フォト

ショップはこちらです

無料ブログはココログ
2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

PR


« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »

2014年9月の30件の記事

2014年9月30日 (火)

VINCE NEIL TATTOOS & TEQUILA

1_000000002134_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ヴィンス・ニールのソロ・アルバムとしては約15年ぶり、通算3作目となった1枚、「タトゥーズ・アンド・テキーラ」、入荷しました。

ショップはこちら

モトリー在籍中でのソロ活動となったのは初の事ですが、バンドの解散宣言がなされた今となっては、ヴィンスの今後を占う作品になってしまったかもしれません。

本作の為に用意された純粋な新曲はアルバム・タイトル曲のみで、マーティ・フレデリクセン作によるヴィンスらしい派手なロック・なんばーとなっています。

「ANOTHER BAD DAY」はニッキー・シックス、そしてSixx:A.M.で活動を共にするジェイムズ・マイケル、更にトレイシー・ガンズの共作曲で、モトリーのアウトテイクとなった曲の様です。

ポップなミドル・ナンバーなのですが、確かにモトリーには甘すぎるメロディだったのかもしれません。

残りの曲は全てカヴァーとなり、ヴィンスのキャラ、ルーツがそのまま反映された様な痛快な出来となっています。

CEAP TRICK、AEROSMITH、SCORPIONS、SEX PISTOLS、SWEETのセレクトはいかにもといったところですが、ELTON JOHN、CCR、プレスリー、ホリーズといった選曲は意外なセンスも見せてくれています。

考えてみれば、ソロ活動においては最もMOTLEY CRUEに近いアルバムをリリースし続けてきたのはヴィンスだと思います。

もちろん看板ヴォーカリストであるだけにそれはある程度仕方ない事だと思いますが、ヴィンスの持っている元々の資質が、ロック大好き少年のままなのだと思います。

スキャンダラスな話題を振りまく一方、こうしていつまでも妖しく楽しいロックをずっと歌い続けてくれる事を、ファンとしては切に願うばかりです。

2014年9月29日 (月)

GREG LAKE グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア

1_000000002131_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは81年作、EL&P解散後のグレッグ・レイクがソロ第1弾として発表したアルバム、「グレッグ・レイク&ゲイリー・ムーア」、入荷しました。

ショップはこちら

奇跡的なコラボとして今も語り継がれていますが、ゲイリー・ムーアがツアー・メンバーとして参加し、この両者により2枚のスタジオ・アルバムが残されています。

本来はレイクのソロ名義作ですが、日本ではグレック・レイク&ゲイリー・ムーアとしてリリースされたのも、これはもう仕方のない事だと思います。

セッション・ミュージシャンとして有名なキーボーディスト、トミー・アイアー、そしてロリー・ギャラガーと活動を共にし、後にコージー・パウエルの後釜としてMSGに参加したベテラン・ドラマー、テッド・マッケンナが基本メンバーとして名を連ねています。

1曲目の「NEWCLEAR ATTACK」のイントロのギターが鳴った瞬間、本作がゲイリーのアルバムと思う方もいるでしょう。

当時のゲイリーはG-FORCEの解散直後、VIRGINとの契約前の空白期間と言える時代で、ソロ活動もままならず、どうも同じマネージメント内のレイクのサポートをするしか動きようがなかった様です。

大人の事情があったとは言え、ロック史にはこうした名盤が多く残る事があるもので、本作、、そして次作の「Manoeuvres」は、特に80年代ポップ・プログレ・ファン、そしてゲイリー・ファンにとっては悩ましい隠れ名盤となっています。

更に本作ではスティーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ、デヴィッド・ハンゲイトとTOTOのメンバー、マイケル・ジャイルス、レイクが発掘したストレイ・ドッグのスナッフィ・ウォルデン等がゲスト参加しています。

ゲイリーはギンギンに弾きまくる自作曲を除いては、実に手堅い仕事をしているのですが、随所で聴かれる彼のプレイに以降のハード・ロック期の黄金時代を垣間見れます。

ボブ・ディランとレイクの共作となった「LOVE YOU TOO MUCH」は、ハード・ポップとも言えるキラキラ・サウンドとなり、レイク節が炸裂するバラード、「IT HURTS」では後に衝撃的なデビューを果たすASIAに近いメロディック・ロックを聴かせてくれます。

全体的には80年代のプログレがポップに進化していく流れの先駆者的なサウンドが革新的で、本作がゲイリーの大出世作、「大いなる野望 Corridors of Power」へ与えた影響も少なくないと思われます。

2014年9月28日 (日)

VOW WOW BEAT OF METAL MOTION

1_000000002125_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは84年作、改名したVOW WOW第1弾となったアルバム、「ビート・オブ・メタル・モーション」、入荷しました。

ショップはこちら

世界へ飛び出そうとしていたLOUDNESS、アイドル的人気よりもその実力と楽曲のレベルの高さにメタル・ファンが夢中になっていた浜田麻里等の活躍に刺激される様に、VOW WOWもスケールの大きいサウンドを作り上げています。

83年にBOW WOWは解散、オリジナル・メンバーの斉藤光浩がARBへ加入する事により、新たに人見元基、厚見玲衣を加え5人編成として生まれ変わります。

キーボードを大幅導入、そして日本人離れした声量を持つヴォーカリストの存在により、楽曲の幅が大きく広がっています。

すでに約半数の曲が英語詞となり、世界レベルで通用するパワーを誇っています。

正統派メタル・ソングと言える曲調から、歌謡曲に近いポップ・センスを持ったキャッチーなナンバー、更にはRAINBOWを思わせるハイスピード・ギターが疾走する様式美HR、とかなりバラエティに富んだ内容ですが、全編がドラマティックなアレンジによるゴージャスなメタル・サウンドとなっています。

特に印象的なのはラスト・ナンバーとなるアルバム・タイトル曲で、分厚いコーラスで始まるこのメロディアス・ハード系のミドル・ナンバーは、当時としてはとうとう日本のロック・バンドがここまで到達したとも思える感激があった気がします。

ジャパメタという言葉がこのバンドにどうもしっくりこない感じがしたのは、ここでの完成度が何ら洋楽メタルと遜色の無いものであったからかもしれません。

2014年9月27日 (土)

BABYMETAL イジメ、ダメ、ゼッタイ

1_000000002121_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

今や日本人が置いてきぼりになろうか、という勢いで世界での人気ぶりに驚かされるBABYMETALのシングル、入荷しました。

ショップはこちら

その衝撃的と言えるデビュー・シングルとなったこの曲は、ダークヒロインによる世直しメタル、と謳われています。

彼女達が作られたアイドルで、本人達がどれだけメタルを知っているのか、という点でメタル風アイドルと呼ぶのは簡単だと思います。

確かにAir Vocal ver.を聴く限り、立派なメタル・サウンドです。

ただ一聴して思うのは、N.W.O.B.H.M.以降、「HEAVY METAL」として進化してきた極限の表現方法がメタルという呼称でまとめられ、ロックが形骸化していったのと同じ歩み方をしてきた現状を良くも悪くも象徴しているという事です。

