フォト

ショップはこちらです

無料ブログはココログ
2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

PR


« 2014年7月 | トップページ | 2014年9月 »

2014年8月の31件の記事

2014年8月31日 (日)

本城未沙子 MESSIAH'S BLESSING

1_000000002026_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは82年作、ジャパメタ・シーンが盛り上がる中、現役高校生として衝撃的デビューを果たした本城美沙子のファースト・アルバム、「魔女伝説」、入荷しました。

ショップはこちら

浜田麻里に先駆けること半年、元祖ヘヴィ・メタル・クイーンとして今も語られますが、高崎晃プロデュース、バックはLOUDNESSのメンバー全員が参加した、という事でも重要作として知られています。

ラウドネスがプログレッシヴな硬質メタルを追求していた時代、彼女のキャラクターと特徴的な伸びのある声を借りてメタルの可能性を追求していた面も伺え、今聴いても興味深く響くアルバムです。

高崎晃の作によるオリジナル曲がバラエティに富んでいる事に加え、RIOTの「WARRIOR」、RAINBOWの「LOST IN HOLLYWOOD」、CREAMの「WHITE ROOM」、PAT BENATARの「HELL IS FOR CHILDREN」等、通好みのカヴァーも新鮮でした。

特にSLADEの「CUM ON FEEL THE NOIZE」を、あのQUIET RIOTの大ヒットよりも早くに取り上げていたのも注目すべき点だと思います。

当時のトップ・ミュージシャンが全面的にバックアップをした力の入れようと、実験性を含めたチャレンジ精神が、この人の個性的な美声と相俟って不思議な完成度を誇っている1枚だと思います。

2014年8月30日 (土)

DAVID COVERDALE WHITESNAKE・NORTHWINDS

1_000000002023_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

デヴィッド・カヴァーデールのカップリングCD、「ホワイトスネイク/ノースウインズ」、入荷しました。

ショップはこちら

ディープ・パープル解散の火種となったデヴィッド・カヴァーデールの脱退は、ブリティッシュ・ハード界の大きな転機へ繋がっていきます。

ホワイトスネイクという名バンドが誕生するわけですが、カヴァーデールはバンド結成前に2枚のソロ名義のアルバムを残します。

本作はその2枚をカップリングしたもので、非常にありがたい内容となっています。

77年作の「Whitesnake」は、後にバンド名にそのままアルバム・タイトル名が継続された事で有名ですが、初期ホワイトスネイクのスタイルがすでにここで確立されています。

ロジャー・グローヴァー、サイモン・フィリップス、そして本作からミッキー・ムーディーが参加し、ファンキーでポップなハード・ロック、そしてブルージーでメロウなバラードが絡むものとなっています。

セカンドとなった78年作、「Northwinds」もほぼ同じメンバーが参加していますが、「Keep On Giving Me Love」ではDR. FEELGOODの看板ヴォーカリストであったリー・ブリローがハーモニカで参加しています。

そしてなんと「Give Me Kindness」では、あのロニー・ジェイムズ・ディオが奥方ウェンディと共にゲスト参加し、ゴスペル調のコーラスを聴かせてくれます。

両作品とも70年代ホワイトスネイクの基礎となるサウンドであっただけに、ファンとしては必聴と言えるものとなっています。

ヴォーカリストとしての資質はもちろん、メロディ・メイカーとしてのカヴァーデールの素晴らしさが特に目立ち、「Hole In The Sky」、「Peace Lovin' Man」、「Time And Again」といったバラード・ナンバーはこの2枚のハイライトともなっています。

R&Bからの影響をベースにした後期パープルの延長線上にありながら、更にキャッチーな路線でのハード・ロックが魅力であったのには間違いないと思いますが、やはりバラード・シンガーとしてのセクシーさから耳が離せないと思います。

「Northwinds」に収録されている「Say You Love Me」」は、その後WHITESNAKEの名バラードとなる「We Wish You Well」の原型とも言えるメロディが見られ、殊に聴きものと言えます。

2014年8月29日 (金)

REACTION TRUE IMITATION

1_000000002019 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ジャパメタ界の中でも、スタイリッシュなヴィジュアルと独特の疾走感を持っていたリアクションのメジャー第2弾、通算三作目となったアルバム、「トゥルー・イミテーション」、入荷しました。

ショップはこちら

44マグナムの弟分的な存在のイメージや、パワー・メタルともされていた彼等のサウンドは、ここではかなり洗練されたものへと変貌しています。

メタリックなバンド・サウンドに乗る日本語のはめ方も見事で、モトリー・クルーの「SHOUT AT THE DEVIL」時代をも思わせる80'sメタルが展開されています。

アルバム冒頭からミドル・テンポのソリッドなナンバーが続きますが、本作の素晴らしさは後半での畳み掛ける様なスピード・ナンバーにこそあると思われます。

「Change Your Ways」での目の覚める様なハイスピード・リフ、「Bad Boy's Toy」でのダークかつヘヴィな展開、「Cool It Down」でも手を休めずタイトルに反して熱を上げていきます。

キャッチーなメロディ・センスもこのバンドの魅力ですが、けっしてポップ・メタルにもパワー・バラードに走らないストイックさがたまりません。

確かにテクニックと優れたソング・ライティング・センス、そしてスピードに支えられたジャパメタ後期の大名盤の一つだと思います。

2014年8月28日 (木)

JOURNEY REVELATION

1_009006000042_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

前作から3年ぶりとなったジャーニーの08年作のアルバム、「レヴェレーション」、入荷しました。

ショップはこちら

スティーヴ・オウジェリー、ジェフ・スコット・ソートとヴォーカリストが交替し、その後の動向が注目されていた彼等が迎えたのは、フィリピン人のアーネル・ピネダでした。

Youtubeでバンド自ら彼を発掘したというドラマチックなニュースは大きな話題となり、本作も大きなヒットを記録しました。

THE ZOOというバンドで活動していたアーネルは、スティーヴ・ペリーはもちろんエアロスミス、ハート、ツェッペリン、ボン・ジョヴィ等、まさに七色の声の持ち主で、単なる物真似では終わらない資質の持ち主で、ジャーニーの輝きを更に増す事に貢献しています。

ボーナス・ディスクとなった過去の代表曲のセルフ・リメイク集で、その実力が発揮されていて、特に往年のファンを驚かせたと思います。

新曲の出来もかなり完成度が高く、80年代、更に70年代のジャーニーの魅力はもちろん、バンドが常に前進しようとする意気込みも感じられる躍動感に溢れています。

メロディの充実度も、過去と比べて劣っていないのが見事です。

2014年8月27日 (水)

W.A.S.P. INSIDE THE ELECTRIC CIRCUS

1_000000002010_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

W.A.S.P.のサード・アルバム、「エレクトリック・サーカス」、入荷しました。

ショップはこちら

本作からメタル界の大型コンバート劇として話題となった、異例のメンバー交代が行われています。

オリジナル・メンバーであったギタリスト、ランディ・パイパーが脱退し、これに伴いなんとブラッキー・ローレスがギターに転向、ベースには元KING KOBRAのジョニー・ロッドが迎えられています。

