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2014年12月の31件の記事

2014年12月31日 (水)

MICHAEL SCHENKER GROUP WRITTEN IN THE SAND

1_000000002460_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

今年一年、大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。

そしてどうかみなさま、良いお年を。

今年最後のご紹介となります。

マッコーリー・シェンカー・グループで3枚のスタジオ・アルバムを残し、再結成UFOへの参加を経て、とうとう神がマイケル・シェンカー・グループ名義を復活させた96年作の、「リトゥン・イン・ザ・サンド」、入荷しました。

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インギーの元にいたバリー・スパークス、シェーン・ガラスのリズム隊、そしてスウェーデンのバンド、グレイト・キング・ラットのヴォーカリスト、リーフ・スンディンという人選はかなり意外でしたが、ロン・ネヴィソンの好プロデュースによりメタリックなバンド・サウンドが目立つ1枚となっています。

特にガラスのドラムが本作の硬質なサウンド・プロダクションに良くマッチしていて、以降B'zのサポート・メンバーとして活躍するのも我々日本人は特に納得してしまうのです。

全体的には渋目のハード・ロック路線が強化されていて、再結成UFOでのブルージーなスタイルよりは神の流麗なメロディが目立つものにはなっていると思われます。

考えてみれば、これまでマイケル・シェンカーというギタリストは経験豊富なキャリアから培われたミュージシャン・シップ、あるいはエゴを持ったミュージシャンの側にいる事で、そのまさに神に近いメロディの閃きを見せてきたのでは、と思われます。

本作での布陣の中で見られるのは、人間宣言を高らかに掲げたマイケルのナチュラルなハード・ロッカーぶりではなかったか、と穿った見方をしてしまいます。

愛娘に捧げたインスト、「ESSENCE」を聴いて震えを覚えた古くからのファンも多かったと思いますが、まるで燃え上がる寸前のところでストイックにクールなリフに徹底するプレイは、ある意味新鮮ではありましたが、閃きがスポイルされたと感じられても仕方ないのかもしれません。

ただ「Love Never Dies」や「Take Me Through The Night」といったナンバーに、かつての80年代MSGの面影をやはり見てしまうのです。

アダルトになったと割り切るのも簡単ですが、じっくりと聴くとスルメイカ的な味わいがあるのも事実です。

神と呼び、崇めてきたわけですから、信じる者は救われるというごくごくシンプルな教えを思い出すには十分の魅力はある傑作だと思います。

2014年12月30日 (火)

BLACK 'N BLUE WITHOUT LOVE

Simg455_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

今やKISSのトミー・セイヤーが在籍した事で有名なバンド、BLACK N BLUEのセカンド・アルバムとなった1枚、「ウィズアウト・ラヴ」、入荷しました。

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本作がリリースされたのが85年8月、そしてそのちょうど一年後にBON JOVIの「RY WHEN WET」が発表されます。

今は亡き名プロデューサー、ブルース・フェアバーンが、ボン・ジョヴィと共に大ブレイクする寸前に本作を手掛けています。

時期がもう少しずれていたら、と思える程しっかりした内容で、このアルバムがビッグ・ヒットしなかったのが悔やまれてなりません。

彼等が登場したのはJUDAS PRIESTやSCORPIONS、そしてVAN HALEN等が大活躍していた84年、つまりは70年代からの大物バンドが80'sメタル隆盛期を牽引していた時代でした。

その中でBLACK 'N BLUEは、新世代のバンドとして正当派アメリカン・ハードと欧州的メタルの魅力を持ったデビュー作が注目されました。

若くてメンバー全員のルックスも平均点以上、キャッチーなシングルも書ける才能溢れたバンドが、セカンドでは一気にポップ・メタル化をしたのでした。

もう少し、あともう少し我慢していれば、彼等も「MISS MYSTERY」等の優れたミドル・ハード・ポップのキラキラ・ソングでMTVを沸かせた事もできたかもしれません。

あるいは「Rockin' On Heaven's Door」や「Stop The Lightning」といったLAメタル的な疾走ナンバーを、80年代メタルの定番ソングとしてヒットさせていたかもしれません。

ちょっとした運命のいたずらなのか、これ程完璧なメロディとリフを揃えながら、彼等は低空飛行状態から上昇する事はできなかったわけです。

それ程同時代のHR/HMの層が厚かったと見るべきなのでしょうが、こうしたバンドが埋もれる様にして消えていったのも、80年代の喧騒を象徴している気もします。

BON JOVIよりもポップなメロディ・センスを持つ一方、カチッとしたメタル・ソングも巧い器用さが、今聴いても惚れ惚れとしてしまう隠れ大名盤です。

2014年12月29日 (月)

WHITE SISTER WHITE SISTER

1_000000002457_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは84年作、ポップ・メタルがいよいよシーンを席巻しようと静かな盛り上がりを見せていた中、やはり同時期にGIUFFRIAとして活躍したグレッグ・ジェフリアのプロデュースによりデビューした4人組、ホワイト・シスターのデビュー作、「ホワイト・シスター」、入荷しました。

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バンド名はおそらくTOTOの78年作の「HYDRA」に収録されたナンバーから引用されたと思いますが、ジャケットに映るメンバーの姿からも、スペーシーなプログレ・ハード・サウンドが容易に想像できました。

曲によりリード・ヴォーカルが変わるツイン・ヴォーカリスト体制、キラキラしたキーボードとメタリックなギターによるサウンドは、アメリカン・プログレ・ハードに取って代わろうとしていたメロディアス・ハードという言葉がピッタリで、分厚いコーラスもシングル・ヒットを飛ばしていたジェフリアと双璧を成すものでした。

興味深いのは、メンバー自作の曲が並ぶ中、唯一「WHIPS」のみデニス・フレデリクセン、リッキー・フィリップス、パンキー・メドウスの名前が作曲陣としてクレジットされている点です。

これはグレッグ・ジェフリアが画策していたANGEL復活計画に関わっていたメンバーで、おそらく時期的にもエンジェル用に作られていたナンバーだと思うのですが、典型的なアメリカン・ハードのカラッとしたダイナミズムに溢れた曲となっています。

全体的にはメンバーの指向はTOTOやJOURNEYよりも確実にヘヴィ、同時代のNIGHT RANGERよりもメロウといった感じだったのだと思います。

当時のサウンド・プロダクションのせいか、随分音がこもった音質が気になりますが、巧みなメロディ・センスには捨て難い魅力があるのは絶対です。

このバンドは80年代に2枚のアルバムを残し消滅、90年代にはTATTOO RODEOと改名し、土臭いブルージーなハード・ロック・バンドとして再デビューをして驚かせましたが、本作のいかにも80'sマインドと言える美麗ポップ・メタル路線を貫いて欲しかったと思えてなりません。

2014年12月28日 (日)

FIONA FIONA

1_000000002447_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは85年作、フィメール・シンガーとして80年代のHR/HMシーンで活躍したフィオナのデビュー・アルバム、「フィオナ」、入荷しました。

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本名はフィオナ・フラナガン、一時期は本作で楽曲提供をしている80年代メタルの立役者、ボー・ヒルの奥方でもあった様です。

