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2015年2月の28件の記事

2015年2月28日 (土)

SCANDAL FEAUTURING PATTY SMYTH WARRIOR

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは84年作、パティ・スマイス率いるスキャンダルのファースト・フル・アルバム、「ウォリアー」、入荷しました。

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前作はEPとなり、アイドル然としたパティを中心とした80’sニュー・ウェイヴ・バンドといったイメージが強かったのですが、本作で一気にパワー・ポップ・バンドとしての側面を強調しています。

かなりグラマラスに化けたパティが映るジャケットには、バンド名がSANDAL feautring PATTY SMYTH、と明記され、ここで路線の完全なる変化をうかがわせます。

実はこのバンド、あのジョン・ボン・ジョヴィがBON JOVI結成前に一時的にギタリストとして在籍していた事でも有名で、更に現在パティはテニス界の名プレイヤーの一人、ジョン・マッケンローの奥方としても知られています。

本作からカットされた「ザ・ウォリアー」は、80’sを代表するヒット曲として知られていて、今聴いてもそのマニア心をくすぐるポップ・センスに感心してしまいます。

この曲は70年代に中性的な魅力で知られたグラム・スター、ニック・ギルダーと、80年代のヒット・メイカー、ホリー・ナイトの共作曲となっています。

またジャーニーの「Frontiers」のアウトテイク曲だった「ONLY THE YOUNG」も収録されていて(後にジャーニー自身がこの曲をサントラ提供していますが、一体この名曲が何故当時ボツ曲だったのか不明です)、メロディック・ロック・ファンに対するアピール度も高いと思われます。

そして本作に参加しているミュージシャンの名前が、実に興味深いものとなっています。

ピンク・フロイドのツアー・メンバーとして名高いキーボーディスト、ピーター・ウッド、そしてやはりフロイド作品に関わり、80年代前半にはボブ・キューブリックが結成したメロディアス・ハード・バンド、BALLANCEのメンバーでもあったドラマーのアンディ・ニューマーク、そして前述の「ONLY THE YOUNG」のみ参加しているドラマーは、80年代はMr. Mister、90年代はKING CRIMSONのメンバーとして有名なパット・マステロットとなっています。

語るべき点が多い、バンド、アルバムではありますが、パティのハスキーなパワフル・ヴォイスと、洗練されたバンド・サウンドによる良質メロディ集となった本作は、80年代が産んだ傑作の一つとしてもっと再評価がされていいと思います。

2015年2月27日 (金)

BON JOVI SLIPPERY WHEN WET

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは86年作、最早説明不要のボン・ジョヴィのサード・アルバム、「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ」、入荷しました。

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ボン・ジョヴィがハード・ロック、メタルのカテゴリで語られていたのは、本作をピークとするポップ・メタル、LAメタルのブームの中だったと思いますが、普段ロックを聴かない人達をも巻き込んだ現象が以降世界的ロック・バンドへのし上げていったのでした。

ヴィジュアルが派手で、楽曲が覚えやすい、というバンドはなにも彼等が初めてだったわけではありせん。

このアルバムが非常に優れていたのは、ブルース・フェアバーン、デズモンド・チャイルドといったブレーンを採用し、80年代メタルの雛形とも言えるバラエティに富んだカラフルさを完成させた事だったと思います。

圧倒的に完成されたスタジアム型アンセム、従来のアメリカン・ハードの伝統を引き継いだ土臭さ、甘くとろける様なハード・ポップ、バラード・ソングの上手さ、それらがバランス良く配置されています。

けっして目新しい方法論ではないにせよ、ド派手なアレンジ、分厚いサウンド・プロダクションと共に、キラキラしていた時代を巧みに切り取ってみせたのだと思います。

特に日本人にとっては、デビュー期から今一つ突き抜けない彼等の現状を悔しく思っていた人も多かったと思われ、本作で大ブレイクした姿をとうとう見る事ができた事により、その感動も大きかったのではないでしょうか。

新たな産業ロックのお手本となった事により、揶揄される事も確かに多いとは思いますが、80年代の音楽シーンが彼等を中心に回っていた時期が確かにあったのは、誰も否定できないと思います。

2015年2月26日 (木)

OZZY OSBOURNE SCREAM

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オジーのオリジナル・アルバムとしては、記念すべき10作目となった2010年作、「スクリーム」、入荷しました。

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ザック・ワイルドが再び離脱した事により、ガス・Gがギタリストとして参加、他のメンバーも全員新たに変えられています。

リズム隊はロブ・ゾンビのバンドから迎えられ、キーボードには本作で作曲面でも貢献しているアダム・ウェイクマンが加入しています。

結果60歳を超えるオジーの若返りが大成功しています。

バックのサウンドは実に手堅いメタル・バンドとしてまとまり、歌メロはキャッチー、オジーのヴォーカルにも張りが見られます。

無駄な部分も全く無く、この辺のプロダクションは前作から引き続きオジーとの名タッグとなったケヴィン・チャーコのプロデュースによる手腕だと思います。

名ギタリストを次々と発掘し、その都度サウンドの微妙な変化と進化をしてきたオジーが、ここでも理想的なモダンなメタルを展開したのは当然の事なのですが、そのプロフェッショナルな仕事には本当に頭が下がります。

オジーの私生活が芸能的に世間に知れ渡っているだけに、ミュージシャンとしての彼のセンスには驚く人も多いのではないでしょうか。

オリジナル・サバスが復活した事により、更に評価が高まった事はロック・ファンにとっては嬉しい事ですが、停滞中のソロ活動おける「まだまだやれる現役感」が本作により証明されただけに、ここでの正統派モダン・メタル路線をもっと追求して欲しいと思えます。

2015年2月25日 (水)

SLAYER LIVE UNDEAD

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは84年作、スレイヤーの初のライヴ盤となった1枚、「ライヴ・アンデッド」、入荷しました。

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初期の彼等のアグレッシヴな若さ、そして当時のアンダーグラウンド・シーンに確実にスラッシュが根付いていく様が生々しくパッケージされた記録として貴重なものとなっています。

新進レーベル、METAL BLADE RECORDSから83年に「SHOW NO MERCY 」でデビューした彼等は、クラブ・サーキットを敢行し、本作はおそらくその最中の音源であると思われます。

ほぼ同時期にメタリカがデビューしていますが、LAではまだまだ彼等はスラッシュ・メタルとして認知されるかされないかの頃だったはずなのですが、観客の熱狂ぶりは半端ではありません。