結果的には正統派としてのサウンド指向が強められ、彼等のクレイジーかつ猥雑なイメージがスポイルされている感もあります。

元々メロディの優れていたバンドでしたが、リーダーであるブラッキーの戦略は曲の完成度を高める事の方へとシフトしていった様です。

クリス・ホームズに加え、新たな強烈なキャラクターを持つジョニー・ロッドを抱え、バンドとしてまとめる事の責任感はもちろん、グラム・メタル、ヘア・メタルが拡大化していく中で、イメージのインパクトさだけでW.A.S.P.を維持していくのは容易ではない事を知っていたのではないでしょうか。

レイ・チャールズ、そしてURIAH HEEPのカヴァーも、かなり狙い方が良く、当時のカヴァー・ブームを意識していた上でだと思います。

ある意味優等生的なサウンド・メイカーである事が認知されかけていた頃で、ブラッキーとしては本格的にバンドの方向性を定めていこうとしていた過渡期ではあったと考えられますが、そんな細かい事抜きに楽しめる80年代メタル・アルバムには間違いありません。

シングルとなった「9.5.-N.A.S.T.Y.」のDOKKENを思わせるカッコ良さ、「I'M ALIVE」や「THE ROCK ROLLS ON」での冴え渡るキャッチーなセンスは、もっと再評価がされていいと思われます。

2014年8月26日 (火)

KISS MONSTER

1_009005000068_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

3年ぶりとなったキッスの最新作、アルバム・タイトルもジャケットも彼等らしさが炸裂した実に爽快な1枚、「モンスター~地獄の獣神」、入荷しました。

ショップはこちら

40年近く第1線で活躍するバンドとは思えないフレッシュなインパクトが詰まっているのに驚かされます。

70年代全盛期の単純明快なハード・ロック、という手法はキッスに限っては古臭く聴こえないのがさすがです。

特に本作はトミー・セイヤーの貢献がかなり大きいと思われ、ポールに次いで曲作りに多く参加しています。

恐らく現在KISSに何が求められているか最も把握しているであろうと思われるトミーのセンスが、バンドを若返らすと同時に貫禄を更に上げている気がします。

余計なスロー・チューンは一切無し、モンスターさながら爆走していく潔さには感動すら覚えま
す。

アルバム中最もポップで、従来のポール節全開の「All For The Love Of Rock&Roll」を、エリック・シンガーに歌わせてしまう懐の深さにも脱帽です。

「地獄の軍団」、「Love Gun」の雰囲気に、80年代の「地獄の回想」、「アニマライズ」をミックスした様な、豪快なハード・ロック、メタリックな質感を感じさせる大傑作だと思います。

2014年8月25日 (月)

GIUFFRIA ジェフリア

1_000000002009_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは84年作、メロディアス・ハード名盤の一つとして知られているジェフリアのデビュー・アルバム、「美伝説」、入荷しました。

ショップはこちら

シングルとなった「CALL TO THE HEART」のスマッシュ・ヒットにより一発屋的なイメージも生まれた感もありますが、このバンドの本質と重要性は他の部分にあったと思われます。

70年代にKISSの弟分バンドとしてデビューし、その華麗なヴィジュアルとユニークな音楽性で日本では特にアイドル的人気が高かったANGEL、そのオリジナル・メンバーであるグレッグ・ジェフリアのリーダー・バンドであったわけですが、グラム・メタル隆盛期に突如現れたのにはちゃんと理由がありました。

キーボードを中心したキラキラしたポップ・メタル、分厚いアレンジと派手なコーラスによるグラマラスなサウンドを、優れたッセルフ・プロデュース力で時代に乗ろうとしたグレッグは、元々ANGEL再結成を考えていた様です。

大人の事情がいろいろあったのか、バンド名をジェフリアと名乗り、ヴォーカルにはスティーヴ・ペリーを思わせる元野球選手、デヴィッド・グレン・アイズレーを迎え、まさにジャーニーを更にメタリックにしたメロディアス・ロックを完成させました。

元ROUHG CUTT、後にDIOに参加するクレイグ・ゴールディ、QUIET RIOTや後のHOUSE OF LORDSでも活躍するチャック・ライトも含めた5人編成となり、グレッグのドラマティックなシンセを中心としたスタイルは、以降の80年代型メタルの雛形にもなっていったと思います。

ANGEL時代からプログレ・ハードとしての側面を担っていたグレッグのセンスと、メタリックな質感にこだわったバンド・サウンド、更にパワー・バラードからスピード・ナンバーまで揃ったメロディが、本作を今だに名盤たらしめていると思います。

2014年8月24日 (日)

EARTHSHAKER AFTERSHOCK

1_000000001987_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

87年作、アースシェイカーの通算6作目のアルバムで、EMI移籍第1弾となったアルバム、「アフターショック」、入荷しました。

ショップはこちら

キーボードの永川敏郎が正式加入してからのオリジナル・フル・アルバムとしても1作目となり、彼等がメロディアス・ハードとしての側面をより強化していく事にもなった1枚です。

ジャケットの洗練されたイメージも、よりメジャー感が増していますが、メロディに質も最早約束された完成度を誇っています。

基本はあくまでもメタリックなギターのエッジを軸にしていながら、オープニングからいきなり80'sポップ然としたアレンジが飛び出してきます。

前作から目立ってきたアメリカナイズされた陽性のメロディ・ラインもこなれていて、ポップ・メタル隆盛期であった洋楽HR/HMとの境界線も無くなってきています。

ジャパメタという言葉と共に独自の進化を遂げてきた感もあるここ日本の80年代は、LOUDNESSの渡米、そしてVOW WOWの渡英により、ある程度世界レベルの足元が見えていた気もします。

そんな中、当時のアースシェイカーが日本語にこだわる一方、メタルの拡大解釈と言うよりは純粋なメロディ至上主義を貫いていたのは、もっと再評価がされていいと思います。

本作収録の一大バラード、「何処へ」等で聴かれる独特の翳りこそアースシェイカー本来の魅力と思うファンも多くいるのだとは思いますが、一歩突き抜けようとするポップ展開が心地良い1枚です。

2014年8月23日 (土)

GREAT WHITE RISING

1_000000001990_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

すでに30年以上のキャリアを誇る名バンド、グレイト・ホワイトが09年にリリースした通算11作目、「ライジング」、入荷しました。

ショップはこちら

現在バンドは二つに分裂し、本作はJack Russell's Great Whiteとして活動を続けるジャック・ラッセル在籍時の最後のアルバムとなってしまいました。

また前作まで参加していた元QUIET RIOT、HOUSE OF LORDS等で知られるショーン・マクナブが脱退しており、彼は以降DOKKENに加入しています。

こころなしかジャックの声もナチュラルな発声が目立ち、バンド・サウンドもさすがにリラックスしながら貫禄十分の味わい深さを残しています。

欧州ではあのメロディアス・ハードの名門レーベル、フロンティアーズからリリースされているのが実に感慨深いところなのですが、このバンドの持ち味である枯れた魅力とツボを抑えたハード・ロック・センスは健在です。