2000年代に復活をしたSTARZに参加していたセッション・ギタリスト、ボビー・メッサーノ、TWISTED SISTERのドラマー、ジョー・フランコ等の手堅いバンド・サウンドの中、顔に似合わないハスキーな声が華麗に絡むスタイルは、80’sマインドに溢れたものとなっています。

本作の半分の曲を手掛け、プロデュースを担当しているペッピ・マルチェロはすでに故人となってしまいましたが、元々はブルース・キューブリックも在籍していた事がある名門バンド、GOOD RUTSのメンバーで、職人的ソング・名カートしても活躍していた人で、キャッチーなメロディをここでも提供してくれています。

華やかなキーボードと艶っぽいギターと魅力的な声、更にフックのあるメロディが揃えば、これはもう悪いわけがありません。

ポップ・アイドル然としたヴィジュアルが、当時は裏目に出てしまったのか大ブレイクとまではいきませんでしたが、確実にメタル少年達のハートをつかんでいたと思います。

バラード・シンガーとしても個性的な声が映え、女性版BON JOVI、あるいはWINGERといった聴き応えがあります。

同時代にはリタ・フォード、リー・アーロン等のメタル・クイーンがかなりメタリックな路線を強調していましたが、フィオナはルックスもキュート路線、サウンドもハード・ポップ寄りのキラキラ・ハード・ロックを展開していました。

2014年12月27日 (土)

POISON HOLLYWEIRD

1_000000002455_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ギタリストのC・C・デヴィルが復帰してからの初のオリジナル・フル・アルバムとなった、ポイズンの2002年作、通算6作目となったアルバム、「ハリウィアード」、入荷しました。

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80年代に一時代を築き上げながら、リッチー・コッツェン、ブルース・サラセノとメンバーが入れ替わり、時代に翻弄されながらも必至にシーンとリンクしていこうとする姿が痛々しくもあった彼等ですが、本作ではやっと持ち前の底抜けの明るさが復活しています。

オリジナル・メンバーのポイズンに一体多くのファンは何を望むのか、それはウキウキ度とトキメキ度、音にすると甘すぎる程ポップな高揚感に溢れたハード・ロックそのものではないでしょうか。

本人達が一番それを心得ているようで、ここではバラード・ナンバーは抜き、全曲これぞポイズン節と言える80'sグラム・メタルとなっています。

脳天気だとか、お子様向けとか、ポップ・メタルといくらでも揶揄できるでしょう。

ただここまで楽しませてくれるバンドは、最早KISS等のベテラン・バンドくらいのものでしょう。

例えお茶の間には届かなくてもライヴではノリノリのパーティー・ロック大会になる事必至のナンバーばかりを揃える心意気には頭が下がります。

THE WHOのちょっとエッチな「SQUEEZE BOX」のカヴァーもピッタリで、インディ・レーベルからリリースになっていようが、化粧を落とそうが、お下劣だけど愛すべきキャラは健在です。

2014年12月26日 (金)

SIXX: A.M. THI IS GONNA HURT

1_000000002445_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

MOTLEY CRUEでの久々の活動、そして終焉宣言へと向かう中、ニッキー・シックスが4年ぶりにSIXX: A.M.を再始動させたセカンド・アルバム、「ディス・イズ・ゴナ・ハート」、入荷しました。

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前作の「Heroin Diaries Soundtrack」はニッキーの自伝、「ヘロイン・ダイアリーズ」を元にした過去との決別宣言でもあったと思えますが、本作では明らかに未来を見据えるロック・バンドの突き抜けっぷりが目立つサウンドが目立ちます。

DJ・アシュバ、ジェイムス・マイケルとのチームワークの良さも手伝い、ダークな雰囲気こそ天然のものながら昨今のモダン・ロックのエッセンスをキャッチーにまとめる手腕は見事です。

モトリーの限界はバンドの強烈なキャラクターこそが生み出しが副作用的なもので、音楽的進化よりも過去のキャリアばかりが求められる状況の中で停滞せずにはいられなかったのだと思いますが、ニッキーがSIXX: A.M.に見出した可能性はまだまだ限りが無いように思えます。

「LIVE FOREVER」と高らかに歌う事や、「SURE FEELS RIGHT」、「SMILE」の様な大らかなバラードはモトリーではけっしてやれなかった事だと思います。

どのナンバーも新鮮に聴こえるのは、ヴォーカルの巧さもあるのだと思いますが、ストリングスの導入等の多彩なアレンジ、そしてバンド全員によるソング・ライティングの素晴らしさにあるでしょう。

ドラマティックに盛り上がる「OH MY GOD」では、U2の様な出だしから、JOURNEYの「Faithfully」を思い出させるギターが炸裂するという、ロック・ファンなら思わずニンマリしてしまう展開もあるのですが、それでも良い曲だからいいんです!と言い切ってしまいましょう。

一体何故シングル・カットがされなかったのか、実に不思議な「HELP IS ON THE WAY」の見事な高揚感、HR/HMから一歩離れたロックのトキメキ感は、21世紀のアメリカン・ロックの王道ともなるべきカッコ良さを誇っています。

個人的にはこの1曲のためだけでも、是非是非聴いて頂きたい1枚です。

2014年12月25日 (木)

MARI HAMADA BLUE REVOLUTION

1_000000002442_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは85年作、浜田麻里の通算5作目となったアルバム、「ブルー・レボリューション」、入荷しました。

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デビューから2年、ハイペースでリリースが続く中、この人の進化は留まる事を知りませんでした。

圧倒的なヴォーカル・パワーと、フォトジェニックなヴィジュアルの組み合わせは、ここ日本では唯一無比の存在感を誇り、この単純でありながらなかなか実現が難しい方程式の威力を見せつけてくれていたわけです。

元々最初から完成されていたヴォーカリストとしての資質は、すでに貫禄さえ感じさせているため、優等生としての宿命とも言えるのでしょうが、常に100点満点を求められていた中、この人が取った選択は楽曲の充実であったのではないでしょうか。

初シングルとなったアルバム・タイトル曲の恐ろしくフックのあるメロディに、日本のメロディアス・ハードの未来を見たと言っても過言ではないと思われます。

ブルー・オイスター・カルトの「死神」にギター・リフを彷彿させながら、燃え上がるように駆け抜けていく疾走感は、メタル・アイコンとして一歩突き抜けた感が確かにありました。

これまで多くのカヴァーが存在する「HELTER SKELTER」を取り上げたのも、かなりの自信が無くてはできなかったと思います。

MOTLEY CRUEやVOW WOW、AEROSMITH等に先駆けてカヴァーしている点も、見逃せないと思います。

HEARTの「WHAT ABOUT LOVE」のカヴァーもやはり同様で、これだけメジャーなナンバーをほぼオリジナルに近いアレンジで聴かせながら、個性と力量はしっかりと残しています。

また松本孝弘との初の共作となった「STORMY LOVE」も本作のハイライトとなっていて、初期のゴージャスでメロディアスなナンバーとしての魅力に溢れています。

バラード・シンガーとして艶っぽい声を聴かせてくれる「KEEP ON DREAMS」等、他にも優れたメロディが満載され、全9曲というコンパクトな内容ながら聴き応えのある1枚となっています。