彼女達は一種のメタル・ファンへの踏み絵的な存在であり、メタルはおろかロックそのものが実体を無くしたダウンロード音源になってしまった今、メタルとは何かという一大テーマを突きつけている気がしてなりません。

快楽追求なのか、それとも人生哲学なのか、単なるサブカルチャーなのか、メタルに何を求めるかによって人それぞれ定義は違ってくると思います。

ただ音楽としての、ジャンルとしてのメタルの最大公約数は、すでにグローバルスタンダードとして認知されているはずです。

アイドルとメタルの融合、この単純ながら多くの反感を買うであろう方法論を、コアなメタル・ファンがもし完全否定をするならば、ここでメタルとは本来どういうものなのかという点をはっきりさせなければならないはずです。

個人的には曲の良さ、そして否定が難しい可愛らしさに素直に屈していると同時に、かつてキワモノ寸前の様に扱われながら何か大きな可能性を感じさせた浜田麻里、SHOW-YAの登場時の様なトキメキも隠せません。

2014年9月26日 (金)

PARIS パリス・デビュー!!

Simg875_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは76年作、日本ではあの渋谷陽一氏が大絶賛した事で一躍ハード・ロック界のスーパー・グループとして話題になったパリスのデビュー・アルバム、入荷しました。

ショップはこちら

70年代ハード・ロック界には実に魅力的なバンドが登場しましたが、パリスもツェッペリンの再来、そして新世代感覚のハード・ロックとしてブルースだけに頼らないダイナミズムを生み出したパリスは今聴いても新鮮です。

アメリカのバンドであったのも意外で、ブリティッシュ・ハードとはまた違った個性が光っていました。

パリスは元FLEETWOOD MACのボブ・ウェルチ、元JETHRO TULLのグレン・コートニック、そして元NAZZ、更にCHEAP TRICKのリック・ニールセンとトム・ピーターソンが在籍していたFUSEでの活動も知られているトム・ムーニーのトリオ編成となり、ジミー・ペイジよりもメタリックなリフ、ロバート・プラントばりのヴォーカル、そして強力なリズム・セクションが魅力となっています。

オープニングは「BLACK BOOK」、ツェッペリンのあの曲を思わせるタイトルですが、続く「RELIGION」と共に、ハネ具合と言い、強烈なリフと言い、「フィジカル・グラフティ」と「プレゼンス」のちょうど真ん中に位置するようなZEPP魂を感じさせます。

彼等の個性は当時の英国ハードの王道だけではなく、不思議なポップ感覚が生かされている点で、後のN.W.O.B.H.M.シーンへの影響もあったであろうブルース以降としてのメロディ作りが新鮮であったと思います。

誰もがツェッペリンの後を必死になって追いかけていた時代だとは思いますが、その中でも滲み出てくるようなメロディのユニークさと強靭なバンド・サウンドは、多くのハード・ロック勢の中でも抜きん出たセンスを持っていたと思います。

パリスはその後セカンドを発表して解散し、ボブ・ウェルチは本来バンドのサードとなるはずであったアイデアをソロ・デビュー作として「フレンチ・キッス」を大ヒットさせます。

そして2012年、ウェルチが自殺、という衝撃的なニュースが多くのロック・ファンを驚かせました。

2014年9月25日 (木)

Y&T CONTAGIOUS

1_000000002096_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

Y&Tの通算8作目のアルバムで、GEFFEN移籍第1弾となったアルバム、「コンテイジャス」、入荷しました。

ショップはこちら

早くからNWOBHMの流れの中で注目され、LAメタルを中心としたポップ・メタルの潮流とは別の所で評価されながら、80年代初期のHR/HM隆盛期に乗り遅れた感があった彼等が、いよいよMTVを中心に大ブレイクを果たそうとする意欲作ではありました。

大手ゲフィンのバックアップの元、プロデューサーにREOスピードワゴンの「禁じられた夜」を手掛けた事で有名なケヴィン・バーミッシュを迎え、後にメガデスで活躍するドラマー、ジミー・デグラッソが新加入し、ルックス的にもフレッシュになった彼等は、80年代メタルのど真ん中へと乗り込んでいったわけです。

まるで一時期のBON JOVIを思わせるオープニングのアルバム・タイトル曲、そしてその名もズバリ、「L.A. ROCKS」ではLAメタルの喧騒を再び甦らそうかという勢いがあります。

ただやはり彼等の強烈な個性である哀愁型メタルの面影を追ってしまうファンにとっては、「ARMED AND DANGEROUS」の様な翳りのあるフックが印象的なナンバーが目に付くと思います。

その極めつけとも言えるパワー・バラード、「TEMPTATION」は、やはりメガデスでの活動があったアル・ピトレリ、DANGER DANGERのブルーノ・ラヴェル、そして今や故人となってしまったY&Tのオリジナル・メンバーであり、ベーシストのフィル・ケネモアの共作となっています。

Y&Tを象徴する様なこのドラマティックなナンバーに、デイヴ・メニケッティが作曲面で関わっていないのが意外ですが、おそらく大胆なポップ化が伴った本作において、ソウルフルなデイヴの声に合わせて作られたのではないかと思われます。

全体的にはこれまでのY&T節と、時流に合わせた大衆感がミックスされたユニークなものとなっているのですが、セールス的には大成功とは言えなかった様です。

当時のGEFFENがWHITESNAKEに全力を注いでいたから、という話もある様ですが、個人的には本作も同じ様にビッグ・セールスを残してもおかしくない力作だとは思います。

ただCONTAGIOUS(伝染)を表現したかったのでしょうか、アルバム・ジャケットはこれまでのY&T作品と比べると、あまりにも地味だった様な気がします。

2014年9月24日 (水)

SURVIVOR CAUGHT IN THE GAME

Simg238_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは83年作、サバイバーの通算4作目となったアルバム、「制覇への野望」、入荷しました。

ショップはこちら

初代ヴォーカリスト、デイヴ・ビックラーが在籍した最後のアルバムとなりましたが、彼等の作品の中では最もプログレ・ハード色の強かった1枚と思われます。

「EYE OF THE TIGER」の大ヒットにより、彼等は国民的愛唱歌を歌うロック・バンドとしてのイメージが固定化され、その強烈なインパクトにより本作が正当評価されなかった気がしてなりません。

