを作り続けてきただけに、本当に残念でなりません。

2015年10月19日 (月)

WINGER Ⅳ

1_009005000067


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

前作の「Pull」からなんと13年ぶりとなった復活作、アルバム・タイトル通りウインガーの4作目、「Ⅳ」、入荷しました。

ショップはこちら

メロディアス・ハードの名門レーベル、フロンティアーズに移籍したのも当然の様に思えますが、大きく期待を裏切らない手堅い復活第1弾と言えると思います。
(アメリカ盤は、なんとあのシュラプネル・レコードからリリースされています。)

キップ、レブ・ビーチ、ロッド・モーゲンスタインのオリジナル・メンバーに加え、ジョン・ロス、センク・エログルを新たに迎え、ツイン・ギター、キーボードをメインにした再結成となりました。

当時からすでにWHITESNAKEでも活躍していたレブは、ここではあくまでもメロディアスなプレイに徹し、幾分アダルトになったサウンドながらもウインガーらしいドラマティックなアルバムとなっています。

時代に即したモダンかつダークな面も、それ程意外にも思えない転身と感じるのは、元々彼等
が良い意味で強烈に固定されたイメージを持たれていなかったからでしょうか。

幅広い音楽性による大人のハード・ロック路線、情緒過多にならないメロディアス・ハード方式、が以降のウインガー・サウンドとなっていった気がしますが、本作ではそこに至る模索中の実験性も随所に見られるのが興味深いところです。

ポリリズムとも思えるプログレッシヴ的なアプローチが面白い「BLUE SUEDE SHOES」、80年代の彼等ならおそらく手を付けなかったであろうビートにこだわったモダン・ロック風の「FOUR LEAF CLOVER」等が、そうした新機軸と言えるでしょう。

個人的には21世紀版「HEADED FOR A HEARTBREAK」とでも言えそうなパワー・バラード、「ON A DAY LIKE TODAY」に胸キュンしてしまいます。

2015年10月18日 (日)

BARRY GOUDREAU BARRY GOUDREAU

1_000000002972


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年作、当時はまだBOSTONのメンバーであったバリー・グドローの唯一のソロ名義アルバム、「バリー・グドロー」、入荷しました。

ショップはこちら

「Don't Look Back 新惑星着陸」リリース後に、長い沈黙を守る事になったボストンにしびれを切らし、バリーが「幻想飛行」のプロデューサーであったジョン・ボイランとの共同プロデュースにより制作しています。

結局このアルバムを作った事が原因だったのか、彼はボストンを去る事になりますが、本作以降の彼の活動にも繋がる非凡なセンスをすでにここで披露しています。

ヴォーカルにはヴォイス・オブ・ボストン、ブラッド・デルプ、そして「WALK ON」からボストンに参加したフラン・コスモ、そひてドラムにはシブ・ハッシャンと、まさにトム・ショルツ抜きのBOSTONというメンバーが揃い、これは完全なるBOSTONサウンドとなっています。

もちろんあの分厚くスペイシーな音の壁はありませんが、艶っぽいギター、爽やかなコーラス、そして高揚感溢れるメロディと、ボストンのアウトテイク集、未発表曲集と言われても全くおかしくない内容です。

元々キーボーディストであったトム・ショルツが、グドローのいたバンドでギターを覚えたそうですから、後のBOSTONでのショルツのギターがグドローと似ていてもおかしくないのかもしれません。

またソングライターとして実力発揮をできずにいたグドローのメロディ・メイカーぶりも素晴らしく、アルバム冒頭からハードなBOSTONとでも言えそうなロッカーぶりを見せてくれています。

本作リリース後、ORION THE HUNTER、RTZをフラン・コスモ、ブラッド・デルプ等と結成する事になりますが、ここでの勢いがそのまま生かされている感もあり、BOSTONファンならずとも楽しめる1枚だと思います。

2015年10月17日 (土)

44MAGNUM LOVE or MONEY

1_000000003155_2


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

44マグナムの通算4作目のフル・アルバム、彼等がサウンドを大きく方向転換した意欲作、「ラヴ・オア・マネー」、入荷しました。

ショップはこちら

87年と言えば、海外ではガンズがデビュー、WHITESNAKEやDEF LEPPARDがヒット作をリリース、まだまだ80年代メタルが猛威を振るっていた時代です。

44マグナムはかなり早い時期からメタルからの脱却、モダンなロック、ダンス・ビートの導入を試みたわけです。

MOTLEY CRUEでさえヘア・メタルに見切りをつけ、「GIRLS, GIRLS, GIRLS」でワイルドでスリージーなヴィジュアル、サウンドに変化していた時代です。
裏ジャケに映るメンバーの姿は、まるでニューロマンティックの面影を残すスタイルとなり、それに合わせて音の方もNEW WAVE風のアレンジ、ギター音によるバンド・サウンドで統一されます。

次作であり解散への布石ともなった「EMOTIONAL COLOR」では、完全なるポップ&ダンサンブルなバンドに変化してしまいましたが、本作ではギリギリの所でHR/HMファンを惹きつけておくエッセンスはまだ残っていたと思われます。