叫び狂うという表現がピッタリな状況の中、バンドのプレイもほぼ全編がクライマックスと言える疾走ぶりが目立ちます。

デビュー・アルバムの曲が披露される中、84年リリースのEP、「Haunting the Chapel」収録の「Capter Of SIn」、そしてメタル・ブレイドの伝説的コンピレーションの一つ「Metal Massacre III 」のオープニングを飾った「Aggressive Perfector」もプレイされています。

スラッシュ夜明け前の空気、スレイヤーのごく初期の熱気を知るには最適な1枚で、ファンなら必聴と言えるでしょう。

2015年2月24日 (火)

KING KOBRA NUMBER ONE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

キング・コブラのコンピレーション盤、「ナンバー・ワン」、入荷しました。

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カーマイン・アピスが率いるキング・コブラは、LAメタル・シーンが生んだ名バンドの一つですが、まさに時代の徒花と化した印象も強かったと思います。

彼等は80年代に3枚のアルバムを残し、カーマイン親分がジョン・サイクスと共にBLUE MURDERで活動をすると同時に一旦消滅していきます。

どうも今となってはカーマインのライフワークとでも言うべきバンドになっている気もしますが、本作は元々99年にリリースされた「The Lost Years」というコンピレーション盤です。

06年に改題、デザイン変更がされ再発されたのですが、これが侮れない1枚となっています。

80年代のアウトテイク集といった内容ですが、どの曲もキラキラした彼等の魅力が満載となったメロディアス・ハード、ハード・ポップが堪能できます。

またこのバンドは優れたヴォーカリストが在籍していた事でも有名だと思います。

マーク・フリー、ジョニー・エドワーズ、ケリー・キーリング、ポール・ショーティーノといったHR/HMファンには馴染みの深いヴォーカリスト達が名を連ねています。

本作が興味深いのは、マーク・フリー脱退後に一時的に参加した元BULLETBOYSのマーク・トリエンが一時的に加入した時期の音源も含まれている事です。

彼が参加したのは4曲目の「YOUR LOVE'S A SIN」で、ソウルフルな声を活かしたヴァン・ヘイレン風のバンド・サウンドがユニークな1曲となっています。

またデヴィッド・ボウイとの活動や、元GIUFFRIAのデヴィッド・グレン・アイズレーとDIRTY WHITE BOYを結成した事でも有名なギタリスト、アール・スリックも一時加入していた様で、本作では3曲プレイしているのも驚かされます。

カーマインの人脈なのか、意外な人選も楽しめるのも、キング・コブラという稀有なバンドの醍醐味であったのかもしれません。

未発表曲集という変則的なアルバムではありますが、80年代メタル臭がプンプンとする1枚だけに、このバンドのファンはもちろん、ヘア・メタルをこよなく愛する方にはたまらない1枚だと思われます。

2015年2月23日 (月)

CHICKENFOOT CHICKENFOOT Ⅲ

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

前作から2年、スーパー・プロジェクトとして話題になったチキンフットの第2弾アルバム、「チキンフット Ⅲ」、入荷しました。

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VAN HALEN時代からの相性の良さを見せるサミー・ヘイガーとマイケル・アンソニー、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス、そしてジョー・サトリアーニの布陣はもちろんそのまま、バンドとしてのまとまりもここへ来てかなり固まっています。

「あまりに出来が良いので、II をすっ飛ばして III になった」とサミー・ヘイガーが言っていた様ですが、もう三枚アルバム出したんだ、と誤解した人も少ないのではないでしょうか。

一聴して感じるのは、かなり曲調が広がった事でしょう。

前作ではヴァン・ヘイレンはおろか、ツェッペリンに肉薄する超弩級のハード・ロック大会というイメージが強かったのですが、サミーのライトなポップ・センスやバラード・ソング、そしてメンバーの年齢相応の渋さも生かされ、より全員の器用さが目立つ様になったと思います。

引きの魅力と言うべきでしょうか、ベテランならではの貫禄と技なのだと思います。

サトリアーニがいくら控え目に弾いても、サミーが歌えばダイナミズムが生まれるという黄金の方程式がここで確立された様です。

マイケル・アンソニーのコーラスも絶好調で、サミーとの絡みはヴァン・ヘイレンを思い出さずにはいられませんが、おそらくこの二人は公私共に良きパートナーなのだという事が伝わってきます。

爆発力とインパクトは前作、バラエティさとメロディの充実度は本作という分け方ができると思いますが、いずれにしても次なる新作を期待せずにはいられません。

彼等の動向はその後あまり伝わってきませんが、どうも昨年のサミーのツアー(SAMMY HAGAR & THE CIRCLE名義)において、サミーの誕生日当日にCHICKENFOOTのメンバー全員がステージに終結し、ツェッペリンの「Rock 'n’ Roll」のカヴァーを含む数曲を披露し観客を驚かせた様で、まだまだこのプロジェクトは継続中なのだと思われます。

本作には3Dメガネのオマケ付きで、ジャケットのデザイン・アート、及び内部写真、更に各メンバーのフォトカードが付属していて、全てが3D写真として楽しめます。

2015年2月22日 (日)

JUDAS PRIEST REDEEMER OF SOULS

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

メタル・ゴッドが6年ぶりに帰還、通算17作目となった最新作、「贖罪の化身」、入荷しました。

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意外な事に全米では初のトップ10入りを果たしたヒットとなり、彼等に対する熱い支持は未だに健在である事が証明されました。

ツアーからの引退、そしてオリジナル・メンバーでありバンドの派手なヴィジュアルを象徴していたK.K.ダウニングの脱退と、ファンにとってはいよいよ終焉か、と思われても仕方のなかった状況の中、本作のオープニングの雷鳴のSEに続くメタリックなリフに狂喜した人は多いと思います。

新メンバーとなったリッチー・フォークナーは、バンドを若返らすと共に、ヴィジュアル面でも作曲面でも大きな貢献をしていると思われ、今後のジューダスの展開に期待を持たせてくれています。

前作の2枚組大作、「ノストラダムス」がバンド史上初のコンセプト・アルバムとなり、かなりの意欲作ではありましたが、困惑と失望の声もけっして少なくなかったと思います。

彼等は以前にも「黄金のスペクトル」での極端なアメリカン・マーケット指向、そして「ターボ」でのシンセ・ギターの大幅導入等、問題作を発表してきていますが、その都度軌道修正を図り、「復讐の叫び」、「ラム・イット・ダウン」といった力作でファンを取り戻してきたわけです。

そして本作でもまた前作の実験的要素は一切排除、考えられるジューダスの最も濃い部分を全て詰め込んだ様なメタル・アルバムとなっています。

確かに全盛期と比べると、贔屓目に見ても衰えは否定できません。

ロブの声は致し方無いとしても、重低音が引込みすぎるミックス、決定的なフックを持つキラー・チューンの不在等、彼等に対する期待と愛が強ければ強すぎる程目についてしまうかもしれません。