ブルージーなテイストはここではほぼ見当たらず、ベテランとは思えない程初々しいメロディも飛び出し、バラエティに富んだ内容が意外でした。

彼等のキャリア中、最も多彩なアルバムだと思いますが、元々メロディ・メイカーとして優れていたバンドだけに、どんな曲調でも印象的なラインを作っているのは流石です。

ボーナス・トラックとなったストーンズのカヴァーも、かなりオリジナルに忠実なアレンジを施すところなどはやはり余裕からくるものなのでしょうか。

アダルトなセクシー・ハード・ロック集と言ってもいい、長く付き合える1枚です。

2014年8月22日 (金)

38 SPECIAL WILD-EYED SOUTHERN BOYS

1_000000002002_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年作、38スペシャルの通算4作目となったアルバムで、彼等にとって初のプラチナムとなった大ブレイク作、「ワイルド・アイド・サザン・ボーイズ」、入荷しました。

ショップはこちら

プロデュースは前作に引き続き、サザン・ロック界の名エンジニア、ロドニー・ミルズが担当し、荒々しくもキャッチーなアメリカン・ハードを展開してくれています。

シングル・ヒットした「HOLD ON LOOSELY」は、共作者として当時サバイバーのリーダーであり、天才的職業ライターとしても名を馳せるジム・ピートリックが名を連ねています。

前作の「ROCKIN' INTO THE NIGHT」、そして次作に収録された大ヒット曲、「CAUGHT UP IN YOU 想い焦がれて」でも、ジム・ピートリックとは共作していて、バンドのハード・ポップ的側面を強めています。

彼等の魅力は、そうしたラジオ向けのポップ・フィーリング溢れるシングル曲での華やかさにこそあったのだと思いますが、本来はビールと煙草、土埃と汗の匂いのするアメリカン・ロックの醍醐味を知り尽くしたバンドであったと思います。

伝統的なサザン・ロックを更に除湿、高濃度にした様なカラッとしたダイナミズムと、ハード・ロックの楽しさを追求した様な高揚感は、まさにアクセル全開のドライヴィン・ミュージックとして機能しています。

70年代のむさ苦しいサザン・ロックとも違い、湿った空気や、ブルーな感情は一切抜き、豪快になりすぎず、繊細さも兼ね備える高性能アメリカン・ハードの新世代感覚とでも言うべきサウンドを確立していたのではないでしょうか。

2014年8月21日 (木)

TOTO FALLING IN BETWEEN

1_009006000046_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

現在再結成後も精力的にツアーを続け活動中と報じられるTOTOの06年作のアルバムで、今のところ最新スタジオ盤となっている、「フォーリング・イン・ビトゥイーン」、入荷しました。

ショップはこちら

現在再結成後も精力的にツアーを続け活動中と報じられるTOTOの06年作のアルバムで、今のところ最新スタジオ盤となっている1枚です。

カヴァー・アルバムやライヴ盤が続いていた中、「Mindfields」以来7年ぶりとなったオリジナル作です。

新たにキーボードのグレッグ・フィリンゲインズを正式メンバーに迎え、久々に6人編成となっています。

彼は素晴らしいヴォーカリストとしてもバンドに新しい血を導入しています。

そして何よりも、ロックしているTOTOに興奮を覚えた人も多いと思います。

オープニングからツェッペリンを思わせるリフが鳴り響くハード・ロックが全開、そしてヴァン・ヘイレン兄弟に捧げられているナンバーでもバリバリのギターが炸裂しています。

ジェスロ・タルのイアン・アンダーソン、トム・スコット、そしてCHICAGOのジェイムス・パンコウ、ジェイソン・シェフ、更には過去のメンバーであったジョセフ・ウィリアムス、スティーヴ・ポーカロが参加し、豪華なサウンドが散りばめられています。

明らかにハード路線、そしてプログレ路線に重点を置きながら、キャッチーなメロディも年相応の形で表現されており、完成度の高い1枚となっています。

2014年8月20日 (水)

LOVERBOY LIVE, LOUD AND LOOSE (1982-1986)

1_000000001981_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ラヴァーボーイのライヴ・アルバムとしてリリースされたもので、彼等の82年から86年にかけてのパフォーマンスがベスト盤的な選曲により編集されている、「ライヴ・ラウド・アンド・ルース (1982-1986)」、入荷しました。

ショップはこちら

2000年に事故で他界したキーボーディスト、スコット・スミスに捧げられているもので、彼の華やかなプレイがバンドの大きな個性であった事も改めて思い知らされます。

ヒット曲の多さ、80年代メタルに大きな影響を与えたハード・ポップ、ライト・メタルとしてのセンスは、懐メロ・バンドでは終わらない完成度を持っていた人達ですが、ライヴ・バンドの力量も半端ではなかった事が露わになっています。

マイク・レノの歌の上手さを筆頭に、キーボードを中心としたサウンドの再現力、そしてあまり語られる事の少ないポール・ディーンのギタリストとしての才能は、彼等のキャッチーなメロディと同様光っていると思われます。

チープ・トリックやフォリナーとも比較され、後にボン・ジョヴィにも意識をさせたバンドとしても知られていると思いますが、むしろ彼等の魅力は80'sニュー・ウェイヴのキラキラした感覚と、ハード・ロックのダイナミズムを融合させた点にあったと思います。

ライヴによって証明されたのは、ギターのメタリックな質感とシンセ・サウンドによる心地良さ、そしてパフォーマーとして優れていたヴォーカリストの表現力であろうと考えられます。

徹底したプロ意識によるメロディの充実、生で聴かせるテクニックがバランスのとれた両輪となった時、ロック・バンドとしてこれ以上の事は無いと思いますが、ラヴァーボーイはそれを軽くクリアしていたんだと思います。

2014年8月19日 (火)

GIRLSCHOOL HIT AND RUN

1_000000001989 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは81年作、ガールスクールのセカンド・アルバムとなった、「ヒット&ラン」、入荷しました。

ショップはこちら

男臭いN.W.O.B.H.M.を華やかに彩りながら、MOTORHEADの妹分としてもその実力を発揮し続けた彼女達は現在も35年にも渡る活動を続け、昨年は来日も果たしています。

現存する女性ロック・バンドとしては世界最長寿だそうですが、キャッチーなリフとパンキッシュなバンド・サウンドが疾走する本作が最も熱かった時代だと思います。

前作に引き続き、プロデュースはヴィック・メイルが担当しています。

この人はモータヘッドを始め、DR. FEELGOOD等、ソリッドなギターをライヴ感覚溢れるサウンド・プロダクションでまとめる名手ですが、本作でも女性らしい線の細さを感じさせないゴリゴリ系メタルとしています。

汗臭さと土埃が舞っていそうなZZ TOPの「TUSH」のカヴァーを収録しているのも、そんな狙いがあったのかもしれませんが、とにかくオリジナル曲がカッコ良すぎます。

しっかりしたリフを持つ典型的NWOBHMソングと、パンクの荒々しさを残す疾走型ナンバーが両立しているのですが、リード・ヴォーカルを3人で担当していたため、それぞれの個性も生かされているんだと思います。

「THE HUNTER」やアルバム・タイトル曲等は、今聴いてもゾクゾクする程妖しい色気を放っている一方、「C'MON LET'S GO」に至ってはまるでラモーンズがメタル化した様な勢いを感じさせます。

ご存知の様にオリジナル・メンバーであったケリー・ジョンソンがすでに他界してしまいましたが、当時この人の金髪の巻き毛に恋焦がれたメタル少年はかなり多かったのではないでしょうか。

2014年8月18日 (月)

POISON POISON'D!