2014年12月24日 (水)

RAINBOW LONG LIVE ROCK 'N' ROLL

1_000000001226_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは78年作、レインボーの3作目となったアルバムで、リッチー、ロニー、コージーによる三頭政治と言われた体制での最後の作品、「バビロンの城門(アーチ)」、入荷しました。

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ベース、キーボードがまたしても交代し、バンドの状態は混乱状態、レコーディングも一部リッチーがベースを担当する等、けっして良好な状況とは言えない中、各曲の完成度は恐ろしく高いものとなっています。

シンプルかつキャッチーなリフがグイグイ引っ張るアルバム・タイトル曲で見事に掴み、ロニーのメロディアスな歌メロが印象的な2曲が続き、アナログA面でのラスト曲はミステリアスなメロディとスリリングな展開、そしてこれぞリッチー大先生と言えるドラマチックなソロへと続いていく「GATES OF BABYLON」となっています。

完璧な構成は更に後半へと受け継がれ、様式美ハード・ロックの超名曲、「KILL THE KING」で一気に頂点へと向かっていきます。

コージーのパワフルなドラムが先導する疾走感と、一度聴いたら忘れられないメロディの絡みは、ロニー時代の最も熱い曲として昇華していると思います。

続くミドル・テンポでのヘヴィ・ナンバー、「THE SHED」、そして本作中最もポップと思われる「SENSITIVE TO LIGHT」、そしてバンド史上最高の美しさとせつなさを誇るバラード大作で、「RAINBOW EYES」で幕を閉じるわけです。

この完璧すぎる内容が、レインボーのピークを象徴し、リッチーはポップ化の促進、一方のロニーは様式美路線の追求の決心をさせる事になりましたが、以降多くのバンドが本作を超えるべく四苦八苦してきたのも事実だと思います。

息をつく暇も無い程の吸引力を持つ構成とメロディの充実度は、今は亡きコージー、ロニーの偉大な両名の凄さをより明らかにしていて、特にラスト・ナンバーでは涙する人も多いのではないでしょうか。

2014年12月23日 (火)

COLOSSEUM Ⅱ WAR DANCE

1_000000001883_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは77年作、若きゲイリー・ムーア、そしてレインボー加入前のドン・エイリー、そしてホワイトスネイク加入前のニール・マーレイが在籍していた事で有名なコラシアムⅡ(コロシアムⅡ)のサード・アルバムにして最終作となった1枚、「ウォー・ダンス」、入荷しました。

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元々は英国ジャズ・ロック界の大物ドラマー、ジョン・ハイズマンのプロジェクト的バンドでしたが、プログレ、ハード・ロックとしての名盤として本作は今だ名高いものとして伝説的に語られています。

ジンジャー・ベイカーと共にグラハム・ボンド・オーガニゼーションで、名門ブルース・バンド、ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ、そしてアラン・ホールズワースと共にテンペストで活動していたジョン・ハイズマンが前身バンドと言えるコラシアムでのジャズ・ロックを更にプログレッシヴに展開させるために結成されたのが、このコラシアムⅡでした。

クロスオーヴァー、フュージョンの体裁を整えながら、シン・リジィでのサポート・メンバーとして平行活動していたゲイリーの燃えたぎるギターを絡め、イマジネーション豊かなサウンドを作り上げています。

ドン・エイリーのスペイシーなキーボードも華やかな味付けを見せながら、ジャズに留まらない音楽性と、メロディ・ライターとしても開花していたゲイリーの才気が生かされたユニークなロック・インスト集となっています。

唯一のヴォーカル・ナンバー、「CASTLES」ではせつないゲイリーのソフトな声が泣かせてくれます。

本作のハイライトとも言える「THE INQUISITION」では、凄まじいハイテンションによるヘヴィなグルーヴと、メロディアスなギターが絡む、言わばプログレ・メタル的な様相で一気に駆け抜け、後半にはゲイリーのフラメンコ風ギターも絡むものとなっています。

ニール・マーレイはすでに脱退し、ベースにはジョン・モールが参加しているのですがメンバー全員の圧倒的なテクニックとメロディの素晴らしさに、時間が経つのを忘れる程です。

英国プログレ・ファンにはもちろん、HR/HMファンにもアピールすると思われる、かなりオススメの1枚です。

2014年12月22日 (月)

SCORPIONS WORLD WIDE LIVE

1_000000002424 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは85年リリース、スコーピオンズにとっては2枚目のライヴ盤となった1枚、「ワールド・ワイド・ライヴ」、入荷しました。

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78年リリースの「TOKYO TAPES」から、いよいよ世界的バンドへ昇華した姿の全貌がここで堪能できると言ってもいいと思います。

84年作の「禁断の刺青 LOVE AT FIRST STING」に伴うい年間に渡ったワールド・ツアーからの収録で、本作ではアメリカ、フランス、ドイツでの公演の音源が採用されています。

ウルリッヒ・ロート脱退以降、すなわちマティアス・ヤプス加入後のポップ化したスコーピオンズのナンバーばかりとなり、「BLACKOUT 蠍魔宮」で大ブレイクした彼等の最も熱かった頃のショーとなり、圧倒的なメジャー感で彩られたものとなっています。

翳りと色気タップリの哀愁ハード・ロックから、一気に洗練されたメタリック・ハード・ポップと言えるキャッチーな80年代メタルへと変貌していった背景には、マイケル・シェンカー、ウルリッヒ、そしてマティアスと続いたギタリストの存在も大きかったと思いますが、実はこのバンドの要はルドルフのカミソリ・リフであった事がライヴからも良く伝わってきます。

オープニングSEから丁寧に収録された編集も優れていて、ラストでは「LOVEDRIVE」収録のスピード・ナンバー、「CAN'T GET ENOUGH」で挟む形でマティアスのソロ、「SIX STRING STING」を披露してくれています。

2014年12月21日 (日)

ROSE TATTOO ASSAULT & BATTERY

1_000000002432_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは81年作、オーストラリアの極悪集団、ローズ・タトゥーのセカンド・アルバムとなった、「極道」、入荷しました。

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彼等の歴史はかなり長く、結成は76年、ヴォーカリストのアングリー・アンダーソンを中心にタトゥーだらけの5人組で、バンド構成、アルバート・レーベルの所属、そしてヴァンダ&ヤングのプロデュースと、まさにAC/DCと比較されてもおかしくない存在でした。

ボン・スコット時代のAC/DCよりもフットワークが軽く、アングリーの声もゴツゴツしてるため、よりメタリックに響きます。

曲によってはかなりパンキッシュで、スピード感に溢れていますが、ダイナミズムと心地良さはAC/DCと共通の魅力だと思われます。

日本では本作がデビュー・アルバムとなり、付けられた邦題が「極道」。

収録曲も「極悪非道」等の凄まじい単語が並ぶものとなっています。

スキンヘッドにタトゥー、当時の日本ではまだまだそうしたイメージが一番思いつきやすかったのでしょうが、確かにサウンドも傍若無人、爆走、激烈といった言葉で決めつけたい位の豪快さに溢れています。