彼等の魅力はアメリカン・プログレ・ハードの一連の流れの最終形とも言えるサウンドにあり、80年代HR/HMシーンの中で語られてもおかしくなかったと思います。

実際アルバム・タイトル曲に代表されるキラキラしたメタリック・サウンドは、同時代のNIGHT RANGERと比べても遜色の無いものだと思われます。

JOURNEYの「ESCAPE」やFOREIGNERの「4」といった、本作リリースの数年前に発表された大名盤達が70年代から続いたメロディアスなハード・ロックの頂点を見せてしまった後では、サバイバーは確かに印象が薄いと言えるのかもしれません。

レコード会社のより強力なプッシュ、そして前作同様タイアップ曲の存在があれば、もっとヒットしていたのでは、と悔やまれてなりません。

ただ最近訃報が伝えられたジミ・ジェイミソンを迎え、よりポップな方法論を選択した彼等が、以降ヒット・チャート常連バンドになっていったのは、本作があったからこそなのかもしれません。

いずれにしても収録曲全てがシングル・カット可能であったろう完成度は奇跡的で、本作こそがサバイバーの最高傑作と思う方も多いのではないでしょうか。

2014年9月23日 (火)

FOREIGNER CAN'T SLOW DOWN

Simg250 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

フォリナーの通算9作目のアルバムで、現在のところ最新オリジナル作となっている1枚、「キャント・スロー・ダウン」、入荷しました。

ショップはこちら

オリジナル・メンバーは最早ミック・ジョーンズのみ、2005年に加入した元HURRICANEのケリー・ハンセン、元DOKKENのジェフ・ピルソンが新たな魅力をバンドに持ち込んで以来、ようやく新作がリリースされ多くのファンを狂喜させたと思います。

先行シングルとなった「TOO LATE」のみ、ドラムはジェイソン・ボーナムが担当しています。

その他のメンバーは、エアロスミスでのセッションで有名なトーマス・ギンベル、WHITESNAKEでも活躍したドラマーのブライアン・ティシーが参加しています。

ミック・ジョーンズと共同プロデュース、そしてほとんどの曲を共作を担当したのは、超売れっ子ライターでもあるマーティ・フレデリクセン。

ケリー・ハンセンのルー・グラムの面影を大きく残すヴォーカルを中心に、メロディック・ロックのモンスターとしての貫禄十分な内容となっています。

ロック・ナンバーとバラード・ナンバーが約半分ずつという構成は、80年代の彼等でもなかった思い切りの良さが伺えますが、年齢相応のメロディ指向がそうさせているのでしょうか。

同時代のジャーニーが新ヴォーカリストを迎えながら、若返る様にしてヘヴィなロック・アルバムをリリースしているのとは対照的にも思えます。

ルー・グラム時代と比べても遜色のない艶っぽさを見せるケリーは、ヴォイス・オブ・フォリナーとして徹しているのが印象的です。

彼の声と共に、「TOO LATE」ではかつての「蒼い朝 Blue Morning, Blue Day」を彷彿させる王道フォリナー節を聴かせてくれ、ファーストに収められていた「お前に夢中 Fool for You Anyway」のセルフ・リメイクも収録しています。

フォリナーだからこそできる70年代回帰は、結果的には過去のナンバーが普遍的なメロディも持ち得ていた事の証明になっている気もします。

更に「IN PIECES」や「WHEN IT COMES TO LOVE」等では、マイルドになった新しいフォリナーの一面も覗かせ、今後のバンドの方向性に期待を持たせてくれます。

本作は新編成のバンドの顔見せ的な側面が強いと思われ、もっとハードでワイルドなフォリナーの側面を好む方にはポップでメロウすぎるかもしれません。

ただその一方で、まだまだ新鮮味のあるキャッチーなロックを聴かせてくれると信じられるだけの魅力は十分秘めていると思います。

2014年9月22日 (月)

GREAT WHITE ELATION

Simg228 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

グレイト・ホワイトのデビュー30周年、通算12作目となったアルバム、「イレイション」、入荷しました。

ショップはこちら

09年作の前作、「RISING」リリース後に、看板ヴォーカリストであるジャック・ラッセルが体調悪化の為バンドを離脱します。

その後故、ジェイミー・レイン、そして一夜限りの様ですが、元ROUGH CUTT、QUIET RIOT、現KING KOBRAのポール・ショーティーノをサポートとして迎えながらバンドはツアーを続行、そして記念すべきバンド史の節目に元XYZのテリー・イルスを迎えて本作をリリースしています。

ジャック・ラッセルはその後、Jack Russell's Great Whiteとして別バンドを結成、そして最近グレイト・ホワイトに再加入し、元の鞘に収まったという嬉しいニュースが伝わっています。

肝心の本作、やはりジャックの声抜きでは納得行かない古くからのファンの声が聞こえてきそうですが、テリー・イルスの声は大きな違和感を残さないジャック似のヴォーカルを披露しています。

これはかつてJOURNEYやFOREIGNERが選択した手法と同じだと思いますが、先任ヴォーカリストがバンドのイメージに大きく貢献していた事をバンド自身が知っていたからだと思います。

変わらぬストレートなハード・ロック、酸いも甘いも知った大人のロックが展開されているだけに、表現力豊かなヴォーカリストの存在は必要不可欠だったのでしょう。

必至に自分に与えられた役割を全うしようとしているテリー・イルスに好感が持ててしまうのですが、さすがに寂しく聴こえてしまうのは致し方ないところでしょう。

彼等のファンならとっくに承知の事だと思いますが、このバンドに本作以上のヘヴィさやスピードを求める人は、他のバンドを追っかけた方がいい、という事に尽きると思います。

男泣きできるバラード、心地良い風を感じられるだけの疾走感、そして酒や煙草が美味くなるロックの妖しさが適度に揃っていればいいんだと思います。

それを的確に音にしてきてくれたバンドだけに、やっぱりジャック・ラッセルの声を待望してしまうのは必然かもしれません。

2014年9月21日 (日)

SHY MISSPENT YOUTH

Simg101_3 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

悲劇的とも言える英国メロディアス・ハード・バンド、SHYのメジャー第3弾、通算4作目の89年のアルバム、「ミスペント・ユース」、入荷しました。

ショップはこちら

イギリスでは「BRAVE THE STORM」、「EXCESS ALL AREAS」という2枚の哀愁メロディが秀逸な大名盤を残しながら、契約を切られるという事態に陥ります。

まさに英国に見切りを付けられた形で彼等はMCAに移籍、アメリカに渡ります。

QUEENやFOREIGNER、CHEAP TRICK等との仕事で有名なロイ・トーマス・ベイカーをプロデューサーに迎え、シャイは大きなサウンドの転換を行います。

遅れてきた80年代メタルの王道路線を敢行した本作は、そんな意気込みとは裏腹の商業的結果を残してしまいますが、隠れ名盤としての趣を強く残しています。

アメリカン・ハードの陽性のダイナミズムを意識した80’s型メタルの典型的ナンバーが並ぶ中、「AFTER THE LOVE HAS GONE」では彼等特有の湿った美メロが光るパワー・バラードが炸裂しています。