1_000000001988_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

前作からは5年ぶりとなったポイズンのスタジオ・アルバムの7作目で、現在のところ最新盤となる、「ポイズンド!」、入荷しました。

ショップはこちら

オリジナル・メンバー4人が集まった事で話題となった前作は、80年代の元気の良さを見せてくれたものとなりましたが、本作は全曲がカヴァー曲となっています。

過去に彼等が発表したナンバーも含まれ、新録が8曲、しかもプロデュースはドン・ウォズという、変則的な内容にも関わらず、彼等らしい弾けたロック・アルバムと言えると思います。

彼等自身も88年にシングル・ヒットさせたロギンス&メッシーナの「YOUR MAMA DON'T DACE」を始め、サントラ提供曲となったKISSの「ROCK 'N ROLL ALL NIGHT」、前作に収められたTHE WHOの「SQUEEZE BOX」、ベスト盤に収録されていたグランド・ファンクの「WE'RE AN AMERICAN BAND」の4曲が既発表曲となります。

新録で興味深いのは、トム・ペティやマーシャル・タッカー・バンドといった渋目の選曲です。

対してTHE CARS、SWEET、ROMANTICSといいたパワー・ポップ勢のセレクトは、いかにもといったところなのかもしれません。

その他にもアリス・クーパー、デヴィッド・ボウイ、ストーンズ等、クラシック・ロック回帰と言える王道カヴァーが含まれています。

けばけばしくてポップ極まりない、といったイメージを臆面もなく前面に押し出していた彼等ですが、こうしていいおじさんになった今でも基本は正しいロックの聞き方をしてきたハード・ロック小僧そのもの、といった印象が伺えます。

この手の企画盤と言えるアルバムは、選曲の妙が聴きどころとなってくるとは思いますが、本作に限って言えば、原曲の良さも手伝い、細かい事抜きで楽しめる底抜けに明るい1枚だと思います。

2014年8月17日 (日)

HURRICANE TAKE WHAT YOU WANT

1_000000001978_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは85年作、LAメタル全盛期に現れ、大きな話題を呼びながらもそれに見合った成功ができなかったハリケーンのデビュー・ミニ・アルバム、「テイク・ホワット・ユー・ウォント」、入荷しました。

ショップはこちら

今ではフォリナーのヴォーカリストとして有名なケリー・ハンセンが在籍していた事で有名ですが、当時はトニー・カヴァーゾ、ロバート・サーゾの2人がQUIET RIOTのメンバーの実弟であった事の方が騒がれていました。

その音楽性は極めてスマート、キャッチーであり、ケリーの端正なルックスと艶っぽい声がサウンドをよりクリアな80年代メタルの風体を保っています。

QUIET RIOTの弟分というイメージがバンドの個性を誤解させたのか、全体的にかなり優等生的な作りが邪魔してしまったのでしょうか。

あるいは強烈な毒性に欠けたのでしょうか、彼等が大ブレイクしなかったのが不思議なくらい印象的なメロディがすでに開花しています。

元々は6曲入りEPでしたが、日本では独自企画盤として3曲プラス、ジャケット・デザインが変更されてリリースされました。

本作は更に「LA LUNA」なるギター・インスト曲を加え、リマスターがされています。

LAメタル隆盛期の老舗レーベル、ENIGMAが関与し、デサインは日本盤採用、しかもディスクには国内盤用の品番、25XB-308(ALFA 88年リリース盤)がプリントされている不思議なものなのですが、EMI GERMANY、EMI DENMARKの名前もクレジットされているので、出処は確かなものの様です。

長らくレア盤ともされていただけに、ありがたい再発と思われます。

2014年8月16日 (土)

SURVIVOR EYE OF THE TIGER

1_000000001970_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは82年作、サバイバーのサード・アルバムにして、最早説明不要の大ヒット曲を収録したも彼等の最も有名な1枚、「アイ・オブ・ザ・タイガー」、入荷しました。

ショップはこちら

イントロを聴いただけで、おそらく全世界の人の多くが力が漲るであろうアルバム・タイトル曲は、「ロッキー3」の主題曲としてだけでなく、現在も様々な場面で使用、引用がされているわけですが、ロック・バンドが映画音楽と大きく関わっていくスタイルを確立した意味でも意義深いと思います。

彼等はHR/HMシーンが大きく動こうとしていた中で大成功を収め、ジャーニー、フォリナーといった70年代から活躍する大物バンドに取って代わる存在となります。

それが結果的にポップ・フィールドで認知される、日本で言ういわゆる産業ロックとしてのイメージを強くしてしまうのですが、彼等の本領はプログレ・ハードとしての側面であったと思います。

次作の「制覇への野望」で、そのセンスを開花させていますが、残念ながら本作程話題にならなかったために、余計に微妙な立ち位置に留まってしまいました。

初代ヴォーカリスト、デイヴ・ビックラーのスティーヴ・ペリーを彷彿させる声質、適度なハードなエッジ、そしてキャッチー極まりないメロディは、以降の80年代メタルの根本とも言える資質を見せつけていましたが、ご存知の様にジミ・ジェイミソンを迎えたサバイバーは更なるポップ化により第2次黄金期を迎える事になります。

国民的愛唱歌を歌うバンドというレッテルの中、ギリギリのバランスを保ちプログレ・ハード、ハード・ロックとしてのプライドを残している様にも思え、本作を味わい深いものにしているのかもしれません。

2014年8月15日 (金)

W.A.S.P. W.A.S.P.