同時代のBOOWYにも通じるビート・ナンバーとなったアルバム・タイトル曲や、英国ニュー・ウェイヴの翳りとハード・ポップとしての甘さが見事に融合した佳曲、「JEANINE」、聴きようによってはフォリナーやジャーニーの様に響くバラード、「DAY DREAM」等、かなりメロディは充実しています。

金髪を振り乱し、危険な香りがプンプンしていた頃の彼等を愛する人にとっては、最後まで聴くのが辛いであろうナンバーも数曲ある事はあるのですが、彼等の果敢な挑戦が痛い程伝わってくるのも確かです。

くどい様ですが、本作がリリースされたのは、アメリカではまだBON JOVIが「NEW JERGEY」を発表する前の事でした。

まだまだLAメタル然としたスタイルでガンガンやれたはずだったと思うのですが、彼等のこの思いきった決断は本当に勇気がいった事だったでしょう。

かなり優れた曲を含むために、個人的にはどうしても嫌いになれないアルバムです。

2015年10月16日 (金)

ANVIL HARD'N'HEAVY

1_000000003137


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは81年作、アンヴィルのファーストとなった1枚、「ヘヴィ・メタル・ドリーム」、入荷しました。

ショップはこちら

ご存知涙と信念の名コンビであるリップスとロブ・ライナーの原点であり、当時から彼等のスタイルは確立されていた事が良くわかる名盤です。

エキセントリックにも聴こえるヴォーカルと、手数の多さに曲が付いていくのやっととも思えるパワフルなドラミングが、とにかく強烈な個性となっています。

当時のN.W.O.B.H.M.からの影響が伺えるリフを軸に、実はかなりバラエティに富んだ曲作りが巧い事に改めて驚かされますが、、この辺が当時注目されていた点だったのだと思います。

その名もズバリ、「AC/DC」では古典的なハード・ロック・スタイルを展開していますが、「SCHOOL LOVE」でのスピード感、その倍のBPMではと思わせる「BEDROOM GAME」に至ってはスラッシュの原型を見てとれる気もします。

ストーンズの「黒くぬれ!」のメタル・ヴァージョンは、後のカヴァー・ブームをも予見しているのではないでしょうか。

初期のDEF LEPPARD風のメタル・ナンバー、「OOOH BABY」、驚異的なロブのドラムが爆裂する「HOT CHILD」、彼等の徹底した鋼鉄魂が集約されたとも思える「BONDAGE」等、良曲が実に多く、当時のメタル・バンドとしてはかなり先を行っていたと思えてなりません。

現在の彼等にそのまま当てはまる様な邦題のセンスも、今となっては感動的なものに聞こえてしまいますが、81年という激動の時代にメタルの未来を本作に見たとしても、全くおかしくなかったはずです。

2015年10月15日 (木)

TREAT WEAPONS OF CHOISE 1984-2006

1_000000002921


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

スウェーデンからEUROPEの対抗馬として現れ、80年代メタルの美味しい部分を詰め込んだ優れた音楽性を持ちながら、残念ながらビッグ・サクセスに恵まれなったバンド、トリートのベスト盤、「ウェポンズ・オブ・チョイス 1984-2006」、入荷しました。

ショップはこちら

80年代に残した初期4枚のアルバムは、どれも未だメロディアス・ハード・ファンにとっては甘い香りをプンプンさせたものとなっていると思われます。

バンドは92年にセルフタイトルとなった「TREAT」をリリース後解散、以降伝説的に語られていましたが、14年の月日を経て復活して新曲を加えてのこのベスト盤を発表してくれました。

「I BURN FOR YOU」、「GO!」が新録となったもので、この2曲を聴くためだけでも本作は必聴となっています。

マックス・マーティン、アンドレアス・カールソン等、ポップ界のみならずHR/HM界でも現在も引っ張りダコのスウェーデンのコンポーザーに特有の、耳を惹きつけて離さないキャッチーさが爆発しています。

このトリートのギタリストであり音楽的リーダーであるアンダース・ヴィクストロムのセンスも、前述の両者と並ぶべきメロディ・メイカーであると思います。

なんと日本では嵐の「We can make it!」、PASSPO☆の「Next Flight」と、アイドルへの提供曲をヴィクストロームを手掛けています。
(更に「Next Flight」では、二代目ヴォーカリストのマッツ・レヴィンの名前もクレジットされているので、驚きです。)

未発表曲の「Still In Heaven」は89年時の音源らしいのですが、あの大名盤「ORGANIZED CRIME」から何故外されたのか怒りを覚える程の強力メロディック・チューンとなっているので、こちらも必聴です。

EUROPEを軽く超え、BON JOVI、DEF LEPPARDをも脅かすナンバーを多く持ちながら、大成できぬまま終わってしまったのが本当に不思議でなりませんが、2010年には久々の新作、「COUP DE GRACE 最後の一撃」をリリース、そして2015年初頭にはEUROPEとのジョイント・ライヴをここ日本で行ってくれました。

