フォト

ショップはこちらです

無料ブログはココログ
2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

PR


« 2014年6月 | トップページ | 2014年8月 »

2014年7月の31件の記事

2014年7月31日 (木)

MEGADETH SO FAR, SO GODD...SO WHAT!

1_000000001757 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは88年作、メガデスのサード・アルバムとなった1枚、「ソー・ファー・ソー・グッド・ソー・ホワット」、入荷しました。

ショップはこちら

当時の彼等の状況はけっして良いとは言えず、前作「Peace Sells... But Who's Buying?」でインテレクチュアル・スラッシュメタルの雛形を完成させたにも関わらず、ムステインとエレフソンの二人のデイヴと、残る二人のメンバーの間で亀裂が生じていきます。

結果クリス・ポーランドとガル・サミュエルソンが解雇という形で脱退し、本作では一時的とも思われた新メンバーが加わっています。

デイヴ・ムステインの理想と言えるバンド体制が出来上がる寸前の過渡期とも言える本作は、前作の延長線上にありながら、よりバラエティに富んだ構成が目立っています。

オープニングはドラマティックな展開を見せるインスト・ナンバーとなり、幾分NWOBHMからの影響が感じられるのもユニークです。

そしてパンクのクラシック・ナンバーとも言える「アナーキー・イン・ザ・UK」のカヴァーでは、なんとご本家のスティーヴ・ジョーンズをゲストに迎え、パンクとメタルの密接な関係を高らかに歌い上げています。

パンク・シーンの積極的な肯定は、当時はブームにも近い方法論ではありましたが、メガデスの場合はスラッシュの進化として適切な表現で提示していたと思われます。

シングル・ヒットした「メリー・ジェーン」も彼等の新機軸と言えたナンバーで、スピードやリフに頼らないシリアスなメロディアス・メタルと、メガデスらしいスラッシュ節が合体した異色曲となっています。

ムステインの強烈な個性が、バンドという集合体の中で埋没する事なく生かされ、その個性ゆえ人間関係に支障をきたしながら存続してきたのがメガデスであったと思いますが、ギリギリで不安定な状態の中で生まれてくる音がファンを魅了してきたのも事実だと思います。

何よりもデイヴ・ムステイン自身が、怒りやフラストレーションに任せる事なく、常にドラマ性を持たせる事でメガデスらしいスラッシュを生むという事を自覚しているのだと思います。

起伏に富んだ構成、突き刺さってくる様な歌詞が、けっして古臭くなる事なく、今も熱くなれる1枚です。

2014年7月30日 (水)

GREAT WHITE LET IT ROCK

1_000000001926_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

グレイト・ホワイトの通算8作目となったアルバムで、彼等がソフトなアダルト路線での定着を自ら拒んだかの様なハード・ロックの傑作として残した1枚、「レット・イット・ロック」、入荷しました。

ショップはこちら

前作の「SAIL AWAY」は、このバンドの魅力の一つでもあったアコースティック・ナンバーを集めた企画盤的側面が強く、恐らく90年代を生き抜いていく方法論として選択したサウンドとなりました。

看板ヴォーカリストであったジャック・ラッセル当人が語っている通り、バンドはこのソフト路線を嫌い、元々持ちあわせているハード・ロック気質をここで爆発させています。

ブルージーなバンド・サウンド、渋みと枯れを漂わせるヴォーカルをあえて抑制し、初期のメタリックな質感さえ感じさせます。

そして「Easy」、「Where Is The Love」、「Miles Away」といったバラード・ナンバーの充実ぶりが、彼等をメロディアス・ハード・バンドとして捉える向きを生んでしまった程冴えまくっています。

当時のエアロスミスが1枚のアルバムにスロー・ナンバーを増やした傾向を、グレイト・ホワイトも踏襲したわけでもないのでしょうが、ジャック・ラッセルの声と巧みなメロディ・センスは、泣く事を許してくれる寛大なハード・ロック・バンドとして昇華させた気がします。

ツェッペリンのDNAを持ち合わすアメリカン・ハード、ブルージーなアダルト・ロック、といったイメージがどうしても強いバンドですが、基本がいいメロディとカッコいいロック・センスだけを追求していた古風なハード・ロッカーであったと強く思える1枚です。

2014年7月29日 (火)

LOU GRAMM LONG HARD LOOK

1_009006000062_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

今年急逝したケヴィン・エアーズの72年作、「彼女のすべてを歌に」、入荷しました。

ショップはこちら

ルー・グラムが89年に発表したソロ作第2弾です。前作「レディ・オア・ノット」からは「ミッドナイト・ブルー」の大ヒット曲が生まれましたが、本作からもミドル・バラードの「Just Between You And Me」が全米6位のヒットとなっています。

本作発表後の翌年、フォリナーを脱退した彼は本作にもゲスト参加している現デフ・レパードのヴィヴィアン・キャンベルと共にSHADOW KINGを結成し、よりメタリックなサウンドに徹していくわけですが、ここではフォリナーと変わらないポップ・サイドが目立ちます。

ミック・ジョーンズから開放されたせいか、この人のルーツをうかがわせるスモール・フェイセスのカヴァー、「ティン・ソルジャー」を伸び伸びと歌っているのが印象的ですが、その他の曲に関してはどれもシングル・カットができる程完成度が高いものとなっています。

良い声で良いメロディを歌うと、これ程最強になる、というお手本の様なアルバムで、フォリナーのファンはもちろん、メロディアス・ハード好きの方なら重宝できる1枚だと思います。

2014年7月28日 (月)

GIUFFRIA SILK AND STEEL

Simg060_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは86年作、ジェフリアのセカンドにして最終作となった1枚、「シルク・アンド・スティール」、入荷しました。

ショップはこちら

完璧なサウンドを誇りながら、バンド自体は消滅し、以降グレッグ・ジェフリアを中心にハウス・オブ・ローズへと発展した事により、ジェフリアのキャリアはあまり語られる事がなくなってしまいました。

元々はANGELの再結成計画が発端となって生まれたバンドの様ですが、元野球選手という異色のキャリアを持つヴォーカリスト、デヴィッド・グレン・アイズレーの声がスティーヴ・ペリーに似ていた事もあり、ジャーニーの亜流とされていました。

84年の大ヒット・シングル、「Call To The Heart」は、まさにジャーニーを思わせるパワー・バラードであった事も彼等の行く末に影を落とす事にもなったのかもしれませんが、多くのメロディアス・ハード・ファンは好意を持ってジェフリアを迎えたのではないでしょうか。