1_000000001971_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは84年作、W.A.S.P.のデビュー・アルバムとなった、「魔人伝」、入荷しました。

ショップはこちら

彼等の登場はモトリー・クルーやトゥイステッド・シスターよりも過激、刺激的なものとして日本にも伝わってきました。

本作に先立ってリリースされたシングル、「Animal(Fuck Like A Beast)」は、メタルの最も猥雑な部分を象徴し、時代の徒花となる事を自ら背負って立つ様な開き直りっぷりすら感じさせる突き抜け方が痛快でした。

ブラッキー・ローレスの丸ノコ・ファッションが余計に彼等のイメージを決定付けましたが、苦労人であり、確かな音楽性と知性を持つ彼の素顔が晒される間もなく、バンドは一躍、LAメタル、グラム・メタルの先導者として祭り上げられた感があります。

本作を聴き直すと、改めて痛感するのですが、各ナンバーはキャッチーかつメロディが優れていて、けっしてサウンドは傍若無人、ましてや魔人を想起させるブルータル一辺倒のものではありません。

ブラッキーの理想的なメタル・ヴォイスは、アンセム型の 覚えやすい歌メロをしっかり聴かせてくれ、パワー・バラードにおいても表現力に優れているところ見せてくれています。

当時はかなりのクレイジーぶりばかりが話題となっていたギタリストのクリス・ホルムズも、ツボを抑えたプレイによりW.A.S.P.を正統派アメリカン・ハードのDNAと、80年代メタルとしてのトレンドを与えています。

アリス・クーパーやKISSが築いてきたショック・ロックの伝統と、恐らくは知能犯とも思えるブラッキーの優れた時代感覚が、極限にまで詰め込んだメタルのギャグ的側面、エンターテイメント性が見事に本作を名盤としていると思うのですが、音楽的にもっと再評価がされていい筈ではないでしょうか。

2014年8月14日 (木)

THE CULT ELECTRIC

1_010002000070_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは87年作、ザ・カルト名義としては3作目となったアルバム、「エレクトリック」、入荷しました。

ショップはこちら

彼等がメインストリームの王道ハード・ロック・バンドとして認知された出世作です。

プロデュースのリック・ルービンは本作を機に、ヒップ・ホップからいよいよメタルへの接近を果たしたとも言えるかもしれません。

ツェッペリン、AC/DC直系のキャッチーなリフと、イアン・アストベリーの粘着性ヴォーカルが独特のノリを生み、80年代的メタルとして機能しています。

今だから言えますが、当時ハード・ロック、メタル・ファンは、ポップ化した甘い世界から、元ゴス・バンドによって救済された、という面白い状況があったわけです。

本作、そしてカルトの活躍により、AC/DCが再び待望されたのも事実だと思います。

英国産のタメと陰り、アメリカンのカラッとしたダイナミズムが理想的に融合した大名盤です。

2014年8月13日 (水)

ALICE COOPER KILLER

1_009002000019_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

70年代アメリカン・ハードの基礎を作ったアリス・クーパーの71年作、通産4作目のアルバム、「キラーズ」、入荷しました。

ショップはこちら

本作に続き、翌年の「スクールズ・アウト」、更に73年作の「ビリオン・ダラー・ベイビーズ」によって、アリスは絶頂期を迎えます。

ホラー調のシアトリカルなショー、ショッキングなヴィジュアルとは対照に、サウンドはキャッチーであくまでカラッとしたハード・ロックでした。

プロデューサーのボブ・エズリンの貢献もあったのでしょうが、この時期のアリスがいなければキッスも生まれてこなかった、というのも納得がいきます。

この人はニューヨーク、イギリスのパンク・シーンにも影響を与えた人でもありますが、本人自ら語っている通り、本作のドラマティックなハード・ロック・サウンドは、「ヘヴィ・メタル」の語源にもなったというのは大袈裟ではないのではないでしょうか。

ジャケットのカッコ良さもあり、本作をアリスの最高傑作に挙げる人も少なくないと思います。

2014年8月12日 (火)

QUEEN AT THE BBC

1_000000001516_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

元々は89年に突如としてリリースされたクイーンのレア音源集で、73年に収録したBBCスタジオ・ライヴ盤、「アット・ザ・BBC」、入荷しました。

ショップはこちら

本国イギリスでは「AT THE BEEB」、日本では「女王凱旋! ~戦慄のライヴ・クイーン~」のタイトルで発表されているものと内容は同じです。

本作がかなり興味深い点は、まず収録した時期が挙げられると思います。

73年2月と、12月の2回のライヴ収録となっており、特に前半4曲はレコード・デビュー前の公開ライヴであった事です。

またほとんどの曲がデビュー・アルバム、「戦慄の女王」からのナンバーなのですが、「QUEEN Ⅱ」の中でも特に初期クイーンのグラマラスなハード・ロック・センスを爆発させていた「オウガ・バトル」がやはりリリース前にプレイされているのも見逃せません。

スタジオ・ヴァージョンとは違う、かなり荒々しくメタリックな音に驚かされる人も多いと思います。

全体的にかなり荒削りながらも、クイーンが当時としてはいかに新しいハード・ロックのスタイルを確立していたかが、改めて再確認できるのが嬉しい限りです。

同時代のバンドとは違い、ブルースには全く頼らず、派手なコーラス・ワークと独特のギター音、更にフレディのパフォーマーとしての力量がデビュー時からずば抜けていた事を証明する1枚です。

2014年8月11日 (月)

KROKUS CHANGE OF ADDRESS

1_000000001965_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは86年作、クロークスの通算9作目となったアルバム、「チェンジ・オブ・アドレス」、入荷しました。

ショップはこちら

レコード会社からの強い要望により音楽性の変化を余儀なくされ、彼等は不満を残したまま、本作を最後にアリスタを離れる事となります。

前々作にあたる「HEADHUNTER」で、彼等はトム・アロムのプロデュースにより、ジューダス・プリーストの鋼鉄性と、欧州の翳りを見事に融合した重厚なメタル・バンドとして昇華します。

前作ではあのブルース・フェアバーンを迎え、80'sメタルらしいポップ化が図られ、バンドの個性も曖昧なものとなっていきます。

そして本作ではチープ・トリック、モトリー・クルーとの仕事で有名なトム・ワーマンが起用されますが、ポップ指向が更に強化されていく事になります。

各曲の完成度はけっして悪くなく、むしろハード・ポップ、パワー・バラード、アリス・クーパーのカヴァー、昔ながらのAC/DC風と、バラエティに富んだ内容は楽しく一気に聴けてしまいます。

ただ確かにジャケット・デザインを含め、彼等の特徴でもあったマッチョなメタル節はスポイルされてしまっていて、いろんなバンドの寄せ集め的な内容が中途半端さを残しています。

80年代の華美な装飾が、バンド本来の荒々しさを消してしまった例はこれまでいくつも見られたと思いますが、本作もまさにそうした1枚となったのかもしれません。

ただ本作が異色とも言えるのが、ラストの「LONG WAY FROM HOME」だと思います。

彼等の良さが残る哀愁ハード・ロック・ナンバーなのですが、なんとアラン・ホールズワースが参加しています。

どういう経緯でこの組み合わせが成立したのかわかりませんが、客演の多いホールズワースがここまでメタル色の強いバンドの作品に関わったのは異例ではないでしょうか。

ただクレジットがされていないのが謎ですが、途中織り込まれるソロは誰が聴いても明らかにホールズワース節となっています。

この1曲のためだけでも、本作は多くのロック・ファンにとっては興味深いものとなると思います。

2014年8月10日 (日)

LOUDNESS ROCK SHOCKS

1_000000001963_3 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ラウドネスの04年リリース作、「ロック・ショックス」、入荷しました。