初代ヴォーカリスト、ロバート・アーンルンドも復帰し、彼の変わらぬ艶やかな派手さがバンドの強みであるキラキラ感を復活させているのも嬉しいところです。

本作に漏れてしまった名曲も数多く存在するのですが、パーティー・ロックからパワー・バラード、N.W.O.B.H.M.直系のリフやハード・ポップ、哀愁メロディアス・ハードと、実に器用に80年代型メタルをこなす様に圧倒される1枚です。

2015年10月14日 (水)

MARI HAMADA SINCERELY

1_000000002894


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

デビューから6年、「Return To Myself」の大ヒットによりお茶の間に華やかなヴィジュアルと歌声を浸透させた浜田麻里がリリースしたバラード・コンピ、「シンシアリー」、入荷しました。

ショップはこちら

80年代のワンレン・ボディコンを象徴するポップ・スターというイメージも定着しかけていましたが、この人の本領はやはりその歌の上手さである事を改めて証明する事にもなった重要作で、2005年には「Ⅱ」として同企画のバラード集もリリースされています。

「RAIN」、「RESTLESS KIND」、「ALL ALONE」はオリジナル・アルバム収録と同テイクとなり、AOR色の強いナンバーとして選曲されています。

目玉となったのは4曲の再録ヴァージョン、そして3曲の新曲です。

本作オープニングを飾るのは、トッド・ラングレンもビックリな全て本人によるアカペラとなった「IN THE PRCIOUS AGE」。

素晴らしい声はもちろん、見事なミックスにより歌姫としての貫禄を見せつけられる必聴ナンバーとなっています。

「FALL IN LOVE」はアコースティック・ヴァージョンとして生まれ変わり、初期の壮大な名バラード「PROMISE IN THE HISTORY」はしっとりとしたアダルトな色気が強調されたアレンジがされています。

シングルとしてリリースされた「OPEN YOUR HEART」を中心とした新曲は、どれもキーボードを中心としたスロー・バラードとなり、増田隆宣、大槻啓之等、当時の彼女を支えた作曲陣によりビーイング系とも言われたヒット・ソングのスタンダードにも準ずる完成度を誇っています。

全編に渡りハイトーン・シャウトは封印、メタル・テイストもスポイルという中、声とメロディという必要最小限の武器を遺憾なく発揮する事により、オリジナル・アルバムとしても聴けてしまう説得力があり、つくづく日本が誇る名ヴォーカリストである事を思い知らされます。

2015年10月13日 (火)

HANOI ROCKS ORIENTAL BEAT

1_000000001306


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは82年作、ハノイ・ロックスのセカンド・アルバムとなった1枚、「オリエンタル・ビート」、入荷しました。

ショップはこちら

日本ではグラマラスで華麗なルックスばかりが先行した感があり、彼等の音楽性そのものはちゃんと語られてこなかったと思います。

パンキッシュな魅力と、サックスをフィーチャーしたポップなメロディは、バッドボーイズ・ロック、グラム・パンクと形容こそされていましたが、かなり幅の広いサウンド作りを見せていました。

確かにニューヨーク・ドールズ直系のルーズでワイルドなロック・バンドと見るのが筋なのでしょうが、ニュー・ウェイブ的センスやパンク・バンドのシンプルなパワー・ポップ的メロディは、この時期比類すべき存在がいなかったと思います。

エアロスミスや以降のモトリー・クルー、ガンズ・アンド・ローゼズと比較される事が多くなっていますが、本作を聴く限り、ビートに自覚的なバンド・サウンドと、疾走感と哀愁感が漂うメロディは突然変異的なロックの妖しさがプンプンしています。

グラム・メタルの開祖として、80年代のメタルの進化の中の重要バンドとして伝説にはなっていますが、もっと生々しいロック・バンドで、チープでスウィートな存在であった事が良い意味で語られるべきだとは思います。

そのあまりにもインパクトのあった外見が、多くの誤解を生んでしまったという事なのでしょうか。

もっと再評価がされていい1枚です。

2015年10月12日 (月)

ACTION GUILTY ROSE

1_000000002980


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

アクションの05年作、「ギルティ・ローズ」、入荷しました。

ショップはこちら

16年ぶりという長い年月がまるで感じられない程、80年代のジャパメタ全盛期を知る人なら、あのACTIONが変わらずに帰ってきてくれた事に狂喜するアルバムだと思います。

オリジナル・メンバーである高橋ヨシロウ、大谷ケイイチの二人を軸に、メンバーも流動的、けっして順調とは言えない状態が長く続いていましたが、ポップなメロディをメタルで聴かせる手腕は全く衰えていません。

「ピンクのハートは壊れそう」、「危険なジェラシー」、「シルクの邪魔者」等々、タイトルもいかにもといったセンス、LAメタル真っ青の80’sサウンドの中、歌メロが流れ始めると一気に歌謡ハード・ポップ調へと加速するダイナミズムはこのバンドならでは。