この1曲だけのためでも、メロハー・ファンにとって本作は必聴と言える完成度を誇っています。

「BROKEN HEART」では、90年代でのSHY再結成で見られる哀愁ハード・ポップ的センスもすでに開花していて、このバンドの非凡なセンスを見せてくれています。

全体的にはロイ・トーマス・ベイカー作品の特徴とも言える、クリアでライト、ビートが強調されたサウンド・プロダクションが目立ち、そのため妙に力んだ印象が残るのも事実ですが、SHYの個性をスポイルしてしまう程のものではないと思います。

ヴォーカリストのトニー・ミルズが本作を最後に一時脱退をしてしまい、以降のSHYは迷走気味のアルバムを幾つかリリースしていきますが、ここでのアメリカン・マーケットを意識した弾けっぷりはなかなか魅力的でもありました。

ご存知の様に音楽的リーダーであったギタリスト、スティーヴ・ハリスの急逝によりバンドは2011年作の「SHY」を最後に解散状態にあります。

最後まで大きな成功を残せずに、半ば伝説的に語られ続けてきたバンドですが、実に器用なソング・ライティング・センス、そしてそつのないサウンドが得難い名バンドであった事を、本作からも改めて思い知らされます。

2014年9月20日 (土)

LORDI DEADACHE

Simg179_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

フィンランドの怪物集団、ローディの2008年作、通産4作目となったアルバム、「デッドエイク」、入荷しました。

ショップはこちら

良く知られている様に、彼等は50年以上の歴史を誇り、かつてABBAやセリーヌ・ディオンを排出したユーロビジョン・ソング・コンテストの優勝者であり、欧州では圧倒的な支持を得ている、まさにモンスター・バンドです。

KISSを更に過激にリアルにしたコスチューム、パフォーマンスは、確かにキワモノとして呼ばれるには十分な大仰さが売りになってはいますが、その音楽性は確かな王道ハード・ロック主義を貫いていると思います。

誰もが大合唱できそうなアンセム型ナンバーの徹底は、彼等のメタル愛とも思える哲学を感じる事すらできます。

色眼鏡で見られがちなのかもしれませんが、先入観抜き、偏見無しで是非一度聴いてみる事をおすすめします。

ドギツサの中に光るメロディ・センスに、惚れてしまう事請け合いです。

2014年9月19日 (金)

THE LOU GRAMM BAND

1_000000001959_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

2009年作、ひっそりとリリースされながらメロディック・ロック・ファンには見逃せない1枚となった、「ルー・グラム・バンド」、入荷しました。

ショップはこちら

ヴォイス・オブ・フォリナーとして数々のヒット曲を残し、多くのミュージシャンからリスペクトされ続けているルー・グラムは、大病のため一時一線を退きますが、フォリナー脱退後に本格的に活動を開始したのが本作となります。

ベン・グラム、リチャード・グラムと、実の兄弟を含む5人編成のバンドとして、リラックスした中でしっかりとハード・ロック、メロディアス・ハードを聴かせてくれます。

CCM、クリスチャン・ロックとして位置付けられている様で、フォリナー時代は大人の男女のドラマ、それも時には肉欲的な歌詞を歌い続けてきたルーのワイルドなイメージからしたら、意外な展開に驚いた人も多いかもしれません。

伝説的に語られるその声も、やはり多少の変化を隠せない様で、その体型からか、それとも年齢を重ねたせいなのか、黄金期よりは幾分渋さにも取れる太さが目立ちます。

元々煮え切らない美学とも言えるソウルフルな歌唱法、翳りのある声が魅力だったので、そう大きな変化はないにしても、どこか肩の力が抜けたとも言える素朴な歌い方が逆に新鮮に響くのかもしれません。

「GOD」、「BAPTIZED」といったキーワードが並ぶ中でも、メロディの良さは文句の付けようがなく、フォリナーで彼が担っていたのはシンガーとしての役割だけでなく、曲全体を聴かせるプロデューサー的なセンスを発揮していたのだと改めて思い知らされます。

ド派手ではけっしてありませんが、かゆい所に手が届く、ちょうどいいメロディ、と言ったら怒られるでしょうか。

この人が歌えば、人生の悲哀を含め、情感溢れる世界を作り上げてしまう、それも非常にわかりやすい方法で、と言い換えた方がいいのかもしれません。

渋さの中に男の優しさが垣間見れる、まさに大人のためのハード・ロック・アルバムとなった力作です。

2014年9月18日 (木)

RUSH PRESTO

1_000000002082_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ラッシュの通算13作目、89年のスタジオ・アルバムで、アトランティック移籍第1弾となった、「プレスト」、入荷しました。

ショップはこちら

「A SHOW OF HANDS ラッシュ・ライヴ~新訳・神話大全」を挟み、ライヴ・アルバムで一区切りをつける事もすっかり恒例となっています。

まさにラッシュの新時代が始まるべく、プロデュースにはルパート・ハインが迎えられています。

ハインはラッシュの同郷であるカナダの名プログレ・ハード・バンド、SAGAの「WORLDS APART」を始め、ハワード・ジョーンズ、トンプソン・ツインズ等、エレ・ポップ・サウンドを得意とする人ですが、ここでもその個性が強く生かされています。

シンセの導入を始めたラッシュは、常にニール・パートの手数の多さがサウンド全体を引っ張ってきた印象がありましたが、本作ではよりコンパクトでキャッチーなナンバーが揃った事により、バンド・サウンドもかなりスッキリと整理された印象があります。

跳ね回るリズムよりも、流れる様な心地良さとタイトな音作りが、80年代エレ・ポップとハード・ロックの融合を理想的に果たしたと言うべきなのでしょう。

ある意味彼等の作品としては最もポップでライトなものとも思えますが、ルパート・ハインとのコラボが以降のラッシュ・サウンドを決定付けたと捉える事もできるかもしれません。

本作、そして次作の「ROLL THE BONES」におけるポップ大冒険は、彼等のハード・ロック回帰を促す実験期であったと思います。

時折80'sニュー・ウェイヴ、キラキラ・ポップにも聴こえてしまう本作を聴いていると、RUSHというバンドは実はかなりミーハーな部分もあったのでは、と感じる人もいるかもしれません。

ただその庶民的感覚こそが、彼等のメタル、プログレ双方の魅力を生み出す原動力であったのだと思います。

2014年9月17日 (水)

MOTLEY CRUE CARNIVAL OF SINS LIVE

1_000000002078_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

2005年、オリジナル・メンバーで復活を果たしたモトリー・クルーが行った「Carnival of Sins tour」の模様を収めた2枚組CD、「炎上ライヴ~罪への宴」、入荷しました。

