フォト

ショップはこちらです

無料ブログはココログ
2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

PR


2020年8月 3日 (月)

RICK SPRINGFIELD ROCKET SCIENCE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

スタジオ・アルバムとしては前作から約4年ぶり、通算16作目となったリック・スプリングフィールドの2016年のアルバム、「ロケット・サイエンス」、入荷しました。

6_000000006488

ショップはこちら

 

すでに70歳目前、その若々しいヴィジュアルと艶っぽいヴォーカルは最早美魔女ならぬ美魔男。

 

パワー・ポップの権化としてのメロディ・メイカーぶりも健在、いつ聴いても約束された爽やかウキウキ疾走感に溢れています。

 

前作から移籍したあのメロハー・ファン御用達レーベル、FRONTIERS RECORDSが欲した人材という意味でも、この人に求められているのは明快なキャッチ―さだと思われますが、本作ではカントリー・テイストを新機軸として取り入れています。

 

ペダルスティールやバンジョー等のカントリー・タッチは、かつてBON JOVIも積極的に取り入れていましたが、本作でもかなり似たアプローチがされています。

 

そのBON JOVIが昨今見せているアダルトな王道ハード・ロック節を彷彿させる「We Connect」、「Down」等は、改めて考えてみるとリックの方が先に展開していたセンスだと気づかされたりもします。

 

グレン・ヒューズと活動を共にしていたギタリスト、ジョージ・ナストス、元WARRIORのドラマーであったジョルジ・パラシオスの参加も、HR/HMファンには意外にも思えるかもしれません。

 

かなりレアと思えるブルース色の強い「Miss Mayhem」、アイリッシュ・パンク・ソング風の「All Hands On Deck」等、新鮮な響きも本作の魅力の一つとなっています。

 

「Let Me In」は前作の「SONGS FOR THE END OF THE WORLD」にボーナス・トラックとして収録されたナンバーの別ヴァージョン、ここではテイラー・スウィフト嬢にも通じるミドル・バラードとなっています。

 

更に嬉しいのは本作のボーナス・トラック、「ジェシーズ・ガール 2016」でしょう。

 

往年のファンにとっても驚くべき生まれ変わりよう、初めて聴く方にとっても原曲の良さが十分すぎる程伝わる好アレンジとなっています。

 

全曲に漲るみずみずしさ、つきぬけて突き抜けていくメロディの爽快感、まだまだ衰え知らずの奇跡に驚かされるばかりです。

 

 

2020年8月 2日 (日)

TERRA ROSA 刹那の甘露 -SASE-

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは90年作、関西メタル・シーンから女性ヴォーカリストを看板にして様式美HR/HMバンドとしてその名を轟かせたテラ・ローザの、メジャー第3弾にしてラスト作となったアルバム、「刹那の甘露 -SASE- 」、入荷しました。

1_000000006487

ショップはこちら

 

オリジナル・メンバーの元X-Rayの岡垣正志(key)、和製ロニー・ジェイムズ・ディオとも評された元WIZARDの赤尾和重(vo)を中心にした5人組、本作ではギタリストのチェンジがありましたが基本路線は変わらず、最高傑作と言える楽曲の充実ぶりに今聴いても驚かされます。

 

性別を超えたカッコ良さ、情念の炎タップリのヴォーカルと、洋楽メタルに劣らない曲構成、バンドのスキルは、同時代のジャパメタ勢の中では比類すべき存在が思い当たらない程。

 

もしRAINBOWがロニー在籍のまま「DOWN TO EARTH」を作っていたとしたなら、あるいはもしDIOがモダン・ヘヴィネス化しないでヴィヴィアン・キャンベル在籍のままアルバムを作っていたとしたなら、そんな妄想をしてしまいたくなるサウンドかもしれません。

 

イントロのリフだけを聴いてそう思って頂ける様式美メタル・ファンは、けっして少なくないはずです。

 

唯一のインストとなる「A SNAKE IN ONE'S BOSOM」は新加入となったギタリスト、今井芳継の非凡な才能が爆発したナンバー。

 

こちらはマイケル・シェンカーのMSG初期を思い出す人も多いでしょう。

 

いずれにしてもこれだけの完璧な作品を作り上げてしまったバンドにとって、激変していく90年代メタル・シーンも手伝い解散しか待っていなかった事を考えると、実に残念な気がしてなりません。

 