「MANZIL MADNESS」は本来「モンジール・マッドネス」と発音すると思うのですが、カタカナ表記は「マンジル・マッドネス」だったそうです・・・

強烈なヴィジュアルに負けない音を出せるバンドでありながら、メンバー全員が短髪、更に様式美は一切抜き、ロックの危険で妖しい要素を突き詰めた音楽性は、81年というHR/HM黎明期の中ではやはり異色の存在であったのかもしれません。

2014年12月20日 (土)

WARRANT CHERRY PIE

Simg263_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ウォレントのセカンド・アルバムとなった1枚、「いけないチェリー・パイ」、入荷しました。

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前作同様大ヒットを記録した事で、彼等が80’sマインドの砦を守る最後のバンドというイメージをますます強くしたのでした。

グランジ、オルタナ旋風が吹き荒れようとしていた時代、ご多分に漏れずウォレントも過去の産物として葬られていくわけですが、90年当時にパーティー・ロック、パワー・バラード、ポップ・メタルを堂々と鳴らしてくれていたのは彼等だけだったかもしれません。

結果的に彼等の人気もここピークで、以降時代に迎合するべくグランジ化していくわけですが、改めて聴いても単純に体が反応してしまう気持ち良いハード・ロック作なのは間違い無いと思います。

残念ながらすでに故人となってしまったジェイニー・レインの表現力の見事さ、確信的にお下劣さを強調する一方、シリアスなバラードでは泣かせてくれる幅広いメロディ・センスは、過小評価がされすぎている気もします。

ヘア・メタルの申し子的な登場のせいもあったかもしれませんが、サウンド・メイカーとしては実に優等生的な才能が光っていたと思います。

本作から4曲がシングル・カットされていますが、それら以外にも実に良曲が多く、小粒ながら全曲がシングルになっていてもおかしくない程の完成度です。

2014年12月19日 (金)

SCORPIONS LOVEDRIVE

1_004001000001 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは79年作、スコーピオンズの6作目となったスタジオ・アルバム、「ラヴドライヴ」、入荷しました。

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 いよいよ本作から、脱退したウルリッヒ・ロートの後任にマティアス・ヤプスが迎えられています。

本作を機に、ウリの哀愁節よりも、アメリカナイズされたキャッチーなリフ主体のメタル・ソングが目立つようになります。

更に本作にはマイケル・シェンカーが3曲、ゲスト参加しています。

ルドルフの弟思いの気持ちから実現した様で、UFOで疲労していたマイケルのリハビリ作にもなったのではないでしょうか。

マイケルの強烈なソロが絡む「Another Piece Of Meat」や、アルバム・タイトル曲では、80年代スコーピオンズの独特の鋭利なリフで埋められたスタイルが確立されています。

本作以前の哀愁感漂う演歌的ハード・ロックの持ち味は薄まってきていますが、メタリックに突き進む彼等の新たなサウンドは、当時としては確実に新しかったと思われます。

またお馴染みとなったヒプノシスのジャケットも相変わらず秀逸で、エロシュールとでも言うべき完成度を誇っています。

2014年12月18日 (木)

MEGADETHSUPER COLLIDER

1_000000002413 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

メガデスの現在の時点での最新盤、通算14作目となったアルバム、「スーパー・コライダー」、入荷しました。

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ロードランナーを離れ、大手ユニバーサル移籍(デイヴ・ムステイン自身のレーベル、Tradecraftからのリリースが条件の様です)を果たし、結成から30年目となった超ベテラン・バンドとしての風格は完全に保たれています。

アルバムに3ヶ月先駆けて発表されたタイトルロールとなった「スーパー・コライダー」は、かなりストレートなメロディを持ったキャッチーさを持ち、出だしだけ聴いたらメガデスとは思えなかった程です。

かつての「RISK」を持ち出しポップ展開への疑問を呈する向きもあった様ですが、意識されたソフト路線ではなく、バンドの長い歴史に培われた自然発生的なサウンドと思えてなりません。

まずデイヴのヴォーカルがかなりハスキーな低音で統一されているのが目立ちます。

もちろん年相応の翳りもあるのでしょうが、声に合わせた曲作りなのか、曲に合わせた発声なのか、いずれにしても渋みと重厚さは増していると思います。

メロディアスな展開はこれまでにもあった事ですが、「Don't Turn Your Back」でのブルージーなギターからスラッシュ全開のリフ、そしてキャッチーなサビへと繋がる突き抜けっぷりには、デイヴがむしろ若返っている感もあります。

THIN LIZZYのカヴァーが一番ヘヴィに聴こえてしまう程、かなり聴きやすいナンバーが並ぶ本作に、戸惑うファンも多いのかもしれません。

コアである事、ピュアである事にこだわればこだわるほど、ポップなメロディとはかけ離れていくのがメタル界でも常でもあると思いますが、デイヴはその大きな壁を取り払おうとしていると考えてしまうのはうがった見方でしょうか。

2014年12月17日 (水)

DENNIS DeYOUNG DESERT MOON

Simg157_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

デニス・デヤングの84年作、「デザート・ムーン」、入荷しました。

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STYXの両頭、デニス・デヤングとトミー・ショウが84年にそれぞれ初ソロ・アルバムをリリースする事で、すでに生じていた亀裂は大きなものとなり、バンドはいよいよ崩壊していくわけですが、二人のソロ作の完成度の高さだけは否定する事ができないものであったと思います。

スティクスの大半のソング・ライティング、リード・ヴォーカルを担当してきただけに、この人の声が流れだした瞬間、「ベイブ」や「ザ・ベスト・オブ・タイムズ」を彷彿させるのですが、全体的な印象はよりAOR色の強いポップ・ロック作となっています。

キーボーディストであるだけに、メロウなアレンジが目立つ中、「Kilroy Was Here」に入っていてもおかしくないシンセ・ポップ、ハード・ロック・ナンバー、更にスティーリー・ダンを思わせるアダルトなテイスト等、どれもが80年代の香りをプンプンさせるものとなっています。

その中でもやはりシングル・ヒットしたアルバム・タイトル曲で、この人の本領が発揮されていると思います。

6分を超えるバラード・ナンバーですが、懐かしさを感じさせながらドリーミーなメロディと綺麗な高音ヴォイスが何度聴いても時間を忘れさせてくれます。

スティクス+ホール&オーツといった感のラスト・ナンバー、「Dear Darling」もハイライトとなっており、コンパクトながらも濃密な本作を締めくくっています。

ウキウキする跳ねたサウンドと、せつないメロディが目一杯詰まった作品ですが、どこか80's産業ロックの終焉とも言える儚さも漂い、なんとも言えない感慨深さが残るのも一種の味わいにはなっている気もします。

2014年12月16日 (火)

HURRICANE LIQUIFURY

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オリジナルは2001年作、現在フォリナーでの活躍で再び脚光を浴びる名ヴォーカリスト、ケリー・ハンセンが在籍していた事でも知られる80年代LAメタルの職人的バンド、ハリケーンの11年ぶりの復活となったサード・フル・アルバムとなった1枚、「リキフリー」、入荷しました。

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全盛期にはクワイエット・ライオットのメンバー2人の実兄弟が揃っていた事や、ダグ・アルドリッチが在籍していた事でも話題になりましたが、やはりこのバンドの個性は艶っぽいヴォーカルと、キャッチー極まりないメロディであったと思います。