ただ個人的には本作の魅力は何度も何度も聴き倒す事によって、徐々に体に染みこんでくる類のものだと考えます。

サウンド・プロダクションの甘さも、そういった効果を狙ってあえて控え目にしたのでは、と勘ぐってしまいます。

「Down In Flames」や「Hell & Back」は、「背徳の掟」の流れを汲むナンバーであるし、「Metlizer」や「Battle Cry」は「ペインキラー」に入っていてもおかしくなかったろうし、ラスト・ナンバーの「Beginning Of  The End」に至っては「背信の門」まだ遡ってくれています。

そしてユニークなのは「Crossfire」でのブルージーなリックを持ちだしている事で、もちろんメタル・ゴッドのやる事ですからミドル・テンポでのヘヴィ・ナンバーにはなっているのですが、じっくり聴くと実にバラエティに富んだ内容である事に気づかされます。

デビューから40年、主要メンバーが60代半ばという事を考えると、彼等にメタルの未来を託すのは酷な事なのですが、彼等の新たな序章という意味で考えると、やっぱり期待ができる完成度ではあると思います。

前作からの見事なメタル回帰を果たした点、新体制によるバンドの充実度、それを考えると次作を聴きたくて仕方ありません。

2015年2月21日 (土)

DEF LEPPARD MIRROR BALL-LIVE & MORE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

デフ・レパードが2011年に発表した、デビュー30周年にして初のオフィシャル・ライヴ盤、「ミラー・ボール」、入荷しました。

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スタジオ・ワークの凝りようによって、個性を保ち続けてきたバンドですが、ライヴでの再現力も非常に優れていた事は昔から有名だったと思います。

完璧なバンド・サウンドと、グレイテスト・ヒッツに近いセットリストは、まさにファン待望のアルバムと言えるのではないでしょうか。

2008年から行われた「Sparkle Lounge Tour」からの音源となり、セットリストも当時の最新作からのナンバーが挟まれているのですが、「Switch 625」がプレイされているのには喜ばずにはいられません。

本作の聴きどころはライヴ音源だけではありません。

スタジオ・テイクの新曲3曲も含んでいて、これがまた素晴らしいナンバーとなっています。

「Undefeated」は、「Adrenalize」に収録されていてもおかしくない、典型的なレパード節が炸裂しています。

「It's All About Believin'」も、80年代の彼等を彷彿させるミドル・ポップ・ナンバーで、いかにもフィル・コリンといったセンスが漂っています。

過去にその影響は隠してきませんでしたが、クイーンへのオマージュがここまでされたのも珍しい、「Kings Of The World」が特に聴きものです。

リック・サヴェージ作によるこの曲は、これまで多くのバンドがQUEENをお手本にしてきた中、最も優れた成績を残したと言えるのナンバーではないでしょうか。

そしてDVDも必見で、ファンなら涙無しでは見られないシーンは、これまでの彼等の長い歴史の中で、おそらく最もドラマティックなものとなっている気がします。

ジョーによる突然のMCにより、今まで公の場では封印されてきたリック・アレンの悲劇をライヴ中に振り返り、ドニントンの大観衆がそれに応えます。

万感の思いの中、涙を浮かべるリック、彼を暖かく見守るジョーを始めとするメンバー、そしてオーディエンス。

世界的人気を誇るロック・バンドの、人情味溢れる一面を垣間見れる事に感激できます。

2015年2月20日 (金)

UFO AIN'T MISBEHAVIN'

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

UFOが80年代後半に二度目の解散をする前にリリースしたEP、「殺気!」、入荷しました。

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85年、フィル・モグ、ポール・レイモンドはUFOを再始動させ、「Misdemeanor」をリリースします。

元THE DAMNEDという異色のメンバー、ポール・グレイ(Bass)、無名の新人であるアトミック・トミー・Mという凄腕ギタリストを得て、UFOはバンド史上最も派手なサウンドを確立します。

キラキラしたキーボードとフラッシーなギター、そして完全にアメリカナイズされたメロディによる「Misdemeanor」はかなりの傑作でしたが、時代に乗り遅れた大物というイメージは拭いきれず、UFOはそのまま失速、再び解散を強いられてしまいます。

本作はその解散直前に残された新曲音源を集めたEPとしてリリースされたものですが、幻の名盤的な名曲揃いとなっています。

ポール・レイモンドはすでに脱退している様ですが、前作に引き続きトミー・マックレンドン(アトミック・トミー・M)のメロディ・センスとギターが炸裂し、キャッチーな陽性のハード・ロックは健在です。

むしろよりポップになった曲も存在し、中にはジャーニーやフォリナーの様なミドル・バラードも存在し、フィル・モグのセクシーな声だけがUFOの面影を残しているといいた様相を呈しています。

結局はこの極端なポップ指向ですら、バンドを窮地から救えなかったわけですが、UFOがここまで取り組まざるを得なかった時代でもあったという事で、モダンなハード・ロックの影にどこかつきまとう悲壮感が本作をユニークなものにしています。

邦題のセンスにもそんなバンドの状態が現れているのでしょうか。

原題の意味するところは、「もう悪さなんかしない」的なところだと思いますが、そのまま解散というのも実に皮肉なものです。

ただ全7曲、捨て曲無しの美麗UFOサウンドは、捨てがたい魅力に溢れています。

2015年2月19日 (木)

KISS TRIBUTE KISS MY ASS

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

出るべくして出たと言えるキッスのトリビュート盤、「キッス・マイ・アス」、入荷しました。

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その他多くのこの手の企画盤と趣きを異にしているのは、本作は元々ファンの要望から生まれたという事でしょう。

世界一ファンを大事にするバンドとも言えるKISSが動き出し、参加アーティストを募ったところ、なんとマドンナ、メタリカ、メガデス、パンテラ、オジー・オズボーン等々、多くの大物達が名乗りを上げたそうです。

実際にはいろいろな事情で実現こそできなかった様ですが、KISSとはそういう存在であるという証だと思います。

ほとんどが70年代のKISSクラシックと言えるナンバーがカヴァーされていますが、ボーナス・トラックとして収録された「UNHOLY」のみ、92年作の「REVENGE」からの曲となっています。
(カヴァーしたのは、ドイツの国民的人気バンド、DIE ARZTE。途中「ラヴィン・ユー・ベイビー」を挟むユニークなアレンジとなっています。)