ロックが孕んでいるチープな妖しさ、ギャグ一歩手前の激情的な心情、そしてエンターテイメントとしての魅力を、ACTIONは非常にわかりやすい方法で追求してきた気がします。

絶妙なバランス感覚で、ポップ極まりないメロディと俗っぽさ満載の歌詞をしっかりとメタリックに聴かせる事に関しては、最早職人的ですらあると思います。

メタル界、もっと言えばロック・ファンの間でも、歌謡曲という形容やジャンルを避けて通ったり、どっか卑下する傾向がある中、彼等程徹底したサービス精神によるロックの楽しさを提示してくれたバンドはいなかったのではないでしょうか。

日本のKISSと評されるのは、そうした極端な表現方法でありながらストレートな音楽性を身の上としているからだと思いますが、とにかく曲が素晴らしいので理屈はいらない、というのが本音です。

これまでライヴのみで演奏されてきた曲も含まれている様ですが、時代や流行りとは一切無縁、ポップ・メタルに命をかける思いがヒシヒシと伝わってくる様な完成度を目の前にすると、一体何故これまで定期的にアルバムを作ってくれなかったのか、腹立たしささえ覚えてしまいます。

2015年10月11日 (日)

INTO THE LIGHT INTO THE LIGHT

1_000000003110


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ケリー・ハンセン・ファンにとっては特に見逃せない1枚、「イントゥ・ザ・ライト」、入荷しました。

ショップはこちら

バークリー音大を主席で卒業、フレットスに加えハープ・ギターという特殊なギターを自ら製造、マルチ・プレイヤーにしてコンポーザー、プロデューサーとして活躍するギタリスト、ティム・ドナヒュー。

元々ジャズ、ニューエイジ・ミュージックの分野で注目されていた人ですが、音楽性は多岐に渡り、97年にはポール・ロジャースをゲストに迎えたロック・アルバムをリリースしています。

本作ではFOREIGNERに加入する前のケリー・ハンセンを迎えての完全タッグ作品となり、サウンドは紛うことなきメロディアス・ハード作品となっています。

ケリーが歌えばどんな凡庸なメロディも燃え上がる様なドラマ性を持ち得るというイメージがありますが、ドナヒューの書くメロディはやはり素晴らしく、独特のギターの音色も聴きどころとなっています。

バークリーと言えばスティーヴ・ヴァイやドリーム・シアター組が思い出されますが、このドナヒューは少なくとも本作では、クラシカル、あるいは超絶テクニックに頼らず、あくまでも美麗なメロディと音を滑らかに聴かせる事に徹しています。

全てのナンバーがドナヒュー作となっていますが、やはり素晴らしいのはケリーのヴォーカルだと思われます。

メタリックなナンバーからバラードまで、特徴的な個性を主張するよりも丁寧かつセクシーに歌い上げるタイプの人だと思いますが、こうした巧さがコンポーザー側からしたらたまらなく魅力的なのだと思います。

豊富な音楽知識とセンスに恵まれたギタリストが、意識的に80年代メタルに挑戦といった趣向なのでしょうが、さすがに曲の充実度は半端ではありません。

INTO THE LIGHTというのは本作のみのプロジェクト名だと考えられ、ケリーが便利屋的な活動を強いられていた時期のアルバムにはなりますが、個人的にはケリー・ハンセン絡み作品の中では要チェックの1枚だと思います。

2015年10月10日 (土)

SAMMY HAGAR MUSICAL CHAIRS

555550000003100


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは77年作、サミー・ヘイガーのソロ名義第三弾となったアルバム、「ミュージカル・チェアーズ」、入荷しました。

ショップはこちら

ロック・ファンなら一見してピンとくると思いますが、ジャケットはヒプノシス担当、サウンドも80年代を目前としたポップな展開がすでにされています。

ファーストから参加している元モントローズの同僚、デニー・カーマッシ、アラン・フィッツジェラルド、ビル・チャーチがけれん味の無いバンド・サウンドを聴かせてくれます。

また本作より以降のサミーを支え、現在では「THIRD STAGE」以来トム・ショルツを支えるBOSTONのギタリストとしても名高い、ゲイリー・ピールが参加しています。

サミー自身も、本作からギタリストとしてクレジットされていますが、このアルバムではコンポーザーとしてのメロディ・メイカーぶりの方が目立っている気がします。

かなりバラエティに富んだナンバーが並びますが、その中でもリッキー・ネルソンのカヴァーとなった「TRY (Try To Fall In Love)」は、ケイト・ブッシュやアラン・パーソンズ・プロジェクトとの仕事で有名なイギリスのストリングス・アレンジャー、アンドリュー・パウエルが感動的なサウンドに仕上げています。

定番のサミー節と言えるハード・ドライヴィング・ナンバーとなった「Reckless」は、AOR全盛期と言える当時では一人ハード・ロッカーとして気を吐いていたとも思える疾走感に溢れています。

ソフト・アンド・メロウ路線やファンキーなノリも見せながら、ヴォーカリストとしての個性はすでに確立されているため、この人が歌うとどんなタイプの曲でも熱く聴こえてしまうのはさすがです。