本作ではケリーとドラムのジェイ・シェレンのオリジナル・メンバー二人による復活で、ほぼ無名のサポート・メンバーを加えてのレコーディングとなっていますが、名バンドであったHURRICANEの名前を再び甦らせた意味は十分にあったと思える素晴らしい内容です。

ケリーはギター、キーボードも担当する活躍ぶりで、フォリナーでは発揮しきれないものをここで一気に発散しているかの様にも思えます。

オープニングでは雷鳴の中、二人が車に乗り込むとカーラジオから過去のハリケーンのナンバーが流れだすというドラマチックなものとなり、そこから怒涛の様に美しいハード・ロックが続く構成となっています。

これぞLAメタルとでも言うべきフラッシーなギターと印象的な歌メロ、そして80年代に良く見られたキラキラした高揚感に溢れるサウンドは、聴き手も一瞬で黄金の80'sにタイムスリップさせられます。

今となっては、かなりメタリックなフォリナーとしても聴こえてしまうのですが、ケリーの声を堪能するにはちょうど良いメロディアス・ハード具合なのではないでしょうか?

いずれにしても間違いの無い1枚として、かなりおすすめ致します。

2014年12月15日 (月)

ROUGH CUTT ROUGH CUTT LIVE

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LAメタル一派として知られ、85年にデビュー、ポール・ショーティーノのソウルフルなヴォーカルがあまりにも上手すぎたせいか、2枚のアルバムをリリースしたのみで消滅してしまったバンド、ラフ・カットのライヴ盤、「ラフ・カット・ライヴ」、入荷しました。

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時代の徒花的存在として知られているのかもしれませんが、HR/HMバンドとしての幅広い音楽性は同時代のバンドと比べてもかなり器用な人達だったと思います。

歌えるヴォーカリストを擁しているのが一番の強みでしたが、もしメロディ・メイカー的なカリスマ性のあるギタリストがこのバンドにいたら、彼等の運命はかなり違っていたかもしれません。

バンド初期にはあのジェイク・E・リーも在籍していたらしいのですが、トム・アロムのプロデュースによるデビュー作では、ジャニス・ジョップリンの「PIECE OF MY HEART」をカヴァーする本格的なアメリカン・ハード・バンドとしてのカラーをすでに強調していました。

86年のセカンド、「Wants You!」では、ジャック・ダグラスがプロデュースを担当、こちらもポップ・メタル勢をいなすかの様なストイックなサウンドでしたが、あまり話題になりませんでした。

96年に突如としてリリースされた本作は、クレジットされていないので明らかではありませんが、おそらくセカンド・アルバムをリリース後の86年以降の音源と思われます。

スタジオ・テイクの新曲3曲も含まれているのですが、これがかなりヘヴィ路線を強調していて、90年代メタル・シーンを予測していたのでは、と思える程です。

やはりライヴでも映えるヴォーカルの存在感が圧倒的で、この声でもっとWHITESNAKE的なメロディを歌って欲しかった気もします。

GREAT WHITEのジャック・ラッセルがLAメタルが生んだロバート・プランドだったとするなら、ポール・ショーティーノは、ポール・ロジャース、デヴィッド・カヴァーデイルだったのかもしれません。

88年にはQUIET RIOT、そして現在ではKING KOBRAで活躍していますが、これが全て見事な程ショーティーノ節となっているのも本ライヴを聴くと納得いくと思います。

2014年12月14日 (日)

QUIET RIOT CONDITION CRITICAL

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83年作の「METAL HEALTH」により、80年代メタル先導役となったクワイエット・ライオットが、勢いそのまま翌年にリリースした復活後第2弾作、「コンディション・クリティカル」、入荷しました。

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レコード会社の思惑が大半なのでしょうが、彼等はここでロック・ビジネスの古典的な手法、そしてミュージシャンとしては禁じ手とも言える選択をします。

すなわち前作で得た成功を失わない為に、ジャケット・アートから構成に至るまでのサウンド・プロダクション全体の踏襲でした。

アンセム的なミドル・テンポのキャッチーなメタル・ソングをオープニングにし、SLADEのカヴァーを2曲目に、という配置もそのままにし、パーティー・ソングからバラード、そしてスペンサー・プロファーの手腕が光るアルバム・タイトル曲のビッグなドラム・サウンドも引き継がれています。

同時代の同業バンドからも嘲笑と揶揄が目立つ程、本作は見事時代の徒花的アルバムとなってしまい、次作でクワイエット・ライオットは大きな路線変更をしていくわけですが、けっして駄作とは思えない完成度は誇っています。

キャッチーな歌メロ、カルロス・サヴァーゾのフラッシーなギターとタイトなリズム隊の組み合わせは、80年代のメタルのプロトタイプとして完全に機能していました。

「コンディッション、コンディッション、クリティカル、クリティカル」と、誰もが釣られて合唱したくなる様なメロディ作りの巧さ、パーティー・バンドとしての生粋の明るさ、バラード・メイカーとしても非凡なセンスを見せています。

そもそもが一過性のブームとも言えたポップ・メタルが、本作以降より華麗に、より過激に変貌していったのは、インパクトが強ければ強い程、その鮮度の期限は短命であるのが宿命だったからだと思います。

彼等は進化より現状維持を選んだわけですが、大失敗と言うのはあまりにも手厳しい見方になると思います。

アメリカン・メタル・バンドとしては初の全米No.1、600万枚のビッグ・ヒットとなった前作を踏襲せずにはいられない気持ちは十分わかります。

むしろ当然の選択であったのかもしれません。

それ程当時の彼等はキャッチーなメタル・ソングを作っていたわけですから。

ただやはり賞味期限がそろそろきていた感は否めないのですが、80’sメタル黎明期を象徴する、愛さずにいられないアルバムだと思います。

2014年12月13日 (土)

DEEP PURPLE COME TASTE THE BAND

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オリジナルは75年作、ディープ・パープルの70年代の最終作となったアルバムで、当時は酷評された様ですが、改めて聴くとこれがなかなかカッコいい1枚、「カム・テイスト・ザ・バンド」、入荷しました。

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デヴィッド・カヴァーデイル、グレン・ヒューズ主導によるファンキーなハード・ロック路線にとうとうリッチー大先生が耐え切れず脱退、バンドは解散かと思われましたが、アメリカ人のトミー・ボーリンを迎える事によってフレッシュさを取り戻しています。

全くの別バンドと言ってもいい土臭いハード・ロック・バンドとなっているのですが、トミーの色気のあるギターと陽性の高揚感が、新たなパープルの魅力として根付くには、このラインナップであと2、3枚のアルバムが必要だったのかもしれません。

ただポップでゴキゲンなノリは、以降のWHITESNAKEが受け継ぎ、リッチーはRAINBOWで様式美を追求する事となったという事実を考えれば、本作の意味もかなり大きかった気はします。

アメリカン・ハードのカラッとしたダイナミズムに溢れた「Gettin' Tighter」は、トミー抜きでは考えられラなかった名曲であったはずですし、「Love Child」ではそんなトミーに煽られる様にカヴァーデイル節が炸裂していて、かなりの名曲になっていると思われます。