日本人にとって話題となったのは、YOSHIKIの「BLACK DIAMOND」で、壮大なシンフォニーとしての美しいアレンジに驚かされました。

またレニー・クラヴィッツとスティーヴィー・ワンダーという驚くべきコラボも、「DEUCE」で果たされています。

TOOL、RAGE AGAINST MACHINE、FACE NO MOREのメンバーによるスーパー・プロジェクト、シャンディーズ・アディクションが、「悪魔のドクター・ラヴ」をカヴァーしているのですが、本作のためだけの共演というのも実に贅沢な話だと思います。

EXTREMEの「ストラッター」のファンキーなアレンジも、かなりユニークなのですが、全体的には独自の解釈が施されながらも、全参加者のKISS愛が感じられるカヴァー集だと思われます。
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2015年2月18日 (水)

SIGNAL LOUD & CLEAR

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは89年作、KING KOBRAで綺麗なハイトーン・ヴォーカルを聴かせてくれたマーク・フリー(現マーシー・フリー)が、Unruly Child参加前に結成したバンド、シグナルの唯一のスタジオ・アルバム、「ラウド・アンド・クリア」、入荷しました。

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ケヴィン・エルソンのプロデュースにより、見事な80年代ポップ・メタル作品となり、メロディアス・ハードの忘れ難い名盤の一つとなっています。

元アルカトラスのドラマー、ヤン・ウヴェナ、シーナ・イーストン等のサポートを務めてきたポップ畑のギタリスト、ダニー・ジェイコブス、そしてアリス・クーパー・バンドにいたベーシスト、エリック・スコットを含む4人編成ですが、サウンドはキラキラしたキーボードが映える分厚いものとなっています。

3曲目の「My Mistake」ではエリック・マーティンがコーラスとしてゲスト参加していますが、マーク・フリーの華やかなヴォーカルの方がやはり正直目立っています。

本作が当時あまり話題にならなかったのが不思議でしょうがないのですが、その完璧過ぎるサウンドがあまりにも優等生すぎたからでしょうか。

確かに毒気はほとんどなく、心地良いポップさのみが全体を占め、ジャーニーやフォリナーが残してきたAOR感さえ漂っているため飽和状態の当時のHR/HMシーンでは新鮮味は無かったのかもしれません。

ただ今改めて聴くと恐ろしく完成度の高いメロディに驚かされるばかりで、手堅く爽快なバンド・サウンドはEUROPEやMR. BIGを手掛けてきたケヴィン・エルソンならではのものがあります。

マーク・フリーのその後の転身は多くのメタル・ファンを驚かせたとは思いますが、この人のキャリアの中ではKING KOBRA以上の美メロとして誇れるものだと思います。

2015年2月17日 (火)

KEEL LARGER THAN LIVE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

キールの89年作、通算5作目で、スタジオ・テイクの新曲とライヴ・ヴァージョンによる構成の変則的アルバム、「ラージャー・ザン・ライヴ」、入荷しました。

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結局彼等は本作リリース後、一旦解散を宣言しています。

それもそのはずと思われる、徹底した旧型LAメタル・サウンドに終始していて、ガンズ、メタリカがシーンを牽引する中、すでに彼等のインパクトは薄れていたのかもしれません。

ビッグなドラム・サウンド、分厚いコーラス、ミドル・テンポでのキャッチーなリフ、そして甘みタップリのパワー・バラードと、好感が持てる程80年代メタルを聴かせてくれます。

ロン・キールという人はけっして器用なヴォーカリストではないと思いますが、おそらくこれしか歌えないのではなく、これしか歌いたくないと思えて仕方ありません。

オリジナル・メンバーであるギタリスト、マーク・フェラーリがすでに脱退していますが、WARRANTやDIOで活躍したキーボーディスト、スコット・ウォーレン等を新たに迎え、サウンドもより派手になっています。

かなり完成度の高いバラード、「DREAMS ARE NOT ENOUGH」は、まるで80年代の終焉を告げるかの様なせつなさを持っているのですが、結構意識していたのでは、と勘ぐってしまいます。

「FOOL FOR A PRETTY FACE 」では、BLACK 'N BLUEのジェイミー・セント・ジェイムズ、そして今は亡きQUIET RIOTのケヴィン・ダブロウがコーラスで参加しているのですが、この二人はロンに声質が似ているせいか、良く区別がつかなくなってます・・・。

後半のライヴ・ヴァージョンでは、更に新曲を2曲披露してくれていて、彼等の代表曲とも言えるLAのメタルを象徴するアンセム、「THE RIGHT TO ROCK」、そしてROSE TATTOOのカヴァー、STEELER時代の「COLD DAY IN HELL」も含んでいます。

キラキラした時代の徒花となった感もありますが、この刹那的とも言えるフラッシーなメタルをこよなく愛する人にとっては愛聴盤になる事請け合いです。

2015年2月16日 (月)

IAN GILLAN BAND CLEAR AIR TURBULENCE

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは77年作、イアン・ギラン・バンドの2作目となったアルバム、「鋼鉄のロック魂」、入荷しました。

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SFチックでパワフルなイメージを想起させるジャケットと、邦題のセンスが、ギンギンにシャウトしているイアン・ギランの姿を想像してしまいますが、これが実に個性的で味わい深い1枚となっています。

ジャズ・ロック、プログレともずっと言われてきたこのバンドは、以降長年に渡りギランを支えるキーボーディスト、コリン・タウンズの加入により、いよいよその音楽性が更に広がっていきます。

ホーン・セクション5人を迎えた本作は、ハード・ロックとブラス・ロックの理想的な融合も見せながら、フュージョン・タッチのバンド・サウンドをギランがメタリックなシャウトでグイグイ引っ張るものとなっています。

特にコリンズの貢献が大きく、シンセでスペーシーなサウンドを展開しながら、パーカッション、そしてギランと華麗に絡むキーボードはハード・ロックのダイナミズムはもちろん、テクニカルなプログレ・バンドの佇まいさえ生んでいます。

「FIVE MOONS」でのファルセットでのソウルフルなバラードや、「MONEY LENDER」でのハード・ロッカーぶり等、ギランのバラエティに富んだ唱法も見事で、全編聴く者の耳を離さない吸引力を誇っています。

2015年2月15日 (日)

WHITESNAKE LIVE... IN THE SHADOW OF THE BLUES

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ホワイトスネイクの2006年のツアーを収録した2枚組、「グレイテスト・ヒッツ・ライヴ +4 NEW SONGS」、入荷しました。

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2003年、結成25周年を記念し、ライヴ活動のみで復活したホワイトスネイクは、多くのロック・ファンを狂喜させたと思います。