ショップはこちら

2000年代に入りオリジナル・メンバーでのラウドネスが始動、多くのファンを狂喜させ、バンド自身もライヴに加え多くの作品リリースのラッシュを始めます。

オリジナル・アルバムの新作の合間に、ベスト盤、ライヴ盤、トリビュート盤と続き、その極めつけとも言えたのが本作だったと思います。

初のセルフ・リメイク集となり、しかも全曲をファン投票により選出したものとなっています。

ジャケット表記には「ROCKSHOCKS」となっていますが、オフィシャルHP等でも現在は「ROCK SHOCKS」とされています。

しかも「THE BIRTHDAY EVE ~誕生前夜~」、「DEVIL SOLDIER ~戦慄の奇蹟~」、「THE LAW OF DEVIL'S LAND ~魔界典章~」、「DISILLUSION ~撃剣霊化~ 」、「THUNDER IN THE EAST」と、初期の5枚のアルバムからのセレクトとなりました。

これはファンの多くが80年代のラウドネスを今も愛し続けている事を、バンド自ら受け止め、回帰、再生を果たしたと言えるのかもしれません。

ヴォーカル、ギターそのものが大きく変化した事により、それに合わせた進化を音楽性も含めた上で常にしてきたラウドネスがどうセルフ・カヴァーをするのか、興味深いところではあったと思います。

その結果、原曲とは大きな違いを見せるアレンジ、質感もあるのは確かだと思います。

昔からのファンには、踏み絵的なアルバムになった側面もあったでしょう。

ただ80年代の彼等が、時代がもの凄いスピードで変化していった中、驚異的な上昇志向とテクニックにより駆け抜けて行った瞬間を、そのまま切り取り寄せ集めするのではなく、現在進行形のバンドがファンと共に歩んできた象徴としてリメイク、リモデルをする姿勢には大きな意味があると思います。

HR/HMの進化の過程をも透けて見えるがするのと同時に、ここ日本においてこれだけ優れたバンドがずっと存在していてくれた事を念押しさせてくれる、感慨深い1枚でもあるのではないでしょうか。

2014年8月 9日 (土)

BAD COMPANY DANGEROUS AGE

1_000000001962_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ブライアン・ハウをヴォーカリストに据えた新生バッド・カンパニーの88年作、第二弾となったアルバム、「デインジャラス・エイジ」、入荷しました。

ショップはこちら

前作ではキース・オルセン、そしてミック・ジョーンズをプロデュースに迎え、サウンドのフォリナー化が注目を浴びましたが、本作でもその路線は踏襲されています。

プロデューサーでもあり、数曲のソング・ライティングに加わっているテリー・トーマスは、フォリナーの91年作の「Unusual Heat」にも関わっている事もあり、この二つのバンドの共通点も自ずと増えていったと思います。

加えてブライアン・ハウの声が、時折ルー・グラムに聴こえてしまうのも、聴き手によっては混同してしまう可能性もあるのでは、と危惧してしまいます。

ただやはりミック・ラルフス、サイモン・カークのオリジナル・メンバーが生み出す、独特の間の美学、泣き節を活かしたギターの心地良さは、バッド・カンパニーのブランド名の有効性をうかがわせます。

フォリナー程突き抜けたキャッチーさを追求しているわけではなく、煮え切らないとも思えるブリティッシュ・ハードとアメリカン・ハードの中道をバランス良くまとめる手腕は見事で、それが当時のこのバンドの個性となっていたのは確かだと思います。

焦らして焦らして、コーラスで一気に解放するメロディ・センスは、なかなかクセになる気もするのですが、「Something About You」の様なせつないバラードがポンと出されると、やはり耳を奪われずにはいられません。

VAN HALENを思い出させるジャケット・センスの良さも特筆すべきですが、今の時代で言えば、物議を醸し出すものなのかもしれません。

2014年8月 8日 (金)

58 DIET FOR A NEW AMERICA

1_000000001938 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

58の2000年作にして唯一のアルバム、「ダイエット・フォー・ア・ニュー・アメリカ」、入荷しました。

ショップはこちら

99年、モトリー・クルーからトミー・リーが脱退し、多くのファンを落胆させます。

トミーは、モトリーをシーンから追いやったヒップ・ホップ、ミクスチャー・ロック色に急接近し、モダンなヘヴィ・ロック・アルバムをリリースします。

それに触発されたかの様に、ニッキー・シックスが初のサイド・プロジェクトとして立ち上げたのが、この58でした。

ニッキーいわく「U2の『ズーロッパ』とデイヴィット・ボウイの『ダイアモンドの犬』との間のどこか」と評した本作、聞こえは確かに良いのですが、一聴すると同時代の王道モダン・ロックのとして片付けられてしまうかもしれません。

聴き流すのにちょうどいいマイルドなタッチと、お洒落にも感じられるバンド・サウンドが聴き手を勘違いさせてしまうのかもしれませんが、ニッキーのミュージシャンとしてのセンスの奥深さを改めて思い知らされる1枚でもあると思います。

ニッキーと共にこのバンドの鍵を握るのは、かつてBoxing Gandhisというバンドで活動し、ストレイ・キャッツやブライアン・セッツァーのプロデューサーとしても活躍していたデイヴ・ダーリングかもしれません。

バンド名はこの二人が1958年生まれだある事から名付けられた様です。

ニッキーのアイデアを具体化する頭脳として十分な経験と知識を持ったデイヴが、あのギルバート・オサリバンの大ヒット曲を交えながら、妖しくも時代に即したサウンドを作り上げています。

他にもあのビージーズのバリー・ギブの息子であるスティーヴ・ギブが、ギタリスト兼ヴォーカリストとして参加しています。

デヴィッド・ボウイを彷彿させるヴォーカル・スタイル、メロディもありながら、モトリーとは程遠いリラックスしたヒップホップ・スタイルを堂々と鳴らしながら、ニッキー特有の毒気が底にしっかりと感じられるのも確かだと思います。

2014年8月 7日 (木)

RICHIE SAMBORA AFTERMATH OF THE LOWDOWN

1_000000001953_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

30年間看板ギタリストとしてBON JOVIを支え続けてきたリッチー・サンボラが、ソロ名義としては15年ぶりとなった通算3作目、「アフターマス・オブ・ザ・ローダウン」、入荷しました。

ショップはこちら

現在もバンドから離脱状態のままが続いていると思いますが、彼の音楽性そのものはけっしてBON JOVIとかけ離れてきたわけではありません。

オープニングから弾きまくりの感がある「BURN THE CANDLE DOWN」では、前作でのブルージーな路線から若返った様なハード・ロック感覚が古くからのファンを狂喜させたと思います。

シングルとなった「EVERY ROAD LEADS HOME TO YOU」は、完全なるBON JOVI路線で、リッチーがソング・ライターとして、これまで数々の名曲を残してきた事を再確認させられるおおらかなミドル・バラードとなっています。

キーボードに元ジェリーフィッシュのロジャー・ジョセフ・マニング・ジュニアを迎えた事もあったのか、「NOWADAYS」ではCHEAP TRICKをも思わせるパワー・ポップ・センスを披露して、これまで枯れたリッチーの魅力から考えると、珍しく跳ねまくっているのが目立ちます。

