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2014年4月の30件の記事

2014年4月30日 (水)

BONHAM THE DISREGARD OF TIMEKEEPING

1_000000001704_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは89年作、大胆不敵にも偉大なるロック・アイコンの一つ、ボーナムをバンド名に冠した彼等のデビュー作、「無限」、入荷しました。

 

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今やツェッペリン再始動時には欠かせない人材となった、ご存知ジェイソン・ボーナムの初のリーダー・バンドともなりました。

この人は今までAIRRACE、VIRGINIA WOLFと、かなりハード・ポップ寄りな、それこそ後に彼がツアー・メンバーとして参加するフォリナーにも通じる音楽性を持ったバンドに参加してきましたが、本作から開き直ったかの様にツェッペリンのDNAを全開にしています。

ほぼ時を同じくして、悪名高いKINGDOM COMEがZEPPELINクローンとして良くも悪くも話題になりましたが、当然の如くボーナムはリズム・キーパー、そしてグルーヴ・メイカーとして、ツェッペリンの文字通りの正統後継者を擁していたわけですから、好意的に受け入れられたわけです。

ヴォーカリストがいくらロバート・プラントの真似をしても、聞き覚えのある大仰なアレンジを施しても、それは肉体言語としてごく自然に鳴らされていた事が、聴き手にも十分伝わっていたと思います。

意識的にそうしたのか、アルバムの構成も程よく80年代型メタル的な味わいも持っていて、ジェイソンのヘア・メタル然としたヴィジュアルでジャケットに収まっています。

こうした手法を臆面も無く貫けるのは、まさに偉大な父を持つ二世ミュージシャンの成せる業と捉えるのか、それともやはりジェイソンが生まれながらに身についたセンスは、もうこういうものであると理解するのか、受け手側が自由に判断すべき事なんだと思います。

ただこの人が以降フォリナーやUFOに参加した時は、メロディ指向のドラマーとも思えたのですが、久々のソロ・プロジェクトとなったジェイソン・ボーナム・バンド名義で97年にリリースしたアルバムは、本作とかなり似たアプローチをしていた事を考えると、やはり血は争えないという事なのでしょう。

2014年4月29日 (火)

STRYPER TO HELL WITH THE DEVIL

1_009003000096_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ストライパーの86年作、「トゥ・ヘル・ウィズ・ザ・デヴィル」、入荷しました。

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LAメタルの最も華美な部分を代表しながら、クリスチャンという側面がキワモノ的な扱いをどうしても避けられなかったストライパーが、その圧倒的な楽曲の素晴らしさで大衆的支持を受けたサード・アルバムです。

華麗なルックスと衣装に劣らないコーラス・ハーモニーと、メタリックなエッジとキャッチーなメロディの融合が80年代メタルと機能しています。歌詞に見られる信仰心も違和感なく入ってきて、彼等がクリスチャン・メタルとして認められた瞬間だったと思います。

とにかく曲の良さに感動する1枚です。

クイーンを思わせるヴィジュアル、派手なコーラスに加え、メタリックなエッジも強いのが新鮮でした。

アイドル的人気が先行していたとは思いますが、「Calling You」、「Free」、「Honestly」のメロディ、アレンジを当時否定するのは、なかなか至難の業だったと思えます。

天使ジャケと呼ばれる初期のアルバム・アートは現在レアとされていて、ファンなら是非お手元に置いておきたい1枚だと思います。

2014年4月28日 (月)

MANOWAR KINGS OF METAL

1_000000001697_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

マノウォーの通産6作目となったアルバムで、とうとうメタル王宣言をした事で、当時のシーンに媚びない鋼鉄道を貫いた事で一層のリスペクトを受けるようになった傑作、「キングス・オブ・メタル」、入荷しました。

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オリジナル・メンバーであるギタリスト、ロス・ザ・ボスが在籍した最後のアルバムともなり、彼は後にニューヨーク・パンク・シーンの伝説的バンドでTWISTED SISTERのマーク・メンドーザも過去に参加していたTHE DICTATORSの再結成に加わっています。

雄雄しくも気高いバンドの姿勢が、そのままメタル・ソングとして結実した様な完成度には本当に頭が下がるばかりで、女子供を寄せ付けない潔さもあっぱれです。

リムスキー・コルサコフの「熊蜂の飛行」のカヴァーが意外でしたが、クラシックとメタルの密接な関係、マノウォーのアグレッシヴな姿を象徴するには最適の選曲だったのかもしれません。

このバンドの場合、ひれ伏すがよい、といった上から目線よりも、同胞意識の強いアンセム型メタルというイメージが強かったのですが、ここまで圧倒的な筋肉美を見せられると、ファンとしては黙ってついて行きますと決断せざるを得ないのかもしれません。

彼等が王を名乗り、指揮を取り、共について来いと手を振りかざすのなら、メタル・ファンを自覚するならばそれはもう列に進んで並ぶしかないのかもしれません。

2014年4月27日 (日)

WHITESNAKE LOVEHUNTER

1_010001000036_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは79年作、ホワイトスネイクのセカンド・フル・アルバムとしてリリースされた、「ラヴハンター」、入荷しました。

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いよいよバンド・サウンドが固まり、優れた楽曲が揃う事で、元パープルのヴォーカリストからホワイトスネイクが新たなブリティッシュ・ハードの担い手となった瞬間が本作であったと思います。

ライヴでの重要なレパートリーとなった「Walking In The Shadow Of The Blues」、陽性のパーティー・ロック・タイプの魅力も加わった「Rock'n' Roll Women」、80年代の彼等の新たなスタイルの原型とも言える「Medicine Man」、そして小曲ながら、キャリア最高と言える珠玉の名バラード、「We Wish You Well」等々、実に名曲が多いアルバムです。

2014年4月26日 (土)