ショップはこちら

映像ソフトとしてDVDもリリースされましたが、モトリーのライヴ第2弾となった本作は、バンドの状態の良さが特に目立つものとなり、当時のヴィンスの声の調子も絶好調であったと思われます。

オリジナル・モトリーとしては、実に8年ぶりとなる来日も果たし、彼らがまだまだ健在である事を証明してくれました。

あれから約10年、ご存知の様にいよいよモトリー解散への秒読みが始まっていますが、ライヴ・バンドとしていかに優れていたかを再認識するためにも必聴盤と思われます。

前作のライヴ盤では含まれていなかったファーストからのナンバー、「LIVE WIRE」、「TOO FAST FOR LOVE」、「ON WITH THE SHOW」では、初期の荒々しさがそのまま再現され、「GLITTER」、「WITHOUT YOU」、「HOME SWEET HOME」のバラード3連チャンでは、彼等のソフト・サイドの魅力も全開となっています。

センセーショナルな面ばかりが先行し、各プレイヤーの力量がなかなか語られてこなかったとは思いますが、4人それぞれがg優れたミュージシャンであった事が本当に良くわかるライヴとなっているのではないでしょうか。
 

2014年9月16日 (火)

RATT DANCING UNDERCOVER

1_000000002077_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ラットの86年作、サード・アルバムとなった1枚で、LAメタルの象徴として快進撃を続けてきた彼等の「Ratt'n Roll」が極まった好盤、「ダンシング・アンダーカヴァー」、入荷しました。

ショップはこちら

時代は彼等の後輩格と言えるBON JOVIが大ブレイクし、同期と言えるMOTLEY CRUEがポップ展開をしていた頃で、最もグラマラスな存在と言えたラットはサウンド的にはけっしてブームに触発される事なく自らの道を追求していた気がします。

今改めて考えてみると、この点は実に意外なのですが、RATTはパワー・バラードにもラジオ向きのポップ・シングルにも目をくれず、独特のリフとつんのめる様なリズム・キープにより疾走を続けていました。

良く言われる様に、スティーヴン・パーシーのヴォーカリストとしての限界が確かに曲調の幅を狭めていた事もあるとは思うのですが、彼等は器用さよりもシンプルなものをセクシーでクールに聴かせる手腕を売りにしていたのではないでしょうか。

おそらく他のバンドがやったら凡庸なものになるであろう曲も、彼等にかかると途端にカッコ良くなっていた感があります。

「SLIP OF THE LIP」や「IT DOESN'T MATTER」等は、その代表例ではないでしょうか。

見た目の派手さと対照的なモノクロ、重厚なメタリックさが光っていた事が、今まであまり語られてこなかった気がしますが、そういう意味ではサウンド志向はキラキラした時代に逆行していたとも思えてなりません。

2014年9月15日 (月)

44 MAGNUM LIVE ACT Ⅱ LIVE AT TOKYO

1_005007000001_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは86年リリース作、44マグナムのライヴ・アルバム第二弾となった1枚、「ライヴ・アクト Ⅱ ライヴ・アット・トーキョー」、入荷しました。

ショップはこちら

収録は85年の渋谷公会堂、彼等の初期メタル三部作と言える「DANGER」、「STREET ROCK`N ROLLER」、「ACTOR」からの総決算的な内容となり、人気絶頂期の姿が生々しく記
録されたものとなっています。

ジャパメタ・ブームのピークでもあったこの時期、彼等は日本語と英語の混成による、ライヴ映えのするパーティー・ロックを追求していた第一人者であったのもライヴから十分うかがえます。

テクニックよりもあくまでもドライヴ感を大事にしたバンド・サウンドと、グイグイとオーディエンスを引っ張っていくスタイルは、いま考えても日本では稀有な存在だったと思います。

ビジュアルのカッコ良さはもちろん、実際ソング・ライティングのセンスも長けていた人達だけに、もっと再評価されてもいいと思います。

2014年9月14日 (日)

JOHN WAITE FALLING BACKWARDS 

Simg040_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ジョン・ウェイト自らが監修したベスト盤、「フォーリング・バックワーズ」、入荷しました。

ショップはこちら

彼の長いキャリアが一望できる素晴らしい内容となっています。

76年にTHE BABYSでデビューしたジョン・ウェイトは、英国ハード・ポップ・バンドの先駆者として、その独特の声で印象的なメロディを70年代後半に残しています。

ご存知の様にベイビーズは、この人の他にジョナサン・ケイン、リッキー・フィリップス等の優れたミュージシャンを輩出した事でも有名です。

MSGにも一時参加したあのレイ・ケネディ作によるベイビーズのヒット曲、「ISN'T IT TIME」に始まり、
なんと約20年に渡るこの人のキャリアが本作ではズラリと並んでいます。

そのベイビーズ時代のナンバーが6曲、そして84年の大ヒット曲、「MISSING YOU」を中心としたソロ・キャリアが、当時の最新オリジナル・スタジオ・アルバム、「TEMPLE BAR」(95年作)までバランス良く詰められています。

更にBABYSとJOURNEYの合体と話題になったBAD ENGLISHのナンバーが3曲含まれ、充実したメロディ集となっています。

英国独特の翳りを含みながら、華やかなメロディを歌いこなすセンス、真似できそうでできないクセのある甘い声は、一聴してジョン・ウェイトとわかる強い個性である事を再認識させられますあ。

それに加えブレの無いメロディ作りも見事で、デビュー以来一貫してせつなく疾走するメロディアス・チューンを歌い続けてきた事に頭が下がります。

2014年9月13日 (土)

THE DOGS D'AMOUR HAPPY EVER AFTER

1_000000002069 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ドッグス・ダムールの通算7作目となったアルバム、「ハッピー・エヴァー・アフター」、入荷しました。

ショップはこちら

前作の「許されざる恥辱 MORE UNCHARTERED HEIGHTS OF DISGRACE」から、実に7年ぶりとなっています。

事実上ドッグスは解散状態にあり、リーダーのタイラはマイペースなソロ活動を続けていましたが、時代から要請されたというよりは、玄人受けするバンドであったために多くのリスペクトを受けながら自然発生的に再結成を果たしたという感が強い気がします。

タイラ、バン、そしてバンの奥方である元VIXENのシェアー、そしてアンディ・マッコイと活動をしていたジョー・ドッグが復帰し、華やかになったドッグスが戻ってきています。

カヴァー曲が1曲、タイラのソロ・アルバムからのリメイクが1曲の他は、全てが彼等の魅力が詰まった新曲となり、珍しく多くのゲスト陣を招きながらバラエティに富んだサウンドが目立ちます。