エルトン・ジョンの名パートナーであるバーニー・トーピンを作詞に迎えた「WEATHERING THE STORM」において、時折リッチーの声がジョンに聴こえてしまうあたりは、そのドラマチックな曲調もあるのでしょうが、長年連れ添った夫婦が似たもの同士になっていく感覚なのでしょうか。

スライド・ギター、アコースティック、そしてナチュラル・トーンでの響き等、リッチー特有の音色にこだわったギターは当然満載なのですが、本作ではヴォーカルがかなりリラックスしているのが特徴的です。

セクシーなハスキー・ヴォイスだけではなく、ソフトな優しさが意外な程ストレートに出ている気がします。

本人はどうも仕上がりに満足していない面もある様ですが、珠玉のバラード、「SEVEN YEARS GONE」等を聴く限り、ファンはBON JOVIとの合流、そして今後の更なる彼の活躍に大きな期待を抱かずにはいられないところです。

2014年8月 6日 (水)

Y&T DOWN FOR THE COUNT

1_000000001949_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは85年作、Y&Tの通算7作目となったアルバム、「ダウン・フォー・ザ・カウント」、入荷しました。

ショップはこちら

すでにデビューから10年目を迎えようとしていた中、彼等を取り巻くHR/HMシーンは大きく変わろうとしていました。

元々欧州や日本での人気の高かった彼等は、陰と陽、静と動のコントラストを個性とした情感溢れるバンドだったわけですが、前作の「IN ROCK WE TRUST」でLAメタル然とした陽性のキャッチーなセンスを導入します。

本作でもヘア・メタル然としたヴィジュアルのメンバーが裏ジャケに並び、汗臭さが売りでもあったソウルフルなベイエリア・ロックのイメージは消えています。

彼等最大のシングル・ヒットとなった「SUMMERTIME GIRLS」は、VAN HALEN風の底抜けの明るさとポップなコーラスを持つ、80年代メタルを象徴するものとなり、後にPOISONもカヴァーするロギンス&メッシーナの「ママはダンスを踊らない YOUR MAMA DON'T DANCE」を取り上げる等の弾けっぷりを披露しています。

その他にもキラキラしたハード・ポップ調のナンバーが増える事により、Y&Tの時代に即した魅力を生み出す事に成功しています。

この辺はREOスピードワゴンやSAXONを手掛けてきた、ケヴィン・バーミッシュのプロデュースも相性が良かったのかもしれません。

ただやはりデイヴ・メニケッティのエモーショナルなミュージシャン魂はけっしてスポイルされる事なく、ラスト・ナンバーである「HANDS OF TIME」に代表される熱いバラードは、彼等の生粋のハード・ロッカーとしてのプライドを感じさせます。

当時はまだメロディアス・ハードという呼称も根付いていなかったため、本作におけるアメリカンなカラッとしたダイナミズムと、湿った哀愁路線の混合は売りにくかった面もあったのかもしれません。

ビッグ・セールスこそ逃したものの、彼等が今だに愛される理由は、本作の様などんなポップなメロディの中でも、力強さと歌心溢れる情感をもっていたからではないでしょうか。

2014年8月 5日 (火)

LOVERBOY LOVIN' EVERY MINUTE OF IT

1_000000001940_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ラヴァーボーイの通算4作目となったアルバムで、彼等の人気のピークを飾った1枚、「ラビング・エブリ・ミニット」、入荷しました。

ショップはこちら

ロバート・ジョン・マット・ランジ作のアルバム・タイトル曲、ジャーニーのジョナサン・ケインとの共作となった「This Could Be The Night」、ブライアン・アダムス作の「Dangerous」等のシングル・ヒットを生み、彼等の代表作ともなったアルバムですが、本作は当時HR/HMシーンの変遷を読み解く上では、なかなかユニークな立ち位置にあった作品であったと考えられます。

前作の「KEEP IT UP」はブルース・フェアバーンのプロデュースの元、キラキラしたシンセと躍動感溢れるハード・ポップ・センスが融合した見事なポップ・メタルのプロトタイプとなっていたと思います。

このアルバムがリリースされた83年は、JUDAS PRIESTやSCORPIONS、DEF LEPPARD等の欧州勢が、完全にアメリカン・マーケットを制覇していた時代で、メタルがキャッチー化する事でまさにお茶の間に浸透していく過渡期でもあったと思います。

そしてラヴァーボーイは本作において、「復讐の叫び」、「背徳の掟」を手掛けたトム・アロムとタッグを組み、ジューダスのエッセンス、ロバート・ジョン・ランジの曲を取り上げる事でAC/DC、デフ・レパードのダイナミズムを取り入れようとしていたのかもしれません。

一方86年にBON JOVIはブルース・フェアバーンと組み、ご存知の様に「SLIPPERY WHEN WET」によってポップ・メタルの黄金期の開祖となったわけです。

ボン・ジョヴィがラヴァーボーイとの仕事で、フェアバーンに注目していたという話は、有名だと思いますが、結果的にはハード、メタリック路線を歩もうとしていたラヴァーボーイは87年に再びフェアバーンと合流し、「WILDSIDE」をリリースしますが、時すでに遅しといった感は拭えませんでした。

皮肉にも思える話ですが、カナダが飛び出したバンドが、アメリカを中心とした80年代HR/HMの大きな流れを作ったとも言える貢献度は、あまり評価されていない気がします。

本作の理想的とも言える中道路線、すなわちハード・ポップとメタルの間を繋ぐ方法論は、まさに時代が要求していたパッケージであり、必然的に発生したスタイルであったのだと思います。

メロディ・センス、アレンジ能力、そしてそれを最適な形で体現するメンバーそれぞれの技量が伴っていたのは大きいと思いますが、LAメタル等の顕著なグラマラスさに欠けていた事と、あまりの優等生ぶりが逆に災いしてしまったのが残念です。

2014年8月 4日 (月)

LOUDNESS EARLY SINGLES

1_000000001928_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ラウドネスが日本コロムビア時代に残した5枚のシングルを、フル収録したコンピレーション盤、「アーリー・シングルス」、入荷しました。

ショップはこちら

当時はアルバム未収録となっていた曲が多かっただけに、待望のリリースといった1枚でしたが、現在は紙ジャケ仕様で再発された各オリジナル・アルバムに本作収録曲が全てCD化されています。

そうは言っても彼等の1stシングルからまとめて聴けるのは、今だありがたいものとして重宝できると思います。

特にプログレッシヴな展開を見せていた初期アルバムとは別の形で、キャッチーなナンバーを単独でシングル・リリースしていた時代は、改めて聴いてみるとなかなか新鮮です。

日本のグループ・サウンズ全盛期に、本国アメリカをさしおいて大ヒットしたブーツ・ウォーカーの69年作、「ジェラルディン」のカヴァーは、ラウドネスのキャリアの中でもかなりの異色作と言えます。