アメリカンなセンスが目立つ中、ジョン・ロード一人がブリティシュの芳醇な香りをキープしているのも特徴的で、ユニークな作風になっていたのも見逃せません、

ご存知の様に本作リリース後、間もなくバンドは正式解散し、程なくしてトミー・ボーリンは帰らぬ人となってしまいました。

2014年12月12日 (金)

CLIMB TAKE A CHANCE

1_009003000060_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

80年代、読売巨人ジャイアンツの強力助っ人として活躍したウォーレン・クロマティは、人気、実力共に日本では多くのファンに認められていた選手ですが、なんと現役中に「クライム」としてロック・シーンにデビューします。

その彼がおそらくかなりのマネー・パワーによって作り上げた唯一の作品、88年作の「テイク・ア・チャンス」、入荷しました。

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当時は金持ちの道楽として片付けられた様ですが、あまりにも内容が素晴らしすぎる感がありま
す。

自身は手堅いドラマーとして徹していて、驚くべき豪華ゲストが話題になりました。

元々親交があったRUSHのゲディ・リー、更には当時はFOREIGNERの看板ヴォーカリスト、ルー・グラム、元RAINBOWのデヴィッド・ローゼンタール、VAN HALENのヴォーカル候補にも上がったミッチ・マロイ等が参加しています。

作曲陣もビリー・スタインバーグ、ラス・バラードとヒット・メイカーが並びます。

いかにも産業ロック向けのヴォーカルと、フォリナー、ジャーニー真っ青のメロディが印象的です。

ハード・ロックとAORの中道を行くサウンドですが、気持ち良い事には変わりありません。

一体どこまで本気だったのか疑問ですが、野球ファンのみならず、メロディアス・ハード・ファンなら納得の1枚です。

2014年12月11日 (木)

URIAH HEEP LOOK AT YOURSELF

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オリジナルは71年作、ブリティッシュ・ハードの老舗バンド、ユーライア・ヒープのサード・アルバムにして代表作、「対自核」、入荷しました。

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オリジナルのジャケットは中央が鏡面仕様で、まさに邦題の「対自核」がピッタリの凝りようでした。

本作ではEXPANDED DELUXE EDITIONとして、その凝ったジャケットが再現され、更に7曲が追加収録されています。

このジャケットのアートワーク、そして邦題のセンスが、70年代ロックのプログレ的空気とリンクし、ロック・マニアには忘れられない名盤として今も語られていると思います。


当時のブリティッシュ・ハードは、ブルースに根ざしたハード・ロックがほとんどでしたが、彼等はここで独自の音楽性を確立しています。

ドラマチックなメロディ、オペラチックなコーラス、オルガンとギターの絡みがキャッチーに疾走するサウンドは、ツェッペリン、パープル、サバスといった同時期の大物達とは全く違った魅力を持っていました。

あまり言われていないのかもしれませんが、後のクイーンにも影響を与えたと思われます。

また構成もかなり凝っていて、組曲風のナンバーではシンセの導入、アコースティック調の曲、スライド・ギターの披露等、バラエティに富んでいます。

これに少し狂気的なハイトーン・ヴォーカルが絡む様は、やはり必聴と言える魅力も持っています。

2014年12月10日 (水)

THE BEST OF COZY POWELL

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97年にリリースされた、「ザ・ベスト・オブ・コージー・パウエル」、入荷しました。

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HR/HM界のみならず、かつてロック・ミュージシャンとしてこれ程愛されてきたドラマーはいないのではないでしょうか。

パワフルかつテクニカルなドラミングはもちろん、精悍なルックス、そして渡り鳥として知られていた生き方そのものが、この人をスター・プレイヤーにしていたのだと思います。

コージー・パウエルが人気絶頂期と言えるRAINBOW、そしてMSGに在籍していた頃に発表したソロ作3枚からセレクトされたベスト盤で、非常に中身の濃いものとなっています。

キース・ムーン、ジョン・ボーナム、イアン・ペイス等々、これまでカリスマ的な人気を誇るドラマーはハード・ロック界でも数多く存在していましたが、そのほとんどの人達は一バンドマンとしてリズムをキープし、サウンドの屋台骨になっていたと思います。

コージーの圧倒的なドラムは、彼の確固たる自己に支えられていたもので、自らの音楽性や指向に常に素直に従ってきた結果、多くの大物ミュージシャンから愛され、また必要とされてきたと思われます。

その姿勢がそのまま音に現れる形で、自由で型にはまらないインスト集となってはいますが、HR/HMに留まらない懐の深さこそが魅力でもありました。

また彼の回りに集まるミュージシャンの顔ぶれだけ見ても、人柄や実力までもが伺いしれるというものです。

79年の「OVER THE TOP」、81年の「TILT」、83年の「OCTOPUSS」と、どれもが名盤なのですが、特筆すべきは各アルバムに1曲ずつ収めれられた亡きのギターをフィーチャーしたメロディアスなナンバーの見事さでしょう。

「THE LONER」は元々マックス・ミドルトンがジェフ・ベックのために書いた曲らしく、後にゲイリー・ムーアがカヴァーした絶品です。

「OVER THE TOP」収録のこの曲は、元コロシアム、HUMBLE PIEのクレム・クレムソンが素晴らしい音色で聴かせてくれます。

「TILT」の収録の「SUNSET」はゲイリー・ムーア作の有名曲で、美しくせつないメロディをゲイリー節で聴かせてくれます。

「OCTOPUSS」収録の「DARTMOORE」もやはりゲイリー作のナンバーで、アダルトでメロウな響きが堪能できます。

コージーのソロ作の為に惜しげも無く提供された、この素晴らしい旋律を持つ3曲。

その事実だけで、この人の凄さを改めて思い知らされる気がします。

2014年12月 9日 (火)

DOKKEN LONG WAY HOME

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前作から3年ぶりとなったドッケンの2002年作、通産8作目のアルバム、「ロング・ウェイ・ホーム」、入荷しました。

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前作ではレブ・ビーチを迎え、ドッケンらしさの復権が見られた事により、バンドのブランド・パワーを改めて思い知らされた感がありましたが、そのレブはWINGER、そしてWHITESNAKEでの活動に専念するため脱退しています。

本作で急遽参加が決まったのは、かつてドン・ドッケンのソロ作で手を組んだジョン・ノーラムでした。

興味深いのはジョンも本作のみの参加で、古巣EUROPEへ復帰する事となります。

邪推と思われますが、ドン・ドッケンという強烈な個性、人間性が、優れたミュージシャンの自由を狭くしてしまうのか、それともDOKKENというバンドが持つメロディ指向が眠っていたメロディアス・ハードへの渇望を呼び起こしてしまうのか、本作の曲の充実度を目の前にするといろいろ考えてしまいます。

黄金期を支えてきたジェフ・ピルソンも結局DIOに参加し、代わりにイングヴェイ、MSGで活躍してきたバリー・スパークスが迎えられています。

ドンの辛辣な心情吐露とも思われる美しいバラード、「Goodbye My Friend」や、自身のポジションを再認識している様な「MAGIC ROAD」等、かなりストレートな表現が目立ちますが、サウンドはブレのないアグレッシヴかつキャッチーな21世紀型DOKKEN節に溢れています。

アダルトなバラードの挟み方も見事で、歌の上手さはやはり魅力的です。

意外とも思えるヤードバーズのカヴァー、「HEART FULL OF SOUL」も違和感なく収まっていて、バンドの状態が不安定であろうと、DOKKENの個性を知り尽くしているドンのサウンド・メイカーとしての手腕は冴え渡っていると言えるのではないでしょうか。

2014年12月 8日 (月)

BOSTON CORPORATE AMERICA

1_000000002394_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ボストンの通算5作目となり、3作連続の8年ぶりというブランクも恒例となった感もあるアルバム、「コーポレイト・アメリカ」、入荷しました。

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本作ではバンド史上初の女性メンバー、キンバリー・ダーム、更に前作の「WALK ON」でヴォーカリストと加入したフラン・コスモの実の息子であるアンソニー・コスモが新たに加入しています。

また昔からのファンには嬉しいニュースとなった初代ヴォーカリスであり、今は亡きブラッド・デルプが復帰し、3曲のリード・ヴォーカルを担当しています。

オープニングからBOSTON特有のギター、デルプの透き通った声が流れた瞬間、8年のブランクは一気に消し飛び、彼等意外のなにものでもないサウンドで包まれます。

金髪のロング・ヘアーと見栄えのするルックスが妖艶なロッカーの雰囲気を漂わせるキンバリーですが、彼女の作による自身がヴォーカルをとった「WITH YOU」はカントリー・タッチのしっとりとしたバラードで、バンドに新たな魅力を確実に与えています。

アンソニー作による3曲も、これまでのボストンのイメージを大きく変えずに素晴らしいメロディ・センスを見せていて、特に「TURN IT OFF」ではBOSTON流オルタナ・メタルとでも言うべきダークでミステリアスなナンバーとなっており、ここでも本作を新鮮に聴かす事に貢献しています。

本作を失敗作、別バンドとしてのアルバムとして捉える向きもあるとは思いますが、けっして駄作ではない事は確かだと思います。

新メンバーによるバラエティに富んだ作風は、本作の主流とはなっておらず、トム・ショルツの不変のギター・サウンドが全編のカラーを決定づけているのはこれまでと変わりません。

以前のBOSTONが見せていた土臭い古典的アメリカン・ハード色が薄れて、むしろますますスペーシーな部分が洗練されている気がします。

デルプのヴォーカルによる「SOMEONE」、「DIDN'T MEAN TO FALL IN LOVE」における、アメリカン・プログレ・ハードとしての貫禄も何一つ色褪せていないと思います。

2014年12月 7日 (日)

JOURNEY ARRIVAL

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ジャーニーが前作から5年ぶりに発表したスタジオ・アルバムで、古巣COLUMBIAでの最終作となったアルバム、「アライヴァル」、入荷しました。

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看板ヴォーカリストの不在を埋めるべく迎えられたのは、元TALL STORIES、TYKETTOのスティーヴ・オウジェリーでした。

更にニール・ショーンと共にずっと活動してきた、ディーン・カストロノヴォを加えた新体制での第1弾となりました。

古巣コロンビアでの最終作となっています。

スティーブ・ペリーの脱退、そして現役引退に近い終幕は、メロディック・ロック界にとって大きな損失であったと思いますが、ジャーニーはペリーを意識し続けたヴォーカリストの選択を続けていくわけです。

それまでのジャーニー・サウンドとまるで違和感の無いオウジェリーの美声と、ソング・ライティングのセンスが、バンドを若返らす事にも貢献しています。

前作では「Separate Ways」のサービス・フレーズを聴かせてくれましたが、本作では「Sign Of Life」の中盤で、あの「Who's Crying Now」の一節をさり気なく織り込んでくれています。

USA盤と日本盤とでは、ジャケット・デザイン、そして収録曲の違いがあるので、ファンとしては要チェックとなったと思います。

よりロック色の強いナンバーが選ばれていたUSA盤に対して、日本盤はジャーニーのバラード・サイドを強調したものと思われます。

12曲目の「I'm Not That Way」がその1曲で、夏の夕陽を思わせる様な爽やかなバラードとなっています。

スロー・ナンバーが占める割合がかなり大きい1枚ですが、さすがの貫禄と間違いの無い綺麗なメロディには文句の付けようがありません。

2014年12月 6日 (土)

GUNS N' ROSES EP

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日本独自企画盤となったガンズのミニ・アルバムで、発禁ジャケとなったイラスト・ヴァージョンをそのまま流用、日本ではお咎め無しだったためレアな1枚、「ライヴ・フロム・ザ・ジャングル」、入荷しました。

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純粋なライヴ盤とは言えないまでも、当時はなかなか興味深い内容だったと思います。

特に荒い音でのライヴ音源は、得体の知れない妖しさと、ロックの初期衝動の塊であった頃のガンズを知るには、スタジオ盤よりいいのかもしれません。

「IT'S SO EASY」、「KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR」、「WHOLE LOTTA ROSIE」は、87年ロンドンでのライヴからの収録となり、初期の荒削りな彼等の姿を堪能できます。

AC/DCのカヴァーには納得いったものの、ディランのメジャー曲を取り上げるのは意外な気もしましたが、「USE YOUR ILLUSION」での雑食性はすでにこの時点であったわけです。

「MOVE TO THE CITY」は「LIVE@LIKE A SUCIDE」と同音源の擬似ライヴ(後から歓声をかぶせたそうです)で、後に「G N’ R LIES」にも収録されたものです。

「SHADOW OF YOUR LOVE」も同時代の擬似ライヴ音源ですが、ここで初めて発表されたレア曲です。

AEROSMITHの影響を色濃く見せる初期の疾走系ナンバーで、なかなかの好ナンバーとなっています。

「SWEET CHILD 'O MINE」はオリジナル音源での収録となり、オマケの様な扱いとなっています。

目玉は87年のライヴ音源3曲となると思いますが、やはりファンとしてはこのジャケットで持っていたいというところでしょうか。

2014年12月 5日 (金)

ANVIL THIS IS THIRTEEN

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結成から30年以上、カナダのバンドながらN.W.O.B.H.M.黎明期において強烈な印象を残し、パワー・メタルの開祖とまでされてきたアンヴィルの通算13作目となったアルバム、「ディス・イズ・サーティーン ~夢を諦めきれない男たち~」、入荷しました。

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今では良く知られている様に、09年公開の映画、『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち (Anvil! The Story of Anvil)』により、彼等を知らなかった人達を巻き込む形で再注目がされました。

映画のハイライトの一つともなった、久々の再会となったクリス・タンガリーディスのプロデュースにより、彼等の何一つ変わっていないメタル・スピリットが具現化されています。

レコーディング費用をリップスの姉が支援する事でリリースが実現された、まさに愛の詰まった1枚とも言えるでしょう。

笑えて泣けるというキャラクターも浸透し、ゴリゴリのパワー・ソングも人懐っこく聴こえてしまうという点も映画の影響だと思いますが、功罪相半ばするといったところでしょうか。