本作では更に洗練されたメロディと、キラキラしたアレンジによる高性能80年代ハード・ロックが展開されていて、何度聴いても胸ときめくものがあります。

70年代のANGEL時代からドラマティックなキーボードによるプログレ・ハード色を得意としていたグレッグが、80年代メタル・シーンでの自らの進むべき道を完全に把握しているのが良くわかります。

ジャーニー・ファンにはハード過ぎて、ボン・ジョヴィやデフ・レパードのファンにはアダルト過ぎたのかもしれませんが、美旋律という言葉がこれ程似合うアルバムもそうないと思われます。

2014年7月27日 (日)

WHITFORD/ST. HOLMES

1_009003000048_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

エアロスミス・ファンの間でも見過ごしがちになっている1枚、「ウィットフォード/セント・ホルムズ」、入荷しました。

ショップはこちら

ジョー・ペリーに続いてエアロスミスを一時脱退したもう一人のギタリスト、ブラッド・ウィットフォードがテッド・ニュージェントとの活動で知られるデレク・セント・ホルムズと結成したプロジェクトの唯一の1枚です。

ジョー・ペリーのソロ活動と比べると、あまり話題にならなかった気もしますが、これがなかなか聴かせてくれるキャッチーなハード・ロックを展開してくれています。

ブラッドのソツのない職人的プレイが見事なのはもちろんなのですが、後にMSGにも参加する事になるデレクのメロディ・メイカーとしての資質が優れていて、ハード・ポップ、メロディアス・ハードとしての魅力に溢れています。

80年代ハード・ロックとしての完成度は当時としてはかなり高かったと思います。

エアロスミス臭さを全く感じさせない、垢抜けたセンスが意外にも思える隠れ名盤です。

2014年7月26日 (土)

TED NUGENT STATE OF SHOCK

1_000000001913_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは79年作、テッド・ニュージェントの通算5作目となったアルバム、「ステイト・オブ・ショック」、入荷しました。

ショップはこちら

当時KISSを始め、エアロスミス、ヴァン・ヘイレン、チープ・トリックといった、言わば彼の後輩格のバンドがアメリカン・ハードの新たな主流として勢力を極めていた頃で、相当の焦りがあったと思うのですが、野獣のイメージはそう変わる事なく受け入れられていたと思います。

ただやはり本作におけるサウンドには、微妙な変化が見られるのも事実だと思います。

ライヴでの定番曲となった「PARALYZED」や、スピーディーなリフが炸裂する「SNAKE CHARMER」は、従来のテッドの暴走ハード・ロック感覚が生かされています。

興味深いところでは、ビートルズのジョージ作品である「I WANT TELL YOU」のカヴァーに挑戦しています。

時代を意識したのか、ポップ・センス導入の試みの現れとでも言うべきこのカヴァーは、ユニークなハード・ロック・ヴァージョンとして楽しめます。

珍しいとも言えるバラードの「ALONE」では、テッドの泣きのギターが哀愁感たっぷりに響き、なかなか味わい深い曲になっています。

ラスト・ナンバーである「SADDLE SORE」は、エアロスミスの「BACK IN THE SADDLE」への返答とも思えるのですが、曲調は本作と同年にリリースされた「NIGHT IN THE RUTS」にも入っていておかしくないエアロ・サウンドとなっています。

テッドの意地とプライドが本作に如実に現れた作品とも思え、当時のハード・ロック・シーンが80年代に向けて加速的に変化していこうとする過渡期的アルバムとも言えるのではないでしょうか。

2014年7月25日 (金)

浜田麻里 MISTY LADY

1_000000001907_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは84年作、浜田麻里のサード・アルバムとなった、「ミスティ・レディ」、入荷しました。

ショップはこちら

本作から初のセルフ・プロデュースを試み、全曲自作詩、そして作曲も2曲手掛けています。

その内の1曲であるアルバム・タイトル曲こそが、以降のこの人の路線を決定づけるターニングポイントになったのかもしれません。

それまでLOUDNESSの故、樋口宗孝の秘蔵っ子というイメージも強かったとは思いますが、洗練されたハード・ポップ・センスが開花した事により、メタルを更に大衆化する事にも大きく貢献したアルバムだと思います。

また"MARI" PROJECT TEAMの名もクレジットが開始され、アレンジを全曲手掛けています。

このチームの詳細は良くわからないですが、参加したミュージシャンは北島健二、鳴瀬喜博、河野陽吾を始めとする、初期の彼女を支えた大物プレイヤーばかりです。

また「スイート・ライ」は当時BOWWOWの山本恭司が担当、メロディアス・ハードの佳曲として残しています。

オープニング・ナンバーの「パラダイス」もそれまでのスピード系ハイトーン・ヴォーカル抑制した、クールなミドル・ナンバーとして聴かせてくれ、80年代メタルらしいメロディアスな展開が新機軸として光っていました。

以降の海外を見据えたキャッチーな展開は、いよいよこの人の全盛期へと向かって一気に上昇していき、その美貌と美声が多くのファンを惹き付ける事となっていきます。

その大前提として優れたメロディが必要とされていたと思うのですが、コンパクトな構成ながらかなり練り込まれたサウンド作りが、見事初期の基本路線を確立する事に成功していると思います。

2014年7月24日 (木)

APRIL WINE POWER PLAY

1_008005000001_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは82年作、カナディアン・ハードのベテラン・バンドとして活躍してきたエイプリル・ワインの通産10作目となったアルバム、「パワープレイ」、入荷しました。

ショップはこちら

NWOBHMが盛り上がる中、彼等も再注目されますが、おそらく器用貧乏とも言える多彩な音楽性が節操が無いと見られたのか、大ブレイクとまではいきませんでした。

かなりセンスの良いナンバーを残しているのですが、当時はポップすぎるメロディが多少時代に先行しすぎていたのかもしれません。

カナダのバンドらしい透明感と、ハード・ロックのダイナミズムを知り尽くしたドライヴィング感覚は、同郷のラヴァーボーイ等のお手本にもなっていたと思われます。

ビートルズの「テル・ミー・ホワイ」のバラード・ヴァージョンでのカヴァーも泣かせます。

80年代メタル的なメロディも多く含まれているだけに、再評価がされていいと思うのですが、メタルにこだわっていない音楽性の幅の広さがやっぱり邪魔するのでしょうか。

ASIAやJOURNEY、WHITESNAKEとの仕事で有名なマイク・ストーンがプロデュースを担当した事もあり、クリアでキャッチーがサウンドが目立つ好盤です。

2014年7月23日 (水)

AC/DC DIRTY DEEDS DONE DIRT CHEAP

1_019001000005_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは76年作、世界的にはセカンド・アルバムとして知られAC/DCの初期の大名盤、「悪事と地獄」、入荷しました。

ショップはこちら

ヒプノシスによるシュールなジャケットがバンド・イメージを大きく変えてしまっていますが、ボン・スコット時代の最高傑作とも言える充実した内容となっています。

今もライヴの定番曲となるアルバム・タイトル・トラックはマルコム・ヤングのダミ声コーラスがキャッチーな必殺ナンバーで、AC/DCでは珍しい泣きのブルース・ソング、「ライド・オン」が異色の輝きを放っています。

その他にも変態チックな「ビッグ・ボールズ」、直情型の典型的AC/DC節が炸裂する「プロブレム・チャイルド」等、聴き所満載の必聴盤です。

2014年7月22日 (火)

HONEYMOON SUITE THE SINGLES

1_000000001894_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

カナダでは80年代に一定の人気を誇っていたハネムーン・スイートのシングルを集めたベスト盤、「ザ・シングルズ」、入荷しました。

ショップはこちら

84年にデビューした彼等は、同郷の先輩格であるラヴァーボーイにも通じるキーボードを主体としたハード・ポップ・バンドですが、よりメロディアス・ハード寄りなサウンドが特徴的です。

アメリカでもアクション映画の大ヒット作、「リーサル・ウェポン」のエンディング・テーマ曲を任される程期待されていましたが、BON JOVIの様な華やかさに欠けたのか、大ブレイクは逃してしまいました。

ラジオ向けのキャッチーなメロディと、適度なハードなエッジは、80年代における主流であっただけに強烈な個性が必要不可欠だったのかもしれせんが、カナディアン・ハードらしいキラキラ感と爽やかさは今聴いても胸がときめくものがあります。

84年作の「HONEYMOON SUITE」、86年作のブルース・フェアバーンがプロデュースした「THE BIG PRIZE」、88年作のテッド・テンプルマンのプロデュースの「RACING AFTER MIDNIGHT」と、3枚のアルバムからのカットと、前述のサントラ提供曲、そして当時の新曲2曲を含んでいます。

ラヴァーボーイよりハードで、ボン・ジョヴィよりはエレ・ポップ寄りとでも言うべきでしょうか、80’sハード・ロックを愛する方にはたまらないメロディ集であるのは間違いないと思います。

2014年7月21日 (月)

SHY シャイ

Simg857_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

メロディアス・ハード・ファンにとっては忘れ難い名バンド、シャイの通算9作目のオリジナル・スタジオ・アルバムにして、残念ながら彼等の最後のアルバムとなってしまった2011年作の、「シャイ」、入荷しました。

ショップはこちら

英国屈指の美旋律を誇るシャイの中心人物であるギタリスト、スティーヴ・ハリスが本作制作後急逝、彼の遺作となると共に、バンドは活動を停止しています。

アメリカナイズされたハード・ポップ・センスと、欧州特有の翳りのある哀愁感を作り出すメロディ・メイカーとしてのセンス、表情豊かな音色を得意としていたギタリストとしての資質は特に優れていた人だけに、本当に惜しい人が若くして逝ってしまったと思います。

本作より看板ヴォーカリストであったトニー・ミルズが一時的にTNTへ移籍してしまったために、リー・スモールなるほとんど無名の新人を迎えています。

この人の声質が、これまでのSHYのイメージを崩さない綺麗なハイトーン・ヴォイスであり、トニー・ミルズよりもパワフルな面も持ちあわせているため、本作ではドラマティック&ハードな路線が強調されています。

燃え上がる様なバンド・サウンドと、呆れる程美しくキャッチーなメロディとヴォーカルが絡む様にして進行していく様は、昔からのファンはもちろん、多くのメロディ至上主義を自負する人に訴えかけるアルバムになっています。

オープニングの「LAND OF A THOUSAND LIES」では、珍しくヘヴィな展開もしているのですが、曲が進む毎にメロディアスになっていく様は圧巻です。

そしてパワー・バラードの「SAVE ME」で美メロ探求がピークを迎え、ラスト・ナンバーである「UNION OF SOULS」は、最近のJOURNEYをも思わせる、力強く弾けるミドル・ハード曲で閉めるという見事な構成も、次作への期待を大いに抱かせただけに、このバンドの終焉が本当に惜しまれてなりません。

2014年7月20日 (日)

FOREIGNER CLASSIC HITS LIVE

1_000000001897_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ルー・グラム在籍時のフォリナーの、唯一のオフィシャル・ライヴ盤、「クラシック・ヒッツ・ライヴ」、入荷しました。

ショップはこちら

彼等の輝かしいキャリアを考えると、ライヴ・アルバムが少ないのは意外なのですが、本作は77年から85年までの音源をまとめたものである事から、ライヴ収録はまめにしていたのだと思われます。

彼等は確かに寡作なバンドであり、特に初期は元キング・クリムゾンのイアン・マクドナルドを擁していたため、BOSTONの様にレコーディングに時間を掛け、サウンドに拘る技術指向のバンドに思われてしまうのでしょうが、実際はハード・ロックのダイナミズムを重要視したライヴ・バンドで合ったと思います。

テクニックよりも個性的なメロディを作り出す事に長けていたミック・ジョーンズと、R&Bからの強い影響を受けたルー・グラムの味わいが強力な二本柱となり、ギミック抜きのロック・バンドであったはずなのに、どうもビッグ・セールスばかりが語られる事で彼等のイメージも一人歩きしていた部分が大きいと思います。

そういう意味では本作で披露されているバディ・ホリーの「NOT FADE AWAY」のカヴァーが新鮮で、フォリナーというバンドの素顔を垣間見れるのは興味深いところです。

彼等の最も有名な2大ヒット曲、「WAITING FOR A GIRL LIKE YOU」、「I WANT TO KNOW WHAT LOVE IS」にしても、同時代のJOURNEYやSTYXと比べると、けっして情緒過多、大仰とは言い切れないと思います。

実なシンプルなバンド・サウンドの中で、いかにメロディとヴォーカルを聴かせるか、という事に力を注いでいたのでは、とも思えてしまいます。

また古典的なロックイズムとも言えるマッチョなイメージ、大人の男女のストーリーの歌詞世界は、やはり同系として挙げられるプログレ・ハード勢の様式美とは全く違う色合いを持っています。

フォリナーはもっとストレートで、激情的なバンドであったはずで、それがライヴでのワイルドな姿にも現れているのかもしれません。

日本では産業ロックという言葉で常に批判の対象として見られてきたわけですが、実は最も古いタイプのロック・バンドであり、メロディが優れているが故に歪んた受け取られ方をしてきたバンドであったのは悲劇でもあると思いますが、ライヴでの肉体的な質感はハード・ロックそのものであったのではないでしょうか。

2014年7月19日 (土)

JUDAS PRIEST BRITISH STEEL

1_000000001892_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年作、ジューダス・プリーストの通算6作目となったアルバム、「ブリティッシュ・スティール」、入荷しました。

ショップはこちら

強力なインパクトを持つこのジャケット・アートと共に、彼等のメタル・ゴッドという称号もここから強固なものにした大転機作と言えると思います。

本作収録曲となる「METAL GODS」は、その大いなる序章として、一切の情緒を排除したかの様なストイックなヘヴィ・メタルの骨格を作り出したのでした。

「ステンド・クラス」、「殺人機械」と、それまでの様式美重視のドラマティックなサウンドを捨て、鋭利なリフ中心のメタリックな質感を強調した路線は、NWOBHMシーンの中で唯一70年代組としてリスペクトを受け続ける事にも繋がったわけです。

シンプルでありながらもキャッチーなコーラスを持つ構成は、英国のみならずアメリカでも人気が拡大し、メタル・アンセムというスタジアム・ロック型の基本を提示したのも彼等が最初だったのかもしれません。

その代表格が「UNITED」、「BREAKING THE LAW」や、ポップな感触を見せる「LIVING AFTER MIDNIGHT」だったと思います。

本作から加入したデイヴ・ホランドのタイトなドラミングも見逃せないと思います。

グレン・ティプトンとK.K.ダウニングのコンビネーションはもちろんですが、時代がハード・ロックから確実にヘヴィ・メタルという呼称を重要視していくのに、彼も大きな貢献を残したと思えます。

唯一初期プリーストの面影を残す「THE RAGE」は、本作では異色ナンバーとして目立ち、レゲエ・タッチのイントロから重厚な響きへと繋がるドラマ性がユニークです。

本作中最もスピーディーな疾走感を持つ「STEELER」で幕を閉じるのも、このアルバムのカッコいいところだと思います。

2014年7月18日 (金)

JOURNEY EVOLUTION

Simg875_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは79年作、ジャーニーの通産5作目となったアルバム、「エヴォリューション」、入荷しました。

ショップはこちら

スティーヴ・ペリーが加わってから2作目となった本作は、よりメロディアスなハード・ロック・バンドとして生まれ変わります。

名手エインズレー・ダンバーが離脱し、本作より元モントローズのスティーヴ・スミスが加わり、よりタイトなサウンドを獲得する事となります。

オープニングからドラマティックなインスト・ナンバーが流れ、彼等がアメリカン・プログレ・ハードの先駆者だった事を思い出させてくれます。

ジワジワと人気を獲得していくポップ・センスは、次作の「ディパーチャー」と共に、確実にあの大名盤「エスケイプ」への布石になっていたと思います。

華麗なコーラス・ワークも目立つ様になり、メロディも格段に洗練されているのは、やはりスティーヴ・ペリーの貢献が大きかったのでしょう。

またソフトなミドル・ナンバーとハード・ロックが交互に繰り出される様なアルバム構成も見事で、何度聴いても飽きない1枚ではないでしょうか。

2014年7月17日 (木)

FANDANGO JOE LYNN TURNER

1_000000001838_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ジョー・リン・ターナーがレインボー加入前に在籍していたバンドとして有名なアメリカのバンド、ファンダンゴのコンピレーション盤です。こちらはリプロ盤となります。

ショップはこちら

ファンダンゴはジョーを看板ヴォーカリストに据えた7人組で、78年にRCAからデビュー、ジョーが脱退する81年までに4枚のアルバムを残し解散しています。

フォリナー、ジャーニーの様なポップかつメロディアスな音楽性を持ち味とし、AORにも近いバンド・サウンドは、アメリカン・プログレ・ハード、ハード・ポップと呼んでいい個性を放っていたと思います。

ギタリストの名前は本名かどうかわかりませんが、なんとRick Blakemore、というのも有名な話かもわかりません。

またキーボードのLarry Dawsonは、Larry Dvoskinでの本名での活動が有名で、その後ロバート・プラント、ロビン・ザンダー、サミー・ヘイガー、ハート等々、数々のアーティストと仕事をするソング・ライター、アレンジャーとして活躍しています。

79年のセカンド・アルバム、「LAST KISS」から2曲、80年作のサード、「ONE NIGHT STAND」から4曲、81年作のラスト、「CADILAC」から4曲が集められ、ジョーの華やかなヴォーカルを中心とした爽やかポップ系メロディが堪能できます。

RAINBOWのポップ化は、やはりジョーの資質が無かったらあり得なかった事を再確認させられるバンドです。

2014年7月16日 (水)

GRAHAM BONNET THE ROCK SINGER'S ANTHOROGY

1_010008000003_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

スーパー・ヴォーカリスト、グラハム・ボネットの「ナイト・ゲームス~ベスト・オブ・グラハム・ボネット」、入荷しました。

ショップはこちら

良く知られている様に、スーパー・ヴォーカリスト、グラハム・ボネットはレインボー加入前はポップ・シンガーとしてのキャリアを築いていた人で、プロとしての活動はマーブルズというポップ・デュオで68年にデビューしています。

ビージーズのカヴァー曲等で、イギリスではヒットも飛ばしていました。

その当時のレアな音源も含む、彼のキャリアを総括するベスト盤なのですが、これが実に興味深いものとなっています。

レインボー加入前のソロ作2枚、そしてもちろん「All Night Long」、「Since You've Been Gone」、更に日本では西城秀樹がカヴァーした事で有名な「孤独のナイト・ゲームス」も含まれています。

キャロル・キング、ホール&オーツ、ボブ・ディラン等のカヴァーもしているのですが、バックは完全にポップ・サウンドの中、グラハムのヴォーカルは完全にロックしているのがユニークです。


ハード・ロック、メタルの世界ではレインボー、MSG、アルカトラスと伝説的な偉業を残している人ですが、歌の上手さと曲選びのセンスにもよると思いますが、生粋のヴォーカリスト、歌手である事を思い知らされます。

ファンならずとも聴き入ってしまう1枚です。

2014年7月15日 (火)

KING KOBRA キング・コブラ

Simg844_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

カーマイン・アピスが金髪の若手ミュージシャンを引き連れ、80年代にLAメタルに真っ向勝負を挑んだバンド、キング・コブラが再結成を果たしたアルバム、「キング・コブラ」、入荷しました。

ショップはこちら

BLUE MURDERやMOTHERS ARMY等のビッグ・プロジェクトに参加しながら、カーマイン・アピスは2001年にキング・コブラとして通算4作目となった「Hollywood Trash」のリリースを最後にバンドを封印していましたが、10年ぶりの再結成は多くの80年代メタル・ファンを喜ばせたと思います。

4代目ヴォーカリストとして迎えられたのは元ROUGH CUTT、そしてQUIET RIOTへの参加でも有名なポール・ショーティーノでした。

この人のソウルフルな声質から言って、ブルージーなハード・ロック路線が予想されましたが、メロディアス・ハード、王道アメリカン・ハードとしてのバンドの魅力を見事生かす事に貢献しています。

そしてカーマインを除く他のオリジナル・メンバー3人が、本作からバンドに復帰しています。

BulletBoysを結成していたギタリスト、ミック・スゥエダ、W.A.S.P.に参加していたベーシスト、ジョニー・ロッド、そしてLizzy Bordenに参加していたもう一人のギタリスト、デヴィッド・マイケル・フィリップスが出戻る形で合流しています。

このバンドはかつてマーク・フリー(現在はマーシー・フリー)、フォリナーに参加した事で有名なジョニー・エドワーズ、そしてMSG等での活動で有名なケリー・キーリングと、優れたヴォーカリストを擁してきましたが、本作ではパワフルでありながらどんな曲調でもこなしてしまうショーティーノの魅力が光ります。

80年代のWHITESNAKEを思わせる様な色っぽいサウンドが特徴で、多少アダルトなメロディが目立つのは仕方ないとしても、十分80’sマインドを残したキャッチーなメタル・ナンバーが続き、パワー・バラードの輝きも見事です。

バンドとしてはけっして大きな成功を残したとは言い難いのですが、記憶に残る曲、そしてキラキラしたインパクトは持っていたと思います。

この再結成も大歓迎すべきものであり、それに見合う印象的なナンバーが多い1枚です。

2014年7月14日 (月)

NIGHT RANGER 7 WISHES

1_000000001346_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ナイト・レンジャーの通産3作目のアルバムで、意外な事に彼等のキャリアの中で、唯一全米トップ10入りした作品、「セヴン・ウイッシーズ」、入荷しました。

ショップはこちら

本作がバンドのピークとなってしまった感もありますが、時代とレコード会社が求めたバラード・バンドとしてのカラーが極まった1枚とも言えるのではないでしょうか。

ヒット・シングルとなった「センチメンタル・ストリート」、「フォー・イン・ザ・モーニング」、「グッドバイ」は、いずれもパワー・バラード系、ミドル・ポップのナンバーとなっています。

その一方でこのバンドのもう一つの個性でもあるツイン・リードによるドライヴ感溢れるハード・ロック・タイプの「This Boy Needs To Rock」や、「Night Machine」等も捨て難い魅力に溢れています。

特に後者のナンバーでは、モトリー・クルーのヴィンス・ニールとトミー・リーがノンクレジットでコーラス参加をしています。

メロディアスなスロー・ソングと、キャッチーかつスリリングなメタリック・ナンバー、そしてフラッシーなギターとキーボード。

彼等がここで取った手法は、BON JOVIが引継ぎ、いよいよ以降のLAメタル・シーンでさんざん流用されていくわけですが、その先陣を切ったという意味ではやはりナイト・レンジャーの残した影響を大きかったと思います。

80年代のキラキラしたポップ・メタルの初期型と言う事もできるかもしれませんが、各曲の完成度はかなり高い1枚です。

2014年7月13日 (日)

SHOOTING STAR SILENT SCREAM

1_000000001886_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは85年作、アメリカン・プログレ・ハードの隠れ人気バンド、シューティング・スターの通算5作目となったアルバム、「サイレント・スクリーム」、入荷しました。

ショップはこちら

バイオリンを担当するメンバーを含む構成という事もあり、カンサスを思い出してしまいますが、キーボードを主軸としたフォリナー寄りのサウンドを得意としていました。

彼等のユニークな所は、当時まだイギリスのマイナー・レーベルだったヴァージンがアメリカ進出のために契約した初の海外ロック・バンドであった事で、80年作のデビュー・アルバムはなんとエルトン・ジョンとの仕事で有名な大物プロデューサー、ガス・ダッジョンの元でレコーディングされています。

その後ジャーニーを大ブレイクさせたケヴィン・エルソンとのタッグでアルバムを3枚リリースし、ライト・メタル、あるいはハード・ポップ的なバンドとして地味ながらもラジオ向けのキャッチーなサウンドを作り続けてきました。

本作は大きな飛躍を求めたと思われ、プロデューサーにはロン・ネヴィソンを迎え、一気に洗練されたキラキラ・サウンドに生まれ変わっています。

ジャーニーやフォリナーの大活躍の影で、彼等の様なバンドが今一つブレイクせずにいたのが不思議なくらいなのですが、サバイバーに取って代わる存在になっていても全く不思議ではなかったと思われます。

オープニングの「SUMMER SUN」からハッとさせられる華やかなハード・ロックは、80年代の産業ロックの他大勢として片付けるにはあまりにも惜しい気がします。

本作以降バンドは停滞期に入りますが、なんと2006年には復活し、THE STORM、TWO FIRES等で名を知られるメロディアス・ハード界の名ヴォーカリスト、ケヴィン・チャルファントを迎えて話題となりました。

ジャーニーよりハードで、フォリナーよりドラマティックとでも言うべきバンド・サウンドで、少しクセのある哀愁感漂うヴォーカルも個性的なのですが、一体何が原因で本作がヒットしなかったのかは謎と言ってもいいかもしれません。