85年のアニメ映画、「オーディーン 光子帆船スターライト」に使用された「Gotta Fight」と「Odin」は、早くも彼等のアメリカナイズされた80年代メタル・メイカーとしてのセンスが開花し、当時のオリジナル・アルバムに収録されるべき完成度を誇っています。

特に「Odin」はきらびやかなシンセで幕を開けるパワー・バラード系の名曲で、これも異色作と言えると思います。

初期のハード・ポップ・ナンバー、「Road Racer」をこよなく愛するファンの方も多いと思いますが、そのB面曲であった「蜃気楼」のLAメタル的なキャッチーさも個人的にはたまりません。

2014年8月 3日 (日)

BUCKCHERRY 15

Simg140_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

2001年にセカンド・アルバムである「TIME BOMB」をリリース後、解散をしてしてしまったバックチェリーが復活、その第1弾となった通算3作目となった1枚、「フィフティーン」、入荷しました。

ショップはこちら

ジョシュ・トッドのカリスマ性と一聴してすぐに彼とわかる個性的なヴォーカル、キース・ネルソンのツボを押さえまくったソング・ライティング・センスとギターは、エアロスミスやモトリー・クルーとはまた違ったバッド・ボーイズの系譜、そしてタトゥーとグラマラスなヴィジュアルがメロディの良さが相乗効果となって多くのHR/HMファンを魅了していただけに、彼等のデビューが確かにインパクトがありました。

解散後、ジョシュとキースはアクセルを除いたガンズ組と合流し、スーパー・グループ結成との情報も流れましたが、結局個性の強すぎる2組は上手く行かず、一方はVELVET REVOLVERとして活躍していたわけです。

JOSH TODD名義でソロ・プロジェクトもありましたが、ジョシュとキースは新メンバー3人を加え、4年ぶりに復活したのが本作で、当初は長すぎたとも思えるバンドのブランクにより控え目な再出発にも映りましたが、結果的には5枚のシングルをカットし、その存在感をシーンに知らしめました。

AEROSMITH、DEF LEPPARD、OZZY OSBOURNEへの楽曲提供で有名なマーティ・フレデリクセンとの共作となったバラード、「SORRY」は、なんとアルバム・リリースから約2年近く経ってから、全米TOP10入りする大ヒットとなりました。

地道なライヴ活動、そしてラジオを中心に人気を呼んだこの曲は、元々シングル・カット予定の無かった曲らしいですが、移り変わりの激しい昨今のシーンの中では、稀有な浸透をしていったケースだと思います。

かつてのエアロスミスの「DREAM ON」のヒットの経緯を思い起こさせますが、古風なスタイルながら普遍的なロック・バンドの魅力を持っているという事の証明にもなったのではないでしょうか。

日本盤ボーナス・トラックとなったエルヴィス・コステロのカヴァーにも見られる様に、間口の広い音楽性と、ハード・ロックのダイナミズムを知り尽くしたセンスが本当にカッコいい1枚です。

2014年8月 2日 (土)

THE DOGS D'AMOUR IN THE DYNAMITE JET SALOON

1_000000001937_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ショップはこちら

LAメタル、グラム・メタル、ポップ・メタルと、HR/HMシーンは完全にアメリカを中心に動いていた中、ブリティッシュ・ハード、更にグラム・ロックの発祥の地、イギリスはその復権を彼等に託したかったのは痛い程わかる気がします。

その派手なヴィジュアルと、漂うアルコール臭は、バッド・ボーイズ、スリージーと容易にカテゴライズされたため、このバンドの悲劇が始まったのだと思います。

乱暴に言い切ってしまえば、リーダーであるタイラは酒好きなアーティスティックな側面を持つロッカーであって、ドッグス・ダムールは70年代から続く典型的な英国パブ・ロックであったと思います。

モトリー・クルーやガンズやハノイ・ロックスが、パンクからの影響を隠そうともせず、永遠のワルガキである事を体現していたのに対し、ドッグスはストーンズ、フェイセズといったオールド・スクール直系のサウンド指向であって、言わばパンクのフィルターを通過せずにパブに閉じこもりっきりであった気がします。

享楽的な非日常を描いていたLAメタルに対し、「なんで嫌な事ばっかり巻き起こるんだ?」と、言ってみればダメ男の酒浸りの日常を歌っていたわけです。

「How Come It Never Rains」では、そんな弱者を優しく見守るかの様な第三者的な視線とメロディが、「泣いてもいいんだぜ」って酒瓶を手渡すかの様な兄貴っぷりを見せてくれていたのです。

スタジアムでは無く、パブでロックし続けた彼等の歴史は、間違いなく英国ロック特有の、悲哀たっぷりのさえない日常の中でこそキラキラ輝くものだったと思います。

本作を改めて聴いていると、パーティー・ロック・バンドとして一緒くたにされていた80年代が悔しくてなりません。

グレアム・パーカーやコステロ、イアン・デューリー、ドクター・フィールグッドと同列に並べてもけっしておかしくないと、個人的には思えるバンドの一つです。

2014年8月 1日 (金)

STRYPER REBORN

1_000000001932_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ストライパーの復活作となったアルバムで、オリジナル・アルバムとしては「AGAINST THE LAW 無法の掟」以来15年ぶりとなった通算6作目となった1枚、「リボーン」、入荷しました。

ショップはこちら

2000年に入ってツアーのみの再結成、そしてベスト盤、ライヴ・アルバムとリリースが続きましたが、ファンにとっては待望の新作となったわけです。

残念ながらレコーディング直前にベーシストのティム・ゲインズが脱退し、代わりにマイケルのソロ・プロジェクト要員だったトレイシー・フェリエが参加しています。

余談ですが、このトレイシーはSTRYPERのアルバム2枚に参加していますが、その後マイケルと入れ替わる様にして2012年からBOSTONのツアー・メンバーとして活動しています。

オープニングから前作から地続きのオルタナ、グランジ以降のヘヴィ・サウンドで幕を開けますが、けっしてダークな質感一辺倒で終わっているわけではありません。

クリスチャン・メタルとしての精神性が強く現れた歌詞に見合う美しいメロディ、アンセム型のキャッチーなコーラスが復活しています。

曲が進むにつれ、その傾向が強くなっていくため、体が徐々に反応してしまうファンの方も多かったのではないでしょうか。

かつてのハード・ポップ・センスがヘヴィネスで包まれたかの様な「MAKE YOU MINE」や「IF I DIE」、メロディ・メイカーとしてのセンスが健在である「PASSION」、「WAIT FOR YOU」等は、クリスチャンならずとも80'sのキラキラした彼等を思い出すはずです。

そして極めつけは「I.G.W.T.」の再演でしょう。

「IN GOD WE TRUST」が90年代以降のヘヴィ・ロック・スタイルで甦ったわけですが、流麗なコーラス・ワークはこのバンドならでは、と思わせてくれます。

意味のある復活、そして期待を抱かせる内容であったと十分に思えた1枚だと思います。

« 2014年7月 | トップページ | 2014年9月 »