ラスト・ナンバーの「Crack In The World」は、時代を感じさせるスペーシーなアレンジがスパイスとなったミステリアスなミドル・ハードで、やがて訪れる80年代メタルを感じさせるメロディ・センスが聴きものとなっています。

2015年10月 9日 (金)

UFO LANDED JAPAN

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは72年リリース作、当初は日本でのみリリースされたUFOのライヴ盤、「ランデッド・ジャパン」、入荷しました。

ショップはこちら

1_000000003123 71年の初来日公演が収録されたものです。

9月25日、日比谷野音で行われたこのライヴは、なんとピート・ウェイが途中で指を負傷、50分で急遽公演が中止されたそうです。
(最終曲が始まる前に、「後1曲になる」とアナウンスがされているのがそのまま収録されています。)

その後の神のご乱行をすでに見越した様な結果となりましたが、もちろんこの時はまだマイケル・シェンカーはメンバーではありませんでした。

初代ギタリスト、ミック・ボルトン、そしてフィル・モグ、ピート・ウェイ、アンディ・パーカーという布陣で、初期のサイケ、ブルースをドロドロにした様な次世代ブリティッシュ・ハード節が個性であった時代です。

前日、前々日には、なんとツェッペリンが武道館での来日公演を果たしており、当時の英国ハードがここ日本で盛り上がっていたのが、感慨深いところです。

UFOは、エディ・コクランのカヴァー、「C'MON EVERYBODY」をヒットさせた新しいバンドとして、やはり同時期にデビューをしているTHIN LIZZYと共に、サバス、ツェッペリン、パープルとは違ったタイプのハード・ロックとして注目されていたわけですが、なるほど本作での演奏を聴くと前述の3大バンドのメジャー感よりは、どこか親しみやすい田舎のあんちゃん的な雰囲気が伝わってきます。

良く彼等のサウンドをモッサリしていると評されるのを見聞きしますが、ボルトンのモコモコしたギターを始め、フィル・モグの独特の歌唱法を含め、この煮え切らなさがたまらない魅力ではあったと思います。

以降の洗練されたメロディ指向は、もちろんマイケル・シェンカー抜きではあり得なかったわけですが、この時期の妙に色っぽいサイケデリック・ハード・ロックの下地があってこそだったのでは、という気もします。

バンド側は本作を正式には認めていなかった様ですが、観客と一体となったライヴ進行、余計なミックスの無い生々しいバンド・サウンドは、かなり貴重な記録となっていると思います。

特に11分超となった熱演、「ジョージのブギー」は聴きもので、ブンブン唸るベースが心地良く、荒々しさがまだ感じられるバンド・サウンドもこの時期ならではと思われ、当時の空気がそのままダイレクトに感じられるものとなっています。

2015年10月 8日 (木)

THE WHO WHO'S NEXT

1_000000003127


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは71年作、ザ・フーの通算5作目となったオリジナル・アルバム、「フーズ・ネクスト」、入荷しました。

ショップはこちら

69年作の一大ロック・オペラ、「トミー」、70年のハード・ロック・ライヴとしての礎となった「ライヴ・アット・リーズ」と、それぞれ時代を代表する傑作をリリースした後、彼等が名実共にトップ・バンドとなった事を象徴した1枚となりました。

不謹慎なジャケットと共にロック史に残る大名盤としても知られ、彼等の代表曲と言えるナンバーも多く含まれています。

当時として画期的だったシンセのインパクトと、中盤でのキース・ムーンのプロデュースによるヴァイオリンがユニークな構成を魅せるキャッチーな「ババ・オライリー」、彼等のキャリア史上最も素晴らしいバラードとなった「ビハインド・ブルー・アイズ」、以降の80年代ハード・ロックにも影響を与え、事実多くのバンドにカヴァーされている「無法の世界 」、ジョン・エントウィッスル作の好ハード・ロック・ナンバー、「マイ・ワイフ」等、良曲がズラリと並んでいます。

本作は上記のエントウィッスルのナンバーを除いた全ての曲は、元々ロック・オペラ第2弾として映画化する予定だった「ライフハウス」のために用意されたものでした。

制作半ばでこれまでのコンセプトを排除し、バンドの状態の素晴らしさ、ライヴ・バンドとしての実力、そして曲の良さを一つのアルバムにまとめる事で、結果としてライヴ感溢れるダイナミックなハード・ロック作として本作が生まれる事となります。

シンセの使い方や、プログレッシヴな側面に彼等の実験性も見てとれますが、音楽性としてはむしろ古き好きロックというべきですが、とにかく捨て曲無し、全てのメロディが素晴らしいの一言に尽きます。

またすでの両人共故人となっていますが、リズム隊の凄さが目立つのも特徴的で、本作の荒々しさ、繊細さ、ドラマ性を見事に盛り立てている事に改めて感動させられます。

2015年10月 7日 (水)