強いて言えば、アルバム・ジャケットがスコーピオンズの82年作のヒット・アルバム、「ブラックアウト~蠍魔宮」を模倣したと思わせるからでしょうか。

2014年7月12日 (土)

THE STALIN 虫

1_000000001805_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは83年作、スターリンの通算3作目、メジャー第2弾となったアルバム、「虫」、入荷しました。

ショップはこちら

メタル・ファンには怒られそうな取り上げ方だとは思いますが、日本ロック史の中ではLOUDNESSと同様の重要性を持ったバンドだと思います。

当時は日本のパンク・バンドの過渡的な作品として解釈され、ピストルズやクラッシュ、ジャムといった英国パンクに慣れ親しんだパンクとは違った文脈で語られていた気もします。

スターリンという過激なバンドが、そのスキャンダラスなイメージを最適な音で具現化した事により、ますますその傾向が強くなったと思いますが、今改めて聴いてもその衝撃は薄れていません。

前作の「STOP JAP」では、ある意味わかりやすいパンクとしての系譜が残っていましたが、本作ではハードコアという言葉でしか表現できない暴力性、得体の知れない衝動的なサウンドが全編を覆っています。

そして極端に排除された言葉は、パンク本来の持つ怒りや反骨精神をむしろより凶暴なものへと変化させたのでした。

「ドロボーだ!」、「天プラ おまえだ カラッポ!」、「おまえなんて知らない」と吐き捨てられる単語、短文の奥に、当時の少年少女はトラウマを抱える事もあったのではとさえ思えます。

鋭く刺さってくるのは、その衝撃的な歌詞だけではありませんでした。

バンド・サウンドの研ぎ荒まれたハード・ロック・サウンドと言えるスタイルは、CLASHの「動乱(獣を野に放て)」、あるいはMOTORHEADといったパンクとメタルの架け橋とも違う、熱くドロドロとした塊を連想させたのでした。

ストゥージズやMC5にも似たメタリックなエッジ、そして10分近くにも及ぶアルバム・タイトル曲でのサイケ、ガレージ、ドゥームといったキーワードを全て煮込んだ様な恐ろしい程のブルータルなサウンドは、ロックが持っている本質的なダイナミズムそのものだったと思えます。

パンクが音楽的側面ではなく、精神性や文学性で語られてきた中、本作が果たしてどれだけ正当評価をされてきたのかわかりませんが、30年以上前のこの音が今だヘヴィと思える事の方が重要なんだと思います。

2014年7月11日 (金)

GEORDIE THE SINGLES COLLECTION

1_010005000004_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

70年代英国グラム・バンドとして知られるジョーディーのシングルを集めたコンピレーション盤、「ザ・シングルス・コレクション」、入荷しました。

ショップはこちら

良く知られている様にAC/DC加入以前のブライアン・ジョンソンが在籍していたバンドで、3枚のアルバムを残していますが、本作はかなり濃密なセレクトとなっています。

イギリスではシングル、「君にすべてを (All Because Of You)」が6位という大ヒットを記録しています。

バブルガム・ポップっぽい要素も確かにありますが、完全にブリティッシュ・ハード然とした音が今聴いてもカッコいいです。

ブライアンの声が若々しく、金属的な響きはまだあまりしていませんが、歌い回しはすでに個性が確立されています。

2014年7月10日 (木)

IRON MAIDEN NO PRAYER FOR THE DYING

1_000000001871_3 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

アイアン・メイデンの通算8作目となったアルバム、「ノー・プレイヤー・フォー・ザ・ダイイング」、入荷しました。

ショップはこちら

デビューから10周年という節目に、バンドは大きな転機を迎えます。

エイドリアン・スミスの脱退に伴い、ギタリストの交代があり、元WHITE SPILIT、GILLANのヤニック・ガーズを急遽迎えています。

本作直前にブルース・ディッキンソンが初ソロ名義でリリースした「Tattooed Millionaire」は、かなりポップな80年代的アプローチで驚かせましたが、ガーズにそのアルバムに参加していました。

本作はメイデンがストリートに帰ってきた、とも評された言わば異色作とも言える内容で、ほとんどのナンバーが5分以下、曲調もプログレッシヴなものが減り、プロデューサーのマーティン・バーチの手腕が冴えるシンプルでタイトなものとなっています。

アンセム型の大合唱ナンバーよりも、質実剛健、ギミック一切抜きとでも言うべき曲が目立ち、ストイックな感触が残る正統派メタル・アルバムです。

「魔力の刻印」から「キラーズ」とも言えるこの先祖返りは、メイデンが多少なりとも危機感を覚えていた結果ではないかと考えられます。

メタル・シーンの激変期の中、特にイギリスではブリット・ポップと呼ばれるメロディ回帰のロック・バンドが台頭し、いよいよ80年代のメタル・バンドの居場所が無くなっていきます。

奇しくも本作と同時期にリリースされたジューダス・プリーストの「PAINKILLER」は、そんな曇天を切り裂く様な徹底したメタル道を見せてくれました。

対するメイデンは進化と伝統の保持という相対する茨の道を突き進んでいただけに、不安定なバンドの状態とシーンの様変わりを目前に選んだのは、原点回帰だったのだと思われます。

脱退したエイドリアンが残したナンバー、「HOOKS IN YOU」が最も80年代のメイデンを象徴している様なNWOBHM色が強いのが印象的です。

エイドリアンのカラーが強ければ、本作は前作の「第七の予言」にも近い質感になっていたのかもしれません。

ブルースのソロ曲としてサントラ提供されていた「BRING YOUR DAUGHTER~」の陽性のキャッチーが浮き気味ではありますが、ブルースとメイデンの亀裂もこういった曲調から少しづつ広がっていたと考えだすと、評価のあまり高くないアルバムながら本作がかなり興味深く聴けてしまいます。

2014年7月 9日 (水)

IN FLAMES COME CLARITY

1_000000001465_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

イン・フレイムスの通産8作目となったアルバムで、彼等がメロディック・デス・メタルの追求の末に達した新世代メタルの一つの有り方として認知された1枚、「カム・クラリティ」、入荷しました。

ショップはこちら

メタルが枝分かれ、進化していく過程の中で、突然変異と思われるバンドやサウンドが時折現れてきたとは思いますが、イン・フレイムスはある意味正しい手順を踏んでこその変容であったのでは、と思われます。