KISS UNMASKED

1_000000001665_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年作、キッスの低迷時代の象徴として挙げられるアルバム、「仮面の正体」、入荷しました。

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やがて訪れるハード・ロックのポップ化を予見していた1枚として忘れ難い1枚です。

本作制作時にはピーター・クリスがすでに脱退、後にエースと共に活動を続けるアントン・フィグが前作に続き参加してますが、アメコミ調のジャケット・デザイン、アルバム・タイトルからはいよいよキッスが素顔を晒すのかが話題となり、バンドの現状はリリース当時正式発表されていませんでした。

前作よりも全体的な印象はハード・ポップ寄りになり、キッスらしさが薄れた事により、アルバム自体の評価が低いのでしょうが、「SHANDI」、「TOMORROW」等のポール・スタンレー色は、キラキラした80’sを確実に先行していたと思います。

実際ハード・ロックとしての彼等の個性は封印されたわけでない事は、以降のメタリック路線で明らかになっていますが、ここでのKISSは完全にパブリック・イメージを裏切る事に専念していたのでは、と思えます。

時代を意識してのポップ転換ももちろんあったのでしょうが、ナイト・レンジャーやボン・ジョヴィが登場する前に、彼等はすでにこの種のサウンドを確立していた事に驚かされます。

確かに人気に陰りが出始めた作品ともなりましたが、続くエースの脱退、初のコンセプト・アルバム制作、そしてLAメタルへの真っ向勝負とメイクを落としていくKISSのキャリアの過渡期でもあったと思います。

2014年4月25日 (金)

JOURNEY GREATEST HITS LIVE

1_000000001687 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

98年に突如としてリリースされたジャーニーのライヴ盤、「グレイテスト・ヒッツ・ライヴ」、入荷しました。

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彼等にとっては、二枚目にあたるオフィシャル・ライヴ・アルバムとなりましたが、「ESCAPE」、「FRONTIERS」時代の黄金期時代の音源としては初お目見えとなり、かなり貴重な記録となりました。

本作リリース当時、ジャーニーは96年に「TRIAL BY FIRE」で劇的な復活をしながら、スティーヴ・ペリーに続きスティーヴ・スミスがジャズに専念するために脱退をし、活動停止を余儀なくされていた頃です。

メタル界で新たなメロディアス・ハード・バンドが出現する度に、リスペクトの対象としてほぼ例外なく名が挙げられていたジャーニーは、まさに再復活待望論の中で語られていたと思います。

そんな状況下で発表されたのが本作で、81年と83年のツアーからセレクトされたライヴ集は、時代が経っても変わる事なく輝きを見せるメロディの素晴らしさと、バンド・サウンドの見事さを再確認させられる事となります。

特に「SEPARATE WAYS」、「AFTER THE FALL」、「LOVIN' TOUCHIN' SQUEEZIN'」、「FAITHFULLY」の4曲は、83年の来日公演から武道館での音源となり、日本のファンにとっては感慨深いものとなっています。

この当時のナンバーが、現在の彼等の評価にも繋がっている高性能メロディアス・ロックであるだけに、バンドが最も熱かった時代のライヴが聴けるのはかなりありがたいと思います。

スタジオ・アルバムでの完成されたサウンド・プロダクションに馴染んだ耳には、ハード・ロック・ライヴとして実に新鮮に響いてきます。

それは彼等がライヴ・バンドとして、実に優れたミュージシャン集団であったからに他ならないからだと思います。

それと同時に、ジャーニーがブルース、R&Bからのエッセンスを吸収しながら、独自のハード・ポップ・センスを確立していたにも関わらず、以降多くのバンドがその方法論を踏襲し続けたためにその独創性が薄れていってしまったのでは、と気づかされます。

2014年4月24日 (木)

TNT MY RELIGION

1_000000001685_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナル・フル・アルバムとしては前作から5年ぶりとなった、TNTの通産8作目のアルバム、「マイ・レリジョン」、入荷しました。

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本作リリース前にミニ・アルバムが発表され、かつてのキラキラしたTNTの復活の予感がそのまま本作で的中したとも言える内容となっています。

トニー・ハーネルは故人となってしまったマーク・リアリとのプロジェクト、WESTWORLDで活躍し、ギタリストのロニー・ル・テクロもソロ活動をしていた事で、このまま自然消滅か、とも思われていましたが、誰もが望む理想のTNTサウンドが展開される事になりました。

かつての「TELL NO LIES」や「INTUITION」で見られた個性派は健在で、北欧メタルの様式美にクイーンにも近いグラム感覚をプラスした美しさ、そして高揚感溢れるハード・ポップ・センスは健在です。

自分達の持ち味を、時代に合わせる事なく、しかも焼き直しではない新鮮さを加えてアルバムを作り続ける姿勢は、実にすがすがしいばかりです。

透き通るハイトーン・ヴォーカルとフラッシーなギター、それを最適に表現するメロディとリフ、これらが一体となった時、流麗なメタルの美しさが生まれる、と言葉にしてしまうと実に陳腐ではありますが、まさにTNTとはそういうバンドであったと思います。

オリジナル・メンバーであるベーシスト、モーティ・ブラックが本作を最後に脱退してしまったのが残念ですが、ファンにしたら一気に80年代へと引き戻してくれる1枚ではないでしょうか。

2014年4月23日 (水)

KISS SONIC BOOM

1_000000001682_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

キッスのオリジナル・スタジオ・アルバムとしては、前作から11年ぶりとなった通産19作目のアルバム、「ソニック・ブーム」、入荷しました。

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アメリカではウォルマート独占販売となり、日本では国内盤リリースがされなかったというのが、実に残念でならない快作です。

なんとビルボード初登場2位という、KISS史上最高のスタート・ダッシュを見せ、彼等がいかに待ち望まれていたか証明する形となりました。
(ちなみに前作の「サイコ・サーカス」は初登場3位でした)