VAN HALEN 1984

Simg846


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ビッグV、ヴァン・ヘイレンの通産6作目となったアルバムで、彼等がほぼ全世界で国民的支持を得たのでは、と思える大ヒット作、「1984」、入荷しました。

ショップはこちら

前作「ダイヴァー・ダウン」でのシングル曲向きのポップな構成を更に強化、そしてエディのシンセの多用を中心に、80年代ハード・ロックのお手本的内容となりました。

ド派手でキャッチー、MTVで映えるエンターテイメント性の強いキャラ、全てがそれまでのKISSやエアロスミスとはまた違った方法論により確立され、それまでのスーパー・ギタリストを擁するパーティー・バンド、というイメージを完全に覆しています。

LAメタルやヘア・メタルと呼ばれた80'sハード・ロックの攻勢も、本作無しではきっと簡単ではなかった気もします。

これまでの土臭いアメリカン・ハード、あるいはR&Bからの影響をここでは一気に封印したかの様な洗練度は、ポップ・メタル全盛期の煽りを彼等が冷静に受けとめた結果だとは思います。

当時のVAN HALENにしかできなかったと思われる「JUMP」、「PANAMA」、「HOT FOR TEACHER」等は、彼等以降に現れたRATTやMOTLEY CRUE等のLATCHメタル勢への確かな牽制になっていたのではないでしょうか。

その一方、ジャーニーやフォリナー路線とも言える「I'LL WAIT」の中途半端な完成度が本作では浮いている様にも思えますが、ご愛嬌といったところだったのでしょうか。

このナンバーの延長線上が、やがてサミー・ヘイガー加入後の基本路線となっていく事を考えると、やはり重要な意味を持っていたんだと思います。

いずれにしても、全ロック・ファン必聴の1枚である事には違いないでしょう。

2015年10月 6日 (火)

PETE WAY AMPHETAMINE

1_000000002551


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

UFOのベーシストとして名高いピート・ウェイのソロ作、「アンフェタミン」、入荷しました。

ショップはこちら

意外な気もしますが、ピート・ウェイの初ソロ名義となった2000年作のアルバムです。

いかがわしいアルバム・タイトルそのままのバッドボーイズ系のナンバーと、ピートのワイルドでルーズなヴォーカルが一気に聴かせてくれる好盤です。

UFO、WAYSTED、MOGG/WAYと精力的に活動してきた彼が、本当はこんなハード・ロックがやりたかったんだと言わんばかりにがなりたててくれています。

聴かせる事よりも見せる事に徹していたとも思われるグラマラスなスタイル、基本はブンブンと疾走していくプレイも、ここではパンキッシュ、そしてかなりアメリカン・ハード寄りなサウンドを展開しています。

まるでエアロスミス、ハノイ・ロックスの様な妖しさの中で、キャッチーな歌メロをタイトなバンド・サウンドを引っ張る姿は、とても分別のある大人が出す音ではないと思ってしまいます。
(もちろんいい意味ですが。ピートは本作リリース時には50歳を目前にしていた頃だと思われます。)

ほぼ無名のギタリストとドラマーをバックに、ベーシストとしてと言うよりはヴォーカリストとしての魅力を全開にしているのですが、中にはスティーヴン・タイラーに歌って欲しいと思われるナンバーもあり、ピートの中でもかなり意識はあったんじゃないでしょうか。

BON JOVIの「WANTED DEAD OR ALIVE」をメタリックに仕上げてみました、的なナンバーや、アコースティック・ギターを交えながら、パンキッシュなメロディアス・ハード・チューンをやってしまう等の変化球もありながら、全8曲で終わってしまうのが物足りない程のカッコ良さに溢れています。

 

2015年10月 5日 (月)

FUSE FUSE

1_000000003067


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは68年作という驚きの1枚で、CHEAP TRICKのリック・ニールセンとトム・ピーターソンのプロ・デビュー作となったヒューズの唯一の1枚、「ヒューズ登場」、入荷しました。

ショップはこちら

チープ・トリック・ファンなら、裏ジャケに映るリックの長髪姿にまず驚かされると思いますが、それ以上に驚異的なのはそのサウンドです。

ジョー・サンドバーグなる、かなりソウルフルなヴォーカリストを陽した5人編成で、当時のメンバーの平均年齢はなんと18歳という若さ。

リック作の曲が半数以上を占めているにも関わらず、パワー・ポップとは無縁のこのアルバム、ブリティッシュ・ハード黎明期の爆発力と、得体の知れない凄みを感じさせます。

時代はツェッペリンやキング・クリムゾンがデビューする前の事、リックはすでにメロトロンを駆使し、ブルース、R&Bの拡大解釈どころか、サイケやガレージ・ロックをゴリゴリにした様なハード・ロックを展開してくれています。

同時代のブリティッシュ・ビート・バンドも真っ青のクロっぽいヴォーカルと、後にディープ・パープルがハード・ロック路線へと転化していくのに参考にしたのではとさえ思わせる壮絶なバンドのインプロヴィゼーションを聴いていると、本当にアメリカのバンドだったのかと思わせます。