ジャケットのコオロギに騙されてはいけません。

 

カブト虫級のパワフルかつ美しい傑作です。

 

 

2020年8月 1日 (土)

HOUSE OF LORDS SAHARA

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

前作から2年ぶりとなった、90年作のハウス・オヴ・ローズ(バンド名のOFはオブともカタカナ表記されますが、本商品に倣いオヴで統一します)のセカンド・アルバム、「サハラ」、入荷しました。

 

 

3_000000006486

ショップはこちら

 

引き続きKISSのジーン・シモンズ、伝説的大物プロデューサー、アンディ・ジョーンズ、グレッグ・ジェフリアの共同名義でのプロデュースとなっていますが、GIUFFRIA時代からグレッグを支えてきたギタリスト、レニー・コードが脱退、本作ではあのダグ・アルドリッジがギターのほとんどを担当しています。

 

一時は正式メンバーとして迎えられたとう情報も流れたダグはLIONを解散したばかり、本作制作直後にHURRICANEに加入、そしてBAD MOON RISING結成直前という実に慌ただしい中での参加だったと思われます。

 

ジーンの強力なコネなのか、他にもクリス・インペリテリ、CHEAP TRICKのリック・ニールセン、ロビン・ザンダー、ASIA、KATMANDU、KROKUSのマンディ・メイヤー、WHITE LIONのマイク・トランプ、KEELのロン・キール、AUTOGRAPHのスティーヴ・プランケット、そしてジーンによってクビ同然で追い出されたとされる元GIUFFRIAのヴォーカリスト、デヴィッド・グレン・アイズレーといった面々がゲスト参加しています。

 

分厚いサウンドによる壮大なメロディアス・ハード路線は踏襲されながらも、ドラマティックでよりヘヴィなナンバーが並ぶ中、ポップな側面も強調されているのがユニークです。

 

「Heart On The Run」はリック・ニールセン作となったナンバーで、後にCHEAP TRICK自身が2016年作の「Bang, Zoom, Crazy... Hello」に収録しています。

 

また「Can't Find My Way Home」はご存知60年代のスーパー・グループ、スティーヴ・ウインウッド作のBLIND FAITHのカヴァー。

 

更に「Remember My Name」はシングルとしてスマッシュ・ヒットした名パワー・バラードで、前述のCHEAP TRICKの88年の全米No.1となった「The Flame 永遠の愛の炎」を手掛けたニック・グラハム(ex. ATOMIC ROOSTER)とボブ・ミッチェル作によるものです。

 

この3曲が浮いた状態にも思えますが、ゴージャスなメロディアス・ハード・サウンドとの対比が狙いだったのか、あるいはバンドとしての方向性を模索していたのか、いずれにしても各曲のレべルは当然高いため安心して楽しめる内容となっています。

 

 

2020年7月31日 (金)

STEELHEART STEELHEART

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

スティールハートのデビュー作、「スティールハート」、入荷しました。

1_000000006485

ショップはこちら

 

優れたロック・バンドには、必ずバラードの名曲が存在してきました。

 

特にメタルは80年代からパワー・バラードが重要な意味を持ち、シングル・ヒット曲の代表として美麗なメロディを作れるバンドは一定の成功を約束されたも同然という現状があったと思います。

 

その状況を作り上げたのは、職業ライターの存在が大きな要因ともなり、似たようなバラード・ナンバーが大量生産されたという側面も見逃せません。

 

バラードには元々機能的な要素も強いため、音楽的なインパクトや実験性は不要とされ、約束された安心感のみが求められていたとも言えるのではないでしょうか。

 

そんな中、このスティールハートの「シーズ・ゴーン」のみ、パワー・バラードの最重要曲として語り草になっている気がします。

 

90年にデビューしたこの大型新人5人組は、この1曲だけでメタル界に名を残したと言っても過言ではないと思います。

 

80年代的パーティー・ロック然としたアメリカン・ハードが前提のバンドで、遅すぎたとも思えるその登場はこの名バラードがなければ無視されていたかもしれません。

 

ヴォーカリスト、マイク・マティアヴィッチの燃え上がる様な叙情性、静かなピアノから始まり哀愁感溢れるギターが続き、恋愛の終わりを歌い上げた6分半の情念は、まさに演歌型メタルとも言えますが、MTVが散々流してきたヘア・メタルのバラードの最終モデルとして実に見事な完成度を誇っています。