特にシェアの女性コーラスが加わった事により、独特のバブルガム・ポップ感が出てきたのが新鮮です。

やさぐれ感と哀愁感、そしてキャッチーなコーラスが個性のバンドでしたが、本作でもその魅力は十分に生かされ、彼等が最も輝いていた80年代よりも充実している気がします。

2014年9月12日 (金)

SAMSON LIVE AT READING '81

1_000000002064_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

N.W.O.B.H.M.シーンにおいて、ブルース・ディッキンソンが在籍していたという事で伝説的に語られ続けているバンド、サムソンの81年のライヴ音源、「ライヴ・アット・レディング '81」、入荷しました。

ショップはこちら

老舗大型フェスであるレディング・フェスティヴァルでのライヴとなり、元々はBBCラジオ放送用のものらしく、かなり高音質なものとなっています。

ちなみにリミックスは、クリス・タンガリーディスが担当しています。

今は亡きポール・サムソンが率いるバンドでしたが、驚異的な声量のヴォーカリストと、ボンテージ風のマスクをかぶったドラマー、サンダースティックのパフォーミングが強烈な個性を放っていました。

ポールはギタリストとしては弾きまくるというよりは、かなり丁寧にプレイする人だと思いますが、ツボを抑えたソング・ライティングと味わい深いリフは哀愁メタルの先駆けとも言える存在だったと思います。

本ライヴ直前に名物ドラマー、サンダースティックは脱退、そして当時ブルース・ブルースと名乗っていた看板ヴォーカリストもレディング参加後にアイアン・メイデンに引き抜かれ、ある意味悲劇的なバンドとしてその運命を辿っていく事になります。

「Since You've Been Gone」、「I Surrender」の作者として有名なラス・バラード作の「Riding With The Angels」は、今でも大合唱必至の彼等の代表曲であり、ブルースの伸びのあるシャウトもすでにメイデンでの活躍を予見しているかの様です。

当時の英国メタルの貴重な記録としても、かなり興味深く聴ける1枚です。

2014年9月11日 (木)

SAXON METALHEAD

Simg981_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

激動していくメタル・シーンを、常にマイ・ペースで突き進んできたサクソンの99年作、通産14作目のアルバム、「メタルヘッド」、入荷しました。

ショップはこちら

彼等の歴史は、アイアン・メイデンやデフ・レパードのキャリアとけっして同様の光を浴びてきたわけではありませんが、コアなリスペクトは常に受け続けてきたものだと思います。

そのメタル道をひたすら突き進む姿には、NWOBHMの伝統を守り続けてきた存在感を残してきた一方、時代と向き合う事によりサウンド変換をしてきたのも事実だと思います。

一時はアメリカン・マーケットを完全に狙ったポップ転換もありましたが、それすらも独特のサクソン節をどこかに感じさせてくれました。

本作では今までになくパワー・メタル色が強く、スピードよりもミドルでのヘヴィ・グルーヴを重要視している様です。

それらを90年代メタルの後追いと簡単に決めつけるには、あまりにも気高くストイックな鋼鉄性が目立ちます。

疾走するリフ、陰りのあるメロディの職人芸は確かに健在で、昨今のヘヴィ・ロックの流れに媚を売ることなく響いているのは、やはりベテランの貫禄と言うべきでしょうか。

かつてバイカーズ・ソングを掻き鳴らしていた頃より、かなり重厚なサウンドが意外にもバンドのいぶし銀の魅力を引き出す事に成功している気がします。

派手なスター・プレイヤーがいるわけでもなく、クレイジーなロッカーぶりを見せるわけでもなく、ただただメタルへの忠誠心を生真面目に音にしているといったバンドの姿勢に、本当に頭が下がる思いです。

2014年9月10日 (水)

MASQUERADE MASQUERADE

1_000000002057_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

スウェーデン発のメロディアス・ハード、ハード・ポップの究極系と言えるバンド、マスカレードのデビュー・アルバム、「マスカレード」、入荷しました。

ショップはこちら

一体北欧にはどれ程の美メロ・バンドがいるのか、本当に驚かされるクォリティの高さです。

日本ではBURRN!誌を中心に、TNTの再来と評価され、多くのメロハー・ファンを虜にした1枚として今でも有名です。

確かにヴォーカリストの透明感溢れるハイトーンと、流麗なギター・プレイ、そして巧みなソング・ライティングはTNTを思わせますが、個人的にはより幅広いポップ・センスを持っている気もします。

かつてEUROPEと同じ様に、コンテストで評価がされプロ・デビューをした様ですが、すでにデビュー作にして素晴らしい完成度を誇っています。

キーボードレスの4人編成ながら、分厚いコーラス・ハーモニーを主体としたバンド・サウンドは、適度にメタリックでウエットな質感とカラッとしたダイナミズムも持ち合わせるものとなっています。

もちろんこの手のサウンドの要は、やはりメロディの充実度にあると思いますが、彼等は軽く及第点をクリア、更に印象的な旋律を生み出す事に成功していると思います。

緩急の使い分けも見事で、間にアコースティック・ギターによる小曲を挟みながら、一気に全14曲を聴かせてくれます。

バラードでの泣かせ具合も文句の付けようがなく、哀愁型メロディからロマンティックなポップ・バラードまでこなす器用さには頭が下がります。

全美メロ・ファンが納得のできる1枚として、かなりオススメできるアルバムです。

2014年9月 9日 (火)

STEELER スティーラー

Simg947_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは83年作、イングヴェイのプロ・デビュー作として有名なスティーラーの唯一のアルバム、「スティーラー」、入荷しました。

ショップはこちら

後にKEELを結成するロン・キール、LIONを結成するマーク・エドワーズ、SINや多くのセッションで有名なリック・フォックスを擁し、シュラプネル・レコーズのマイク・ヴァーニーによって見出されたイングヴェイが渡米し合流、LAメタル夜明け前の真っ只中、衝撃的なデビューを果たしました。

作曲のほとんどがロンを中心としたアメリカ勢が担当したため、典型的な初期LAメタル節が炸裂し、キャッチーな疾走感が全編を覆っています。

ただやはり当時二十歳そこそこのイングヴェイのプレイが群を抜いています。

彼が作曲に関わった「No Way Out」では、すでにクラシカルなスタイルが確立されていて、アコースティックからいきなり燃え上がる様な超絶プレイへと移行し、ミディアム・バラード風のメロディアス・チューンとなっています。

またやはりイングヴェイ作のドラマティックなインスト、「Abdauction」は特に聴きもので、続く「On The Rox」へ壮大なオープニングとなり、スピーディーなリフが襲ってくる頃には誰もが震えを感じるに違いないと思われます。

そしてやはり極めつけは弾きまくるイングヴェイの恐ろしい程の才能が印象的な「Hot On Your Heels」でしょう。

スパニッシュ・ギターから現在の彼のスタイルへと繋がる速弾きは、3分を超える独壇場となり、やがていかにも80'sメタルとでも言うべきスピード・チューンへとなだれ込む様は圧巻です。