熱心なロック・ファンなら、このアルバムを聴いて前述のビッグ・バンドだけではなく、CREAM、URIAH HEEP、ATOMIC ROOSTER、VANILLA FUDGE等々名を思い浮かべる事でしょう。

チープ・トリックのルーツ、とりわけリックのセンスはBEATLESはもちろん、THE WHO、THE MOVEといったブリティッシュ・ロックからの影響が強い事は有名ですが、このヒューズではすでに70年代の英国ロックが様々なベクトルで拡大生産されていく縮図とでも言える、ダイナミズムとアイデアに溢れている様な気がします。

確かに68年、69年という年は、名盤、名バンドが星の数程現れたわけですが、日本でも最も愛される洋楽バンドの一つだったチープ・トリックのルーツがここにあったとはにわかには信じ難いものがあります。

ただCHEAP TRICKが、それまでのハード・ロックとは明らかに違うスマートさ、ヒネクレ度を持って現れたのは、ヒューズというバンドで60年代から70年代に掛けてのロック黄金期の王道をすべてやり尽くし、喰い尽くしたからこそ、という解釈もできるのかもしれません。

2015年10月 4日 (日)

JOAN JETT BAD REPUTATION

1_000000002485


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年作、ランナウェイズ解散後にいち早くソロ・デビューを果たしたジョーン・ジェットのファースト・ソロ作、「バッド・レピュテーション」、入荷しました。

ショップはこちら

なんと当初はレコード会社から見向きもされず、本作のために自主レーベルを立ち上げています。

元SEX PISTOLSのスティーブ・ジョーンズ、ポール・クックと共演したナンバーも含み、話題性にも事欠かないと思うのですが、一体何故メジャー・デビューできなかったのか不思議です。
(「JOAN JETT」のタイトルで80年にリリースされましたが、翌年に新進レーベル、Boardwalk Recordsから「Bad Reputataion」と改題され再リリースされています。」)

まだブラックハーツも結成されていないため、彼女の路線もはっきり固まっていないのですが、逆にそれが本作を魅力的なものにしているかもしれません。

ランナウェイズ以来のパンキッシュなイメージと、ガールズ・ポップ・ロックのキャラ付けが半々になっている感があり、アルバムの半数はカヴァー曲となっています。

ロカビリーの女性アイドル、レスリー・ゴーアの「You Don't Own Me(恋と涙の17才)」のカヴァーは、ジョーンの可愛い一面が覗けるものとなり、女性版ラモーンズといったポップ性もここで作られているかもしれません。

まさにピッタリといったゲイリー・グリッターの「Do You Wanna Touch Me」では、彼女のドスの利いた声もすでに確立していて、後の大ヒット曲となる「I Love Rock 'n' RollI」を予見しているかの様です。

本作中唯一彼女単独のペンによるナンバーとなった「Don't Abuse Me」のカッコ良さが光っていて、チープ・トリック+ピストルズの様な元気の良さがたまりません。

飛び散る汗がこちらにまで飛んできそうなライヴ感覚とスピード感が、パンク、パブ・ロックにも通じるものがあると思うのですが、このパワー・ポップ・センスもこの人の大きな魅力であると思います。

チャーミングな女性らしさと男勝りのロッカーぶり、交互に繰り出される若きジョーンの傑作として、ファンには必聴となる1枚であると思います。

2015年10月 3日 (土)

TNT KNIGHTS OF THE NEW THUNDER

1_000000003092


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは84年作、TNTのセカンド・アルバムとなった1枚、「ナイツ・オブ・ザ・ニュー・サンダー」、入荷しました。

ショップはこちら

本作よりベースにモーティ・ブラック、そしてトニー・ハーネルが参加する事になります。

アメリカ、ニューヨーク出身の類まれなるハイトーン美声の持ち主は、当時トニー・ハンセンの名前でクレジットされていましたが、バンドの個性を大きく変える事に貢献しています。

なんと彼が参加する以前に、MSGを脱退したばかりのゲイリー・バーデン加入の話もあった様で、もしゲイリーがTNTのヴォーカリストとして収まっていたらバンドの運命を大きく変わっていたと思われます。

初代ヴォーカリストのダグ・インガーブリッツェンは、クセのあるダミ声、しかもノルウェー語で歌っていた事もあり、大きく路線が変更されています。

古典的ハード・ロックから、一気に美旋律を透き通る美声で歌い上げる全編英語詞による本作は、以降の彼等の北欧メタル、北欧ハード・ポップの基盤を固めています。

トニーの燃え上がる様なヴォーカルに、ロニー・ル・テクロのギターも完全に呼応し、フラッシーかつメタリックなエッジが強調され、「TOR WITH THE HAMMER」の様な超絶テクによるメタル・ナンバーも生んでいます。

前述のダグが作曲に関わっていたナンバーも含まれ、前作に収録されていた「U.S.A」のリテイク等は、まだN.W.O.B.H.M.の影響が強いリフ中心の疾走型メタルも、当時の彼等の魅力とはなっているのですが、やはりトニー参加後に作られたであろう曲の素晴らしさが光ります。