サバス、ジューダス、メイデンのいいとこ取りと言ってしまったら悪口になってしまうのかもしれませんが、それだけメタルのツボを知り尽くしているバンドとも言え、実にメタルらしいメタルをしっかり聴かせてくれる事にまず好感が持てます。

ドゥームからスピード・ナンバーまで、彼等の尽きないメタル愛が溢れてくるの良くわかるだけに、爽快かつ元気の出る1枚として誰もが愛聴できると思います。

日本盤ボーナス・トラックとして、映画でも印象的に使用されていた「METAL ON METAL」の新録ヴァージョンを含む3曲が追加収録されています。

2014年12月 4日 (木)

TOMMY SHAW GIRLS WITH GUNS

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オリジナル84年作、トミー・ショウの初ソロ作となった1枚、「ガールズ・ウィズ・ガンズ」、入荷しました。

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前年にリリースされた「ミスター・ロボット Kilroy Was Here」を最後にSTYXを脱退した彼の動向が注目される中、MTVを中心に爽やかなポップ・センスが開花したアルバム・タイトル曲がヒットしました。

同時期にデニス・デ・ヤングも初ソロ名義のアルバムを発表していて、確執があったとされる二人の事実上の対決となり、スティクスはそれ以降分裂していったわけです。

デニスのアルバム、「Desert Moon」がメロウな作風が強調されたアルバムであったのに対し、トミーのアルバムはロック色が強かったのは、興味深いところだと思われます。

後にダム・ヤンキース、そしてジャック・ブレイズとのソング・ライティング・チームとして大活躍する下地がここでは透けて見え、ポップ・ロック、バラードとバラエティに富んだナンバーが並ぶ中、ハード・ロッカーとしてのセンスも見せています。

全体的には80年代的なキラキラ感に包まれていて、トミーのソフトなヴォーカルが活かされるキャッチーなメロディ・メイカーぶりが堪能できる好盤となっています。

スティクスではなかなか出せる事ができなかったのかもしれませんが、ナチュラルなロック・シンガーぶりも魅力的です。

2014年12月 3日 (水)

SHY BRAVE THE STORM

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オリジナルは85年作、シャイのメジャー・デビュー作となったアルバム、「ブレイヴ・ザ・ストーム」、入荷しました。

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83年に「ONCE BITTEN... TWICE SHY」でインディーズからアルバムをリリースしていますが、彼等の名前が一気に知れ渡ったのは、次作の「EXCESS ALL AREAS」だったと思います。

日本では当時リリースされていなかった事もあって、初CD化で本作に触れた人も多かったのではないでしょうか。

その完成度、メロディの充実度に、一体何故大ブレイクしなかったのかと疑問を持たずにはいられません。

プロデュースはAC/DCやKROKUS、CHEAP TRICK、GARY MOOREとの仕事で有名なエンジニア、トニー・プラットで、キラキラしたメタリックなサウンド・プロダクションも完璧です。

ジャケット・デザインもイギリスのバンドとは思えない洗練されたセンス、当時のトニー・ミルズは金髪のオールバックというヴィジュアルも異端であったかもしれません。

N.W.O.B.H.M.はすでに翳りを見せ、時代はアメリカへと舞台を移し、LAメタル、ポップ・メタル隆盛期を迎えようとしていた中、SHYのバンド・イメージ、サウンドは微妙なものであったのは確かかもしれません。

ジャーニー等を思わせるアメリカン・プログレ・ハードのキーボードの響き、トニー・ミルズの美しいハイトーン・ヴォイスに加え、欧州特有の湿った哀愁感がプラスされるという個性は、当時は中途半端に映ったのでしょうか。

前作に収録されていた「REFLECTIONS」がリメイクされて甦っているのですが、この1曲を聴くためだけでも本作は必聴と思われます。

せつな系失恋ソングの典型的な歌詞ではありますが、メロディの哀愁度は半端ではありません。

時代の狭間の中で美しく咲き誇りながら、人目に触れる事なく散っていった、という印象の強いアルバムですが、その儚さすらも本作を大名盤にしている理由だと信じます。

2014年12月 2日 (火)

MICHAEL SCHENKER GROUP BUILT TO DESTROY

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オリジナルは83年作、マイケル・シェンカー・グループの4作目となったアルバムで、MSGの黄金時代の終焉ともなった1枚、「限りなき戦い」、入荷しました。

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 オリジナルは83年作、マイケル・シェンカー・グループの4作目となったアルバムで、MSGの黄金時代の終焉ともなった1枚です。

マイケルの個人的問題、レコード会社との問題、更に度重なるメンバー交代により、バンドの状態はけっして良好とは言えない中、久々に優れたジャケットが印象的となっています。

デザイン担当はあまり知られていませんが、あのストーンズのベロマークを考案したジョン・パッシェ。

フライングVをベンツに叩きつけているのは恐らくマイケルでしょうが、鬼気迫る表情がかなり怖いです。

エアロスミスでお馴染みのジャック・ダグラスがリミックス、ゲイリー・バーデンの復帰も話題になりましたが、キーボードのアンディ・ナイが加入した事により、中途半端とも思えるアメリカナイズされたサウンドが奇妙な個性を本作に持たせています。

ゲイリーの歌メロ作りのセンスは相変わらず抜群で、そのヴォーカリストとしての才能よりも作曲者としての貢献度がかなり大きかったと思います。

「I'm Gonna Make You Mine」や、「Rock WillNever Die」といったナンバーは、ゲイリーがいたからこそ完成したと思われる印象的なものとなっています。

2014年12月 1日 (月)

MR. BIG LEAN INTO IT

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言わずと知れた大ヒット作、MR. BIGの「リーン・イントゥ・イット」、入荷しました。

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本作の大ヒットにより、ここ日本でも様々な状況の変化が生まれたのは誰もが認めるところだと思います。

もちろんMR. BIGが名実共にビッグ・バンドへと昇華していく事になるのですが、特に日本では女性や子供を巻き込んでの洋楽HR/HMファンの増加に貢献したのは、80年代のBON JOVI以降では彼等が最初で最後でなかったかと思われます。

「TO BE WITH YOU」、そしてほぼ同時期に全米No.1となったEXTREMEの「MORE THAN WORDS」は、80年代の喧騒を知らずに過ごしてきた少年少女にとっては、HR/HMの魅力を知るきっかけとなるには最適なメロディを持っていたと言えるでしょう。

またMR. BIGが特殊なバンドであった理由は他にもあり、ヴィジュアル面で女性達を惹きつけたのと同時に、メタル少年達をも虜にするバンドのテクニカルな側面が強かったのも見逃せません。

70年代のバンドが自己陶酔的に、あるいは自己顕示欲によるテクニックのひけらかしをしていたのとは違い、大衆的なメロディをインパクトのあるバンド・サウンドにより、あくまでもハード・ロックのダイナミズムを伝える手段としてテクニックを利用していたのだと思います。

19世紀にフランスで起きた世界的に有名な列車事故の写真をそのまま使ったジャケットのインパクトも大きいのですが、収録曲の各ナンバーのメロディの充実度が見事過ぎます。

アイドル的要素と、本格的ロック・ファンをも唸らせる実力、そして誰もが鼻歌で歌えるヒット曲を兼ね備えた大名盤と言える1枚だと思います。

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