ラスト・ナンバーとなる「Serenade」は、「天国への階段」をも思わせながら、哀愁型絶叫バラードの名曲になっています。

ロンの特徴的な声とキャッチーな歌メロも印象的で、イングヴェイ信者にはもちろん、LAメタル隆盛期をこよなく愛する方にとっても必聴盤となる1枚だと思います。

2014年9月 8日 (月)

UFO MISDEMEANOR

1_000000002056_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは85年作、UFOの12作目となったアルバム、「ミスディミーナー」、入荷しました。

ショップはこちら

彼等のキャリアの中でも最もポップな1枚と思われ、長い歴史の中ではそのド派手なサウンドとは裏腹に知名度の低いアルバムであるのが残念です。

前作の「Making Contact」ではニール・カーターの貢献度により、かなりアメリカナイズされたキャッチーな路線が極まったと思われましたが、そのカーターはゲイリー・ムーア・バンドに引き抜かれ、残されたフィル・モグは本作でメンバーを総入替しています。

まずMSGで浮気をしていたポール・レイモンドを呼び戻し、ベースには元ダムドにいた畑違いとも思えるベテラン、ポール・グレイ、そしてドラムには元MAGNUMのジョン・シンプソン、そしてギタリストには新人の日系3世、アトミック・トミー・Mを迎えています。

ベテラン勢と若い才能が融合した事により、時代性を考慮したアレンジの中で、古き良き伝統が見事に生かされたのではないでしょうか。

キラキラのシンセ・サウンドをバックに、哀愁のフィル・モグ節が絡むという、独特のメロディアス・ハードが今聴いても新鮮です。

加えてフラッシーなギター・プレイは、いかにも80年代メタルの王道を感じさせるものがあり、本作と次作として発表されたミニ・アルバム、「Ain't Misbehavin' 」でしか味わえないUFOのLAメタル・ヴァージョンとでも言うべきキラメキ感が素敵です。

MSGでは「Never Trust a Stranger」という名バラードを残したポール・レイモンドは、本作では「Dream The Dream」でまさにドリーミーなポップ・バラードを残しています。

更には「The Only Ones」、「Wreckless」では、これまでの王道UFOソングと言える哀愁メロディも健在で、充実したナンバー揃いの隠れ大名盤としての趣を強くしています。

2014年9月 7日 (日)

TED NUGENT SPIRIT OF THE WILD

1_000000002049_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

テッド・ニュージェントのソロ名義としては11作目となった95年作のアルバム、「スピリット・オブ・ザ・ワイルド」、入荷しました。

ショップはこちら

ダム・ヤンキーズでの活動を経て久々にテッドが大ハード・ロック大会を敢行した1枚です。

88年作の「青コーナーの誘惑 If You Can't Lick 'Em...Lick 'Em」では、トム・ワーマンをプロデューサーに迎え、ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラが作曲陣として加わったハード・ポップ寄りのサウンド、続くダム・ヤンキースでのメロディアス・ハード寄りの展開により、テッドの野獣性はけっしてスポイルされる事はありませんでした。

また70年代からテッドを支えてきたデレク・セント・ホルムズが、マイケル・シェンカー・グループでの活動を経て、13年ぶりに合流し、ヴォーカルだけでなくソング・ライティングでも貢献をしています。

印象的なのは、ジャケットに映る姿や豪快なリフにはかつてのワイルド、猥雑なテッドが甦っているのですが、メロディの節々に整合感が目立ち、おそらくジャック・ブレイズ、トミー・ショウという優れたメロディ・メイカーとの仕事が大きく影響を残しているであろうという点でしょう。

優等生になる事はもちろん、枯れる事や渋みを出す事には無縁の人だとは思いますが、ソング・ライティングでの成長、充実は確実にあったと思います。

こうしてメロディに対する純粋な探究心を持つ事で、更にカッコ良くなって帰ってきてくれたのではないでしょうか。

2014年9月 6日 (土)

FASTWAY WAITING FOR THE ROAR

Simg883_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは86年作、ファストウェイのサード・アルバムとなった1枚、「ウェイティング・フォー・ザ・ロアー」、入荷しました。

ショップはこちら

モーターヘッドのエディ・ファスト・クラークとUFOのピート・ウェイが結成した、N.W.O.B.H.M.シーンの異色バンドとして有名でしたが、本作ではそのサウンドを大きく変えた事により、このバンドのミステリアスな部分を強調する事となりました。

現在はアイリッシュ・パンク・バンド、フロッギング・モリーで活動するヴォーカリスト、デイヴ・キングのパワフルかつハイトーンの声と、ツェッペリンのDNAを受け継ぐブリティッシュ・ハードへのこだわりが、それまでのファストウェイの個性でしたが、まずバンドは大きなメンバー・チェンジをします。

元ハンブル・パイのジェリー・シャーリー、元テイストのチャーリー・マクラッケンの2人のベテランが脱退し、デイヴ・キングとアマチュア時代に活動していた若手メンバー3人が新たに迎えられ、バンドは5人編成となります。

更にプロデューサーに、アメリカ人であるテリー・マニングを招集、シンセを主体としたキラキラ・サウンドの大胆な導入を図ります。

なんとバンドを引っ張ってきたエディは作曲には一切関わらず、若手メンバーとプロデューサーにサウンド作りを委ねます。

その結果アルバム前半は流麗なメロディアス・ハードが展開され、見事に洗練された80年代型メタルとなっています。

ジャニス・ジョップリンのカヴァーを挟み、アルバム後半は以前のファストウェイらしいメロディを含むブリティッシュ臭が見られますが、あくまでもサウンドはモダンなアレンジの元でキャッチーさを損なう事はありません。

モーターヘッドのエディの姿はおろか、正統派ハード・ロックの正統後継者としての佇まいもここにはありません。

ただここまで徹底したキラキラ・メタルには、やはり惹かれずにはいられない人も多いと思います。

ジャケット・デザインがもたらすイメージもピッタリで、かなりインパクトの強い隠れ名盤の一つではないでしょうか。

2014年9月 5日 (金)

KROKUS STAMPEDE

Simg855_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

スイスの超ベテラン・バンド、クロークスが90年にリリースした通算11作目のアルバム、「スタンピード」、入荷しました。

ショップはこちら

クロークス名義ではありますが、ギタリストのフェルナンド・フォン・アーブを除き、メンバーが全員一新されています。

彼等は前作の「Heart Attack」を最後に解散状態にあり、バンドの存続を望むフォン・アーブが一人奔走していた事になります。

当時彼等悪性の腫瘍を抱えていた様で、病魔と戦いながらクロークスでの活動をしていた事を考えると頭が下がります。

本作のみの参加となったヴォーカリスト、ピーター・タナーは、前任であり現在も看板としてクロークスの個性となっているマーク・ストラーチェとは対照的な低音の金属的ヴォイスの持ち主で、サウンドもそれに伴いますますメタリックなものになっています。