 

激情とは、やはり表現力がそこに伴う事でより他者に伝わりやすいと思うのですが、圧倒的なテクニックとメロディ・センスがこの大仰な一大バラードを荘厳な響きさえ持たせているのが奇跡的です。

 

全体的にはかなりレベルの高い80’sメタルの総決算となっているのですが、どうしてもこの「She's Gone」のインパクトが目立ってしまったのは、このバンドの悲劇でもあったのが皮肉的です。

 

 

2020年7月30日 (木)

TALL STORIES SKYSCRAPER

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

約18年ぶりの復活となったトール・ストーリーズ、91年の隠れ名盤的味わいのある傑作であったデビュー・アルバムに続くセカンド、「スカイスクレイパー」、入荷しました。

4_000000006484

ショップはこちら

 

解散状態であった間、ヴォーカリストのスティーヴ・オウジェリーはTYKETTOに参加、その後良く知られているようにJOURNEYに迎えられましたが、喉の不調のため脱退していました。

 

古巣へ戻ったという意味もあるのでしょうか、あるいは喉が完調に戻ったのでしょうか、スティーヴ・ペリー、そしてジャーニーの影を吹っ切っているかのような伸び伸びとしたヴォーカルがまず目立ちます。

 

元々ジャーニーよりもハードなエッジを持っていたバンドの個性もよりピュア・ロック寄りのものとなり、前作では80年代マインドを残していたものの、本作では驚く程70年代回帰とも言えるクラシックなハード・ロック・サウンドとなっています。

 

スティーヴの声も時折ロバート・プラントを彷彿させる面もあり、ツェッペリン的なアプロ―チが随所に見られます。

 

けっしてブルージーなアダルト路線となっているわけでなく、フロンティアーズ・レコードに移籍した事もあり、あくまでもメロディアスな側面は残しているのは間違いありません。

 

バラード・ナンバーにおいてもジャーニーの元ヴォーカリストという形容はすでに不要、ソフトでありながらパワフルであるスティーヴの本来の強みも発揮されていると思われます。

 

最早メロディアス・ハードというよりは、王道ハード・ロック・バンドとしての大らかさ、ダイナミズムが際立っていると考えた方がいいかもしれませんが、時折大音量で聴きたくなる人懐っこさは十分にある1枚です。

 

 

2020年7月29日 (水)

TREVOR RABIN WOLF

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

オリジナルは81年作、80年代以降のイエスに参加寸前のトレヴァー・ラビンのソロ名義第3弾となったアルバム、「ウルフ」、入荷しました。

4_000000006483

ショップはこちら

 

南アフリカ出身、アイドル的人気を誇っていたラビットのリーダー的存在として活躍していましたが、イギリスへと活動の場を移してからその才能が一気に知れ渡った人です。

 

ギタリストとしてももちろん素晴らしいのですが、マルチプレイヤー、メロディ・メイカー、そしてヴォーカリストとしての非凡な才能により、本作では80年代らしいハード・ロック大会を繰り広げてくれています。

 

レコーディングはKINKS所有のロンドンのコンク・スタジオ、そのせいかアソシエイト・プロデューサーとして今ではナイトの称号を持つサー・レイ・デイヴィスの名がクレジットされています。

 

トレヴァーがほとんどの楽器を自ら担当していますが、ゲスト陣の豪華さにまず驚かされます。

 

当時同時期にMSGの「神」に参加していたモ・フォスター、現TOTO、その他数えきれないセッションのキャリアを持つサイモン・フィリップス、今は亡き伝説的大物、ジャック・ブルース、その他にもマンフレッド・マン、元FREEのラビット等々。

 

YESの「90125 ロンリー・ハート」でのギター、メロディを予感させる部分もありますが、全体的にはハード・ポップ色の濃い優良ハード・ロッカーとしての資質が全開となっています。

 

CHEAP TRICKの「SURRENDER」と「DREAM POLICE」を足したような「DO YA DO YA WANT ME」、前述のレイ・デイヴィス節を思わせるKINKS風のミドル・バラードの「PAIN」、FOREIGNERを彷彿させる「HEARD YOU CRY WOLF」、その他にもWHITESNAKEやBAD COMPANYに通じるブリティッシュ・ハード色もあり、バラエティに富んだ名曲揃いの隠れ名盤となっていると思われます。

 

 

2020年7月28日 (火)