ダグ・アルドリッチ、レブ・ビーチというスター・プレイヤー二人を迎え、ドラムにはトミー・アルドリッジ、そしてキーボードにドン・ヘンリー等のサポート・メンバーを務めてきたティモシー・ドゥルーリー、若きベーシスト、ユーライア・ダフィというメンバーは、80年代の黄金期を凌駕する期待を持たせてくれました。

オールタイム・ベストと言えるセットリストと共に、来日公演も果たされ、デヴィッドの声の張りと名曲の数々にファンはバンドが今だ現役である事に感涙したのではないでしょうか。

本作が特別ない意味を持っているのは、新曲として収録された4曲のスタジオ・テイクが収録されているからだと思われます。

ダグという新たなパートナーを得た事により、これらの新曲の充実度が半端ではありませんでした。

「Ready an' Willing」、あるいはパープル時代に披露されていてもおかしくないハード・ロック・ナンバー、「Ready To Rock」は、ソロ作でアダルトな味わいを強調していたデヴィッドがかなり若返っているのが見てとれます。

「If You Want Me」はミドル・テンポながらヘヴィなリフとキャッチーな歌メロが絡むナンバーで、コーラス部分はいかにもデヴィッド節と言えるセクシーなポップ・センスが展開されています。

「All I Want Is You」は、ダグのメロディ・メイカーぶりが光るパワー・バラードで、「サーペンス・アルバス」以来、ホワイトスネイクの定番ともなったタイプの好ナンバーです。

「Dog」はツェッペリンをスピーディーにした様なヘヴィ・チューンで、中盤のダグのソロが80年代を思わせるものの、やはりデヴィッドがずっと歌い続けてきたタイプの曲と思われます。

もちろん充実したライヴの様子も濃厚なものなので、実に聴き応えのあるものとなっているのですが、彼等の新たな代表作となった「Good To Be Bad」が発表される以前は、この4曲に恐ろしく過剰な期待を抱いた人もかなり多かったと思われます。

結果としてその期待は裏切られる事なく、今に至っているわけですが、その過渡期的な記録としても興味深く聴けてしまいます。

2015年2月14日 (土)

HANOI ROCKS STREET POETRY

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

2007年作、復活ハノイ・ロックスの第三弾となったアルバム、「ストリート・ポエトリー」、入荷しました。

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残念ながらバンドは再び解散してしまったため、現在のところ最終作となった1枚です。

正直もっとこの路線で活動して欲しかったのですが、1曲目から最後まで継続される本作のパワーとメロディ・センスの勢いは、解散がもったいないくらいの高みを見せています。

ますます骨太になった感があるバンド・サウンドは、完全にハード・ロックへとシフト・チェンジをしていますが、マイケル・モンローの歌メロは相変わらずキャッチーで、時には可愛いとさえ思えるポップなメロディを聴かせてくれます。

初期のパンキッシュな香りもプンプンさせながら、グイグイ惹きつけるカッコ良さは本当に先天性のものだと思います。

ガンズ、モトリーが常に追いかけていた伝説的バンドだけに、その説得力はさすがと言うばかりで、3分前後で疾走していく甘酸っぱさと妖しさは昨今のバンドでなかなか出せる人達は少ないのではないでしょうか。

新ギタリストとして参加したファンク・メタル・バンドとして期待されていた元エレクトリック・ボーイズのコニー・ブルームが作曲面でも貢献していて、若々しさをハノイに与えてくれている気がします。

聴けば聴く程に復活を望まずにいられなくなるので、そういう意味では実に意地悪なラスト作を残してくれたな、という思いも残ります。



2015年2月13日 (金)

SLAYER REIGN IN BLOOD

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全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

86年作、スレイヤーの3作目にしてスラッシュの記念碑的作品となったアルバム、「レイン・イン・ブラッド」、入荷しました。

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全10曲、29分、その圧倒的速さだけではなく、ジャケットのまさに地獄絵図となった強烈な印象はそのまま音に反映されています。

イーヴィルかつアンソーシャルな内容は、彼等の以降のイメージを決定付けただけでなく、メタルの最も過激な部分を促進し、多くの批判や嫌悪の対象として槍玉に挙げられます。

それまでセックス、ドラッグ、バイオレンスを謳歌するとされていたメタルが、本作の政治的、宗教的に問題視された事実は間違いなくシーンの転機にもなっていったと思います。

その象徴的ナンバーが本作中最も最長の曲であり、オープニングでもある「ANGEL OF DEATH」でした。

複雑なリフと変速をしながら疾走していくカタルシスの中身は、実在したナチの医師をモデルとしたもので、その刺激的な歌詞が彼等をレイシストと呼ぶ声まで生んだわけです。

当然ファンは真意を汲み、その精神性と純度の高いメタルの完成度に敬意を払い続ける事によりバンドは神格化されていくという、実に逆説的な状況を生んでいます。

バンドは以降も反響をよそに独自の道を進み、メタリカ、メガデス、アンスラックスとは全く違った立ち位置をキープし続けるのは、本作における徹底した速さと何者も恐れぬ強い覚悟があったからでしょう。

ほとんどのナンバーが2分前後となり、一気に現実世界から引き離される得も言われぬ快感を覚える人も多いと思いますが、ラスト・ナンバーの「RAINING BLOOD」での血の雨と雷鳴の音がいつまでも耳から離れない後味の悪さこそが本作の最も恐ろしく、そして素晴らしいところだと思います。
  

2015年2月12日 (木)

AC/DC LET THERE BE ROCK

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オリジナルは77年作、AC/DCのメジャー通算3作目となったアルバム、「ロック魂」、入荷しました。

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彼等のアルバム、キャリアが金太郎飴的に例えられる中、バンドのイメージをガラッと変えた力作です。

前作は「悪事と地獄」と意訳されましたが、(原題の意味は意見の分かれるところでしょうが、「どんな仕事でも安く引き受けます!」的な意味です)、本作では旧約聖書の創世記の「光りあれ」を引用したのか、直訳は「ロックあれ」と、まさに以降のバンドのスピリットを現したものとなりました。

ブルージーな味わい、ハード・ブギの楽しさ、そうした持ち味はボン・スコットのヴォーカルに頼る部分が大きかったと思いますが、本作ではメタリックなリフをこれでもかと詰め込む事により、後のブライアン・ジョンソン期にも通じるAC/DC節が開花されています。

当時彼等がパンク・シーンの中で語られていたのは意外な気もしますが、このアルバムのエネルギッシュなサウンドを前にすると納得がいきます。

ライヴのハイライトともなった「WHOLE LOTTA ROSIE」は、まさにツェッペリンに対するAC/DC流解釈とでも言えるハード・ロックとなり、その猥雑な内容とは裏腹に見事ロック・クラシックとして現在も愛されています。

ちなみにこの曲の主人公、太った娼婦のロージーは、体重120キロとして紹介されています・・・

本作を最後に脱退したマーク・エヴァンスのベースがグイグイ引っ張るアルバム・タイトル曲の心地良いスピード感、後半の「OVERDOSE」、「HELL AIN'T A BAD PLACE TO BE」における息をもつかせぬスリリングな展開等、駄曲一切無しの完璧な構成となっています。

「PROBLEM CHILD」は前作からの再演となりましたが、この曲が本作の中ではかなりポップに聴こえてしまうのも特徴的かもしれません。

2015年2月11日 (水)

ROUGH CUTT ROUGH CUTT

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今年急逝したケヴィン・エアーズの72年作、「彼女のすべてを歌に」、入荷しました。

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後にQUIET RIOT、KING KOBRA等に参加するヴォーカリスト、ポール・ショーティーノを看板にした5人組で、LAメタル隆盛期の中で一括りにされた紹介されていましたが、かなり個性的なバンドだったと思います。

その最も特徴的なのはソウルフルなヴォーカルで、当時の80'sメタルの中ではかなり際立っていたとも思えます。

ジャニス・ジョップリンの「PIECE OF MY HEART 心のかけら」をカヴァーしているあたりは、かなり自信がなければ手を出さないところではないでしょうか。

後見人としてなんとロニー・ジェイムス・ディオの名前がクレジットされていますが、元々ロニーがメジャー・デビュー前の彼等のプロデュースをしていたようで、おそらくヴォーカリストとしてのショーティーノの資質に惚れ込んでいたと考えられます。

ジェイク・E・リーやクレイグ・ゴールディーが在籍していたり、ベーシストのマット・ソアはRATTに参加していた事もある様で、LAメタル夜明け前をくぐり抜けてきたバンドですが、その音楽性はかなりオーセンティックなハード・ロック・スタイルで、パーティー・ロック・タイプのナンバーでもかなり重厚感を漂わせているのが個性的です。

メロディアス・ハード、典型的LAメタルとバラエティに富んではいますが、やはり歌心溢れるヴォーカルとフラッシーなツイン・リードが他のバンドにはない魅力を感じさせてくれます。

残念ながら2枚のアルバムを残し解散してしまいますが、手堅いハード・ロックの好盤として忘れ難いバンドだったと思います。

2015年2月10日 (火)

VINCE NEIL ONE NIGHT ONLY

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ヴィンス・ニールのソロ名義となるライヴ盤、「ワン・ナイト・オンリー」、入荷しました。

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モトリー・クルー復帰後のヴィンス・ニールが、何故か地道なソロ・ツアーをしていましたが、本作は突如としてリリースされた彼のライヴ盤です。

ニッキー・シックスがかなり批判的だった様ですが、それもそのはずでセットリストのほとんどはモトリーのナンバーという内容だったからです。

本作でもヴィンスのソロ・キャリアのナンバーは、「Look In Her Eyes」のみ、あとはモトリーの黄金ヒット・パレードといった様相を呈しています。

ただこのライヴをファンとしては当然否定し難く、最後まで楽しめてしまうわけです。

モトリーの初期を支えたサンセット・ストリップの名門クラブ、「ウィスキー・ア・ゴー・ゴー」でのライヴという事もあり、ヴィンスも感慨深いものがあった様です。

バックを支えるメンバーは、元UNIONでブルース・キューブリックやジョン・コラビと活躍していたジェイミー・ハンティング、ブレント・フィッツ(彼はSLASHのサポート・メンバーとしても有名です)、そしてブレント・ウッズなるギタリストを据えて、ほぼオリジナルに忠実なアレンジで聴かせてくれます。

本家のライヴと比べる必要もないとは思いますが、クラブでの生々しい観客の熱い反応やバンドのダイナミズムがそのまま伝わる本作は、ヴォイス・オブ・モトリーの堂々たる貫禄を改めて思い知らされます。

2015年2月 9日 (月)

TYGERS OF PAN TANG ANIMAL INSTINCT

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タイガーズ・オブ・パンタンが、前作の「Noises From the Cathouse」から4年ぶりとなるスタジオ・アルバムとしてリリースした08年作の1枚、「アニマル・インスティンクト」、入荷しました。

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ヴォーカルに5代目となるイタリア人のジャコポ・メイレが迎えられ、バンドが一気に若返った気がします。

彼のジョン・デヴァリルほどソウルフルではないにせよ、スマートに歌いこなす中低音の声が洗練されたメタリック度を演出するのに大きな貢献を果たしているのではないでしょうか。

すでにオリジナル・メンバーはギタリストのロブ・ウィアーのみとなってしまいましたが、この日とが実にタイガーズの個性を良く理解していると思われ、あの独特のつんのめる様な疾走感がここで気持ち良いほど復活しています。

N.W.O.B.H.M.隆盛期のスピード感、鋭利なリフに絡むキャッチーな歌メロは、当時を知る人にとってはなんとも甘酸っぱく聴こえるとは思いますが、本作ではその空気が全体に流れていながらけっして古臭く響かないところが見事です。

考えてみればこのバンドこそが80年代ブリティッシュ・メタルの最先端を当時走っていたわけで、その当人達がここで披露しているのは過去の再演ではなく、それこそあるがままの姿に他ならないわけです。

メイデンにもデフ・レパードにもなれなかったのではなく、このバンドは元々個性的なリフとリズムをすでに確率していたという事なのでしょう。

ポップというにはあまりにも研ぎ澄まされていて、正統派メタルというにはキャッチー過ぎる、と言ったらいいのでしょうか、もっと再評価がされてほしい1枚です。

2015年2月 8日 (日)

MICHAEL SWEET MICHAEL SWEET

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92年時のSTRYPER解散後、マイケル・スウィートが発表したソロ名義での初のフル・アルバム、「マイケル・スウィート」、入荷しました。

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変わらぬ美声と優れたメロディ・センス、そしてクリスチャン・ロックとしての一貫した姿勢はここでも発揮されています。

CCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)として彼の活躍はアメリカでは有名な様ですが、あまり馴染みのないジャンルのせいか日本では本作のリリースも無かったと思います。

90年にデビューしたメロディアス・ハードの幻の名バンド、BLUE TEARSのメンバー、グレッグ・フルカーソン(09年に他界)、マイケル・スピアーズを迎え、ライト・メタルとでもいうべきスタイルを確立しています。