トミー・セイヤーが正式にメンバーとなり、エリック・シンガーが復帰した新生キッスの第1弾となりましたが、実にキッスらしい内容となり、特に古くからのファンを大満足させたと思います。

4人それぞれがリード・ヴォーカルを担当する体制も、メイクもそのまま引き継がれ、若返ったバンドの勢いがそのまま音に現れています。

シングル・カットされた「MODERN DAY DELILAH」、「NEVER ENOUGH」、「SAY YEAH」の出来が特に素晴らしく、彼等特有のシンガロング・タイプのスタジアム・ナンバーにまた新たな名曲が生まれた感があります。

個人的には最新作、「MONSTER」よりもポップに弾けているメロディが多いため、本作の方が何度も聴いてしまっています。

付属のベスト盤(08年リリースの「地獄列伝」と同じ内容です)、09年のアルゼンチン、ブエノスアイレスでのライヴを収録したDVDも素晴らしい内容で、彼等のサービス精神が変わらないのが嬉しいです。

2014年4月22日 (火)

KINGDOM COME キングダム・カム

1_009003000066_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

衝撃的な問題作と言える88年作、「キングダム・カム」、入荷しました。

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80年代のLAメタルの喧騒が落ち着き始めた頃、シーンを新たに賑わしたバンドが二つ存在していました。

ガンズとこのキングダム・カムでした。

両者の未来はご存知の様に大きく分かれましたが、本作の衝撃は確かに波紋を広げたと思います。

ストーン・フューリーという、知る人ぞ知るメロディアス・ハードの名バンドのヴォーカリストだったドイツ出身のレニー・ウルフが結成したバンドで、そのロバート・プラントばりのハイ・トーン・シャウトを最大限に生かした結果、ツェッペリン・クローンという悪名がつく事になります。

今にして思えばギャグにもとれる「Get It On」は、80年代メタルの過剰なきらびやかさを揶揄したかの様な響きに聴こえる、というのは言いすぎでしょうか。

ゲイリー・ムーアやロバート・プラントから名指しで批判もされましたが、考えてみれば60年代からロックは拝借と尊敬は紙一重の所で進化してきたわけです。

彼等にどこまで自覚があったのかはわかりませんが、レッド・ツェッペリンという強大なアイコンをこれ程わかりやすく模倣する背景の裏には、愚直な程の愛とピュアなロック少年の初期衝動が見て取れる気がします。

そしてそれこそが80年代メタルを輝かせていた要因でもあったと思えてなりません。

2014年4月21日 (月)

STEELHEART スティールハート

Simg343_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

メロディアス・ハード・ファンにとっては忘れられない1枚、スティールハートのデビュー作、「STEELHEART」、入荷しました。

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優れたロック・バンドには、必ずバラードの名曲が存在してきました。

特にメタルは80年代からパワー・バラードが重要な意味を持ち、シングル・ヒット曲の代表として美麗なメロディを作れるバンドは一定の成功を約束されたも同然という現状があったと思います。

その状況を作り上げたのは、職業ライターの存在が大きな要因ともなり、似たようなバラード・ナンバーが大量生産されたという側面も見逃せません。

バラードには元々機能的な要素も強いため、音楽的なインパクトや実験性は不要とされ、約束された安心感のみが求められていたとも言えるのではないでしょうか。

そんな中、このスティールハートの「シーズ・ゴーン」のみ、パワー・バラードの最重要曲として語り草になっている気がします。

90年にデビューしたこの大型新人5人組は、この1曲だけでメタル界に名を残したと言っても過言ではないと思います。

80年代的パーティー・ロック然としたアメリカン・ハードが前提のバンドで、遅すぎたとも思えるその登場はこの名バラードがなければ無視されていたかもしれません。

ヴォーカリスト、マイク・マティアヴィッチの燃え上がる様な叙情性、静かなピアノから始まり哀愁感溢れるギターが続き、恋愛の終わりを歌い上げた6分半の情念は、まさに演歌型メタルとも言えますが、MTVが散々流してきたヘア・メタルのバラードの最終モデルとして実に見事な完成度を誇っています。

激情とは、やはり表現力がそこに伴う事でより他者に伝わりやすいと思うのですが、圧倒的なテクニックとメロディ・センスがこの大仰な一大バラードを荘厳な響きさえ持たせているのが奇跡的です。

全体的にはかなりレベルの高い80’sメタルの総決算となっているのですが、どうしてもこの「She's Gone」のインパクトが目立ってしまったのは、このバンドの悲劇でもあったのが皮肉的です。

2014年4月20日 (日)

KROKUS ONE VICE AT A TIME

1_000000001672_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

「悪徳のメタル軍団」という強烈な邦題が、かつて失笑を買う事になったクロークスの82年作、通産6作目のアルバム、「ワン・ヴァイス・アット・ア・タイム」、入荷しました。

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いやいや実はかなり適切なセンスであった事が、今となっては思い知らされる気がします。

アルバム・タイトルの原題は直訳すると、「一夜の女遊び」とでもなるのでしょうか、オープニング・ナンバーの「LONG STICK GOES BOOM」は「デカマラ爆発」・・・

実際「69ってみんな知ってるよな、あれ最高じゃんね」、っていう調子で始まります・・・

このお下劣感覚の堂々たるご開帳は、反戦歌のクラシックとされるゲス・フーの「アメリカン・ウーマン」
のカヴァーをも下衆に聴かせてしまいます。

それまでのAC/DCフリークぶりがピークに達したアルバムでもあり、プロデュースはAC/DC作品のエンジニアを務めてきたトニー・プラットが担当、メタリックかつキャッチーな側面を強めています。