オープニングとなる驚異的なハイトーン・ヴォーカルとミドル・テンポの哀愁メロディが絡む「Seven Seas」や、重厚なメロディアス・ハードであり80年代のJUDAS PRIEST的な方法論を取り入れたアルバム・タイトル曲は、トニーのヴォーカル抜きでは成立しなかった曲と言えるでしょう。

そして本作の中で特筆すべきバラード、「Without Your Love」の美しさがやはりハイライトとなるでしょう。

北欧の澄んだ空気、神秘的な佇まい、そして広がる大自然の雄大さ等を全て詰め込んだ様なメロディを、トニーの声が最適な美麗さを演出しています。

涙腺崩壊必至と言っても過言ではないこの曲を聴くためだけでも、必聴の1枚であると信じます。

2015年10月 2日 (金)

MARK KOZELEK WHAT'S NEXT TO THE MOON

1_000000003099


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

マーク・コズレックの2001年作、「ホワッツ・ネクスト・トゥ・ザ・ムーン」、入荷しました。

ショップはこちら

かなり熱心なAC/DCファンでも、このアルバムを何度聴いてもカヴァー集とは思えないでしょう。

全編アコギの弾き語り、しかもボン・スコット時代のかなり渋めの選曲がされている事もあり、全く別の曲として淡々と流れていく様は、ジャケットのイメージ通り荒涼とした風景の中で静かに鳴っている様な独特の寂寥感が漂っています。

本作の主人公は、マーク・コズレックなる人物で、グランジの対抗勢力として生まれたサッドコアの第一人者として90年代にRed House Paintersを率いた奇才です。

アメリカのバンドながら、UKインディーズの名門、4ADからデビューしたと聞いたら、ロック・マニアの方ならその音楽性がピンとくるかもしれません。

キャメロン・クロウ監督の「バニラ・スカイ」へサントラ提供した事でも有名ですが、俳優としても起用されたそうで、同映画だけでなくやはりキャメロン・クロウの「あの頃ペニー・レインと」にも出演をしている様です。

人生の酸いも甘いも噛み分けた様な深みのある声と、澄んだギターのシンプルながら味わい深い音色が、一気に耳を惹きつけてくれます。

例えば「地獄のハイウェイ」収録の「地獄の絆 Walk All Over You」が、あるいは「ロック魂」収録の「Bad Boy Boogie」が、これ程優しく染み渡るメロディとして響く事を一体誰が予想下でしょうか。

アンガスが本作を聴いたら、一体どんな顔をするのか、想像せずにはいられません。

寒々とした中にも不思議な温もりがしっかりと感じられ、朝起きた時、夕暮れ時、真夜中の酒の友にと、オールラウンドで確実に胸に染み渡るメロディと歌声は、最早奇跡的としか言えません。

AC/DC色の欠片も無いのですが、原曲と聴き比べる楽しさもあるので、AC/DCフリークの方にもおすすめですが、ギンギンのメタルに少し疲れを感じ始めた方にも是非オススメしたい1枚です。

2015年10月 1日 (木)

WHITESNAKE LIVE...IN THE HEART OF THE CITY

Simg623


全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年リリース作、ホワイトスネイクの最初の最盛期に発表されたライヴ盤、「ライヴ・・・イン・ザ・ハート・オブ・ザ・シティ」、入荷しました。

ショップはこちら

盛り上がるNWOBHMのシーンの中で、元パープル組が3人揃ったビッグ・バンドとして知られながらも、そのポップなハード・ロック、ブルース指向で今一つ突き抜けていない感があった彼等が、一気に「Fool For Your Loving」で身丈にあった人気を獲得します。

もちろん彼等の魅力はライヴにこそあったわけで、デヴィッド・カヴァーデイルの熱いヴォーカルとセクシーなパフォーマンス、バランス感覚に優れたバンド・サウンドは、当時のバンド群の中でも超一流だったと思います。

現在でもライヴの重要レパートリーとされるナンバーが揃った本作でも、その魅力が十分伝わってきます。

改めて歌の上手さ、そして実にせつなくてポップな曲が多かった事を思い知らされるだけでなく、パープル・メンバーが3人、そしてバーニー・マースデン、ミッキー・ムーディー、ニール・マーレイという布陣がいかに最強のライナップだったかを再確認できます。

バンド・サウンドの妙、オーディエンスの熱狂ぶり等も、ショーが実に見事なせいか、ロックのライヴ・アルバムとしても聴き応えのあるものとして歴史に残るクォリティを誇っていると思います。

とにかく熱い、セクシー、ファンキーと、かなり陳腐な言い回ししかできませんが、一緒に大合唱したくなる名盤です。

「WALKING IN THE SHADOW OF THE BLUES」、「LOVE HUNTER」をデヴィッド節のモノマネをして、「READY AN' WILLING」で思いっきり腰振っちゃって下さい。

« 2015年9月 | トップページ | 2015年11月 »