歌詞を見る限り、ストライパーよりもかなりストレートなクリスチャン・ロックの趣きが強いと思えますが、サウンドは恐ろしく冴えまくっています。

ジャーニー、フォリナーを軽く凌駕し、しかもハード・ロックとしてのダイナミズムもしっかり残し、バラード・シンガーとしてのセンスももちろん非凡なものを見せています。

ストライパーがかなりメタリックな要素を持っていたのに対し、マイケルのメロディアスな側面が全面に生かされた事により、後に参加する事になるBOSTONにも通じるアメリカン・プログレ・ハードへ接近したと言えるかもしれません。

HR/HM系のバンドのシンガーのソロ作は、AOR寄りのものが多いというイメージが強い気もするのですが、本作に限ってはしっかりとハード・ロック・ファンにもアピールするサウンドだと思います。

2015年2月 7日 (土)

SAGA IMAGES AT TWILIGHT

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オリジナルは79年作、カナダの名門プログレ・ハード・バンド、サーガのセカンド・アルバムとなった、「イメージズ・アット・トワイライト 旧邦題 『黄昏のイメージ』」、入荷しました。

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透明感のあるカナディアン・ハードらしいメロディを持ちながら、彼等が独自の個性を放っていたのは、欧州的な湿り気を持つヴォーカルとエレ・ポップにも通じるシンセの多用であったと思います。

本作ではすでにそのスタイルが確立され、曲によってはELOにも通じるポップ・センスを開花させています。

その陽性の高揚感と同時に、重厚なプログレ・ハード路線も展開されていて、彼等が前作から始め出し、以降のアルバムでも続ける事となる壮大な「Chapter」シリーズの第1章として収録された「Images」ではドラマティックなメロディを聴かせてくれます。

また「Mouse In A Maze」では初期のQUEENの様なコーラス・ワークとギター・サウンドにより、ハード・ロック・バンドとしてのダイナミズムも見事なものを感じさせてくれます。

非常に器用なソング・ライティングが飽きさせないのですが、やはりメインとなるヴォーカリストの声質が好き嫌いを分けてしまうのでしょうか。

哀愁感たっぷり、煮えきらない独特の低音ヴォーカルが、キラキラしたメロディを妙にセーヴしてしまうところにSAGAの魅力があると思うのですが、アメリカン・プログレ・ハードの突き抜け方に慣れてしまうと物足りないと思う人も多かったのかもしれません。

アメリカよりも欧州で彼等が絶大な人気を誇っているのも納得がいくのですが、80年代を目前にしながらすでに本作におけるこの完成度は奇跡的にも思えてなりません。

ジャケット・アートの素晴らしさも、彼等のキャリアの中ではベストと言えるのではないでしょうか。

2015年2月 6日 (金)

BLACK 'N BLUE LIVE IN DETROIT-1984

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2002年に突如としてリリースされた、ブラック・アンド・ブルーの84年のライヴを収録したアルバム、「ライヴ・イン・デトロイト・1984」、入荷しました。

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トミー・セイヤーがKISSの正式ギタリストとしてアナウンスされたのが2002年だったので、おそらくあやかろうと思ったどこかの誰かが過去の音源を必死になって発掘した結果だとは思うのですが、なかなか良い仕事をしてくれたと思います。

ほとんど手が加えられてないと思う荒々しい音質と、会場の盛り上がりぶりが生々しく伝わる観客の絶叫が、当時のHR/HMが一気にメインストリームへと駆け上がっていこうとしていた姿までも捕らえている気がします。

デビュー直後のライヴだとは思うのですが、ファースト・アルバムの10曲中9曲が収めれられていて、ディーター・ダークスの硬質なプロデュースが正統派メタルの側面を強くしていたスタジオ盤と比べると、このライヴ盤ではパーティー・バンドとしての魅力もあった事を思い知らされます。

若くルックスも良く、そして何よりもタイプの違うキャッチーなメタル・ソングが揃っていた事もあり、当時の観客も次世代のヒーローとして熱い視線を注いでいたに違いありません。

SWEETの「ACTION」をカヴァーするあたりはデフ・レパードにも近いセンスをうかがわせ、MCでの煽りやバンドの実力はアメリカのバンドらしいイケイケの勢いを持っている事もあり、当時の新人バンドの中ではかなりユニークな存在であったと思います。

まあ良くも悪くも80年代メタルの象徴的なライヴ、と言えるのかもしれませんが、デビュー時にこれだけの良曲を揃えていたのはやはり見事だったと思います。

KISSファンがトミーの過去を知るにはもちろん、80'sヘア・メタルの歴史を紐解くにも最適と思われる1枚だと思います。

2015年2月 5日 (木)

TESTAMENT THE NEW ORDER

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テスタメントがスラッシュ・シーンの底上げと、自らの知名度を高めたセカンド・アルバム、「ニュー・オーダー」、入荷しました。

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ベイエリア・クランチの特徴的なサウンドに加え、流麗なギターが絡むスタイルを確立し、更に本作ではコンセプチュアルな歌詞世界を交えています。

メタリカ、メガデス、スレイヤー、アンスラックスの四天王が築き上げたスラッシュ・メタルの流れを汲んでいながら、メジャー・シーンに登り詰める一歩手前の迫力が新鮮にも響いてきます。

彼等の名を更に有名にしたのは、エアロスミスのカヴァーである「NOBODY'S FAULT」の存在があったと思われます。

シリアスな歌詞が珍しいとも言えるこのエアロスミスの曲は、本作の世界感(核戦争後の世界)にピッタリとはまり、ヘヴィなグルーヴが見事ザクザクと生まれ変わっています。

同時代のメタリカ以降のスラッシュ勢とは、知性、音楽性の歴然とした差を見せつけた1枚です。

2015年2月 4日 (水)

SAXON DESTINY

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オリジナルは88年作、サクソンの9作目となったアルバムで、彼等のアメリカン・マーケット狙いのサウンド指向が極まった1枚、「デスティニー」、入荷しました。

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同期とも言えるIRON MAIDENの正統派メタル、DEF LEPPARDのメロディアス路線、そのどちらにも振りきれない、ある意味芯の強さこそがサクソンの魅力でもあったと思うのですが、80年代後半のHR/HMの過渡期とも言える時代は踏ん張りどころでもあったはずです。

オープニングでいきなりクリストファー・クロスのカヴァーを持ってくる突き抜けっぷりには驚かされましたが、結果的には空振りに終わってしまったのが残念です。

かつて83年作のアルバム、「POWER & THE GLORY」収録の「Nightmare」で、そのイントロがクリストファー・クロスのヒット曲、「SAILING」に似ているという指摘があったと思いますが、それを逆手に取った様なカヴァーが素敵です。

ちなみにサクソンは84年のアルバム、「CRSADER」では「Sailing To America」というオリジナル・ナンバーそ収録していますが、これがまた見事なメロディアス・ハード・ポップとなっていました。