ソックリさんからスイスの国民的バンドへと、更に世界的にも注目される事にもなったのは、この開き直ったかの様なメタル賛歌のオンパレード、屈託の無い快楽追及主義があったからではないでしょうか。

次作の「ヘッドハンター 髑髏の紋章」で、彼等は様式美ハード・ロックの佇まいを身につけ、メロディアス・ハードへの接近もして大ブレイクしていきますが、この節操の無さも強みであったと思われます。

良くも悪くも80年代型メタルの王道を行くサウンドですが、AC/DCとは違って、どこか大真面目に取り組んでいた様子がうかがえる愚直さに溢れているのは、一体何故なんでしょうか。

アメリカやイギリスのメタルに追いつけとばかりに、なりふり構わずに突っ走る姿を想像してしまうからでしょうか。

いずれにしてもそんな彼等にどうしようもなく好感が持てる方には、たまらない1枚だと思います。

2014年4月19日 (土)

LOVERBOY LOVERBOY

1_000000001670_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年作、ラヴァーボーイのデビュー作となったアルバム、「ラヴァーボーイ」、入荷しました。

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カナダのロック・シーンが80年代のハード・ロック、メタル・シーンに与えた影響は計り知れないとは思いますが、彼等の登場は本当に意味が大きかったと思います。

プロデュースはブルース・フェアバーン、エンジニアはボブ・ロックという、このカナダ人の師弟コンビは、最早説明不要と思われますが、以降のメタル重要作を次々と手掛ける事になるわけです

彼等の登場期は、ジャーニーやスティクス、フォリナー等が洗練されたかたち形で再生し、モンスターアルバムを産み落とそうとしているまさに80’sの夜明け前で、もちろんBON JOVIもNIGHT RANGERもデビューしていなかった時代です。

キーボードのきらびやかな響きと、メタリックなギター、ロビン・ザンダーやルー・グラムと比較された艶のあるヴォーカル、そしてキャッチーなハード・ポップ・センス、これら全てがそのまま以降のポップ・メタルへと受け継がれていったわけです。

彼等自身がどの程度まで自覚していたのか是非知りたいところですが、この時点で明らかに新世代的なハード・ロックを奏でていたと思います。

ジャケットのセンスがまた秀逸で、どこかニュー・ウェイヴ的センスも漂わせている事からも、もしかしたら新しい流れとしてかなり意識的だったのかもしれません。

「LADY OF THE 80’s」というナンバーや、かつてのナック、チープ・トリックにも通じるパワー・ポップ・サウンドからも、単なる能天気なパーティー・バンドではないクレバーな側面を感じてしまいます。

この先鋭的なセンスと大衆性のあるメロディが、次作で大ブレイクするのも納得できる大名盤です。

2014年4月18日 (金)

VIXEN REV IT UP

1_009004000012_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

80年代ポップ・メタルのクイーン、90年作のヴィクセンのセカンド・アルバム、「レヴ・イット・アップ」、入荷しました。

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ヴィジュアル的にもテクニック的にも、彼女達程優れたバンドは、そういなかったと思います。

商業的に作られた美形バンドではなく、ソング・ライティング・センスも本格的だったため、今も忘れられない存在であるのではないでしょうか。

オリジナル・メンバー4人が揃っているのは、確か本作が最後だったと思いますが、前作同様、ライト・メタル路線の教科書的な内容となっています。

ロン・キール、ダイアン・ウォーレン等の外部ソング・ライターの協力もありますが、ほとんどのナンバーがメンバー自作曲となり、かなりクォリティの高いハード・ロック・アルバムになっています。

2014年4月17日 (木)

KANSAS IN THE SPIRIT OF THINGS

1_009006000018 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

カンサスの88年作、「イン・ザ・スピリット・オブ・シングス」、入荷しました。

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前作である86年発表の「パワー」により、オリジナル・メンバーのスティーヴ・ウォルシュの復帰、そして現ディープ・パープルでの活動が有名なスティーヴ・モーズの新加入により復活した新生カンサスの2年ぶり、第二弾となったアルバムです。

前作同様80年代的なプログレ・ハード路線の延長線上のサウンドと、スティーヴ・モーズのギターを生かしたメタリックな質感がバランス良くミックスされています。

意外な組み合わせとも思えますが、プロデュースはキッス、アリス・クーパーとの仕事で有名なボブ・エズリン。

けっして大仰になりすぎずに品の良さを残しつつ、このバンドの本来持っているドラマチックなセンスを最大限に引き出している好盤です。

本作で完全にメロディアス・ハードとしてのステイタスを新たなバンドの個性として打ち出した事により、新たなファン層が彼等の魅力を知る事になったのではないでしょうか。

2014年4月16日 (水)

DREAM THEATER METROPOLIS PT.2: SCENES FROM A MEMORY

1_000000001661_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

ドリーム・シアターの通産5作目となるフル・アルバムで、彼等が自身のプログレッシヴ・メタルを極めたと思われる壮大なコンセプト作、「メトロポリス・パート2:シーンズ・フロム・ア・メモリー」、入荷しました。

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前作ではレコード会社からのプレッシャーで、デズモンド・チャイルドを迎える等、コマーシャル路線を強めていましたが、彼等が本作で選んだ道は92年作の「IMAGES AND WORDS」の収録曲、「メトロポリス」の続編の制作でした。

デレク・シェリニアンの解雇、ジョーダン・ルーデスの加入と、バンドの体制を整え、SEの多用、女性コーラスの導入、映像的要素を含む音楽性、そして壮絶なインストによる緊張感を含みながら、まるで大作映画を見せられるがごとく、一気に引き込まれる内容となっています。

催眠療法を受ける主人公が、自分がある少女の生まれ変わりである事を知り、やがて彼女にまつわる悲劇、恐ろしい運命に巻き込まれていくストーリーなのですが、歌詞を含めた表現方法が実に優れていて、これまでの多くのコンセプト・アルバムの名盤と比べてもドラマ性は優れていると思います。