STEVE JONES FIRE AND GASOLINE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

元SEX PISTOLSのギタリスト、スティーブ・ジョーンズの89年のアルバム、「ファイアー&ガソリン」、入荷しました。

5_000000006482

ショップはこちら

 

ソロ名義としては2作目、元々ハード・ロッカーとしてのセンスをピストルズ時代から感じていた人も多いと思いますが、前作ではその先天性の資質を全開、更に本作では解き放たれたようにメタル寄りの痛快サウンドを展開してくれています。

 

プロデュースにTHE CULTのイアン・アストベリーを迎え、カルトが「ELECTRIC」や「SONIC TEMPLE」で見せたわかりやすいHR/HMアルバムとも繋がる作風となっています。

 

ジャケットのイメージもまさにそのまま、聴かずともわかろうというメタリックな雰囲気は期待を裏切りません。

 

ゲストにはそのカルトからイアン、ビリー・ダフィー、また「WE'RE NOT SAINTS」では作詞クレジットにMOTLEY CRUEのニッキー・シックスの名前が見られます。

 

更にピストルズのカヴァーとなった「I DID U NO WRONG」では、アクセル・ローズが参加という豪華さ。

 

当然多くのミュージシャンからリスペクトされる人だと思いますが、過去のイメージを惜しげもなく脱ぎ捨て、長髪姿でキャッチーなハード・ロックを弾きまくる様はまさに豪快、豪放、ピストルズの核はやはりこの人であった事を逆に思い知らされる部分もあります。

 

かつては機材をスティーブに盗まれていたとされるデヴィッド・ボウイのカヴァー、「SUFFRAGETTE CITY」もこれ程毒気を持って聴こえた事もなかったと思われます。

 

まぁとにかく全曲がシングル・カットされていい勢いのインパクト、生粋のワル、ハード・ロッカーの本領発揮といった好盤です。

 

2020年7月27日 (月)

HEARTLAND MIND YOUR HEAD

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ハートランドの「マインド・ユア・ヘッド」、入荷しました。

4_000000006481

ショップはこちら

 

91年のデビュー以来、その変わらぬ姿勢で英国産メロディアス・ハードの砦を死守し続けてきたハートランド。

 

本作は通算10作目となった2007年作で、言ってみれば大きな区切りともなったアルバムです。

 

これまでメンバー・チェンジを繰り返してきましたが、スティーヴ・モリスとクリス・ウィーズィーの2人よるパーマネント・プロジェクトであるのは本作でも変わりません。

 

両名ともサイド・プロジェクト、ソロ活動、ゲスト参加等、実に幅広いキャリアを持っていますが、やはりこのバンドがホームであるのが良くわかる安定感を見せてくれています。

 

基本はエリック・マーティンに通じるソウルフル、哀愁感溢れるクリスのヴォーカルと、手堅い曲作りと適材適所のギター・プレイの名手、スティーヴによる良曲の追求であると思われます。

 

前作ではスウェーデンの優良メロディアス・ハード・バンド、GRAND ILLUSIONのメンバーが参加していましたが、今回はインギーやTREAT、AT VANCE等のヴォーカリストとして活躍してきたマッツ・レヴィンとDOGFACEなるバンドを組んでいたスウェーデンのギタリスト、マーティン・クロンルンドをエンジニアを迎えています。

 

更に彼の紹介で、やはりスウェーデン人のドラマー、フレドリック・オスカーソンがドラマーとして迎えられています。

 

ミキシングもスウェーデンとなったそうですが、サウンドはあくまで英国の香りを残しています。

 

翳りのある歌メロと70年代ハード・ロックのエッジを感じさせるギターによる、大メロディック大会とでも言えそうなサウンドは、まさにハートランドがこれまでブレずに作り続けてきた音そのものでしょう。

 

大きく弾けるよりも、静かに盛り上がる地味目のメロディアス・ハード。

 

彼等が大成しないのはそんな控え目な印象が強いのかもしれませんが、味わい深さはこれまで通り、実に愛すべきバンドだと思います。

 

 

2020年7月26日 (日)

MAKE-UP HOWLING WILL

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

84年、ジャパメタ黎明期にデビューを果たしたメイクアップのファースト、「ハウリング・ウィル」、入荷しました。

 

ショップはこちら

1_000000006480

 

 