デス・メタルとメロディの結合は、けっして革新的な発想ではなかったと思いますが、そのピュアな探究心と継続こそが美学を生み出してきたのだと思います。

近作ではバンドの模索する姿が伺われていましたが、本作ではメタルに欠かせないアグレッシヴな高揚感、練りこまれたアレンジが、実に美しく昇華しています。

燃え上がる炎が、様々に色調で天上に上っていく様なカラフルなエッジを見せていて、メタル本来の魅力と共に確かに新しい何かをロックに植えつけたという思いを抱かせてくれます。

イエテボリという北欧の地から、そういった一端が生まれてくるというのは、やはり奇跡的な事だとしか思えません。

2014年7月 8日 (火)

PINK FLOYD A SAUCERFUL OF SECRETS

Simg716_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは68年作、ピンク・フロイドのセカンド・アルバムにして、彼等の大きな転機作となった1枚、「神秘」、入荷しました。

ショップはこちら

崩壊していくシド・バレットを持て余したバンドは彼との決別を意識し始め、デヴィッド・ギルモアをサポート・メンバーとして加え、5人組として活動していく事を考えますが、結果的にはシドは脱退する事により現在に至るピンク・フロイドの原型を構築するのに手を貸す事になりました。

「追想 Remember a Day」は前作からのアウトテイク、「Jugband Blues」はシド作のやはり前作時にシングル用としてレコーディングされていた曲で、アルバム全体はやや散漫な印象もありますが、すでに別バンドとして大きく進化しているのが興味深い1枚です。

ギルモア加入により、バンドはプログレの持つ想像力を掻き立てる音の具現化に成功し、シドを失いない戸惑いながらも新たな方向性を模索し続ける事になります。

文学性よりも、ここではまだ抽象的なイメージを言葉で紡ぎながら、あくまでもバンド・サウンドで様々なイメージを想起させています。

その集大成がアルバム・タイトル曲であり、ギルモアを含む4人の名が初めてクレジットされたナンバーで、12分に及ぶインスト大作となっています。

「戦争」をテーマにしているとの事ですが、明確なヴィジュアル・イメージは聴き手によって変わってくるとは思うのですが、むしろ強く感じられるのは彼等の幻想的な世界への探究心がロックのダイナミズムと結合した瞬間であったという事だと思います。

2014年7月 7日 (月)

TED NUGENT WEEKEND WARRIOR

1_000000001575_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは78年作、テッド・ニュージェントの通産4作目となったアルバム、「週末の戦士」、入荷しました。

ショップはこちら

当時の邦題がまんま直訳なのが笑えますが、彼の全盛期を象徴するワイルドなアメリカン・ハードが炸裂した1枚です。

これまでギターとヴォーカルを兼任してきたデレク・セント・ホームズが離脱、後任には一時期ゲイリー・ムーア・バンドのヴォーカリストとして活躍し、現在ではフォガットに在籍しているチャーリー・ハンが加入しています。

この新ヴォーカリストの声質がややソフトなため、ポップ感が増して聴こえてしまうのですが、それが80年代ハード・ロックへの予見めいたものに感じられます。

一方のデレクは、その後エアロスミスを一時脱退したブラッド・ウィットフォードとのプロジェクトで更に名を高めますが、本作ではジョー・ペリー・プロジェクトのメンバーとなるデヴィッド・ハルがベーシストとしてゲスト参加しています。

この時期のアメリカン・ハード界はヴァン・ヘイレンがデビューした年で、テッドの他にエアロスミスとキッスだけが気を吐いていたとも言える時代で、世界が狭かった事が伺えます。

裏ジャケに写るテッドの顔はかなりの男前で、スッキリとしたヴィジュアル同様、洗練されたサウンド・プロダクションにより持ち前のギトギトした汗臭さがスポイルされてしまってはいますが、逆にメタリックになったリフがより目立つ好盤となっています。

2014年7月 6日 (日)

WHITESNAKE READY AN' WILLING

1_010002000064_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年作、ホワイトスネイクが80年代のビッグ・バンドへと昇華した大躍進作、「フール・フォー・ユア・ラヴィング」、入荷しました。

ショップはこちら

デヴィッド・カヴァーデイル、ジョン・ロード、イアン・ペイスと、パープル組が三人揃った事により70年代バンドとしての側面を強めましたが、このバンドの個性は更にここで固まりま
す。

NWOBHMブーム勃発の中、オールド・ウェイヴで終らなかったのは「Fool For Your Loving」のシングル・ヒットがあったからだと思います。

スピーディーでキャッチーなリフが世間を圧倒する中、ポップでファンキーなハード・ロックでの生き残り、そして歌心溢れるヴォーカルのセクシーさが唯一無比の存在感を放っていました。

名曲も多く揃い、彼等の魅力を知るには必聴の1枚です。
特にアルバム・タイトルとなった「Ready An' Willing」での匂い立つ様な男らしさ、ゾクゾクするスリリングなバンド・サウンドは必聴です。

2014年7月 5日 (土)

HONEYMOON SUITE RACING AFTER MIDNIGHT

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

カナダのハード・ポップ・バンド、ハネムーン・スイートのサード・アルバムとなった1枚、「レーシング・アフター・ミッドナイト」、入荷しました。

ショップはこちら

日本ではほとんど無名のままで最盛期を終えてしまったバンドですが、メル・ギブソンの大ヒット映画、「リーサル・ウェポン」の主題歌を任される程、アメリカでは期待されていました。

80年代カナディアン・ハードの一角を担うべく、アルド・ノヴァ、ラヴァーボーイやトライアンフに通じる明快なキャッチーさが売りで、キラキラしたAOR的ポップ・センスに長けた、いかにも80’s仕様バンドといったところでしょうか。

前作ではブルース・フェアバーンがプロデュースをしていましたが、本作ではテッド・テンプルマンを迎えています。

ジャケットに映るメンバーの姿1_000000001868 もヘア・メタル然とした雰囲気となり、前2作よりもハード・ロック、メタル色が強くなっている感があります。

大ブレイクしなかったのは、全てが平均点クリアをしながら強烈な個性を打ち出せなかったせいでしょうか。

けっして凡庸な産業ロックで終わっていないと思うのですが、優等生すぎるが故に今一つワイルドな突き抜け方が出来なかったのかもしれません。

その上品さとソフトさが邪魔となったのか、ブライアン・アダムスとラヴァーボーイの中間を行く様な中途半端なイメージで終わってしまったとも言えるでしょう。

ただフックのあるメロディ作り、適度にハードなアレンジ等、80年代のライト・メタルとして十分に胸ときめくものとなっていると思います。

2014年7月 4日 (金)