メタリックなパートは徹底したテクニックと構成で、聴かせるバラードでは美しさが追求され、サウンド・プロダクションも呆れる程見事です。

彼等がメロディ・メイカーとして、プログレ・ハード、メタルの愛好者である事が本作でも十分に伝わってきます。

このバンドの本質を知るには必聴の1枚と思われ、是非歌詞カードを読みながら浸ってほしいアルバムです。

2014年4月15日 (火)

EZO FIRE FIRE

1_000000001655_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。80年代メタル、ジャパメタ、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

EZOのセカンド・アルバムにして最終作となった89年作の1枚、「ファイヤー・ファイヤー」、入荷しました。

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FLATBACKER時代を含めると、全4枚でバンドが解散してしまったわけですが、全米デビューしたキャリアは伊達ではなく、セールス的には大成功したわけではありませんが、本作の完成度には今でも驚かされます。

前作のプロデューサー、KISSのジーン・シモンズに代わり、本作ではスティーヴン・ガルファスが担当しています。

この人は、SAXON、STRYPER、SAVATAGE等との作品でエンジニアを務めてきた職人肌で、EZOのメタリックな側面を強調する事に成功しています。

メイクを捨て、正統派メタル・バンドとして生まれ変わった彼等は、洋楽レベルで戦える楽曲と実力で真っ向勝負をしています。

LAメタル直系のリフ、キャッチーさとアグレッシヴさが同居したクリアなサウンドは、今聴いても十分に震えが走る程カッコ良いと思われます。

LIONSHEARTの名物ヴォーカリスト、スティーヴ・グリメットがコーラスで参加しているのですが、かつてスティーヴのGrim Reaper時代の名曲、「Rock You To Hell」のPVにEZOが出演した事へのお礼とも思えます。

厳しい目で見るとすれば、良くも悪くも80年代的メタルの完全パッケージとなっているわけで、かつてのジャパニズムを個性としていた彼等の持ち味は薄れてしまったのかもしれません。

それでもジャパメタ・シーンから飛び出した存在としては、最早比類すべき相手はLOUDNESSしかいなかった中、ヴォーカル、ソング・ライティングの点で言えば彼等の方が優れていたとも思えます。

2014年4月14日 (月)

SURVIVOR VITAL SIGNS

1_000000001651_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

サバイバーの通産5作目にして、彼等がジャーニーやフォリナーの次ぐ80年代産業ロックの代表格としての地位を確立した1枚、「バイタル・サインズ」、入荷しました。

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ヴォーカリストにジミ・ジェイミソン、プロデューサーにロン・ネヴィソンを迎えた新体制により、現在のメロディアス・ハードにしっかりと繋がるサウンドを展開しています。

「I CAN'T HOLD BACK」、「HIGH ON YOU」、「FIRST NIGHT」、「THE SEARCH IS OVER」のシングル・カットがされた点からも、コマーシャルなハード・ロックのお手本的な内容が証明されています。

哀愁感と爽やかさを表現するのに最適な声質を、ジム・ピートリックの天才的なメロディ・センスが最大限に活かしているのが、本作を成功に導いていると思います。

アレンジの節々にRAINBOWやJOURNEY、TOTO等のエッセンスが確認できますが、それを嫌味なくまとめているのが、次世代的感覚だったと思います。

とにかく飽きれる程の完成度は、全曲捨て曲無しとなっており、完全に「EYE OF THE TIGER」からの呪縛から解かれたと思われ、彼等は一時代を築く事になりました。

ポップ・バンドと揶揄するのは簡単ですが、勇気を持ってメロディアス・ハードの大名盤と言い切る事が強いられるアルバムではないでしょうか。

2014年4月13日 (日)

MEGADETH RUST IN PEACE

1_000000001648 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは90年作、メガデスの通産4作目にして、ファンが未だに彼等の本領をここに見出す大名盤、「ラスト・イン・ピース」、入荷しました。

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マーティ・フリードマンとニック・メンザが加わった事で、メガデスがスラッシュから正統派メタル・バンドとしての風格をいよいよ身に着けた感もあり、実際グラミー賞ノミネートという栄誉まで得たのでした。

ダークな質感のミステリアスな小曲、「DAWN PATROL」を除けば、全ての曲がハイ・スピードで展開し、練られたリフが更にメガデスのインテレクチュアルな面に磨きをかけています。

戦争、宗教、犯罪と、人間のダークサイドを文学的に警告し続けてきた歌詞と、それを最適な表現方法で提示するテクニックとメロディ・センスが一気に融合、昇華した様なバンドの充実ぶりには本当に驚かされます。

メガデスが確立した個性は、メタリカやスレイヤー、アンスラックスとはまた違った、音としてのスラッシュ・メタルのダイナミズムに加え、そうした脳に訴えかける知的欲求心までもリフやメロディに内包していた事ではないでしょうか。

ただその個性がドラッグやアルコールによって支えられていたという事実は、やはりメタルらしい皮肉であったと言えるのかもしれません。

2014年4月12日 (土)

BLACK SABBATH NEVER SAY DIE!

1_000000001491_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは78年作、ブラック・サバスの通産8作目となったアルバム、「ネヴァー・セイ・ダイ」、入荷しました。

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前作に引き続きヒプノシスによるジャケットとなった事もあり、本作を含むこの2枚は見た目ももちろん、内容としても彼等のキャリアの中では違った評価がされている気がします。

確かにセールス的には大成功と言えないまでも、オジーとサバス、それぞれの以降の運命を決定したとも言える分岐点ともなった作品だと思います。

オジーのドラッグ問題、アイオミとの音楽的確執は、とうとうオジー脱退へと発展しますが、バンドは後任のヴォーカリストをすぐに解雇、オジーを呼び戻してのレコーディングとなりました。

そういう状況にも関わらず、充実したメロディが揃っているのですが、やはり以前の狂気的なバンド・マジックは残念ながらスポイルされてしまっています。

後にオジーのソロ作にも参加するドン・エイリーの客演もあり、今までになくキャッチーかつモダンなナンバーも目立ち、アイオミが迷いながらもサバスの新機軸を見つけようとしている感もあり、それが本作をユニークなものにしています。

結果本作のサウンドはオジーがソロ・キャリアに持ち込んだ雰囲気に近いものとなり、残されたメンバーはいよいよ次作でロニー・ジェイムズ・ディオと合体、様式美ハード・ロックを持ち込む事となります。

最高傑作ではもちろんないのですが、捨てがたい魅力のある1枚です。

2014年4月11日 (金)

GARY MOORE CORRIDORS OF POWER

1_010002000048_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは82年作、ゲイリー・ムーアの全盛期を代表するアルバムで、以降の80年代ハード・ロックのモデル・ケースとも成り得ていた大名盤、「大いなる野望」、入荷しました。

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それまで一定の評価を受けていながら、ソロ・キャリアでのセールスには恵まれていなかった彼がVIRGIN移籍後の第一弾としてリリースされ、ここ日本でも人気はピークに達しました。

イアン・ペイス、二ール・マーレイ、ドン・エイリーという最強のメンバーをバックにして、メロディアス・ハードという言葉がまだ生まれていなかった時期に、泣けるハード・ロックの世界を完成させています。

とにかくメロディ、ギター、そして味のあるヴォーカル、と完璧な構成となったアルバムで、ゲイリーのハード・ロック期を知るには最適な1枚です。

2014年4月10日 (木)

Y&T IN ROCK WE TRUST

1_000000001635_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは84年作、Y&Tの通産6作目となったアルバムで、彼等のキャリア史上最も売れた1枚、「イン・ロック・ウィ・トラスト」、入荷しました。

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「EARTHSHAKER」、「BLACK TIGER」、「MEAN STREAK」と、彼等の情念的メタルと言える三部作は、LAメタルを中心とする80年代ハード・ロックは全く違った音として響いていましたが、本作では彼等の方が時代に歩み寄った感もうかがえます。

ジューダス・プリーストを手掛けたトム・アロムのプロデュースにより、洗練されたサウンド・プロダクションとなっていますが、それでも彼等のエモーショナルな個性はスポイルされる事はありませんでした。

「LIPSTICK AND LEATHER」や「(Your Love Is)DRIVIN' ME CRAZY」の様なLAメタル然としたナンバー、ライトなハード・ポップ・ナンバー、「Don't Stop Runnin'」等は、彼等の新機軸となっていますが、ソウルフルなデイヴ・メニケッティの真骨頂はラスト・ナンバーの「THIS TIME」に集約されています。

男泣きの出来る演歌系ハード・ロックから、スマートな80年代メタル・バンドへとシフトする過渡期的なアルバムですが、結果的には最も支持を得たのはアメリカン・ハードとしてのカラッとしたダイナミズムと、湿り気のある哀愁節がバランス良く構成されていたからだと思います。

2014年4月 9日 (水)

SLIPKNOT スリップノット

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スリップノットのデビュー・アルバム、「スリップノット」、入荷しました。

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常に解散の噂が絶えないスリップノットが、去年のOZZ FESTに続き、日本で今年スリップノット・フェスが行われる事がアナウンスされ、メタルの未来がまた約束されたと安心しているファンも多いと思います。

彼等のデビュー・アルバムは、ミクスチャー、ラウド・ロック、モダン・ヘヴィネスと良いように語りつくされたメタルを、当時の最新型モデルとして明確な形で提示していました。

その衝撃的なヴィジュアルは、ややもすればキワモノ・バンドとして捉えられるばかりでなく、その音楽性を正当評価されずに終わる事もあったと思うのですが、彼等の場合は最初からそんな不安はありませんでした。

圧倒的な説得力を持ったサウンドは、形骸化したメタルを壊すだけでなく、伝統的なダイナミズムとカタルシスを伴っていたのでした。

「猟奇趣味的激烈音楽集団」とは、本当に良く言ったもので、ミステリアスかつダークな世界観を最適な表現方法で具現化するテクニックは、以降のメタルのお手本ともなっていったわけです。

KORNや彼等の登場により、明らかに「メタル」という響きそのものが変わり、70年代から80年代、そして90年代という世代まで、すっかり過去のものにしてしまいましたが、サバスやジューダス・プリーストに夢中になっていたファンをも虜にした感は確かにあるような気がします。

2014年4月 8日 (火)

ALDO NOVA アルド・ノヴァ

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オリジナルは82年作、アルド・ノヴァのデビュー盤、「ナイト・ファンタジー」、入荷しました。

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カナダのマルチ・プレイヤーとして知られ、数々のセッション、ソング・ライティングで他アーティストと共演してきた名人的裏方として有名な人ですが、ハード・ポップ、メロディアス・ハードの隠れ大名盤として今も語り継がれるアルバムです。

ジョン・ボン・ジョヴィとも親交が深く、後に彼の助力によってアルバムもリリースしています。

とにかく80年代的なキラキラしたメロディ、ウキウキする様なハード・ポップ感覚に優れた人で、本作もラヴァーボーイや、トライアンフと共にカナディアン・ハードの名声を高めたと思います。

シングル・ヒットした「ファンタジー」のスペイシーなイントロに、今も胸躍る人も少なくないと思います。

2014年4月 7日 (月)

BLUE OYSTER CULT CULTOSAURUS ERECTUS

1_000000001638_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは80年作、ブルー・オイスター・カルトの通産7作目となったオリジナル・スタジオ・アルバム、「カルトサウルス・エレクタス」、入荷しました。

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前作の「ミラーズ」では、彼等のマネージャー兼プロデューサーであったサンディ・パールマンの手を離れ、チープ・トリックやテッド・ニュージェントとの仕事で有名なトム・ワーマンとタッグを組み、驚くほどのポップ展開をしています。

バンドの持っていたミステリアスでヘヴィな個性を取り戻すためなのか、本作ではマーティン・バーチをプロデュースに迎え、彼等本来のサウンドが展開されています。

パールマンという人は、「ヘヴィ・メタル」という言葉の生みの親とも言われており、当時はブラック・サバスのマネージメントも担当していました。

本作とほぼ時を同じくしてリリースされたサバスの「ヘヴン・アンド・ヘル」は、やはりマーティン・バーチのプロデュース作で、この2組で「BLACK AND BLUE」と題されたジョイント・ツアーまで実現しています。

そんな経緯の中、本作もアメリカよりもイギリスで評価が高かった様で、BOCというバンドが以降も独自のメタル道を歩んで行くきっかけともなった様です。

前作でも作詞家として参加した英国SF作家のマイケル・ムアコックがここでも「Black Blade」を提供しており、サックスの大幅導入、「Smoke On The Water」の引用等の試みもあるユニークな内容ながら、BOCらしい豪快なハード・ロックが炸裂しています。

ただ元々器用なソング・ライティングが目立っていたバンドだけに、バラエティに富んだ曲調の中で80年代を見据えているかの様なポップ展開も見逃せません。

2014年4月 6日 (日)

浜田麻里 MAGICAL MYSTERY “MARI” LIVE '85

1_000000001632_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。ジャパメタ、80年代ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

浜田麻里の初のライヴ・アルバムとなった1枚で、彼女のメタル・クイーン全盛期の姿を生々しく収録した、「マジカル・ミステリー・マリ 浜田麻里 LIVE '85」、入荷しました。

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通産4作目となるオリジナル・スタジオ・アルバム、「RAINBOW DREAM」に伴うツアーからの収録で、セットリストも当時の新曲が中心となっています。

本作リリース前には映像ソフトでのライヴ作品も発表され、ジャパメタ・シーンの中でも特に派手で牽引力のある活動が目立っていましたが、それだけヴィジュアル的にもヴォーカリストとしても一際光っていた存在であった証だと思います。

サバイバーが映画、「ベスト・キッド」に提供した「The Moment Of Truth」のカヴァー等、積極的に海外志向を見せ始めたのもこの頃で、ノリに乗っている自信と貫禄さえうかがえるライヴとなっています。

ファンとしては挟まれるMCもここで聞ける事も、実に嬉しい限りです。

「MISTY LADY」、「PARADISE」といった初期の名曲、そしてメタル・ファンを完全に虜したハイテンション・ナンバー、「DON'T CHANGE YOUR MIND」等、素晴らしい声に圧倒されるばかりです。

当時まだERI名義で活動していた妹の絵里嬢のコーラスも聴きもの、この二人の美姉妹の見事なコーラスワークこそがメタルの美しさを彩っていた事も再確認できます。

拳を握り締めシャウトするジャケットの姿に、今も胸ときめかせてしまう人が相当いるのではないでしょうか。

2014年4月 5日 (土)

SCORPIONS CRAZY WORLD

1_004001000003 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

スコーピオンズの、「クレイジー・ワールド」、入荷しました。

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スコーピオンズが素晴らしかったのは、70年代、80年代、そして90年代と、独自の個性を出しながら確実にHR/HMシーンの記憶に残る名盤を、それぞれの時代の変化に合わせてリリースしていた事だと思います。

本作は90年代の幕開けにリリースされ、彼等のキャリアの中でも上位とされるセールス、知名度を誇る作品となっています。


長年組んできたディーター・ダークスとのコンビ解消からキース・オルセンをプロデューサーに迎え、ジム・ヴァランスという売れっ子外部ライターの導入等、一見80年代的アプローチが目立ちます。

元々はあの名プロデューサー、故、ブルース・フェアバーンと組む予定だったらしいとかで、このタッグも聴いてみたかった感があります。

ただ彼等の新しい方向性は大ヒット曲「Wind Of Change」に集約されていて、東西冷戦終結という当時の社会情勢と見事リンクし、世界的に時代を象徴する曲となったわけです。

当時バンド自身がそこまで時代を読んでいたのかどうか不明ですが、サウンドは80年代の喧騒後のモダンなアプローチを完全に狙っていたと思われます。

それまでのスコーピオンズのメタリックな個性を残しつつ、更にポップに更にアダルトに変身してみせた姿には、潔さと知性さえ感じられます。

2014年4月 4日 (金)

MEGADETH THE SYSTEM HAS FAILED

1_000000001622_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

前作の「The World Needs a Hero」以来3年ぶりとなった、メガデスの通産10作目のアルバム、「ザ・システム・ハズ・フェイルド」、入荷しました。

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奇しくもデビューから20年という大きな節目を迎えながら、デイヴ・ムステインは一度脱退、解散させたメガデスを、ソロ名義プロジェクトとして始めた本作を強引とも思える形で復活宣言をしたわけです。

マーティ・フリードマンでもアル・ピトレリでもなく、オリジナル・メンバーであったクリス・ポーランドの参加がまず意外でした。

デイヴのギターが久々に頑張っているのですが、クリスの貢献も見逃せません。

ドラムにはフランク・ザッパ門下生のヴィニー・カリウタ、ベースには当然のごとくデイヴ・エルフソンの姿はなく、TYGERS OF PANG TANGがカヴァーした「Randezvous」のオリジナルを生んだRPMというバンドのメンバーだったジミー・スロースが起用されています。

ムステインのソロ作としての側面はその歌詞に色濃く現れていて、メガデス作品としてはかなりパーソナルな内面が描かれています。

辛辣かつ痛いほどストレートな言葉は、過去のメタリカ、メガデスのメンバーに対するものなのか、自分自身に向けられたものなのか、ファンとしては読み解きをせずにはいられない興味深いものとなっています。

サウンドはこれぞメガデスというべきもので、スピードもリアグレッシヴなリフも健在です。

複雑な構成よりもメロディがはっきりしたナンバーが多くなった後期メガデス寄りにはなっていますが、このバンドらしい聴き込めば聴き込む程クセになるという中毒性はかなり高い内容だと思います。

インテレクチュアルとしながらも、エモーショナルなムステインの人間性がメタルへと集約されていたのがメガデスの大きな矛盾であり個性であったと思いますが、本作での復活はやはり必然であったと確信できるのは、メタルに対する真剣な姿勢が20年に渡り貫かれていたからではないでしょうか。

2014年4月 3日 (木)

EARTHSHAKER FUGITIVE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。ジャパメタ、80年代1_000000001621 ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

オリジナルは84年作、アースシェイカーのセカンド・アルバムにして、彼等の最高傑作として挙げられる事の多い大名盤、「フュージティヴ 逃亡者」、入荷しました。

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プロデュースは前作に引き続きMASA ITOHで、日本が世界に誇るメタル伝道師、伊藤政則氏の熱い想いが伝わってくる様なメロディの進化が見事です。

初の海外録音(サンフランシスコ)、そしてエンジニアにはジャーニー、Y&T等との仕事で有名なケン・ケーシーが招かれ、洋楽レベルのサウンド・プロダクションがメロディアス・ハードとしての完成度を高めています。

メロディアスなメタル然としたデビューから、ここでは歌詞の成熟、メロディの洗練が、アースシェイカーがジャパメタの頂点を極め、更には洋楽ファンをも引き込む魅力を増したのだと思います。

歌謡ロックと揶揄されてきた日本のロックの弱点は、やはり日本語をいかにリズムとメロディに乗せるかという点で未解決のままであったと思いますが、アースシェイカーがやってのけたのはサウンド全体の映像的なイメージを聴き手に巧みに見せる事だったと思います。

それが超名曲、「モア」に集約されているわけで、日本語によるメタル・アンセムの誕生にも繋がったのだと思います。

彼等の突出したメロディ・メイカーぶりは、以降ハード・ポップ的な広がりを見せていきますが、本作での哀愁メタル路線をもっと追求して欲しかった気もします。

シンセの客演で、スザンヌ・ヴェガの元旦那さんで、80年代ポップ・ロックの名プロデューサー、ミッチェル・フルームの名がクレジットされています。

かなり意外な気もしますが、実はこの人ロニー・モントローズがモントローズ解散後に結成したガンマのメンバーだった事もあり、あのデニー・カーマッシと共にバリバリのアメリカン・プログレ・ハードを展開していたのでした。

2014年4月 2日 (水)

RICK SPRINGFIELD VENUS IN OVERDRIVE

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リック・スプリングフィールドの通産14作目となったアルバム、「ヴィーナス・イン・オーヴァードライヴ」、入荷しました。

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御年59歳、還暦を目前にして、一体どこからこのエヴァーグリーンなポップ・センスが生まれてくるのでしょうか?

オープニングの「What's Victoria's Secret?」に、多くの人が80年代のリック節、すなわち「Jessie's Girl」や、「Love Somebody」、「Affair of the Heart」を思い起こすのではないでしょうか?

心地良い疾走感と突き抜ける様なメロディの高揚感、枯れる事を知らないかの如く甘くハスキーな声も健在です。

スウィートだけではないメロディ・センスも見せていて、ドライヴ感溢れるパワー・ロックも魅力になっていて、ありがちなバラードに逃げる事なく、あくまでナチュラルなスロー・ソングを聴かせてくれるところにも潔さを感じさせてくれます。

とにかく年齢を感じさせないのはもちろん、嫌味を感じさせない清涼感には呆れる程天才的なセンスに圧倒されます。

80年代以降、多くのパワー・ポップ、ハード・ポップ系のバンドやシンガーが、この人を追いかけても追いつけなかったのは、端正なルックスに合ったメロディ、そしてあまり語られてこなかった確かなギター・テクニック、個性的な声に理由があったのだと納得させられる1枚となっています。

リックと共に作曲、プロデュースに名を連ね、ベーシストとして参加しているマット・ビソネットは、デイヴ・リー・ロス・バンドで活躍した事で有名なグレッグ・ビソネットの実弟だそうです。

2014年4月 1日 (火)

PLANET P PROJECT PLANET P PROJECT

1_009003000022_2 全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

レインボーの「虹を翔ける覇者」で、印象的なキーボードを務めたトニー・カーリー(ケアリー)が中心となって結成されたプロジェクトが83年に発表したアルバム、「プラネット・P・プロジェクト」、入荷しました。

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サウンドはシンセを主体としたエレ・ポップ、いわゆる80年代ニュー・ウェイヴとも呼べるもので、メタルとは程遠いものとなっていますが、なかなか聴かせてくれる1枚です。

当時も元レインボー組という事で、ハード・ロック・ファンは大きな期待を持ったと思いますが、中身はキーボードがメインとなったプログレ・ハード・サウンドで、戸惑う評価も多かった記憶があります。

あのゲフィン、そしてジョン・カロドナーが関わっている事からも、今改めて聴き直すとかなり早すぎた音ではなかったか、と個人的には思える大傑作です。

カナダのSAGAや、RUSHをも思わせながら、メロディはAORにも近いキャッチーさを持っています。

ハードになり過ぎないアレンジと、ミステリアスな雰囲気は一聴の価値があります。

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