そうした経緯があってこそのポップ化だと理解すると、本作も更に興味深く聴けてしまうと思うのですが、彼等の中に脈々と流れるバイカーズ魂が邪魔するのか、従来の王道サクソン節とキラキラした80年代メタルが同居した作風に好き嫌いがはっきりするのかもしれません。

もろデフ・レパード化したミドル・ポップ・バラード、「I CAN'T WAIT ANYMORE」、まるでSTRYPERの様にも聴こえるキーボード主導のハード・ポップ・ナンバー、「WE ARE STRONG」等、大胆なアプローチを挟み、ストイックなリフによる鋼鉄節が炸裂するナンバーとの対比が、この時期のサクソンの特徴にもなりました。

彼等の見かけによらない器用さが仇となっているのは否定できず、一途なメタル魂とバンドの旺盛なソング・ライティング・センスが両立しないという悪い例になってしまったのかもしれません。

ただそれでも本作は憎めない傑作になっているのも事実だと思います。

ボーナス・トラックとして追加収録されたシングルB面曲、「LIVE FAST DIE YOUNG」が信じられなき位カッコいいN.W.O.B.H.M.の哀愁型疾走ナンバーとなっているのですが、この曲こそがSAXONの最もSAXONらしい部分を象徴しているのが皮肉です。

2015年2月 3日 (火)

TOMMY LEE NEVER A DULL MOMENT

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METHIDS OF MAYHEMから3年、トミー・リー名義でソロ・キャリアを開始した2002年作の1枚、「ネヴァー・ア・ダル・モーメント」、入荷しました。

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作詞作曲はもちろん、ほとんどの楽器をこなすマルチプレイヤーぶりを発揮した傑作となっています。

前作ではアップ・トゥ・デイトな音楽性とトミーの暴れん坊ぶりが目立ちましたが、本作ではスマートなソング・ライティングが彼の新たな魅力を引き出しています。

インキュバスやデフトーンズといったニューメタル勢とのコラボや、ミクスチャー路線の続投もあるのですが、むしろシングルとなった「Hold Me Down」や、「Blue」、「Why Is It」等のスロー・ナンバーでの器用さ、味のあるヴォーカルが生来のロッカーとしてのセンスをうかがわせます。

モトリー在籍時から見せていたモダン指向がここまで完璧な形で具現化されてしまうと、ドラマーのアルバムだという事を忘れてしまうくらいなのですが、元々キャラの立っていた彼だけにサウンドもこれだけ派手でないと見合わないのかもしれません。

21世紀型王道アメリカン・ロックと言えるスタイルには、すでにモトリー・クルーの看板も不要なのですが、どうしても「DR. FEELGOOD」や「WILD SIDE」等のドラムを欲してしまう人も多いと思います。

ただあえて言うなら、あのモトリーのメンバーの中では最も挑戦的で冒険性のあるミュージシャンはトミーであるという事なんだと思います。

デヴィッド・ボウイの75年のナンバー、「Fame」を見事に現代的に崩してみせた手腕に、その彼の真価が現れている気がします。

モトリーがピストルズをカヴァーしたのとはまた違った意味を持っていると思われるのは、トミーの「常に変化と成長を続け、一時も同じ姿でいることのないボウイへの敬意」という言葉に全てが象徴されているのではないでしょうか。

モトリーがどうしても80年代の幻影に追われ続けている事に、彼自身が一番敏感だったのかもしれません。

2015年2月 2日 (月)

IRON MAIDEN POWERSLAVE

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オリジナルは84年作、アイアン・メイデンの通産5作目、「パワースレイヴ~死界の王、オシリスの謎~」、入荷しました。

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本作を彼等の最高傑作として挙げる人も少なくないと思います。

英国のNWOBHMブームからアメリカへ飛び火したハード・ロック、メタルは、やがてポップでキャッチーなサウンドが主流となっていく中、彼等はジューダス・プリーストが完成させたメタルの王道路線を更に物語性、プログレ的な要素を加えてより硬質なものへと昇華させていきました。

加えてブルース・ディッキンソンという稀代のヴォーカリストによる表現力と、彼等特有の高揚感溢れるアンセム・ソングとしてのメロディの確立により、全メタル・ファンの心を捕らえて離さない存在となった感があります。

メタル・ソングとしての普遍性さえ獲得した大名盤です。

メタルがティーンエイジャー特有の一過性の熱ではなく、全世代の共通認識、文化として根づかせた功績はあまりにも大きいと思われます。

2015年2月 1日 (日)

SEX MACHINEGUNS LIVE!! FINAL ATTACK at BUDOKAN

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セックス・マシンガンズにとっては3作目のライヴ・アルバムとなった2枚組、「ライヴ!! ファイナル・アタック・アット・ブドーカン」、入荷しました。

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当時彼等が惜しまれつつも解散宣言をした中で行われたラスト・ライヴ・ツアー、「FINAL ATTACK」の最終公演となった武道館での熱い記録となっています。

デビュー当時からのファンにとっては感慨深いアルバムではあると思いますが、現在に至るまでの彼等のキャリアを冷静に見た上で聴き直すと、バンドの疾走の歴史と日本におけるメタルの変遷をもまざまざと見せつけてくれるものとなっている気がします。

ジャパメタという言葉の有効性がとっくに無くなり、メタルそのものが形骸化、そひて分散、拡散していった90年代後半、彼等の方法論は言ってみれば誰もが手つかずのまま避けていたタブーでもあったと思います。

かつてオジーやロブ・ハルフォード、あるいはKISSやアリス・クーパー、そして日本ではデーモン閣下がすでにメタルのギャグ的側面を真摯な姿勢で貫徹する事で得たステイタスは、後続のミュージシャンにとっては入りやすい手法であると同時に恐ろしい程の鉄の意志がなければ成立しないものであったと思います。

おそらくはANCHANGが一番良くそれを理解していたのではと思われますが、本作における数々の正統派メタル・ソングのダイナミズムは、バンドが死守してきたメタルの大衆化目的の戦法もかなりオーセンティックなメタル・バンドとして完成されてしまった感があるのではないでしょうか。

高性能メタル・ショーとして楽しめるのはもちろんなのですが、邪推せずにはいられない部分も確かに残ります。

極端な手法で果敢に走り続けてきた彼等が、結果的には優れたメタル・バンドとしての魅力が一人歩きする事と、ユニークなキャラを強調する事との間でバランスを保つのが難しくなった気がしてなりません。

メタル・ファンが彼等に求めるものは一体何なのか、彼等は今も真剣に取り組んでいるに違いないと思いますが、ここ日本では唯一無比とも言える存在だけに末永い活動を切に願います。

 

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