MOTORHEAD モーターヘッド

1_000000001862_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは77年作、記念すべきモーターヘッドのデビュー・アルバム、「モーターヘッド」、入荷しました。

ショップはこちら

75年に元ピンク・フェアリーズのラリー・ウォリスを含む編成でレコーディングをしていますが、「On Parole」として79年にリリースされたので、やはりこのバンド名が冠せられ、彼等の代名詞となったウォー・ピッグのジャケットとなった本作が正式なデビュー作とされています。

日本ではテイチクから「グレイト・パンク・シリーズ」として紹介されているのも象徴的で、この特異なバンドの立ち位置を的確に現す様なハイ・スピード・ガレージ・パンクとでも言えそうなサウンドが目立ちます。

77年というパンク旋風が吹き荒れる時代、そしてチズウィック・レコードからのデビューという事もあり、当然の様にモーターヘッドも時代の最先端を走る存在として扱われたのでした。

チズウィックはダムドやクラッシュを結成する前のジョー・ストラマーが在籍したThe 101'ers、ラジオ・スターズ等のパンク・バンド、更にはカウント・ビショップス等のパブ・ロック、ラジエーター・フロム・スペース、リングス等のパワー・ポップ勢を多く輩出した、まさに70年代英国ロック・ファンには涎の出る様な名レーベルでした。

そんな背景でデビューしたモーターヘッドは、当初からダムドに通じるスピーディーなパンク色を売りにしていて、エディ・クラークのギターもまだそれっぽいものを感じさせます。

エアロスミスがカヴァーした事でも有名な、ヤードバーズの「Train Kept A Rollin'」をやっている所からも、レミーのオールド・スクール感覚が骨格となっているので、当時のパンク勢ともハード・ロック勢とも違う個性がすでに出来上がっていたのだと思います。

前任のギタリスト、ラリー・ウォレス作の曲が中心になっているため、現在のモーターヘッドとは比較できない部分もありますが、レミーの強烈な個性だけは不変だった1枚で、荒々しさで言えばやはり見逃す事tはできないアルバムではないでしょうか。

2014年7月 3日 (木)

WAYSTED SAVE YOUR PRAYERS

1_010002000045_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは86年作、UFOを脱退したピート・ウェイが80年代メタル全盛期に結成した名バンド、ウェイステッドの通産4作目となったアルバム、「セイヴ・ユア・プレイヤーズ」、入荷しました。

ショップはこちら

元モーターヘッドのエディ・ファスト・クラークと結成したファストウェイを早々と脱退し、LAメタル寄りのキャッチーな路線を突き進んだピートのセンスが本作で極みを見せています。

かつてやはり元UFO組のポール・レイモンドと手を組んでいましたが、ここでは盟友であり、尾同じくUFO卒業生のポール・チャップマンを迎え、後期UFO譲りのポップなメロディを更に80's的なアプローチで聴かせてくれます。

あまり正当な評価を受けてこなかったバンドですが、良い意味でのB級臭さと妖しさ、そしてこなれたメロディ・センスが魅力的でした。

一聴するとアメリカのポップ・メタル・バンドとも思ってしまう派手さが目立つ好盤です。

2014年7月 2日 (水)

MR. BIG WHAT IF...

1_009005000058_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

14年ぶりにオリジナル・メンバーでの復活となった、MR. BIGの最新スタジオ・アルバム、「ホワット・イフ・・・」、入荷しました。

ショップはこちら

バンドとしても9年ぶりのアルバムとなり、特に日本でも人気の高いバンドだけに嬉しいニュースとなりました。

元々90年代にアイドル的人気を博し、彼等をきっかけにハード・ロック、メタルに目覚めたという人も多いかと思いますが、人気、テクニック、そしてヒット曲の多さ、という意味ではもっと長く活動してほしい人達です。

スピーディーなメタリック・ナンバー、ヴァン・ヘイレン・タイプのパーティー・ロック、パワー・バラード、ヘヴィさとキャッチーさが両立している80年代型ハード・ロック、と彼等の魅力の集大成的内容となっています。

2014年7月 1日 (火)

VIRGINIA WOLF ヴァージニア・ウルフ

1_000000001847_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは86年作、イギリス産メロディアス・ハード、ハード・ポップ・バンドとしてマニアックな知名度を誇るヴァージニア・ウルフのデビュー作、「ヴァージニア・ウルフ」、入荷しました。

ショップはこちら

あのジェイソン・ボーナムが10代でプロ・デビューを果たし、ヴァージニア・ウルフは彼が参加した二つ目として注目されたのでした。

プロデュースはなんとQUEENのロジャー・テイラーという事も話題になりましたが、残念ながら大きなセールスには至らず、本作を含めた2枚のアルバムをリリースし消滅してしまいました。

サウンドは意外にも完全なるアメリカン・プログレ・ハード系の陽性なポップ・メロディで、ロジャーによる80年代クイーンのエレ・ポップ風味付けも見られますが、基本はジャーニー、フォリナー、TOTOといった王道モンスター・ロックとなっています。

ジェイソンのドラムはやはり手堅く、タイト&パワフルなのはもちろんなのですが、やはり注目すべきはヴォーカルのクリス・ウィーズィーの存在でしょう。

後にHEARTLANDやDISTANCEで、英国メロディアス・ハード屈指のヴォーカリストとして名を馳せますが、若きクリスの魅力に今更ながらに惹かれる事必至です。

まだMR. BIGが世に出ていない事もあり、エリック・マーティンが大ブレイク前の時代ですから、クリスのこのハスキーかつソフトな哀愁ヴォーカルは、当時は比較すべき人がいなかったと思いますが、フォリナーのルー・グラムやラヴァーボーイのマイク・レノに匹敵する表現者の一人だったと思います。

更に各曲の完成度の高さには呆れるばかりで、ブリティッシュ特有の陰りを感じさせながらも、とにかくメロディをキャッチーに聴かせる手腕は職人的です。

惜しむらくはサウンド・プロダクションの弱さで、少しこもった音質は意識的なのか、この手のキラキラ・サウンドを完全に活かしきっているとは思われないのですが、メロディ至上主義を信じる方には迷う事なく必聴盤とおすすめできる1枚です。

« 2014年6月 | トップページ | 2014年8月 »