ソウルフル、パワフルなヴォーカルを誇る山田信夫、洗練されたアメリカン・スタイルのキーボーディスト、河野陽吾、楽曲のほとんどを手掛けるメロディ・メイカーでありギタリストの松澤浩明を中心に結成されています。

 

LOUDNESSの樋口宗孝のプロデュースという事もあり話題になりましたが、その唯一無比とも言える音楽性は異彩を放っていました。

 

樋口宗孝の高校の後輩であり、高崎晃とは同級生となる松澤氏は、残念ながら樋口宗孝の他界後に後を追うようにして急逝しています。
(バンド名はLOUDNESSから譲り受けたとの話もあるようです)

 

圧倒的な説得力を持つ男臭いヴォーカルと、メロディアス・ハード、ハード・ポップ感を重視したインターナショナルなメロディ・センスの組合せは当時の日本のシーンでは皆無であったはずです。

 

アメリカナイズというよりは欧州的な翳りのあるメロディが特徴的で、日本語とも相性の良い曲作りが巧みであったと思われます。

 

今聴いても海外のHR/HMシーンでも見劣りはしなかったのではと思える程、その完成度は高かったのではないでしょうか。

 

個人的にはアメリカ勢のポップ・メタルというよりは、NWOBHM以降のUFOやSCORPIONSのサウンドと同系の匂いがすると思えます。

 

この傑作こそがこのバンドのピークとなってしまったのも、ある意味仕方のない事なのかもしれません。

 

 

 

2020年7月25日 (土)

ENUFF Z'NUFF CLOWNS LOUNGE

全国のロック・ファンのみなさん、こんにちは。メタル、プログレ、ハード・ロック、クラシック・ロック専門中古CDオンライン・ショップ、Ken's Attic ケンズ・アティックです。

 

ジェイク・E・リーがゲスト参加した2009年のアルバム、「DISSONANCE」以来すでに解散状態と思われていたイナフ・ズナフが2016年に突如としてリリースしたアルバム、「クラウンズ・ラウンジ」、入荷しました。

1_000000006157

ショップはこちら

 

7年ぶりの新作かと思われましたが、80年代後半のアウトテイク曲を中心としたコンピレーションです。

 

熱心なファンはすでにヴォーカリストのドニー・ヴィ―の脱退を知っているわけで、チップ・ズナフとの黄金コンピ、言わばレノン&マッカートニー的なメロディ・メイカー・タッグの解消はこのバンドにとって大きな損失である事をずっと根に持っていると思われます。

 

皮肉な事に89年作の大名盤であるデビュー作リリース前に作られていた曲の寄せ集めとなった本作を目の前にすると、ドニーの不在によりイナフ・ズナフがもうあのキラキラして甘酸っぱいバンドに戻れない事を痛感せざるを得ないのです。
(それだけ彼等は根強くマニアックな人気を誇るバンドであるという事の現れです)

 

唯一の新曲の「DOG ON A BONE」は確かにBEATLES、CHEAP TRICKの流れを持つ好ハード・ロック・ナンバーとなっていますが、ドニーが風邪気味の様に聴こえてしまうチップのヴォーカルに違和感を持つ人も少なくないでしょう。

 

「THE DEVIL OF SHAKESPEARE」はドニー不在の2000年代にレコ―ディングされたらしいナンバーで、ヴォーカルにはWARRANTの故、ジェイニー・レイン、ギターにはSTYXのジェイムズ・ヤングが参加しています。

 

やはり特筆すべきは未発表曲のレベルの高さで、これらの曲が一体何故アウトテイクとなったのか不思議でなりません。

 

彼等はこれまで「1985」、「PEACH FUZZ」と、同種の未発表曲集をリリースしていますが、常に良質な在庫を抱え続けてきた職人的な仕事ぶりに驚かされてきました。

 

本作でもシングルとしても十分通用しそうなナンバーを幾つも見つけられ、デビュー時の衝撃的なメロディのウキウキ度が満載となっています。

 

以前から漂わせていたエルヴィス・コステロ臭がプンプンする「RADIO」、80年代メタル的アプローチとカラフルなポップ・センスが合体した「RUNAWAY」、「BACKSTREET KIDZ」等、これまでのファンにとっては必聴ものとなっています。

 

現在彼等はチップを中心に活動中ですが、チップ&ドニーの復活を願わずにはいられない充実度を持っているアルバムです。

 

 

«FOREIGNER CAN'T SLOW DOWN