クロークスが一時期見せていたJUDAS PRIEST寄りのドラマティックなメタル路線、そして80年代メタルとしてのポップ展開を封印し、ここでは元々持ちあわせていたAC/DCマインドを貫いています。

ブライアン・ジョンソンの歌い回しを彷彿させる事もあり、スピーディーなAC/DCといった感が強くなり、なかなか楽しませてくれます。

7分にも及ぶ一大パワー・バラード、「In The Heat Of The Night」のみ異色とも思える完成度を誇り、王道ハード・ロックのツボを知り尽くしたバンドの貫禄を残しています。

2014年9月 4日 (木)

BLACK SABBATH MOB RULES

1_010002000072 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは81年作、ブラック・サバスの「悪魔の掟」、入荷しました。

ショップはこちら

前作の「ヘヴン&ヘル」に続き、ロニー・ジェイムズ・ディオ参加第二弾となったサバスのアルバムです。

前作のインパクトを前にすると、本作はちゃんと評価されていなき気もしますが、なかなか捨て難い力作となっています。

ロニーが持ち込んだ様式美メタルの流れはここでももちろん生かされているのですが、オープニング・ナンバーの「Turn Up The Night」では、すでにサバスが「Never Say Die」で試みたポップ化の影も見られ、まるでオジーでは表現しきれなかった方法論を再度挑戦しているかの様な感じもします。

初期のヘヴィさと、ロニーの情念型ハード・ロックが正しく融合しているので、この路線を更に突き詰めて欲しかったと思います。

サバスとレインボーの合体という意味では、前作よりも本作の方が成功していると思います。

2014年9月 3日 (水)

PAT BENATAR IN THE HEATOF THE NIGHT

1_009007000021_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年作、パット・べネターのファースト・アルバムとなった1枚、「真夜中の恋人達」、入荷しました。

ショップはこちら

オープニングでもありシングル・ヒットした「ハートブレイカー」により、女性ハード・ロッカー第一人者としての地位を瞬く間に確立します。

アルバム全体は80'sを予見する様なポップなメロディとアレンジに溢れていますが、やはりこの人の高音シャウトと低音のセクシーなハスキー・ヴォイスの巧みな使い分けによる歌の上手さが光ります。

今改めて聴き直してみると、ニュー・ウェイヴ風のナンバーや、ブロンディにも近いポップ・ナンバーがかなり目立つのですが、ライト・メタルという言葉も彼女のために生まれた気もする、来るべき80年代を占う1枚だったと思います。

2014年9月 2日 (火)

KING KOBRA LEGENDS NEVER DIE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

キング・コブラがメンバー・チェンジを繰り返しながらリリースした3作目と4作目をカップリング、更にボーナス・トラックを1曲加えたありがたい2枚組、「レジェンズ・ネヴァー・ダイ」、入荷しました。

ショップはこちら

「Ready To Strike」、「Thrill of a Lifetime」と、2枚の優れた80年代メタル・アルバムを残したキング・コブラが、メジャー契約を失いながらも地道な活動をしていた事はあまり知られていないかもしれません。

カーマイン・アピスのお遊びにも思えたポップ・メタル、メロディアス・ハードを貫徹したこのバンドは、結構本気だったという事なのでしょう。1_000000002030

88年作のサード、「King Kobra Ⅲ」は2代目ヴォーカリストとしてジョニー・エドワーズを迎えています。

この人は後にルー・グラムが一時脱退したフォリナーに抜擢され、「Unusual Heat」に参加し一躍有名になった人です。

いきなりY&Tを思わせるナンバーで始まり、KISSのアウトテイクと思われるジーンとポールの曲も取り上げられ、いかにも80'sメタル一直線というカーマインの心意気が感じられる傑作となっています。

このアルバムを最後に、キング・コブラは消滅し、ご存知の様にカーマインはBLUE MURDERへ合流、その後も様々にセッションへとなだれ込んでいきます。

そして2001年、突如としてバンドを復活させリリースされたのが、4作目となる「Hollywood Trash」でした。

ブルー・マーダー、MSGの活動で有名なケリー・キーリングをヴォーカルに迎え、オリジナル・メンバーであったギタリスト、ミック・スウェダが復帰しています。

アダルトなハード・ロック路線と思いきや、えっ!WHITESNAKE?、CHEAP TRICK?と思わせながら、ROLLING STONESの一節まで飛び出し、なかなかバラエティに富んだ内容となっています。

彼等のデビュー作から、アルバム・タイトル曲をセルフ・リメイクもしていて、しっかり80年代マインドも忘れていません。

さすがにかなり優等生的サウンドが目立ち、ややもすれば時代遅れ的なバンドとも見られがちですが、キャッチーかつメロディアス、そしてきっちりとしたパワフルさも兼ね備えたバンドが好きな方にはたまらない魅力を持っていると思われます。

2014年9月 1日 (月)

SAXON SACRIFICE

1_000000002029_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

サクソンの通算20作目、そして現在の最新盤となるオリジナル・スタジオ・アルバム、「サクリファイス」、入荷しました。

ショップはこちら

デビューから30年以上、N.W.O.B.H.M.シーンのトップを走り続け、時代の流れに翻弄されながらも基本は変わらない姿勢を貫き通してきた彼等の存在は、アイアン・メイデンと共に英国の誇りと言っても過言ではないと思われます。

今回のプロデュースを担当したのは、メガデス、エクソダス、アーチ・エネミー等々、多くのスラッシュ系、デスメタル系のバンドを手掛けてきたアンディ・スヌープ。

この自分達より若い世代をプロデューサーに起用した事で、サクソンのサウンドがけっしてコアに変容したわけではありません。

むしろリスペクトを受けた上で、重厚かつドラマティックなサクソン節、言わば王道ブリティッシュ・メタルを職人的テクニックで仕上げた感が強い、手堅い1枚となっています。

バイカー御用達の疾走型チューンこそがサクソンの個性でもあると思いますが、彼等はデビュー時からメロディアスなドラマティック・メタルを得意としています。

頑固一直線のイメージもある彼等ですが、実は起用なソング・ライティング・センスもかなりあったバンドでもあったと思います。

モダンなサウンド・プロダクションもサクソンらしさをスポイルする事なく、分厚くメタリックな質感によるメロディアス・メタルを盛り上げる事に成功しています。

派手さやスピーディーなアグレッシヴさは目立たないものの、メタルに求められるドラマ性、高揚感はさすがに完成度が高く、新旧のファンを間違いなく惹き付ける魅力が満載された力作だと思います。

« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »